Professional Documents
Culture Documents
バクスターインフューザーポンプ
バクスターインフューザーポンプ
17改訂5版
バクスターインフューザーポンプ使用方法 (外来・在宅における疼痛管理編)
バクスター株式会社
浚:この貫料は、多くのご便用施設での便用経吸上のご彦見を参考にして匈 人的に使用参考資料として編集しておりますので、添付文書に璽記されてい ない内容も含まれています。よりてお問い合わせは、右記の担曹者までお願 いします。
﹃ I I ! ﹄ !
二△じ …… …
●パクスターインフューザーポンプは、電動ポンプと比較して以 下のメリットがあります。 ・軽量で携帯性に優れている ・本体が50gから70g程度で電動ポンプより軽量で携帯しやすい ・専用ポーチや附属のメッシュヶ−スで携帯可能 ・電動ポンプに迫る安定した流速で注入可能 ・注入速度がほぼ一定(規定温度下かっ規定量以上充填の場合) ・医療従事者にとって操作・取り扱いが比較的簡単 ・プログラミング不要、誤作動アラーム等の電気的トラブルの心配がない ・患者様使用中の落下や水濡れに強い信頼性を持つ ・電動ポンプのような管理・メンテナンスが不要なクローズドシステムを裸用 ・世界中で20年の歴史があり、最も臨床例が多い 注意:以上のプラス面の裏面として、流速の安定性を高める為の工央が電動ポンプより求 められますので、その点をご説明して参ります。
.-4
●疼痛管理を行う際にバクスターインフューザーポンプを使 用する利点は以下の点があります。
・注射薬持続注入による確実な効果発現 ・経口・貼付剤・座薬等と比較し、最も早く確実
・塩酸モルヒネ注射液使用に適した構造 ・故意に取り出せなく、流速変更不可の仕様のため、在宅使用に適している
●皮下注針との接続例(流速固定型0.5m!/hrタイプ+翼状針)
●皮下注針接続時のPCA付インフューザーポンプの構造図
薬液充填口
外筒 患者に投与
薬液リサーバー
2mLPCM
‰ごた
フィルター
目 `゛ 』 持続注入i 鮒≒ −
流量制御管
耳)=・・
レ投与チューブ
●埋め込み型カテーテル(ポート)とヒユーバー針(直角針)を経由 する形でモルヒネ等を投与する場合もあります。(CV経由)
旦 J_、。
○
じ
O
クランブ
″ し 。 W
寸IUgWト11-・l
前腕部穿刺例
前胸部穿刺例
●総注入量に不足する量を生食等の希釈液量で調整します。
モルヒネ処方量1日投与モルヒネ量×投与日数
投与日数分の総注入量分をポンプに充填する。
・ご注意: ・ポンプ規定条件の5%ブドウ糖の代わりに生理食塩液で希釈した場合は、粘性が10%下がるため、 流速が約10%速くなり、予定より早く終わります。よって希釈液量を増やして調整して下さい。
栃∩ズニゾ臣と] 1日投与モルヒネ 投与日数 充填モルヒネ量
[言⊃づド ̄ト回目
充填する
「煙涸 投与日数分の総 _
1。5mL
+
(BB15デット' 木゛リューム)
プ∩
酒∩言言上厩円 1日投与モルヒネ 投与日数 充填モルヒネ量
團一
2。5mL
+
(7日タイフTツ ト'ボリューム)
[讐コ = 希釈液量
ImLx2=2mL
●ポンプ本体の構造(筒型)→少量充填用
容量指示線
翼状ルアーキヤツプ
︷ 。 y
聯
薬液か貯留される と同時に風船の縮 む力か働いて チュープ側に流出 する
異物除去フィルター を経由して投与 チューブ末端は雄ルアーコネクタであるため、皮下注針、輸液ライン側管(三方活栓経由)、 留置針、CV留置カテー予ル等に接観可能
・りーへ
/j? Jでヽ、
゛χ
卜卜
●ポンプ本体の構造(哺乳瓶型/LV・SV型)→大容量充填用
yO ヽ,. χ,゛4,
’ へ
ゝ.
