Suzuki Jimny 2014 Owner's Manual

000- 取扱説明書 .
book 2 ページ２０１４年１１月１２日　水曜日　午後２時１８分
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000- 取扱説明書 .book 3 ページ２０１４年１１月１２日　水曜日　午後２時１８分
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 総合目次
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 4WD車を運転するときは → 2-23ページ
 2WD4WDの切替え操作 → 4-16ページ
 タイヤチェーン → 6-14ページ
 けん引してもらうときは → 7-31ページ
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 お車との上手なつきあいかた → 6-1ページ
 万一のとき → 7-1ページ
 サービスデータ → 8-1ページ
ご愛車に関するメモ
記入される記号・番号は、車検証、IDラ IDラベル
ベルをご覧ください。エンジンルームに貼付してあります。
ご　愛　車　の　メ　モジムニー
車名および車名：
ÉÄʳʣʵ
車両型式型式：
車台番号
□K6A型
エンジン型式
□M13A型
車体色記号
営業機種記号
トランス □マニュアルミッション 76J00011
ミッション □オートマチックミッション
ジムニーシエラ
ナンバープレート
（車両番号または
自動車登録番号） ÉÄʳʣʵ
ご購入年月日　　　年　　月　　日
76J00031
(1) (2) (3)
(4) (6) (5)
76J00020
(1) 車両型式 (2) 車台番号

(3) エンジン型式 (4) 車体色記号
(5) 車体色と内装色の組み合わせコード
(6) 営業機種記号（補助記号）
総合目次
1 クイックガイド
イラスト目次････････････････････････････････ 1-2
警告ブザーが鳴ったときは･･･････････････････ 1-15
2 必読！安全なドライブのために
必読！安全なドライブのために････････････････ 2-2
3 運転する前に
ドアの開閉･･････････････････････････････････ 3-2
ウインドーの開閉････････････････････････････ 3-7
各部の調節･････････････････････････････････ 3-10
シートの調節･･･････････････････････････････ 3-13
シートベルト･･･････････････････････････････ 3-23
SRSエアバッグ･････････････････････････････ 3-36
メーター･･･････････････････････････････････ 3-44
スイッチの使いかた･････････････････････････ 3-53
4 運転するときは
エンジン始動・停止･･････････････････････････ 4-2
パーキングブレーキ･･････････････････････････ 4-6
チェンジレバー･･････････････････････････････ 4-6
オートマチック車････････････････････････････ 4-8
4WD車････････････････････････････････････ 4-16
ABS ･･･････････････････････････････････････ 4-21
横滑り防止装置装備車･･･････････････････････ 4-24
1
5 装備の取扱い
エアコン、ヒーター･･････････････････････････ 5-2
オーディオ･･････････････････････････････････ 5-7 2
その他の装備････････････････････････････････ 5-9
3
6 お車との上手なつきあいかた
お手入れ････････････････････････････････････ 6-2
4
寒冷時の取扱い･･････････････････････････････ 6-9
7 万一のとき 5
パンク･･････････････････････････････････････ 7-2
バッテリーあがり･･･････････････････････････ 7-13 6
ヒューズ切れ･･･････････････････････････････ 7-16
電球切れ･･･････････････････････････････････ 7-20
7
オーバーヒート･････････････････････････････ 7-26
その他･････････････････････････････････････ 7-27
8
8 サービスデータ
サービスデータ･･････････････････････････････ 8-1
9
9 さくいん
さくいん････････････････････････････････････ 9-1
0-2
クイックガイド/イラスト目次
クイックガイド
1. イラスト目次
イラスト目次
■ 外観
1
(1) (2)(3) (4) (5) (6) (7) (8)
(9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17)
(9) (18)
76J10011
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
1-2
（1）スペアタイヤ　･･･････････････････････････････　7-3

（2）ハイマウントストップランプ　･･･････････････　7-25
（3）リヤワイパー　･････････････････････････････　3-58 1
（4）ルーフレール　･･･････････････････････････････　2-4
（5）燃料給油口（フューエルリッド）　･･･････････････　5-9
（6）ボンネット　･･･････････････････････････････　5-10
（7）アンテナ　･･･････････････････････････････････　5-8
（8）フロントワイパー　･････････････････････････　3-57
（9）番号灯　･･･････････････････････････････････　7-26
（10）後退灯　･･･････････････････････････････････　7-25
（11）バックドア　･････････････････････････････････　3-4
（12）リヤコンビネーションランプ　･･･････････････　7-24
（13）フォグランプ　････････････････････････　3-54、7-22
（14）ヘッドライト　････････････････････････　3-53、7-21
（15）サイドアンダーミラー　･････････････････････　3-13
（16）ドアミラー　･･･････････････････････････････　3-10
（17）ドア　･･･････････････････････････････････････　3-3
（18）方向指示器／非常点滅表示灯（後面）　･････････　7-25
1-3
■ 内装1
(1) (2) (3) (4)

1
(5) (6) (7) (8) (9)
76J10021
1-4
（1）ルームミラー　･････････････････････････････　3-10

（2）前席室内灯　･･･････････････････････････････　5-13
（3）サンバイザー　･････････････････････････････　5-12 1
（4）シ－トベルト　･････････････････････････････　3-23
（5）フロアコンソールトレー　･･･････････････････　5-17
（6）セレクトレバーオートマチック車　･･･････････････　4-8
チェンジレバーマニュアル車　･･････････････････　4-6
クラッチスタートシステムマニュアル車　････････　4-4
（7）前席シート　･･･････････････････････････････　3-13
（8）パ－キングブレ－キ　･････････････････････････　4-6
（9）後席シート　･･･････････････････････････････　3-17
1-5
■ 内装2
1 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
(8) (9) (10) (11)(12)(13)(14)(15) (16)
76J10031
1-6
（1）助手席SRSエアバッグ　･････････････････････　3-37

（2）ドアミラーヒータースイッチ　･･･････････････　3-13
リヤデフォッガースイッチ　･････････････････　3-58 1
（3）エアコン、ヒーター　･･････････････････････････　5-2
（4）運転席・助手席シートヒータースイッチ　･･････　3-16
（5）ステアリングオーディオスイッチ　･････････････　5-7
（6）ホーンスイッチ　･･･････････････････････････　3-58
（7）パワーウインドースイッチ　･･･････････････････　3-7
（8）発炎筒　･･･････････････････････････････････　7-27
（9）キー付グローブボックス　･･･････････････････　5-14
（10）インパネトレー（助手席）　･･･････････････････　5-14
（11）灰皿　･････････････････････････････････････　5-16
（12）フロアコンソールボックス
（ドリンクホルダー兼用）　･･･････････････････　5-19
（13）センターコンソールトレー　･････････････････　5-18
（14）センターコンソールボックス
（ドリンクホルダー兼用）オートマチック車　･････　5-17
（15）シガーライター　･･･････････････････････････　5-15
（16）フューエルリッドオープナー　･････････････････　5-9
1-7
■ 運転席まわり
1
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
(8) (9) (10) (11) (12) (13) (14)
76J10041
1-8
（1）非常点滅表示灯スイッチ　･･･････････････････　3-56

（2）ワイパー／ウォッシャースイッチ　･･･････････　3-56
（3）メーター　･････････････････････････････････　3-44 1
表示灯、警告灯　････････････････････････････　3-47
（4）ライトスイッチ　･･･････････････････････････　3-53
方向指示器スイッチ　･･･････････････････････　3-55
（5）横滑り防止装置OFFスイッチ
（ジムニーシエラ）　･････････････････････････　4-26
（6）フォグランプスイッチ　･････････････････････　3-54
（7）デアイサースイッチ
（ジムニーシエラ）　･･･････　3-59
（8） 2WD/4WD切替えスイッチ　･････････････････　4-17
（9）インパネポケット　･････････････････････････　5-15
（10）運転席SRSエアバッグ　･････････････････････　3-37
（11）エンジンスイッチ　･･･････････････････････････　4-2
（12）ドアミラー角度調節スイッチ　･･･････････････　3-11
ドアミラー格納スイッチ　･･･････････････････　3-12
（13）ボンネットオープナー　･････････････････････　5-10
（14）光軸調整ダイヤル　･････････････････････････　3-54
1-9
■ 警告灯・表示灯
1 Ɔ Ɔ Ɔ
(7) (9) (11) (13) (12) (13) (4) (10)
(1) (6) (5) (15)(18)(17)(3) (2)(16) (14)(8)

Ɔ Ɔ Ɔ Ɔ Ɔ Ɔ Ɔ Ɔ Ɔ
76J10070
1-10
 警告灯が点灯または点滅し続けた場合は、車両またはシステムの異常が考え
られます。次の参照先をよくお読みのうえ、スズキサービス工場で点検を受
けてください。
→　3-47ページ（警告灯・表示灯の見かた）
1
 ※印の警告灯・表示灯は、エンジンスイッチを ON にしたときに初期点灯するのが
正常です。点灯しない場合は、スズキサービス工場で点検を受けてください。
警告灯色警告灯名
（1） ※ 赤ブレーキ警告灯
（2）赤シートベルト警告灯
（3） ※ 赤 SRSエアバッグ警告灯
（4）オレンジ燃料残量警告灯
（5） ※ オレンジ ABS警告灯
（6） ※ オレンジエンジン警告灯
パワーステアリング警告灯
（7） ※ オレンジ
（ジムニー）
（8） ※ 赤油圧警告灯
（9） ※ 赤充電警告灯
トランスミッション警告灯
（10） ※ オレンジ
（オートマチック車）
半ドア警告灯
（11）赤
（ジムニーシエラ）
1-11
表示灯色表示灯名
セレクトレバー位置表示
（12）白
1 （オートマチック車）
（代表例）
（13）緑方向指示器表示灯
（14）青ヘッドライト上向き（ハイビーム）表示灯
（15） ※ 緑 4WD表示灯
（16） ※ オレンジ 4L表示灯
横滑り防止装置OFF表示灯
（17） ※ オレンジ
横滑り防止装置作動表示灯
（18） ※ オレンジ
1-12
■ キー
82M10060
キー　･････････････････････････････････････････････　3-2
ドア　･････････････････････････････････････････････　3-3
キーレスエントリー　･･･････････････････････････････　3-6
エンジンのかけかた　･･･････････････････････････････　4-3
1-13
■ 荷室
1 (1) (2)
(3)
(4) (5)
(2)
76J10060
（1）フロアボード　･･･････････････････････････････　7-2

（2）工具袋　･････････････････････････････････････　7-2
（3）ホイールナットレンチ　･･･････････････････････　7-2
（4）ジャッキハンドル　･･･････････････････････････　7-2
（5）ジャッキ　･･････････････････････････････　7-2、
7-9
1-14
クイックガイド/警告ブザーが鳴ったときは
警告ブザーが鳴ったときは
警告ブザーが鳴ったときは
下記機能の作動中は、次の表以外の警告ブザーが鳴る場合があります。
 2WD4WDの切替え操作（4-16ページ参照）
1
■ 全車共通
ブザー音
いつメーター原因と対処方法
（室内ブザー）
走行中ピー、ピー、運転者がシートベルトを着用していませ
（約95秒間）ん。安全な場所に停車して、ベルトを着用
してください。
→　3-24ページ
点滅
（シートベルト警告ブザー）
ポーンいずれかのドアが完全に閉まっていませ
（1回）ん。安全な場所に停車して、完全に閉めて
ください。
点灯 →　3-51ページ（半ドア警告灯）
※
運転席ドアピーーーヘッドライトや車幅灯が点灯しています。
を開けたとこれらを消してください。
－
き →　3-53ページ
（ライト消し忘れ警告ブザー）
ピー、ピー、エンジンスイッチにキーが差さったままで
－す。キーを抜いてください。
→　4-5ページ（キー抜き忘れ警告ブザー）
※ジムニーシエラのみ
■ オートマチック車のみ
ブザー音
いつメーター原因と対処方法
（室内ブザー）
停車中／ピー、ピー、セレクトレバーが R に入っています。セ
後退中レクトレバーの位置を確認してください。
→　4-11ページ（ R （リバース）ポジ
表示ション警告ブザー）
1-15
1-16
必読！安全なドライブのために
2. 必読！
安全なドライブのために
2
とくに重要な項目ですのでしっかりお読
みください。
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRSエアバッグ
システム、ABS（アンチロックブレーキシステム）
などの安全装備も、乗員の安全確保には限界がありま
す。法定速度を厳守するとともに、スピードを控えめ
にして安全運転に心がけてください。
出発の前に（お車の確認）･･････････････････････ 2-2

