Download as doc, pdf, or txt
Download as doc, pdf, or txt
You are on page 1of 174

スラング章立て

CHAPTER1 生活雑貨あれこれ
リード
 映画やドラマを見ていてもよく出てくるのが生活 雑貨を表すスラング。ネイ
ティブは身の回りのものをいろんな言い方で表現します。知らないと楽しい会
話についていけないので、よく話題にのぼるものを覚えてしまいましょう!

@日用雑貨
●Bz フリスビー Not used in Britain
ビーズ
<普通に言うと> Frisbee
遊び道具の「フリスビー」のこと。Frisbee を短縮した呼称です。

A: What shall we do this afternoon?


B: Let's take the B to the park.
A: Sounds fun.

A:今日はなにをしようか?
B:フリスビーでも持って公園行くか。
A:いいねぇ。

●grit たばこ  Not used in Britain


グリット
<普通に言うと>cigarette
「砂」「小石」という意味ですが、スラングでは「たばこ」のこと。
I need a grit.「タバコ吸いたいな」なんて使い方をします。

A: Can I get a grit from you? I left mine at home.


B: Sorry. I quit smoking.
A:たばこもらえる?家に置いてきちゃったんだ。
B:悪い ね。たばこはやめたんだよ。

●juice ステロイド Not used in Britain


ジュース
<普通に言うと> steroid、profit
果汁のことではなく、しばしばステロイド系ホルモン剤の総称として使われて
いる語です。また、「利益」、「オイシイ部分」という意味もあります。

A: My muscles aren’t getting any bigger. Maybe I should take some


juice.
B: I wouldn't do that. It's bad for your health.
A: I don't care. I just want big muscles.

A:どうもでかくなれないんだ。ステロイドでもやろうかな。
B:やめとけって。体に悪いぞ。
A:かまうもんか。でっかくなれればいいんだ。

●snail mail 郵便 Used in Britain


スネイル メイル
<普通に言うと> regular postal service
snail は「かたつむり」のこと。かたつむりのように遅いメール、つまり通常
の郵便のこと。E メールが普及してから、その速さと比較されて使われるよう
になったスラングです。

A: I haven't received that letter yet. When did you send it?
B: I sent it yesterday by snail mail.
A: Snail mail? I wanted you to send it by e-mail.

A:まだ例の手紙受け取ってないんだけど、いつ送ったの?
B:昨日郵送したよ。
A:郵送?メールしてほしかったのに。
@食べ物、飲み物

●chow 食う、食い物 Used in Britain


チャウ
<普通に言うと> eat
「食べる」という意味。また食事、食べ物一般を指します。 chowtime で「食
事時間」となります。また cheaper harvest of weed(若いうちに刈り取っ
た麻薬)の略として使われることも。

A: I'm starving.
B: There's a hamburger shop. What do you think?
A: Let's chow.

A:はらぺこだ。
B:ハンバーガーの店があるぜ。どうする?
A:そこで食おう。

●rabbit food Used in Britain


ラビットフード
<普通に言うと> vegetables
うさぎの食べ物、つまり野菜類のこと。“健康オタク(health nuts)、ヴェジタ
リアン(vegetarians )が食べるもの “というようなちょっと見下したニュア
ンスがあります。

A: What do you have in your refrigerator?


B: Just rabbit food like lettuce and celery.
A: I need some meat! Let's eat out.

A:冷 蔵庫になにがある?
B:レタスとかセロリとか、野菜だけ。
A:肉が食べたい!食べに行こうよ。

●Adam’s ale 水 Not used in Britain


エダムズエール
<普通に言うと> 
Adam は聖書で神が創造した最初の人間とされているアダムのこと。 ale は通
常より色が濃く、苦味が強いビールのことですが、Adam’s ale とは水のこと
です。adam’s ale is the best brew.水が一番の飲み物。という禁酒を促すこ
とわざがあります。

A: Let's start with a round of beers.


B: Not me. I'll just have some Adam's ale.
A: When did you stop drinking?

A:まずは全員ビールからいこうか。
B:僕は水でいいよ。
A:いつ禁酒し始めたんだい?

●yammin 食う Not used in Britain


ヤミン
<普通に言うと> to eat something
yam は「おいしい」という意味。yammin はなにか物を食べるということ。
yum yum で「うまい、うまい」という意味でよく使われます。

A: What are you yammin?


B: These are frog legs.
A: Frog legs?! Are they any good?

A:なに食べてるの?
B:蛙の足さ。
A:蛙の足?!それっておいしいの?
@麻薬
dope 麻薬 Used in Britain
ドウプ
<普通に言うと> drugs
麻薬のこと。また麻薬常用者・中毒者を指すこともあります。on dope で「麻
薬を やる」。また「ばか」という意味でも使われています。 Don’t be a
dope!(バカなことはやめて)

A: What are those guys doing?


B: They're probably selling dope. Stay away from them.

A:あいつらなにしてんだ?
B:ドラッグを売ってるんだろう。近づくなよ。

●pot マリワナ Used in British


パット
<普通に言うと> marijuana
ドラッグ、特にマリワナのこと。マリワナを指すスラングはこの他に、 hay,
green, Mary Jane, leaf, nugget, hash hay, dope, dak, ganja, grass,
reefer, draw, tree, weed, tea などなど、とにかくたくさんあります。

A: Where can I get some pot?


B: I don't know. I don't smoke it.
A: Sorry, you looked like the type that would.

A:マリワナはどこで手に入るんだ?
B:知らないよ。俺はやらないし。
A:悪いな、おまえそっち系に見えたんで、つい。
@酒類
●booze 酒 Used in Britain
ブーズ
<普通に言うと> liquor
お酒、特に安ものを指すスラング。booze は中世時代の British English の
bousen(ぐでんぐでんに酔う)という語に起源があるとされています。イギ
リスで booze といえばビールのみを指しましたが、19 世紀中頃のアメリカで
Booze という人が蒸留酒を販売していたことから、hard liquor(強い酒)も
含むようになったようです。boozer で「大酒飲み」。

A: Don't you have any booze in the house?


B: Sorry, I don't drink.

A:家に酒はないの?
B:悪いけど、私、飲まないの。

●antifreeze 酒 Not used in Britain


エンティフリーズ
<普通に言うと> liquor
antifreeze とは車に使われている不凍液のこと。そこから転じて体を温める
「酒」を意味するようになりました。He’s antifreezed.なら(へべれけに酔
っている)という意味になります。また麻薬(ヘロイン)を意味することもあ
ります。

A: I really need some antifreeze in me on cold days like this.


B: I know what you mean. I think I have some Jack Daniels.

A:こんな寒い日は酒でも飲まなきゃやってらんないよ。
B:そうだな。確かジャック・ダニエルがあったはずだ。
●moonshine 自分で蒸留した酒(密造酒) Not used in Britain
ムーンシャイン
<普通に言うと> homemade liquor
「密造酒」という意味のスラングです。夜間人に見られないよう、山中で月明
かりを頼りに蒸留作業をするところから。禁酒時代、南部で盛んに作られてい
ましたが、厳しい取り締まりにもかかわらず現在でも密造を続ける人がいます。

A: What's all this equipment for?


B: I'm making moonshine. Want some?
A: No thanks. I don't need a drink that bad.

A:この装置はなんだい?
B:自分で酒を蒸留してるんだ。1 杯どうだい?
A:いや遠慮しておくよ。それほど飲みたいわけじゃない。

●grapes of wrath ぶどう酒 Not used in Britain


グレイプス オブ ラス
<普通に言うと> wine
カリフォルニアの果樹園を舞台にした、有名な小説(怒りの葡萄)のタイトル
から生まれたスラングで、「葡萄酒」「ワイン」のこと。特に悪酔いしやすい
「安いワイン」を指します。

A: I'm going to the liquor store. Need anything?


B: Can you get me some grapes of wrath.
A: Okay. They have some for only three dollars a bottle.

A:酒屋に行くんだけど、なんかいる?
B:安いワインでも買ってきてよ。
A:わかった。1 本たったの 3 ドルってのがある。
●yak コニャック Not used in Britain
ヤク
<普通に言うと> cognac
上質なブランデー、つまりコニャックを指します。 cognac を短縮させて言い
方です。

A: Do you have anything to drink?


B: How about a yak?
A: Sounds good.

A:なんか飲むものある?
B:コニャックは?
A:いいね。

@ファッション、流行
●chick flick 女性ウケ映画 Not used in Britain
チック フリック
<普通に言うと> movies for women
chick とは「若い女性」、flick とは「映画」のこと。ロマンス、ドラマ、コメ
ディを含む、若い女性にウケる映画を指します。この類の映画はわかりきった
筋書きなのに、女性の心理をうまく突き、現実には有り得ないエンディングで
締めくくられている場合が殆どなので、皮肉を込めてこう呼びます。

A: "Pretty Woman" is on tonight. Let's watch it together.


B: I think I’ll give it a miss. I’m not into chick flicks.

A:今夜テレビで「プリティ・ウーマン」やるわ。一緒に観ましょうよ。
B:遠慮しとくよ。いかにも女が好きそうな映画には興味ないよ。

●cheesy 安っぽい Used in Britain
チーズィ
<普通に言うと> cheap、corny
もとは「安っぽい、下品な」、などという意味で「ちゃっちい」といったニュ
アンスで使われます。最近では感傷的(sentimental)あるいは別項で取り上
げているダサい、古臭い (corny)という意味で使う人も増えてきました。

A: That is a really cheesy looking necktie.


B: Actually, I like it. Orange is my favorite color.

A:そのネクタイ、すっごく安っぽく見えるわ。
B:でも、僕は気に入ってるんだ。オレンジは好きな色なんだよ。

●bling (-bling) ピカピカ、キラキラ、ヒカリモン Not used in Britain


ブリン ブリン
<普通に言うと> flashy、sparkling、flashy jewelry
宝石などが輝く 様子を音で表現したもの。日本語のキラキラ、ピカピカといっ
たニュアンス。また派手な装飾品は bling をつなげ、bling bling と呼んでいま
す。もともとはジャマイカのスラングで、アメリカの黒人ラッパーが持ち込み
流行らせたといわれています。

A: I don't like Linda's fashion. She's so bling-bling.


B: I know. She wears too much jewery.

A:リンダのファッションってイケてない。もうギンギラって感じ。
B:そうね。ちょっとヒカリモン、多すぎるよね。

●dressed to kill 派手な服装をする. Used in Britain


ドレッストゥキル
<普通に言うと> dressed to make a big impact or great impression
「殺すために着飾る」と直訳するとちょっと物騒ですが、「派手な服装をす
る」という意味のスラングです。異性の気を引くために、わざとセクシーな服
装をするといった感じです。
A: Which one is your girlfriend?
B: The one in the black dress.
A: Wow! She's dressed to kill.

A:どれが君のカノジョ?
B:黒い ドレスを着てるのがそうだよ。
A:おっ、ハデだね〜。

●catch a flick 映画を観る Used in Britain


キャッチァ フリック
<普通に言うと> watch a movie
flick は映画のこと。catch a flick で「映画を 観 る」という意味のスラングで
す。
cathch で表現するところがいかにもネイティブっぽくてかっこいいですね。

A: I'm bored. What shall we do?


B: Let's catch a flick.
A: Sounds good.

A:退屈だ 〜。なんかすることない?
B:映画に行こうよ。
A:いいわね。

●fake bake 偽の日焼け Not used in Britain


<普通に言うと> artificial tan
bake はもともと「オーブンなどで焼く」という意味です。fake は「偽の」と
いう意味なので、日焼けサロンで焼いたり、オイルを塗って、日焼けしたよう
に見せることをこのように言います。

A: Oh, I love your tan. It looks so nice.


B: Actually, it's fake bake. It's a lotion that you can rub on.
A: Well, it sounds safer than a tan.

A:いい色に焼けてるねぇ。いい感じじゃん。
B:実はインチキなんだ。塗るだけでいいローションなんだよ。
A:日焼けより安全なんじゃない?

●has-been 過去のスター Used in Britain


ハズベ-ン
<普通に言うと> a performer who is long past being popular
昔は人気があったものの、今は売れなくなり過去の人となったタレント、歌手 、
俳優のこと。侮辱する度合いがかなり強い語です。

A: Are you going to the Peter Frampton concert?


B: Peter Frampton? He's a has-been.
A: No, he's not. He's still cool.

A:ピーター・フランプトンのコンサートに行くの?
B:ピーター・フランプトン?もう落ち目だろ。
A:そんなことはないよ。彼はまだイケてるよ。

●rave 大パーティ Used in Britain


レイヴ
<普通に言うと> all night party
ティーンや 20 代の若者中心の延々と続けられる巨大なパーティのこと。夕方
から朝まで飲んで踊って大騒ぎというだけでなく、しばしば麻薬やセックスが
からんできます。

A: Where're you going?


B: To a rave. Do you want to come?
A: No, I'm not a party animal like you.
A:どこ行くんだい?
B:でっかいパーティがあるんだよ。一緒に行く?
A:いや。僕は君のようなパーティ狂じゃないんでね。

●washed up 廃れた Used in Britain


ウォッシュタップ
<普通に言うと> obsolete/useless
wash up は「何度も洗ってきれいにする」という意味ですが、スラングでは一
時は流行っていたが、今は時代遅れで廃れている、古臭い、ダサいという意味
になります。別項で取り上げている lame と同じニュアンスですが、lame が
人・物どちらにも使えるのに対し、washed up は主に人に対して使います。

A: George's sales have dropped in half from last year.


B: I guess he's washed up.
A: But he's still just 50-years old.

A:ジョージの販売成績は去年の半分に減ってる。 
B:老いぼれてきたからな。
A:でもまだ彼、50 だよ。

●threads 服/雑貨 Used in Britain


スレッド
<普通に言うと> clothes
thread は織糸のことですが、スラングでは「服」のこと。またイケてる男性
について話している場合は、そのイケメンがはいている水着を指すこともあり
ます。

A: I need to get some new threads.


B: Let me help you pick out some clothes.

A:新しい服を買わないと。
B:私が選ぶの手伝ってあげる。
@場所

boonies 田舎  Used in Britain
ブーニーズ
<普通に言うと> countryside
都会から離れたところにある、「田 舎」、「ひなびた場所」という意味のスラ
ングです。「ど田舎」といったニュアンスです。

A: Where do you live in Nevada?


B: It's a little town with only 20 people.
A: Wow, you really do live in the boonies.

A:ネバダのどこに住んでるの?
B:人口わずか 20 人の小さな町さ。
A:へぇ、そりゃすごい田舎だ

●crapper 便所 Used in Britain


クラッパァ
<普通に言うと> restroom
crap は「がらくた」「糞」という意味。crapper は「便所」、また「便所に
行く」を意味する少々品のないスラングです。

A: Where's the crapper?


B: It's in the bushes. This is the wilderness.

A:この辺に便所はあるかな?
B:草むらの中ですればいいじゃん。どうせ山ん中だし。
●elbow room スペース Used in britain
エルボールーム
<普通に言うと> space to maneuver/move
「肘のための部屋・空間」という直訳になりますが、肘だけの空間のことでは
なく、動き回れる空間、自由なスペースのこと。ちょっと体を動かしただけで 、
肘をどこかにぶつけてしまうような狭い場所では、仕事が思うようにはかどり
ませんよね。

A: Could you move your books off the desk?


B: Why?
A: I need more elbow room to use the computer.

A:本を机からどかしてくれる?
B:どうして?
A:パソコンするからスペースがほしいんだよ。

●kidney-buster でこぼこ道  Not used in Britain


キドゥニーバスター
<普通に言うと> a rough road
kidney は「腎臓」、bust は「破る」という意味。腎臓が破れそうになる、と
うのは少々おおげさかもしれませんが、そのくらい体が激しく揺さぶられる荒
れた道のこと。乗り心地の悪い車を指すときもあります。

A: Let's take this short cut.


B: That road is a real kidney-buster.
A: Okay, let's go the long way.

A:近道しよう。
B:そっちはひどいでこぼこ道よ。
A:わかった。それじゃ遠回りしよう。

●Uncle Sam アメリカ政府   Not used in Britain


アンクルサァム
<普通に言うと> US Government
略すと US となることから、「アメリカ」、「アメリカ政府」、「アメリカの
軍隊」を表すスラングです。背は高く、白 髪。白いあごひげ、赤、白、青の服 、
高帽がトレードマークで、こちらを指差しているというのが典型的なアンク
ル・サム。

A: What are you going to do with the money?


B: I have to pay Uncle Sam.
A: Yeah, taxes sure seem high.

A:このお金どうするの?
B:政府行きだよ。
A:そっか。税金高いよね。

@お金に関するスラング

●cake お金  Not used in Britain


ケイク
<普通に言うと> money
ケーキ、おいしいもの、甘いものという意味ですが、スラングではお金のこと 。
お金も確かに“甘いもの”ですよね。

A: Why don't you ask George for a loan?


B: Why? Is he rich?
A: Yeah, he's rolling in cake.

A:ジョージに金を貸してくれるよう頼んだらどうだい?
B:なんで?あいつ金持ちなの?
A:ああ、うなるほど金をもってるよ。
●dough   お金  Used in Britain
ダウ
<普通に言うと> money
dough で「お金」を表します。もともと dough はパン生地を意味します。他
にお金を表す単語として、bucks, chedder などがあります。

A: Let's get a taxi. It's too far to walk.


B: Do you have any dough? I'm totally broke.

A:タクシーに乗ってこうぜ。歩くには遠すぎるよ。
B:お金、持ってる? 俺は文無しなんだ。

●ends お金  Not used in Britain


エンズ
<普通に言うと> money
お金のこと。make ends meet や make both ends meet(借金などせず、
身分相応に生活する)などというイディオムがありますが、ここでの ends も
お金のことです。 イギリスでも make both ends meet という表現はよく使
う。

A: Let's go to a movie.
B: I'm out of ends.
A: Don't worry. I'll pay.

A:映画に行こうよ。
B:金欠なの。
A:大丈夫。私が払うから。

●make a quick buck 働いて急いで金を作る Used in Britain


メイカ クイックバク
<普通に言うと> go to work and make some money in a hurry
quick と buck をつなげた造語です。quick はすぐに、buck はドルのこと。つ
まり「もたもたしないで、とっとと働きに出て金を稼ぐ」という意味です。

A: I bought these CDs for a dollar each, but can sell them for at least
three.
B: That’s an easy way to make a quick buck.

A:この CD、ぜんぶ1ドルで買ったんだけど、少なくとも3ドルで売れるよ。
B:そうすれば簡単に稼げるね。

●moola 銭 Not used in Britain


ムーラ
<普通に言うと> money
「 お 金 」 のこ と。 また 「 高 価 な もの 」と いう 意味 にな るこ とも あり ます
moolah と表記することもあります。

A: Why don't you just get a new car?


B: I don't have the moola.
A: I can give you a loan if you like.

A:新しい車買ったら?
B:銭な しなんだよ。
A:必要なら、僕が貸してあげてもいいよ。

●shell out 大金をしぶしぶ払う Used in Britain


シェラウト
<普通に言うと> unwillingly pay a large amount of money
「お金を払う、手渡す」という意味のスラングですが、思ったよりも高い金額
だったのでしぶしぶ払う、大金なのでいやいや払うとい不満のニュアンスが含
まれます。
A: You went to a ballpark with your four kids last night, didn’t you?
B: B: Yeah. I had to shell out 20 dollars for hotdogs ….etc.
A: Ouch.

A:昨日 4 人の子供たちと野球観戦に行ったんでしょ?
B:ああ。ホットドッグとか買ったりして20ドルも散財するはめになったよ。
A:お気の毒。

●backhander わいろ Used in Britain


バックヘンダァ
<普通に言うと> a bribe
手の甲の側で頭などをぴしゃりと叩くという意味ですが、スラングでは「賄
賂」のこと。やましく後ろ手でささっと渡すところからイメージされたのでし
ょう。「心付け」「チップ」という意味でも使われます。

A: It looks like the restaurants full. We should have made reservations.


B: Maybe we could slip the receptionist a backhander.
A: Okay, I'll try that.

A:このレストラン、満席みたいね。予約しておけば良かったわ。
B: ちょっと握らせればなんとかなるかな。
A:そうね、そうしてみるわ。

@電化製品、家具、家電

●ghetto blaster 持ち運びできるスピーカー付きのラジオ、カセット、CD
プレイヤー Used in britain
ゲドォブラスタァ
<普通に言うと> a large portable radio/cd player
持ち運び可能なスピーカー付きのミュージックプレイヤーを指します。特にそ
れらを大音量で鳴らすこと。ghetto(スラム街)のストリートでよく見られる
光景です。

A: Let's go to the beach.


B: Okay. How about music?
A: I'll bring my ghetto blaster.

A:ビーチに行きましょうよ。
B:ええ。音楽はどうする?
A:ラジカセ持ってくるわ。

●idiot box テレビ Not used in Britain


イディオット ボックス
<普通に言うと> a television
idiot とは「大バカ」の意味。さて長時間観ていると、頭がバカになる箱とは何
でしょうか。答はテレビ。a boob tube と呼ぶこともあります。
I just watched the idiot box.(テレビを観ただけ)→ I just watched TV.

A: What did you do on the weekend?


B: Nothing. I just watched the idiot box.
A: Sounds boring.

A:週末はなにしたの?
B:別になにも。テレビを 観ただけだよ。
A:つまんなそ〜。
CHAPTER2 コミュニケーション
 ネイティブとの会話を弾ませてくれるスラングがたくさんあります。これら
を知っておくと、コミュニケーションもずっとスムーズにはかれるようになり
ますよ。テンポよく会話を弾ませるような、おしゃれなスラングをたくさん覚
えて、ネイティブとの会話を楽しみましょう。

@あいづち

●aah-ite わかった(了解した) Not used in Britain


アィ-ト
<普通に言うと> All right.
頼まれごとを承諾した時の返答である All right.を発音通りに綴ったものです。
Okay、了解したという意味。南部の労働者層の間でよく使われていますが、
全米のストリート・シーンでも使われています。日本語だと「わぁったよ(わ
かったよ)」というニュアンスです。

A: Could you give me a ride home?


B: Aah-ite. I'm going your way, so it's no trouble.

A:家まで車で送ってくれない?
B:いいよ。どうせそっちの方角だから、お安いご用だ。

●Duh! いうまでもない Used in Britain


ダアーッ
<普通に言うと> It’s obvious.
言わなくてもわかることを言った相手に対して発するひとこと。「そんなこと
当然じゃないか。何言ってんだ」というニュアンス。もともとは相手を侮辱す
る表現でしたが、次第にこういう意味で使われるようになりました。

A: You look tired. There're bags under your eyes.


B: Duh! I've been working for two days straight.
A: Sorry.

A:疲れてるみたいだね。眼の下にくまができてるよ。
B:あったりまえよ。2 日ぶっ通しで働いてるんだから。
A:ごめん。

@返事/ちょっとしたかけるひとこと

●dealy あれ(それ) Not used in Britain


ディーリィ
<普通に言うと> thing
呼び名がわからないもの、呼び名をど忘れしてしまったときに、「あれ」、
「それ」という意味で使っているスラングです。アメリカのある人気アニメの
中で使われ、スラングとして一般に広まりました。

A: Check out this dealy.


B: What is it?
A: It's a scanner for reading business cards.

A:これ、見てみろよ。
B:なにそれ?
A:名詞を読み取るスキャナーさ。

●good to go 支度は整っています Not used in Britain


グットゥゴウ
<普通に言うと> ready.
「準備はできていますよ」という意味。若者は G to G と短縮して使うことも
あります。
A: The meeting starts in five minutes. Is everything ready?
B: Don't worry. We're good to go.

A:ミーティングはあと 5 分で始まる。準備はいいか?
B:大丈夫です。支度は整っています

●no sweat 大丈夫さ   Used in britain


ノースェット
<普通に言うと> No problem.
「大丈夫」「心配いりません」「問題ありません」という意味のスラング。通
常小さな問題や頼みごとに対して快く応じるときに使います。

A: Do you think you can finish this report by Monday?


B: No sweat. I'll have it ready first thing on Monday.
A: That'll be a big help.

A:このレポート月曜までに書ける?
B:大丈夫。月曜の朝イチに仕上げとくよ。
A:それだとすごく助かるわ。

●to sit on the fence はっきり決めていない Used in Britain


トゥースィットオンダフェンス
<普通に言うと>  be unwilling to make a decision or commit to one
side in a disagreement
「はっきり決断できない」という意味のスラングです。塀の上に座り、どちら
にしようかと思案している状況を思い浮かべてみてください。

A: Who are you going to vote for in the election?


B: I haven’t decided yet.
A: You can’t sit on the fence forever. The election is this Sunday.
A:選挙ではだれに投票するの?
B:まだはっきり決めてないんだ。
A:早く決めないといけないよ。選 挙は今週の日曜だからね。

●vaulted 秘密は守るよ Not used in Britain


ヴォールティッド
<普通に言うと> to keep a secret safe
「誰にも話さない」、「秘密は保証する」という意味のスラングです。もとも
と、アメリカの人気コメディ番組”Seinfeld”で使われていたフレーズでした。

A: I can't tell you. It's a secret.


