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様々な観点からたくさん研究され叙述されたブラジルポルトガル語の異なる多

様性、または規則の中の一つとして人称代名詞は重視されています。なぜなら
まさしく”você/vocês”や”a gente”のような人称代名詞の表にある語形の「移
動 」 に 明 ら か に 頻 繁 に 結 合 し て い る と 判 断 さ れ る か ら で す ( Menon,1995;
Faraco, 1996;Lopes, 1999 e Cavalcante, 2011)。この重要な表はブラジルの文学研
究の社会言語学者のために書かれたもので、代名詞について共時態または通時
態の観点から、主語代名詞と補語の関係に近い分野の様々な規則の形態がブラ
ジルポルトガル語の人称代名詞にあり、ゴンゴリズムの様々な規則から民間に
普及している様々な規則までの間で現れる人称代名詞に類似性があることを示
しています。この問題についてたくさんの研究がすでになされていると考えら
れており、後の表 1 の通り Durante(2013, p.120)によりブラジルの社会言語学者
に寄与された、ブラジルで話されたり書かれたりするポルトガル語を列挙して
体系化された表が紹介され、際だっています。表の中では実際に話されている
vôce(やその他)と tu の変化や nós と a gente の間の変化などが明確に示されて
いて Scherre et al.(文中にある)と Viana e Lopes(文中にある)のそれぞれにブ
ラジルポルトガル語を読み解くために送られました。
見て取れる通り P1 についてのみ主語代名詞と補語の形態の間に釣り合いのと
れた分布があるようです。斜格には形態論のような定められた形態はなく
(eu)、無強勢の斜格の形態は対格と与格との関係のように形態的に成り立って
おり(me)、そして斜格の強勢があり(mim, comigo)、広く普及している話し言葉
や書き言葉などの一般的な規則の種類の範囲内の言語使用域であったとしても
eu は対格に定められ(Ela escolheu eu)、mim は対格の働きをする(Ela mim viu)か
与格の働きをします(…e mim disse algumas verdades.)。
かなり多くの人が(i)斜格の無強勢の形態が形態的に対格か与格に定められまた
斜格が前置詞的に使われることと(ii)表 1 の下線の引いてある活用に使われてい
る斜格が代名詞と一致しないことを取り違えています。表 1 の条件下で
P2 、 P3 、 P4 、 P5 と P6 の ボ ー ル ド 体 に 斜 格 の 形 態 が 対 応 す る こ と を
Durante(2013: 120)が指摘し、「社会的に正しいとされる語群は少なくとも会話
の中で自然に消滅する」といって斜格の使用が制限されました。代名詞の場合
o、a、os、as など P2、P3、P5 と P6 の対格、P3 の与格と P5 と P6 の与格、P2 と
P3 と P6 の si と consigo という斜格、そして P4 の conosco などです。P2 の te の
対格と斜格は依然として会話と文章の中で何度も発され、lhe の使用と同様に文
体と口語体において定義されています。
ラテン語から継承されえた、人称代名詞の体系の形態論の場合の定義はブラジ
ルポルトガル語では真に普遍的であるとは判断されていません。また人称代名
詞はすべて、主格や対格、与格の定義のように形式が体系化され分割されては
いません。人称代名詞がどれだけ分割されようとも、その形式の正確な使用は
制限され、学校での埋め合わせが必要でしょう、したがって後から文法が子供
たちに定着することはありません。これらの新しい人称代名詞の体系は
P3(ele/ela) や P6(eles/elas) に 起 き て い る の と 同 じ く 、 P2(tu/você) や P4(nós/a
gente)、P5(vocês)の無強勢や強勢の斜格に生じ、斜格でない形式と協調する形
態的な格として定義されず、また主格、与格、対格の(口語の統語論の機能
の)格が抽象的であり、特に文章によって制定されたカトリックの基準である
統語論の中の階級制度と関連することが明らかであると定義されています。 (1)
明らかに文章と階級の関係によって決まる代名詞の格を除いた例として、(1a)
古文では主格に分類し、(1b)現代文では対格に分類されます。
(1) a. Você/vocês/a gente/ele/ela/eles/elas viu(viram) a Maria. – 主格