荷物を積むときは･･････････････････････････････ 2-3
お子さまを乗せるときは････････････････････････ 2-4
運転席に座って････････････････････････････････ 2-8
エンジンをかけるときは････････････････････････ 2-10
走行するときは････････････････････････････････ 2-10
駐車するときは････････････････････････････････ 2-16
給油するときは････････････････････････････････ 2-18
オートマチック車を運転するときは･･････････････ 2-20
SRSエアバッグ車を運転するときは･･････････････ 2-21
4WD車を運転するときは･･･････････････････････ 2-23
ターボ車を運転するときは･･････････････････････ 2-25
こんなことにも注意して････････････････････････ 2-26
エコドライブをしましょう･･････････････････････ 2-29
2-1
出発の前に（お車の確認）タイヤの空気圧をチェック
 定期的に点検・調整してください。
日常点検を確実にこの車の指定空気圧は、運転席ドア
の開口部に貼付してある「空気圧ラ
ベル」で確認できます。
→　メンテナンスノート（日常点検）
2
76J20010
車の走行距離、使用状態から判断した ሳ෥٢ʳʣʵ
適切な時期に実施してください。 76J20050
 空気圧が不足したまま走行すると、
タイヤの両端が摩耗する原因となり
ます。また、燃費が悪くなります。
こんな症状に気づいたときは
空気圧が極端に低いまま走行する
と、タイヤがバースト（破裂）して
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
76J20020
次のような場合はスズキサービス工
場で点検を受けてください。 76J20360
 地面に油や液の漏れたあとが残っ
ている
 ブレーキ液が不足している
 いつもと違うにおい、音、振動が
ある指定空気圧を守らないと車の性能が
 ハンドルやブレーキを操作したと十分に発揮できず、次のようなこと
きの感じがいつもと違うが起きるおそれがあり、思わぬ事故
につながったり、故障の原因となっ
たりするおそれがあります。
2-2
 走行安定性が悪化する排気管も点検
 ブレーキをかけたときの制動距離が
伸びる
 正確なタイヤ回転速度が検出できな
くなって、次の機能が正常に作動し
なくなる
・ABS
・横滑り防止装置
（ジムニーシエラ） 2
・トラクションコントロール
・ブレーキアシスト 76J20040
排気管に穴やひび割れがないか、とき
どき点検してください。
 4WD
車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえる
排気管に漏れがあると、排気ガスが
車内に侵入して一酸化炭素中毒のお
それがあります。異常を感じたとき
は、スズキサービス工場で点検を受
バッテリ－の液面を点検する
液面が下限より下にあるときは、バッテ
リー補充液を上限まで補給してくださ
い。バッテリー液が不足すると、バッテ
リーの寿命を縮めるおそれがあります。
→　メンテナンスノート（日常点検）荷物を積むときは
荷物の積み過ぎは、車体や走行に悪影
響をおよぼします。
˨᪅
˩᪅
 燃料や薬品が入った容器、スプレー
缶などを車内に持ち込まないでくだ
76J20370 さい。引火や爆発のおそれがありま
す。
 バッテリー液が不足すると、発熱し
て爆発のおそれがあります。
 バッテリー端子を外して再び接続す
るときは、確実に締め付けてくださ
い。ゆるみがあると、火災や故障の
原因となります。 80J021
2-3
 インパネの上に物を置かないでくだルーフレール（タイプ別装備）など
さい。運転視界をさまたげたり、発にロープをかけて、ルーフパネルの
進時や走行中に動いたりして、安全上に荷物を直接積まないでくださ
運転のさまたげになるおそれがありい。ルーフレールおよびパネルが損
ます。また、万一の事故で助手席傷するおそれがあります。
SRS エアバッグが正常に作動しな
2 かったり、助手席 SRS エアバッグ
ʵ˂ʟʶ˂ʵ
がふくらんだときにとばされたりし
て、けがのおそれがあります。
76J20080
80J070
お子さまを乗せるときは
 車内に荷物を積み重ねないでくださ
い。視界のさまたげになるばかりでいつもより慎重に安全を確保
なく、急ブレーキで荷物が飛び出し、スピードを控えめに安全
し、思わぬ事故につながるおそれが運転を心がけましょう。
あります。
お子さまは後席に乗せる
80J022
 動物を乗せるときは、動きまわらな
いように注意してください。運転の
さまたげになったり、急ブレーキの
ときなどに思わぬ事故につながった 51K0188
りするおそれがあります。
2-4
 できるだけ大人が隣にすわり、お子
さまを見守ってください。
 助手席に乗せるとお子さまの不意の
動作が気になったり、お子さまがい
たずらしたりして、運転のさまたげ
になるおそれがあります。
 お子さま用シートは、お子さまの年
齢や体格にあった適切なものを選ん
でください。
80J081 2
→　2-6ページ（お子さま用シートの  必ずシートベルトを着用させてく
使用について）ださい。
→　3-30ページ（お子さま用シート  一本のシートベルトを二人以上で
の選択について）使用しないでください。
 シートベルトが首やあごにかかる
ときや、腰骨にかからないような
お子さまには、チャイルドシート
 お子さま用シートを必要としないおやジュニアシートをご使用のう
子さまをやむをえず助手席に乗せる
え、後席に乗せてください。シー
ときは、次のことをお守りください。
トベルトを正しく使用しないと、
・助手席をいちばん後ろに下げて
お子さまが重大な傷害を受けるお
ください。助手席を前に出して
それがあります。
いると、助手席 SRS エアバッグ
が作動したときの強い衝撃で重
大な傷害を受けるおそれがあり
ます。
 お子さまがアームレストやシート下
のレール部分など車内の可動部に手
や足などを近付けないように注意し
てください。はさまれてけがをする
80J082
おそれがあります。
 首がすわっていないお子さま、ひ
とりすわりのできないお子さまに
は、ベビーシートをご使用のう
え、後席に乗せてください。
お子さまもシートベルトを着用
 ひざの上にお子さまを抱かないでく
ださい。しっかり抱いていても、衝
突のときなどに十分に支えることが
できず、お子さまが重大な傷害を受
けるおそれがあります。
2-5
シートベルトで遊ばせない
80J028
お子さまをシートベルトで遊ばせな
いでください。ベルトを身体に巻き 85K20020
つけるなどして遊んでいるときに、
窒息など重大な傷害を受けるおそれ ※警告ラベルで使用される「チャイ
があります。万一の場合は、ハサミルドシート」は、本書で使用される
でベルトを切断してください。「お子さま用シート」のことを表わ
します。
 この車の後席には、次のタイプのお
子さま用シートを取り付けることが
できます。
お子さま用シートの使用につ
・シートベルトで固定するタイプの
いて
お子さま用シート
→　3-28ページ（お子さま用シー
 お子さま用シートは、助手席で使用
トのシートベルトによる固定）
することができません。後席に取り
付けてください。
・ISOFIXタイプのお子さま用シート
 お子さま用シートは、お子さまの年
→　3-20ページ（ISOFIX対応チャ
齢や体格に合った適切なものを選ん
イルドシ－ト固定専用金具）
でください。
→　3-30ページ（お子さま用シート
 お子さま用シートの種類によって
の選択について）
は、この車に正しく取り付けられな
いものがあります。使用する前に、
 助手席サンバイザーの両面には、次
お子さま用シートに付属の取扱説明
の警告ラベルが貼られています。ご
書をよく読み、取り付け方法や取扱
使用の前に、必ずお読みください。
いなどについてご確認ください。
 お子さま用シートには、スズキ純正
品をお勧めします。詳しくは、スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご相
談ください。
2-6
 お子さま用シートを使用していて
ドアやウインドーの開閉、
も、お子さまの安全の確保には限界
シートの調節は大人が行なう
があります。スピードは控えめにし
て、安全運転に心がけてください。
お子さまの手足や首をはさまないよう
に、大人が開閉や調節を行なってくだ
さい。
 助手席には、お子さま用シートが必
要なお子さまを乗せないでくださ 2
い。後ろ向き前向きにかかわらず、
お子さま用シートを適切に取り付け
ることができません。
76J20110
67H20440
パワーウインドーは、お子さまが自
 走行する前に、お子さま用シートが
分で操作しないように、ウインドー
確実に固定され、ガタつき、ゆるみ
ロックスイッチをご使用ください。
などがないことを確認してくださ
→　3-8ページ
い。
（ウインドーロックスイッチ）
 お子さま用シートを取り付けたシー
トの背もたれを倒さないでくださ
い。お子さま用シートが適切に固定
されなかったり、衝突したときなど窓から顔や手を出さない
に体がシートベルトの下に滑り込ん
だりして、重大な傷害を受けるおそ
れがあります。
 万一の事故でお子さま用シートに
強い衝撃を受けた場合は、外観に異
常がなくても再使用しないでくだ
さい。いざというときに性能を十分
発揮できないおそれがあります。
76J20120
お子さま用シートは、使用していな
いときでもしっかりとシートに取りお子さまが手や顔などを出さないよ
付けるか、荷室に収納してください。うに注意してください。急ブレーキ
シートから取り外したまま客室内にで重大な傷害を受けたり、転落した
放置すると、ブレーキをかけたときりするおそれがあります。また、車
などに乗員や物にあたるおそれがあ外の物などにあたって重大な傷害を
ります。受けるおそれがあります。
2-7
車から離れるときは
荷室は人が乗る構造になっていませ
ん。お子さまを乗せないでください。
急ブレーキなどで思わぬ事故につな
車から離れるときは、お子さまだけがるおそれがあります。
を車内に残さないでください。道路上での停車中も、お子さまを荷
 お子さまのいたずらで、車の発進室で遊ばせないでください。
2 や火災などの事故を起こすおそれ
があります。
 炎天下の車内は高温になり、お子
さまが熱射病にかかるおそれがあ
ります。エアコンをつけていて
も、車内にお子さまだけを残さな
いでください。運転席に座って
シート、ミラーの調節は走行
前に
80J032
80J014
お子さまを荷室に乗せない
 走行中にシートの調節、ルームミ
ラーやドアミラーの調節をしないで
ください。ハンドル操作を誤ったり、
前方不注意となったりして、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
→　3-13ページ（前席シート）
→　3-10ページ
80J031
（ルームミラー、ドアミラー）
 背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。ヘッドレストやシートベル
トが本来の機能を発揮できません。
2-8
シートベルトは正しく着用車に合ったフロアマットを
適切に使用する
51K0007
64L20040
 走行前にシートベルトを正しく着用
してください。ペダル操作のさまたげになって思わ
 助手席や後席の同乗者全員にシートぬ事故につながるおそれがあります
ベルトを着用させてください。ので、次のことをお守りください。
→　3-23ページ（シートベルト）  足元の形に合わないフロアマット
を使わない
 フロアマットを重ねて敷かない
 フロアマットは固定具などで確実
に固定する
運転席の足元付近に物を置かスズキ純正フロアマットの例
ない
76J20070
※運転席側のフロア（カーペット下）
64L20030
には、スズキ純正フロアマットに
付属する固定具をタッピングスク
リューで取り付ける際に利用する
エンボス（凹み）があります。
空き缶などを足元に放置しないでく
ださい。ペダル操作ができなくなっ
て思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。この車専用のスズキ純正フロアマッ
トのご使用をおすすめします。
2-9
運転席にすわり、ブレーキペダルを踏
エンジンをかけるときはんでからエンジンを始動してください。
換気が悪いところでエンジン
をかけたままにしない窓越しのエンジン始動はしないでく
ださい。思わぬ事故につながるおそ
2 →　4-3ページ
（エンジンのかけかた）
76J20030
走行するときは
周囲をよく確認してから発進
 車庫の中など、換気が悪いところで
する
エンジンをかけたままにすると、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
 エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入します。
 車内で排気ガスのにおいがしたとき
は、すべての窓を全開にし、エアコン、
ヒーターの内外気切替えを外気導入
に切り替え、ファンを強にして換気
します。換気してもにおいが消えな 76J20100
いときは、すみやかにスズキサービ
ス工場で点検を受けてください。
 周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
窓越しのエンジン始動は  バックミラーだけでは後方の安全が
しない十分に確認できません。車を後退さ
せるときは、車からおりて自分の目
で後方を確認してください。
76J20090
2-10
エンジン始動直後の空ぶかし
や急発進、急加速をしない
 運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを操作しないでください。
電話の操作に気を取られ、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
 運転者は、走行中にテレビを見た
り、ナビゲーションやオーディオな
どを操作したりしないでください。 2
前方不注意で思わぬ事故につながる
76J20320
エコドライブのため、空ぶかしや急発
進、急加速はしないでください。
→　2-29ページ
ハンドルの中に手を入れてス
（エコドライブをしましょう）
イッチなどを操作しない
エンジン始動直後は暖まっていない
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
すると、エンジン故障の原因となり
ます。
80J034
携帯電話やナビゲーションな
どに気を取られないで
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
ブレーキペダルに足をのせた
まま走行しない
85K2114
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
2-11
クラッチペダルに足をのせたこんなときどうする？
まま走行しない
 警告灯が点灯したら？
マニュアル車
ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→　1-10ページ（警告灯・表示灯）
 床下に強い衝撃を受けたら？
2 ただちに安全な場所に停車し、ブ
レーキ液や燃料が漏れていないか、
排気管などに異常がないか点検して
ください。異常が見つかったとき
64L20060 は、スズキ販売店またはスズキ代理
店にご連絡ください。
 タイヤが突然パンクしたら？
ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
クラッチが早く摩耗したり過熱した
レーキをかけて徐々にスピードを落
りして、思わぬ事故につながるおそ
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→　7-2ページ（パンク）
必要以上に長い時間、半クラッチ操作
を行なわないでください。  ブレーキペダルが重く感じたら？
車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
走行中はニュートラルにしないエンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では
ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
長い下り坂ではエンジンブ
レーキを使用する
76J20130
長い下り坂ではエンジンブレーキ（※）
を併用してください。アクセルペダル
から足をはなし、走行速度に合わせて、
次のようにします。
緊急時以外は、走行中にチェンジレ
バーまたはセレクトレバーをニュー
トラルにしないでください。エンジ
ンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。
2-12
■ マニュアル車横風が強いときは
ギヤを1速ずつシフトダウンします。
→　4-6ページ
（チェンジレバーの操作）
■ オートマチック車
セレクトレバーを 3 、 2 または L
にシフトダウンします。
2
→　4-8ページ
（セレクトレバーの操作） 76J20160
※エンジンブレーキとは、走行中にアトンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クセルペダルから足をはなしたときクが通り過ぎるときなどに、横風を受
に起こるブレーキ効果のことをいいけて車が横に流されることがありま
ます。エンジンブレーキは低速ギヤす。あわてずハンドルをしっかり握
ほどよく効きます。り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
草の生い茂った場所は走行し
ない
76J20140
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。 76J20150
草などが駆動系部品や排気管にから
まると、駆動装置が損傷したり、火
災につながったりするおそれがあり
ます。
2-13
滑りやすい路面ではゆっくりレーニング現象といい、ハンドルや
走るブレーキがまったく効かなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
ॲᄉ᣹ǽǽ
ॲӏᣱǽǽ
ॲʠʶ˂ɷ
ॲʙʽʓʵ
2 ॲ༜Ƚɲʽʂʽʠʶ˂ɷ
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
76J20170
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお 76J20190
それがあります。  周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
 ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
水たまりを高速で通り抜けないレーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
冠水した場所は走行しない
72J20350
水たまりや濡れた路面を高速で走行
80J042
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
2-14
万一、冠水した場所を走行したとき  2WD の状態でスタックしたときに

は、ブレーキの効きを確かめながら安 4WD へ切り替えると脱出しやすくな
全な場所に停車し、スズキ販売店またります。
はスズキ代理店にご連絡ください。ま →　4-16ページ
た、次の項目などについて点検を受け（2WD4WDの切替え操作）
てください。
 ブレーキの効き具合  横滑り防止装置装備車では、トラク
 エンジン、トランスミッション、デションコントロールが脱出に適さな
2
ファレンシャルなどのオイル量およいときがあります。そのようなとき
び質の変化（オイルが白濁しているは、横滑り防止装置 OFF スイッチを
場合は、水が混入していますのでオ操作してトラクションコントロール
イル交換が必要です）を作動停止の状態にしてください。
 ベアリング、ジョイント部などの潤 →　4-24ページ（横滑り防止装置装
滑不良備車の取扱い）
冠水した場所や、深い水たまりを走脱出しようとする前に、周囲の安全
行しないでください。エンスト、電を十分に確認してください。勢いよ
装品のショート、エンジン破損などく発進して事故を起こすおそれがあ
の原因になります。ります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
スタック（立ち往生）したとさい。タイヤが異常に過熱して破損
きはしたり、駆動装置が損傷したりする
 ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転して脱出できなくなることをス
タックといいます。
 前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。
・オートマチック車は、セレクト
レバーを確実に入れてからアクセ
ルを軽く踏んでください。
・数回行なっても脱出できないとき 76J20210
は、操作を中止してください。
 タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
2-15
駐車するときは
 平らな場所に少しの間駐車するとき
パーキングブレーキをしっかでも、安全のため、セレクトレバー
りとかけてを P に入れるか、チェンジレバー
をRまたは1速に入れてください。
■ 平らな場所に駐車するときは  寒冷時にパーキングブレーキをかけ
ると、凍結して解除できなくなるお
2 1 ブレーキペダルを踏んだまま、それがあります。坂道を避け、平ら
パーキングブレーキをしっかりとな場所に駐車してください。
かけます。 →　6-12ページ
→　4-6ページ（パーキングブレーキ）
（パーキングブレーキの操作）
■ 坂道に駐車するときは
1 、 2 は、平らな場所で駐車すると
きと同じ操作です。
 マニュアル車は、下り坂ではチェン
ジレバーを R（リバース）、上り坂で
(1)
は1速に入れてください。
80J1037
(1) パーキングブレーキレバー市販品の輪止めや石などでタイヤ

3
を固定し、車が動き出さないよう
にしてください。
2 オートマチック車は、セレクトレ
バーを P に入れます。
マニュアル車は、チェンジレバー急な坂道には駐車しないでくださ