B: Vaulted. Don't worry.
A: Okay, I'll tell you if you promise not to tell anyone.

A:いえないわ。秘密なのよ。
B:誰にもいわないよ。大丈夫。
A:わかったわ。いわないって約束するなら話すわ。

●Whatever. どうでもいいよ Used in Britain


ワデェバァ
<普通に言うと> I don't care.
相手の答が気に入らない時、論議するのが面倒な時、人からいわれのない非難
を受けた時の「どうだっていいよ」という投げやりな返答のこと。

A: Sorry, I can't go to your party.


B: Whatever.
A: Aren't you disappointed I can't go?

A:悪いけど、あなたのパーティには行けないの。
B:どうでもいいわ。
A:がっかりしてるんじゃないの?

●Sup? 元気?(どうだい?) Not used in Britain


サプ
<普通に言うと> How are you?
What’s up?を短縮したスラングで、 How are you?(元気?調子はどうだ
い?)と同じ意味のカジュアルな挨拶。若者によく使われています。

A: Sup?
B: Not much. How about you?
A: The same as always.

A:よぉ、調子はどうだい?
B:そこそこ。君は?
A:こっちも普段どおりさ。

(@お礼)

●Tango Yankee サンキュー Not used in Britain.


タンゴ ヤンキー
<普通に言うと> Thank you.
Thank you.という意味です。よく電話などで相手にスペルを伝える時は間違
いのないよう代表的な単語を使います。T は tango、Y は yankee がそれぞれ
よく使われる語です。覚えておくと便利ですよ。

A: I got you a nice dress shirt.


B: Tango Yankee! It's just what I wanted!
A: I'm glad you like it.

A:あなたのためにいい Y シャツ見つけたの。
B:ありがとう。ちょうどこんなのがほしかったんだ。
A:気に入ってくれてうれしいわ。
@吐き捨てる/つぶやく
●Rats! くそっ Used in Britain
ラッツ
<普通に言うと> Shit!、Shoot!、Damn!
失敗した時に思わず口から出る Shit!、Shoot!、Damn!と同じ意味。Shit!や
Damn!が日本語の「クソっ!」というニュアンスなのに対し、 Rats!はやや
ソフトな「ちぇっ!」というニュアンスです。

A: I couldn't get tickets for the concert. Sorry.


B: Rats! I really wanted to go.
A: Maybe they'll be another concert next year.

A:コンサートのチケット、手に入らなかったんだ。ごめん。
B:ちぇっ!すんごく行きたかったのに。
A:来年またやると思うよ。

●Shove it! くそったれ Not used in Britain


ショーヴィッ
<普通に言うと> Damn you!
Shove it up your ass.を縮めたもの。かなり品のない言葉(くそったれ=
Fuck you! と同じ意味)です。某大統領選候補の夫人が、ある記者の発言に立
腹して放った言葉として有名です。

A: You're going to pay me back!


B: Shove it! I already paid you back.
A: You still owe me $50. I have it on paper.

A:金返せ!
B:クソくらえってんだ!もう返したじゃないか。
A:まだ 50 ドル貸しがある。紙に書いておいたんだ。
●uff da あちゃー(おっと、いけね)Not used in Britain
アフダ
<普通に言うと> oh、oops
Oh!、Oops!、Ew!、などと同様、軽い驚きや不快感を表すスラング。 20 世紀
初頭にスカンジナビアからの移民によって持ち込まれたといわれています。

A: Uff da, I locked my keys in my car.


B: How could you do that? You're so absent-minded.
A: I was just thinking of something else.

A:あちゃー、キーを車に置いたままロックしちゃったよ
B:なにやってんだよぉ。ぼんやりしてんな、ったく。
A:ちょっと考え事してたんだ。

●uh-oh spaghetti-o's しまった!(クソ)Not used in Britain


オッオー スパゲディオーズ
<普通に言うと> Oh, no!
失敗して元通りに戻せない時に思わず言ってしまう”Oh no!”、”Oh shit!”「し
まった!」「やっちまった」などと同じニュアンスです。 TV コマーシャル・
ソングの中で使われていたフレーズから派生したユーモラスなスラングです。

A: Uh-oh, spaghetti-o's.
B: What's the matter?
A: I forgot to turn off the lights. We'd better go back.

A:しまった、クソッ!
B:どうしたんだ?
A:電気を消し忘れたんだ。 戻らないと。

●figmo 忙しいんだよ(邪魔するな)Not used in Britain


フィグモ
<普通に言うと> Don’t bother me. I’m busy now.
Fuck it. Got my orders.の略。「今忙しいから、つきあってる時間はない」と
いう意味。「しっしっ」といった、かなりつっけんどんで無礼なニュアンスで
すので、使うときは要注意。本来は軍隊で使われている“退役する”という意味
から出たスラングです。

A: Come on, let's do something.


B: Figmo. I've got to finish this report.
A: Just do it tomorrow.

A:なぁ、なんかしよう。
B:邪魔しないでくれ。レポートを仕上げなきゃならないんだ。
A:明日やればいいじゃん。

@賛成

●Hell yeah. あたぼうよ(あったりめぇよ) Used in Britain


ヘルヤァ
<普通に言うと> Certainly.
Yes.を強めた返答のフレーズです。hell はやはり強調で、Of course.(勿論、
あたぼうよ)、Certainly.(勿論、確かに)と同じニュアンス。こちらも返答
としてはあまり品がいいとはいえません。逆に Hell no!と言うと、「だめに決
まってる」のニュアンスに。

A: Are you really going to quit your job?


B: Hell yeah! I'm not going to work another day there.

A:マジで仕事やめちまうのかよ?
B:あたりめぇよ。あんなところでもう 1 日も働きたかぁねぇ

●No duh. あったりまえじゃんか Used in Britain


ノー ダァ
<普通に言うと> Oh really?(=It’s obvious.)
どう考えても分かりきってることを言われたときに、皮肉を含んだ同意の表現
です。「なに言ってんの」「あたりまえじゃない」というニュアンス。

A: Milk comes from cows.


B: No duh. I grew up on a dairy farm.
A: Oh, I didn't know.

A:牛乳は牛の乳よ。
B:あったりまえじゃんか。俺は牧場育ちなんだぜ。
A:あら知らなかったわ。

●yeppers はい(そうです)。Not used in Britain


イェパーズ
<普通に言うと> I agree.
I agree.、Yes.、Sure.などと同じで、質問や誘いに対して肯定する時に使うス
ラングです。yep と同じ意味で、「はいその通りです」、「断言します」、
「賛成です」という意味。nopers で、その反対の”No.”になります。

A: Wanna get something to drink?


B: Yeppers. I don't have to work tomorrow.

A:なにか飲む?
B:うん。明日は仕事、休みだからね。

●razor イケてる Not used in Britain


レイザー
<普通に言うと> cool
スラングだと、かみそりのことではなく、「かっこいい」、「きまっている」
という意味。映画の中で使われ、若者の間で大流行。また相手の誘いに承諾を
示す時にも使います。Sounds razor.「いいよ」といった具合です。イギリス
でも「頭のいい人」のことを razor sharp と言います。

A: I'm going to get a new car. It's a red convertible.


B: Sounds razor.
A: It is. Wait 'til you see it!

A:新車買うの。赤いコンバーチブルよ。
B:いいわね。
A:でしょ。見てのお楽しみよ!

●Hell no. 冗談じゃねぇ Used in Britain


ヘルノー
<普通に言うと> Certainly not.
否定の No.を強めた返答のフレーズです。ここでの hell は「地獄」という意味
ではなく、Certainly not.(冗談じゃない)、あるいは No Way.(まさか、と
んでもない)と同程度のニュアンス。特に親しい間柄だけで使うようにしまし
ょう。

A: Do you want to go to the opera with me?


B: Hell no. I hate opera. Let's go to a rock concert.

A:一緒にオペラに行かない?
B:冗談だろ。オペラなんか大嫌いだ。ロックにしようぜ。

@ほめる

●ace 上出来 Not used in Britain


エイス
<普通に言うと> to conquer、an expert
ゴルフではホール・イン・ワン、バレーボールではサービス・エースを意味す
るなど、スポーツ界で一般的に使われている語です。スラングでは「うまくや
り遂げる」、「征服する」、「マスターする」という意味になります。また子
供の時から知っている親友を指すこともあります。

A: How was the mid-term test? yesterday?


B: I think I aced it.
A: That’s great.

A:昨日の中間テストはどうだった?
B:全部上出来だったと思うよ。
A:ちぇっ、俺はゼンメツだよ。

●badass めちゃイケ Not used in Britain


バダス
<普通に言うと> excellent
bad は「悪い」という意味ですが、「悪い」ことは「かっこいい」ことだと解
釈するアメリカの若者は、bad という単語をほめ言葉として使っています 。
badass は bad を更に強めたスラングです。ass は形容詞の末尾につけて度合
いを強めます。状況によっては正反対の「最悪」という意味になることもるの
で注意。また流行にとらわれず、自信を持って行動し、どっしりと構えている
典型的なブルーカラー層のアメリカ人の男性を指すこともあります。

A: Let's go to the park.


B: That sounds boring.
A: No, it's a real badass park. I'm not kidding.

A:公園行こうよ。
B:そんなの退屈だよ。
A:すんごいイケてる公園なんだよ、マジで。

●awesome すげえ Used in Britain


アーサム
<普通に言うと> great
「すごい!」「素晴らしい!」というニュアンス。若い世代には cool(かっこ
いい、渋い、tight(イケてる)、hip(めちゃイケ)と同様にとてもポピュラ
ーなスラング。テレビや映画などでは、That’s an awesome car.(すんげぇ
車じゃん)などと使われています。また相手の問いかけに対してこう答えれば 、
Okay.(それでいいよ)と同じニュアンスの返答になります。

A: My dad got me a new car. It's a four-wheel drive.


B: That’s awesome. Can I drive it?
A: No way!

A:お父さんが新車買ってくれたの。4WD なのよ。
B:すごいじゃん。運転させてよ。
A:だ~め!

●bomb 最悪/最高 Used in Britain


バァム
<普通に言うと> bad、excellent
1990 年代末まではな bad、「 悪い」という意味でしたが、 2000 年代に入っ
てから正反対の excellent「素晴らしい」という意味で使われるようになりま
した。
肯定的な語が入っていれば「素晴らしい」、否定的な語が入っていれば「悪
い」と解釈します。イギリスでは常に悪い意味で使います。
①I hated that movie. It was a total bomb.「最悪」
②I loved that movie! It was the bomb!「最高」
また He’s bombed.なら、「酔っている」という意味。

A: How was the concert?


B: It was a bomb. I want my money back.

A:コンサート、どうだった?
B:サイテ-。お金返してほしいわ。
●diesel たくましい Not used in Britain
ディーゼル
<普通に言うと> tough
機関車(diesel engine)の力強さからも想像できるように、「たくましい」、
特に「肉体的に力があふれている」という意味で使われているスラングです。
また「精神的にタフ」という意味もあります。

A: Do you think Jane will convince everyone?


B: Of course, she's a diesel.
A: Yeah, she can accomplish anything she wants.

A:ジェーンは皆を説得できるかな?
B:もちろん。彼女はタフだからね。
A:ああ。彼女ならなんだって達成できるよ。

●far out  キモかわいい Used in Britain


ファーラウト
<普通に言うと> strange but cool
以前は「かっこいい(cool)」、「キテる(excellent)」という意味で使われて
いましたがが、最近では「変だけどイケてる」「気持ち悪いけどかわいい」と
いう微妙な感覚を伝えるスラングになっています。

A: Where did you get that shirt?


B: I made it myself out of old jeans.
A: It's far out.

A:そのシャツ、どこで買ったの?
B:自分の着古しのジーンズで作ったんだ。
A:キモかわいいじゃん。

●gnarly イカす Not used in Britain


<普通に言うと> cool
gnarled が変化したスラングです。元来はごつい、でこぼこしている、性格が
ゆがんでいるというネガティヴな意味を持つ語ですが、スラングでは「すばら
しい」、「クール」だという意味になります。

A: Do you want to go in my car or Bill's?


B: Bill's, of course. He has a gnarly car.

A:僕の車で行く?それともビルの車で?
B:ビルの車に決まってるわ。彼の車イカしてるもん。

●glossy みごとな Not used in Britain


グロッシィ
<普通に言うと> nice
「光沢のある」「つやのある」という意味ですが、スラングでは「みごとな」 、
「すばらしい」、「かっこいい」というほめ意味になります。さらに強調して
ultra grossy「超かっこいい」とも言います。

A: Look, I got a new stereo.


B: Wow, that's glossy.
A: Thanks. I saved up for two years to buy it.

A:見て、新しいステレオ買ったんだ。
B:お~、いいねぇ。
A:ありがと。買うのに 2 年貯金したんだ。

●kick-ass 上等 Used in Britain


キッカース
<普通に言うと> excellent
「素晴らしい」、「上等」だという意味。主に若者がよく使うスラングです。
cool や awesome と同じで「クール」「かっこいい」というニュアンスです。
またうまくやる、はげます、うまくのせるという意味もあります。

A: That's a kick-ass jacket.


B: Thanks. It was expensive, but I really wanted it.
A: It looks good on you.

A:そのジャケット、いいじゃん。
B:サンキュ。高かったけど、どうしてもほしくて。
A:いい感じだね。

●nifty かっこいい Used in Britain


ニフティ
<普通に言うと> neat, useful, handy
某大手プロバイダーのことではなく、cool(かっこいい)、awesome(すげ
え)と同じ意味で使われる褒め言葉です。nifty idea といえば「うまい考え」
などという意味になります。

A: Look at this new bag I bought.


B: Wow, it's really nifty.
A: I know. It's really small, but it can hold almost anything.

A:新しく買ったこのバッグ見て。
B:へぇ、かなりいいじゃない。
A:でしょ。小さいけど、なんでも入っちゃうのよ。

●rule ~が 1 番 Used in Britain


ルール
<普通に言うと> to dominate
ここでは「規則」という意味ではなく、「支配する」、「~が一番」、「~が
最高」という意味のスラングです。例えば Skaters rule!なら(スケーターが
1 番!/最高!)という意味です。
A: I hate snowboarders.
B: What are you talking about? Snowboarders rule!

A:スノボーやってる連中なんて大嫌いだ。
B:なにいってんだ。スノボーは最高さ。

●10 最高  Used in Britain


テン
<普通に言うと> a beautiful woman
アメリカでヒットした映画”Ten”から生まれたスラングで、「10 段階で評価の
中で 10 点 満点の女性」「最上のもの」という意味があります。

A: Let me introduce you to Diane.


B: No way. She's ugly.
A: Are you kidding?! She's a 10!

A:ディアンヌを紹介するよ。
B:とんでもない。彼女ブスじゃん。
A:冗談だろ?彼女最高にきれいな人だよ。

@人をほめる
●(a) card 面白いやつ Used in Britain
カードゥ
<普通に言うと> a humorous person
カード(トランプ)のことですが、スラングでは「面白い人」「 変 わってるヤ
ツ 」 と い う 意 味 に な り ま す 。 He’s a card. 「 彼 、 面 白 い 人 だ わ 」 は He's
funny.と同じ意味です。

A: Jack had everyone laughing all through the meeting.


B: I know. He's a card.

A:ジャックはミーティングの間中、みんなを笑わせていたね。
B:ええ。面白い人だわ。

●gas 楽しい人 Not used in Britain


ギャス
<普通に言うと> a fun person
「おなら」という意味ではなく、スラングでは「楽しい」、「愉快なこと」と
いう意味になります。

A: Let's invite Mary to the party.


B: Okay. She's a gas.
A: I know. The last time she came, I couldn't stop laughing.

A:パーティにメアリーを呼ぼうよ。
B:いいねぇ。彼女はすごく面白いよね。
A:そうそう。この間来た時なんておかしくて笑いが止まらなかったわ。

@けなす

●corny ダサい Used in Britain


コーニィ
<普通に言うと> unoriginal, dull and tiresome, but pretending to be
important
このスラングはアメリカの” Corn Belt”(中西部)が発祥の地とされています。
かっこよくキメようとしているが、相手が恥ずかしいぐらい、どうしようもな
く「ダサい」「古くさい」「陳腐な」「くだらない」という意味。同じニュア
ンスのスラングに tacky、別項の cheesy などがあります。
A: Why aren’t you laughing? Didn’t you like my joke?
B: No, it was really corny.
A:どうして笑ってくれないの? 僕のジョーク、おもしろくない?
B:くだらないわ。

●gross someone out 不快にさせる Used in Britain


グロスアウト
<普通に言うと> unpleasant, bad taste
グロス、総計のほうではなくて、「気持ちが 悪 い」、「不快」という意味。
「うえ〜っ」といった感じで使います。 gross someone out で、「~を不快
にさせる」という意味になります。disgusting もよく使われます。

A: Stop picking your nose.


B: They're It’s itchy.
A: You're grossing me out.

A 鼻ほじんなよ。
B:かゆいんだよ。
A:キモいよ。

●grubby 汚い  Used in Britain
グラビィ
<普通に言うと> dirty、unacceptable
dirty「不潔」、「汚れている」という意味のスラングです。「薄汚い」といっ
た感じです。言動や態度が人に受け入れられないような場合にも使われます。

A: Is dinner ready?
B: Your hands are grubby. Wash them before you eat.
A: OK.
A:ご飯まだ?
B:手が汚れてるわよ。手を洗ってから食べなさい。
A:は〜い。

●grungy 不潔 Used in Britain


グランジィ
<普通に言うと> dirty
「不潔」「薄汚い」という意味。シアトルから発信され、90 年代初頭に一大
ブームを巻き起こした音楽とそれに伴うファッションを指す「グランジ」もこ
こからきています。

A: That jacket is really grungy. Let me wash it for you.


B: No, I want to wear it today.

A:そのジャケットずい分汚れているじゃない。洗ったげるわ。
B:いいよ(洗わないで)、今日着たいんだよ。

●lame くだらない Used in Britain


レイム
<普通に言うと> unimpressive
「体(の一部)がきかなくなる」という意味ですが、スラングでは「興ざめ」
「退屈」「くだらない」「つまらない」「ばかげた」という意味になります。
魅力がなく、オリジナリティに欠けるというネガティブなニュアンスを伴いま
す。wack と同義語。

A: Did you like the movie?


B: No. The plot was lame.
A: I agree, but I liked all the action.
A:あの映画、よかった?
B:いや。話のスジはくだらないね。
A:そうだけど、アクションは良かったわ。

●Mickey Mouse 三流の Used in Britain


ミッキーマウス
<普通に言うと> substandard, unprofessional
スラングではお馴染みのキャラクターではなく、「標準以下」、「三流」「し
ろうと臭い」、「仕切りが悪い」というネガテイィブな意味を表します。また
いい加減な間に合わせの処置という意味にもなります。

A: This Mickey Mouse printer doesn't work.


B: You need to push this button. There’s nothing wrong with the
printer.

A:この安物のプリンター、動きゃしない。
B:ボタンを押さなきゃ。プリンターはどこも悪くないよ。

●ugh factor 10 最悪 Not used in Britain


アグファクタァ テン
<普通に言うと> worst
Ugh は「キモい」、「ゲーッ」というのと同じニュアンス。factor は度合い、
10 は気持ちの悪い度合いが最高の 10、つまり ugh factor 10 は「不快指数
MAX」、「最悪の状態」を表します。

A: What do you think of my hat?


B: Let me be honest with you. It's ugh-factor 10.
A: It's not that bad!

A:私の帽子、どう思う?
B:正直にいうよ。最悪だね。
A:そこまでひどくはないでしょ。
@人をけなす
●candy ass 弱虫 Not used in Britain
キャンディアース
<普通に言うと> a wimp
腕力のない男性、意気地のない男性のこと。「女々しいやつ」というような侮
辱的なニュアンスのスラングです。He’s candy-assed.で、「あいつは意気地
がない」という意味になります。

A: John's going to really get mad if he finds out.


B: Don't worry. He's a candy ass.

A:ジョンが知ったら、すごく怒るわよ。
B:平気さ。あいつは弱虫だから

●dork まぬけ Used in Britain


ドーク
<普通に言うと> a strange person
「まぬけ」、「ばかやろう」といった意味で若者がよく使うスラング。語尾に
y を加えて dorky とすると、「まぬけな」「うすのろの」という意味になりま
す。

A: Mary waited for me for two hours yesterday. I forgot all about our
date.
B: You're such a dork. She's going to dump you.

A:昨日メアリーを 2 時間も待たせちゃってね。デートのこと、すっかり忘れて
たんだ。
B:まぬけだなぁ。彼女にふられるぞ。
●dope ばかもの
ドウプ
<普通に言うと> a stupid person Used in Britain
「ばか」、「おろかもの」と人をけなすスラングです。You’re such a dope.
「お前ホント間抜けだなぁ」などと使います。

A: Oh, no! I dropped my glasses on the tracks.


B: You’re such a dope! I'll get someone.

A:おっといけない。眼鏡を線路に落としちゃった。
B:まぬけだなぁ。係員を呼んでくるからね。

●barney トロい Not used in Britain


バーニー
<普通に言うと> geek
「トロい」、「まぬけ」、「ダサいやつ」という意味。アメリカのテレビ番組
のキャラクターに由来していると言われています。

A: Have you seen Nancy's new boyfriend?


B: Yeah, he's such a barney. She must be blind.
A: I know.

A:ナンシーの新しい彼氏と会ったことある?
B:うん、すんごくダサいやつなの。ナンシー、どうかしてんじゃないの。
A:全く。

●eddie ダサ男 Not used in Britain


エディ
<普通に言うと> ugly
e は小文字です。男性の名前のひとつである Eddie ではなく「カッコ 悪 い男
性」、「もてない男性」、「ダサダサな男性」のこと。ugmo ということも。

A: Why are you dating Bill? He's such an eddie.


B: He might not be handsome, but I still like him.
A: He must have a great personality.

A:なんでビルなんかとデートしてんの?彼、すっごくダサいじゃない。
B:イケメンじゃないかもしれないけど、好きなんだもん。
A:きっとすんごく性格いいんだろうね。

●flaky 大ぼけ  Used in Britain
フレイキー
<普通に言うと>absent-minded
flakey と綴ることもあります。flake はかけらのことですが、「変わった人」
という意味もあります。「(突飛で変わった人なので)何をしでかすかわから
ない」、「当てにできない」というニュアンスのスラング。

A: Oh, sorry! I forgot all about the party.


B: You're so flaky. I sent you an e-mail to remind you.

A:あっ、ごめん。パーティのことすっかり忘れてた。
B:大ボケにもほどがあるよ。ちゃんとメールしておいたでしょ。

●freak オタク  Used in Britain
フリーク
<普通に言うと> a weird person
いわゆる「 変 人」、「オタク」をこう呼びます。日本でも凝り性を「フリー
ク」などといいますが、スラングでは常軌を逸した人、他人を不快にさせる格
好をしている人などのことを言います。また性的倒錯者、変態性欲者を指すこ
ともあります。
A: You're not going to work for Mr. Soto, are you?
B: I'm thinking about it.
A: I wouldn't. He's such a freak.

A:まさか、ソートさんとこで働くつもり?
B:そのつもりだよ。
A:私ならやめとくわ。あの人、とんでもない変人なんだから

●klutz まぬけ Used in Britain


クラッツ
<普通に言うと> an awkward person
「不器用/不細工なヤツ」、「ばか」「まぬけ」という意味。イディッシュ語
(ドイツ語、ヘブル語、スラブ語が混ざった語)の klots(ばかやろう)に由
来します。

A: Sorry, I dropped your cell phone in the toilet.


B: You’re such a klutz!
A: I know. I have always been clumsy.

A:ごめん、君のケータイ、便器に落としちゃったよ。
B:なんてまぬけなんだ。
A:全く。いつもドジ踏んでばかりいるんだよなぁ。

●loser 負け犬  Used in Britain


ルーザー
<普通に言うと> a person who can't accomplish much in life
「敗者」「負け犬」という意味のスラング。なにをやってもうまく行かないよ
うな人を表します。優柔不断の彼氏、だらしない友達、他人に面倒をかける人
はみんな loser と呼ばれてしまいます。

A: Are you really dating George. He's such a loser.


B: I know, but he needs me.
A: He's ruined his own life, but don't let him ruin yours.

A:マジでジョージとつきあってるの?あいつ、ダメ男じゃん。
B:わかってるけど、私を必要としてるのよ。
A:自分の人生さえままにならない人じゃないの。とばっちり食うよ。

●schmuck ばか野郎 Used in Britain


シュマック
<普通に言うと> a stupid person
「 ま ぬ け 」、 「い やな やつ 」、 「ば か野 郎」 とい う意 味の スラ ング です
schmuck とはドイツ語なまりのユダヤ語で包茎手術や男性器のこと。

A: Oh, no. I lost my mobile phone again.