b.A Maria viu você/vocês/a gente/ele/ela/eles/elas.  -  対格
特にこれらの形式において、上の例が意味することはすでに主格として代名詞
を話せるか対格として代名詞を話せるかということではありません。したがっ
て同じ形の代名詞が文を構成するうえでどういう関係性を確立しているか次第
で、主語または補語の役割を担います。
表の中の vós(それと ele と連結する補語の形)については言及していません。
なぜならそれらの形式は現代のブラジルポルトガル語の話し言葉や書き言葉の
中では消滅しており、別のものに変化しているからです。それを使う時は、宗
教または文学のようにとても限られた場合の制限された文章に出会ったときの
みであり、ブラジル人にとって特徴づけるものでも後から規定するものではも
はやありません。Vós のような体系の形は学校でもほとんど再び取り上げられ
ることは無く、斜格のいくつかの形態や表 1 のボールド体で書かれた代名詞の
形態もこれと同様です。それなので、これを学ぶとき(もしもの場合)学問的
な規則やほかの規則の中で自然に会話や文章の中にこれらの形態が混入するこ
とは無い。
表 1 で紹介された複合語はブラジルポルトガル語での学問的な会話や文章の規
則の効果的な教育において基本となる知識です。したがってこの分野において
出版物でより厳格に制限できない。この表はできる限りポルトガル教育の有益
で効果的な結果を生むために、ポルトガル言語の学習と教育の異なる状況下で
議論され、学ばれるべきである。どうやってそしてなぜ人称代名詞の体系が構
成されたのか知り、考えることは何を意味しているのか、ポルトガル言語の中
で人称代名詞がどう作用するのかという事実を理解することにつながります。
教員には人称代名詞の意味も考えず、ただの見てくれの活用表に留める代わり
に、生徒に母国語の代名詞の効果的な使用や、書くことを優先させるような習
慣を持つこと、さらに現代や過去に日常的に使われた特殊な文脈に含まれる代
名詞を生徒が理解し、再認識できるように示す義務があります。
これを機に、必ず引き受けるべきだが、学校で習う目的語において現在のブラ
ジルポルトガル語のすべての言語使用域と文章に属さない vós の異なる形態の
ような口語や文語の文章に関する学問の基準を促進していくべきです。もし結
果として、vós の形態の知識と教育が必要になれば、それによって生徒たちは
過去の時点の文章を読んで知ることができます。このように、それが認められ
れば現代のブラジルでのポルトガル語の学問的な会話と文章は近いうちに
eu/tu/ele/nós/vós/eles という語形変化に変わるでしょう。
主語と目的語の表現の性質
多くの社会言語学者たちの語尾変化の研究の結果が現代のブラジルポルトガル
語の特徴的な主語と目的語の実現の明確な基準を示しています。 Trallo(1983;
1996)の研究でブラジルポルトガル語はほかのロマンス諸語と比較して主語が増
え、目的語が減ったという点で異なる変化を遂げたことを示してから、多くの
研究が行われ、それによってすでに現在ブラジルで書かれ、話されているポル
トガル語を形作る主語と目的語の規定を示しました。
一般的に、ポルトガル語の主語の文法的な性質と特性についての議論では定義
と分類を自動的に繰り返すに留まり、より多くの表現の中で言語を効果的に使
用する要因、またはその使用について熟考する要因となることなく議論が行わ
れます(Martins, 2013a)。その場合、存在しない目的語との関係の中で絶対に話
されることは無い。同様に、40 年に及ぶブラジルの社会言語学者の語幹に関す
る調査の知識は記事として世に出たり、学部に向けて本として出版されること
はないようです。
この分野に関して我々が要求することは現代のブラジルポルトガル語の主語と
目的語の表現の基準と性質の相を体系化し、最終的にその表を初等、中等教育
に携わる教員が使用できるようにすることです。すでに確認した通り、教育は
なぜ、どのように、いつ言語学の表現が意味を示せるかというところに留まっ
ており、生徒たちが実際に様々な規則に注目した文章と会話の言語学の領域を
意識できるよう十分に貢献し意味を持たせるのだと信じています。
主語代名詞の表現
明白なことに、文法的に主語を表記する、しないといった表現は言語本来の定
義を定める特性です。言語は主語を示すことが必須にもかかわらず、次のよう
なことが起こり得ます。普通は英語(it rains, it seems…)やフランス語(il pleut, il
semble…)のように主語を表記する、またはイタリア語(piove, parlo)やスペイン
語(llueve, hablo)のように普段から主語を表記しません。