をR（リバース）または1速に入れい。無人で車が動き出すなど、思わ
ます。ぬ事故につながるおそれがあります。
 ブレーキペダルからゆっくりと
足を離し、車が動き出さないこ
とを確認してください。
→　4-8ページ車を移動するときはエンジン
（セレクトレバーの操作）をかけて
→　4-6ページ
（チェンジレバーの操作）
坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルをまわすと
きやブレーキペダルを踏むときに強
い力が必要となって、思わぬ事故を
起こすおそれがあります。
2-16
エンジンをかけたまま仮眠し
ない
枯れ草、紙くず、ベニヤ板などの可燃
物の近くに車を止めないでください。
排気管や排気ガスが高温になるため、
火災のおそれがあります。
車から離れるときはエンジン
76J20220 を止めてドアを施錠
 周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒のおそ
 無意識にセレクトレバーやチェンジ
レバーを動かしたり、アクセルペダ
ルを踏み込んだりして、思わぬ事故
を起こすおそれがあります。 76J20250
 無意識にアクセルペダルを踏み続け少しの間でも車から離れるときは、現
ると、エンジンや排気管が過熱して金や貴重品を車内に放置しないでくだ
火災のおそれがあります。さい。盗難のおそれがあります。
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。火災や盗難など思わ
燃えやすい物の近くに駐車し
ぬ事故につながるおそれがあります。
ない
76J20230
2-17
ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けない
 炎天下で駐車するときは、車内にラ
イターやスプレー缶、プラスチック
製品（メガネやカード、CD ケース
など）や炭酸飲料缶を放置しないで
ください。車内が高温になるため、
ライターやスプレー缶の自然発火や
2 爆発による火災、メガネやカード、
CD ケースなどの変形やひび割れ、
炭酸飲料缶の破裂を起こすおそれが
76J20260
あります。
 操作部が露出しているライターやス
プレー缶をグローブボックスや小物
入れなどに入れたり、床やシートの
駐車するときや車庫入れのとき、ハすき間に落としたままにしたりしな
ンドルをいっぱいにまわして力をかいでください。荷物を押し込んだと
けた状態を長く続けないでください。きやシートを動かしたときに、ガス
パワーステアリング装置が損傷するが噴出して火災につながるおそれが
原因となります。あります。
車内にパソコンや携帯電話な
どを放置しない
給油するときは
盗難にあったり、水分や湿気または温
→　5-9ページ（燃料給油口）
度変化などにより故障したりするおそ
火気にきをつけて
ライターやメガネなどを放置
しない
76J20060
80J1004
2-18
 給油口に給油ノズルを止まるところ
まで確実に差し込んでください。ノ
必ず次のことをお守りください。ズルを確実に差し込まないと、燃料
 エンジンを止めてください。が吹きこぼれるおそれがあります。
 給油中はドアや窓を閉めてください。  給油ノズルのレバーを止まるところ
 ガソリンは引火性が高いため、タまで確実に引いてください。
バコなどの火気は厳禁です。  給油ノズルの自動停止（オートス
トップ）機能が作動したら、給油を 2
終了してください。自動停止後に継
ぎ足し給油をすると、燃料があふれ
セルフスタンドで給油すると出るおそれがあります。
きは
ፕȡᠴȪ
ፈบᇣඨ
セルフスタンドで給油するときは必
ず次のことをお守りください。
フューエルキャップを開ける前
に、車体または給油機の金属部分
に手を触れて、身体の静電気（※） 80J1005
を除去してください。身体に静電 ※給油機によっては、早期に自動停
気を帯びていると、放電による火止機能が作動して給油できない
花で燃料に引火し、やけどのおそ場合があります。スタンド従業
れがあります。員の指示に従ってください。
また、給油中は車内にもどらない
でください。再び帯電するおそれ  燃料をこぼさないようにしてくださ
があります。い。こぼれた場合は、ただちに柔ら
 給油口には、静電気除去を行なっかい布などでふき取ってください。
た方以外の人を近づけないでくだ火災など思わぬ事故につながるおそ
さい。れがあります。また、そのまま放置
※空気が乾燥すると、身体に多くすると、塗装のしみ、変色、ひび割
の静電気が帯電します。また、れの原因となります。
かさね着をすると、繊維の摩擦  給油後は、給油ノズルを確実にもと
により静電気が発生します。との位置にもどし、フューエルキャッ
くに乾燥する季節は注意してくプをしっかりと閉めてください。
ださい。キャップが確実に閉まっていない
と、燃料が漏れたり、火災が発生し
 フューエルキャップはゆっくりとたりするおそれがあります。
ゆるめ、空気が抜ける音が止まっ  燃料は人体に有害な物質を含んでい
たらキャップを開けます。急に開ます。気化した燃料を吸い込まない
けると燃料タンク内の圧力が急激でください。
に抜け、燃料が吹き出すおそれが  その他、スタンドに掲示されている
あります。注意事項をお守りください。
2-19
無鉛ガソリン以外は使用しない R （リバース）ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを R に入れると室内
有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、そので警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
他の燃料（アルコール系、軽油なが R に入っていることを運転者に知
ど）を使用すると、エンジンや燃料らせます。
2 配管系などに悪影響をおよぼします。
R （リバース）ポジション警告ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
オートマチック車を
運転するときは
ペダルの踏み間違いに注意
オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。4-8 ページの「オー
トマチック車」もあわせてお読みいた
だき、正しい取扱いをしてください。アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
クリープ現象に注意して
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
エンジンをかけて停車しているとき、ジンをかける前にアクセルペダルとブ
セレクトレバーが P N 以外に入ってレーキペダルを実際に足で踏んで、位
いると、アクセルペダルを踏まなくて置を確認してください。
も車がゆっくり動きます。これをク
リープ現象といいます。
ブレーキペダルは右足で踏む
 セレクトレバーを P N 以外に入 ʠʶ˂ɷ

れているときは、ブレーキペダルを ʤʊʵ
しっかり踏んでください。
 エンジン始動直後やエアコン作動時 ɬɹʅʵ
ʤʊʵ
は、クリープ現象が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。
67H20330
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。
2-20
セレクトレバーを操作すると
きは
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレバー
 前進と後退を繰り返すときなどは、
が P 以外に入っていると、車がひ
セレクトレバーを R に入れたこと
とりでに動き出すおそれがありま
を忘れることがあります。車を後退
す。また、車に乗り込むときに誤っ
させたあとは、すぐに R から N
てセレクトレバーを動かしたりアク
に入れる習慣をつけてください。 2
セルペダルを踏み込んだりして、思
 切り返しなどで前進と後退を繰り返
わぬ急発進のおそれがあります。
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。
アクセルペダルを踏んだままでセレ SRSエアバッグ車を
クトレバーを操作しないでください。運転するときは
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。 SRS エアバッグシステムの効果を発揮
させるために、3-36 ページの「SRS
エアバッグ」もあわせてお読みいただ
き、正しい取扱いをしてください。
セレクトレバーの位置は目で
確認
シートベルトは必ず着用
始動時や降車時は P 、前進時は D 、
後退時は R にあることを目で確認し
てください。
51K0007
SRSエアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトと併用すること
76J20270 で、その効果を発揮するシートベル
トの補助拘束装置です。したがって
SRSエアバッグシステムが装備され
ている車であっても、シートベルト
を必ず着用してください。
2-21
着座姿勢
 ハンドルを交換する、ハンドルの
瞬時にふくらむ運転席・助手席 SRS エ
パッド部にステッカーを貼る、色を
アバッグにより強い衝撃を受けるおそ
ぬる、カバーでおおうなどの改造を
れがあるため、運転者および助手席の
しないでください。
同乗者は、シートに奥深くすわり、背
 インパネ上面には、ステッカーを
もたれに背中を軽くつけてください。
貼ったり色をぬったりしないでくだ
2 また、シートを前方に出し過ぎないよ
さい。また、アクセサリーや芳香
うにシートの位置を調節してくださ
剤、ETC 車載器やポータブルカー
い。
ナビなどを取り付けたり置いたり、
傘などを立てかけたりしないでくだ
さい。
 フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー（スズキ純正用品を除く）
などを取り付けないでください。
80J014
お子さま用シートの取付け
ハンドルやインパネに、顔や胸など →　2-6 ページ（お子さま用シートの

を近づけたり、足を置いたりしない使用について）
でください。SRSエアバッグが作動 →　3-30ページ（お子さま用シートの
したときの強い衝撃で、重大な傷害選択について）
を受けるおそれがあります。
SRS エアバッグシステムを
正常に機能させるために
66K20540
2-22
4WD車を運転するときは乾燥した舗装路では、4WD
で走行しない
4WD 車には特有の操作上の注意があり
ます。4-16ページの「2WD4WDの
切替え操作」もあわせてお読みいただ
き、正しい取扱いをしてください。
2
路面の状況に注意して走行する
76J20290
4WD 車は、雪道、急坂路、砂地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
濡れた舗装路でも 4WD で走行する
しますが、万能ではありません。ま
ことは、できるだけ避けてくださ
た、オフロード（不整地）、ラリー
い。タイヤがスリップしにくい路面
専用車ではありません。次のことを
では、前輪と後輪の回転の差を吸収
お守りください。
しきれず次のような状態が生じま
 砂地やぬかるみなど、タイヤが空
す。
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。  駆動装置に無理な力がかかって、
 ブレーキ性能は2WD車と比べてほ損傷するおそれがある
とんど差がありません。滑りやすい  タイヤの摩耗が早まる
路面での走行には十分車間距離を  ハンドルが重くなる
とってください。アクセル、ハンド  カーブではブレーキがかかったよ
ル、ブレーキの操作も、2WD車とうな状態になる
同様に慎重に行なってください。
2-23
4WDで急旋回をしない
 渡河などの水中走行をすると、エン
スト、電装品のショート、エンジン
破損などの原因になります。
やむをえず渡河をするときは、次の
ことをお守りください。
・あらかじめ河川の深さや地形を確
2 認する
・水深 30 cm 以下のところを選
76J20280
び、河川に対して直角または川
下方向に渡河する
・波を立てないように最徐行（5
km/h以下）し、セレクトレバー
4WD で急カーブや脇道、駐車場でやチェンジレバーの操作は避
急旋回をすると、ハンドルをまわすけ、一気に渡河する
ときの力が大きくなるとともに、タ  渡河後は、周囲の安全を確かめてか
イトコーナーブレーキング現象ら低速でブレーキペダルを数回踏
（※）が起きて、思いがけない事故み、ブレーキの効きを確かめてくだ
を起こすおそれがあります。また、さい。
駆動装置が損傷する原因となりま  ブレーキの効きが悪いときは、効き
す。が回復するまで低速で繰り返しブ
※タイトコーナーブレーキング現象レーキを軽く踏み、ブレーキ装置の
とは、直結モードでの急旋回時しめりを乾かしてください。
に、前輪と後輪の回転の差を吸収  万一、水深 30 cm 以上の河川を走
しきれない状態が生じ、ブレーキ行したときは、ブレーキの効きを確
をかけたときと同じ状態になるこかめながら安全な場所に停車し、ス
とをいいます。ズキ販売店またはスズキ代理店にご
連絡ください。また、次の項目など
について点検を受けてください。
・ブレーキの効き具合
・エンジン、トランスミッション、
デファレンシャルなどのオイル
渡河走行はできるだけ避ける
量および質の変化（オイルが白
濁している場合は、水が混入し
ていますのでオイル交換が必要
です）
・ベアリング、ジョイント部などの
潤滑不良
80J042
2-24
 エンジンオイル、オイルフィルター
オフロード走行後は車を点検
は定期的に交換してください。
する
劣化したオイルのまま運転を続ける
と、ターボ装置の潤滑と冷却が適切
に行なわれず、タービン軸受部の固
着や異音の原因となります。
次のようなときは、スズキ販売店ま →　2-28ページ（エンジンオイルを
たはスズキ代理店にご連絡くださ交換するときは）
い。 2
 車両の下部に損傷がある  高速走行直後や登坂走行直後は、す
 オイル量の変化、オイルやグリスぐにエンジンを停止しないでくださ
の白濁があるい。
次の表にしたがってアイドリング運
転を行ない、高温になったターボ装
置を冷却してからエンジンを停止し
てください。
ターボ車を運転するときはエンジン停止直前のアイドリング

