はじめに

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外転:180 屈曲:160 Joint Sinus Cone・・・多軸関節の運動範囲

Engin & Chen(1986) J of Biomechanical Engineering にて報告

水平伸展:30 水平屈曲:135

伸展:50
内転:0
・ある一定方向の情報のみ
問題点 関節中心を頂点とした円錐のような形
・肩の運動範囲を的確に表現しているかは不明
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対象と方法
・可動域をより現実に近い状態で評価可能
・今まで評価していない範囲の評価可能
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Case 1：23歳 男性 PATRIOT (Polhemus社製)

  既往：左鎖骨骨折
ソースコイル
Case 2：22歳 女性
体幹の動きを計測
  所見：左肩関節亜脱臼(腕が上がりにくい)
胸骨部センサー 上腕の動きを計測

・通常の肩関節の可動域計測 上腕のみの
計測内容：
・3次元的な計測 上腕部センサー 動きを計測

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MATALAB (MathWorks社製)

リハビリテーション科学総合研究所にて
プログラム作成

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右 左
屈曲

Results
154 16 138
伸展 50 50
外転 176 22 154
水平屈曲 128 16 112
水平伸展 30 12 18
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右肩

体幹補正後
左肩
右肩→青線 左肩→赤線+反転
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右前上方視点 右後上方視点

右 左
(青色)=右肩
屈曲 160 40 120
(赤色)=左肩 
伸展 55 50 (左を反転させ投影)
外転 160 30 130
肩90 以上の屈曲や外転で 右 (青)＞左 (赤)
水平屈曲 120 110
日常動作での制限を実証
水平伸展 40 45  (頭上物品の出し入れ、窓拭きなど)
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右肩 左肩

Conclusion
水色:補正前，緑:補正後 黄:補正前，桃色:補正後

正常な右肩の動きでも体幹の動きを利用

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 ・肩関節全体の可動範囲を評価可能
利点
・今まで評価出来なかった範囲も評価可能

Thank you
・計測に時間を要する（全て終了に40分程度)
欠点 ・費用がかかる
・統一された計測手順，表記方法がまだない

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欠点
 ・計測に時間を要する（全て終了に30分程度）
 ・費用がかかる
 ・統一された計測手順，表記方法がない