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ルの中でも 未だ出てきていない『 和 の そ れ ぞ れ が グル ー プのコンセ プ

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研 究の経 緯 風なアイドル』をコンセプトとする トである、「和」を意識した既 存の
2016・

私たちは昨 年 度の音 楽 学 合 同 研 ことに決めました。 学 内に張 り 出 アイ ドル楽 曲 から 選 びNM B の

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くにおんアイドル『どるちぇるの軌跡』
今井優伽 (音楽情報・社会コース4年)
石井英里加(音楽情報・社会コース4年)

究発表会において『アイドル』につい したポスターでメンバー 募 集を 行い、 「 HA! 」に決 定。 ダンスと 生 歌での


ての発 表を行いました。アイドルに 5 名で 結 成 し た グループが『 ど る 披 露 を 目 標に本 番に挑むことにな
ついて 知 り、 話 し 合 う こ とで 学 び ちぇる 』です。メンバーとそれぞれ りました。
な がら、 発 表 会に 向 けて ポップな の担 当カラーは、 山田 杏 菜 ( 若 竹 本 番 までの 練 習 は、お 昼 休みや
図 書 館の展 示 を 行ったり、 研 究 発 色)、見目詩織(桃花色)、山崎 琳 授 業の空 き 時 間などを 利 用して調
表 会にご 当 地 アイ ドルと ヲタクの ( 菫 色 )、 荻 島 朱 理( 赤 紅 色 )、 今 整 し な がら 行 ないま し たが、 結 成
方 を 招いてライブを 開 催 した り と 麻耶(黄檗色)となっています。グ から 本 番 までの期 間に練 習 場 所 を
前 代 未 聞の 活 動 を 行ってき た一年 ループ 名の 由 来 は 音 楽 用 語にも 確 保 することができなかったため、
でした。 そこから、 今 年 度 はよ り なっている「 dolce 」からきており、 メンバーたちは校 舎の窓を 鏡にして
実 践 的な 活 動 を 行 うことでアイ ド そこにコンセプトである「 和」を取 振 付けやフォーメーションの練 習を
ルの 実 態 を 知 り、 社 会の 中のアイ り 入れるため、 見た 目にも 少し 変 進めていきました。
ドルという 存 在の意 義ややりがい、 化を加えた『どるちぇる』になりま ま た、 その日の 練 習に 参 加でき
活 動 をしていく 大 変 さや 楽し さ を した。 なかったメンバーのために、 練 習の
実 感 し たいという 思いも あ り、 思 様 子 や ダンスの 振 り 付 け を 動 画で
い切って『アイドルをプロデュース』 撮 影 し 共 有 する な ど、 メンバー 同
すること を 研 究 課 題 と することに 士で積 極 的に 支 え 助 け 合って結 束

宣材写真は新1号館で撮影
しました。 を 固 めていき ま し た。 屋 外でのパ
フォーマンス とい う こ と で 事 務 局
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『どるちぇる』の誕 生 の方に当 日の演 奏の許 可 を 申し 出、
アイ ドルグルー プを 結 成 する 前 パフォーマンス可 能な時 間 等の配 慮
に ま ず 進 め たこ と がコンセ プ ト づ について 相 談の う え 本 番の 日 時 が
く りです。 ゼミの 担 当 教 員であ る 決 定し ました。 何 度 も『 どるちぇ
吉 成 先 生 と 話し 合い考 えていく 中 る 』についての相 談に行っている う
で、初音ミクの『千本桜』や、サク ちに 事 務 局の 方にも 早 くからこの
ラ大戦の『激 帝国歌劇団』、でん 《ファミマ前お披 露 目ライブ》 活 動 を 知っても らい、 どの 職 員の


ぱ組 .incの『ちゅるりちゅるりら 』 7月 日(火)  時より 学内の 方 に も 笑 顔で 対 応 していた だいた

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などの映 像にインスピレーションを ファミ リ ーマ ー ト 前 に あ る ミニス こ と が と て も 嬉 し く 感 じ ま し た。
受け、「 大 正ロマン」「二次 元 」「 和 テージにて、『どるちぇる 』のお披 当 日 の 機 材 のセッティング は 事 務
風モダン」といったキーワードをあ 露 目 ミニライブを 行 う こ とにな り 局の 方に 行 なっても ら う こ とにな
げながら、 数あるアイドルのジャン ま し た。 披 露 し た 楽 曲 はメンバー り、ラジカセを使っての音源再生と
いう こ とで、 ラジカセを 貸 して 頂 ます。またアイドルという 存 在がい が 決 まってから、 宣 伝 につか う ポ 発 表 する と と もに、『 どるちぇる 』
き ました。 結 成して間 もな く 、 S る 上でファンの 存 在 は とても 大 切 スターやSNS 等のアイコンのデザ のライブ も 併 せて 行いま し た。 ラ
NSサイトで だという思いから盛り上げ隊として インな ど は すべて 音 楽 文 化 デ ザイ イブではオ リジナル曲の 初 披 露 も
の宣 伝 も 行っ 『オタクパフォーマンスグループ』も ン学 科 音 楽 研 究 専 修4 年の清 水 花 行 い、 無 事 に 成 功 を 迎 え る こ と
てきたため 僅 結成し、頑張りました。 英 さ んにお 願いする こ とにな り ま ができ ま し た。 ま た、 ライブが 終
かの期 間で知 した。 広 報 や 宣 伝 デ ザインは 清 水 わ り 発 表 を 終 え よ う と し たと こ