走行状況運転時間の目安
ジムニー
高速走行、登坂走行約1分
ターボ車には特有の注意があります。
市街地、郊外などの
次の内容をよく読み、正しい取扱いを不要
一般走行
 エンジンが冷えているときに、空ぶ
かしや急加速をしないでください。
ターボ車の取扱い
ターボとは、通常のエンジンより大き前記にしたがって適切に取り扱わな
な馬力を引き出す精密装置です。ターいと、ターボ装置の故障や破損の原
ボ装置内のタービン（羽根）が、排気因となります。
ガスの圧力で超高速回転することで、
エンジンに多量の圧縮空気を送り込み
ます。タービンを含むターボ装置は
700 ℃以上の高温になり、その潤滑と
冷却はエンジンオイルによって行なわ
れています。
ターボ装置の故障を防ぐため、次のこ
とをお守りください。
2-25
こんなことにも注意して段差などに注意して
車検を受けるときの注意
ジムニーシエラ次のような場合は、バンパーまたは
車両下部が破損するおそれがありま
横滑り防止装置装備車をテスターに載
す。十分注意してください。
せる場合は、横滑り防止装置を整備
2  路肩など段差がある場所への乗り
モードに切り替える必要があります。
入れ
切り替えについては、スズキ販売店ま
 わだちやくぼみなどがある道路の
たはスズキ代理店にご相談ください。
走行
マッチ、タバコの火は確実に
消す
不正改造はしない
80J067
76J20330
 マッチ、タバコの火は確実に消し、
吸いがらを入れた灰皿は完全に閉め  この車に適さない部品を取り付けた
てください。り、自己流のエンジン調整や配線を
 灰皿の中に吸いがらをため過ぎたしたりしないでください。思いがけ
り、紙など燃えやすい物を入れたりない火災や事故を起こしたり、不正
しないでください。改造になったりすることがあります。
 無線機、ナビゲーション、オーディ
オ、ETC車載器などの電気製品の取
付け、取外しをするときは、スズキ
販売店またはスズキ代理店にご相談
外装部品に力をかけすぎないください。また、バッテリー端子か
ら電気製品の電源をとったり、アー
ス線を直接つなげたりしないでくだ
さい。電子部品の働きをさまたげた
スポイラー、リヤバンパー、サイドスり、火災、故障、バッテリーあがり
カートなどに強い力をかけないでくなどを起こしたりするおそれがあり
ださい。破損するおそれがあります。ます。
2-26
 ホイール、ホイールナットは指定のアクセサリーの取付けに気を
スズキ純正品以外を使用しないでくつけて
ださい。走行中にナットがゆるんで
ホイールが外れるなど、思わぬ事故
につながるおそれがあります。ま
た、燃費や走行安定性が悪化した
り、故障の原因となったりします。
2
80J069
部品の取付け、取外し、修理
をするときは
窓ガラスにアクセサリーを取り付け
ないでください。アクセサリーや吸
SRSエアバッグ、シートベルトプリ盤が視界をさまたげたり、吸盤がレ
テンショナーは、その機能に影響をンズの働きをして火災を起こしたり
あたえる部品に手を加えると、思いするおそれがあります。また、SRS
がけないときに作動したり、必要なエアバッグが作動したときに、アク
ときに正常に作動しなかったりするセサリーがとんでけがのおそれがあ
ことがあります。ります。
次のような場合は、システムに悪影
響をおよぼします。事前にスズキ販
売店またはスズキ代理店にご相談く
ださい。
 ハンドルの取外し、ハンドルまわ
飲み物などをこぼしたときは
りの修理など
 インパネまわり、センターコンソー
ル付近の修理および電気配線の修
理
 オーディオ用品などの取付け車内に水などをかけたり、飲み物な
 ダッシュボード周辺の板金塗装おどをこぼしたりしないでください。
よび修理次のような部品が故障したり、火災
 センターピラーまわりの修理の原因になったりするおそれがあり
ます。万一、飲み物などをこぼした
場合は、すみやかにスズキサービス
工場で点検を受けてください。
 SRSエアバッグシステム
 ナビゲーションまたはオーディオ
 スイッチ、配線などの電気部品
 セレクトレバー、シートベルト
バックルなどの可動部分
2-27
エンジンオイルを交換すると ■ エンジンオイルの規格／粘度
きは使用するエンジンオイルにより燃費な
どの性能は左右されるため、次の表 1、
■ 定期的に交換する表 2 をそれぞれみたすオイルを使用し
 ジムニーの場合、標準的な使用方法でてください。オイルは、スズキ純正オイ
は、エンジンオイルは 5,000 km ごルのご使用をおすすめします。
と、または6か月ごとのどちらか早い →　8-1ページ（サービスデータ）
2 方で交換し、エンジンオイルフィル
ターは10,000 kmごとに交換してく表1
ださい。
 ジムニーシエラの場合、標準的な使用 ᛼ಐ ɴɮʵॴᑤ
方法では、エンジンオイルは 15,000 ÓÎ¯ÇÆµ ᯚ
km ごと、または 12 か月ごとのどち
ÁÐÉᴥƆ±ᴦ̄
らか早い方で交換し、エンジンオイル ÓÍ¯ÇÆ´
ÉÌÓÁÃ
ᴥƆ²ᴦ
フィルターは15,000 kmごとに交換
してください。 ÓÌ¯ÇÆ³
 厳しい条件（シビアコンディショ
ン）で使用した場合は、標準的な場表2
合より早めの交換が必要です。
規格ジムニーシエラジムニー
→　メンテナンスノート
SAE粘度 0W-20
5W-30
（※3） 5W-30
交換時期を守ってください。劣化し
※1 API 規格とは、アメリカ石油協会
たオイルや目詰まりしたフィルター
が定めた規格でエンジンオイルの
は、エンジン故障や異音の原因とな
品質グレードを表しています。
ります。交換については、スズキ販
※2 ILSAC 規格とは、国際潤滑油標準
売店またはスズキ代理店へお申し付
化認証委員会が定めた自動車用エ
けください。
ンジンオイルの規格で、API 規格
をベースに省燃費・耐久性などの
性能がさらに優れたオイルである
ことを示します。
※3 SAE 粘度とは、潤滑油の粘度を定
めた規格です。
左側の数字(Wの付く数字)は低温
時の粘度を意味し、この数字が小
さいほど寒さに強くエンジンの始
54M3143 動性が良いことを示します。右側
の数字は高温時の粘度を意味し、
この数字が大きいほど熱に強く、
エンジンの保護性能に優れていま
す。
2-28
暖機運転は適切に
0W-20 は新車時に充填されている燃
費性能に優れたオイルです。次のような場合は、数十秒から数分程
（ジムニーシエラ）度の暖機運転を行なってから、走行を
開始してください。
 長期間お車を使用しなかったとき
 寒冷地などで極低温（－ 10 ℃以下を
目安）にあるとき 2
エコドライブをしましょう上記以外の場合はエコドライブのた
め、エンジンを始動したらすみやかに
走行を開始してください。
タイヤの空気圧を適正に
 タイヤの空気圧が低いとガソリンを
エンジン始動直後は暖まっていない
多く消費します。適正な空気圧にし
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
てください。
すると、エンジン故障の原因となり
 この車の指定空気圧は、運転席ドア
ます。
の開口部に貼付してある「空気圧ラ
ベル」で確認のうえ、調整してくだ
さい。
状況によって異なりますが、一般的
に暖機運転によって、5 分間で 160
mL程度の燃料を消費するといわれて
います。
ሳ෥٢ʳʣʵ
76J20050
不要な荷物は積まない
燃費が悪化したりタイヤが早く摩耗し
たりするなど、車に悪影響があります。
2-29
急発進、急加速、急ブレーキ車速に応じたギヤで走行する
など「急」のつく運転はしない
低速ギヤを使って高いエンジン回転で
走行すると燃費が悪くなります。走行
速度に応じた正しいギヤをお使いくだ
さい。
76J40390
空ぶかしをしない
76J20320
燃料を消費するだけで、何の効果もあ
りません。
2-30
2-31
3. 運転する前に
● ドアの開閉
キー･･･････････････････････････････････････ 3-2
ドア･･･････････････････････････････････････ 3-3
キーレスエントリー･････････････････････････ 3-6
● ウインドーの開閉
パワーウインドー･･･････････････････････････ 3-7
● 各部の調節
ルームミラー･･･････････････････････････････ 3-10
ドアミラー･････････････････････････････････ 3-10
サイドアンダーミラー･･･････････････････････ 3-13
● シートの調節
前席シート･････････････････････････････････ 3-13
後席シート･････････････････････････････････ 3-17
フルフラットシート･････････････････････････ 3-22
● シートベルト
シートベルトについて･･･････････････････････ 3-23
シートベルトの着用のしかた･････････････････ 3-25
シートベルトの取扱いとお手入れ･････････････ 3-26
シートベルトプリテンショナー（前席のみ）･･･ 3-27
シートベルトフォースリミッター
（前席のみ）･････････････････････････････ 3-28
お子さま用シートのシートベルトによる固定･･･ 3-28
お子さま用シートの選択について･････････････ 3-30
運転する前に
● SRSエアバッグ
SRSエアバッグ車を運転するときは･･･････････ 3-36
SRSエアバッグシステムの取扱い･････････････ 3-38
SRSエアバッグシステムの作動･･･････････････ 3-39
SRSエアバッグ警告灯･･･････････････････････ 3-42
3
廃棄と廃車･････････････････････････････････ 3-43
イベントデータレコーダー（EDR)とは････････ 3-43
● メーター
メーターの見かた･･･････････････････････････ 3-44
警告灯・表示灯の見かた･････････････････････ 3-47
● スイッチの使いかた
ライトスイッチ･････････････････････････････ 3-53
フォグランプスイッチ･･･････････････････････ 3-54
光軸調整ダイヤル･･･････････････････････････ 3-54
方向指示器スイッチ･････････････････････････ 3-55
非常点滅表示灯スイッチ･････････････････････ 3-56
ワイパー／ウォッシャースイッチ･････････････ 3-56
ホーンスイッチ･････････････････････････････ 3-58
リヤデフォッガースイッチ･･･････････････････ 3-58
デアイサースイッチ･････････････････････････ 3-59
3-1
運転する前に/ドアの開閉
ドアの開閉
キーまた、大きなアクセサリーを付けてい
ると、膝や手などがあたってキーをま
 キーが2本ついています。わしてしまうおそれがあります。
 キーは、エンジンの始動・停止のほか →　4-2 ページ（エンジンスイッチの
に、ドアの施錠・解錠に使用します。各位置のはたらき）
 キーを紛失したり、車内に閉じ込めた
りしないように注意してください。
 盗難などを防ぐため、キーを紛失し
たときは、すみやかにスズキ販売店
またはスズキ代理店にご相談くださ
い。
3
 キーのご購入については、スズキ販
売店またはスズキ代理店にご相談く
ださい。
76J30010
キーナンバープレート
キーナンバープレートには、キー作成時
リモコンキーを航空機内へ持ち込む場
に必要なキーナンバーが打刻されていま
合は、機内で操作ボタンを押さないで
す。
ください。また、バッグなどに入れる
ときは、簡単に操作ボタンが押されな
いように収納してください。操作ボタ
ンが押されると、電波が発信され、航
空機の運航に支障をきたすおそれがあ
ります。
※リモコンキーは、航空機内での使用
68H30020
が制限される電子機器に該当しま
す。
 お客様以外の方にキーナンバーを知
られないよう、キーナンバープレー
トは車両以外の場所に、大切に保管
キーホルダーのアクセサリーなどは必してください。万一、キーを紛失し
要最小限にしてください。アクセサたときは、スズキ販売店またはスズ
リーを多数付けたり、重い物を付けたキ代理店にキーナンバーを伝えてご
りすると、走行中の振動などでエンジ相談ください。
ンスイッチに差したキーがまわるおそ  お車をおゆずりになるときは、次に
れがあります。所有される方のために、キーナン
バープレートをお車のキーとともに
お渡しください。
3-2
ドアキー操作による車外からの
施錠・解錠
→　3-6ページ（キーレスエントリー）
 ドアを閉めるときは、シートベルト
や荷物などをはさまないようにして
ください。半ドア状態になって、走行 ■ 前席ドア
中にドアが開くおそれがあります。キーを差し込んで車の前方向にまわすと
 エンジンをかけた状態で、バックド解錠、後ろ方向にまわすと施錠できま
アを開けたままにしないでくださす。
い。排気ガスが車内に侵入して、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
ᜓ᧭
3
 火災や盗難などの事故防止のため、
車から離れるときは、エンジンを止
めドアを施錠してください。 ஃ᧭
 ドアの開閉は、お子さまではなく大
人が行ない、手、足、頭などをはさ
76J30020
まないように気をつけてください。
 ドアを開けるときは、後ろからの車
に注意してください。とくに風が強
い日は注意してください。
 バックドアを開けるときは、完全に
開けてください。開けかたが不十分
な場合、思わぬときに閉まって、け
がのおそれがあります。
 エンジンがかかっているときは、排
気管の真後ろでバックドアを開閉し
ないでください。やけどなどのおそ
3-3
■ バックドア
パワードアロック装備車車を路肩などに止めて、バックドアを
運転席ドアにキーを差し込んで車の前方開けたままにしないでください。やむ
向にまわすと解錠、後ろ方向にまわすとをえずバックドアを開けたままにする
施錠できます。ときは、安全のため、停止表示板（別
 バックドアを開けるときは、解錠後、売り）などを後方から見やすいところ
ドアハンドルを手前に引きます。に設置してください。バックドアを開
けた状態では、運転席側の灯火類（尾
灯、方向指示器／非常点滅表示灯、後
部反射器）が後方から見えなくなる場
合があり、思わぬ事故につながるおそ
3
ᜓ᧭
ʓɬʙʽʓʵ
ஃ᧭ 車内からの施錠・解錠
76J30750 ドアを閉めてロックノブを押し下げると
施錠、引き上げると解錠できます。
パワードアロック非装備車
バックドアにキーを差し込んで、時計方
ʷʍɹʘʠ
向にまわすと施錠、反時計方向にまわす
と解錠できます。 ᜓ᧭
 バックドアを開けるときは、解錠後、
ドアハンドルを手前に引きます。
ஃ᧭
ʓɬʙʽʓʵ
76J30050
ஃ᧭
ᜓ᧭
76J30030
3-4
キーを使わない施錠キーまたはロックノブ操作に
よるパワードアロック
ロックノブを押し下げ、ドアハンドルを
引いたままドアを閉めると施錠できま →　3-6ページ（キーレスエントリー）
す。
運転席ドアをキーまたはロックノブ操作
で施錠・解錠すると、助手席／バックド
前席ドア
アも同時に施錠・解錠します。
ʷʍɹʘʠ
3
ᜓ᧭
ʓɬʙʽʓʵ
ஃ᧭
76J30060
76J30090
バックドア
ʷʍɹʘʠ
ʷʍɹʘʠ
ᜓ᧭
ʓɬʙʽʓʵ
ஃ᧭
76J30100
76J30070
「キーを使わない施錠」をするときは、
キーが手元にあるか確認してくださ
い。キーを閉じ込むおそれがあります。
3-5
キーレスエントリー
 次のようなときは、キーレスエント
車から約 2 m 以内の範囲で、リモコンリーが作動しません。
キーの操作部を押すと、すべてのドアを・いずれかのドアが開いている
施錠・解錠できます。・エンジンスイッチにキーを差し込
 施錠したときは、ドアハンドルを引いんでいる
て施錠されているか確認してくださ
 キーレスエントリーの作動距離は、周
い。
囲の影響で変わることがあります。ま
た、強い電波などが発生している場所
଩ͽ᥂ では、キーレスエントリーが作動しな
いことがあります。
3
 少しの間でも車から離れるときは、
現金や貴重品を車内に放置しないで
ください。盗難のおそれがあります。
 1 台の車両で、2 個のリモコンキーま
ʴʬɽʽɷ˂ で登録できます。
 リモコンキーでドアの施錠・解錠が
できないときは、キーを使って施
76J30080
錠・解錠をしてください。
 キーレスエントリーが正しい距離で
作動しないときは、電池の消耗が考
えられます。
火災や盗難などの事故防止のため、車
→　6-7ページ
から離れるときは、エンジンを止めて
（リモコンキーの電池交換）
ドアを施錠してください。
 リモコンキーを必要以上に操作する
と、電池の消耗が早まります。
 リモコンキーのご購入、暗証コードの
リモコンキーには、精密な電子部品が登録については、スズキ販売店または
組み込まれています。電子部品の故障スズキ代理店にご相談ください。
を防ぐため、次のことをお守りくださ
い。
 インパネの上などの高温になるよう
な場所に置かない
 落下させるなどして、強い衝撃をあ
たえない
 水洗いをしたり、水中に入れたりし
ない
3-6
運転する前に/ウインドーの開閉
ウインドーの開閉
アンサーバック機能パワーウインドー
キーレスエントリーによるドアの施錠・エンジンスイッチが ON のときに、パ
解錠を知らせる機能です。ワーウインドースイッチ（1）を操作す
ると、ウインドーの開閉ができます。
初期設定
アンサー（工場出荷時）設定切替え時
バック ᩐɑɞ
機能ロックアンロックロックアンロック
(1)
（施錠）（解錠）（施錠）（解錠）
非常点滅 1回 2回
表示灯点滅点滅
ᩒȢ 3
前席室内灯
約15秒間 2回約15秒間
（スイッチが
点灯点滅点灯
DOOR位置）
76J30591
 キーレスエントリーの作動と同時に前
席室内灯を点灯または点滅させたい場
合は、前席室内灯スイッチをDOOR位
置にします。  パワーウインドーは強い力で開閉し
 前席室内灯が点灯中であっても、次のます。閉めるときは手や首をはさま
ような操作をすると消灯します。ないように注意してください。
・エンジンスイッチにキーを差し込む  窓から手を入れてパワーウインドー
・運転席ドアのキーまたはロックノブスイッチを操作しないでください。
による施錠手や首をはさむおそれがあります。
・キーレスエントリーによる施錠
→　5-13ページ（室内灯）
ウインドーガラスを開閉するときは、
アンサーバック機能の設定切替え（カ
ガラスにふれないでください。巻き込
スタマイズ）については、スズキ販売
まれるおそれがあります。
店またはスズキ代理店にご相談くださ
い。
バッテリー保護のため、エンジンがか
タイマーロック機能かっているときにウインドーを開閉し
てください。
盗難防止のため、自動的にドアを施錠す
る機能です。
 キーレスエントリーで解錠したあと、
約 30 秒以内にいずれのドアも開けな
かったときに自動的にドアを施錠しま
す。
3-7
ウインドーロックスイッチ運転席での開閉
運転席ドアにあるウインドーロックス運転席および助手席のウインドーが開閉
イッチを押し込むと、助手席ウインドーできます。
の開閉ができなくなります。  ウインドースイッチを操作している間
 ロックを解除するときは、スイッチをだけ開閉します。スイッチから手を離
もう一度押します。すと、ウインドーはその位置で止まり
ます。（運転席ウインドーのオート機
構を除く）
ɰɮʽʓ˂ʷʍɹ
ʷʍɹᜓ᪍
ʃɮʍʋ
3 (1)
(2)
ʷʍɹ
76J30111 ᩐɑɞ
お子さまにはパワーウインドースイッ ᩒȢ
チを操作させないでください。お子さ
まが誤って操作すると、重大な傷害に
つながるおそれがあります。お子さま 76J30121
を乗せているときは、ウインドーロッ (1) 運転席ウインドースイッチ