B: Don't be a schmuck. You lose it about once week.
A: I know. I guess I am a schmuck.

A:いけない。また携帯なくしちゃった。
B:ばかねぇ。先週なくしたばかりでしょう。
A:うん。私って本当にばか。

●wanker とんま Used in Britain


ワンカァ
<普通に言うと> an idiot
wank はイギリスでよく使われている「マスターベーションする」という意味
のスラングですが、wanker と言うと「とんまなやつ」、「へんなやつ」とい
う意味になります。

A: John has your computer.


B: Where's that wanker? I need my computer now.

A:ジョンが君のパソコン持ってったよ。
B:あのアホ。今パソコン必要なのに。
●wazzock 低能 Used in Britain
ワザッ
<普通に言うと> stupid
これもイギリスから入ってきたスラングです。「ばかげている」「ばかなや
つ」「低能」「気にさわるやつ」といった人を馬鹿にすることばです。

A: How much is 25 times 4? Let me think...


B: It's 100, you wazzock.
A: I never was good at math.

A:25 掛ける 4 ていくつだろう。ええと…


B:100 に決まってるだろ、脳たり n。
A:数学は苦手なんだよ。

@人への態度
●attitude 非友好的な態度 Used in Britain
アディテュードゥ
<普通に言うと> hostile behavior
「姿勢」、「態度」というのが一般的な意味ですが、スラングでは「こちらに
敵意や反感を持った態度」という意味になります。通常の会話では attitude の
前に特に否定的な言葉を付けなくとも、ネガティヴなニュアンスを伴うことが
多いです。

A: You can't make me study.


B: I don't want any more attitude from you. Turn off that TV now!
A: All right.

A:勉強させようったってそうはいかないよ。
B:反抗的な態度もいい加減にしなさい。すぐにテレビを消すのよ!
A:はぁ~い。

●jerk someone around (他人を)利用する Used in Britain


ジャーカラウンド
<普通に言うと> to mess around
jerk は「急にぐっと引っ張る」という意味。jerk around は、「他人を利用す
る」「操作する」「振り回す」「困らせる」ということ。

A: You said you wanted me to come at 8pm, then 9pm. And now you
say 7pm.
B: Well, now I want you to come at 6:00.
A: Stop jerking me around.

A:8時にきてほしいっていったのに9時になって、今度は7時に来いだって?
B:うん、でもやっぱり 6 時に来て。
A:もう勝手なことばかり言わないでよ。

●push someone's buttons わざと怒らせる  Used in Britain


プッシュ〜バタンズ
<普通に言うと> To make someone mad on purpose
直訳で「その人のボタンを押す」ですが、日本でも「その人の地雷を踏む」な
んて言い方しますよね? わざと相手の気にさわることをいう、わけもなく相
手をイライラさせる、しつこく食い下がる、相手の弱いところをつく、といっ
た意味で使われているスラングです。

A: I'm going to tell him his desk is too messy.


B: Don't push his buttons. It won't help anything.
A: I know, but it looks like a bird’s nest.

A:机がぐちゃぐちゃだって彼に言ってやるわ。
B:怒らせるようなこといわないほうがいいわ。意味ないわよ。
A:わかってるけど、あれじゃまるで鳥の巣よ。

●pull a fast one だます Used in Britain


プル ア ファスト ワン
<普通に言うと> to trick someone
fast one で「すばやいトリック」を意味します。なので、「他人をだます」、
「ペテンにかける」、「ごまかす」という意味になります。

A: John wants me to deposit the money in his account today.


B: He's trying to pull a fast one. Wait until he sends you the goods.
A: Okay, that's what I'll do.

A:今日ジョンの銀行口座に入金しないと。
B:だまそうとしてるんだよ。品物が届くまで待ちなよ。
A:うん、そうする。

●all that めちゃイケ(だと自惚れている)Not used in Britain


オールザッ
<普通に言うと> superior、a cut above
集 団の中で一番優れている人のこと。また他人よりイケてて、優れているとお
高くとまっている人のこと。実際には後者の意味で使われることのほうが圧倒
的に多いです。「本人以外は誰もイケてるなんて思ってないよ」というニュア
ンス。

A: Why do you hate Alice so much?


B: She thinks she's all that, but she's not.

A:アリスのこと、そんなに嫌いなの?
B:自分のことめちゃイケだと思ってるけど、それは見当違いってもんだわ。
@よびかけ/尋ねる
●pick someone's brain about something ~についてもの知りにきく
ピック 〜ブレイン アバウト〜    Used in Britain
<普通に言うと> to ask someone who knows more
pick と brain の間には目的語か人の名が入り、「ある物事についてよく知って
いる人、エキスパートに尋ねてみる」という意味です。「お知恵を拝借」とい
ったニュアンスです。

A: Let me pick your brains.


B: Sure. How can I help?
A: I'm having a problem with one of my employees.

A:君にききたいことがあるんだ。
B:いいよ。どんなこと?
A:ある社員の問題に悩まされてるんだ。

●Chug! Chug! イッキ、イッキ Not used in Britain


チャァグ チャァグ
<普通に言うと> to drink a full glass of alcohol fast without stopping
chug とは蒸気機関車の“シュッポ”というような音を表していますが、機関車
が進むように息をつかずに飲み干すという意味のスラングでもあります。日本
語のイッキ飲みにあたる語です。chug it!で「一気しろ!」という意味。

A: Watch me drink this pint!


B: Chug! Chug!
A: Ah! I did it!

A:ではこのジョッキ、イッキいきま~す。
B:イッキ! イッキ!
A:ぷはぁ~っ。やりました。
●watch your 6 身の回りに気をつけろ Not used in Britain
ウォッチヨォシックス
<普通に言うと> to watch your behind
航空業界の専門用語がスラングとして一般に広まった一例です。Watch your
6 とは飛行機の操縦士が「注意しろ」という意味で使っている用語です。「身
の回りに気をつけろ」という意味。

A: It seems like everyone hates me.


B: Watch your 6.

A:みんな俺のこと嫌ってるみたいだ。
B:気をつけるんだな。

●Watchu wearin'? よぉ、調子はどうだい?  Not used in Britain. 


ワッチュ ウェリン
<普通に言うと> How’re you doing?
What are you wearing? の発音をそのまま綴ったスラングですが、「なにを
着ているの?」という意味ではありません。"What's going on?"(どうした
んだい?)、 "What are you doing?"(よぉ、どうだい調子は?)、あるい
は What’s up?(よぉ)というのと同じ意味の、カジュアルなあいさつのフレ
ーズです。

A: Hey, watchu wearin?


B: Not much.
A: Wanna go fishing with us?

A:よぉ、どうだい調子は?
B:別に。
A:一緒に釣りにでも行くかい?

●Whats good? よぉ、元気? Not used in Britain


ワッツ グッ
<普通に言うと> How’re you doing?
気 軽に 人に声 をかけるときに 使われるあいさつのフレーズです。 What’s
up?、What’s happening?というのと同じニュアンス。

A: What's good, Bill?


B: Not much. How about you?
A: I'm doing okay.

A:よぉ、元気かいビル。
B:まあね。君は?
A:フツー。

●Yahtzee! わ~い、ひっかかった。 Not used in Britain


ヤッツィー
<普通に言うと> to fool someone
こちらの軽いジョークに相手が引っかかった時に使うフレーズで、「わ~い、
だまされた、ひっかかってやんの」といったいたずらなニュアンスになります 。
Yahtzee はアメリカで昔から親しまれている数字を使ったゲームのこと。

A: I'll let you drive my new car.


B: Really?
A: Yahtzee! Just joking.

A:私の新車、運転させてあげるわ。
B:いいの?
A:わ~い、だまされた!。冗談よ。
CHAPTER3 感情表現あれこれ
 喜怒哀楽のスラング表現をまとめて紹介しましょう! 細かな感情や、微妙
な気持ちを伝えたいとき、スラングを知っておくととても便利です。とっさの
何気ないひとことから、気持ちを込めた言い方まで、役立ち度満点のスラング
フレーズを楽えましょう。

@楽しい、幸福感

●(I'm) chillin’. リラックスしている Used in Britain


チリン
<普通に言うと> relaxing
chill には「頭を冷やす」「興奮を冷ます」という意味がありますが、I’m
chillin.で、「リラックスしている」、パーティなどには行かず「家で大人しく
している」「くつろぐ」という意味になります。若者の間でよく使われる「ま
ったりする」といったニュアンスに近いです。

A: What are you doing on the weekend?


B: Just chillin’. I had a busy week.

A:今週末はなにする予定?
B:ゆっくりするよ。忙しがしかったから。

●amped わくわくする Not used in Britain


エンプト
<普通に言うと> excited
これから起ることに対して期待で胸がいっぱい、「わくわくしている」という
意味で主に使われていますが、稀に「腹が立つ」という意味になることもあり
ます。また amped up で、ドラッグでハイになった状態を指します。

A: Dude, why are you so amped?


B: My favorite band is coming tomorrow and I have tickets!

A:よぉ、なんでそんなにそわそわしてんの?
B:大好きなバンドが明日来るんだけど、チケット持ってんだよ俺!

●hang loose のんびりする Used in Britain


ハング ルース
<普通に言うと> relax
hang は「吊るす」、loose は「ゆるい」、「解放された」、「だらしない」
という意味です。体をゆるくする、つまりくつろぐ、のんびりするということ
です。日本語では"ルーズソックス"など“ス”と発音していますが、"se"の部分
は濁らずに発音します。

A: Do you want me to wait for you?


B: Yeah. Just hang loose. I'll be back in a minute.

A:待ってようか?
B:そうね。ゆっくりしてて。すぐに戻るから。

●gung-ho 燃えている Not used in Britain


ガンホー
<普通に言うと> extremely enthusiastic
もともとは部隊のモットーで戦場に向う時の高揚感を表した言葉ですが、転じ
て「情熱的に物事に取り組む」「任務を熱心に遂行する」という意味で使われ
ているスラングです。

A: What do you think about the new project?


B: I'm gung-ho. It's going to be great.
A: Good, I'm glad to hear that.

A:新しい仕事、どう?
B:燃えてるよ。成功させてみせる。
A:よかった。それをきいて安心した。

●(be) jacked 有頂天 Not used in Britain


ジャックト
<普通に言うと> elated、very happy
別項の jack に ed を加えるとかなり意味が異なります。I'm jacked.で、「得
意 に な る 」 ( I'm so happy. I'm so elated. I'm so excited. ) 、 ま た は
「(麻薬で)ハイになる」ということ。車体を持ち上げるジャッキ(jack)か
ら派生したスラングです。jammed up と言うこともあります。

A: Wow! I'm so jacked!


B: Why? What's so exciting?
A: My girlfriend is coming back from Europe. I haven't seen her for a
month.

A:ああ、気分は最高。
B:なんで? 何興奮してんの?
A:カノジョがヨーロッパから戻ってくるんだ。1 ヶ月ぶりだよ。

●psyched up 精神を高揚させる(集中力を高める)Used in Britain


サイクタップ
<普通に言うと> to get excited
困難なことに自信を持って取り組めるよう、自分自身を精神的に高めること。
「テンションをあげる」「気合いを入れる」といったニュアンスです。競技や
試合の前、あるいは 厳しい練習に入る前に行うメンタル・トレーニングなども
to psych up といえます。
A: I always listen to heavy metal before training.
B: Why?
A: It psyches me up.

A:トレーニングの前はいつもへヴィメタを聞くんだ。
B:なんで?
A:気持ちを高めるのに役立つんだよ。

@怒り
●aggro ひどく腹を立てる Used in Britain
アグロ
<普通に言うと> aggravating
「けんか」、「いさかい」、「立腹する」という意味のスラング。イギリスで
使われ始め、後にアメリカに渡ったと言われています。

A: Where's my coffee cup?


B: I think John's using it.
A: That's so aggro! Why can't he use his own cup?

A:私のコーヒー・カップは
B:ジョンが使っていると思うよ。
A:腹立つわね!自分のカップ使えっつうの。

●(be) bent out of shape キレる Not used in Britain


ベナアウダ シェイ
<普通に言うと> be angry
「曲げられる」「頭がおかしくなる」という意味の他に、「腹を立てる」とい
う意味のスラングとしてよく使われています。“キレる”に近いニュアンス。
A: Why is Bill so bent out of shape?
B: His girlfriend broke up with him.
A: Well, he doesn't have to get mad at me.

A:なんでビルはあんなにキレてんの?
B:女にふられたんだよ。
A:それでも俺に当たるなよな。

●blow a fuse 激昂する Used in Britain


ブロウ ア フューズ
<普通に言うと> to become enraged
「ヒューズを飛ばす」という直訳からも想像できるように、「激怒する」とい
う意味。また blow one's cool や Blow a gasket という類似表現もあります

A: I saw my girlfriend with another guy! I can't believe that bitch!


B: Don't blow a fuse. That was her brother.

A:カノジョが他の男と歩いてるのを見たんだ。あのあばずれめ。
B:そんなに怒るなって。あれ、弟だぜ。

●buckwild ぶちキレる  Not used in Britain


バックワイルド
<普通に言うと> enraged
コントロールできないほど激しく怒る、激昂するという意味のスラングです。
日本語でいうところの「キレる」、「ぶちキレる」というニュアンス。

A: Why don't you sit down and talk to him?


B: I tried, but he got buckwild.
A: Maybe it would be better to send him a letter.

A:穏や かに話し合ったら?
B:やったけど、あいつ、ブチギレやがった。
A:手紙を書いたほうがいいかもね。

●cheesed 怒る  Not used in Britain


チーズド
<普通に言うと> to be mad
「怒る」という意味で使われているスラングです。ポジティヴな言葉の後に続
けて I’m cheesed.という場合は、(とてもうれしい)という正反対の意味に
なります。

A: What are you so cheesed about?


B: Someone scratched my favorite CD.

A: なにをそんなに怒ってるんだい?
B:誰かが私のお気に入りの CD に傷をつけたのよ。

●go postal ぶちギレ  Not used in Britain


ゴー ポスタル
<普通に言うと> violent outburst、act irrationally
「怒りが大爆発する」「頭が変になる」という意味。由来は、郵便物取り扱い
は非常にストレスの溜まる仕事で、アメリカでは郵便局員が局内で銃を発砲し
て死傷者を出すという事件がしばしば起こっています。ここから、go postal
は職場での暴力的事件を指すようになり、現在では、「常識から外れた行動を
する」という意味でも使われています。

A: John scares me.


B: I know. He might go postal someday.
A: Yeah. Watch out for him.

A:ジョンって恐い。
B:そうね。いつかぶちギレるんじゃないの。
A:ええ。気をつけないと。
●hacked (off) 怒る Used in Britain
ハック(トォフ)
<普通に言うと> angry、annoyed
「頭に来る」、「腹が立つ」、「イライラする」という意味のスラングです。
hack は「斧で断ち切る」「コンピュータに不正にアクセスする」という意味
もあり、その場合はしばしば off を伴います。

A: I can't believe this! I'm so mad I could scream!


B: What are you so hacked off about?
A: John took my golf clubs without asking!

A:信じられん!全く腹が立つ!
B:なんでそんなに怒ってるの?
A:ジョンが無断で僕のゴルフ・クラブを持ち出したんだ!

●huffy ムッとする Used in britain


ハフィ
<普通に言うと> angry, sulky、easily offended
怒っている状態を表すスラングです。「ムッとする」「カッカする」といった
ニュアンスです。こんなときは近寄らないのが無難でしょう。

A: Put that pencil back. I didn't say you could use it.
B: Don't get huffy. It's just a pencil.
A: You always borrow things and never return them.

A: 鉛筆を 戻せよ。使っていいって言ったっけ?
B: そんなカッカすんなよ。たかが鉛筆だぜ?
A: お前借りても返さないじゃないか。

●tick one off イラつく Used in Britain


ティッコフ
<普通に言うと> make someone mad
「怒らせる」、「イライラさせる」などいらだちを表すスラングで、piss me
off 同様によく使われている言い回しです。

A: Can you turn down that music?


B: No. Just ignore it.
A: You're ticking me off. Turn it down now!

A:音量下げてくれない?
B:いやだよ。聞かないようにすればいいじゃん。
A:腹立つなぁ。下げろ!

●bad blood 積年の恨み Used in Britain


バッドブラッド
<普通に言うと> resentment, bad feeling
悪い血と直訳するととてもぶっそうですね。「長い間いさかいが絶えず、互い
に敵意を持ちつづけている」という不和や悪感情を表すスラングです。ちょっ
と血なまぐさく聞こえますが、普段の会話で使われています。

A: I don't think John and Bill should work together.


B: Why? Is there bad blood between them?
A: Yes, they really hate each other.

A:ジョンとビルが一緒に働くのはよくないと思うよ。
B:どうして? 2 人の間、まずいことにでもなってるの?
A:ああ。お互いに憎み合ってるんだよ。

●to vent うっぷんをはらす Used in Britain


ヴェント
<普通に言うと> to release anger
発散させるという意味ですが、スラングでは怒りなどマイナスな感情を発散さ
せる「うっぷんをはらす」、「ストレスを発散する」、「大声で怒鳴る」とい
った意味になります。
A: I'm so mad! I can't believe it!
B: Have you finished venting?
A: Well, yeah. Sorry for losing my temper.

A:ああ腹が立つ。信じらんない!
B:腹の虫はおさまった?
A:ええ、まあ。ごめんね、声を荒げたりして。

@悲しみ/感傷

●frigging 残念!(ああ、いまいましい) Used in Britain


フリギン
<普通に言うと> damned
fucking、damned というのをはばかるときに使う強調を表すスラング。しか

frigging が丁寧な表現というわけではありません。"fucking"の代用というこ
とは誰にでもわかるので、よく知らない人と話しているときや公共の場では使
わないほうがいいでしょう。主に男性が使います。

A: Let's get a drink after work.


B: I can't. I have a frigging meeting to go to.
A: Too bad. Maybe next time.

A:仕事が済んだら、飲みに行こうよ。
B:だめなんだ。残念だけど(ウザい)ミーティングに出なくちゃならない

●downer 落胆 Used in Britain


ダウナー
<普通に言うと> depressing
down は「意気消沈する」という意味。er を加え、downer にすると、「がっ
かりさせる人・物事」、「いやな思い」、「落胆」という意味になります。

A: My dog got sick and I had to take her to the hospital yesterday.
B: Oh, no. That's such a downer.
A: Yeah, I'm really worried.

A:飼い犬が病気で、昨日動物病院に連れて行かなければならなかったの。
B:まぁ、それは大変だったわね。
A:そうなの。とても心配だわ。

●in a funk 落ち込んでいる  Not used in Britain


インナ ファンク
<普通に言うと> feeling blue
「落ち込んでいる」、「腹を立てている」という意味。funk には意気消沈とい
う意味がありますが、ベルギー語の fonck(不安になる、激しく動揺する)が
なまった語だといわれています。

A: What's the matter?


B: I don't know. I'm just in a funk.
A: You need a change of pace.

A:どうしたの?
B:なんかね、落ち込んじゃって。
A:生き方を変えたら?

●bummed 落ち込んでいる Not used in Britain


バムド
<普通に言うと> depressed 
bum は「ぐうたら」、「金をせびる」という意味ですが、スラングでは「不
愉快」、「落ち込んでいる」、「調子が悪い」、「へこむ」などという意味に
なります。
A: What are you so bummed about?
B: My girlfriend left me and my dog is sick.
A: That is depressing.

A:なんでそんなにへこんでるんだい?
B:彼女にはふられるし、愛犬の具合は悪いし…。
A:そりゃ落ち込むわ。

@あきれる/困惑

●bellyache ぐずぐず文句をいう Used in Britain


ベリィエイク
<普通に言うと> complain
belly はおなか、ache は痛みのことですが腹痛のことではなく、「いつまでも
ぐちをこぼす」「くどくど言う」という意味のスラングです。

A: I'm bored. There's nothing to do.


B: Stop bellyaching. Read a book or something.

A:退屈だぁ、なにもすることがない~。
B:いつまでもぐずぐず文句をいうのはよしてよ。本でも読んだら。

●half-baked いい加減 Used in Britain


ハーフベイクト
<普 通に言うと> not complete, not well prepared or planned; lacking
good judgement
「生焼け」、つまり「真剣に取り組んでいない」「いい加減」「中途半端」と
いう意味です。若い世代やストリートでは同じ意味で half-assed(尻半分しか
腰掛けていない→いい加減)ともいいます。こちらのほうはあまり品のいい言
葉ではないのでご注意を。
A: George said he's going to start a new business. He wants me to
invest in it.
B: Don't listen. It's another half-baked plan.

A:ジョージが新しいビジネスを始めるんだって。投資しないか、って持ちかけ
てくるんだ。
B ほっとけ。どうせまた適当に思いついたんだろ。

●horseshit ナンセンス Used in Britain


ホーシィット
<普通に言うと> nonsense, a lie
馬糞のことですが、スラングでは「たわごと」、「ナンセンス」という意味に
なります。bullshit と同じ。

A: I can't go to the concert today. My aunt is sick and I have to go see


her in the hospital.
B: That's horseshit. You don't even have an aunt.

A:今日はコンサートには行けないんだ。叔母が病気で、病院に見舞いに行かな
くちゃならない。
B:たわごというんじゃないよ。叔母さんなんていないじゃないか。

●icky ゲーッ(気持ち悪い) Used in Britain


イッキィ
<普通に言うと> disgusting
yacky と同じ意味。気持ち 悪 いものを見たり聞いたりしたとき思わず「ゲー
ッ」、「キモっ」などといってしまうことがあります。あのニュアンスです。
また「ダサい」、「複雑な状況になった」という意味になることもあります。

A: What's this?
B: It's called natto. A lot of Japanese don't even like it.
A: It's icky. Even the smell is icky.

A:なにこれ?
B:ナットウっていうんだ。日本人でさえ食べない人のほうが多い。
A:気持ち悪いわ。臭いもへんだし。

●out of whack なんか調子が悪いな Used in Britain


アウタワック
<普通に言うと> something that doesn't make sense, out of balance
be out of whack で「調子が悪い」という意味のスラングになります。 whack
は「ぴしゃりと打つ」という意味で、故障の様子を表します。また whack out
で「へとへと」「麻薬でハイになる」という意味になります。

A: What's the matter with your computer?


B: I don't know. Something's out of whack. It won't turn off.
A: Let me see if I can fix it.

A:君のコンピュータどうかしたの?
B:わからない。なんか調子悪いんだ。電源がオフにならないんだよ。
A:どれ、直せるか見てあげよう。

●rank キモいもの Used in Britain


ランク
<普通に言うと> something gross, offensive smell or taste
みすぼらしいもの、気持ちが悪くなるもの、思わず” Ew.”(オエッ)と吐いて
しまいそうなもののこと。食べ物、匂い、想像すると気分が悪くなるものを指
します。

A: Look what I made for dinner.


B: That smells/tastes really rank.
A: I think so too.
A:ねぇ、夕食にこんなの作ってみたの。
B:なんかすごく気持ち悪い臭い・・・。
A:そうだけど・・・。

●tap out 諦める Not used in Britain


タッパウト
<普通に言うと> to leave quickly
「その場を離れる」という意味のスラングです。また「諦める」という意味
もあります。

A: Let's play another match.


B: Sorry, I need to tap out in five minutes.
A: Come on, we almost never get to play tennis together.

A:もう 1 試合やろうよ。
B:悪いけど、5 分以内にここを出ないと。
A:そんなこといわずに。一緒にテニスする機会なんて殆どないんだから。

●up against the wall にっちもさっちもいかない Used in Britain


アッパゲンサ ドール
< 普 通 に 言 う と >   In a situation where one can go no further, no
escape
「壁に突き当って動けなくなる」、つまりにっちもさっちもいかなくなるとい
う意味です。八方ふさがりで身動きがとれないような状況をいうときに使いま
す。

A: How can you fire me? I thought you were my friend.


B: The company is broke. I'm up against the wall.
A: Well, I guess you can't help it.
A:クビってどういうこと?友達だと思ってたのに。
B:会社が破産状態なんだよ。どうにもならない。
A:そうか、それじゃ仕方ないか。

●up to my chin いっぱいいいっぱい Used in Britain


アプトゥマイチン
<普通に言うと> be very involved, deeply involved (usually work or
business)
水があごの下まできていてアップアップしているイメージから、仕事がいっぱ
いいっぱいの状況や、精神的に追いつめられているような状況を表すスラング 。
knee deep でも同じニュアンス。

A: Let's go fishing on the weekend.


B: I can't. I'm up to my chin in work.
A: You're too busy.

