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IOTで地域課題に挑戦し続ける、スマート農業推進事業

スマート農業から始まる
社会課題解決モデル
会社概要
社名 :株式会社farmo(ファーモ)
本社所在地 :栃木県宇都宮市上欠町866-1
設立 :2005年11月
資本金 :1億5160万円
代表者 :永井洋志
従業員数 :26名(内、パート3名)
事業内容 :スマート農業中心としたIoTサービスの提供
経営理念

知恵と技術と心で
人を幸せにする企業
地域や人々のため、常識にとらわれず考え抜く知恵と、能力を高
め価値を創造する技術と、困っている人たちを救おうとする強い
心で、人を幸せにする企業を目指します。

3
はじめに
●もともとウェブ開発会社でしたが、6年前に農業分野へ参入しました。

●回路設計から通信、アプリ開発まで全て自社で開発しています。

●北関東という地の利を生かした「地方型開発」が強みとなっています。

●目の前の課題に取り組んできた結果、できたビジネスモデルです。

●「世界のfarmo」となるよう、世界中で愛される企業を目指しています。
スマート農業から、
IoTで社会課題を解決する。
始まりは、1軒の農家から
ハウス・ファーモ

ビニルハウス内の環境を見える化
ハウス・ファーモ いつでも、どこでも
ハウスの中がよくわかる

farmoで測れる
8つのデータ
• 気温
• 生長点温度
• 地中温度
• 炭酸ガス濃度
• 湿度
• 日射量・照度
• 飽差
• 土壌水分
設置の仕方(所要時間、最短5分)
1.通信機の設置 2.本体の設置 3.アプリのダウンロード

製品IDをアプリから登録

コンセントに挿す スイッチを入れる 完了!


作業中でも使いやすいインターフェイス
データ表示 グラフ プッシュ通知
今までは少し買い物に行くだけでもハウ
安心して買い物に スを離れるのが心配で気になっていた
行けるようになっ が、ファーモを使えばいつでもハウスの状
況が分かるので安心して買い物に行ける

ようになりました。
これまではハウスに行かないと気温など
の環境が分からなかったが、ファーモを
病害虫が減り、収
使うと常に環境が分かるので、前倒しで
量が上がった 管理できるようになり病害虫が減り、結果
収量が上がった。
息子に親父みたいな肌センサーは持って
ない、と言われたが、ファーモを使うとお
技術の伝承が
互い納得しながらコミュニケーションが取
短くできる れるので、技術を早く習得してくれるよう
になった。
ハウスに入っているときと出ているときで

意外と自分の感 は外の気温に影響されていて、相対的に
判断していたところがあり、ファーモを使う
覚が違っているこ
とデータに基づいて管理できるので、自
とを知った 信をもって栽培に集中できるようになっ
た。
普段生育を促進するため、炭酸ガスを焚
いているが、ファーモを使うと炭酸ガス濃
コストを 度も分かるので、これまでいかに無駄に

削減できた 炭酸ガスを焚いているかを知ることがで
き、必要に応じた管理でコスト削減につな
がった。
ファーモを使うとお互いの管理の仕方や
仲間と共有して技 違いを知ることができるので、どうして収
術力を高めてい 量が上がったのかなどを話し合い、技術
を高めあうことができるのはモチベーショ
ける
ンも上がり、益々農業が楽しくなった。
水田でも、いいアイデアない?
水田・ファーモ

水田の水管理を大幅に削減する、
IoT水管理システム
水田ファーモとは?

遠隔からも

水位確認

スマホから

入水・止水
アプリ
► 水位を一覧
► 地図表示
► グラフ表示
► 通知機能
► グループ機能
► 無料

どこでも見れる、みんなで見れる
水位センサー
► 軽量でシンプル
► 好きな場所に設置できる
► 太陽光発電
► 超音波で水位を測定
► 水温付もあり
► 豊富な導入実績
► 低コスト、ランニング費用なし

遠くの水田、代掻き時にも効果大
給水ゲート
► 開水路で使用
► 設置が簡単
► 水位センサーと連動
► 水位の自動調整も可能
► 草が詰まりにくい
► 取り外しも簡単
► 低コスト、ランニング費用なし

2日に1回の見回り→1か月に1回!
通信インフラを、つくろう!
農業IOT(スマート農業)の課題
1. 1台1台、通信コストがかかり、そもそも農家さんの採算が合わない。

2. 価格が高すぎる、導入まで(導入後)も難しすぎる。

3. 電気が取れない、WiFiで届くようなインターネット環境はない。

4. 上記理由で、「自分には関係ない」「補助事業だけ」の空気感が蔓延
私たちがとった解決策
1. 通信費を無料にする。農家さんに月額の負担をかけさせない。

2. 機能を絞り、シンプルで使いやすい商品にする。

3. 長距離無線(LPWA)の通信機を地域のインフラとして無料提供する。

4. 通信機の設置は農家さん、販売店に協力してもらう。

5. 通信費用は当社で持ち、製品代や別のサービスをつくり確保する。
5cm

通信のしくみ 5cm
インターネット

センサー 通信機(基地局)

5cm
5cm

半径約3km
全国に通信エリアが拡大
通信機を設置

通信エリア

どこでもスイッチを入れて
すぐに使える環境に!
通信インフラの整備 IoT環境の整備

1基地局で半径約3kmをカバー、お客様の通信費用を無料化を実現

通信エリアマップ

2024年に全国エリアカバー予定
その他様々な相談、要求が、、
IOT製品の開発 各種課題の解決

太陽光発電で簡単設置、ランニング費用も無料の製品ラインナップ

水田・水管理 気象センサー 溜池・河川・水位 露地栽培

施設園芸 排水 養殖・水産
データを共有して活用したい
生産者の栽培環境を把握して、より的確な指導へ
普及員 生産者

生育診断補 営農指導 生産者圃場

データ確認 圃場データ

圃場把握 生産性向上
データで情報共有

• データ比較
• 分析
• 管内営農者管理
• 気象データ 圃場データ

生産者の 指導を参考に
栽培環境を把握 クラウド型普及指導支援システム 営農管理
クラウドサービス 情報の共有

製品から取得したセンサーデータや遠隔制御をパソコン、スマホで管理
水害や、防災対策に使いたい
スマート田んぼダム
非常時 通常時

ダム化 水管理

災害対策 スマート農業
排水を遠隔制御
集中豪雨時の強制コントロール 水田の水管理に活用

従来の田んぼダムの課題 スマート田んぼダムの利点
• 所有者にメリットがないため了承を得にくい • 通常は排水用の水管理に利用できる
• ゴミつまりなど管理に負担がかかる • 集中豪雨の状況に合わせた排水を行える
• 設置工事の費用負担がかかる • 簡単に設置でき、工事が不要
溜池や河川の水位を監視
水路・溜池・河川などに設置(水深:約4m迄) マップ・一覧・グラフ表示
パソコンからの閲覧も可能
データが欲しい
データ・APIサービス データの公開・利活用

気象データの提供や、データを自社で利用できるAPIサービスを提供
ビジネスモデル
それぞれのソリューションを事業化
ストック型
クラウドサービス

データビジネス データ APIの提供

ストック型 ストック型

IoT通信インフラ 設備投資

IoT製品 製品販売
農業・一次産業中心に展開
農業 防災・環境
IoT製品

通信インフラ

クラウド データ

一次産業 住環境
スマート農業から、
IoTで社会課題を解決し続けます。

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