クスイッチをロック位置にしてく（オート機構付）
ださい。 (2) 助手席ウインドースイッチ
ウインドーロックスイッチがロック ■ 運転席ウインドーのオート機構

位置のときでも、運転席ウインドーは運転席ウインドースイッチを強く操作す
開閉できます。ると、オート機構が作動してスイッチか
ら手を離しても自動で全開または全閉し
ます。
途中で止めたいときは、操作した方向と
逆の方向に軽く操作します。
3-8
■ はさみ込み防止機構 ■ オート機構の初期設定のしかた
運転席ウインドーには安全装置として、故障などで、運転席ウインドーの自動開
はさみ込み防止機構があります。閉ができないときは、次の手順でオート
 オート機構を作動させて自動で閉めて機構の初期設定を行なってください。
いるときに、異物をはさみ込むなどし
エンジンを始動します。
てウインドーに一定以上の負荷がかか 1
ると、ウインドーの動く方向が反転
し、少し開いて停止します。（過負荷運転席ウインドースイッチを押し続
検知方式） 2
け、ウインドーを完全に開けます。
運転席ウインドースイッチを引き上
3 3
はさまれる異物の形状や硬さ、はさまげ続け、ウインドーを完全に閉めま
れかたによっては過負荷検知されず、す。
はさみ込み防止機構が作動しない場合
そのままスイッチを 2 秒以上引き上
があります。重大な傷害を受けるおそ 4
れがありますので、十分に注意して開げ続けます。
閉操作を行なってください。
運転席ウインドーが自動開閉できる
5
ようになったか確認します。
 手順
1 ～ 4 を何度繰り返しても運転
閉まり切る直前は、はさみ込みを検知席ウインドーが自動開閉できない場
できない領域があります。指などをは合、システムの異常が考えられます。
さまないように気をつけてください。スズキサービス工場で点検を受けてく
ださい。
 ウインドーの故障で、はさみ込み防
止機構が作動し、自動で閉めること
ができない場合があります。この場
合、運転席ウインドースイッチを引
き上げ続けると、完全に閉めること
ができます。
 悪路などを走行中にウインドーを自
動で閉めると、衝撃や荷重がウイン
ドーに加わって、はさみ込み防止機
構が作動することがあります。
3-9
運転する前に/各部の調節
助手席での開閉防眩式ルームミラー
自席のウインドーだけ開閉できます。通常はレバーを車の前方向に押した状態
 ウインドースイッチ（1）を操作してで使用し、角度の調節もこの位置で行な
いる間だけ開閉します。スイッチからいます。後続車のライトがまぶしいとき
手を離すと、ウインドーはその位置では、レバーを手前に引くとライトの反射
止まります。が弱まります。
 お子さまを乗せているときは、運転席
ドアのウインドーロックスイッチを
ロック位置にしてください｡
→　3-8ページ
3 （ウインドーロックスイッチ） ᩻ᅏ
ᣮࢠ
(1) ʶʚ˂
ᩐɑɞ
76J30600
ᩒȢ
76J30131
ドアミラー
ウインドーロックスイッチがロック角度の調節

位置のときは、助手席ウインドーの開
閉ができません。
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
各部の調節
ルームミラー
ミラー全体を動かして角度を調節します。
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
3-10
■ 標準ドアミラー格納
タイプ別装備
ミラー鏡面を指で押して調節します。狭い場所で駐車するときなどに、
ドアミラー
を車の後ろ方向に倒すことができます。
ಐጞ
3
ᣮࢠ
76J30350
76J30320
■ 電動リモコンドアミラー
タイプ別装備  ドアミラーを倒したまま走行しない
ドアミラー角度調節スイッチでください。後方の確認ができず、
エンジンスイッチが ACC または ON 事故を起こすおそれがあります。
のときに使用できます。  ドアミラーは車体より張り出してい
ます。ドアミラーを車外の人や物に
左右切替えスイッチを、調節したいあてないように気をつけてください。
1
ミラーの側へ動かします。
角度調節スイッチを押して、上下左
2
右にミラーを動かします。
ࡿǽ˹቏ǽծ
ࡿծҒఉț
ʃɮʍʋ
ᜏ࣊ᝩኮ
ʃɮʍʋ
76J30361
調節後は、左右切替えスイッチを中立
の位置へもどしてください。
3-11
■ ドアミラー格納スイッチ
タイプ別装備
 動いているドアミラーに触れないで
エンジンスイッチが ACC または ON ください。手などをはさんでけがの
のときに使用できます。おそれがあります。また、ドアミ
 スイッチの格納側を押すと格納され、ラー故障の原因となります。
通常側を押すと通常の位置にもどりま  格納スイッチでドアミラーを格納し
す。たときは、手でドアミラーを通常の
 スイッチでドアミラーを操作したあと位置にもどさないでください。ドア
は、スイッチを中立の位置にもどしまミラーの固定が不完全になるため、
す。走行中の振動や走行風などでドアミ
ラーが動くおそれがあります。
3
その場合は、スイッチを通常の位置
ᣮࢠ に押して、確実にドアミラーを固定
ಐጞ してください。
ʃɮʍʋ
エンジンスイッチが ACC または