A:週末に釣りに行こうよ。
B:無理だね。仕事が手一杯でさ。
A:ちょっと忙しすぎなんじゃないの。

●ants in one’s pants そわそわして落ち着かない Used in Britain


アンツ イン パンツ
<普通に言うと> to be impatient, figet, always moving
「そわそわして落ち着かない」という意味のスラングです。確かにアリがズボ
ンの中に入ってきたら、むずむずしていてもたってもいられなくなりますね。

A: Come on. Let's go.


B: Calm down. Do you have ants in your pants?
A: No, but I just don't want to be late.

A:さあ、行こう。
B:落ち着けよ。なんでそんなにそわそわしてるんだい?
A:そうじゃないけど、遅刻したくないんだ。

●white bread 退屈な Not used in Britain


ホワイトブレッド
<普通に言うと> boring
よくありがちなふつうの食パンのことですが、スラングでは「退屈」、「平
凡」という意味になります。中産階級層をばかにした呼称でもあります。

A: What did you think of the movie?


B: White bread.
A: I know. I almost fell asleep.

A:映画、どうだった?
B:単調だったな。
A:ほんと。私も寝ちゃうところだった。

@驚き
●freak out たまげる、 Used in Britain
フリーク アウト
<普通に言うと> be surprised, go crazy
とっさの出来事にとても驚いたという意味です。「たまげた」、「びびった」 、
「大慌てする」といったニュアンス。freaked-out という形にすると、麻薬で
ハイになっている状態、freaky でいかれているという意味になります。

A: Your husband is in the hospital.


B: Oh, no! What happened?!!
A: Don't freak out. He was just feeling dizzy.

A:あなたのだんなさん、病院だそうよ。
B:えぇっ。何があったの?
A:そんなにあわてないで。ただめまいがしただけみたい。

●For real? マジかよ? Used in Britain


フォー リアル
<普通に言うと>Is it true?
相 手 の 発 言に 疑問 を持 った とき に「 本当 か? 」と 念を 押す フレ ーズ です
Really?(本当?)、Are you serious?(マジ?)というニュアンス。また語
尾を下げると、「本当だよ」と自信を持って伝えるときにも使います。

A: I got a 100 on the test.


B: For real?
A: For real. I can't believe it myself.

A:テスト、満点だったんだ。
B:マジかよ?
A:マジさ。自分でも信じられない。

●shit my pants びびる Used in Britain


シッマイぺンツ
<普通に言うと> to be frightened
文字通り「おもらしする」という意味ですが、スラングでは「恐ろしくなる」
「おじけづく」という意味になります。「おもらしするほどびびる」というニ
ュアンスです。少々下品な言い方なので使い時には注意してください。

A: What was that!


B: I don't know. It looked like a ghost.
A: I was so scared I almost shit my pants!

A:あれ、なんだ?
B:さあ。幽霊みたいに見えたけど。
A:びびってちびりそうだったよ。
●blown away びっくり仰天 Used in Britain
ブロウナウェイ
<普通に言うと> be impressed
「吹き飛ばされる」という意味ですが、スラングでは「非常に驚いた」「びっ
くりした」「度肝を抜かれた」という意味になります。「感心した」というニ
ュアンスもありますので、通常ポジティヴな出来事に驚いたり、喜んだ時に使
います。「びっくり〜!」なんていうときに使ってみましょう。

A: Did you like Jack's presentation?


B: Yeah, he really blew me away.
A: I know. He was really impressive.

A: ジャックのプレゼンは気に入った?
B: ああ。彼には本当にぶっ飛んだよ
A:そうね。本当に立派だったわね。

●Baloney! そんなばかな! Used in Britain


バローニィー
<普通に言うと> Nonsense!
ソーセージのボローニャのことではなく、「そんなばかな!」、「くそ!」、
「ばか野郎」という驚きを伴う怒りや嫌悪感を表すスラングです。

A: Henry said he doesn't like you.


B: Baloney! He asked me out on a date last night.
A: Really? That's strange.

A:ヘンリーが君のことは好きじゃないって。
B:うそでしょ?!昨日の晩、私をデートに誘ったのよ。
A:そうなの?変だな。
@人への態度

@疲労、落胆、たいくつ

●beat 疲れた Used in Britain


ビーッ
<普通に言うと> exhausted
「疲れた」という意味ですが、疲労がかなりひどい状態を表します。また
beat up または beaten-up で「くたびれた」「古びた」「使い古しの」とい
う意味になります。例えば、a beat-up car でポンコツ車を表します/

A: You look pretty beat.


B: Yeah, I've worked overtime every day this week.

A:なんだか疲れてるみたいだね。
B:ああ。今週は毎日ずっと残業なんだ。

●drag つまらない Used in Britain


ドラッグ
<普通に言うと> boring
もとは「引きずる」という意味ですが(マウスのドラッグでおなじみですね) 、
スラングでは、不便・不都合な物事、不愉快・気にさわる・面白くないこと、
退屈でうんざりすることを表すます。

A: Today's my birthday, but I can't go anywhere. I have to study for a


test.
B: What a drag.
A: I know.

A:今日は私の誕生日だっていうのに、どこにも行けないのよ。テストに備えて
勉強しないと。
B:つまんないの。
A:ほんと。

●hammered 疲れる Used in Britain


ハマードゥ
<普通に言うと> tired
hammered は「打ちのめされる」「疲れる」という意味。工具のハンマーで
ガンガン打たれたかのようにへとへとになった様子をイメージしてみて下さい 。
また、「(スポーツなどで)相手を完全に打ちのめす」という意味でも使いま
す。

A: What's the matter? You look hammered.


B: I am. I played three matches of tennis.
A: You'd better sit down.

A:どうしたんだい?疲れているみたいだけど。
B:その通りだよ。3 回もテニスの試合をしたからね。
A:すわって休んだほうがいいよ。

●shot  くたくた Used in Britain


ショット
<普通に言うと> really tired
shot は撃つの過去形や小さなグラスに注いだウアルコール度の高い酒のことで
すが、スラングでは「疲れ果てる」「へとへと」、または「正常に動かなくな
る」といった意味になります。

A: Let's go get a beer.


B: No, I'm shot. I had a hard day at work.
A: You do look really tired.

A:ビールでも飲もうか。
B:いや、くたくたなんだ。仕事がきつかったんでね。
A:本当に疲れてるみたいだね。

●ass out へとへと(に疲れる)Not used in Britain


アスアウト
<普通に言うと> to be exhausted
長時間働いた後、あるいは肉体労働の後で「へとへとに疲れてしまった」とい
う意味のスラングです。かなり下品な言葉ですから、使う時には注意しましょ
う。

A: Let's play some golf.


B: I'm assed out. I'm going to go home and get some sleep.
A: Come on. You're still a young guy.

A:ゴルフでもしに行かない?
B:もう疲れてへとへとだよ。まっすぐ帰って寝るよ。
A:なんだよ〜。まだ若いのに。

CHAPTER4 人を表す表現
まわりを見渡してみると、人の特徴や性格は多種多様。人を表すスラング表現
もたくさんあります。教科書で覚えた典型的な言い方ではなかなか言い表せな
い人柄や雰囲気も、スラングを使えばばっちり伝わります。

@人の呼び方(家族/友人)

●bubba ダチ、兄弟 Not used in Britain


バーバ
<普通に言うと> brother
「ダチ」、「仲間」というニュアンスで、アメリカ南部の人が brother の代わ
りに使いはじめました。南部発祥の語ではありますが、親愛の情を込めた呼び
かけとして、全米至るところで使われるようになっています。

A: Hey, bubba.
B: What?
A: Hand me that remote, will ya?

A:ねぇ。
B:なんだい?
A:そのリモコン、とってよ。

●de facto 内縁の妻・夫 Used in Britain


デファクトォ
<普通に言うと> an unmarried partner
ラテン語で「事実上の」という意味。そこから結婚していないパートナーをさ
すようになりました。「内縁の妻・夫」。

A: Is that your husband?


B: No, he's just my de facto.

A:だんなさん?
B:いえ、内縁の夫なの。

●fam 親友 Not used in Britain.


ファム
<普通に言うと> people that are extremely close
family から生じた語で、特に親しい人、信頼のおける仲間、家族のように親し
い人をこう呼びます。

A: How could you be so mean to him?


B: Don't worry. We're fam. That's the way we always talk.
A: I never talk to my friends like that.
A:なんであの人にそんな意地悪なの?
B:大丈夫。僕たちは親友だからね。いつもこんな感じで話すんだ。
A:私、自分の友達にはそんな話し方しないわ。

●rug rat Used in Britain


ラグラッ(ト)
<普通に言うと> a kid
子供のことを指すスラング表現です。同名のテレビ番組からスラングとして広
まりました。

A: Where are the rug rats?


B: They're outside playing.
A: Good. Now I can take a nap.

A:子供たちは?
B:外で遊んでる。
A:よかった。これで昼寝できる。

●significant other パートナー Used in Britain


シグニフィカンタザァ
<普通に言うと> spouse、partner
significant other(もう一方の大切な人)とは、同居などをしている相手のこ
とを指すスラングです。結婚しているなら、 better half というスラングもあ
るので楽えておきましょう。

A: Please come to dinner on Saturday.


B: Thanks.
A: Oh, and you can bring your significant other.

A:土曜日のパーティに来てね。
B:うん、ありがとう。
A:ぜひパートナーもいっしょにね。

@人のカテゴリー
●AC/DC バイセクシャル Used in Britain
エイスィディースィ
<普通に言うと> bisexual
本来 AC は alternating current(交流)、DC は direct current(直流)とい
う意味です。二語を/(スラッシュ)でつなぐと、「交流直流両用の」という意
味になるところから、バイセクシャル(bisexual)をという意味するようにな
りました。 bisexual を短縮して bi と呼ぶこともあります。

A: I saw Henry at the movies with Peter.


B: Isn't he dating Alice?
A: Well, maybe he's AC/DC.

A:映画館でヘンリーがピーターと一緒にいるところを見たよ。
B:彼、アリスとつきあってるんじゃなかった?
A:う~ん、彼、バイセクシャルなのかもな。

●bed of roses お気楽な身分 Used in Britain


べドブローゼズ
<普通に言うと> pleasant situation, luxurious position
「バラの寝床」が直訳のこのスラングは、「気楽な境遇」という意味です。否
定の形で使われることが多く、本当に楽というよりは“お気楽”というニュアン
スです。本当に辛い境遇は a bed of nails といいます。

A: You're really lucky to be a public employee. It's a great job.


B: Well, it's no bed of roses. I'm thinking about quitting.
A:公務員なんてほんと、ついてるよな。いい仕事じゃないか。
B:あのねぇ、そんなにお気楽なもんじゃないよ。辞めようと思ってるんだから。

●(the) jet set エリート階級 Used in Britain


ジェット セット
<普通に言うと> fashionable, wealthy people who often fly by jet to
parties and resorts
jet は飛行機、set はまとまり、集合、団体のこと。つまり(自家用)飛行機で
世界中のリゾート地を飛びまわり、リッチなライフ・スタイルを楽しんでいる
人々を意味します。

A: I heard Alice married a billionaire.


B: She did. She's now a member of the jet set.

A:アリスは大金持ちと結婚したんだって?
B:そうよ。今ではエリートの仲間入りってわけ。

●chip-head コンピュータオタク Not used in Britain


チッペッド
<普通に言うと> a computer specialist
chip はコンピュータ・チップのこと。いつも頭ん中はコンピュータのことばか
りで、夢中になっている人のことをこう呼びます。

A: This computer won't start.


B: Ask Mike. He's a chip-head.
A: Good idea! I am sure he could fix it.

A:このコンピュータ、電源が入らないよ。
B:マイクにきいてごらん。あいつはコンピュータオタクだから。
A:そうだね。きっと彼なら直せるはず。

●doormat いじめられっ子 Used in Britain


ドーマッ(トゥ)
<普通に言うと> someone who figuratively gets trodden on
doormat は家に上がる前にくつをふく玄関マットのこと。つまり、玄関マッ
トのようにいつもみんなに足げにされている人、踏みつけられても黙っている
人を指します。いじめられっ子。

A: I need you to take me to school. Pick me up at 8:00.


B: I'm not your doormat. Take the bus.

A:学校まで送ってくれ。8 時に迎えに来い。
B:僕は君の召使じゃないよ。バスに乗るんだね。

●fat cat 金回りがいい人 Used in Britain


ファット キャット
<普通に言うと> a wealthy person
太った猫のことですが、スラングでは 経済的に恵まれている人のことを指しま
す。選挙などで候補者を経済的に支えている人や有力者などがよくこのように
呼ばれます。become a fat cat で「裕福になる」という意味。

A: Could you give me a loan? I just need $400.


B: Ask George. He's a fat cat.
A: I know, but he turned me down.

A:ちょっと 400 ドルばかり都合してくれませんか?


B:ジョージにききなよ。あいつは金回りがいいから。
A:わかってますが、断られたんです。

●geezer 老いぼれ Used in Britain


ギーザ-
<普通に言うと> an old man
「じいさん/ばあさん」「老いぼれ」にあたるスラングです。しばしば「意地悪
じいさん/ばあさん」といった、偏屈、変わり者というニュアンスを含みます 。

A: I don't like it when women wear jeans.


B: There's nothing wrong with it. You're just an old geezer.
A: Well, I don't care.

A:女の人のジーンズ姿はいかん。
B:いいじゃないべつに。あなたは古いのよ。
A:それで結構だ。

●low-life ろくでなし Used in Britain


ローライフ
<普通に言うと>despicable or immoral person
働かずにぶらぶらし、いつも飲んだくれていて、パートナーには暴力をふるい 、
社会的常識に欠ける・・・、というどうしようもない類の人々のことをこう呼
びます。

A: I'll sell you these pictures of you in the shower.


B: That's blackmail! You're such a lowlife.
A: Call the police if you want. They won't get me.

A:シャワーを浴びてる君の写真を売るんだ。
B:それじゃ脅迫よ。このろくでなし。
A:呼びたきゃ警察を呼べばいい。俺は捕まりゃしないよ。

●Tag along 金魚のフン Used in Britain


タガロン
<普通に言うと> a follower
仲間に入れてほしいがために、グループのメンバーから頼まれるとノーといえ
ず、パシリになっている人のことです。日本語の「金魚のフン」というニュア
ンス。商品に必ずくっついている tag(タグ)を思い浮かべてみて。イギリス
では、これを動詞としてもよく使います。

A: Are you Steve's business partner?


B: No, I'm just his tag along. I'm an intern.
A: Well, you seem so knowledgeable.

A:君はスティーヴのビジネス・パートナーかい?
B:いえ、単なる“金魚のフン”です。実習生なんです。
A:へぇ、それにしてはよく知ってるみたいだね。

●trailer trash 愚かで貧乏 Not used in Britain


トレイラー トラッシュ
<普通に言うと> stupid and poor (people)
貧しい人を侮辱する「下層の貧乏人」という意味のスラングです。アメリカで
は移動式住宅(trailer)で生活している人々は貧しいと考えられています 。
trash はゴミのような人という意味。

A: I'm thinking about asking Mary out.


B: Not Mary. She's trailer trash.
A: I can't believe you said that!

A:メアリーをデートに誘おうかと考えてるんだ。
B:やめとけよ。あの女はばかで貧乏だ。
A:なんてこというんだ!

●xippie ヒッピー気取り Not used in Britain


ズィッピー
<普通に言うと> a person who pretends to be a hippie
ヒッピー気取りの人のこと。特にニューエイジに熱中し、健康食品に異常にこ
だわる若い人を指します。generation-x と hippie をつなげた造語です。

A: I won’t buy anything but organic vegetables from now on.


B: Are you trying to be a xippie?
A: No, I just want to eat clean.

A:これからは有機野菜しか買わないわ。
B:ヒッピーを気取りかよ
A:違うわ。健康な食事を心がけたいだけ。

●XYZ syndrome 問題の多い人 Not used in Britain


エックスワイズィー スィンドローム
<普通に言うと> a person who has many problems
問題をたくさん抱えている人、悩みの多い人のことをこう呼びます。

A: I talked to Alice on the phone for three hours last night.


B: What about?
A: She has XYZ syndrome.

A:昨日の晩、アリスと 3 時間も話しちゃったよ。
B:なんのことで?
A:彼女は悩み多き女性なのよ。

@まじめな人

●hard-ass 堅物 Used in Britain


ハード アース
< 普 通 に 言 う と >   an uptight person who follows and enforces rules
meticulously
息 抜きをせず、いつも仕事のことばかり考えていて、忙しくしている人のこと 。
ストリート・シーンではかなりニュアンスが異なり、「常識に欠けるやつ」、
「見せたがり屋」、「すぐにけんかを吹っかけるいやなやつ」という意味にな
ることがあります。
A: I think we should wear suits to the meeting.
B: Don't be such a hard-ass. It's just a casual meeting.

A:ミーティングにはスーツを着てったほうがいいんじゃないか。
B:そんなにかしこまるなって。いつも通りのミーティングなんだからさ。

●egghead 知的な人 Used in Britain


エッグヘッド
<普通に言うと> an intellectual
「卵みたいな頭…ってはげている人のこと?」と思ったかもしれませんが、そ
の通りです。 ただし、“以前は”という条件がつきますが…。現在では頭のいい
人、賢い人、知的な人を指してこういうのです。時の流れと共に皮肉なニュア
ンスは薄らぎ、むしろユーモラスなニュアンスを伴うようになりました。

A: Robert is such an egghead.


B: No, he's not. He's smart, but he's also a lot of fun.

A:ロバートって、ガリ勉くんよね。
B:そんなことないわ。確かに頭いいけど、とても楽しい人よ。

●poindexter ガリ勉(のふりをする人) Used in Britain


ポインデクスター
<普通に言うと> a (mockery of) nerd
「宿題をやる以外に能がない人」という意味。実際は大して頭がよくないのに 、
他人にがり勉だと思われようと無駄な努力をしている人を指すこともあります 。
嘲笑するようなネガティヴなニュアンスがあります。Poindexter はアメリカ
の漫画 Felix the cat に出てくるプロフェッサーの名前。

A: Come on, Poindexter. Help me with my homework.


B: My name isn't Poindexter! Do it yourself.
A: If you don't help me, I'm going to fail.
A:ガリ勉くん、宿題手伝ってよ。
B:僕の名前はガリ勉じゃないよ。
A:手伝ってくれないと、単位落としちゃう。

●queeve 堅物 Not used in Britain


クィーヴ
<普通に言うと> uptight individual
「堅苦しい人物」という意味のスラングです。常にイライラしている人、神経
質な人を指すこともあります。またスケーター用語では弾みをつけたものの勢
いがなくなってしまった状態を指します。He’s queevish.で、(彼は堅物ある
いは神経質)という意味。

A: I don't want you to look at my notes.


B: Don't be so queevish. Show them to me.
A: No! You should have gone to class.

A:ひとのノートをのぞくなよ。
B:かたいこといわないの。見せてよ。
A:だめ!授業があるんだろ。

@奇人・変人

●dork 変なやつ Used in Britain


ドーク
<普通に言うと> odd, nerd, stupid or ridiculous person
勉強はできるが、運動はだめ、ルックスもださい人のこと。つまり
いけてない男性に対して使いますが、相手を侮辱する語ですから注意しましょ
う。日本でいう「オタク」といったニュアンスです。

A: Where's John?
B: He's home playing video games. That's all he ever does.
A: He's such a dork.

A:ジョンはどこ?
B:家でゲームしてる。それしかしないんだ。
A:変なやつだな。

●quimp 変人 Not used in Britain


クインプ
<普通に言うと> a strange person
gueer(変人)と gimp(足をひきずって歩く人を侮蔑する呼称。びっこ)を
くっつけたスラングです。「変人」「まぬけ」「ばか野郎」という意味。また
性の奴隷にされた男性を指すこともあります。

A: Why is Alice dating Peter?


B: I don't know. He's such a quimp.
A: I know. I guess she doesn't like an average guy.

A:なんでアリスはピーターとつきあってるの?
B:さあね。あいつ相当変わり者なのに。
A:だよね。彼女普通の男じゃダメなのかも。

●dipshit  まぬけ Used in Britain


ディップシット
<普通に言うと> idiot
shit は糞、dip はつかるということ。糞から抜けられない、つまり「まぬけ」 、
「愚か者」という意味のスラングです。

A: I ate that cake on your desk. I hope you don't mind.


B: You, dipshit! It was a present for Mary.
A: Sorry, I thought you didn't want it.
A:机の上にあったケーキ、食べちゃったけど、いいよね。
B:ばか野郎!メアリーにあげようと思ってたのに。
A:ワリィ。いらないと思ったんだよ。

●duffis 変人 Not used in Britain


ダフィーズ
<普通に言うと> a strange person
他人を変人、頭が悪いと侮辱するときのスラングです。

A: You'd better call her and tell her you'll be late.


B: Don't worry. She'll wait for me.
A: Don't be such a duffis. Show her some respect.

A:遅れるって彼女に電話したほうがいいわ。
B:平気だよ。待っててくれるさ。
A:ばかなこといわないで。気遣ってあげるべきよ。

●queer beer 変人 Not used in Britain


クイアビア
<普通に言うと> a strange person
女性向けのアルコール度数の低いビールのことですが、スラングでは「変人」
という意味。またゲイの人々を侮辱する呼称でもあります。

A: What is John doing with that big pink hat on?


B: I don't know what he's thinking.
A: He's really queer beer.

A: ジョンのやつ、あんなばかでかいピンクの帽子なんかかぶって、なにやって
るんだろう?
B:あいつの考えてることはさっぱりわからん。
A:本当に変なやつだ。
●wacko 頭のいかれたやつ Used in Britain
ワッコォ
<普通に言うと> a crazy person
「頭のおかしいやつ」「ドラッグで頭がハイになったやつ」「ばかげた行動」
といった意味のスラングです

A: Can you believe John's wearing short pants for snowboarding?


B: I know. He must be freezing.
A: He's really wacko.

A:ジョンのやつ、スノボーするのに短パンなんかはいてるんだ。信じられる?
B:ああ。寒いだろうにね。
A:本当に変なやつだ。

@見た目
●blimp 巨デブ Used in Britain
ブリンプ
<普通に言うと> very fat person
ものすごく太っている人のこと。
太っていても体のラインが出るのを少しも気にしない派手な服装をした女性や 、
汚れたシャツからお腹のぜい肉がはみ出ていて、頭はふけだらけ、というイメ
ージの男性を指します。

A: Who is that blimp with Mark?


B: That's his new girlfriend. He likes big women.

A:マークと一緒にいるあのすごいデブ、誰?
B: あいつの新しいカノジョだよ。あいつ、デブ専なんだ。

●tacked 不細工 Not used in Britain


タック(トゥ)
<普通に言うと> ugly
tack はシャツをズボンに押し込むことですが、スラングでは「不細工」「興ざ
め」「古い」「いかれている」「ダサい」という意味。

A: I'm going out with Harry tomorrow.


B: Harry? He's so tacked. Can't you find anyone else to date?
A: Well, I know he's not very good looking, but he's got a really nice
personality.

A:明日、ハリーとデートなの。
B:ハリー?超ぶっさいくじゃない。他にデートの相手、見つからないの?
A:まぁ、確かに不細工だけど、いい人よ。

●xeena ブス Not used in Britain


ズィーナ
<普通に言うと> a homely woman
器量の 悪い女性を侮蔑して呼ぶ時のスラングです。くれぐれも本人前にして、
口に出しては言わないように。

A: Who's that xeena over there?


B: That's my sister.
A: Oh...sorry.

A:誰?あのブサイク。
B:私の妹なんだけど。
A:えっ…ご、ごめん。

@人の性格/気性
●moocher たかりや Used in Britain
ムーチャー
<普通に言うと> beggar, Person who tries to get things for free.
他人の持っているものにはたかり、全部しぼり取っていくくせに、何のお返し
もしない人のこと。たかり屋。招きもしないのに何日も滞在し、食べ物を食べ
尽くし、家を汚して 帰っていく、というような人も moocher です。

A: Can I have half of your sandwich?


B: Don't be such a moocher.
A: Go on, just half.

A:君のサンドイッチ、半分くれない?
B:そうたかりなさんな。
A:サンドイッチをくれといってるだけじゃないか。

●dweeb だらしない人 Used in Britain
ドゥィーブ
<普通に言うと> a nerd, wimp
「だらしない人」、「つまらない人」、「ださいやつ」といった意味のスラン
グです。dork に似たニュアンスも持っています。

A: Aren’t you going to change your clothes?


B: I like this way.
A: You're such a dweeb.

A:着替えないの?
B:これが好きなんだよ。
A:変な人ね。

●know-it-all 物知りだと思っている人 Used in Britain


ノウイットオー(ル)
<普通に言うと> a person who thinks s/he knows everything
何でも知っていると思い込み、人の質問にうるさいぐらい答を出す人のこと。
いわゆる「知ったか」といったニュアンス。鬱陶しがられているのに、そうは
思わず得意になっている相手を形容するスラングです。

A: I don’t need to read the handbook. I already know all about


computers.
B: If you're such a know-it-all, why won't it turn on?
A: Well...I... I don't have time to help you right now.

