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久留米大学留学生別科について

久留米大学留学生別科
B クラス 219BA02
ビスタビノドゥ
1.はじめに
私は現在久留米大学留学生別科で日本語を学んでいる。別科では、漢字、文法、世界の文化や歴
史の勉強ができる。様々な国の学生が来て日本で自分の夢を叶えるために別科で日本語を勉強して
いる。1999 年 4 月 1 日に久留米大学留学生別科が開設して 2018 年まで漢字圏の学生がほとんどだっ
た、私のような非漢字圏の学生は今後増えていくと思われる。別科では非漢字圏の学生に対してど
のように考えているのか知りたいと思い、今回の発表のテーマに選んだ。

2.背景
『久留米八十年史』によるとコースは 2008 年 4 月現在 1 年コースと 1 年半コースの二つがあり一
週間に 17 コマで 1 コマ 90 分授業である。
1 年コースは一期、2 期の 2 学期割で、定員は 15 名。1 年半コースは 1 期、2 期、3 期の 3 学期割で、
定員は 20 名である。
別科に入学するのは 4 月 1 日または 10 月 1 日である。4 月また 10 月で、各学期の初めに行われるプ
レースメントテストの結果によって、3 クラスに決定される。中級入門は、基本語彙 2000 語程度と
漢字 500 字程度を学んだ学生であるクラスである
中級は、基本語彙 3000 語程度と漢字 1000 字程度を学んだ学生のクラスである。
中上級は基本語彙は 6000 語以上と漢字は 1500 字程度学んだ学生に対するクラスである。
留学生別科の目的は、外国人留学生に久留米大学の各学部または大学院に入学して勉学するために
必要な日本語能力を身に着けさせることだということが書かれている。

3.インタビュー
2021 年 1 月 21 日久留米大学留学生別科長キム先生にインタビュ―を実施した。

• 現在別科には漢字圏、と非漢字圏の学生が何パーセントぐらいいますか?
非漢字圏の学生はどの国からの 学生が最も多いですか?
答:現在全ての学生が 15 名だ、そのうちネポールが 3 人、インドネシア 1 人、ベトナム 1 人非漢字
圏は 5 名である。残りが 10 名が漢字圏の学生だ。

• これから非漢字圏の学生の募集を増やしていくことなどをお考えですか
答;これまでの別科では中国、韓国、台湾から来たつまり漢字圏の学生が主な学生だったが、これ
からの別科の事を考えると異なる国の学生同士で日本の文化や日本の音を学習してもらったほうが
いいのではないかと考えている。

• 非漢字圏の学生が別科の授業を理解するために国でどんな準備が必要だとお考えですか。
答; 漢字は それぞれの国のでもあるわけだ。日本語だけではなくて別の言語でもあるわけだから
理解するのは難しいと思う。しかし、日本では漢字が必要なので留学する前に漢字に少しでも接し
ておくのが大事だと思う。基本の漢字は留学前に覚えておくほうがいいと思う。それ以外はない。

• 私の意見としては、非漢字圏の学生にとって漢字や文章を読むのはなかなか難しいと思います 。
最初は漢字圏と非漢字圏の学生は別々に授業を受けたほうがいいと思うんですが、先生はその
ことについてどのようにお考えですか。
答; 最初の授業のときだったらその方法もいいかもしれない。漢字圏だけが集まるより非漢字圏の
学生も一緒にのほうが漢字に対するモチベーションは高くなると思う。非漢字圏の学生には難しい
けれど個人でどうするかが大事。漢字を毎日書いて壁に張って覚えるなどなれて行くのがいいので
はないかと思う。

• 私の意見としては、非漢字圏の学生には漢字や読解などのサポートが必要だと思うのですが、
非漢字圏の学生には、何か特別なサポートを 考えていらっしゃいますか。
答: そういう仕組みを作ったほうがかもしれない。ただ、そのためのボランティアの学生をどうや
って集めるかが大変かもしれない。大字としてはまだ難しいと思う。支援タイムは久留米大学生が
入ってサポートをするものだが今年はコロナの影響でできなくなった。検討したほうがいい。

• 久留米大学に入学できたとして、講義が分からなかった場合、別科から何か日本語のサポート
がありますか。もし、ない場合、自分でどのように勉強したらいいと思いますか。
答: 別科と学部は別の組織。別科としてするのは難しい。学部のサークルに入って日本人と接する
ことでサポートしてもらうのがいい。英語のサークルどもあるからそれを利用するのもいいかもし
れない。

4・考察・提案
留学生別科は今までは漢字圏の学生が多かったが、これからは日本語や日本文化を学びたい学生の
中に非漢字圏の学生も増加すると思われる。将来的に非漢字圏の学生が増えていくことを別科長は
考えていらっしゃることがわかりうれしかったインタビュー。をした後,印象に残った事、それに
対しての感想や提案などを箇条書きにまとめる。

1・留学する前、日本語を学習下ければどうしても漢字は必要だ。基本の漢字を覚えておくこと、個
人の努力が大事だと言われた事、自分の経験から基本の漢字がよくわからなくても、自分で努力す
る気持ちをなくさない事が必要だと思った。

2・漢字圏の学生と交流して勉強すればモチベーション、コミュニケーション力が高くなると話され
たこと、これも自分の体験だが、漢字圏の学生と一緒に漢字を勉強することは、最初はものすごく
苦手な気持ちだったが今では自分で努力して漢字圏の学生と一緒に授業を受けても大丈夫になった
ので時間がかかる事だと思う。

3・授業中文章や漢字がわからなかった場合は英語でも説明できるようにと言われた事。
英語がわかる学生はいいが、英語がわかる学生は少ないと思う。そこで質問したようにアシスタン
トやボランティアの人の事も考えてほしいと提案したい。

まとめ
私は日本に来た時何も分からなかったのでいつも困っていた。漢字圏の学生と交流して勉強するの
も大変だったが別科の先生がいつも手伝ってくれて困っている時相談にのってくれた。最初は漢字
圏の学生と一緒に勉強して大変だったので、クラスは別々にしてほしいと考えたけれどもインタビ
ューを通してやはり、漢字圏の学生と一緒に交流して勉強すれば日本語力も上がるし、また、コミ
ュニケーション力も高くなると思えるようになりました。自分の夢をかなえるために別科はとても
いい日本語学校だと思います

参考文献
久留米大学は八十年史編集委員会『久留米大学八十年史』(2008 年 8 月 20 日)

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