Professional Documents
Culture Documents
0729 4 2面
0729 4 2面
情報通信の強み活かし、 I o T 事 業 の 、全 国 を 見 据 え た 集
合住宅向け付加価値サービスの提
VXに挑む
■左からRaymundさん
供 拡 大 に 向 け 、今 後 も 一 層 取 組 み
東島さん
を強化していく。
最後のオーバーホール
恒川さん、
関 西 電 力 初 の 海 外 電 力 事 業 、フ ィ リ ピ ン の サ ン ロ ケ 水 力 プ ロ ジ ェ ク 関 西 電 力 グ ル ー プ 会 社 特 集 の 第 三 弾 は 、﹁ オ プ テ ー ジ ﹂。情 報 通 信 分 野 で
ト は 、今 年 で 運 転 開 始 か ら 年 。フ ィ リ ピ ン 電 力 公 社 へ の 所 有 権 移 転 前 オーバーホールとは、発電機や水 のVX︵ ︶に挑む、同社の取組みを紹介する。
Value Transformation
19
●入居時QRコードを読み込むだけで利用開始
●人感センサー/環境センサーとの連動・通知
の 最 後 の オ ー バ ー ホ ー ル︵ 分 解 点 検 工 事 ︶が 、8 月 下 旬 の 竣 工 に 向 け て 車 を 分 解・点 検・修 理 し 、再 度 組 み
●GPS連動で帰宅前にお湯はり、空調ON等
●「おはよう」等の音声による家電一括操作
テレビ等の家電操作
「オプテージと㈱リンクジャパンの業務提携」
佳 境 を 迎 え て い る 。多 く の 関 係 者 が 力 を 合 わ せ て 取 り 組 む 様 子 を 紹 介 立てる工事のこと。サンロケ発電所 オプテージとは
様々な機能が 1つのアプリに!
サンロケパワー社 技術副社長 アプリ﹁ ﹂では、
HomeLink あらゆる家電
する。 では2018年にユニット3、20 恒川 俊克さん 関西電力グループの中核会社であ の制御・遠隔操作、 環境センサーによ
●各種住宅設備メーカーとの連携
19年にユニット2のオーバー 関西電力からの長年にわたる技術伝
るオプテージは、
1988年に光ファ る温度・湿度・照度の感知、
スマートカ
「HomeLink」
承により、レベルの高い社員が育成さ
ホ ー ル を 実 施 し て お り 、今 回 の ユ イバー賃貸事業会社を母体として始 メ ラ に よ る 監 視・見 守 り 、ス マ ー ト
カーテン、
れ、
今ではフィリピンの他発電所からベ
サンロケ水力プロジェクトとは 派遣し、建設中の施工管理や運転保 ニット1で所有権移転前の最後の まり、
関西一円の光ファイバー網を活 ロックの施解錠等を一元的に操作管
ンチマークの対象とされています。
これ
サンロケ水力プロジェクトは、1 守を中心とした役割を担っている。 工事となる。工期は3月中旬から8 用した個人向けの通信サービスを中 理できる。
家電メーカーごとに操作ア
■スマートホームIoTアプリケーション
まで関西電力でサンロケ業務に関わっ
●エアコン、
998年に関西電力が日本の電力会 2 0 0 6 年 か ら は 、サ ン ロ ケ パ 月下旬までの160日以上におよ 心に事業を展開してきた。
2019年 プリの設定が異なる従来のスマート
詳細はこちら
てきた従業員たちの努力の賜物です。
社として初めて参画した海外電力事 ワー社のフィリピン人現地スタッフ ぶ 。関 西 電 力 か ら の 出 向 者 や 出 張 の再編で、
前身の㈱ケイ・オプティコ ホーム機能に対し、
本システムは各機
オーバーホールの完結でひとつの節目
業。
サンロケダムは発電、
灌漑、
洪水処 を関西電力の発電所や研修施設に受 者 、現 地 ス タ ッ フ 、か ん で ん エ ン ジ ムへ、
関電システムソリューションズ 器をひとつのスマホアプリで統合的・
を迎えますが、
さらに新たな価値を上積
理、水質改善を目的とした多目的ダ け入れ、
実務訓練や講義等を実施し、 ニアリングおよび重電メーカーの みしつつ、
引き続き関西電力の海外事業 ㈱
︵当時︶
から﹁情報通信インフラ﹂
﹁情 直観的に操作できるのが特徴だ。
ムで、当時危機的な電力不足に見舞 現地スタッフが発電機等の分解点検 スタッフにより工事が進められて の収益確保に貢献していきたいです。 報システム開発機能﹂の移管等を行 また、
このシステムにより
﹁セルフ
われていたフィリピンの最重要プロ や修理作業を自らの力で行えるよ いる。 い、
現在の㈱オプテージが誕生した。 内覧﹂
も可能となった。
セルフ内覧と
サンロケパワー社 主任技術者
ジェクトとしてスタートした。関西 う、
技術やノウハウを伝承してきた。 オーバーホールでは水車ランナ 東島 健さん 主力の通信事業では、
関西における は、スマートロックでの遠隔施解錠
電力は、
丸紅㈱ 、
サイスエナジー社と 2028年には、フィリピン電力 や発電機固定子の修理等、高度な技 オーバーホールでは、
歴代の駐在者が 固定ブロードバンドサービスの
﹁eo と予約システムの連携機能により、