ON の位置にあるときは、手でドア
ミラーを操作しないでください。ドア
76J30331
ミラー故障の原因となります。
ಐጞʃɮʍʋɁ࿡ৰ
ᣮࢠϫ ˹቏ɁͱᏚ ಐጞϫ  ドアミラーを手で動かすと、エンジ
ンスイッチを ACC または ON に
したときに、ドアミラーが動き出す
ことがあります。
 格納スイッチが通常の位置で、ドアミ
ラーが車の前方向に倒れていると、エ
ンジンスイッチを ACC または ON
にしたときに、ドアミラーがさらに車
76J30340
の前方向に倒れてしまいます。ドアミ
ラーをもとの状態にもどすときは、一
度格納操作をしてください。
3-12
運転する前に/シートの調節
ドアミラーヒータースイッチ  ミラーだけにたよらず車からおりて
自分の目で直接確かめるなど、周囲
タイプ別装備の安全をよく確認してから車を発進
ドアミラーヒーターは、リヤデフォッさせてください。
ガーと連動します。
→　3-58ページ
（リヤデフォッガースイッチ）
サイドアンダーミラーを格納したとき
は、ボンネットを開閉しないでくださ
い。サイドアンダーミラーおよびボン
サイドアンダーミラーネットが破損するおそれがあります。
3
停車時およびごく低速時に、車両左側助
手席付近を確認するときに使用します。
サイドアンダーミラーの鏡面は固定式
 狭い場所で駐車するときなどに、サイ
です。鏡面の角度調節はできません。
ドアンダーミラーを手でまわすと、格
納することができます。
シートの調節
前席シート
ಐጞ
ᣮࢠ  シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体にあてたりしないよ
76J30380 うに気をつけてください。
→　2-8ページ（シート、ミラーの調
節は走行前に）
 シートを調節したあとは、シートを
 サイドアンダーミラーを格納したま
前後にゆするなどして、確実に固定
ま走行しないでください。安全確認
されているか確認してください。
ができず、事故を起こすおそれがあ
ります。
 サイドアンダーミラーを車外の人や
物にあてないように気をつけてくだ
さい。ジムニーの場合、サイドアン
ダーミラーは車体より張り出してい
ます。
 後方の確認は、ドアミラーまたは
ルームミラーで行なってください。
3-13
正しい運転姿勢前後位置の調節
正しい運転姿勢がとれるように、次のことスライドレバーを引き上げたまま、シー
に注意してシートを調節してください。トを前後に動かします。
 背もたれと腰の間にすき間のないよう
にシートに深くすわります。
 ペダル類を踏み込んだときに、ひざが
伸びきらないで余裕があるようにシー
トを前後に調節します。
 背中を背もたれに軽くつけ、ハンドル
を握ったときにひじが軽く曲がる程度
3 に背もたれの角度を調節します。
76J30201
シートの下に物を置かないでくださ
い。物がはさまって、シートが固定さ
れないおそれがあります。（シートア
ンダートレー（タイプ別装備）内を除
く）
68H30660
背もたれの角度調節
 後方へ倒すときは、リクライニングレ
背もたれと背中の間にクッションなどバーを引き上げたまま、背中で軽く押
を入れないでください。正しい運転姿します。
勢がとれないばかりか、シートベルト  前方へ起こすときは、背中を少し浮か
やヘッドレストの効果が十分に発揮させて、リクライニングレバーを引き上
れないおそれがあります。げます。
3-14
■ 取外しかた
ロックボタンを押したまま引き抜きま
す。
ヘッドレストを外したまま、走行しな
いでください。
76J30211
■ 取付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない 3
ように、固定される位置まで差し込み、
背もたれを必要以上に倒さないでくだ高さの調節をします。
さい。シートベルトや SRS エアバッ
グシステムが本来の効果を発揮できま
ʷʍɹ
せん。
ʦʉʽ
背もたれから離れてリクライニングレ
バーを操作すると、背もたれが急に起
きあがって前方に倒れることがありま
す。手などをそえて操作してください。
76J30221
ヘッドレストは、しっかりと固定して
ヘッドレストの高さ調節と
ください。また、ヘッドレストを前後
取外し・取付け
逆に取り付けないでください。ヘッド
レストが本来の効果を発揮できませ
■ 高さの調節
ん。
走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
の位置になるように調節し、しっかりと
と、ヘッドレストの高さ調節ができま
固定します。背が高い人は、固定できる
せん。
範囲で一番高い位置にしてお使いくださ
い。
 高くするときは、ヘッドレストを手で
持ち上げます。
 低くするときは、ロックボタンを押し
たままヘッドレストを押し下げます。
3-15
後席シートへの乗り降り運転席・助手席シートヒー
（助手席ウォークイン）タースイッチ
ジムニーは限定車特別装備
助手席シート全体を車の前方向へ動かす
と、後席シートへの乗り降りをするためシート内にあるヒーターで座面をあたた
のスペースができます。めることができます。
 エンジンスイッチが ON のときにス
イッチを押すと、運転席および助手席
■ 乗り降りをするときはのヒーターが作動して、スイッチ内の
助手席のリクライニングレバーを
1 表示灯が点灯します。もう一度押すと、
いっぱいに引き上げるか、ウォークヒーターが止まります。
3 インペダルを押し下げて、背もたれ  シートがお好みの温度になったら、
を前方へいっぱいまで倒します。ヒーターを止めてください。
そのままシート全体を車の前方向へ
2 ᚜ᇉཌྷ
いっぱいまでスライドさせます。
ɰɳ˂ɹɮʽ
ʤʊʵ
76J30240
ʴɹʳɮʕʽɺʶʚ˂
76J30231
 長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど（水ぶくれなど）の原因にな
■ もとにもどすときはります。
助手席の背もたれを起こし、固定される  毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
位置までシートを車の後ろ方向へスライものをシートにかけないでください。
ドさせます。過熱の原因となります。
 シートを前後にゆすって、確実に固定
 シートの上に重い荷物を置いたり、
針やくぎなどをシートに刺したりし
ないでください。
3-16
 シートをお手入れするときは、ベン背もたれの角度調節
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない片方の手を背もたれにそえ、もう一
1
でください。シート表面やヒーター方の手で背もたれ上面にあるロック
が損傷する原因となります。ノブを引き上げます。
→　6-4ページ（内装のお手入れ）  シートからおりて操作してくださ
水やジュースなどをこぼしたときい。シートにすわったままロック
は、柔らかい布などでふき取り、十ノブを引き上げると、背もたれが
分に乾かしてからご使用ください。急に最大角度まで倒れこむことが
 バッテリー保護のため、エンジンがあります。
かかっているときに使用してくださ
い。 2 ロックノブを引き上げたまま、背も 3
たれを好みの角度の少し手前まで倒
します。
 運転席のシートヒーターのみ、また ʷʍɹʘʠ
は助手席のシートヒーターのみを作
動させることはできません。
 ヒーターは自動停止しません。スイッ
チを切らないと、作動し続けます。
76J30250
後席シート
ロックノブから手を離し、固定され
3
る位置まで背もたれを倒します。
 シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体にあてたりしないよ
背もたれを必要以上に倒さないでくだ
う気をつけてください。
さい。シートベルトが本来の効果を発
 シートを調節したあとは、シートを
揮できません。
前後にゆするなどして、確実に固定
3-17
ヘッドレストの高さ調節と ■ 取外しかた
取外し・取付けロックボタンを押したまま引き抜きま
す。
タイプ別装備
■ 使用時の位置
取り外したヘッドレストは、客室内に
使用するときは、ヘッドレストを手で持
放置しないでください。急ブレーキを
ち上げ、しっかりと固定します。
かけたときなどに乗員や物などに当
たって、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
■ 取付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
76J30760
 ヘッドレストは、しっかり固定して
■ 収納時の位置ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッ
収納するときは、ロックボタンを押した
ドレストが本来の効果を発揮できま
ままヘッドレストを一番下まで押し下げ
せん。
ます。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ʷʍɹ ません。
ʦʉʽ
 お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してください。
ヘッドレストが当たった状態ではお
子さま用シートが確実に固定されな
いため、衝突のときなどにお子さま
76J30770
が重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。
3-18
背もたれの倒しかた ■ 起こしかた
背もたれを起こし、固定される位置まで
背もたれを前方へ倒すと、荷室が広く使車の後ろ方向へ押し付けます。
えます。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレ－キや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
3
76J30280
背もたれを動かすときは、手足をはさ
んだり、身体に当てたりしないように  背もたれを前後にゆすって、確実に固
気をつけてください。定されているか確認してください。
■ 倒しかた
ヘッドレスト（タイプ別装備）を一
1
番低い位置へ調節します。
背もたれ上面のロックノブを引き上
2
げたまま、背もたれを前方へ倒しま
す。
ʷʍɹʘʠ
76J30270
 後席のヘッドレスト（タイプ別装
備）が前席に当たる場合は、前席
を前方へ動かしてください。
3-19
 ISOFIXタイプのお子さま用シートは、
ISOFIX 対応チャイルドシ－ト
シートベルトで固定する必要がありま
固定専用金具
せん。
 シートベルトで固定するお子さま用
後席には、ECE R44（※ 1）の基準に適
シートを取り付けるときは、3-28ペー
合したISOFIX（※ 2）タイプのお子さま
ジの「お子さま用シートのシートベル
用シ－ト（別売り）を固定するための専
トによる固定」をお読みください。
用金具が装備されています。
 座面と背もたれの間にある金具が、
ISOFIX対応チャイルドシート固定用ア ■ 固定のしかた
ンカー（以下ISOFIXアンカーと略す）
ISOFIX アンカーの位置を確認しま
です。 1
3  背もたれ裏側にある金具が、チャイルす。
ドシート固定用テザーアンカー（以下  座面と背もたれのすき間にありま
テザーアンカーと略す）です。す。
※1 ECE R44 とは、お子さま用シート
に関する国際法規です。 ʉɺ
※2 ISOFIX とは、お子さま用シ－トの
固定装置の大きさや取付け方法を統
一した国際標準化機構【 I S O （※
3）】の規格です。
※3 ISO とは、International Organiza-
tion for Standardization（イン
ターナショナルオーガニゼイショ
ÉÓÏÆÉØɬʽɵ˂
ンフォースタンダーディゼイショ
76J30610
ン）の略です。
 上図の後席は代表例です。お車の
＜スズキ純正用品の場合＞タイプにより異なります。
ISOFIX テザー
アンカーアンカー ISOFIX アンカーがある付近には、前
ISOFIXタイプの図のようなタグがついています。
○ ○
ベビーシート
（使用）（使用）
（後ろ向きに固定）
テザーアンカーの位置を確認しま
ISOFIXタイプの 2
○ ○ す。
チャイルドシート
（前向きに固定）
（使用）（使用）  背もたれ裏側にあります。
 お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格に合った適切なものを選んでく
ださい。
→　3-30 ページ（お子さま用シート
の選択について）
3-20
お子さま用シートを後ろ向きに取り
ʐʀ˂
4
付けるときは、お子さま用シートと
ɬʽɵ˂ 前席が干渉しないように、前席を前
方へスライドさせます。（3 - 3 4
ページ参照）
座席が確実に固定されているか確認
5
します。
6
書にしたがって、お子さま用シート
のコネクターを ISOFIX アンカーへ
76J30620 3
差し込みます。
 上図の後席は代表例です。お車の
タイプにより異なります。
ÉÓÏÆÉØɬʽɵ˂
後席のヘッドレスト（タイプ別装
3 ɽʗɹʉ˂
備）は、お子さま用シ－トに当たら
ない高さに調節するか取り外しま
す。
→　3-18 ページ（ヘッドレストの
高さ調節と取外し・取付け）
76J30630
ʢʍʓʶʃʒ
テザーベルトを使用する場合、次の
7
ようにしてテザーアンカーへ取り付
けます。
 ヘッドレスト（タイプ別装備）を
取り付けているときは、図（代表
例）のように持ち上げたヘッドレ
76J30400
ストと背もたれの間を通す
テザーベルト1本の場合
ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。
76J30640
3-21
テザーベルト2本の場合フルフラットシート
前席と後席の背もたれを後方へ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。
フルフラットにしたシートに、人や荷
物をのせて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに投
げ出されたり、荷物が身体にあたった
76J30650 りして重大な傷害につながるおそれが
3 あります。
お子さま用シートを前後左右にゆ
8
すって、確実に取り付けられている
か確認します。
 フルフラットにしたシートの上を歩
きまわらないでください。シートか
ら足を踏み外すと、けがのおそれが
 お子さま用シ－トを取り付けるとき
あります。
は、ISOFIXアンカーやテザ－アンカ
 シートをもとにもどしたときは、クッ
－周辺にシートベルトや異物などが
ションや背もたれをゆすって、しっ
ないか確認してください。シ－トベ
かりと固定されているか確認してく
ルトなどがかみ込むと、お子さま用
ださい。シート自体の固定が不確実
シ－トが正しく固定されず、衝突の
な場合、走行中に突然シートが動い
ときなどにお子さまが重大な傷害を
たり、背もたれが前に倒れたりして、
受けるおそれがあります。
思わぬけがをするおそれがあります。
 荷物の固定などに、ISOFIXアンカー
やテザ－アンカ－を使用しないでく
ださい。アンカ－が曲がったり損傷
したりすると、お子さま用シ－トが
正しく固定されず、衝突のときなどシートに強い衝撃をあたえないでくだ
にお子さまが重大な傷害を受けるおさい。シートが損傷することがありま
それがあります。す。
フルフラットにするときは
前席のヘッドレストを外し、前席を
1
前方へいっぱいまでスライドさせま
す。
3-22
運転する前に/シートベルト
 シートを正しい位置に調節し、上体を
起こして奥深くすわります。
 ベルトがねじれないように着用します。
 腰ベルトは、腰のできるだけ低い位置
にかけます。
 肩ベルトは、首と肩先の中央にかけます。
 ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
→　3-14ページ（正しい運転姿勢）
76J30291
ʁ˂ʒɥᝩኮȪǾ˨Ͷɥ
 上図の後席は代表例です。お車のタイ ᠭȦȪȹ‫ܝ‬຅ȢȬɢɞ
3
プにより異なります。
ᑈɁ˹‫܄‬ȾȞȤǾ
ȲɞɒǾɀȫɟɥ՘ɞ
前席と後席の背もたれを、後方へ
2
いっぱいまで倒します。後席はフ
ラットになりません。
ᒂɁȺȠɞȳȤͲȗͱᏚȾȞȤǾ
Ȳɞɒɥ՘ɞ
70K216
76J30301
 走行前にシートベルトを正しく着用
してください。走行中に着用したり
調節したりすると、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
もとにもどすとき
 背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。また、洗たくばさみやクリッ
「フルフラットにするときは」と逆の手
プなどでベルトをたるませないでく
順で操作します。
ださい。シートベルトが本来の効果
を発揮できません。
 助手席や後席の同乗者全員にシート
シートベルト
ベルトを着用させてください。
シートベルトについて
正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトを着用するときは、次のこ
とに注意してください。
3-23
お子さまもシートベルトを着用
ᒆ᥂ɥᤧȤȹ
ᑢ᥂ȾȞȤɞ
→　2-4ページ
（お子さまを乗せるときは）
ᒆ᥂ɥᤧȤȹ
ᒂ᥂ɁͲȗͱ
ᏚȾȞȤɞ
お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合はハサミでベルトを切
80J075
断してください。
3
シートベルト警告ブザー
運転席のシートベルト着用忘れを防止す
るためのブザーです。
 エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときに運転者がシートベルトを
80J028
着用していないと、メーター内のシー
トベルト警告灯が点灯から点滅に切り
替わるとともに、シートベルト警告ブ
ザーが断続的に鳴ります。
→　3-48ページ（シートベルト警告灯）
妊娠中や疾患のある方は
 運転者がベルトを着用すると、警告
灯は消灯します。また、警告ブザー
 妊娠中の方、疾患がある方もシートが鳴っているときは、ブザーも止ま
ベルトを着用してください。ただし、ります。
衝突のときに局部的に強く圧迫され  警告ブザーは運転者がベルトを着用
るおそれがありますので、医師に相しなくても、約95 秒間鳴り続けたあ
談して注意事項を確認してください。とに止まります。ただし、警告灯は
 妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避点滅から点灯に切り替わったまま、
けて腰部のできるだけ低い位置にかエンジンスイッチを ACC または
けます。肩ベルトは、首と肩先の中 LOCK にするまで消灯しません。
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。
3-24
タングプレートをバックルの差し込
シートベルトの長さ調節 2
み口にまっすぐになるように合わせ
て、カチッという音がするまでしっ
シートベルトは、長さ調節が必要ありま
かりと差し込みます。
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に
ベルトがロックされて身体を固定しま
す。
シートベルトの着用のしかた 3
■ 着用のしかた
68H40050
タングプレートとシートベルトをつ
1
かみ、ベルトをゆっくりと引き出し
腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
ます。 3
置にかけます。
ベルトのねじれを取ります。
肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
4
ます。
ベルトがねじれていないことを確認
5
し、たるみを取り除きます。
68H40040
ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。
3-25
■ 外すときはシートベルトの
バックルのボタンを押します。シートベ取扱いとお手入れ
ルトが自動的に巻きもどされますので、
ベルトやタングプレートに手を添え、
ゆっくりともどしてください。取扱い
 シートベルトにほつれや擦り傷、切
り傷があるときは、ベルトを交換し
てください。
3  バックルが正常に動かないときは、
スズキサービス工場で点検を受けて
ください。
 衝突などでベルトに強い力がかかっ
68H40060
たときは、外観に異常がなくても、
機能が損なわれていることがありま
す。ベルトを交換してください。
ベルトがねじれていると、ベルトを外  バックルの内部に異物が入ったり、飲
したときに巻き取られないことがありみ物をこぼしたりしたときは、シー
ます。ベルトにたるみがなく巻きもどトベルトが正常に機能を発揮しない
されていることを確認してください。おそれがありますので、スズキサー
ビス工場で点検を受けてください。
 ベルトをドアにはさまないでくださ
い。ドアを閉める前に、ベルトがた
るみなく巻きもどされているか確認
シートベルトを正しく着用する
 ベルトを改造したり、取り外したり
 シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。
お手入れ
 ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
お手入れの方法は、布地などと同様で
す。
 ベルトが肩にしっかりとかかってい
→　6-4ページ（布地、ビニールレザー、
ないと、衝撃を受けたときに前に投
樹脂部品などの手入れ）
げ出されるおそれがあります。
3-26
正常に機能させるために
漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
シートベルトプリテンショナーの機能に
ださい。しみ、変色、強度低下の原因
影響をあたえる部品に手を加えないでく
となり、シートベルトが正常に機能を
ださい。シートベルトが思いがけないと
発揮しないおそれがあります。
きに巻き取られたり、必要なときに正常
に巻き取られなくなったりすることがあ
ります。
→　2-27 ページ（部品の取付け、取外
し、修理をするときは）
シートベルトプリテンショナー 3
（前席のみ） SRSエアバッグ警告灯
シートベルトプリテンショ
ナーとは
エンジンスイッチが ON のときに、次 67H30180
のような状況になると、肩ベルトを瞬時
メーターパネル内にあります。
に巻き取ります。
 車の前方向から強い衝撃を受けたと  シートベルトプリテンショナー、SRS
エアバッグが作動した、または電子制
き。運転席・助手席SRSエアバッグシ
御システムに異常があると、エンジン
ステムと連動しています。
スイッチが ON のときに点灯します。
→　3-39ページ
（SRSエアバッグシステムの作動）
廃棄や廃車
作動していないシートベルトプリテン
કశӛ౓ɥ ショナーは、決められた手順で作動させ
ᯚɔɞ てから廃棄する必要があります。
プリテンショナーを廃棄するときや、
80J1018
装備車を廃車するときは、スズキ販売
店またはスズキ代理店にご相談くださ
い。
作動したプリテンショナーおよびエア
バッグは再使用できません。スズキ
サービス工場で交換してください。
3-27
シートベルトフォースお子さま用シートの
リミッター（前席のみ）シートベルトによる固定
車の前方向から強い衝撃を受けると、  お子さま用シートは、お子さまの年齢
シートベルト巻取り装置内のシートベルや体格に合った適切なものを選んでく
トフォースリミッターが作動し、乗員にださい。
一定以上の荷重がかからないように肩ベ →　3-30 ページ（お子さま用シート
ルトを繰り出して、衝撃を緩和します。の選択について）
 ISOFIXタイプのお子さま用シート（別
売り）を取り付けるときは、3-20ペー
3 ジの「ISOFIX対応チャイルドシ－ト固
ᑢȾ 定専用金具」をお読みください。
ӏɢɞӌɥ
፿֪Ȭɞ
助手席には、お子さま用シートが必要
なお子さまを乗せないでください。後
80J1039
ろ向き前向きにかかわらず、お子さま
用シートを適切に取り付けることがで
きません。
強い衝撃を受けたシートベルトは、
ショルダーアンカー部およびタングプ
レート部の樹脂が強いまさつで溶けて
ベルトに付着し、ベルトが滑りにくく
なります。このような場合は、シート
67H20440
ベルトが本来の機能を発揮できませ
ん。スズキサービス工場で交換してく
ださい。
ʁʱʵʊ˂ 固定のしかた
ɬʽɵ˂
ヘッドレスト（タイプ別装備）は、
1
ʉʽɺ お子さま用シートに当たらない高さ
ʡʶ˂ʒ に調節するか取り外します。
→　3-18ページ（ヘッドレストの高
さ調節と取外し・取付け）
76J30390
3-28
ʢʍʓʶʃʒ ʉʽɺ
ʡʶ˂ʒ
ʚʍɹʵ
76J30400 76J30660
 上図のお子さま用シートは代表例 3
です。
ヘッドレストを調節してもお子さま用
お子さま用シートにシートベルト固
シートに当たる場合は、ヘッドレスト 5
定機構もロッキングクリップもそな
を取り外してください。ヘッドレスト
わっていない場合は、別売りのロッ
に当たった状態ではお子さま用シート
キングクリップを使用してしっかり
が確実に固定されないため、衝突のと
と固定します。
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
お子さま用シートと背もたれの間に
2
すき間ができないように背もたれの
角度を調節し、座席が確実に固定さ
れているか確認します。
3
書にしたがって、所定の部位にシー 68H40431
トベルトを通します。
 上図のロッキングクリップ（別売
カチッと音がするまで、タングプり）は代表例です。
4
レートをバックルにしっかりと差し
込みます。
シートベルト固定機構またはロッキン
グクリップでお子さま用シートを確実
に固定しないと、急ブレーキをかけた
ときや衝突時に、お子さまが重大な傷
害を受けるおそれがあります。
3-29
お子さま用シートを前後左右にゆ
6 ECE R44の基準に適合するお
すって、確実に固定されているか確
子さま用シートの認証マーク
認します。
について
 確実に固定できない場合は、お子
さま用シートに付属の取扱説明書 ECE R44（※ 1）の基準に適合するお子
をご確認いただくか、お子さま用さま用シートには、次のような認証マー
シートを購入された販売店にご相クが表示されています。
談ください。
(1)
お子さま用シートは、確実に固定して (2)
3 ください。急ブレーキをかけたときや (3) (4)
衝突時に、お子さまが重大な傷害を受 (5)

けるおそれがあります。
(6)
51K1022
(1) 法規番号
(2) お子さま用シートのカテゴリー（※ 2）
お子さま用シートの選択 (3) 対象となるお子さまの体重範囲
について (4) 装置の仕様
お子さま用シートは、この項目をよく読 (5) お子さま用シートを認可した国番号
んだうえで、お子さまの年齢や体格に (6) お子さま用シートの認可番号
合った適切なものを選んでください。  上図の認証マークは代表例です。
 2-4
ページの「お子さまを乗せるとき
は」もよくお読みください。 ※1 ECE R44 とは、お子さま用シート
 この車は、2006 年 10 月 1 日施行の新に関する国際法規です。
保安基準に適合したISOFIX対応チャイ ※2 前図の「Universal」は、汎用カ
ルドシート固定専用金具（ISOFIXアンテゴリーの認可であることを表し
カーおよびテザーアンカー）を装備します。
ています。
→　3-20ページ（ISOFIX対応チャイ
ルドシ－ト固定専用金具）この車のスズキ純正お子さま用シート
は、ECE R44 の基準に適合していま
す。
3-30
ECE R44 の基準に適合するおチャイルドシート

