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【名称】

 A's Video Converter

【概要】
AMD、Intel、NVIDIA および Microsoft が提供しているエンコーダを利用した動画変換ソフトで主に以下
の様な特徴があります。

・AMD VCE (Video Codec Engine)によるハードウェア H.264 および H.265/HEV エンコードに対応


・Intel QSV (Quick Sync Video)によるハードウェア H.264 および H.265/HEVC エンコードに対応
(※1)
・NVIDIA NVENC によるハードウェア H.264 および H.265/HEVC エンコードに対応 (※2)
・ソフトウェア H.264 および H.265/HEVC エンコードに対応 (※1)
・ハードウェアデコードに対応
・ハードウェアフィルタ処理に対応 (※3)
・最大 8 個までのファイルを同時に変換する事が可能
・複数のファイルを自動で連続変換していくバッチエンコードに対応
・複数のファイルを変換しながら一つのファイルとして出力する結合変換に対応
・簡易編集機能を搭載し、変換したいシーンのみを切り出して変換する事が可能
・フォルダ監視による自動変換に対応
・DirectShow ビデオキャプチャおよびオーディオキャプチャに対応(※4)

※1 H.265/HEVC エンコードは Windows10 のみ


※2 Windows10 のみ
※3 スケーリング、デインターレース、色調整、ノイズ除去、エッジ強調等に対応
※4 別途 Bluesky Video Capture を導入する事で以下の事が可能
・デスクトップ画面の録画
・Direct3D を使用したゲーム画面の録画
・ループ録画(最大 30 分前までの映像の保存)

【動作環境】
■OS
Windows 10/8.1/8/7

■ランタイム
・Microsoft .NET Framework 4.6
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48130

・Microsoft Visual C++ 2017 ランタイム x86 (32bit/64bit Windows)


https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=746571

・Microsoft Visual C++ 2017 ランタイム x64 (64bit Windows)


https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=746572

■その他
最新のグラフィックスドライバ

【作者】
 Bluesky
 bluesky.au23@gmail.com
 http://bluesky23.yukishigure.com/
【使用許諾契約】
本ソフトウェアは使用許諾契約に同意した方のみ使用出来ます。

1.著作権
本ソフトウェアに関する著作権は作者が有しています。

2.権利
作者は予告および同意無く本契約の内容を変更する権利を有します。
作者は予告および同意無く本ソフトウェアの仕様を変更する権利を有します。

3.免責事項
本ソフトウェアは現状有姿にて提供されるものです。
作者は本ソフトウェアの使用および使用不能により、直接的あるいは間接的に生じたいかなる損失や損害に
対しても一切の責任を負いません。
また、その様な損失や損害が発生する可能性について作者に知らされていた場合についても同様です。
作者は本ソフトウェアに対する継続的なサポート(バグ修正、問い合わせ等)の義務を負いません。

4.禁止事項
本ソフトウェアに対して逆コンパイル、逆アセンブルおよび改造等を行う事を禁止します。
本ソフトウェアを再配布する事を禁止します。

[License Agreement]
If you agree to this license agreement, you can install and use this software.

1.COPYRIGHT
The author has the copyright of this software.

2.RIGHT
The author reserves the right to change this licesne agreement without advance
notice and agreement.
The author reserves the right to change the specification of this software
without advance notice and agreement.

3.DISCLAIMER
This software is provided "AS IS".
The author does not take responsibility for any direct/indirect loss or damage by
use or unavailability of this software.
Moreover, even when the possibility that such loss or damage occurs is told to
the author, the author does not take responsibility.
The author does not take responsibility for continuous support (Bug Fix, Inquiry
etc) to this software.

4.PROHIBITION
You are prohibited to decompile, disassemble, or modify this software.
You are prohibited to redistribute this software.