A:説明書なんて読まないで大丈夫さ。コンピュータのことは全部知ってるから
ね。
B:物知りさん、じゃなんでこれ電源が入らないの?
A:それは…その…今ちょっと時間がないから後でまた。

●404 無知な人   Not used in Britain


フォーオーフォー
<普通に言うと> naïve
ネット・サーフィン中、ページが見つかりませんというメッセージと共に 404
という数字をみかけませんか?そこから 404 は「無知な人」、「世間知らず」
という他人を侮辱するスラングとして使われています。

A: I'm going to ask Bill to be my accountant.


B: He's so 404. He barely knows his own name.
A: Really? He seemed really smart to me.

A:会計士になってくれるように、ビルに頼むつもりなんだ。
B:あいつ、何にも知らないよ。自分の名前さえわからないぐらいだぜ。
A:そうなんだ。頭良さそうに見えたけどね。

●tool いいように利用されているお人好し Not used in Britain


ツール
<普通に言うと> a gullible person
他人から便利な道具 tool のように扱われているのに、それに全く気づかないお
人好しをばかにしていうスラング。さしづめ「パシリ」といったところでしょ
うか。

A: I need someone to help me move.


B: Ask George. He's a tool.
A: Good idea. He doesn't know how to say no.

A:誰か引越しを手伝ってほしんだ。
B:ジョージにききなよ。あいつはお人好しだからね。
A:それはいい。ノーとはいえないやつだし。

@体の状態

●laidback のんびりしている、のんき Used in britain


レイドバック
<普通に言うと> easy-going, carefree, free from stress
「性格がのんびりしている」「年をとって丸くなった」ということ。またかつ
て激しい音楽だったものがシンプルでソフトになったという時にもよく使いま
す。

A: Why does everyone like Jay so much?


B: I guess it's because he's so laidback.
A: That's true. Nothing ever worries him.

A:タケってどうしてみんなに好かれてるのかしら?
B:のんきだからじゃないの。
A:そうね。彼どんなことにも動揺しないから。

●break wind おならする Used in Britain


ブレイ(ク)ウィン
<普通に言うと> to fart
風を分けるという意味ではなく、「おならする」という意味のスラングです。
風を割ってしまうほどの大胆なおならは人前では避けたいですよね。

A: Somebody broke wind.


B: It wasn't me.
A: Roll down the window. It really stinks.

A:誰かおならしたな
B:私じゃないわ
A:窓を開けてくれ。すごく臭いよ

●bake it 排便をがまんする Not used in Britain


ベイキッ(トゥ)
<普通に言うと> to resist the urge to defecate
「大便をしたいのをがまんする」という意味のスラングです。あまり我慢する
のは体に毒ですのでほどほどに。

A: I need to go to the bathroom.


B: Well, bake it. We'll stop at the next gas station.
A: Hurry!

A:トイレに行きた~い。
B:がまんしろよ。次のスタンドで止まるから。
A:急いで!

●plastered へべれけに酔う Used in Britain


プラスタードゥ
<普通に言うと> heavily drunk、under the influence of drugs
plaster は「しっくい」のことですが、スラングでは「泥酔」「ぐでんぐでん
に酔う」という意味になります。飲みすぎは体に毒ですよ。
A: Let's go. I'll drive you home.
B: You're not driving. You're plastered.
A: Don't worry. I only had five beers.

A:さて行くか。家まで俺が運転するよ。
B:だめよ。あなたかなり酔ってるじゃない。
A:平気だよ。ビールを 5 杯、飲んだだけだから。

●hurl ゲロ、吐く  Used in Britain


ハ-ル
<普通に言うと> throw up
「投げつける」「飛びかかる」という意味ですが、スラングでは「吐く」、
「ゲロ」のこと。特に酒を飲み過ぎた後にゲーゲー吐くというイメージ。

A: You look sick.


B: I am. I shouldn't have eaten all that ice cream.
A: Well, don't hurl in my car.

A: 顔が 青いぞ。
B: ああ。アイスクリームなんか食べなきゃよかった。
A: おいおい、車の中では吐かないでくれよ。

●ralph 嘔吐する  Not used in Britain


ラルフ
<普通に言うと> to vomit
「嘔吐する」「ゲロ」という意味のスラングです。人の名前ではないので、r
は小文字のままです。

A: I feel like I'm going to ralph.


B: Did you eat something?
A: Yeah. I ate some oysters. Maybe they were bad.
A:吐きそうだよ。
B:なんか変なものでも食べたの?
A:ああ。牡蠣を食べたんだ。古かったのかも。

●silent stalker すかしっ屁   Not used in Britain


サイレンストーカー
<普通に言うと> pass gas without a sound
周 囲に気づかれないよう、音をたてずにするおなら( fart)のこと。いわゆる
「すかしっぺ」ってやつです。

A: Man! What's that smell?


B: It's a silent stalker.
A: I didn't do it!

A:うぇっ!なんだこの臭い?
B:誰かおならをすかしたんだ。
A:私じゃないからね!

●knocked-up 妊娠する Used in Britain


ノックタップ
<普通に言うと> to become pregnant
妊娠するという意味。祝福されるというより、"できちゃった"というネガティ
ヴなニュアンスで使われることが多い語です。婚外交渉で女性を妊娠させてし
まった場合は knock someone up となります。

A: I knocked up my girlfriend.
B: What are you going to do? Are you going to get married?
A: I don't know. I don’t really want to have a baby yet.

A:妊娠しちゃった。
B:どうするの?結婚するの?
A:わからない。まだ子供なんてほしくないわ。
●loaded できあがる(酔っ払う) Not used in Britain
ローデド
<普通に言うと> drunk
銃に 弾が入った状態、ものが詰まった状態のことですが、スラングでは「 酔っ
払っている」という意味になります。

A: I'm going...go... Give me another drink.


B: You're loaded.
A: No I'm not. ...one more drink.

A:さぁて…するぞ…もう 1 杯ぃ~。
B:酔ってるな。
A:そんなこたぁない…もう 1 杯ぃ。

●smashed 泥酔状態 Used in Britain


スマッシュトゥ
<普通に言うと> intoxicated
「叩き割る」「打ち壊す」という意味ですが、スラングでは、言葉はしどろも
どろでまっすぐに歩けないほど「べろべろに酔っている」という意味になりま
す。

A: Wow, you look terrible.


B: I got smashed last night.
A: That explains it.

A:ひどい顔してるわよ。
B:昨日、べろべろになるまで飲んじゃったから。
A:なるほどね。

●ultra-buzz ほろ酔い気分 Not used in Britain


アルトラバーズ
<普通に言うと> be moderately drunk
buzz は「酔う」という意味。ほろ酔い気分は超えてはいるものの、騒いだり 、
大声を出したりするほど酔っ払ってはいない状態。つまり「ほどほどいい感じ
に酔っている」ということ。

A: I got an ultra-buzz.
B: Why? What did you have?
A: Just a couple beers.

A:ああいい気分だぁ~。
B:なんで?なに飲んだの?
A:ちょっとビールをひっかけてね。
ƒ
●shoot one's cookies 吐く Not used in Britain
シュート クキーズ
<普通に言うと> to vomit
「クッキーを撃つ」という意味ではなく、「嘔吐する」「もどす」という意味
のスラングです。shoot の代わりに toss あるいは lose ということもあります。
また cookie の部分を他に食べものに入れ替えることができます。(例:I was
shooting breakfast because I had a hang over.「二日酔いだったから、朝
飯をもどしちゃったよ」)

A: It smells like someone shot their cookies.


B: I know. Let's get out of here!

A:誰か吐いたみたいな臭いだ。
B:ほんとだ。出ようか。

@体の部位
●gourd 頭  Not used in Britain
ゴード
<普通に言うと> head
gourd はひょうたんのことですが、スラングでは「頭」を指します。 Out of
one’s gourd や off one’s gourd で、「頭がいかれる」という意味になります。

A: Why are Jim and Nancy getting divorced?


B: Use your gourd. They're so different.
A: Really? I thought they were getting along.

A:なんでジムとナンシーは離婚しちゃうの?
B:考えてみなよ。2 人は違いすぎるんだ。
A:そうなの?2 人はうまくいってるかと思ってた。

●grill 歯  Not used in Britain


グリル
<普通に言うと>teeth
焼き網のことですが、スラングでは「歯」のこと。つまり、She has a really
bad grill.は She has really bad teeth.と同じ意味になります。

A: That girl over there's cute.


B: Yeah, but she has a really bad grill.
A: Too bad.

A:あそこの女の子、かわいいね。
B:ああ、でもひどい歯してるんだ。
A:そいつは残念だ。

●keg ビール腹   Not used in Britain


ケグ
<普通に言うと> beer belly
keg はビール樽を指します。ぼってりしたその様子から、脂肪がついた腹も樽
を連想させるので、こう呼ぶようになりました。

A: Give me another beer.


B: You'd better slow down. You're getting a keg.
A: I know.

A:ビールをもう 1 杯くれ。
B:やめとけって。腹が出てきているじゃないか。
A:まあな。

●noggin アタマ Used in Britain


ノギン
<普通に言うと> head
noggin は頭を意味するスラングです。なので use your noggin と言われたら、
「頭を使え」という意味です。これはけっこう古くから使われているスラング
です。

A: What happened to your noggin?


B: I hit it on the doorframe.
A: I guess you're too tall for Japanese houses.

A:そのアタマ、どうしたの?
B:ドアの枠にぶつけたんだ。
A:あなたには日本の家は低すぎるのかもね。

●paw 手 Used in Britain


ポウ
<普通に言うと> hands
paw は犬や猫など、つめのある 4 つ足動物の足(手のひら)の部分のことです
が、スラングでは人の手を表します。また「手で掻く」という意味もあります。

A: Let me see your book.


B: Get your paws off that. It's an antique.
A: Can I look at it if I wear gloves?

A:その本、ちょっと見せて。
B:さわっちゃだめだ。古文書なんだから。
A:手袋したら見てもいい?

●rack 胸 Brits wouldn’t use this for a WOMAN’s breasts. But


might use ‘melons’ ‘bazzookas’ or ‘blouse bunnies’
* * * セ イ ン さ ん に 確 認 * * * * These words would all be used in
America.
ラック
<普通に言うと> women’s breasts
このスラングは「女性の大きな胸」という意味です。rack はシカやバッファロ
ーなど、角のある動物の頭部を飾るための棚(horn rack)のこと。

A: Have you seen Mike's new girlfriend?


B: No, but I heard she's cute.
A: She's more than cute. She has a big rack.

A:マイクの新しい彼女見た?
B:いや。でもかわいい子らしいね。
A:かわいいだけじゃないよ。胸がでかいんだ。

●ticker 心臓 Used in Britain


ティッカー
<普通に言うと> heart
時計の音、心臓の鼓動は英語で tick-tock と表現します。そこから ticker が
「心臓」という意味で使われるようになりました。

A: Wow! I gocha!
B: Don't scare me like that! My old ticker just about stopped.
A: I just wanted to see what you would do.

A:わぁ!捕まえたっ!
B:ちょっと!驚かさないでよ。心臓とまっちゃうじゃない。
A:どうするかと思って。

@職業
●nark (アンダーカヴァーの)麻薬捜査官 Not used in Britain
ナーク
<普通に言うと> (undercover) drug officers
narcotics(麻 薬)から派生したスラングで、「麻 薬捜査 官」「ドラッグの取
り締まりを専門とする警察官」という意味。特に身分を隠して取り締まりにあ
たる「おとり捜査官」のこと。narc、またはnarqと綴ることもあります。

A: I'm going to talk to John about this.


B: Be careful. He may be a nark.
A: Really?

A:このことはジョンに話すつもりだ。
B:気をつけろ。やつは麻薬捜査のアンダーカヴァー・エージェントかもしれな
い。
A:本当か?

●model slash waitress モデル・ウェイトレス兼業 Used in Britain


マドゥ スラッシュ ウェイトレス
<普通に言うと> working as a waitress and a part-time model
slash は/(スラッシュ)のことで、「兼」を表す記号です。頭にウリになるキ
ャリアを持ってくることが多いようですが、それは単なる見栄。タイトルのよ
うな model slash waitress、あるいは actress slash waitress などという時
は、たいていウェイトレスが主な収入源でモデルや女優業は名ばかりという場
合がほとんどど。

A: Wow! Who's that girl standing by the door?


B: That's Naomi Lopes. She's a model-slash-waitress.

A:おおっ!ドアのそばに立ってる子、誰?
B:ナオミ・ロペズさ。いわゆるモデル兼ウェイトレスってやつ。

●paper-pusher 事務系 Used in Britain


ペイパァプッシャァ
<普通に言うと> an office worker, a bureaucratic worker
毎日 大量の申請書やフォームなどを扱う職にある事務員のこと。また公的機関
で働くお堅い職員・官僚を指すこともあります。どちらを指す時も見下すよう
なネガティヴなニュアンスを伴います。

A: Did you get an answer from that man at city hall?


B: No. He's just a paper pusher.
A: Maybe you should talk to the mayor.

A:市役所の職員から解答は得られた?
B:いや、あいつはただの事務員だからな。
A:市長に話したほうがいいかもね。

●smoke eater 消防士 Not used in Britain


スモークイータァ
<普通に言うと> a firefighter
「煙を食べる人」という直訳から想像がつくように、「消防士」という意味の
スラングです。女性消防士も活躍するアメリカでは、 fireman というより
firefighter のほうをよく用います。

A: What does your husband do?


B: He's a smoke eater.
A: Really? He must be a brave man.

A:ご主人はどんなお仕事してらっしゃるの?
B:消防士よ。
A:まあ本当?勇敢なのね。

●tree hugger 環境保護運動家 Not used in Britain


トゥリーハガァ
<普通に言うと> an environmentalist
木を抱く人、つまり環境保護に奔走する人のこと(環境保護運動家)。特に森
林を伐採や公害から守ろうと強く訴え、保護運動を促進している人を指します 。
時に皮肉となることもあるので要注意。

A: I'm going to a rally to save the forest.


B: Are you still a tree hugger?
A: Of course. If you love nature, you should be too.

A:森林を守るための集会を開くつもりなんだ。
B:まだ環境保護運動家を続けているの?
A:もちろん。自然を愛するなら、君も活動家になるべきだよ。

CHAPTER 5 日常生活
毎日の生活の中には、実に多くのスラングが存在します。使用頻度の高いもの
ほど色々な言い方があります。またビジネスシーンやキャンパスライフならで
はのスラングも知っておくと面白いですよ。

@乗り物
●hammer アクセル Not used in Britain
ハマー
<普通に言うと> accelerator
主にトラックの運転手が使うスラングで車の「アクセル」のことです。またス
トリートでは「拳銃(回転式の銃。特にマグナムなど大型口径の銃)」を意味
します。 イギリスでは put your foot to the floor(アクセルを踏み込んでス
ピードをだせ)というスラングがよく使われます。

A: Put the hammer to the floor. We'll be late for the wedding.
B: Don't worry. We still have plenty of time.

A:フル・スピードで運転してくれ。結婚式に遅れてしまう。
B:大丈夫。まだ時間はたっぷりあるよ。

●organ donor ノーヘル(でバイクに乗る人)Used in Britain


オーガンダナァ
<普通に言うと> a rider without a helmet
「 臓 器 を 提 供 す る 人 」 と い う 意 味 で す が 、 ス ラ ン グ で は 「 ノ ー ヘ ル (no
helmet)でバイクに乗る人」を指します。つまり、すぐにでも命を落としそう
な不用心な人、ということですね。

A: Don't forget your motorcycle helmet.


B: I don't need it.
A: Don’t be an organ donor.

A:ヘルメットを忘れないでね。
B:いらないよ。
A:ノーヘルはだめよ。
●red eye 夜間飛行便 Not used in Britain
レッドアイ
<普通に言うと> a midnight flight
夜間飛行便を使うと、寝不足で目が充血して赤くなるところからきたスラング。

A: What flight are you coming on?


B: It's the red-eye flight.
A: Okay, I'll pick you up at the airport at about 5:00 in the morning.

A:あなたのフライトは?
B:夜間飛行便だよ。
A:わかったわ。それじゃ朝 5 時頃に空港に迎えに行くわ

●VIP 車の後部座席にすわる Not used in Britain


ヴィップ
<普通に言うと> to ride in the back seat
VIP は very important person(大切な要人・客人)の略です。VIP は自分で
は運転せず、運転手付きのリムジンの後部座席にどっかり座って移動するとい
うイメージがあります。そこから、「運転席の横が空いていても後部座席に座
る」という意味の新しいスラングとして使われるようになりました。

A: Who wants to ride VIP?


B: I do. Then I can sleep.
A: Okay, it's yours.

A:後に座りたいひと~。
B:俺。寝たいから。
A:わかった。じゃ乗れよ。

●bacon cruiser  パトカー  Not used in Britain.


ベイカンクルーザー
<普通に言うと> a police car
bacon は警官を侮辱して呼ぶ時のスラング。cruiser は巡航船のこと。つまり
「パトカー」という意味です。イギリスでは panda というスラングがありま
す。

A: You'd better slow down.


B: Why?
A: There's a bacon cruiser.

A:スピード落とせよ。
B:どうして?
A:パトカーだ。

●weed up  車をバリバリにチューンナップする、改造する Not used in


Britain
ウィーダップ
<普通に言うと> to modify a car to look better
「車をチューンナップしたり、内装などを改造する」という意味。weed はマ
リワナのことですが、気分が落ち込んでいる時にハイにしてくれるというとこ
ろから、weed up は「車をパワーアップさせる」という意味になりました。

A: Wow! That's a hot car.


B: Thanks. I really weeded it up.
A: Give me a ride.

A:おっ!かっけぇ車じゃん。
B:サンキュ。バリバリにチューンしたんだ。
A:乗っけてくれよ。

@数
●godzillion 膨大な数 Used in Britain
ガジリオン
<普通に言うと> a large amount
このスラングは日本が生んだ怪獣「ゴジラ」に由来します。巨大なゴジラは陸
に 上 が り 、 街 を 破 壊 し て い き ま し た 。 godzilion は ゴ ジ ラ ( Godzilla ) と
million をつなげた造語で、「想像絶する膨大な数」を意味します。

A: I'm really sorry. I lost that bracelet you lent me.


B: Don't worry. I have godzillions of them.

A:ごめん。貸してくれたブレスレット、なくしちゃったの。
B:気にしないで。捨てるほどあるから。

●nada ゼロ Used in Britain


ナーダ
<普通に言うと> no, nothing or none.
nada はスペイン語で、none(なにもない、ゼロ)を意味します。 What’s
up?などの挨拶の言葉に対して、特になにも語ることがない時の返答としても
よく使います。アメリカなどでは、スペイン語を第二外国語として勉強する学
生が多いため日常的に使われています。

A: How much money do you have with you?


B: Nada. I spent it all.
A: We'll have to find an ATM machine.

A:いくら持ってる?
B:ゼロ。全部使っちゃったよ。
A:ATM を見つけないと。

@強調/程度
●uber 非常に Not used in Britain
アバァ
<普通に言うと> really, very
above、over を表すドイツ語ですが、スラングでは強調の very や really の代
用としてよく使われています。あるバンドが、ナチ時代のドイツのスローガン
だった"Deutschland uber Alles"(Germany above all things.)をもじっ
た”California uber alles”という曲をヒットさせたところから一般のアメリカ
人にスラングとして広まったといわれています。

A: Why don't you ask Jack to fix your computer?


B: Can he help me?
A: Sure. He's uber smart about computers.

A:コンピュータの修理はジャックに頼んだら?
B:彼に直せるの?
A:勿論。彼はコンピュータにはめちゃ詳しいんだよ。

●darn とても~ Used in Britain


ダーン
<普通に言うと> really, absolutely
damn の変形がこの darn です。damn はいまいましいときに思わずつぶやく
「クソッ!」という意味のスラングですが、ものごとを強調して話すときにも
使います。(例:Darn it!「クソッ!」、damn good「すごく」、damn
right「まったくその通りだ」)しかし、あまり品がよろしくないので、代用と
して darn を使います。

A: This is wrong. We need to take action.


B: You're darn right. Taxes are too high already.

A:こんなの間違ってる。なんとかしないと。
B:君のいうとおりだ。税金は高すぎる。
@ものの状態を表す

●(in) apple pie order 整然としている Not used in Britain


アポーゥパイ オーダァ
<普通に言うと> neat and tidy, well organized
アップルパイを注文するという意味ではありません。ここでの order は「秩序、
順序」という意味。均一に切られて美しく並べられたアップルパイの上のリン
ゴを思い浮かべて下さい。「きちんと整理整頓されている」、「整然としてい
る」という意味のスラングです。

A: How is the meeting room?


B: It's in apple pie order.
A: Good. I hate it when it's messy.

A:会議室はどうだった?
B:きちんと整頓されてたよ。
A:よかった。散らかってるのはイヤだから。

●on the dot ぴったり Used in Britain


オンザドット
<普通に言うと> exactly
アナログ時計の時間を表す点(dot)の上に針が重なることから、「時間どお
り」、「きっかり」という意味になります。

A: What time is it?


B: It's 5 o’clock, on the dot.

A:今何時?
B:ぴったり5時だよ。
●pronto 速攻で Used in Britain
プロント
<普通に言うと> right away, hurry up、immediately
「すばやい」という意味のスペイン語で、Hurry up.、Immediately.(いそげ、
すぐにだ)の代用として使われているスラングです。日本語の「速攻で」「特
急で」というニュアンス。コンピュータ業界では RCG を使ってビルドするア
プリケーションのこと。

A: I need you to copy these reports.


B: Okay, I'll do it after lunch.
A: Pronto! You can eat your lunch later.

A:このレポートをコピーしてほしいんだが。
B:いいですよ。昼食の後にやっておきます。
A:今すぐにだ!昼めしは後にすればいい。

●run-of-the-mill 平凡、ありがち Used in Britain


ランノヴザミル
<普通に言うと> ordinary
「極めて普通」「変わりばえしない」「退屈で面白くない」という意味のスラ
ングです「ありがち」「ありきたり」といったネガティブな含みがあります。
別項で取り上げた lame(興ざめ、つきなみ)に似たニュアンスを持っていま
す。

A: What did you think of George's speech?


B: It was run-of-the-mill.
A: I'm not surprised. He's a boring guy.

A:ジョージのスピーチどう思った?
B:平凡だったよ。
A:だろうね。面白くない人だから。
●until the cows come home ずっと長い間 Used in Britain
アンティルダカウズカモーム
<普通に言うと> for a very long time
牛が牛舎にのろのろと戻ってくる様子から、「長い間」、「長い時間」、「ず
っと後まで」という意味で使われるスラングです。

A: No, I'm not going to lend you any money.


B: Please. Just $50. I promise to pay you back.
A: You can ask until the cows come home. The answer will still be no.

A:だめだって。お金なら貸さないよ。
B:お願いだよ。50 ドルでいいんだ。必ず返すから。
A:何度聞くのも勝手だが、ノーという答は変わらないからね。

@状況を表す

●all bets are off 白紙にもどす Used in Britain


オールベッツアーオフ
<普通に言うと> The agreement is cancelled.
賭けがすべて中止になる、つまり「準備していたものがすっかり無駄になって
しまう」「白紙に戻る」という意味のスラングになります。また、「事態が一
変する」「とんだ番狂わせ」という状況でも使えます。

A: So, we'll sign the final contract in June?


B: All right, but if this gets out, then all bets are off.
A: Don't worry. I'll keep it a secret.

A:6 月に最終的な契約を結ぶというわけですね?
B:ええ、でもこれが(外部に)漏れたら、全部おじゃんです。
A:心配はいりません。秘密にしておきます。
●bogart 1 人占めする Not used in Britain
ボガート
<普通に言うと> to keep something all for oneself
スクリーンの中のハンフリー・ボガートには、「わがままで勝手気まま」とい
うイメージがありました。そこから、「1 人占めする」という意味のスラング
になったといわれています。

A: Don't bogart all the pie.


B: There's a lot left. Don't worry.

A:パイを 1 人で食べないで
B:たくさん残ってるじゃないか。大丈夫だよ。

●balloon head 空威張りするやつ Not used in Britain


バルーンヘッド
<普通に言うと> a fool with a large ego
単におつむが弱いというだけでなく、「表面ばかりえらそうにしているエゴの
かたまり」と侮蔑して呼ぶときのスラングです。頭はエゴで風船のように大き
くなっているというところから。

A: I can't drive this. I only drive Mercedes.


B: Don't be such a balloon head. You're not a movie star.

A:こんなの、運転できないわ。私、ベンツしか運転しないの。
B:そんなわがままいうもんじゃないよ。映画スターじゃないんだから

●double whammy 不幸のダブル・パンチ Used in Britain


ダボー ワミィ
<普通に言うと> two devastating things
whammy は「不運」「不幸」という意味。double whammy は、「不幸がた
て続けに起こる」「踏んだり蹴ったり」という意味のスラングです。

A: Bob's really depressed. His car broke down.