子さま用シートの、座席位置前向き装着のお子さま用シートで、シー
別適合性一覧表の見かたトベルトが首やあごにかかるときや、腰
骨にかからないようなお子さまに使用し
→　3-33ページ（ECE R44の基準に適ます。ECE R44 基準のグループⅠに相
合するお子さま用シートの、座席位当します。
置別適合性一覧表）
■ 質量グループについて
 ECE R44 の基準に適合するお子さま用
シートは、次の5種類に分類されます。 3
質量グループお子さまの体重
グループ0 10kgまで
グループ0＋ 13kgまで 64L30820
グループⅠ 9～18kg
グループⅡ 15～25kg ジュニアシート
前向き装着のお子さま用シートで、シー
グループⅢ 22～36kg
トベルトが首やあごにかかるときや、腰
骨にかからないようなお子さまに使用し
 代表的なお子さま用シートには、次のます。ECE R44 基準のグループⅡ、Ⅲ
ようなものがあります。に相当します。
ベビーシート
後ろ向き、または横向き装着のお子さま
用シートで、首がすわっていないお子さ
ま、ひとりすわりのできないお子さまに
使用します。ECE R44 基準のグループ
0、0＋に相当します。
64L30830
64L30810
3-31
■ ISOFIXタイプのお子さま用シートの、サイズ等級について
サイズ等級は、お子さま用シートに表示される分類記号です。次の一覧表をご覧くださ
い。
サイズ等級説明
A ISO/F3 全高前向き幼児用チャイルドシート
B ISO/F2 低型前向き幼児用チャイルドシート
低型前向き幼児用チャイルドシート
B1 ISO/F2X
(ISO/F2とは別形状)
C ISO/R3 大型後ろ向き幼児用チャイルドシート
3 D ISO/R2 小型後ろ向き幼児用チャイルドシート
E ISO/R1 後ろ向き乳児用チャイルドシート
F ISO/L1 左向き位置用チャイルドシート（キャリコット※）
G ISO/L2 右向き位置用チャイルドシート（キャリコット※）
※キャリコットとは、お子さまを寝かせた姿勢で横向きに取り付けることができるベ
ビーシートの一つです。
詳しくは、お子さま用シートの製造元または販売店にご相談ください。
3-32
ECE R44の基準に適合するお子さま用シートの、座席位置別適合性
一覧表
■ シートベルトによる固定
着席位置
質量グループ
助手席後席
グループ0
X U
（10kgまで）
グループ0＋
X U
（13kgまで） 3
グループⅠ
X U
（9～18kg）
グループⅡ
X UF
（15～25kg）
グループⅢ
X UF
（22～36kg）
＜上表に記入する文字の説明＞
U ：この質量グループでの使用を許可された汎用（ユニバーサル）カテゴリーのお子
さま用シートに適しています。
UF ：この質量グループでの使用を許可された汎用（ユニバーサル）カテゴリーの前向
きお子さま用シートに適しています。
X ：お子さま用シートの取付けには適していません。
 シートベルトを使用してお子さま用シートを取り付けるときは、3-28 ページの「お
子さま用シートのシートベルトによる固定」をお読みください。
 ISOFIXタイプのお子さま用シートの種類によっては、上表の質量グループでの使用に
適していても、取り付けができない場合があります。詳しくは、次ページの「ISOFIX
対応チャイルドシート固定専用金具による固定」をお読みください。
 表に記載されていないお子さま用シートを使用する場合は、お子さま用シートの製
造元または販売店にご相談ください。
 取り付けるときは、お子さま用シートに付属の取扱説明書をあわせてお読みくださ
い。
3-33
■ ISOFIX対応チャイルドシート固定専用金具による固定
チャイルドシート固定専用金具の位置
質量グループサイズ等級
助手席後席
F ISO/L1 N.A. X
キャリコット
G ISO/L2 N.A. X
グループ0（10kgまで） E ISO/R1 N.A. IL 注1）、注2）
E ISO/R1 N.A. IL 注1）、注2）

グループ0＋（13kgまで） D ISO/R2 N.A. IL 注1）、注3）
C ISO/R3 N.A. IL 注1）、注4）
3
D ISO/R2 N.A. IL 注1）、注3）
C ISO/R3 N.A. IL 注1）、注4）
グループⅠ（9～18kg） B ISO/F2 N.A. IUF 注1）
B1 ISO/F2X N.A. IUF 注1）
A ISO/F3 N.A. IUF 注1）
グループⅡ（15～25kg） N.A. X
グループⅢ（22～36kg) N.A. X
＜上表に記入する文字の説明＞
IUF ：この質量グループでの使用を許可された汎用（ユニバーサル）カテゴリーの
ISOFIX対応前向きお子さま用シートに適しています。
IL ：この質量グループでの使用を許可された準汎用（セミユニバーサル）カテゴリー
の「スズキ純正ベビーシート」に適しています。
X ：ISOFIX 対応お子さま用シートの取り付けには適していません。固定専用金具を
使わずにシートベルトを使用して固定してください。3-28 ページの「お子さま
用シートのシートベルトによる固定」をお読みください。
N.A.：この位置にはチャイルドシート固定専用金具が装備されていないため、ISOFIX
タイプのお子さま用シートを取り付けることはできません。
注1）お子さま用シートを取り付ける座席のヘッドレストを使用時の位置に調節しま
す。
注2）お子さま用シートと前席が干渉しないように、前席を前方（最前端から 4 ノッチ
分の約60 mmまでの間）へスライドさせます。
→　3-14ページ（前後位置の調節）
→　3-18ページ（ヘッドレストの高さ調節と取外し・取付け）
3-34
 チャイルドシート固定専用金具を使用してお子さま用シートを取り付けるときは、
3-20ページの「ISOFIX対応チャイルドシ－ト固定専用金具」をお読みください。
 表に記載されていないお子さま用シートを使用する場合は、お子さま用シートの製
造元または販売店にご相談ください。
 取り付けるときは、お子さま用シートに付属の取扱説明書をあわせてお読みくださ
い。
3-35
運転する前に/SRSエアバッグ
SRSエアバッグ
SRSエアバッグ車を
運転するときは  SRSエアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありません。
SRSエアバッグシステムとはシートベルトと併用することで、そ
の効果を発揮するシートベルトの補
SRS とは Supplemental Restraint 助拘束装置です。したがって SRS エ
System（サプリメンタル　レストレイアバッグシステムが装備されている
ント　システム）の略で、補助拘束装置車であっても、シートベルトを必ず
の意味です。着用してください。
 シートベルトは正しい姿勢で正しく
着用してください。シートベルトを
3
■ 運転席・助手席 SRS エアバッ正しく着用しないと、SRS エアバッ
グシステムグの効果が十分発揮できません。
エンジンスイッチが ON の場合に、車
の前方向から強い衝撃を受け、シートベ
ルトを着用していてもハンドルや助手席
側インパネに顔面があたるような強い衝
突のときに、運転席・助手席 SRS エア
バッグが瞬時にふくらむ構造になってい
ます。
 運転席・助手席 SRS エアバッグシステ
ムは、ふくらんだ SRS エアバッグが
クッションの役割をして、シートベル
トを着用した運転席・助手席乗員の主 51K0007
に顔面への衝撃を軽減する効果があり
ます。シートベルトは必ず着用してく
ださい。
→　3-25ページ助手席SRSエアバッグは、助手席に同
（シートベルトの着用のしかた）乗者がいなくても、運転席 SRS エア
バッグと同時にふくらみます。
68H40150
3-36
表示と収納場所着座姿勢
“SRS AIRBAG”の表示がある部分に収運転者および助手席の同乗者は、シート

納されています。に奥深くすわり、背もたれに背中を軽く
つけてください。また、シートを前方に
出し過ぎないようにシートの位置を調節
■ 運転席SRSエアバッグ
とくに助手席の同乗者は、後席の同乗者
のさまたげにならない位置までシートを
後方に移動し、助手席SRSエアバッグか
らできるだけ離れてすわってください。
→　3-14ページ（正しい運転姿勢） 3
76J30431
■ 助手席SRSエアバッグ
68H30660
76J30440
お子さま用シートの取付け
→　2-6 ページ（お子さま用シートの使
 エアバッグの収納部分に傷がついて用について）
いたり、ひび割れがあったりすると →　3-28 ページ（お子さま用シートの
きは、スズキサービス工場で交換しシートベルトによる固定）
てください。エアバッグが正常に作 →　3-30 ページ（お子さま用シートの
動しないおそれがあります。選択について）
 エアバッグの収納場所を強打したり、
衝撃を加えたりしないでください。エ
アバッグが正常に作動しなくなった
り誤ってふくらんだりして、思わぬ
傷害を受けるおそれがあります。
3-37
SRSエアバッグシステムの・ハンドルの取外し、ハンドルまわ
取扱いりの修理など
・インパネまわり、センターコンソー
ル付近の修理および電気配線の修理
SRS エアバッグシステムを正・オーディオ用品などの取付け
常に機能させるために・ダッシュボード周辺の板金塗装お
よび修理
SRSエアバッグがふくらむ範囲に物があ・センターピラーまわりの修理
ると、物が飛ばされたりSRSエアバッグ
が正常にふくらまなくなったりするおそ
■ 運転席SRSエアバッグについて
3
 サスペンションを改造しないでくだ
 ハンドルにもたれかかるなどして、
さい。車高やサスペンションの硬さ
SRS エアバッグ収納部に手や顔、胸
が変わると、SRS エアバッグの誤作
などを近づけないでください。SRS
動の原因になります。
エアバッグが作動したときの強い衝
 車両前部にグリルガードなどを装着
撃で、重大な傷害を受けるおそれが
するときは、スズキ販売店またはス
あります。
ズキ代理店にご相談ください。車両
 ハンドルを交換する、ハンドルの
前部を改造すると、SRS エアバッグ
パッド部にステッカーを貼る、色を
が正常に作動しなくなるおそれがあ
ぬる、カバーでおおうなどの改造を
ります。
しないでください。万一のときに
 無線機などを取り付けるときは、ス
SRSエアバッグが正常にふくらまなく
ズキ販売店またはスズキ代理店にご
なるおそれがあります。
相談ください。無線機の電波などが
SRS エアバッグのコンピューターに
悪影響をあたえるおそれがあります。
 SRS エアバッグが作動しない程度の
事故であっても、事故後はスズキサー
ビス工場で点検を受けてください。シ
ステム本来の機能が損なわれている
と、万一のときに SRS エアバッグの 80J094
効果が十分に発揮できないおそれが
あります。
 SRS エアバッグは、その機能に影響 ■ 助手席SRSエアバッグについて
をあたえる部品に手を加えると、思
いがけないときにふくらんだり、必
要なときに正常に作動しなくなった
 助手席に乗車するときや、お子さまを
りすることがあります。次のような
乗せるときは、必ず次のことをお守り
場合は、システムに悪影響をおよぼ
ください。守らないと SRS エアバッ
しますので、事前にスズキ販売店ま
グが作動したときの強い衝撃で、重大
たはスズキ代理店にご相談ください。
な傷害を受けるおそれがあります。
3-38
・インパネの SRS エアバッグ収納部 SRSエアバッグシステムの作動

に手足を置いたり、顔や胸などを
近づけたりしないでください。
・お子さまを SRS エアバッグ収納部作動したとき
の前に立たせたり、ひざの上に抱い
てすわったりしないでください。お  エアバッグは、高温のガスで瞬時にふ
子さまは後席に乗せて、シートベルくらみます。事故の発生状況や乗員の
トを着用させてください。姿勢によっては、擦過傷、打撲、やけ
どなどを負うことがあります。
 ふくらんだエアバッグは、すぐにしぼ
む構造になっています。
3
エアバッグが作動したあとは、エア
バッグの構成部品に触れないでくださ
い。作動直後は構成部品が熱くなり、
やけどのおそれがあります。
80J095
・シートベルトを正しく着用できな
いお子さまは、お子さま用シート
エアバッグが作動すると大きな音がし
をご使用のうえ、後席に乗せてく
て白い煙のようなガスが出ますが、火
ださい。
災ではありません。また、人体への影
→　2-6 ページ（お子さま用シー
響もありません。
トの使用について）
ただし、残留物が目や皮膚などに付着
→　3-30ページ（お子さま用シー
したときは、できるだけ早く水で洗い
トの選択について）
流してください。皮膚の弱い方などは、
 インパネ上面には、ステッカーを貼っまれに皮膚を刺激する場合があります。
たり色をぬったりしないでください。
また、アクセサリーや芳香剤、ETC
車載器やポータブルカーナビなどを
作動したプリテンショナーおよびエア
取り付けたり置いたり、傘などを立
バッグは再使用できません。スズキ
てかけたりしないでください。
サービス工場で交換してください。
80J096
 フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー（スズキ純正用品を除く）
などを取り付けないでください。
3-39
こんなとき作動しますこんなとき作動することが
あります
■ 運転席・助手席SRSエアバッグ
 衝突しても変形や移動をしない構造物 ■ 運転席・助手席SRSエアバッグ
（コンクリートの壁など）に、約 25 車体下部に強い衝撃を受けると、多くの
km/h以上の速度で正面衝突したとき場合作動します。
 縁石や中央分離帯などに衝突したとき
76J30450
 車両の前方約
76J30470
30゜以内の方向から、
上図と同等の強い衝撃を受けたとき
 深い穴や溝などに落ちたとき
ጙ³°ā
ጙ³°ā
76J30460
76J30480
 ジャンプして地面にぶつかったり、道
路から落下したりしたとき
76J30490
3-40
こんなとき、衝撃が強いとこんなとき作動しないことが
作動する場合もありますあります
■ 運転席・助手席SRSエアバッグ ■ 運転席・助手席SRSエアバッグ
後方、横方向からの衝突、横転などでは衝突の相手が移動したり、車体が大きく
基本的に作動しませんが、衝撃が強いと変形したりして衝撃が吸収されたとき
まれに作動する場合があります。や、衝突の角度が前方約 30゜を超える
とき、多くの場合は作動しません。
 後方からの衝突
 停車している同程度の重さの車に、
50 km/h程度、もしくはそれ以下の速
度で正面から衝突したとき 3
76J30561
 横方向からの衝突
76J30500
 トラックの荷台の下などへもぐり込ん
だとき
76J30571
 横転や転覆をしたとき
76J30510
76J30580
3-41
 電柱や立木などに衝突したとき  衝突の方向が車両の中心からずれたと
き（オフセット衝突）
76J30520
76J30550
3  前方約30゜を超える角度で、コンクリー
トの壁やガードレールなどに衝突した
とき
ጙ³°āᠯ SRSエアバッグ警告灯
67H30180
76J30530
 SRS エアバッグ、シートベルトプリテ
 衝突時に変形、移動しないコンクリーンショナーが作動した、または電子制
トのような固い壁に正面衝突したとき御システムに異常があると、エンジン
であっても衝突速度が約25 km/h以下スイッチが ON のときに点灯します。
のとき →　1-10ページ（警告灯・表示灯）
76J30540
3-42
廃棄と廃車 EDRに記録するデータ
作動していないエアバッグを廃棄すると  SRS エアバッグシステムの故障診断情
きは、決められた手順で作動させてから報
廃棄する必要があります。  SRSエアバッグ作動に関する情報
 お車のタイプなどにより、記録され
るデータは異なります。
 EDRは、一般的なデータレコーダーと
は異なり、会話などの音声や映像は記
録しません。 3
80J112
EDRデータの開示について
エアバッグを廃棄するときや、装備車
を廃車するときは、スズキ販売店また
スズキおよびスズキが委託した第三者
はスズキ代理店にご相談ください。正
は、EDRに記録されたデータを、車両衝
しく取り扱わないと、エアバッグが思
突安全性能の向上などを目的に取得・利
いがけないときにふくらんで、けがを
用することがあります。
することがあります。
なお、スズキおよびスズキが委託した第
三者は、次の場合を除き、取得したデー
タを第三者へ開示・提供しません。
 お車の使用者の同意がある場合
 法令、裁判所命令その他法的強制力の
ある要請に基づく場合
イベントデータレコーダー  統計的な処理を行なうなど、使用者や
（EDR)とは車両が特定できないように加工した
データを、研究機関などに提供する場
この車は、SRS エアバッグシステムを制
合
御するためのコンピューターを搭載して
います。このコンピューターは、SRS エ
アバッグシステムが正常に作動している
かどうかを常に診断するとともに、エア
バッグが作動するような事故のときに、
衝突時点やその前後の車両データを記録
するイベントデータレコーダー(EDR) シ
ステムを備えています。
3-43
運転する前に/メーター
メーター
メーターの見かた
イラストは代表例です。お車のタイプにより、このイラストと異なることがあります。
(2) (4) (3) (1)
(7) (5) (6) (8)
76J40011
（1）スピードメーター（速度計）（2）タコメーター
（2）タコメーター（エンジン回転計）（エンジン回転計）
（3）燃料計１分間あたりのエンジン回転速度（回転
（4）水温計数）が示されます。
（5）オドメーター／トリップメー
ター
（6）時計  エンジン保護のため、指針がレッド
ゾーン（※）に入らないように運転
（7）時刻あわせノブ
（8）表示切替えノブ ※エンジンの許容回転を超えている
ことを示す赤色表示範囲
（1）スピードメーター（速度計）  シフトダウンすると、エンジン回転
が上がります。とくに注意してくだ
走行速度がkm/hで示されます。
さい。
→　4-7ページ
（シフトダウンの上限速度）
3-44
（3）燃料計（5）オドメーター／トリップメー
エンジンスイッチが ON のとき、燃料ター
残量の目安が表示されます。エンジンスイッチを ON にすると、オ
 燃料残量警告灯が点灯したときは、すドメーターとトリップメーターまた
みやかに給油してください。また、燃はが表示されます。
料計の目盛り（一つ）が点滅したときメーター内の表示切替えノブを短押しす
は、燃料がほとんどないことをお知らると、次の図のように表示が切り替わり
せしています。ます。
→　3-49ページ（燃料残量警告灯）
َɁϏɂ᚜ᇉ΍ȺȬ
ʒʴʍʡ
 給油後は、エンジンスイッチを ON
ʫ˂ʉ˂ 3
にしてから表示が正しい量を示すま
でに、少し時間がかかります。 ɴʓ
ʫ˂ʉ˂
 坂道やカーブなどでは、タンク内の
燃料が移動するため、表示が変わる ʒʴʍʡ
ことがあります。 ʫ˂ʉ˂
 の右にある  印は、給油口（フュー
エルリッド）が運転席側の車両後方に
あることを示します。 ʢʍʓʳɮʒɗ
᡾ࢥཌྷȟཟཌྷȪ
ȹȗɞȻȠ
ྃ஥ɽʽʒʷ˂ʵ᚜ᇉ
（4）水温計
76J40021
エンジンスイッチが ON のとき、エンジ
ン冷却水の温度の目安が表示されます。
走行中は、表示の切替え操作をしない
オーバーヒート範囲（1）になると目盛でください。操作に気を取られて、思
り全体が点滅します。点滅したときは、わぬ事故につながるおそれがありま
オーバーヒートのおそれがあります。たす。
だちに安全な場所に停車してください。
→　7-26ページ
（オーバーヒートしたときは）表示は、ノブを離したときに切り替わ
ります。
(1)
76J30780
3-45
オドメーター（積算距離計）
新車時（またはメーター交換時）からの
走行距離の累計が km 単位で表示されま
す。（リセットはできません）
トリップメーター（区間距離計）
リセット後の走行距離が km 単位で表示
されます。（次にリセットするまで距離
計測は継続されます）
 およびの2種類の走行距離を同
時に計測できます。 76J30790
3 ＜使いかたの例＞  上図のメーターは代表例です。お車の
：出発時にリセットして、出発後タイプにより異なります。
の距離を計測
時刻あわせノブを押して「分」をあ
：給油時にリセットして、給油後 3
の距離を計測わせます。
 リセットするときは、表示が「0.0」 4 時刻あわせノブを離してから約 5 秒
になるまで表示切替えノブを長押しし後に、「時」が点滅します。同じ手
ます。順で「時」をあわせます。
トリップメーターの最大値は 9999.9 値をあわせるとき、時刻あわせノブを