【寄付】
A's Video Converter は無料で使用する事が出来ますが、寄付も歓迎しています。
寄付をしていただける場合はお手数ですがメールで作者までご連絡下さい(本文はなくても結構ですが件名
は「寄付」として下さい)。
折り返し振込先をお知らせします。

メールはメインメニューにある「寄付...」をクリックするとメールソフトが起動するのでそのまま送信す
るか、
ホームページ上にある「寄付」ボタンをクリックすると表示されるメールフォームにメールアドレスを記入
して「送信」ボタンを押す事で行う事も可能です。
なお、振込手数料については寄付者様のご負担となってしまいます。あらかじめご了承下さい。

【インストール/アンインストール】
■インストール
セットアップを実行し、後はインストーラの指示に従って下さい。
アップデート時はアンインストールせずにセットアップを実行して下さい。

インストーラ無しをダウンロードした場合は適当な場所に ZIP ファイルを展開して下さい。

■アンインストール
インストーラ付きをダウンロードした場合はスタートメニューにある「A's Video Converter をアン
インストールする」を実行するか(インストール時に作成した場合のみ)、
インストール先にある unins000.exe を実行するか、Windows の「コントロールパネル」にある「プロ
グラムと機能」から行って下さい。

インストーラ無しをダウンロードした場合はメインメニューにある「設定ファイルを削除」をクリックし
てから全てのファイルを削除して下さい。

【対応ファイルについて】
デフォルトで変換可能なファイルは以下の通りです。

■ファイル形式
・Windows Media Video ファイル (.wmv/.asf)
・MPEG ファイル (.mpg)
・AVI ファイル (.avi)

■フォーマット
・Windows Media Video
・MPEG1
・MPEG2
・MPEG4/DivX
・H.264 (Windows7 以降)

これら以外でもシステムに必要となる DirectShow フィルタ(スプリッタやデコーダ)がインストールされて


いれば変換可能になります。

DirectShow フィルタとしては「LAV Filters」をお勧めします。


その導入方法は以下を参照して下さい。
http://bluesky23.yukishigure.com/avc/howto/lavFilters.html

【使用方法と説明】
■入力
変換したいファイルまたはファイルがあるフォルダを指定します。
指定はファイルやフォルダをドラッグ&ドロップする事でも可能です。

○ファイルを指定
変換したいファイルを一つ以上指定します。

○フォルダを指定
指定されたフォルダ内の全てのファイルがリストに登録されます。
○フォルダを監視
指定されたフォルダを監視し、ファイルが作成されると自動でリストに追加し変換を開始します。
フォルダ監視設定画面の OK ボタンを押すとチェックがオンになるので、監視を中止する場合は
ここを再度クリックしてチェックをオフにして下さい。

・監視フォルダ
監視するフォルダを指定します。

・監視間隔
フォルダを監視する間隔を秒単位で指定します。

・サブフォルダを含める
チェックをオンにすると「監視フォルダ」内のサブフォルダも監視します。

・起動時に開始する
チェックをオンにすると A's Video Converter 起動時に自動的にフォルダ監視を開始します。

・OK ボタン
フォルダ監視を開始します。変換設定(出力/デコード/フィルタ/エンコード)はこの時に確定し
ます。
なお、監視フォルダと出力フォルダが同じ場合は「Converted」フォルダが作成され、そこに出力
されます。

・適用ボタン
フォルダ監視を開始したくはないが設定を更新したい場合はこのボタンを押して下さい。

・キャンセル
フォルダ監視を開始せずに設定画面を閉じます。

■設定
・トランスコード設定
エンコード、フィルタ、デコードに関するデフォルトの設定を行います。詳しくは「■トランスコード
設定」をご覧下さい。

・プリセット
トランスコード設定のプリセットを読み込みます。

・GPU 設定
ハードウェアエンコーダが使用する GPU を設定します。

・出力設定
変換したファイルのデフォルトの出力先を設定します。なお、出力先はリスト登録後に個別に変更する
事も可能です。
設定画面のテキストボックスに出力先を絶対パスまたは(入力パスに対する)相対パスで設定する事が可
能です。

・一時フォルダ設定
外部ツールが利用する一時フォルダを設定します。
空白の場合はシステムで設定されているフォルダを利用します。

■キャプチャ
DirectShow キャプチャフィルタからの映像または音声を変換したい場合に実行して下さい。

ボタンをクリックすると「キャプチャ設定」画面が表示されるのでキャプチャに関する設定を行って下さ
い。
「キャプチャ設定」画面で「OK」ボタンを押すとキャプチャが開始されます。