B: And his wife left him just last week.
A: A double whammy.

A:ボブが落ち込んでる。車が壊れたんだ。
B:おまけに先週奥さんが出て行った。
A:不幸のダブル・パンチってわけだ。

●go balls out 猛烈に努力する Not used in Britain


ゴゥボールズアウト
<普通に言うと> to try really hard
「多大な労力を注ぐ」「死にものぐるいでやる」という意味です。蒸気機関車
の運転士がスピードを調節するのに使った 2 つのボールに由来するスラングで
す。

A: Has Mike's performance improved?


B: Yes. Since you talked him, he's been going balls out.
A: Good. I'm glad he's motivated.

A:マイクの演技は上達した?
B:うん。君が彼に話をしてから、すごく努力してるよ。
A:良かった。やる気になってくれてよかった。

@日常の行為
●crash 寝る Used in Britain
クラッシュ
<普通に言うと> sleep
寝る、特に「疲れているので睡眠をとる」という時に使われるスラング。また
人の家に泊めてもらうという意味もあり、Is it okay if I crash here(今晩、
ここで寝てもいい?)という感じで使います。
ドラッグや酒などで「気を失う」という意味でも使う。

A: Let's go to another bar.


B: Not me. I just want to go home and crash.
A: Don't leave so early.

A:もう 1 軒飲みに行こう。
B:俺はもうだめだ。家に帰って寝たい。
A:まだ早いじゃないか。

●catch some Z's 一眠りする Used in Britain


キャッチ サム ズィーズ
<普通に言うと> to get some sleep
Z’s とは睡眠のこと。英語で寝ている人のいびきの音を Z で表します。アメリ
カのマンガなどではよく出てくるように、Zzzzzz と z がたくさん並べて表さ
れるので複数計の s がつきます。「一寝入りするか」といったニュアンスです。

A: I'm going to catch some z's before I go to work.


B: Okay. Do you want me to wake you up at 8:00?
A: Yeah, thanks.

A:仕事の前に一眠りしておくよ。
B:了解。8 時に起こせばいい?
A:ああ。ありがとう。

●dead 使い果たす  Not used in Britain


デッド
<普通に言うと> to use up
「使い果たす」「全部消費してしまう」という意味を持つスラングです。

A: Don't dead all the pizza.


B: Don't worry. I'll save you a piece.

A:ピザ、全部食べないで。
B:大丈夫。ちゃんと一切れ残しておくよ。

●nip 1 杯ひっかける Used in Britain


二ップ
<普通に言うと> to have a quick drink
アルコールの入った飲み物を軽く、しかもさっと飲むこと。軽く 1 杯ひっかけ
るというニュアンス。

A: Give me a nip of your drink.


B: No, get your own drink.
A: Don't be so mean.

A:ちょっと一口飲ませろよ。
B:だめだ。自分で買えよ。
A:ケチケチすんなよ。

●albatross やっかいなこと Used in Britain


アルバトロス
<普通に言うと> burden
ゴルフをやる方はご存知かもしれません。スラングでは「やっかいなこと」を
意味します。albatross とは「アホウドリ」と呼ばれている鳥のことです。船
乗りの間では不運を招く鳥とされていて、そこから「やっかいなこと」「心配
の種」「不吉なことを引き起こしそうな人・物事」を意味するようになりまし
た。また医療関係者の間では、「どんな治療を施しても回復せず何度も病院に
戻ってくる患者」という意味で使われることがあります。
A: I can talk to George for you.
B: Really? If I could get rid of this albatross, I would do anything.

A:君の代わりに僕がジョージに話してあげるよ。
B:本当?そうしてくれるなら、何だってするよ。

●fart about 時間を浪費する Used in Britain


ファート アバウト
<普通に言うと> to waste time
fart は「おなら」のこと。これに about を加えると、「時間を無駄にする」と
いう意味に変わります。fart around ということも。どちらにしても下品な言
葉なので、むやみに使わないようにしましょう。

A: I haven’t done the report yet.


B: Well, stop farting around and get it finished.
A: OK.

A:まだレポートを書いていないの。
B:ほら、こんなところで時間をムダにしていないで、はやくやっちゃいなよ。
A:わかった。

●(not be worth) jack 無駄 Used in Britain


ジャック 
<普通に言うと> worthless
jack は jack shit の略。not be worth jack で、「無価値」「無駄」「ナンセ
ンス」といった意味になります。若者がよく使うスラングです。

A: What are you so mad about?


B: You sold me a computer and it isn't worth jack.
A: I told you it might not work.
A:そんなに腹を立ててどうしたんだい?
B:きみが譲ってくれたコンピュータ、何の役にも立たないよ。
A:動かないかもしれないっていったじゃないか。

●jazz up 飾りつける   Used in Britain


ジャズ アップ
<普通に言うと> to modernize
jazz 音 楽 から派生した語です。「(現代的な)味付けをする」、「活気づけ
る」、「飾りつける」という意味。

A: I hate my bedroom.
B: Let me jazz it up for you. I'm good at interior design.
A: Really? That would be great.

A:自分のベッドルームが気に入らないんだ。
B:明るく模様替えしてあげるわ。インテリア・デザインは得意なのよ。
A:ほんとう。助かるよ。

●rack one's brain(s) 知恵を搾り出す Used in Britain


ラック ブレインズ
<普通に言うと> to think very hard, try to remember something
rack には「苦しめる」、「拷問」「しぼりとる」という意味があります 。
rack one’s brains は頭を苦しめる、つまり「必死に考えて知恵を搾り出そう
とする」「なんとかして思い出そうとする」といったニュアンスで使うスラン
グです。

A: What's her name? ... Do you know?


B: Just a moment. I'm racking my brains. I remember! It's Yukiko.

A:彼女の名前は…えーと…知ってる?
B:ちょっと待って。思い出してみるから。思い出した!ユキコだ。
●screw around 時間の無駄 Used in Britain
スクリューアラウン
<普通に言うと> to waste time
このスラングには主に
①(ばかげたことをして)時間を浪費する
② 配偶者以外の相手となりふりかまわず性交渉を持つ
という 2 つの意味があります。②はかなり下品な言い方なので気をつけましょ
う。

A: Stop screwing around and get to work.


B: We're on our break.
A: Your break was over at 2 o’clock.

A:時間を無駄にしてないでとっとと仕事に取りかかれ。
B:休憩中ですよ。
A:休憩は 2 時に終わってる。

●up for grabs 求めに応じられる Used in Britain


<普通に言うと> available
up は物を「はい、これ」と持ち上げ目の前に差し出された状態、grab は「つ
かむ」、「手に入れる」ということ。つまり、up for grabs で「目の前に差し
出されたものを掴む」といったイメージから、「求めに応じられる」、「入手
可能」「よりどりみどり」という意味のスラングです。

A: Remember that apartment below me?


B: Yeah. Is it available yet?
A: Yeah, it's up for grabs. The guy who was renting it moved out last
week.
A:階下の部屋のことだけど、覚えてる?
B:ああ。もう空いたの?
A:うん、今なら入れるよ。住んでた人は先週引っ越したんだ。

@話す、話

●face time 直接面と向って話す Not used in Britain


フェィスタイム
<普通に言うと> to meet face-to-face
電話や e メールなどではなく、「直接会って話をする」という意味のスラング
です。コンピューターの普及によって広がった表現です。

A: I'm going to see George.


B: Why don't you just call him?
A: I think we need some face time.

A:ジョージと会ってくる。
B:電話すればいいでしょ。
A: 直接会って話す必要があるんだよ。

●fess up 告白する Not used in Britain


フェスアップ
<普通に言うと>to confess
「告白する」、「白状する」という意味のスラングです。「(自分の落ち度
を)素直に認める」という意味もあります。

A: I didn't touch your money. I swear.


B: You'd better fess up. The hidden camera doesn't lie.
A: I can't confess because I didn't do it.
A:君のお金にはさわってない。神に誓うよ。
B:白状したほうがいいぞ。隠しカメラはごまかせないんだから。
A:やってないものは告白しようがないよ。

●pipe down 話をやめる Used in Britain


パイプダウン
<普通に言うと> to stop talking and be quiet, hush
「だまる」、「話をやめて静かにする」という意味です。海軍で上官が笛
(Pipes)を吹いて解散を告げると、船上で仕事を終えた乗組員は甲板下に下
りて行きました。ここから「だまる」「話をやめる」という意味で一般に広ま
っていったようです。

A: Hey you guys, pipe down. This is a library.


B: We were just whispering.
A: You're still too noisy.

A:あなたたち、ちょっと静かにして。ここは図書館よ。
B:小声で話してただけなのに。
A:それでもうるさいのよ。

●rap Used in Britain


ラップ
<普通に言うと> to talk about
音楽のジャンルのひとつとして定着している“ラップ”はもともと「話す」、「雑
談」という意味のスラングでした。これは 1960 年代から使われ始めました。

A: What are they talking about?


B: They're just rapping about their boyfriends.
A: Don't they have anything else to talk about?

A:あの子たち、なんの話してるんでしょう?
B:彼氏の話をしてるだけですよ。
A:他に話すことはないのかしら?

●shoot the breeze だべる Not used in Britain


シューダブリーズ
<普通に言うと> to talk about unimportant things
大して重要ではないことについてああだこうだと話をするという意味のスラン
グです。だべる、おしゃべりするというニュアンス。

A: Let's sit down and talk.


B: I don't have time to shoot the breeze.
A: No, we need to talk about something important.

A:ちょっと座って話しようよ。
B: おしゃべりしてる時間はないの。
A:いや、大事な話があるんだ。

@移動に関する表現

●dip 立ち去る Used in Britain


ディップ
<普通に言うと> to leave
dip は「浸す」、「漬ける」という意味ですが、スラングでは「その場から立
ち去る」、「急いで逃げる」という意味になります。I’m about to dip で「そ
ろそろずらかるかな」といったニュアンスになります。 did out と言っても同
じ意味のスラングになります。

A: Dinner's almost ready.


B: Sorry. I gotta dip. My wife's waiting for me.
A: Okay, next time.
A:もうすぐ晩飯だ。
B:わるいが、おいとまするぜ。女房が待ってるんだ。
A:じゃ、この次ってことで。

●mosey along ぶらぶらする  Used in Britain


モーズィー
< 普 通 に 言 う と >   to wander or walk about leisurely THIS ACTUALLY
MEANS TO LEAVE SLOWLY SO IT SOUNDS LIKE そろそろ、ぼちぼち行くか

「ぶらぶらする」「店の中をぐるぐる歩き回る」という意味です。 mosey
around でも同じ意味です。THIS MEANS TO LEAVE SLOWLLY. IF YOU SAY
mosey about THEN IT MEANS TO WALK AROUND SLOWLY .

A: Let's play one more game of checkers. ***「ぶらぶらする」という


意味でやりなおし****SO CAN WE KEEP THIS CONVERSATION.
B: Sorry. I'd better mosey along.
A: Okay, see you later.

A:もう1局、チェスしようよ。
B:悪いね。もう行かないと。
A:そうか。じゃまた。

●outtie ずらかる Not used in Britain


アウティ
<普通に言うと> to leave
out of here を発音通りに綴ったスラングで、「その場を去る」、「ずらか
る」、「退散する」という意味の若者がよく使う表現です。

A: This concert is too boring. I'm outie.


B: Don't go. It's going to get better.
A: I hope so.

A:このコンサート、退屈だ。あばよ。
B:行くなよ。これから面白くなるんだぜ。
A:だといいがな。

@ビジネス/会社/職場
●canned クビになる Not used in Britain
キャンドゥ
<普通に言うと> to lose your job
can は缶のことですが、スラングでは「仕事を失う」、「クビになると」いう
意味になります。イギリスでは can の使い方が少し異なり、get the can(ク
ビになる)と言います。I got the can.(クビになった)

A: Why aren't you at work?


B: I got canned.
A: I told you not to finish with the boss's daughter.

A:仕事行かないの?
B:クビになったんだ。
A:上司の娘さんをフっちゃやばいって。

●dawn patrol 夜勤 Used in Britain


ドーン パトロール
<普通に言うと> night shift
dawn は「夜明け」。 dawn patrol で「夜から明け方まで働く」という意味。
もともとは軍隊で使用されていて、「明け方に偵察飛行する」という意味のス
ラングでした。

A: Let's go for a drink.


B: Sorry. I’m on dawn patrol.
A: Okay, have fun at work.

A:飲みに行こうよ。
B:ごめん。夜勤なんだよ。
A:そっか、せいぜい楽しんでくれ。

●dirty job 困難な仕事 Used in Britain


ダーティジャブ
<普通に言うと> a difficult job
dirty はほんらい「汚れている」という意味ですが、dirty job で「骨の折れる
仕事」、「やっかいなこと」という意味になります。

A: I have to evict that old man from his house. Sometimes I wish I
weren't a lawyer.
B: It's a dirty job.

A:あの老人を家から追い出さなければならないんだ。弁護士であることを恨み
たいよ。
B:困難な仕事だよね。

●86 (eighty-six)  捨てる Not used in Britain


エイティスィックス
<普通に言うと> to end、to get rid of, kill, fire
「捨てる」という意味でよく使われるスラングです。アメリカの軍隊用語に由
来していると言われています。「解散させる」という意味もあるのでこちらも
楽えておきましょう。

A: That's a dangerous topic to write about.


B: I don't care. I want to tell the truth.
A: Okay, but be careful or you'll get 86'd.
A:そいつを記事にするにはちょっとヤバイよ。
B:かまうもんか。真実を知らせたいんだ。
A:わかったよ。でも気をつけないとクビになるぞ。

●go-getter 志の高い人、やり手 Used in Britain


ゴーゲタ-
<普通に言うと> an ambitious person, a person who gets things done
「行って取ってくる人」が直訳。エネルギッシュに自分の夢を達成しようと努
める人、あるいは何をやらせてもうまくやり遂げる人のことをこう呼びます。
いわゆる「やり手」「スゴ腕」といったニュアンスです。

A: Do you think Mary would be a good manager?


B: Definitely. She's a real go-getter. She has so much energy.

A:メアリーはよい上司になると思う?
B:もちろん。志は高いし、エネルギッシュだからね。

●gunner 競争意識の強い人 Not used in Britain


ガナー
<普通に言うと> a person who has overly ambitious
「砲兵隊の将校」「砲手」という意味ですが、スラングでは「競争意識の強い
人」のこと。上司に認めてもらう、あるいは目的を達成するためなら人間関係
を犠牲にすることも厭わないというちょっといや〜なタイプの人を指します。

A: What did you think of the applicants?


B: I liked the third one.
A: He seems too much of a gunner.

A:志願者についてどう考えているんだね?
B:私は 3 番目の人がよいかと。
A:ちょっと競争意識が強すぎるんじゃないか。
●honcho ボス Used in Britain
ハンチョ
<普通に言うと> boss
日本語の「はんちょう」が外来語として定着した例です。意味も日本語そのま
ま「班長」「リーダー」「上司」という意味。a big honcho と言うこともあ
ります。

A: I'm taking tomorrow off.


B: What did the big honcho say?
A: I haven't asked him yet.

A:明日は休むよ。
B:上司はなんていった?
A:まだきいてないんだ。

●hype 誇張(宣伝) Used in Britain


ハイプ
< 普 通 に 言 う と > loud advertising and promotional material,
exaggeration
hyperbole を短縮した語です。今から 100 年以上前、hype は scam(詐欺)と
同義語でした。現在では誇大広告、人を引っ掛けるような宣伝文句を指すよう
になりました。若者の間では「刺激となるもの」という意味でも使われていま
す。I'm hyped.で「興奮している」、get hyper で「熱狂する」という意味に
なります。

A: John says his company is expanding into Europe.


B: That's just hype. He just wants people to give him money.
A: You're probably right.

A:自分の会社がヨーロッパで成功しているってジョンが言ってるけど。
B:そんなのただの誇張さ。みんなに投資してほしいだけだよ。
A:そうかもね。

●John Hancock 署名 Not used in Britain


ジョン ハンコック
<普通に言うと> signature
John Hancock は、Declaration of Independence(アメリカ独立宣言)に
署名した人物のうちの 1 人です。そこから「署名」という意味で使われるよう
になりました。

A: Put your John Hancock here on this form.


B: Okay. Do you have a pen I can use?

A:この用紙のここのところにサインして。
B:いいよ。書くもの持ってる?

●newbie 新入り Not used in Britain


ニュービー
<普通に言うと> a first timer、a new employee
「初心者」「新参者」を意味するスラングです。new boy を省略したもの。

A: That clerk doesn't know what he's doing.


B: I know. I think he's a newbie.
A: Someone needs to train him.

A:あの店員、まったくなにやってんのかしら。
B:まったく。新入りじゃないの。
A:誰か教育してやって。

●pull the plug (援助などを)中止する Used in Britain


プルザプラーグ
<普通に言うと> to stop supporting 
ほんらいは「プラグをコンセントから引きぬく」という意味ですが、スラング
では「サポートを中止する」、「事業などから撤退する・引き上げる」という
意味になります。また医療関係者の間では、「生命維持装置を外す」という意
味ででも使われています。

A: If we don't finish this project on time, the president is going to


cancel it.
B: He can't pull the plug. We're almost finished.
A: That's what he told me.

A:予定通りにこの仕事を終わらせないと、社長が潰してしまう。
B:社長に中止はさせないよ。殆ど仕上がってるんだから。
A:僕だってそういったんだ。

●rat race 熾烈な競争 Used in Britain


ラットレイス
<普通に言うと> a way of life in which there is severe competition
せかせかしたねずみの競争の 様 子から、「熾烈な競争」「出世でのしのぎあ
い」「人生における過酷な競争」を意味するようになりました。また日々の退
屈だけれども骨の折れる仕事を指すこともあります。しばしば「くだらない」
といったネガティヴなニュアンスを伴うので注意しましょう。

A: Why are you quitting your job?


B: I want to get out of the rat race. I'm going to buy a farm.
A: That sounds relaxing.

A:なんで仕事やめちゃうの?
B:この出世レースから抜け出したいんだよ。農場を買うつもりなんだ。
A:そいつは静かでのんびりしてるね。

●take care of business やるべきことをやる Used in Britain


テイッケア(ブ)ビジネス
<普通に言うと> do one's work
「やるべきことをする」という意味のスラングです。「自分でできることは自
分でやる」などと、仕事に関係のないことをする時にも使います。イギリスで
も知られているスラングですが、あまり使われていません。

A: What are you doing today?


B: Just taking care of business.
A: Sounds boring.

A:今日はなにした?
B:やるべきことをしただけさ。
A:面白くないね。

●yakka 労働 Not used in Britain


ヤッカ
<普通に言うと> work
やりたくはないが、やらなければならない仕事のこと。

A: Have you finished building that fence?


B: No, it's really hard yakka.

A:あの塀はもう完成した?
B:まだだ。きつい仕事なんでね。

@キャンパス用語
●cram 詰込み勉強 Used in Britain
クラァム
<普通に言うと> to learn many things in a short period of time
cram とは短時間で多くのものを学ぶこと。つまり「詰込み学習」または「一
夜漬け」という意味。all-nighter と同様に学生がよく使うスラングです。
A: What do you want to do tonight?
B: I can't do anything. I have to cram for a test tomorrow.

A:今夜なんか予定ある?
B:何もできないよ。明日の試験に備えて一夜漬けしないとね。

●booted out of something 退学になる   Used in britain


ブーティドアウトオヴ
<普通に言うと> to be expelled from school
ここでの boot は履くブーツのことではなく、「失敗する」、「やりそこな
う」ということ。booted out of school と言えば、「学校を退学させられ
る」という意味になります。

A: I got booted out of school.


B: What did you do?
A: I turned a snake loose in the classroom.

A:退学になっちゃったよ。
B:なにしたの?
A:教室でヘビを離したんだ。

@スポーツ

●shoot some hoops 外で(仲間と)バスケットボールをする Not used in


Britain
シュートサムフープス
<普通に言うと> to go outside and play basketball
shoot はボールを投げる、hoop はバスケットゴールのこと。「外で友達とバ
スケットボールをする」という意味のスラングです。アメリカではバスケはと
にかくポピュラー。人数が集まればすぐにゲームが始まります。イギリスでは
バスケットは人気がないので、このスラングも使われていません。
A: Let's shoot some hoops.
B: Okay. I'll get the basketball.
A: See you on the court.

A:外でバスケしようぜ。
B:うん。ボールを取ってくる。
A:じゃ、コートで。

●tickle the ivories ピアノを弾く Used in Britain


ティクルディアイヴァリーズ
<普通に言うと> to play the piano
Ivories とは「象牙」のことですが、鍵盤が象牙で作られていたことからスラ
ングでは「ピアノ」を指します。tickle は「くすぐる」、「軽く触れる」とい
う意味。つまり「ピアノをつま弾く」という感じ。

A: I heard you can play the piano really well.


B: Oh, I like to tickle the ivories now and then.
A: You're too humble.

A:ピアノがすごく上手なんだってね。
B:まぁ、たまに弾きたくなるんだ。
A:謙虚なんだなぁ

@暮らしにまつわる言葉

●411 (~について必要な)情報 Not used in Britain


フォーワンワン
<普通に言うと> information
411 はアメリカの電話番号案内のダイヤル番号。インターネット上でのサービ
ス(無料)が普及してからは利用者は減りましたが、現在でも有料でサービス
が受けられます。ここからスラングでは、「必要な情報」という意味になりま
した。

A: I need the 411 on Henry Smith.


B: Why do you want to know about him?
A: He's engaged to my daughter.

A: ヘンリー・スミスさんに関しての情報が欲しいんだけど。
B:なんで彼のこと知りたいの?
A:うちの娘と婚約したんですよ。

●bad news 好ましくないこと・人 Used in Britain


バッニュース
<普通に言うと> a bad situation
本来は「悪い知らせ」という意味ですが、スラングでは好ましくないこと、好
ましくない人物、つまり「やっかいなもの」という意味で使われます。

A: All the power went off last night.


B: What happened to the food in the refrigerator?
A: It's bad news. Everything's spoiled.

A:昨日の晩全部停電よ。
B:冷蔵庫の中の食べ物はどうなっちゃったんだろう?
A:大変。全部傷んでるわ

●cherry 新品   Not used in Britain


チェリィ
<普通に言うと> new, unused condition
童貞/処女という意味で昔から使われているスラングですが、最近ではそこから
発展し、「手付かず」、「新品」「初心者」という意味として使われています。

A: Why did you buy a used car?


B: It’s a 1940 Chev. It's in cheery condition.

A:なんで中古車なんか買ったんだい?
B:1940 年のシェヴィなんだ。新品同様だったからね。

●dead soldier 残り物 Not used in Britain


デッドゥ ソルジャァ
<普通に言うと> leftover
死んだ兵士のことではなく、スラングでは「残り物」という意味になります。
ごろごろころがる 楽 子から、空いた酒ビンを指すこともあります。

A: I'm really hungry. I haven't eaten all day.


B: I have some dead soldiers.
A: I'll take anything.

A:お腹すいたぁ。今日 1 日なにも食べてないの。
B:残りものがあるよ。
A:なんだっていいわ。

●funk 悪臭  Not used in Britain


ファンク
<普通に言うと> bad odor
音楽のファンクのことではなく、スラングでは「悪臭」という意味になります。

A: Oh, man! I smell a funk!


B: I didn't fart.
A: Don't deny it.

A:げっ、ひどい臭いだな。
B:私、おならなんかしてないわ。
A:正直にいえよ。
●wad ~の集団  Not used in Britain
ワッド
<普通に言うと> a group of people
ある集団をばかにして呼ぶ時のスラングです。「~軍団」「~な連中」という
ニュアンス。例: geekwad(がり勉連中)、dorkwad(まぬけども)
イギリスでは「物」についてのみこのスラングが使われています。たとえば、 I
have a wad of money in my wallet.(財布にたくさんお金が入っている)。

A: There's a wad of reporters outside.


B: What do they want?

A:記者連中が表にあふれてる。
B:なんの用だ?

CHAPTER6 トラブルあれこれ
トラブル関係のスラングをまとめて紹介します。もちろんトラブルには関わり
たくないものですが、そういったスラングも知っておくに越したことはありま
せん。きちんと理解していれば、いざというときに危険な状況を回避すること
ができるかもしれません。

@喧嘩/暴力
●deck なぐりたおす Used in Britain
デック
<普通に言うと> knocked down with a punch
これは船の甲板(deck)から派生したスラングです。水夫はしょっちゅうケンカ
するイメージがあり、KO された相手が甲板に大の字になることを decked、ま
たは get deck といっていました。それが一般にも広まり、「のす」、「のさ
れる」と解釈されるようになりました。
A: What did you do when John said he was marrying your sister?
B: I decked him.
A: Oh, man! I'd have liked to see that.