^ " " ノ
異物除去フィルターを
翼状ルアーキャップ
薬液か貯留される と同時に風船の縮 む力か働いて チュープ側に流出 する
経由して投与
棒について いる凸凹
(注入終了時リサーバー の表面に現れることで終 了の目安になります)
●流速の安定性についてのバクスター製ポンプの特長 →理想ま性包必見:Kニ流速の安定期間が長い。
流速/時
24時間タイプ(2mM!ら24時間)の例(複式図)
2mLyhr
imL/hr
O時
12時
24時 経過時間
薬液の粘性
5%ブドウ糖注射液が基準なので、生食使用時⇒10%早くなります、
温度
・注入量 最初の充廼量が規定量の80%以下→5%以上早くなります。(別表をご参照ください。)
t ^
大腿部 −
●翼状針の固定法→ループをつくっておけば皮膚から抜けにく<、 かつ流量制御管も体内に密着しやすい。
絆創膏 翼状針
オプサイト
●携帯型ポンプヘの必要充填量の目安について
−規定充埴量の61∼80%充填時、流速が5%以上速まる可能性があります。60%以下は10%以上の可能性があります。
芦品多
パクスターインフューザーaB30・LV4(LV≪B4×4) バクスターイりOl―*f■― パクスターインフューザーsvi パクスターインフユーザーSVl パクスターィンフューザーSV4 バクスターインフューザーLV1.5 バクスターインフューザーLV! パクスターインフ4−ザーu\ra L\BB SIC 4
落雷霖
,雙 4j 5j
22
濁声注入時`間I
最大充填員`
『忿貴
最大丿日 最大2日
3卯
130
288 240
4日 2日 1臼 7日 5日 2日 1日 1日 12時間 2日 5S 7日
最大5日 最大5日 最大2日
り 1.S
1,0b
300
202以下 192以下 192以下 192以7 a8以下 4a以T 77以下 4e以下 67以下 a8以T a8以7 Oy以下 77以下
パクスターインフユーザーLVIO
パクスターインフューザー24時間タイプ バクスターインフューザー5ml/hrSイプ パクスターインフューザー2日タイヅ パクスターインフユーザーマルチデイタイプ バクスターインフューザー7日タイプ パクスターインフューザーB9如
105
バクスターcノフューザーB8lb
バクスターィンフューザーBB11>・Iml/h汐ィプ パクスターインフューザーマルチレートsvr^j バクスターインフユーザーマルチレートLV2J.5 バクスターインフューザーマルチレートLvu.e
3!-M時間
≪-l20時間
■10-110時間
130
300
13 AA iS 暗○ 加0 50
10a
心ターメィト50
インターメイト10り ィンターメィト200
10S
インターメイトV/iO
ィンターメィトじ.VI00 心ターメイトしWSD
275
227
250
1時間
●PCA使用時のライン注意ポイント(下図はLVBBタイプの例)
・PCAのボタンが勝手に押されたままになるような障害物が近くにありませんか? ・接続箇所が間違っていたり緩んでいませんか?チューブが絡んでいませんか?
l'(
\-^iクン押した時のi^y
常に藁液が投与される
自流
Q
P(
患者側接続部分は 緩んでない?
・●
■卜
●PCA使用時の要注意ポイント→PCMの過量投与防止確認
使用前にPCMから出荷時挿入部品を必ず取り外して下さい。 注)白色の出荷時挿入部品(シッピングインサート)が残ったままで投与を開始すると、 ボタンが押された状態のままの為、過量投与になる恐れがあります。
開封直後の状態 ⇒使用直前の状態
●その他:在宅使用における、その他のご注意点について
・専用袋等にて縦型で携帯する。特に哺乳瓶型(LV/SVタイプ)は縦置きを推奨しています。
・就寝時は邪魔にならないよう枕元等に置き、耐キンク性チューブが万一鋭角に折れ曲がった場 合はバルーンリサーバーの残液量の変化を確認する。(流出トラブル予防の為)
1 ″ j
充填時にエアがバルーンリサーバーに混入しますが、少量であれば、バルーンリザーバー外に 自然に排出されます。大量のエアが混入した場合は、メーカーMRに問い合わせを御願いします。
・痛みがとれない場合は、バルーンリサーバーの残液量の変化を確認する。 l可能であれば定期的に重さを確認する。家庭用ぱねばかりなども活用できます。
10
″-.S;;IM.゛、t・.S言3JI
投与薬剤の限定有
J・〃・4・V一二・1゛4r・
持続注入+PCA (バクスターインフューザーBB*PCM)
J
感性疼痛管理
塩酸ブプレノルフィン
≒1≧)
持続注入 (バクスターインフューザー)
癌化学療法 5-FU
C函聶i4
l`.・Q゛ぷ;
●インフューザーポンプ使用手順(ポートヘの穿刺時の例)
----● ○ \ ス よ − l jj i ︲ j・ ︲j I i・ ︲ I
ゝxゝ
1 1 1 J
x `\ 、
④インフューザーポンプを接続(コネクターにクローズドシステム使用推奨) ⑤針を皮膚に固定後、専用の袋にインフューザー本体を入れ、装着
11
●参考:以下のようなポンプ関連商品もありますので、大容量 充填時等は是非ご用命下さい。
専用充填セット
アナペインバッグ等から、連続充填が簡単に なります。(有償品)
J
専用ぱねはかり(無償品)
残液量計測が簡単になります。
(参考)バクスターはどんな会社か、少しご説明致します。
喝
12