の共同出資によって設立した現地事 公社へサンロケ発電所の所有権を移 術 も 要 求 さ れ る が 、長 年 の 技 術 伝 ﹁安全﹂
と﹁品質﹂
を徹底して指導してき
光﹂
と、全国大でモバイル通信サービ 申込から現地の見学まで、不動産会
ました。
その甲斐もあり、
日本と遜色な 従業員インタビュー
業会社・サンロケパワー社へ社員を 転する予定だ。 承、現地スタッフの熱心な取組みに ス
﹁mineo
︵マイネオ︶
﹂を展開。
社 社等が一切立ち会うことなく、お客
いレベルで作業を行っています。
今後は
より、重電メーカーの技術者からも 会全体でDXが加速する中、
コンサル さまひとりで物件の内覧ができるも スマートホームIoT事業を担
運転開始以降初の制御装置取替工事を
﹁現地スタッフは非常にスキルが高 ティングやシステム開発、
クラウド、 の。
これにより、
お客さま自身の予定 当する、松浦さんにお話を聞いた。
2028.5
フィリピン電力公社へ
所有権移転
計画しており、
その際に適用する合格基
く、貪欲に技術を習得するという姿 ネットワーク等の幅広いサービスも に合わせた柔軟な対応と、不動産管
準や品質管理方法に関して現地スタッ コンシューマ事業推進本部
勢や、昔の日本のような現場の一体 ワンストップで提供している。 理事業者等の省力化の両立を図るこ
I-REC(海外再エネ証書)販売開始
住環境デザインプロジェクトグループ
フを指導することで、
より高度な技術者
住環境デザインチーム 松浦 武史さん
感がある﹂との声をいただいた。 また近年では、
多様化・高度化する とができる。
となるよう育成していきます。
サービス開始当初
日本研修再開
現地スタッフの安全管理や施工 お客さまニーズに対応するべく、情
2022.11∼
オーバーホール(ユニット1)
サンロケパワー社 メンテナンスマネジャー は、
ご提案させてい
品質管理等の技術力向上により、今 報通信分野においてVXに向けた積
2020年より延期 ※コロナ影響
アラン・F・ビリェーガスさん
ただいた企業等の方
回のオーバーホールでは、かんでん コロナ禍のオーバーホールでは、
現場 極的な事業展開を進めている。
から時に厳しいご意
■ランナ吊りこみの様子
エンジニアリングと﹁リモートテク 作業時の感染防止策と、
個人の健康管理
2022
2022.3∼9
見をいただくことも
運転期間(25年)
ニカルアドバイザー﹂という新たな の双方に細心の注意を払っています。
ま スマートホームIoT事業を推進 ありました。
そうしたお客さまの声こそ
試みを実施している。現場からタイ た、
日本から技術指導員が入国できなく 昨今、
IoTを組み込んだ製品の普
オーバーホール(ユニット3)
サービス向上のチャンスと捉え、
リンク
オーバーホール
なる事態に備え、
日本研修で関西電力か
(ユニット2)
た結果、
プラットフォーム化されたワン
して臨みました。
本工事を無事に完了す
や判断を瞬時に行うことで、日本と IoT技術を駆使したスマートホー アプリで使い勝手が良く、
導入・運用がし
ることは、
サンロケにとって重要なマイ
フィリピンという距離感を全く感 ムは、
空き家やマンションの管理、
高
2018
やすく、
IoTの進化にも対応できるよ
ルストーンの1つ
じず、効率良く進められている。 齢者や子どもの見守り、
セキュリティ うなサービスをご提供できるようにな
であるため、
引き続
等、
社会課題解決にも繋がるとされて りました。
き最善を尽くしま
■サンロケ水力プロジェクトのスケジュール
Issue: 2022.8.1
現地駐在員・ いる。
オプテージは、
2018年頃か すでに多くのお客さまがショールー
す。
サンロケパワー社員の声 ムへお越しくださり、﹁ ﹂の良さ
運転開始
ら協業を続けてきたスマートホーム HomeLink
2003.5
■スマートホームIoTのショールーム
を体感いただくとともに、 新たなご要望
2021年からサンロケパワー 2028年に所有権移転を控え、
技 IoTのプラットフォーマーである
建設工事
などもいただいております。
引き続き、
1998.10
参画 社に出向してその様子を見てきた、 術伝承、
案件価値向上を目指し、
今後 ㈱リンクジャパンと、
今年6月に資本
﹁IoTサービスと言えばオプテージ﹂
と
■発電機修理の様子
技術副社長の恒川さんと、主任技術 も現地スタッフの関西電力での研修 業務提携を結んだ。
全国の不動産管理
皆さまに言っていただけるよう、
スマー
者 の 東 島 さ ん 、そ し て サ ン ロ ケ パ 受け入れや、 ︵海外再エネ証書︶ 事業者やデベロッパー等に向け、ス
売買契約締結
立上げ I-REC トホームIoTのさらなる拡充や全国
1997.10
ワー社のアランさんにお話を聞い の販売等を行う予定だ。 これからも関 マートホームIoTの普及を目指す。
展開に向けて取り組んでいきたいです。
た。 西電力の海外事業は続いていく。 メインとなる、
スマートホーム統合
02