A:ジョンが君の妹と結婚するっていった時、なにをしたんだい?
B:やつをぶったおしてやったのさ。
A:ワォ!そいつは見たかったなぁ。

●Bring it on! (勝負は)受けて立つ! Not used in Britain


ブリンギットオン
<普通に言うと> I’m ready to fight.
「勝負は受けて立つ」「かかってこい」といった意味のスラングです。挑発的
な言い回しですので、くれぐれもコワモテの人には言わないように!

A: John is in the lobby and he's really mad.


B: Bring it on! He doesn't scare me.

A:ジョンは控え室にいるわ。すごく怒ってるわよ。
B:(けんかなら)受けて立とうじゃないか!恐くないね。

●Bug off! うせろ! Not used in Britain


バゴーフ
<普通に言うと> Go away!
bug には「いらいらさせる」という意味があります。off は「いなくなる」と
いう意味。これを合わせて「うっとうしいから、あっちに行け」という意味の
スラングになります。イギリスでは Bugger off!と言います。

A: Could you lend me $50?


B: I said no. Bug off.
A: Come on. I thought you were my friend.

A:50 ドル貸してくれないか?
B:だめだといったろ。消えてくれ。
A:そういわずに。友達じゃないか。

●flame (ネット上で)相手をひどく侮辱する Used in Britain


フレイム
<普通に言うと> to get angry at someone over the Internet
「炎」、「激情」という意味ですが、スラングでは「相手をこきおろす」「ひ
どく侮辱する」という意味になります。特にネット上のチャットやブログで相
手を侮辱するというときによく使います。

A: Spark is really an idiot. He doesn't know what he's talking about.


B: Hey! No flaming in this chatroom.
A: I was just telling the truth.

●knuckle sandwich 顔面パンチ Used in Britain


ナッコゥ サンドウィッチ
<普通に言うと> a punch in the face
サンドイッチの一種ではなく、「顔面へのパンチ」のこと。おなかがすいてい
ても、これは"食らいたくない"ですね。

A: I'm going to give Fred a knuckle sandwich.


B: Why? What did he do?
A: He stole my girlfriend.

A: フレッドの野郎、あの面をぶん殴ってやる。
B: なんで?あいつなんかしたの?
A: 俺の彼女を横取りしやがったんだ。

●ream 死ぬほどばかにする Used in Britain


リーム
< 普 通 に 言 う と >   to insult someone to death, scold or reprimand
severely
「リーマーで穴を開ける」「果汁を絞る」という意味ですが、スラングでは
「侮辱する」「厳しく責め立てる」という意味です。ときには相手が「自殺す
るまで執拗に侮辱を加える」という意味になることもあります。

A: Why is Alice crying?


B: She got reamed out by the boss.

A:なんでアリスは泣いてるの?
B:上司にぼろくそに言われたのよ。

●to wail (on someone) ぶちかます Not used in Britain


ウェイル
<普通に言うと> to hit someone
本来は「泣き叫ぶ」という意味ですが、スラングでは日本語の「ぶっ飛ばす、
ぶちかます」に相当します。文脈によって「相手を殴る」「道路などをぶっと
ばす」「人々を驚かせる」など、意味が少しずつ変化します。

A: What happened to your face?


B: Bill wailed on me. He thought I stole his girlfriend.

A:その顔、どうしたの?
B:ビルにぶん殴られたんだ。あいつのカノジョを横取りしたと思われてさ。

@いざこざ
●big stink ひと騒動 Used in Britain
ビッグ スティンク
<普通に言うと> fuss, trouble
big:大きくて stink:臭いもの、などというと妙な想像をしてしまうかもしれま
せんが、実際には「騒動」「スキャンダル」という意味です。

A: There was a big stink at the office today.


B: What happened?
A: Someone stole $50 from the petty cash box.

A: 今日、会社でひともんちゃくあってさ。
B: どうしたの?
A: だれかが金庫から50ドル盗んだんだよ。

●all wet デタラメ Not used in Britain


オールウェッ(ト)
<普通に言うと> completely mistaken/wrong
「ずぶぬれ」から転じて、「誤解して(されて)いる、間違っている」という
意味で使われるようになりました。“全くの誤解”“正しいところは何一つない”
というニュアンスです。

A: Did you read this?


B: This article is all wet. I know what actually happened.

A:これ、読んだ?
B:この記事はデタラメだ。僕は真相を知ってるんだ。

●behind the eight ball 困難な状況 Not used in Britain


ビハインディ エイッボール
<普通に言うと> in a difficult position
「困難な状況にある」という意味です。この表現はビリヤードのエイトボール
というゲームがもとになって使われ始めたスラングです。 

A: Everyone in the company hates me. I'm behind the eight ball.
B: Don't worry. Everyone will forget about it in a week.
A:俺は会社のみんなから嫌われてる。窮地に追い込まれたって感じ。
B:大丈夫さ。1 週間もすりゃ、みんな忘れてるよ。

●dicked やばい状態 Not used in Britain


ディックト
<普通に言うと> be in trouble
「揉め事に巻き込まれている」、「抜き差しならない状態」、「大きな問題を
抱えている」という状況を表すスラングです。screwed と言い換えることがで
きます。あまり品のいい言葉ではありませんので注意してくださいね。

A: I'm sorry, but I lost all our money.


B: Oh, no. We're dicked.
A: I should have given up gambling.

A:すまない。有り金全部すっちゃったよ。
B:ええっ、それはやばいな。
A:ギャンブルなんかやめとけばよかった。

●(be in a) jam 障害 Used in Britain


ジャム
<普通に言うと> in a difficult situation
食べるジャムのことではなく、スラングでは「障害」「問題」「困難」といっ
た意味があります。trafic jam で「交通渋滞」となります。

A: I don't know what to do. I'm in a jam.


B: Maybe I can help?
A: I don't think so. My wife and my mother are fighting.

A:どうしたらいいものか。困ったよ。
B:手伝おうか。
A:無理だよ。妻とオフクロの仲が悪くてね。
●flake out ドタキャンする Not used in Britain
フレイクアウト
<普通に言うと> to decide not to show up at the last moment
やるといっておきながら、急に中止する、行く予定だったのをぎりぎりになっ
てキャンセルする、といったいわゆる「ドタキャン」のこと。「彼女は(会う
約束を)ドタキャンした」というときは、She flaked out on me.となります。
ditch、bail out といいかえることもできます。

A: Who are you waiting for?


B: John. He was supposed to meet me here an hour ago.
A: He probably flaked out.

A:誰待ってるの?
B:ジョンさ。1 時間前にここで落ち合うはずだったんだけど。
A:多分ドタキャンだね。

●make baby Jesus cry 悪いことをする Not used in Britain


メイク ベイビージーザス クライ
<普通に言うと> unpleasant、controversial
Jesus とはいうまでもなくイエス・キリストのこと。幼な子キリストを嘆き悲
しませること、つまり「悪いことをする」という意味です。特に宗教的なニュ
アンスはなく、ごく一般的に使われているスラングです。

A: Just take the money. No one's looking.


B: No, I don't want to make baby Jesus cry.
A: Come on. Don't get religious on me.

A:その金、持ってけよ。誰も見てないんだから。
B:いや。悪いことはしたくないんだ。
A:なにいってんだよ。いい子ぶるなよ。
●raw deal 不当な扱い Used in Britain
ロウディール
<普通に言うと> unfair treatment
raw には「不公平」「不当」「ひどい」という意味があります。raw deal は
「不当な扱い」という意味のスラングです。raw dealer で「汚い手口を使う
人」を指します。また避妊具を使わずに性交渉を強いるという意味になること
もあります。

A: John sold me his company for $50,000.


B: I think you got a raw deal.
A: It was expensive, but I'm going to make a lot of money.

A:ジョンが僕に会社を 5 万ドルで譲ってくれたんだ。
B:それはちょっとひどいんじゃないの。
A:ちょっと高かったけど、これからばっちり稼ぐからさ。

●raise the roof  大きな音を出して騒ぐ Not used in Britain


レイズザルーフ
<普通に言うと> to play loudly
「大声で歌ったり踊ったりする」という意味でよく使われているスラングです
が、若者たちは、そこから「パーティを始める」という意味に発展させて使っ
ています。イギリスでこう言うと「カンカンに怒る」という意味になります。

A: Tell those boys to turn down the music! They're raising the roof.
B: I tried, but they won't listen.
A: The neighbors are complaining.

A:ボリュームを下げるようにあの連中にいって!ばか騒ぎもほどほどにしない
と。
B:いったけど、聞いてくれないの。
A:近所迷惑もいいところよ。

●raise hell もめごとを起こす Used in Britain


レイズヘル
<普通に言うと> to cause trouble
地獄を引き起こす、つまり「問題やもめごとを起こす」という意味のスラング
です。あまり品のいい言葉ではないので、使う際は注意しましょう。

A: What are those guys doing?


B: Just raising hell.
A: I wish they would be quiet. They're driving me crazy.

A:あいつらなにやってんだ?
B:もめてるんだよ。
A:静かにしてほしいね。頭が 変になりそうだよ。

@破壊
●bash ぶっ壊す Used in Britain
バッシュ
<普通に言うと> to hit
「打ち壊す」という意味。車のウィンドー・シールドをバットで粉々にする、
箱などを拳で叩いてつぶすなど、主に拳やバットなどを使って叩き壊す、とい
う場合に使う語です。

A: Somebody bashed my car windows last night.


B: Oh, man. That's not going to be cheap to fix.
A: I know. I'm going to bash whoever did this.

A:昨日の晩、誰かが俺の車の窓ガラスを叩き破ったんだ。
B:え~っ、ほんとかよ。修理代が大変じゃんか。
A:ああ。誰であろうとやったやつはぶん殴ってやる。

●totaled めちゃめちゃに壊れる Used in Britain


トータルド
<普通に言うと> completely destroyed
車などが修復不能になるほど「めちゃめちゃに壊れた状態」を表すスラングで
す。

A: I'm sorry. I got in a little wreck in your car.


B: Let me see it. ... You totaled it!
A: It's not totaled. It can be fixed.

A:ごめん。君の車でちょっと事故っちゃって。
B:どれ…なんだめちゃめちゃじゃないか。
A:そんなにひどくはないよ。修理可能だよ。

@失敗
●flop 大失敗 Used in Britain
フロップ
<普通に言うと> complete failure
このスラングには主に、「トリック、だまし」「シーソーのように、状況が突
然変わる(変える)」「完全な失敗」という意味があります。flip という語と
つなげて flip-flop と 1 語にすると、サンダルそのものや履いた時の「パタパタ
音」「たわごと」「シーソー」という意味になります。

A: How was the play?


B: It was a complete flop.
A: Is that why it closed after two nights?

A: 劇はどうだった?
B: あれは完全な失敗作だね。
A: だから2日で終わっちゃったんだ。

●flunk しくじり Used in Britain


フランク
<普通に言うと> fail
「テストでしくじる」、「質問されて間違った答えを言う」といった意味で、
主に学校関係での失敗に使うスラングです。I flunked English! で「英語(の
単位)落としちゃった!」といったニュアンスになります。

A: How did you do on the math test?


B: I haven't got my score back, but I know I flunked it.
A: Well, maybe you didn't.

A:数学の試験、どうだった?
B:結果はまだ返ってきてないけど、しくじったことはわかってるんだ。
A:案外いい点かもしれないよ。

●fucked up へまをした Used in Britain


ファックタップ
<普通に言うと> to mess up
「失敗した」という意味。「へまをする」「しくじる」というニュアンスのち
ょっと下品なスラング。screwed up という類似の表現がありますが、これも
あまり上品とはいえません。

A: How did the presentation go?


B: I fucked up. The client threw me out of his office.
A: That sounds serious.

A:プレゼンはどうだった?
B:とんだへましちゃったわ。クライアントのオフィスから放り出されたわ。
A:それはかなりまずいね。
●bust しくじり Used in Britain
バスト
<普通に言うと> a complete failure
bust は壊すという意味ですが、スラングでは「大失敗」「完全な無駄」という
意味になります。イギリスでは「倒産する」という意味で使うことも多いです。

A: How was the party?


B: It was a bust. Nothing went right.
A: That's too bad.

A:パーティはどうだった?
B:大失敗。すべてうまくいかなかったよ。
A:残念ね。

●fat finger タイプで打ちそこなう(誤字を打つ)Not used in Britain


ファッ(ト)フィンガァ
<普通に言うと> to make a typographical mistake
「(タイプで)打ち間違う」、「誤字を打つ」という意味。指が太いと他のキ
ーも押してしまいますよね、そこから生まれたユニークなスラングです。

A: You spelt my name wrong.


B: Sorry, I fat-fingered it.
A: Are you sure you know my name?

A:僕の名前、綴りが違うよ。
B:ごめん。打ち間違えた。
A:僕の名前わかってる?

●screw up へまをする Used in Britain


スクルーアップ
<普通に言うと> to make a mistake
screw には「真っ直ぐなものがねじれる」という意味があります。screw up
と言うと、「失敗する」、「だめにする」という意味のスラングになります。

A: Did you get the job?


B: No I screwed up. I arrived late for the interview.
A: Ah, that wasn’t good.

A: 仕事見つかった?
B: だめ、へましちゃったの。面接に遅れて行っちゃってさ。
A:それはまずかったね。

@狂う
●flip out いかれる Used in Britain
フリップ
<普通に言うと> go crazy
「いかれている」ということ。いわゆる「キレる」といったニュアンス。また
いかれている人、常軌を逸脱した人を指すこともあります。 flip は「回転す
る」という意味。

A: What did your boss say when you told him you were quitting?
B: He flipped out. He offered to double my salary.
A: So are you staying or quitting?

A:仕事やめるっていった時、上司はなんていったの?
B:すっかり動転して、給料を 2 倍にしてくれるって。
A:で、とどまることにしたの?それともやめちゃうの?

●haywire いかれる Used in Britain


ヘイワイアー
<普通に言うと> to go crazy
haywire とは農家で使う干草を束ねる針がねのこと。斧などでこの針がねをた
たき切るのですが、勢い良く切られた細い針金は四方に飛び散ります。それを
家畜が踏んで怪我をしたり、足を絡ませてもがいたりします。そのような家畜
の楽子から haywire が「いかれている」、「混乱している」という意味になっ
たといわれています。

A: What happened to your computer?


B: I don't know. I turned it on and it went haywire.
A: Let me try to fix it.

A:コンピュータ、どうかしちゃったの?
B:わからない。スイッチを入れたら、おかしくなった。
A:私が直してみるわ。

●kooky いかれている Used in Britain


クッキー
<普通に言うと> crazy, eccentric, strange
「頭がへんになる」、または「変人」のこと。もともとはカッコ-
(cuckoo)といっていました。1950 年代、アメリカでは TV で Kookie とい
う人物が人気を博していました。そこから cuckoo、kook、kooky と変化し、
一般的になりました。

A: What do you think about Nancy? I'm thinking of asking her out.
B: She's nice, but she's kind of kooky.
A: I don't mind. I'm kind of crazy myself!

A:ナンシーのことどう思う?彼女をデートに誘おうと思ってるんだけど。
B:いい子だけど、ちょっと変だよ。
A:気にしないね。僕もちょっと変だし。

●nuts 頭がいかれている Used in Britain


ナッツ
<普通に言うと> crazy
スラングでは木の実のことではなく、「頭がおかしくなる」「夢中になる」と
いう意味になります。

A: I'm going swimming.


B: You must be nuts. It's freezing outside.
A: I'm from Hokkaido. I like cold weather.

A:泳ぎに行くよ。
B:頭がおかしいんじゃないのか。外は凍りつくような寒さだぞ。
A:北海道出身だから、寒いのが好きなんだよ。

●off your rocker 狂ってる Used in Britain


オフヨーァラッカー
<普通に言うと> crazy
off one’s rocker で「狂っている」という意味のスラングになります。「制御
不能」といったニュアンスです。

A: Why are you taking a shower with your clothes on?


B: I can wash my clothes and myself at the same time.
A: You're off your rocker.

A:なんで服着たままシャワー浴びてるんだ?
B:服も体も 1 度に洗えるじゃないか。
A:なに考えてんだか。

@事故/事件
●con ペテンにかける Used in Britain
カン
<普通に言うと> deceive
confidence の略で、「人をだます」、「ペテンにかける」という意味。
また犯罪者(a convict)の略でもあります。「前科者」のことを an ex con
といいます。

A: Thanks for your help. Here's your payment.


B: Are you trying to con me? You said you'd pay me $100.

A:手伝ってくれてありがとう。はいこれが報酬よ。
B:俺をだまそうっての?$100 ドルくれるって約束だったじゃないか。

●deadbeat 約束の不履行 Used in Britain


デッドビート
<普通に言うと> a person who doesn’t pay debts
「約束を履行しない」「借金を払わない」「分かっていながら債務を払わない
人」を表すスラングです。

A: Can I pay you back next week?


B: You said you'd pay me back today, you deadbeat.
A: I'm not a deadbeat.

A:来週返すってことでいい?
B:今日返すっていったじゃないか。約束を破る気だな。
A:踏み倒したりはしないよ。

●deep throat 密告者  Not used in Britain


ディープ スロート
<普通に言うと> an informant
「密告者」「タレ込む人」という意味のスラングです。He's a deep throat.
で「やつが密告者だ」という意味になります。

A: Jim told the boss what we did.


B: I can't believe him. He's such a deep throat.
A: I'll never trust him again.

A:ジムが我々のしたことをボスに話したそうだ。
B:とんでもないな。タレ込むなんて。
A:もう 2 度と信用するもんか。

●sitting duck いいカモ Used in Britain


スィッティンダック
<普通に言うと> vulnerable target, a helpless or easy target
飛んでいるカモよりも座っているカモのほうが狙いやすいですよね。そこから
「利用しやすい相手」、「騙しやすい人」を表すスラングになりました。日本
語でも「いいカモ」なんていいますよね。

A: I heard the company is going to fire 50 employees.


B: Since we just started, we don't have a chance.
A: I know. We're sitting ducks.

A:会社が 50 人ほど解雇するそうだ。
B:俺たちみたいな新入社員にはチャンスはなさそうだな。
A:俺たちはいいカモってわけだ

●smell a rat 不正などに気づく Used in Britain


スメルアラット
<普通に言うと> to sense foul play
猫がねずみを捕らえる時は臭いで嗅ぎ付けるといわれています。「裏切り行為
や悪だくみに気づく」、「不正に感づく」、「話がくさいと思う」、「不穏な
空気を察知する」という意味です。「なんかくさいぞ」といったニュアンス。
A: Dan said he'll give me an MP3 player.
B: He isn’t usually that generous. I smell a rat.
A: Do you think he's trying to trick me!

A:ダンが mp3 プレイヤーをくれるっていうんだ。


B:あのケチなダンが?なんか怪しいな。
A:僕をだまそうとしてるんだな。

●snow job 偽善  Not used in Britain


スノージァブ
<普通に言うと> insincere
「口車に乗せる」というニュアンス。相手が上機嫌になるような甘い言葉
(sugared words)を巧みに使って相手をだます、あるいはうまく丸め込もう
とすること。言葉の吹雪で相手の目をくらますイメージです。

A: What did you think about his presentation?


B: It sounded like a snow job to me.
A: I know. There's something suspicious about him.

A:彼のプレゼンどう思った?
B:なんかうまくのせられた感じかな
A:わかる。なんか疑わしいところがあるよね。

●sell out 背信行為 Used in Britain


セルアウト
<普通に言うと> act of betrayal
「売り切れ」という意味で使われている一般的な語ですが、スラングでは「売
れるためにアーティスティックな部分を犠牲にし、ファンの期待を裏切る」と
いう意味になります。特に音楽業界では、ルーツを忘れ、売れるための曲を書
くようになったアーティストを指します。

A: John doesn’t play metal anymore?


B: Yeah, he sold out. Now he's playing pop music.
A: I guess he needed the money.

A:ジョンはもうメタルはプレイしないのか?
B:ああ。ファンを裏切ったんだよ。今はポップスをプレイしてる。
A:金がほしいんだね、きっと。

●wheel and deal いんちき商売 Used in Britain


ウィーラン ディール
<普通に言うと> fraud
他人をうまくごまかし「不正な商売をする」「お金儲けのための裏工作をす
る」という意味のスラングです。

A: Watch out for Alice. She knows how to wheel and deal.
B: She seems so honest.
A: She’s not as innocent as she looks.

A:アリスには気をつけろ。いかさまが上手だからな。
B:正直者に見えるけど。
A:詐欺師だよ。

●welch / welsh 約束を果たさない Used in Britain


ウェルチ
<普通に言うと> to go back on one’s word,to reneague on a deal or
promise
「約束したことを履行しない」という意味のスラング。特に返すと約束した借
金を返さないという時によく使います。

A: I thought Bob was going to help with the campaign.


B: He welshed on his promise.
A: That’s disappointing.
A: ボブがキャンペーンを手伝ってくれるはずじゃなかったの?
B: 約束を破ったんだよ。
A: がっかりだね。

@危険な状況

●croak くたばる Used in Britain


クローク
<普通に言うと> die
「死ぬ」という意味。“おだぶつ”“くたばる”というニュアンスです。同様のニ
ュアンスのスラングに kick the bucket があります。稀に「殺す」という意味
になることも。

A: How long have you been working?


B: Three days straight.
A: If you don't get some sleep, you're going to croak.

A:もうどれくらい働きづめなんだ?
B:3 日連続。
A:寝なかったら、死んじまうぞ。

●feelin' it 痛い目にあう Not used in Britain


フィーリニッ
<普通に言うと> to be in a lot of pain
「痛い思いをしている」という意味のスラングです。特に肉体的にダメージを
受けたときに使います。I'm totally feelin' it.で「むちゃくちゃ痛い」という
意味になります。

A: What happened to your arm?


B: I hit it with the car door. I'm totally feeling it.
A: It does look painful.
A:その腕、どうしたの?
B:車のドアにぶつけちゃったんだ。むちゃくちゃ痛いよ。
A:そのようね。

●goner 死者 Used in Britain


ゴーナー
<普通に言うと> dead person
go は「死ぬ」という意味があります。goner とは「死人」のこと。come
and go は行き来を表し、「この世に生まれ、この世を去る」という意味にも
なります。 Goner というコンピューターウィルスが欧米で猛威をふるったこ
ともありましたよね。

A: You'd better not use Mark's computer.


B: He won't care.
A: I think you’ll be a goner if he finds out.

A:マークのコンピュータは使わないほうがいいわ。
B:かまやしないさ。
A:バレたら殺されちゃうわよ。

●on thin ice 危険な状態で  Used in Britain


オンスィンアイス
<普通に言うと> in danger
薄〜い氷の上にいる状態を想像してみて下さい。そうです、このスラングは
「危険な状態」を意味します。walk on thin ice で「危ない橋を渡る」といっ
たニュアンス。

A: ***もっとわかりやすいダイアログに変更***
B:
A:
●pack heat 拳銃を持つ  Not used in Britain
パックヒート
<普通に言うと> to carry a gun
pack には「警察」、heat には「拳銃」という意味があります。アメリカの警
官に銃はつきものなので、pack heat で「拳銃を携帯する」という意味になり
ます。

A: I'm going to go talk to him. He's going to pay!


B: Be careful. He might be packing heat.
A: Don't worry. I'm wearing a bullet-proof vest.

A:やつとハナシをつけてくる。あの野郎、ただじゃおかねぇ。
B:気を付けろ。銃を持ってるかもしれないぞ。
A:心配ないよ。防弾チョッキを着てくからな。

●six-feet under 死ぬ Used in Britain


シックスフィートアンダー
<普通に言うと> to die, be dead
死ぬこと、死人を婉曲的に表現したスラング。火葬より土葬が一般的なアメリ
カでは、棺を埋葬するのに穴を約 6 フィート<約 1.8m>程度掘ることからこ
う言うようになりました。

A: John is going to be really mad at you.


B: No, he's not. He's six-feet under.
A: He died?! I didn't know that.

A:ジョンはあなたにすごく腹を立てるでしょうね。
B:そんなことはないさ。死んじゃってるんだから。
A:亡くなったの?知らなかったわ。
●bought it (buy the farm) 死ぬ  Not used in Britain
ボゥトゥイッ(ト)
<普通に言うと> to die
「 死 ぬ 」 とい う意 味。 “ buy the farm” とい うス ラン グが 発展 した もの で
す。 ” buy the farm”はもともと軍隊で使われていた語で、戦闘中の飛行機が
農場に落ち、政府が保証金を出す、あるいは戦闘で亡くなった兵士の家族に保
証金を出す、という意味で使われていました。

A: What happened to Bill's cat?


B: He bought the farm.
A: Too bad. I guess that's why he's depressed.