ブラジルポルトガル語では、主語を表記するかしないかはどの主語を表記する
か決まっていたりいなかったり(または自分次第であったり)または指示的で
なかったりなどの要素の特性に結び付いています。ブラジルの学問的なポルト
ガル語の口語文法(GPCF)の Berlinck, Durante と Oliveira(2009: 123)は学問的な口
語の参考としてブラジルの 5 つの都市、ポルトアレグレ/Rs、サンパウロ/SP、
リオデジャネイロ/RJ、サルバドール/BA とヘシフェ/PE を用いてブラジルポル
トガル語では現在は主語を表記するしないの混合が起きていること、中でも指
示的な表現の主語を表記し、指示的でない主語は表記しない方を好むというこ
とを明らかにしました。
Duarte(1993, 1995, 2003, 2007a と b 引用)の研究で Duarte と Mourão、Santos(2012)
が共時的、および通時的なブラジルポルトガル語の主語代名詞の充当の好みを
まとめました。研究は 1993 年に行われ、19 世紀から 20 世紀にリオデジャネイ
ロで書かれた演劇の一つの分析をもとにして Duarte 主語表現を使う頻度が革新
され、文法上の人称に左右されるという証明結果を示しました。一人称と二人
称はそれぞれ 19 世紀初めの文章では 31%と 17%の確率で現れるのに対して 20
世紀末の文章には 78%と 82%現れていました。三人称でも増加がみられ、19 世
紀には 7%だったものが 20 世紀には 45%でした。作者に表された結論として、
動詞の語形変化が縮小し(代名詞の体系の新しい形が差し込まれることに連動
した―「人称代名詞の体系」の章に出展されたものと同一)許容されず、文法
上の人称の同一化しない動機となり、結果として多くの人称代名詞を充てる動
機となりました。変化の過程で内容の意味(+/-人と+/-固有名詞)に関して三人
称の主語の表現の重要な役割を持っていたのでしょう。(+人と+固有名詞)の時、
一番大きな傾向として主語は表記します。このまとめ作業は続いて
Duarte(1995)はリオデジャネイロの人の学問的な口語と同一の割合が 20 世紀後
半に出会った一つの文書ととても良く似ているという分析を示しました。この
二つに現れた割合は文法上の人称について考えたときにさらなる変化を表して
いました。91%の二人称の充当と、75%の一人称の充当、そして 68%の三人称
の充当(+人と+固有名詞)がありました。
ブラジルの学問的な口語の指示的な主語表現の表記の頻度はその増加が認めら
れました。GPCF によって示されたところによると 78%の定型の文の中の決め
られた指示的な主語は表記され、その割合は文法上の人称に左右されます。こ
れは一人称単数の例で(2)のように、一人称複数では 76%が実現しており、nós
の形では 78%、a gente では 94%です。したがって、次の二つの形が少なくとも
表されます(3)。二人称単数で、ブラジルで話される強音を有する形は você と
なり充当される割合は 85%(4)、9つの状況だけのポルトアレグレで話されるサ
ンプルで代名詞 tu があり、それらの間で最もよく充当されます。二人称複数で
は唯一出会った vocês の形で 87%が充当され (5)、三人称単数 ele/ela と複数
eles/elas の割合はそれぞれ 78%と 71%で(+/-人間)の内容に強く左右されます。
それらが(+人間)に関係するとき充当される割合は 84%に上ります(6)。
(2) 実際に、私は栄養問題にとても注意しています。なぜなら私は深刻に太り
やすいからです。わかりますか。(GPCF, 2009: 127)
(3) まさに私たちにお金がないように、私たちには習慣がありません。家で私
たちは料理を 4 皿 5 皿 6 皿と作るような習慣はありません。 (GPCF, 2009:
125)
(4) まあジョアンあなたが私に答えたのと同じ方法で正当化するなら、私も正
当化します。(GPCF, 2009: 127)
(5) なにか質問があるのでしょう?(GPCF, 2009: 127)
(6) 普通、私たちがだいたい 4、5 歳の「子供」に机を描いてくれと頼めば彼は
あると知っている天板を描き、すべての側面に脚を描くでしょう。なぜか 。
彼が特定の側から見れば 2 本の脚が見えます。彼がもし 0.5m 歩けば他の 2
本の脚が見えます。それで彼はすべての側面に足を書くのです。なぜか。
なぜなら彼は机に彼がものを置く天板があることを知っていて、机が脚の
上で支えられていることをしているからです。今ここで彼は机を見ること
ができなくなります、テーブルを目視できません。それでも彼は描くこと