なお、リストにファイルが登録されている場合は実行出来ません。
また、キャプチャ実行後はリスト内にあるアイテムを削除しない限りファイルを登録する事は出来ません。

キャプチャ設定で開始/停止キーにより記録を開始/停止している場合はキャプチャ終了後に「停止」ボ
タンを押して変換を終了させて下さい。

■開始
リストに登録されたファイルの変換を開始します。

○"▼"ボタン
・同時変換数
同時に変換するファイル数を設定します。

※ ハードウェアによるデコードやエンコードが有効になっている場合、
同時変換数を「2」以上に設定すると正常に変換が行われなくなる場合があります。

・優先度
変換時のプロセスの優先度を設定します。

・終了後...
変換終了後の動作を設定します。

・スタンバイ
スタンバイ状態に移行します。

・休止
休止状態に移行します。

・電源を切る
電源を切ります。

・終了
A's Video Converter を終了します。

■終了
A's Video Converter を終了します。

 ■変換リスト
○出力
・変更
出力先を変更します。この時、選択アイテム数が 1 個の場合は「名前を付けて保存」ダイアログが表
示されるので
出力フォルダおよびファイル名が指定出来、選択アイテム数が複数の場合は「フォルダの参照」ダイ
アログが
表示されるので出力フォルダが指定出来ます。

・フォルダを開く
出力先フォルダをエクスプローラで開きます。

○設定
・トランスコード設定
現在選択されているリストのエンコード、フィルタ、デコードに関する設定を行います。詳しくは
「■トランスコード設定」をご覧下さい。

・プリセット
トランスコード設定のプリセットを読み込みます。

・ストリーム設定
ビデオおよびオーディオストリームの設定を行います。詳しくは「■ストリーム設定」をご覧下さい。

なお、複数のリストが選択されている場合は最上位の設定が表示され、変更すると選択されている全て
のリストの設定が更新されます。

○編集
・編集
ビデオ編集画面が表示されます。なお、結合されたリストに対しては実行出来ません。
また、特定のデコーダを使用したい場合は編集前に設定を済ませておいて下さい。

※ 編集画面の操作等については"■ビデオ編集/ビデオ再生"を参照して下さい

・結合
複数のファイルを結合しながら変換し、単一のファイルとして出力したい場合に使用して下さい。

「結合」をクリックすると結合設定画面が表示されるので結合順を指定して下さい。指定後、順序
「1」の設定が
そのファイルのトランスコード設定となり、リストからはそれ以外が削除されます。

※ 注意事項

・入力ファイルのフォーマットが異なる場合は変換に失敗します。
・結合指定したファイルの数によっては変換が開始される(経過時間がカウントされる)まで時間
がかかる場合があります。

○再生
・入力ファイル
入力ファイルを再生します。変換時に正常に変換出来ない場合は、再生画面で「i」ボタンを押して
使用されている DirectShow フィルタを確認し、
別のスプリッタやデコーダを試す等してみて下さい。

・出力ファイル
出力ファイルを再生します。

○削除
・停止
選択されているアイテムの変換を停止します。

・削除
選択されているアイテムを削除します。

・全て削除
リストに登録されている全てのアイテムを削除します。

○リスト表示項目
・入力
入力ファイル名が表示されます。
・出力フォルダ
出力フォルダのパスが表示されます。
また、セルをダブルクリックすると出力先を変更する事が可能です。

・出力
出力ファイル名が表示されます。
また、セルをダブルクリックすると出力先を変更する事が可能です。

・デコーダ
登録時には設定されたデコーダ名が、変換時には実際に使用されているデコーダ名が表示されます。

・HW デコード
登録時に「ハードウェア デコードを有効にする」の設定がオンの場合は半チェック状態になり、
変換時に、実際にハードウェアデコードが動作していればチェック状態になり、動作していなければ
チェックがオフになります。
また、セルをダブルクリックすると有効/無効を切り替える事が可能です。

・エンコーダ
エンコーダ名が表示されます。

・経過時間
変換を開始してからの経過時間が表示されます。

・残り時間
変換が完了するまでの推定残り時間が表示されます。

・速度
変換速度(fps)が表示されます。なお、変換中は現在値が、変換完了時には平均値が表示されます。

・サイズ
出力ファイルの現在のサイズ(バイト)が表示されます。

・%
変換が完了した割合が表示されます。場合によっては以下の文字が表示される場合があります。

・ExtProc
外部オーディオエンコーダまたは外部 Muxer で処理中の場合に表示されます。

・Failed
変換が失敗した場合に表示されます。これは DirectShow フィルタ(スプリッタおよびデコーダ)

システムに存在しなかった場合やフィルタ同士が正しく接続されなかった事が原因なので、
必要に応じてフィルタを登録するか別のものに変更する等して下さい。

・Aborted
変換が進まなくなってから一定時間が経過したために強制終了した場合に表示されます。
この場合、スプリッタやデコーダを別のものに変更すると正常に変換が行える様になるかも知れ
ません。

