かみなり きせつ かんけい ところ お たつまき

や 雷 は、季節 に 関 係 なく、いろいろな 所 で起きます。 竜 巻 は、

とく なつ あき おお おお ひがい で
特 に 夏 と 秋 に 多 くなって、とても 大 きな被害 が出ることがあります。
かみなり なつ ひと たてもの お ひがい おお
雷 は、 夏 に 人 や 建 物 などに落ちる被害 が 多 くなります。

げんいん せきらんうん
【原 因は積 乱 雲】
せきらんうん くも おお たつまき とっぷう かみなり お
積 乱 雲 という 雲 が 大 きくなると、 竜 巻 や 突 風 、 雷 が起きやす
せきらんうん ちじょう あたた しめ くうき そら うえ
くなります。 積 乱 雲 は、 地 上 の 暖 かくて 湿 った空気 と 空 の 上 に
つめ くうき
ある 冷 たい空気 がぶつかるとできやすくなります。

せきらんうん ちか く そら きゅう くら かみなり おと き

積 乱 雲 が 近 くに来ると、 空 が 急 に 暗 くなって、 雷 の 音 が聞こ
つめ かぜ ふ ちい こおり かたまり
えたり、 冷 たい 風 が吹いたりします。ひょう（＝ 小 さな 氷 の 塊 ）
ふ はや
が降ってくることもあります。このようなときには、できるだけ 早 く
ひなん
避難 しましょう。
 たつまき とっぷう ひなん き
【 竜 巻 ・ 突 風 から避難 するときに気をつけること】

たつまき とっぷう お そと ばあい

竜 巻 や 突 風 が起きたとき、 外 にいる場合 は、すぐにコンクリートなど
じょうぶ たてもの なか はい
でできた 丈 夫 な 建 物 の 中 に 入 ってください。

たてもの なか ばあい つよ かぜ と もの まど わ
建 物 の 中 にいる場合 は、 強 い 風 や飛んできた 物 で 窓 ガラスが割れる
まど すく へ や い
ことがあるため、 窓 の 少 ない部屋に行ってください。そしてカーテンを
し まど とお ばしょ
閉めて 窓 から 遠 い場所 にいてください。

わ へ や なか と
割れたガラスなどが部屋の 中 に飛んでくることがあります。このため、
じしん おな つくえ した はい あんぜん
地震 のときと 同 じように 机 の 下 などに 入 っていると 安 全 なことがあ
ります。
 かみなり ひなん き
【 雷 から避難 するときに気をつけること】
かみなり じょうぶ たてもの なか はい
雷 のときも、コンクリートなどでできた 丈 夫 な 建 物 の 中 に 入 るこ
あんぜん かみなり たてもの お つよ でんき なが
とがいちばん 安 全 です。 雷 が 建 物 に落ちると、 強 い電気 が 流 れ
へ や でんかせいひん かべ いじょう
ることがあります。このため、部屋にある 電 化 製 品 や 壁 から１ｍ 以 上

とお ばしょ
遠 い場所 にいてください。
き した あめ ま ぜったい かみなり き
木の 下 で 雨 がやむのを待つことは 絶 対 にやめてください。 雷 は木
でんちゅう たか もの お きけん き
や 電 柱 などの 高 い 物 に落ちやすいため、とても危険 です。木や
でんちゅう いじょうとお ばしょ からだ ひく
電 柱 などから４ｍ 以 上 遠 い場所 で、しゃがむなどして 体 を 低 く
あんぜん い
していたほうが 安 全 だと言われています。

じめん て はら なか した ね
このとき、地面 に手をつけたり、 腹 ばい（＝お 腹 を 下 にして寝ること）
 じめん お かみなり でんき なが
になったりしていると、地面 に落ちた 雷 の電気 が 流 れてくることが
きけん くるま なか ばあい かみなり おと き
あるため危険 です。 車 の 中 にいる場合 は、 雷 の 音 が聞こえなくな
そと で あんぜん い
るまで、 外 に出ないほうが 安 全 だと言われています。

たつまき とっぷう かみなり じぶん まも せきらんうん ちか き

竜 巻 や 突 風 、 雷 から自分 を 守 るためには、 積 乱 雲 が 近 くに来
し はや ひなん たいせつ
ていることを知って、 早 く避難 することがいちばん 大 切 です。
きしょうちょう だ かみなりちゅういほう たつまきちゅういじょうほう
気 象 庁 が出す「 雷 注 意 報 」や「 竜 巻 注 意 情 報 」をテレビ
み き
やインターネットで見たら気をつけましょう。