ができます。彼は見ているものではなく、頭の中にあるものを描いている
のです。
定型の文章のなかの不確定な指示的主語との関係での文法上の主語は明記もよ
り再現されます。22%が nós と a gente の形を明記し(7)、18.5%が você(8)、17%
が eles(9)、14%が se(10)です。非常に少ない三人称単数または複数の不確定の
主語の表記は GPCF の発表によると学問上の口語ではあまり現れません。次の
例ではすべて a gente の形で明白に不確定な文法上の主語の表記が好まれます。
(7) 私はどう踊ればいいかもわからない今流れているモダンな曲が好きではあ
りません。私が好きなのはフォックストロット、タンゴ、ワルツでしょう 。
ボレロも好きです、でももう聴く人はいないでしょう。とても面白いです 。
人々はあちこちで踊っています。私は探しているのですが、ペアが誰なの
かもわかりません。(GPCF, 2009: 133)
(8) 私が思うに肖像画はとても難しいです、なぜなら類似性を求められるから
です、しかしあなたが作成する場合、作品自体の規律以外の規律を入れる
必要はないでしょう、違いますか。あなたが肖像画を作るとき、あなたは
自然主義的な作用を受けます。あなたは似ているものを作りたい、世界中
の人が見て「イギリスのエリザベス 2 世を見てごらんなさい、とても似てい
る。」というような、そうでしょう。なので誰か女性の絵を描くというこ
とはあなたがよく知る手法を捻じ曲げる可能性があり、赤色で描く可能性
があるのでとても難しいのです。(GPCF, 2009: 133)
(9) 現在サルバドールには非常にいいレストランがあり、観光客が増えており 、
サービスもとてもいいです。知っていますか。(GPCF, 2009: 134)
(10) 女性の卵巣を除去し、それにより女性ホルモンの供給源である萎縮し
た乳腺を除去したら
このように示された一連の例から明らかなとおり、実際にすべての三人称の代
名詞で充当が起こっており、事柄との相互関係は(+人間)です。この事実は教員
が教室内でよく遭遇するだろうもので、特に文章を作成する過程で遭遇します
第一に、多くの充当が文法上の主語の後ろに位置するということを理解する必
要があります。そして異なる種類のブラジル人との会話を行うことと共通語の
言語獲得の関係をできる限り学ぶ必要があります。それ故、上述の研究は、指
示的でない主語は主語代名詞の表記に文脈の抵抗があること、なぜなら少なく
ともブラジルポルトガル語は虚辞の代名詞の形を並べないので、気候を表す動
詞との文章では主語を表記しないということを証明しているのです(11a)。そし
て宙づりの動詞は消滅します(12a)。そして存在する文章は動詞 ter を含みます
(13a)。同様に、破裂音の代名詞の形、英語だと it フランス語だと il に当たるも
のがほかの計画によって破裂音のない代名詞の流通を避けるために回避されま
す。副詞句または時や場所を表す前置詞句に転位します(11b)。宙づりの主語は
従属の文(12b)または指示的でない人称代名詞の使用に置き換わります (13b と
c)。
(11) a,セスクと一緒に行ったときは大雨だった。(GPCF, 2009: 143)
  b,サンパウロは雨が降ります。リオは晴れです。(GPCF, 2009: 143)
(12) a,ブラジルには 15 から 18 の税金があるようです。(GPCF,2009: 143)
b,生徒たちは先生に面倒を見てもらうそうですが私が聞いているのは少な
くともそうですね。(GPCF,2009: 145)
(13) a,それぞれの料理を少しずつ提供してくれるレストランがありました。
(GPCF, 2009: 145)
b,あなたは果物を持っています。あなたは缶詰を持っています。彼らは
ジュースを提供します。後でカフェラテを提供します。(GPCF, 2009: 149)
c,あなたはオリンポスのサンジョアンの時にまだ火を見ています。そして
あなたは火を見ています。オリンデンセの舗装の上で火をおこします。
(GPCF, 2009:143)
見てわかる通り、ブラジルポルトガル語の主語代名詞を充当する傾向は少なく
とも指示的でない主語の文脈で証明されます。本当は、主語の次の位置、正し
くは動詞の位置に充当が来るか、文法上の働きで制定されるか、または後の
(14)の例で証明される通り、いろいろな性質により他に制定されるかという傾
向があります。
(14) a,ナタールは 4 月にたくさん雨が降った。
  b,4 月にはナタールで大雨が降った。

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