・Lost/Error
予期せぬエラーが発生した場合に表示されます。

・Error_EncCE/Error_EncVE
エンコーダの作成に失敗した場合に表示されます。
これが表示された場合はディスプレイドライバーを最新のものに更新してみて下さい。

■トランスコード設定
変換時のエンコード、フィルタ、デコードに関する設定を行います。

●ビデオエンコード
ビデオエンコードに関する設定を行います。
なお、特定の設定下では意味がないパラメータや、お使いの GPU ではハードウェアの制限により使用出
来ないパラメータも表示されます。

○エンコーダ
エンコーダを指定します。

・AMD VCE H.264 Encoder


Video Codec Engine (VCE)を利用したハードウェア H.264 エンコーダです。
B フレーム有りでエンコードする場合は外部 Muxer を利用して出力して下さい。

・AMD VCE H.265 Encoder


Video Codec Engine (VCE)を利用したハードウェア H.265/HEVC エンコーダです。
このエンコーダを利用するためには Crimson Edition 16.7.1 以降が必要です。

※ Windows8.1/7 で利用する場合の注意事項

別途 Windows10 用の Crimson Edition をダウンロードし、


「入力」の「ファイルを指定...」をクリックして、ダウンロードしたファイルを指定して下
さい。
(Windows8.1/7 のドライバを更新した場合は必ずこの操作を実行して下さい)

外部 Muxer を利用して出力する必要があります。

・Intel QSV H.264 Encoder


Quick Sync Video (QSV)を利用したハードウェア H.264 エンコーダです。

・Intel QSV H.265 Encoder


Quick Sync Video (QSV)を利用したハードウェア H.265/HEVC エンコーダです。
このエンコーダは Windows10 でのみ使用可能です。

・NVIDIA NVENC H.264 Encoder


NVIDIA NVENC を利用したハードウェア H.264 エンコーダです。
このエンコーダは Windows10 でのみ使用可能です。

・NVIDIA NVENC H.265 Encoder


NVIDIA NVENC を利用したハードウェア H.265/HEVC エンコーダです。
このエンコーダは Windows10 でのみ使用可能です。

・Microsoft H.264 Encoder


Windows10/8.1/8/7 に付属するソフトウェア H.264 エンコーダです。

・Microsoft H.265 Encoder


Windows10 に付属するソフトウェア H.265/HEVC エンコーダです。

○事前解析(AMD VCE H.264/H.265 Encoder のみ)


チェックをオンにすると事前に 1/4 に縮小したフレームに対して解析を実行する様になります。
※ H.264 でインターレース保持エンコード時は利用出来ません。

○品質 vs 速度
動き補償等エンコーダで行われる様々な処理において、品質を重視するか速度を重視するかを設定し
ます。
数字設定の場合は値が大きいほど品質重視、値が小さいほど速度重視になります。
なお、数値の場合は設定可能な範囲が 0 から 100 になっていますが、値を少し変えた程度では何も
変化しない場合があります。

○アスペクト比
ディスプレイアスペクト比(DAR)またはピクセルアスペクト比(PAR)を指定します。
手動で入力する場合はリストに表示されている様に、横:縦の形式で入力して下さい。

●オーディオエンコード
オーディオエンコードに関する設定を行います。

○エンコーダ
・MPEG4 AAC
MPEG4 AAC 形式でエンコードします。モノラルおよびステレオにのみ対応しています。

・Dolby AC-3
Dolby AC-3 形式でエンコードします。モノラルおよびステレオにのみ対応しています。
Windows10 でのみ指定可能です。

・ALAC
ALAC 形式でエンコードします。Muxer 設定で「MKV」以外を選択している時にのみ指定可能です。
外部エンコーダは 8ch には対応していません。

・FLAC
FLAC 形式でエンコードします。Muxer 設定で「MKV」を選択している時にのみ指定可能です。

・AAC (Nero)
Nero AAC Encoder を利用して MPEG4 AAC 形式でエンコードします。

・Opus
opusenc を利用して Opus 形式でエンコードします。Muxer 設定で「MKV」を選択している時に
のみ指定可能です。

○ファイルパス
外部エンコーダが必要な場合はファイルのパスが指定可能になるので実行ファイルの場所を指定して
下さい。
なお、外部エンコーダは以下のサイトから入手可能です。

