４ 省庁職員の声

社会のデジタル化を効果的に推進していくためには、どのような業務プロセスにする
べきかをこの機会に検討し、その障壁となる制度・慣行を改めていく必要があります。
国民や社会に変革を求めて行くには、変革を進める行政機関そのものや、そこで働く
職員の意識をも見直していかなければなりません。

他方で、日々の業務に追われる中、実際にＤＸの推進やデータ利活用を実現するのは
難しく、表面的な変革や絵空事にしかならないのではないか、といったもどかしさを
感じている方もいるのではないでしょうか。

行政のことを誰よりも深く理解し、改善に向けた具体的な方策と熱い熱意を持つ行政
機関の関係者の皆さん（経験者も歓迎です！）から、デジタル改革を進めるにあたっ
て変えるべきだと思うこれまでの制度・慣行や導入するべき仕組み等に関するアイデ
アをお寄せいただきたいと思います。

（例）
・人事異動の度に膨大な申請書類を出し直さなくてはならない。行政機関間で情報を
やり取りすることでこのような煩雑な手続きが簡素化できないか。

・業務上必要な時に必要な情報が得られるような情報インフラが圧倒的に不足してい
る。ポータルサイトが省庁別に作成されており、掲載されている情報も省庁ごとで
バラバラ。全省庁共通の情報や申請・手続等については共通のポータルサイトを立
ち上げてほしい。