の制作にも力を入れました。
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名 度は上がり、 オリジナル曲の募 集 さ んの 卒 業 研 究の一環 という こ と ろで、 メンバー から 私 た ち 研 究 側
当日は多 くの も あ り、 制 作 さ れる デ ザインは 清
音 楽 大 学 ということ も あ り、 学 に 向 け た サ プ ラ イ ズで、『 桜 の 栞
観 衆を 前にパ 内から『どるちぇる』のオリジナル水 さんのゼミの 担 当 教 員であ る 野 (AKB )』の歌をプレゼントして

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フォ ー マンス 中 先 生のアドバイスも 頂いています。
曲 を 募 集 するこ と を 計 画し まし くれました。『どるちぇる 』という

 いしい えりか コースの思い出は出版社にインターンシップに行ったことです。
をすることが 見 や す くわかり や す く、 そして何
た。 宣 伝 はチラシ、 S N S を 通 し アイ ドルグルー プを 立 ち 上 げ、 ア
できました。 よりコンセプトを生かした「和 」の
て 行い曲のみの 募 集です。 募 集 内 イドルを プロデュースすることの難

 いまい ゆうか 音楽情報・社会コースではフリーペーパー『んだ。』
デ ザインにこ だわ り を 追 求 し た ポ
容はコンセプトである「和」をテーマ し さ を た く さん 知 り ましたがその
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芸 術 祭でのパフォーマンス スター を 1 年 間 作 り 上 げても らい
と した 5 分 以 内のもので、 応 募 が 分、 や り がいや 感 動 をた く さん 経
芸 術 祭 は 特に 力 を 入 れたイベン ま し た。 ま た、 アイ ドル募 集の ポ
しやすいよ うメロディーのみの応 募 験 し 身 を もってアイ ドルの 存 在 意
トでも あ り ま す。 本 番 までの か スター を お 願いし、 内 容 や デ ザイ
やメロディー に 簡 単 なコー ド を 付 義を 考えられた一年 間でした。この
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月 は 毎 日 が 練 習の日々でした。 私 ンの話をしている 際に「せっかくな


けたものの 応 募でも 可 という 作 曲 プロジェクトに参 加してくれたメン
たち は 、 和 を 意 識 し た 衣 装 づ く り ら ポスターのど こかに 清 水 さ んの
のハードルをやや下げた募 集を 行っ バー、 応 援 して く だ さった 多 くの
としてオリジナルTシャツやスカー 名 前を書いてはどうか」と 提 案し、
ていきました。この募 集によって3 ファンの方に感 謝しています。これ
トの制 作、 楽 曲 編 集、 宣 伝 用チラ 『 KOKE!
曲の楽 曲 提 供 があ り 採 用していま 』というペンネームを ポス からも『どるちぇる』をよろしくお
どるちぇメロディー
シの依 頼、 練 習 場 所の確 保、ヲタ す。曲名は『 甘美音律(作曲/櫻井
ターの中に記載しています。 願いします


クパフォーマンスの練 習などの準 備 由梨)』『甘美浪漫(作曲/河西祐
を主に行いました。 月3日(火) 季 )』『 和 洋 折 衷アラモー ド( 作 曲
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時 よ り 第 1 野 外ステ ージにて本 / 高田勇 児 )』となっています。 作
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番 を 迎 え、 た く さんのお 客 さんの 詞は全てメンバーである山田杏 菜が


前 で パフォーマンスを 披 露 す る こ 行い、ダンスの振り付けは同じくメ
と がで き ま し た。 M C を 挟 み、一 ンバーであ る 見 目 詩 織 が 担 当 し ま
生 懸 命 頑 張 り ながら 時 折 初々しい した。CD収録を行い、パフォーマ
笑 顔 を 見せる 彼 女たちの姿 がとて ンスも 行っていくことに決 まってい
も 可 愛 ら し く 印 象 的 だった と 感 ます。
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じていま す。 ライブの 後 は 第 2 野 卒論研究発表会
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外ステージにて先 着でメンバー との 宣 伝 用ポスター 2 016 年2 月 日に音 楽 学の

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「チェキ撮影会( 無料)」も行ってい アイドルプロデュースという 研 究 卒 論 研 究 発 表 会において、 研 究 を

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2016・

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