・ALAC
https://sites.google.com/site/qaacpage/

・FLAC
https://xiph.org/flac/index.html

・Opus
https://www.opus-codec.org/

○パススルー
チェックをオンにしたフォーマットはエンコードを行わずにそのまま Mux される様になります。
Muxer による対応フォーマットは以下の通りです。

内部 MP4Muxer: MP3, AAC, AC-3(Windows8 以降), E-AC-3(Windows8 以降)


MP4Box : MP3, AAC, AC-3, E-AC-3
L-SMASH : MP3, AAC, AC-3, E-AC-3, DTS, DTS-HD
MKV : MP3, AAC, AC-3, E-AC-3, TrueHD, DTS, DTS-HD

※ 場合によっては正常に変換出来なくなるか、もしくは音声が正常に出力されなくなる場合があり
ます。
その様な場合はスプリッタを変更してみて下さい。それでも変わらない場合はエンコードを行っ
て下さい。

●フィルタ
リサイズ、デインターレース、ノイズ除去やエッジ強調等の設定を行います。
なお、リサイズ時のサイズを手動で入力する場合はリストに表示されている様に、幅 x 高さ("x"は英
字のエックス)で入力して下さい。

○ハードウェアプリプロセッサ
ハードウェア(GPU)を利用したフィルタの設定を行います。

・設定
ハードウェアプリプロセッサの設定を行います。

・リサイズ
・高品質ダウンスケーリングを有効にする
チェックをオンにすると AMD Radeon GPU でダウンスケーリング時の品質が向上します。

・デインターレース
・フレームレートを 2 倍にする
デインターレース時に出力フレームレートを 2 倍にします。

・フレームレート変換
・フレーム補間による 60p 変換を有効にする
フレーム補間による 24p->60p および 30p->60p 変換を有効にします。

・フィルタ
色調整および品質(ノイズ除去とエッジ強調)の設定を行います。

※ NVIDIA GeForce をご利用の場合

ドライバのビデオ設定が「ビデオプレーヤの設定を使用」になっている(デフォルト設定)場
合は設定が反映されますが、
「NVIDIA の設定を使用」になっている場合はドライバの設定が強制的に適用されます。

○ソフトウェアプリプロセッサ
CPU を使用したフィルタの設定を行います。

○Avisynth
Avisynth を利用したフィルタ処理を行いたい場合はチェックをオンにして下さい。

・入力フォーマット
Avisynth に入力するフォーマットを設定します。
・出力フレームタイプ
Avisynth でインターレース解除を行っている場合は「プログレッシブ」に、そうでない場合は
「入力と同じ」に設定して下さい。

・スクリプトを編集
テキスト入力画面が表示されるのでそこにスクリプトを記述して下さい。

●デコード
デコードに関する設定を行います。

○ビデオデコーダ
システムに登録されているビデオデコーダが表示され、選択するとそのデコーダが最優先で使用され
る様になります。

・ハードウェア デコードを有効にする
デコードにハードウェア(GPU)を使用する場合はチェックをオンにします。

なお、デコーダが指定されている場合でハードウェアデコードが使用出来なかった場合、
そのデコーダが使用可能な場合はハードウェアデコードが無効なり、使用不可能な場合はそれ以
外のデコーダでハードウェアデコードが可能なデコーダを検索します。

・設定
選択されたデコーダの設定画面を表示します。(サポートされている場合のみ)

○オーディオデコーダ
システムに登録されているオーディオデコーダが表示され、選択するとそのデコーダが最優先で使用
される様になります。

・設定
選択されたデコーダの設定画面を表示します。(サポートされている場合のみ)

○スプリッタ
システムに登録されているスプリッタが表示され、選択するとそのスプリッタが最優先で使用される
様になります。
編集時にうまくいかない場合に特定のスプリッタを使用する時以外は「自動」に設定して下さい。

・設定
選択されたスプリッタの設定画面を表示します。(サポートされている場合のみ)

※ ビデオデコーダおよびオーディオデコーダの設定について

デコーダによっては設定した内容が保存されない場合があります。
また、設定内容はデコーダが管理する領域に保存されるため、常に最後に設定した内容が復元され
ます(プリセットによる保存復元の対象外)。
ただし、AMD Video Decoder の設定内容は個別に保存/復元されます(プリセットによる保存復
元の対象)。

