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Japanese 3: Advanced Communication Skills

Writing

作文スキル① 「よくある間違い」(解答例)
次の文は過去の学習者の誤用例(examples of errors) である。
下線部(または全文)を正しく書きかえなさい。

1. 助詞(Particles)

例: 私はその記事と賛成できない。 と → に

1) その記事で~と書いてある。に
2) 私は本当に宗教に信じていない。を
3) 「本物」は何だろうか。 (definition) とは
4) この作文には、子供の教育問題について詳しく考察する。では
5) 毎日全ての宿題を済ますのは→のに 3、4 時間が→∅(「は」(最低でも)、「も」
(そんなに長い時間))必要だった。 

2. 指示詞 (Demonstratives)

例: 一般的に人々はお金やいい持ち物に興味がある。しかし、私はああいうもの
に興味はない。  → そういうもの

1) 東京に「カフェスロー」という喫茶店がある。あそこでは、無農薬栽培や有機栽培
で作られた食品を提供している。そこ

2) 例えば、若者は髪を染めたり、ボディピアスをしたりしている。最近、そのファッ
ションが本当に増えてきた。そういう、そういった、そのような、そうした

3. 品詞の混乱など (Confusion of grammatical categories)

例:手作りの物がほとんどに無くなってきた。 
→ ほとんど (it is already an adverb without に)
1) それは豊かさではなく貧乏さである。貧しさ、貧乏
2) お金持ちな人しか本物を買うことが出来ない。お金持ち(の人)
ひま
3) 暇の時間さえあれば、家族や友人と時間を過ごすことができる。暇な
4) それは何の効果性もない。(effect (noun)) 効果
5) 皆が同じ教育を受けるのが一番平等的である。平等
6) クローン技術は私たちに便利をもたらした。便利さ

4. 接続の形 (Connecting forms)

例: 大量生産で作ったものより職人の技術のほうが優れていると示している。
→ ことを示している。

1) 最近は多くの若者が結婚できない気持ちがある。結婚できないという気持ち
2) 彼は、国に帰らなくて、日本に永住することにした。帰らないで、帰らず(に)
3) 政府は死刑に関するアンケートを使わないべきだと思う。使うべきではない

5. 文頭と文末の不一致 
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(Disagreement between sentence-beginning and sentence-ending)

例: なぜなら、日本は高齢化が世界で最も急速に進んでいる社会だと言われて
いる。→ 言われているからである。

1) 問題というのは、そうした子供たちが自殺をしたり、他人を傷つけたりするおそれ
があることである。

2) 日本の少子高齢化にはいくつかの原因が挙げられる。まずは、医療技術の進歩に
じゅみょう
よって平均 寿 命が延びたことである。
つな み
3) 毎日新聞によると、津波の影響はアフリカ大陸にまで及んだと述べたそうである/
という(ことである)。

6. 条件節 (Conditional Clause)

例: 社会で大切なことは、他人と自分との間に違いがあったら、相手を尊重する
ことである。→ ても

1) 日本の現代社会をより豊かに変えようとしたら、物質面だけではなく、精神面でも
変えていかなければならない。するなら(ば)
2) 死刑制度は正しいかもしれない。しかし、この制度を使ったら、厳しい条件をつけ
るべきである。使うなら(ば)

3) 新聞や雑誌など、どこでも見れば、国際化についての記事が載っている。
どこを見ても

7. 自動詞・他動詞など (Transitive Verbs/Intransitive Verbs)

例: インターネットなどで少し探しても、デモの記事などがすぐ見つけるはずで
ある。→ 見つかる

1. その事件は歴史を変化した。変化させた
2. 政府は、犯罪の責任を取らなければならない年齢を 14 歳に変わった。変えた
3. 社会を根本的に変えなければ、過労死などの問題が続けてしまう。続いて
4. このような問題を防ぐことは、良い教育を行うために役立てる。役立つ、役に立つ
5. 名古屋港をさらに発展する計画がある。発展させる
6. 世界は、アジア、アフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアの6つの地域
に分けている。分かれている、分けられている

8. その他

1) 我々は犯人が死ぬか生きるかを決定するべきではないだろうか。(should NOT
decide) べきではないのではないであろうか、べきではないのではなかろうか
2) 日本人は被害者の家族の気持ちを考えて、死刑制度を残すべきだと思う。
(Japanese people think that …) 思っている
3) その問題は2つに分類できる。一つ目は~、別のは~である。もう一つは
4) 両親は大きなショックを受け、子供に対して複雑な気持ちがある。
気持ちになる、気持ちを感じる、気持ちを抱く
5) 私の学生時代は勉強もしたが、友達ともよく遊び、良いバランスがあった。
バランスが良かった、バランスをよく保っていた
6) 他国と良い関係があることが出来る。(have a good relation)
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関係を持つ、関係を作る、関係を築く

9. 英語からの翻訳によるもの (From English translation)

1) この論文では、若い男性雑誌だけに集中したい。(to focus on) 焦点を当てたい


2) 彼は自殺する前に友人の手伝いを欲しがっていた。(to seek for help) 助けを求
めていた
3) 日本との戦争で、アメリカはロシアに手伝ってもらった。(to have
help/assistance) 支援を受けた
4) 年を取るにつれて、学校でのいじめ問題が深刻になっているようだ。
  (as (kids) grow/become old) 年齢が上がる、大きくなる
5) 日本人は被害者の家族と気持ちを分ける。(to share) 分かち合う、共有する
6) 彼は楽しい生活を生きている。 (live a life) 送っている、過ごしている、楽し
く暮らしている
7) その人はたぶん生活の意味があまり分からなかったのであろう。(life) 人生

10. 類似表現、ニュアンスの違いなど (Synonyms/Difference of nuance, etc.)

1) 現代社会が引き起こした利益である。(brought) もたらした
2) 最近の日本女性は個人的な男性が好きである。(person with one’s originality)
個性的な
3) 20 年代の女の人の大半がまだ結婚していない。(people in their 20’s) 20 代の
むじゃき
4) 死刑制度は無邪気な人々を殺す可能性がある。(innocent/not guilty) 罪のない、
無罪の
げんばく
5) 原 爆は恐ろしい長期の効果もあった。((negative)effect/influence) 影響
6) 環境問題の解決を探さなければならない。(a solution) 解決策、解決方法
7) 人々は歴史から全然習っていないように思える。学んで
8) 留学の目的はたいてい英語能力を改良するためだそうだ。(improve) 上達させる
き が
9) 干ばつや飢餓に悩む発展途上国の状態を改良することが必要である。(improve)
改善する
10) 私は障害者を尊敬することを学んできた。(to deal with respect) 尊重する
11) この作文の目標は国際化の利点と問題点を議論することである。 目的
12) 難病の治療など、クローン技術から利益を得ることがたくさんある。(benefit) 
恩恵

11. 連語関係(collocation)

1) スーパーの人気が増えた。高まった
2) その雑誌にはいろいろな写真と記事が入っている。載っている
3) 現在の若者に対する不満と不安の声が多くなってきた。
高まってきた、大きくなってきた
4) メディアはいつも被害者やその家族について情報する。報道する
5) 現在、17万2千人の障害を持つ子供達が特別な教育をもらっている。受けている
りんり
6) 犯罪率は死刑制度の有無だけではなく、国の倫理に親しい関係がある。密接な
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7) 死刑の議論は、社会的、倫理的、法律的分野に届く、大きな話題である。
わたる、及ぶ
8) 現代科学は私たちに便利さを持ってきた。(brought) もたらした

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