宗教への認識

皆さん、こんにちは。皆さんは宗教を信じますか。人生で生き続ける為に人は様々な手
段を使い、一人で生き抜くか、人に頼るか、または人間の力だけではなくある人はもっと
大きな存在に助けを求めて宗教と神様を信じているそうです。私たちより大きな存在、つ
まり神様のことです。神様を信じる人や宗教を信じる人もいます。今回私たちのグループ
は教科書で日本の宗教観を勉強して、興味を持ったので調査を行いました。日本人の学生
と三か国の学生を比べるとどんな相違点があるかを知りたいと思いました。そして、1 月 8
日～1 月 12 日に、岡山大学のキャンパスと桑の木寮にいる学生を対象としてインタビュー
しました。インタビューの対象は日本、中国、インド、そしてインドネシア人で、それぞ
れの人数は１０人、全体で４０人です。これから、この調査と調査の結果について発表さ
せていただきます。

私達は次の質問をしました。
1. 何か宗教を信じていますか。
2. 宗教は何ですか。
3. どんな神様を信じていますか。
4. 神様の存在を信じていますか。
5. 心の中でいくつかの神様を信じていますか。
6. 以下の活動に参加したことがありますか。
7. 家族や友達の影響ですか。
8. 神様は自分の生活で重要ですか

調査の結果を分析し、予想と比べて、新たな傾向を発見しました。とくに、今まで知ら
なかったインド人とインドネシア人の宗教観です。まず図 1 を見てください。「宗教を信
じるか」という問題に対して、信じると答えた人の中で、日本人は 10％で、四ヶ国の中で
一番少ないのに対して、神様を信じる日本人は 90％です。そこから見ると、日本人は教科
書に書いてあるように、特定の宗教を信じていなくて、いくつかの神様の存在を信じます 。
インドネシア人の中で、宗教を信じる人は 100％で、強い宗教心を持っています。インド
人と中国人の中で、宗教を信じる人はそれぞれ 60％と 40％です。次に、図２を見てくださ
い。図 2.1 は四ヶ国の人が宗教活動に参加する状況です。図 2.2 は四ヶ国の中で信じない人
を対象にして、宗教に参加する状況への調査の結果です。まず、図 2.1 を見てください。
グラフを見ると、四ヶ国の人が参加する活動の中で、共通している活動は三つです。一つ
目は寺、神社、教会に行くことです。二つ目は祈願です。三つ目は墓参りです。宗教活動
において、中国人の場合、墓参りをする人が一番多いです。日本人の場合、初詣に行く人
が多いです。インド人の場合、寺に行ったり、祈願をする人が多いです。インドネシア人
の場合、寺に行ったり、経典を読んだり、礼拝と祈願をする人が多いです。
図 2.2 の中で、日本人と中国人の状況だけ説明しますが、それはインド人とインドネシ
ア人中に宗教を信じない人は宗教活動に参加しないので、0 だからです。日本人と中国人
の場合には、宗教を信じる人の割合はインド人とインドネシア人と比べれば少ないですが 、
宗教を信じない人でも多くの宗教活動に参加しています。この人達にとって、宗教活動は
もう宗教に関係するものではなく、生活の習慣になっているからと考えられます。では、 、
図 2.2 を見てください。
全体的に見れば、このような傾向があります。6 割の日本人と中国人は宗教を信じなく
ても宗教活動に参加します。そして、インド人とインドネシア人は強い宗教心を持ってい
て、とくに、インドネシア人の中で、調査対象の全員が宗教を信じています。そのほか、
四ヶ国の人が宗教活動に参加する状況も違います。それは信じる宗教とは密接な関係を
持っているからと考えられます。

おわりに
今回のインタビューを通して、国によって、人々の宗教への認識は違うことがわかりま
した。日本、中国、インド、インドネシアの四か国の宗教への認識はそれぞれ違い、神様
の存在や宗教活動に参加する状況も違うことが分かりました。宗教を信じるかどうかにつ
いて、インドネシアの人は全員特定の宗教を信じています。インドネシアに次いで、イン
ドでは 60％の人が宗教を信じています。日本人は宗教に対して、信じるとはっきり答えた
人がただ 10％です。中国人の信じる割合は 40％です。そして、神様の存在を信じるかどう
かについて、インド人とインドネシア人は全員信じると答えました。日本人ではただ 10％
の人が神様の存在を信じると答えました。神様の存在を信じる中国人は 50％です。日本人
は宗教を信じなくても、宗教活動に参加する人が多いです。一方、インド人は全員自分の
信じる宗教に関する活動に参加します。中国人は墓参り（70％）、神社・お寺・教会・モ
スク（40％）の活動に参加する人数が多いです。日本人はおみくじをひいたり（ 70％）、
お守りをしたり（60％）する人や、神社や寺（70％）、初詣に行く（100％）人数が多い
です。中国人と日本人に比べて、インド人とインドネシア人は強い宗教心を持つというこ
とが明らかになりました。
最後、この調査について私たちの感想と意見を述べたいと思います。
中国、日本、インド、インドネシアの人はそれぞれ自分なりの宗教観を持って違います
が、その多様さは四ヶ国に限らず、世界の各国にも通じるのではないかと思います。です
から、私たちは、他国の人と付き合うとき、お互いに相手の国の宗教観を理解して尊敬す
べきだ思います。
以上です。ご清聴ありがとうございました。