●ファイルフォーマット
Muxer の設定を行います。「内部 MP4Muxer」以外は別途ツールを入手する必要があります。

○内部 MP4Muxer
mp4 形式で出力します。
Windows7 では B フレームに対応していません。Windows8.1/8/7 では H.265/HEVC に対応してい
ません。
複数のオーディオストリームを格納する事は出来ません。

○MP4Box
MP4Box を利用して mp4 形式で出力します。
https://gpac.wp.mines-telecom.fr/

○L-SMASH
L-SMASH の Muxer を利用して mp4 形式で出力します。
http://pop.4-bit.jp/

○MKV
MKVToolNix の Muxer を利用して mkv 形式で出力します。
https://mkvtoolnix.download/

○ファイルパス
外部 Muxer の実行ファイルを指定します。
L-SMASH 指定時は「muxer.exe」を指定しますが、場合によっては「remuxer.exe」および
「timelineeditor.exe」も使用するので
muxer.exe と同じフォルダに置いて下さい。

○タイムコードを利用する
可変フレームレートで出力したい場合はチェックをオンにして下さい。
この場合、各サンプルの開始時間が記録されたタイムコードを利用してストリームが結合される様に
なります。

※ 内部 MP4Muxer は特別な事をしなくても VFR に対応しているためこの設定を変更する事は出来ま


せん。

〇 4GB 越えのサポートを有効にする
Windows7 で内部 MP4Muxer 使用時に 4GB を超えるサイズを出力したい場合はチェックをオンにし
て下さい。

※ Windows8 以降の内部 MP4Muxer は 4GB を超えるサイズの出力に対応しているためこの設定は表


示されません。

●その他
・プロセス
64bit 版 Windows で 32bit で動作するか 64bit で動作するかを指定します。
通常は「64bit」に設定(デフォルト設定)し、スプリッタやデコーダが 32bit 版しか提供されて
いない場合は「32bit」に設定して下さい。

●プリセット
・読み込む
保存されているプリセットを読み込みます。

・保存
設定された内容をプリセットとして保存します。

■ストリーム設定
●ビデオ
・ビデオを変換する
チェックをオフにするとビデオは変換されなくなり、オーディオのみが変換されます。

●オーディオ
・オーディオを変換する
チェックをオフにするとオーディオは変換されなくなり、ビデオのみが変換されます。

・ディレイ
ソースファイルのビデオに対するオーディオの遅れをミリ秒単位で指定します。

・ストリーム
ファイルに含まれているオーディオストリームが表示されるので、変換したい音声のインデックスを
指定します。
順番を入れ替える場合は「↓」または「↑」ボタンを押して下さい。

■キャプチャ設定
●ビデオ
○ソース
ソースに指定したい DirectShow ビデオキャプチャフィルタを選択して下さい。

○設定
選択されているフィルタの設定を行います。

○フォーマット
選択されているフィルタの出力フォーマットを指定します。

○オプション
・プレビューを有効にする
選択されているフィルタのプレビューを有効にします。

●オーディオ
○ソース
ソースに指定したい DirectShow オーディオキャプチャフィルタのチェックをオンにして下さい。
複数のフィルタを指定した場合は音声が合成されて出力されます。

○設定
選択されているフィルタの設定を行います。

○フォーマット
選択されているフィルタの出力フォーマットを指定します。

○オプション
・プレビューを有効にする
選択されているフィルタのプレビューを有効にします。

・トークキー
設定されたキーが押されている間のみ音声を録音します。

●記録モード
○手動記録
記録の開始および停止を手動で行います。

・開始/停止キー
記録の開始/停止をショートカットキーで行う場合はチェックをオンにしてからキーを押して下
さい。
最初のキー操作で記録を開始し、次のキー操作で記録を停止します。

○ループ記録 (「Bluesky Video Capture」使用時のみ)


指定された記録時間が経過すると古いデータから削除しつつ記録を続けるモードです。
・開始/停止キー
「手動記録」の場合と同じで、キーが押されるとループ記録を開始/停止します。

・保存キー
ループ記録されているデータを MP4 ファイルとして保存するためのショートカットキーを設定し
ます。
「...」ボタンを押すと「保存キー設定」画面が表示され、1 分単位でショートカットキーを設定
可能です。