A:ビルの猫、どうしたの?
B:死んだんだ。
A:かわいそうね。だからビル、落ち込んでるのね。

@違法
●dirty pool 不正行為  Not used in Britain
ダーティプーォ
<普通に言うと> deceitful behavior
「不正、道徳に反すること」「違法行為」という意味です。また play dirty
pool で「人を騙そうとする」という意味になります。pool(ビリヤード)で
はトリックを競い合うので、そこから生じたスラングだといわれています。

A: Jim says he'll rent me his motor cycle for $20 a day.
B: I think he's playing dirty pool. It's not even his motor cycle.

A:ジムが 1 日 20 ドルでバイクを貸すって。
B:詐欺だね。あのバイクはあいつのじゃないぜ。
●do time おつとめ(服役する) Used in Britain
ドゥ タイム
<普通に言うと> to serve in prison
ここでの time は服役している時間のこと。do time は「服役する」「牢獄で
過ごす」という意味のスラングです。

A: Let's just take this car and sell it.


B: Not me. I don't want to do time.
A: Don't worry. We won't get caught.

A:この車盗んで売っちまおうぜ。
B:お断りだ。監獄暮らしなんてまっぴらだからね。
A:大丈夫だって。捕まりっこないよ。

●gank  盗む Not used in Britain


ギャンク
<普通に言うと> to steal
gank は「盗む」という意味のスラングです。「かっぱらう」といったニュア
ンス。また、「理由もなく突然無防備な人を襲う」という意味もありあす。

A: I'm going to fail that test. I just know it.


B: Don't worry. I ganked the answer sheet.
A: You did? I can't believe you didn't get caught.

A:テストに受かりそうもない。わかってるんだ。
B:心配するなって。解答を失敬したんだ。
A:盗んだって?よく見つからなかったなぁ。

●rap sheet 前科の記録 Used in Britain


ラップシート
<普通に言うと> a document showing a person's arrest history
rap は「犯罪」「逮捕」という意味なので、rap sheet で、「警察が保管して
いる過去の犯罪歴の記録」あるいは「前科」という意味になります。

A: Something's strange about John.


B: I know. I'll see if he has a rap sheet.

A:ジョンはどこかおかしいな。
B:ああ。前科があるか調べてみるよ。

●scam 詐欺  Used in Britain


スキャム
<普通に言うと> swindle
「言葉巧みに人をだまし金をぼったくる」「詐欺」「ペテン」という意味のス
ラングです。

A: You can become an official member for $220.


B: Are you trying to scam me?
A: Of course not. You can trust me.

A:220 ドル払えば正規の会員になれますよ。
B:ぼったくろうってのか?
A:とんでもない。信用してください。

●slammer 監獄  Used in Britain


スラマー
<普通に言うと> jail
「牢屋」「監獄」のこと。他に the pen(家畜用の檻から)、the crowbar
hotel(鉄格子入りのホテルという意味)、the can(缶詰状態)と表現するこ
ともあります。

A: I don't have a drivers license, but I still drive.


B: You'll get put in the slammer if you’re caught.
A: I'm okay. I'm a safe driver.

A: 車の免許はないけど、運転してるんだ。
B: ブタ箱行きになるぞ。
A: 大丈夫さ。安全運転してるからね。

●tool time マリワナを吸う Not used in Britain


トゥール タイム
<普通に言うと> smoking marijuana
「マリワナを吸う」という意味のスラングです。日雇い労働者が工具 (tool)を
保管している小屋のかげでマリワナを一服するところから生まれたスラングと
いわれていますが、定かではありません。

A: Let's take some tool time.


B: Not me. I've given up the stuff.
A: Oh, man. I hate smoking alone.

A:“一服”しようか。
B:僕はいいよ。もうやめたんだ。
A:なんだよ、1 人でやるのはいやだよ。

●up the river 監獄行き Not used in Britain


アップザリヴァ
<普通に言うと> to get sent to prison
直訳は「川を上る」。かつて、ハドソン川上流にあるシンシン刑務所に送るこ
とをこう表現したところから一般に広まり、「犯罪をおかし監獄送りになる」
という意味のスラングになりました。

A: Why isn't George here?


B: He got sent up the river.
A: Really?! I told him to stop selling dope.
A:なんでジョージはここにいないんだ?
B:捕まったんだよ。
A:マジ?だからドラッグを売るのなんかやめろっていったのに

CHAPTER7 恋愛
ネイティブはいろいろなスラングを使ってとても豊かに愛情を表現をします。
エッチな会話の中でもよくスラングが使われます。これらを使いこなして愛情
豊かな大人の会話を 楽しんでくださいね。

@恋愛表現

●bust digits 電話番号をおしえてもらう Not used in Britain


バストディジッツ
<普通に言うと> to get one’s phone number
bust は「捕まえる」、digits は「電話番号」という意味なので、bust digits
で、「電話番号をおしえてもらう」という意味になります。若者がよく使うス
ラングです。

A: How am I going to get a date?


B: You have to bust digits.
A: I tried, but no one will give me their number.

A:どうやってデートの相手を見つければいいんだ?
B:電話番号をききださなきゃだめさ
A:やってはみたけど、誰にも相手にされないんだ。

●crush (一時的に)お熱 Used in Britain


クラッシュ
<普通に言うと> puppy love
crush は「ぺちゃんこに潰れる」という意味ですが、スラングでは「(一時的
に)熱を上げる」(crush on+人)、「片思いで胸が潰れそうになる感覚」や、
その相手自体を指します。また「食べ物を一気に詰め込む( crush+食べ
物)」という意味にもなります。

A: Why do you want to sit next to George?


B: Well... I...
A: I know. You have a crush on him!

A:なんでジョージのそばに座りたがるの?
B:それは…その…
A:ははぁ、彼にお熱ってわけね。

●dish デートの相手 Used in Britain


ディッシュ
<普通に言うと> a companion for date
dish は「料理」「皿」という意味ですが、スラングでは「デートの相手(特に
ルックスのいい)」という意味になります。男性女性どちらに対しても使えま
すが、イギリスでは「イケメンの男性」という意味で使うのが一般的です。

A: What do you think about Bill?


B: He’s a real dish!
A: I know. I wish he asked me out.

A:ビルってどう思う?
B:最高よね。
A:そうよねぇ。私のこと誘ってくれたらなぁ。

●head over heels すっかり(夢中) Used in Britain


ヘッド オゥヴァー ヒールズ
<普通に言うと> completely in love
「相手にぞっこん」という意味です。 She's head over heels in love with
him.(彼女は彼にメロメロ)というような形でよく使います。「もう自分では
どうすることもできない」「すっかりお手上げ」というニュアンスです。

A: Do you think Jim likes Midori?


B: Likes Midori?! He's head-over-heels about her.
A: Really? I didn't know.

A:ジムはミドリのことが好きなの?
B:ミドリを好きかって?もう彼女にすっかり夢中だよ。
A:へぇ。知らなかった。

●in a drought しばらく異性とはつきあっていない Used in Britain


インナ ドラウト
<普通に言うと> long time without a date or a romantic relationship
drought は「干ばつ」のこと。スラングでは、「長い間恋人がいない」という
意味になります。 日本語でも「男/女日照り」なんていいますよね?

A: Why don't you ask George out?


B: George? He'd never go with me.
A: He might. He's going through a long drought.

A:ジョージをデートに誘ったら?
B:ジョージ?私とデートなんかしないわ。
A:するかもよ。しばらく誰ともつきあっていないから。

●macking ナンパする Not used in Britain.


マッキング
<普通に言うと> making advances towards someone
mack は mackerel(鯖)から派生した語。「ナンパする」「口説く」といっ
たニュアンスです。mack on で「いい寄る」という意味になります。
A: What's Henry doing?
B: He's macking on your sister.
A: No way! I don't want him to date my sister.

A:ヘンリーのやつなにやってんだ?
B:君の妹にコナかけてるんだよ。
A:冗談じゃない!あんなやつと妹をデートさせるわけにはいかない。

●shot down 誘いを断られる Used in Britain


<普通に言うと> to be turned down
ショッダウン
「誘いを断られた」「ふられた」という意味。デートに誘ったり、電話番号を
おしえてもらおうとしたものの、相手から拒否された時などに使うスラングで
す。撃ち落とされてまさに玉砕!といったニュアンス。

A: Hey, Julie, how about catching a flick on Friday?


B: I’m kind of busy. Sorry.
A: Oh, shot down again.

A:あのさぁ、ジュリー、金曜日に映画でも観に行かないか?
B:ちょっと忙しいのよね。悪いけど。
A:ちぇっ、また断られた。

●take-away (ナンパして)お持ち帰り Not used in Britain


テイカウェイ
<普通に言うと> to pick up a girl and take her home
ナンパした相手を家に連れて帰ること。日本語でもそのまま「お持ち帰り」な
どといいますね。若者がよく使うスラングです。
A: Where did Bill go? The party's just starting.
B: He got a take away.
A: Already?

A:ビルのやつ、どこ行ったんだ?パーティは始まったばかりだというのに。
B: ナンパしてお持ち楽り。
A:もう?

@男/女を表す言葉

●backdoor man セックスフレンド Not used in Britain


バックドアーメン
<普通に言うと> (an extramarital) sex partner
結婚している女性と関係を持つ「間男」「情夫」という意味のスラングです。
もともと、ブルーズ・ミュージシャンがライヴ会場の裏口から入るという意味
で使われていた語でした。

A: You're going to a hotel with Jane?


B: Yeah, I'm her backdoor man.
A: But you're married and so is she!

A:ジェーンとホテルにしけこむって?
B:ああ。彼女のセクフレってのは俺なんだ。
A:でも、君も彼女も結婚してるだろ!

●jailbait 性的な魅力にあふれた少女 Used in Britain


ジェイル ベイト
<普通に言うと> a sexually attractive girl who is underage
jail は「監獄」、bait は「誘惑」や「えさ」のこと。つまり監獄行きにしてし
まうほど性的魅力を持った未成年の少女を指します。未成年者と性的行為に及
ぶことが重罪として罰せられるのはアメリカでも日本でも同じです。

A: I’m going to meet this girl. We met through the Internet.


B: She may be a jailbait. Stay away.
A: But she said she was 25.

A:この女の子と会うんだ。ネットで知り合ったんだよ。
B:未成年の女の子だったら捕まるぞ。やめとけ。
A:でも 25 だっていってたよ。

●umfriend (肉体関係のある)ガールフレンド Not used in Britain


アムフレンド
<普通に言うと> a girlfriend
性的関係を持っている恋人(ガールフレンド)のこと。男性が同性の友人たち
に、つきあっている女性を恋人といって紹介するのをためらう時にしばしば…
um…friend(えっと…友達さ)と口ごもっていうところから。

A: Is that Bill's girlfriend?


B: No, that's his um…friend.
A: He told me he wouldn't have sex before he got married.

A:あの子、ビルの彼女?
B:いや、その…友達だよ。
A:結婚するまで関係は持たないっていってたのに。

@異性への褒め言葉

●fish かっこいい男性・女性 Not used in Britain


フィッシュ
<普通に言うと> a hot guy, a sexy girl
魚のことですが、スラングでは「かっこいい人」を意味します。男性・女性ど
ちらに使っても OK。

A: Look at that fish over there.


B: That's my brother.
A: Really?! Can you introduce him to me?

A:見て、あそこのかっこいいひと。
B:あれは僕の弟だよ。
A:本当?紹介してくれない?

●game 異性を引きつける力 Not used in Britain


ゲイム
<普通に言うと> power/skill to influence others
ゲーム、獲物という意味ですが、スラングでは「異性(特に男性が女性)を惹
きつける魅力・テクニック・影響力」のことを指します。

A: Do you think George would make a good manager?


B: I think so. He has a lot of game.

A:ジョージはいい上司になれるかな?
B:そう思うね。彼は人を惹き付ける魅力にあふれている。

●hottie モテモテの人 Used in Britain
かわいい子や、とてもセクシーな人を指します。もとは男性が女性に対しての
み使う単語でしたが、若者の間では男女とわずモテる人のことをさすようにな
りました。

A: Have you seen the new secretary?


B: Yeah, she's a hottie.
A: Be careful. You'll get in trouble for sexual arrassment.

A: おい、新しい秘書の子みた?
B: 見たぜ、めちゃくちゃイケてるよな。
A: セクハラで訴えられないように気をつけろよ。

●ugly duckling syndrome 醜いアヒルの子症候群


アグリィダクリン スィンドローム
<普通に言うと> a person who did not get pretty until later
皆さんご存知の童話から出たスラング。性格は良いものの、ルックスで全く目
立たなかった子が、大人になって周囲が驚くほど垢抜けてきれいになる(勿論
整形手術などはなし)こと。

A: Alice used to be a dog.


B: I know, but now she's the hottest girl around.
A: That's the ugly duck syndrome.

A:アリスは前はすんごいブスだった。
B:ああ、でも今じゃこのあたりじゃ最高にいかしてる。
A:“醜いアヒルの子”だったってわけだ。

●vi 才色兼備の女性 Not used in Britain


ヴァイ
<普通に言うと> an woman with looks and intellect
ルックスはいいし、話をすれば知的という「才色兼備の女性」のこと。very
Impressive woman(とても素晴らしい女性)の略です。

A: So what do you think of Sue?


B: Yeah, she's vi.
A: I know. You're crazy if you don't ask her out.
A:スーのことどう思う?
B:彼女はルックスもいいし頭もいい。
A:ほんと。デートに誘わないテはないね。

●viggolicious イケメン Not used in Britain


ヴィゴリシャス
<普通に言うと> a good-looking guy
「ルックスがいい」「セクシー」「才能あふれる」という意味。特に男性に対
してよく使う褒め言葉です。映画 ” Lord of the Rings”で Aragorn を演じた
Viggo Mortensen の名前を delicious とくっつけてスラングにしたものです。

A: Andy is okay looking.


B: He's not okay-looking. He's viggolicious!
A: I don't think he's that good looking.

A:アンディはまぁまぁってとこね。
B:まぁまぁ?イケメンじゃない!
A:そんなにいいとは思わないけど。

●bodacious すげえ(セクシー)Used in Britain
ボデイシャス
<普通に言うと> sexy
body と delicious を合わせたスラングで、「すごい」、「かっこいい」、
「素晴らしい」という意味の賛辞の言葉です。

A: I got a poster of Britney Spears.


B: Really? She's bodacious.
A: I know. I've never seen such a sexy woman.

A:ブリタニー・スパローズのポスターを手に入れたんだ。
B:へえ?彼女すごくいいよな。
A:ああ。あんなセクシーな子、見たことないよ。

●Yiffy 色っぽい   Not used in Britain


イーフィ
<普通に言うと> sexy
色っぽい、セクシーだという意味。特に若い女性が 対 象になります。 yiff
は"young Incredibly fuckable furry"(性的な魅力にあふれる若い女性)の
略。

A: Who was that yiffy babe you were with yesterday?


B: That was my new girlfriend.
A: Wow, you're lucky.

A: 昨日連れてた色っぽい子は誰?
B: 僕の新しいカノジョさ。
A: へぇ、うらやましいね。

(@誘い文句)
●pumpkin 愛しい人 Used in Britain
パンプキン
<普通に言うと> one that you love、an adorable person
かぼちゃのことですが、愛しい人、大切な人に呼びかける時のスラングとして
よく使っています。アメリカ人の親は子供、また恋人に呼びかける時によく使
っています。日本語では「ねぇ(あなた、きみ)」というニュアンス。

A: Come over here, pumpkin.


B: What is it honey?
A: I just wanted to tell you I love you.

A:ねぇあなた、ちょっとこっちに来て。
B:なんだい?
A:愛してるっていいたかっただけ。

@エッチなスラング
●action 一発(セックス)Not used in Britain
アクション
<普通に言うと> sexual activity 
「行動」という意味で使われているごく一般的な語ですが、「刺激」(特に性
的な刺激。セックスを“一発”などと表現しますよね)を意味するスラング。犯
罪や売春/買春など、法に触れる行為を指すこともあります。

A: We’re going to Shinjuku tonight. Are you coming with us?


B: Are you looking for some action?
A: No, we’re just drinking.

A:今夜新宿に行くんだけど、一緒に来る?
B:一発決めようってつもりかよ?
A:いや、ただ飲みに行くだけさ。

●bone セックスする Used in Britain


ボーン
<普通に言うと> have sex with
骨 の こ と です が、 スラ ング では 「セ ック スす る」 とい う意 味に なり ます
bone で男性器も意味することも関係しているのでしょう。男同士の会話で使
います。

A: Did Mike and Mary go to the movies?


B: No, they went to her apartment.
A: He's probably boning her.

A:マイクとメアリーは映画に出かけたのか?
B:いや、メアリーのアパートに行ったよ。
A:彼女とイッパツやってるのかもね。

●get wood 勃起する Not used in Britain


ゲット ウッド
<普通に言うと> sexually aroused
男性が性的に興奮した状態を表すスラングです。erection(勃起)のような直
接的な表現を避けたいときに使える婉曲表現ということですね。

A: This show is really explicit.


B: I know. It looks like you're getting wood.
A: No, I'm not.

A:このショーはかなり露骨なんだ。
B:わかるわ。モッコリさせてるみたいだから。
A:ち、ちがうよ。

●beat マスターベーションする Not used in Britain


ビート
<普通に言うと> to masturbate
beat は「打つ」や「参らせる」といった意味がありますが、スラングでは、
「マスターベーションする」という意味もあります。beat off ということも。

A: What's taking John so long?


B: He's probably beating his meat.
A: I wouldn't doubt it.

A:ジョンのやつ、いつまでかかってるんだ。
B:マスでもかいてるんだろ。
A:そうじゃないかと思ってた。
●do the deadly deed 避妊具なしでセックスする Not used in Britain
ドゥダデドリィディード
<普通に言うと> to have sex without condoms
直訳すれば「死に至る行為をする」となりますが、「避妊具を使わずにセック
スする」という意味のスラングです。それほど危険な行為だということですね 。
イギリスでは、単に「悪いことをする」という意味で使われます。

A: I'm going out with Alice tonight.


B: Well, don't forget your condoms.
A: I'm not going to do the deadly deed.

A:今夜アリスとデートなんだ。
B:ゴム、忘れるなよ。
A:そんな危険なことするかよ。

●off-color スケベ Not used in Britain


オフカラー
<普通に言うと> obscene In Britain, it never means obscene
「スケベ」、「エロい」という意味のスラングです。日本語では“色っぽい”話
というのに、英語では“色から離れて”と表現するのが面白いですね。off-color
story で「きわどい話」。また、「具合が悪い」「顔色が悪い」という意味で
使われることも。こちらはイギリスでも使います。

A: John is always telling jokes.


B: I know, but they're off-color. It's really embarrassing.
A: Yeah. He's a real pervert.

A:ジョンはいつも冗談ばかりいってるわ。
B:ええ。でもみんな猥談。恥ずかしいわ。
A:ほんと。とんでもないスケベよね。
@男女のからだ

●knockers 女性の胸 Used in Britain


ノッカーズ
<普通に言うと>  (Usually large) female breasts
女性の胸を指すスラングはたくさんありますが、これもその 1 つです。ノック
するために、ドアについていた金属のボール ” knockers”から。古いアメリカ
映画などでよくみかけますよね。

A: Do you see that girl over there?


B: The one with the knockers?
A: Yeah, she got breast implants.

A:あそこのカノジョ、見た?
B:あの胸のデカい子のこと?
A:ああ、あれ豊胸だぜ。

●tiggobitties 巨乳 Not used in Britain


ティゴビティーズ
<普通に言うと> large women’s breasts
t と b を入れ替えると、意味がおわかりになるはず。女性の大きな胸、あるい
は体と不釣合いなぐらい巨大な胸のことです。tiggols、tiggobitties と綴るこ
ともあります。あまり品のいい言葉ではありません。

A: I can't take my eyes off that girl.


B: I know. She's got some tiggobitties.
B: I wish my girlfriend had breasts like that.

A:あの子に目が釘づけだよ。
B:うん。胸がでかいね。
A:僕のカノジョもあんなふうならいいのに。

●bee stings ぺチャパイ Used in Britain


ビースティングス
<普通に言うと> very small breasts
蜂に刺された程度のふくらみとはなんのことでしょうか?答は女性の小さい胸
のこと。”stings”と、複数であることに注意してください。くれぐれも女性に
面と向かって言わないように。

A: I'm thinking of asking Alice out on date.


B: She's nice, but she has bee stings.
A: I don't care. I like women with small breasts.

A:アリスをデートに誘おうと思ってるんだ。
B:いい子だけど、胸はないよ。
A:かまわないよ。胸の小さい子が好きだからね。

●beefcake マッチョ Used in Britain


ビーフケイク
<普通に言うと> a muscular man
beef、cake をつなげたスラングですが、食べ物のことではありません。beef
は牛のことではなく、「筋肉」という意味。

A: Jim is such a beefcake.


B: I know. He's the captain of the football team.

A:ジムってすんごいマッチョよね。
B:ええ。彼、フットボール・チームのキャプテンなのよ。

●beez きんたま Not used in Britain


ビーズ
<普通に言うと> testicles
きんたま、つまり「睾丸」のこと。balls、family jewels, privates,nuts など、
ほかにもいろいろな言い方があります。

A: Why is George rolling on the ground?


B: He got hit in the beez with a ball.
A: It looks like it really hurts.

A:ジョージったらなんで地面を転げまわってるの?
B:ボールが急所を直撃したからさ。
A:痛そう 〜。

CHAPTER8 インターネット
chapter9

■よくでてくる省略語
日本の若者同 様、アメリカの若者も言葉を省略するのが得意です。そし
て、インターネットの世界には独特の略語がたくさんあります。チャッ
トやメールをするときにこういった略語の意味を知らないと、話が通じ
なくなってしまいます。知らないと推測のつかないものばかりなので、
よく使うものだけでも覚えておくことをおススメします。

@/at 〜で 、 〜時に
AFAIK/ As Far As I Know. 私の知る限りでは
FAIK / For all I know
*ahem* /Ahem(clearing your throat.) エヘン(咳払い)
a.k.a. / Also Known As 〜 〜 と し て も 知 ら れ て い る ("As Known
As"「〜として知られている」でも可)
AKA /Also Known As. 〜としても知られている
asl? /age sex location? 年齢、性別、すんでる場所は?
AWHF /Are we having fun? 楽し んでる?
BBL /Be Back Later. また来ます
BBS /Be Back Soon. すぐ戻ります
b/c/Because なぜなら
B4 /Before. 前に
b/f g/f /boy friend girl friend カレシ/カノジョ
BFN /Bye, For Now. ばいばい、またね。
BRB /Be Right Back. すぐ戻ります
BTW /By The Way. ところで
CUL /See You Later. またね。
CUL8R /See You Later. またね。
CYA /See ya. まったねー。
F2F/Face to face. 直接会って。
FYA /For Your Amusement よろしければ
*g* /Giggle.(Smiling) (くすくす)
*grin*/ Grin.(Smiling) (にやり)
HHOK /Ha Ha Only Kidding はは、冗談だよ
*hug*/*HUGZ* 抱擁(ムギュッと抱きしめること)
IC /I see.なるほど
IMO/ In My Opinion. 私の意見では
IOW /In Other Words 言い換えれば、つまり
IOU/ I Owe You あなたのおかげだ
JAS /Just A Second. ちょっと待って
J/K /Just Kidding. じょ〜だん。
JIT /Just In Time ぴったり
KIP/ Keep in youch. 連絡ちょうだいね。
*L* /Laughing. (げらげら)
LOL/ Laughing Out Loud. 大声で笑う (わっはっはっは!)
LTNS/Long time no see. 久しぶり
N/K/ No Kidding. 冗談いうな
OIC /Oh. I See. ああ、分かりました
OTOH /On The Other Hand. 他方で
PLS/plz Please. プリーズ
PS /PostScript. 追伸
ROFL/ Rolling On The Floor Laughing 床を転げまわりながら笑う
RUOK/ are you OK? 大丈夫?
RTFM /Read The Manual. マニュアル必読
*shrug*/ 肩をすくめること
*sigh* /Sigh. はぁ。(ためいき)
*smirk* Smirk. (へへ)
*sob* うえーん (泣き)
S/P/ So to Speak. 言うなれば
TC/Take care. じゃあねー。
TFB/Too Fucking Bad. さいてー
TIA /Thanks In Advance. お世話になります
TNX/THX Thanks. サンキュ (THNXとも書きます!)
TTFN /Ta-ta For Now.(Ta-ta = Good-bye) またね!
TTYL /Talk To You Later. また会おう
U /You あなた
U2 /you too あなたもね
UR /You are あなたは
viz./ Videlicet.(namely) つまり、言い換えると
WBASAP / Write Back As Soon As Possible すぐに返事ちょうだ
い!
w/o without 〜なし
WTTM/ without thinking too much 考えすぎないで
WRT /With Respect To 〜 〜に関しては
WTG /Way To Go. 「いいぞ!」「やったな!」
YR /you are
XX/ Kiss kiss キスキス
XOXO/ KISS HUG KISS HUG キスハグ(ぎゅっと抱擁)

You might also like