・保存開始時に音を鳴らす
保存キーが押され保存が開始された時に音を鳴らします。

・記録時間
ループ記録の時間を 1~30 分の間で設定します。

・一時フォルダ
ループ記録時のデータを一時的に保存するフォルダを指定します。何も入力されていない場合は
規定の一時フォルダが使用されます。
必要な空き容量はビットレートと記録時間の設定で異なります。

(例)
映像はビットレートが 10Mbps の場合、1 分あたりおよそ 75M バイト、30 分の場合はおよそ
2.25G バイト必要になります。
音声はビットレートが 192kbps の場合、1 分あたりおよそ 1.4M バイト、30 分の場合はおよそ
43M バイト必要になります。

●出力設定
・ソース名のフォルダを作成する
チェックをオンにすると出力先にソース名のフォルダを作成し、その中にファイルを保存する様にな
ります。
ソース名とは「ビデオ」の「ソース」で選択されているキャプチャフィルタの名前で、
「Bluesky Video Capture」使用時はキャプチャ対象の名前になります。

・タイムスタンプを追加する
チェックをオンにするとファイル名の最後に「年-月-日 時-分-秒-ミリ秒」が追加されます。
なお、「ソース名のフォルダを作成する」のチェックがオンの場合は強制的にチェックがオンになり
ます。

●エンコード設定
エンコーダの設定を変更したい場合はクリックして下さい。

●OK
キャプチャを開始します。("開始/停止キー"が設定されている場合は待機します。)

●キャンセル
キャプチャの開始をキャンセルします。

 ■ビデオ編集/ビデオ再生
ビデオの編集または再生を行います。なお、編集時の精度は使用するスプリッタやデコーダに依存します。

※ 特定のデコーダあるいはスプリッタを使用したい場合は編集前に設定しておいて下さい。
編集後は、これらの設定は変更出来なくなります。
○編集シーンリスト(画面右側)(編集時のみ)
編集されたシーンの開始時間と終了時間およびそのシーンの冒頭部分のフレーム画像が表示されます。
(表示されるフレーム画像は開始点のフレーム画像ではありません。)

・↑/↓ボタン
編集したシーンの順序を変更します。(上から順に変換されます)
なお、終点が指定されていないシーンが登録されている場合は変更出来ません。
また、グループ化されたシーンはそのグループを越えての移動は出来ません。

・グループ化ボタン(上から 3、4、5 個目のボタン)


1 個以上のシーンごとに別々のファイルに出力したい場合に使用します。

・上から 3 個目のボタン
選択中のシーンとそれより上にあるシーンをグループ化します。
このグループ化されたシーンが変換時に結合され一つのファイルとして出力されます。

・上から 4 個目のボタン
全シーンを個別にグループ化します(1 シーン=1 ファイル出力)。

・上から 5 個目のボタン
グループ化を全て解除します。

・「□x」ボタン
選択されているシーンを削除します。
その下の□が重なっているボタンを押すと全てのシーンを削除します。

・編集データ保存ボタン(上から 8 個目のボタン)
現在の編集済みシーンのデータを保存します。
編集を中断し、A's Video Converter を終了する必要がある場合にここで保存しておけば
再開後、データ読み込みボタンを押してデータを読み込む事で中断した時点から編集を再開する事が
出来ます。

・編集データ読み込みボタン(上から 9 個目のボタン)
編集済みシーンのデータを読み込みます。現在編集済みのシーンがある場合は全て削除されます。

○サムネイル(編集時のみ)
ビデオを一時停止すると、その位置から約 1.5 秒前までのフレーム画像と時間が表示され、
キーフレームサーチを実行すると、終了後にそのフレーム画像と時間が表示されます。

サムネイル上の画像をクリックするとその位置に移動します。この時、サムネイルの画像と実際に表示
された画像や表示時間が異なったり、
同じサムネイルをクリックするたびに画像や表示時間が異なる場合はスプリッタもしくはデコーダを変
更して下さい。

・「<|」/「|>」ボタン
約 1.5 秒前/先までのフレームがサムネイルに追加されます。

○操作パネル
・「|>」/「||」ボタン
ビデオを再生/一時停止します。

・「■」ボタン
再生を停止します。
・「<<」/「>>」
ボタンを押している間、ビデオを早戻し/早送りします。

・▲ボタン
何倍速で早戻し/早送りを行うかを設定します。

・スキップを許可
早送り時の動作を指定します。

オン:指定した速度が出ていない場合はスキップ動作に切り替えて早送りをします。
オフ:常に滑らかな早送りを行いますが、指定した速度が出ない場合があります。
(デコーダによっては滑らかな早送りが行われない場合があります)

・「↓ ̄|」/「| ̄↓」
指定された秒数、後ろ方向/前方向にスキップし、ボタンを押し続けると連続でスキップします。

・▲ボタン
スキップする際の秒数を設定します。

・「<||」/「||>」ボタン
コマ戻し/コマ送りをします。
ボタンを押し続けると連続でコマ戻し/コマ送りを行います。

・「[」/「]」ボタン(編集時のみ)
変換したいシーンの始め(始点)/変換したいシーンの終わり(終点)を指定します。
始点を指定すると編集シーンリストに現在表示されているフレームのタイムスタンプが登録されるの
で、続けて終点を指定して下さい。
なお、始点と同じ場所で終点ボタン(])が押された場合、終点は自動的に最終フレームの時間に設定
されます。

・キーフレームサーチボタン(編集時のみ)
キーフレームサーチが実行され、そのフレーム画像と時間がサムネイルに表示されます。
サーチ中に再度ボタンを押すとサーチは中止されます。この場合、もう一度ボタンを押すと中止され
た時点からサーチが再開されます。

・クロップボタン(編集時のみ)
クロップの設定を行います。

・スピーカーボタン
編集/再生中の音量を調整します。

・「i」ボタン
現在使用されているソースフィルタ、スプリッタ、ビデオデコーダ、オーディオデコーダが表示され
ます。
フィルタ名が「- - - - -」となっているものが有る場合は使用可能なフィルタが無かった事を意
味します。

 ■メインメニュー(「終了」ボタンの右横にあるボタンを押すと表示されます)
○カラム表示
・変換リストのカラム表示を設定します。

○通知領域にアイコンを表示
チェックをオンにすると、最小化時は通知領域にアイコンが表示される様になります。
○最前面表示
チェックをオンにすると、A's Video Converter が最前面に表示される様になります。

○言語
言語設定を行います。

○設定フォルダを開く
設定ファイルやプリセットが保存されているフォルダを開きます。

○ログを有効にする
チェックをオンにするとログが保存される様になります。
お問い合わせの際はこのログを添付して下さい。

〇ログファイルを開く
メモ帳でログを表示します。

○新バージョンを通知
チェックをオン(デフォルト設定)にすると起動時に最新バージョンをチェックし、
使用中のバージョンより新しければメッセージボックスを表示して通知します。

○寄付
寄付申し込み用にメールソフトが起動するか、もしくはアドレス送信用のメールフォームがインターネ
ットブラウザで表示されます。

○ReadMe を開く
ReadMe を開きます。

○設定ファイルを削除
設定ファイルおよびプリセットを削除し、A's Video Converter を終了します。

○A's Video Converter について


   A's Video Converter のバージョン情報等が表示されます。

 ■コマンドラインオプション
/p: プリセット名指定
省略時は前回の終了時の設定

/o: 出力フォルダの絶対パスまたは(入力パスに対する)相対パス指定
省略時は「出力先設定」に従います

/i: 入力フォルダまたはファイルの絶対パス指定(ファイル名はワイルドカード(*)の指定が可能)

/icap: キャプチャを開始します

/m: 最小化状態で起動

/c: 変換終了後の自動終了設定(省略時は自動終了)
0: 自動終了はしない
1: スタンバイ
2: 休止
3: 電源を切る
4: 自動終了

複数のコマンドラインオプションを指定する場合はそれぞれを半角スペースで区切って指定して下さい。
また、指定内容に半角スペースが含まれる場合はそのオプションを「"」で囲って下さい。

○ショートカットにファイルをドロップして自動変換を行い、変換終了後に A's Video Converter を終


了する場合の指定例
「Portable Media Center」プリセットを使って、D ドライブの「Conv」フォルダに変換したい場合
の指定例は以下の様になります。

"/pPortable Media Center" /oD:\Conv /c4

これを AsVideoConv.exe のショートカットのプロパティにある「リンク先」に追記しておくと、


そのショートカットにファイルをドロップするだけで変換を自動で行う事が可能です。
尚、「リンク先」にはあらかじめ実行ファイルのリンク先(例えば C:\A's Video
Converter\AsVideoConv.exe)
が記載されているので全体としては以下の様になります。

"C:\A's Video Converter\AsVideoConv.exe" "/pPortable Media Center"


/oD:\Conv /c4

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