で、そのあと 0.0 にもどります。（距短押しすると値が１ずつ進み、長押し
離計測は継続されます）すると早送りされます。
（6）時計
エンジンスイッチを ON にすると、表
示されます。
時刻あわせ
走行中は、時刻あわせをしないでくだ
さい。操作に気を取られて、思わぬ事 76J30800
時刻あわせノブを離してから約 5 秒
5
エンジンスイッチを ON にします。後に、時刻が点灯に変わり、確定し
1
ます。
時刻あわせノブを長押しすると「分」
2
が点滅します。
3-46
メーターの照明警告灯・表示灯の見かた
ヘッドライトや車幅灯が点灯している次に示す警告灯・表示灯のメーター内の
間、点灯します。位置については、1-10 ページをご覧く
ださい。
■ メーターの明るさ調節
4段階に調節できます。（1）ブレーキ警告灯
 ヘッドライトや車幅灯を点灯し、照明
コントロール表示（3-45 ページ参照）
にしたうえで、表示切替えノブを長押
しします。明るさが 1 段階ずつ変化し
67H30410 3
ます。
 次のような状況になると、エンジンス
َɁϏɂ᚜ᇉ΍ȺȬ イッチが ON のときに点灯します。
・ブレーキ液が不足している
・パーキングブレーキをかけている
஥ɞȗ ・ブレーキシステムに異常がある
 システムが正常で、パーキングブレー
ᴥқఙ࿡ৰᴦ キを完全に解除しているときは、エン
ジンスイッチを ON にすると約2秒間
点灯したあと消灯します。
 走行中に一時的に点灯しても、そのあ
と消灯し再点灯しなければ正常です。
௠ȗ
 次のようなときはただちに安全な場
76J40051
所に停車し、スズキ販売店またはス
ズキ代理店にご連絡ください。
・ブレーキ警告灯がパーキングブ
レーキを完全に解除しても消灯し
走行中は明るさ調節をしないでくださないときや、走行中に点灯したと
い。操作に気を取られて、思わぬ事故き。ブレーキの効きが悪くなってい
につながるおそれがあります。ることがあります。ブレーキペダ
ルを強く踏んで停車してください。
 調節中に、表示切替えノブを短押しす・ブレーキ警告灯が ABS 警告灯と同
るか5秒以上押さないでいると、オド
時に点灯したままのとき。ブレー
メーター /トリップメーターの表示に
キペダルを強く踏むと車両が不安
切り替わります。
定になるおそれがあります。ハン
 バッテリーを外すと記憶が消去され、ドルをしっかり握り、ブレーキペ
初期状態にもどりますので、明るさ調
ダルを慎重に踏んで徐々にスピー
節をやり直す必要があります。
ドを落とし、停車してください。
3-47
（3）SRSエアバッグ警告灯
 パーキングブレーキの解除忘れにご
注意ください。パーキングブレーキ
をかけたまま走行すると、ブレーキ
装置が過熱して、ブレーキが効かな 67H30180
くなるおそれがあります。
 次のような場合、エンジンスイッチを
ON にしたときに点灯します。
・SRS エアバッグ、シートベルトプリ
（2）シートベルト警告灯テンショナーが作動
・SRS エアバッグ、シートベルトプリ
3 テンショナーの電子制御システムに
異常がある
67H30420
 システムが正常な場合はエンジンス
イッチを ON にしたときに、約6秒間
運転者がシートベルトを着用していない点滅したあと消灯します。
と、エンジンスイッチが ON のときに
点灯します。
また、エンジンをかけて走行を開始して
から、最初に車速が約 15 km/h 以上に次のような場合、ただちに使用を止
なったときに運転者がシートベルトを着め、スズキ販売店またはスズキ代理店
用していない場合、シートベルト警告ブにご連絡ください。万一、衝突したと
ザーが断続的に鳴るとともに、警告灯がき SRS エアバッグまたはシートベル
点灯から点滅に切り替わります。トプリテンショナーが正常に作動せ
ず、重大な傷害を受けるおそれがあり
 運転者がシートベルトを着用しても、
ます。
点灯または点滅したままのときは、シ
 エンジンスイッチを ON にしても
ステムの異常が考えられます。スズキ
点滅しない
サービス工場で点検を受けてくださ
 エンジンスイッチを ON にしたあ
い。
と、約6秒間たっても消灯しない
 運転中に点灯
 運転者がシートベルトを着用すると
消灯します。また、警告ブザーが鳴っ
ているときは、ブザーも止まります。
 警告ブザーは運転者がシートベルト
を着用しなくても、約 95 秒間鳴り続
けたあとに止まります。ただし、警
告灯は点滅から点灯に切り替わった
まま、エンジンスイッチを ACC ま
たは LOCK にするまで消灯しませ
ん。
3-48
（4）燃料残量警告灯安全な場所に停車し、スズキ販売店
またはスズキ代理店にご連絡くださ
い。ブレーキペダルを強く踏むと車
両が不安定になるおそれがあります。
ハンドルをしっかり握り、ブレーキ
67H30440
ペダルを慎重に踏んで徐々にスピー
 燃料の残量が少なくなると、エンジンドを落とし、停車してください。
スイッチが ON のときに点灯しま
す。すみやかに給油してください。
 システムに異常があると、エンジンス点灯中はABSは作動しませんが、通常
イッチが ON のときに点滅します。
のブレーキとして使用することができ
スズキサービス工場で点検を受けてく 3
ます。
ださい。
→　3-45ページ（燃料計）
（6）エンジン警告灯
 坂道やカーブなどではタンク内の燃
料が移動するため、早めに点灯する
 走りかたによって、点灯・消灯が繰
り返されることがあります。 67H30470
 エンジンの電子制御システムに異常が
あると、エンジン回転中に点灯します。
（5）ABS警告灯  エンジンの失火を検知すると、エンジ
ン回転中に点灯または点滅します。
イッチを ON にしたときに点灯し、
エンジンがかかると消灯します。
67H30450  エンジン回転中に点灯・点滅したとき
は、スズキサービス工場で点検を受け
ABS（アンチロックブレーキシステム）の
てください。
電子制御システムに異常があると、エン
ジンスイッチが ON のときに点灯しま
す。点灯中は ABS が作動しません。スズ
キサービス工場で点検を受けてください。点滅したときは、すみやかに停車しエ
ンジンを止めてください。触媒装置が
 システムが正常な場合は、エンジンス
溶損するおそれがありますので、次の
イッチを ON にしたときに約2秒間点
ことに注意してください。
灯したあと消灯します。
 枯れ草などの燃えやすいものがない
安全な場所に停車する
 やむをえず走行する場合はアクセル
ジムニーシエラペダルを大きく踏み込む走行をしな
ABS 警告灯がブレーキ警告灯と同時いで、低速で走行する
に点灯したままのときは、ただちに
3-49
（7）パワーステアリング警告灯（8）油圧警告灯
ジムニー
68H31180
67H30480
エンジン回転中に、エンジンの内部を潤
電動パワーステアリングシステムに異常滑するエンジンオイルの圧力が低下する
があると、エンジン回転中に点灯しまと点灯します。
す。スズキサービス工場で点検を受けて  システムが正常な場合は、エンジンス
ください。イッチを ON にしたときに点灯し、
3  システムが正常な場合は、エンジンスエンジンがかかると消灯します。
イッチを ON にしたときに点灯し、  エンジンオイルの量は、オイルレベル
エンジンがかかると消灯します。ゲージで点検してください。点検方法
は、「メンテナンスノート」を参照し
てください。
 エンジン回転中に点灯したときは、た
電動パワーステアリングシステムに異
だちに安全な場所に停車し、エンジン
常があると、電動パワーステアリング
を止めてスズキ販売店またはスズキ代
システムの機能が停止し、ハンドル操
理店にご連絡ください。
作が重くなります。通常より大きな力
で操作することは可能ですが、すみや
かにスズキサービス工場で点検を受け
てください。点灯したまま走行を続けないでくださ
い。エンジンが破損するおそれがあり
ます。
 駐車するときや停車中に、ハンドル操
作を繰り返したり、ハンドルをいっぱ
いにまわした状態で長く保持したり
すると、ハンドル操作が徐々に重くな
ることがあります。これはシステムの
過熱防止のための保護機能であり異
常ではありません。しばらくハンドル
操作を控えるとシステムの温度が下
がり操作力はもとにもどりますが、こ
のようなハンドル操作を繰り返すと
故障の原因となります。
 すばやいハンドル操作を行なうと、ハ
ンドル付近から擦れるような音が聞
こえることがありますが、異常ではあ
りません。
3-50
（9）充電警告灯（11）半ドア警告灯

67H30490
76J30690
充電系統に異常があると、エンジン回転
中に点灯します。いずれかのドアが完全に閉まっていない
と点灯します。
 システムが正常な場合は、エンジンス
イッチを ON にしたときに点灯し、  点灯したままにしていると、走行する
エンジンがかかると消灯します。ごとに警告ブザーが“ポーン”と１回
 エンジン回転中に点灯したときは、ベ鳴ります。 3
ルト切れなどが考えられます。ただち
に安全な場所に停車し、バッテリー保
護のためエンジンを止めて、スズキ販警告灯が点灯したまま走行しないでく
売店またはスズキ代理店にご連絡くだださい。ドアが完全に閉まっていない
さい。半ドア状態のときは、走行中にドアが
開き思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
（10）トランスミッション警告灯
オートマチック車
（12）セレクトレバー位置表示
76J30680
AT（オートマチックトランスミッショ
ン）のシステムに異常があると、エンジ
ンスイッチが ON のときに点灯しま 76J40081
す。スズキサービス工場で点検を受けてエンジンスイッチが ON のときに、セ

ください。レクトレバーの位置を示します。
 システムが正常な場合は、エンジンス →　4-8 ページ（セレクトレバーの各位
イッチを ON にしたときに約2秒間点置のはたらき）
灯したあと消灯します。
3-51
（13）方向指示器表示灯（16）4L表示灯
76J40071 76J40101
 方向指示器／非常点滅表示灯を作動さ →　4-16ページ
せると点滅します。（2WD4WDの切替え操作）
 点滅が異常に速くなったときは、方向
指示器／非常点滅表示灯の電球切れが
考えられます。スズキサービス工場で（17）横滑り防止装置OFF表示灯
3 点検を受けてください。ジムニーシエラ
（14）ヘッドライト上向き（ハイ
ビ－ム）
表示灯
76J30810
横滑り防止装置OFFスイッチを長押しす
ると点灯します。
→　4-24ページ
67H30530 （横滑り防止装置装備車の取扱い）
ヘッドライトが上向きのときに点灯しま
す。
（18）横滑り防止装置作動表示灯
（15）4WD表示灯
76J30820
76J40090  横滑り防止装置およびトラクションコ
→　4-16ページントロールが作動すると、小刻みに点
（2WD4WDの切替え操作）滅します。
 横滑り防止装置のシステムに異常があ
ると点灯します。
→　4-24ページ
（横滑り防止装置装備車の取扱い）
3-52
運転する前に/スイッチの使いかた
スイッチの使いかた
 キーを抜いたあとも、ライトや車幅灯
ライトスイッチが点灯している。
ライトの点灯・消灯ライトおよび車幅灯を消すと、室内ブ
ザーは止まります。
エンジンスイッチの位置に関係なく使用
でき、ライトスイッチのツマミ（1）を
まわすと次のように点灯・消灯します。ライトの上向き、下向きの切
替え
ヘッドライトを上向き（ハイビーム）に
切り替えると、遠くまで照らすことがで 3
きます。
 ライトが点灯しているときに、レバー
（2）を車の前方向に押すと上向きに
(1) なります。もとの位置にもどすと、下
向きになります。
 ライトスイッチの位置に関係なく、レ
71L30690
バーを手前に引くと、引いている間、
上向きにライトが点灯します。
ライト車幅灯、  ライトを上向きにすると、メーター内
ヘッドライトのヘッドライト上向き（ハイビーム）
スイッチ尾灯、番号灯、
（前照灯）表示灯が点灯します。
の位置計器照明灯
→　3-52ページ（ヘッドライト上向き
点灯
（ハイビ－ム）表示灯）
消灯点灯
OFF 消灯
(2) ˨տȠ
˩տȠ
エンジン停止中に、長時間点灯させな
いでください。バッテリーあがりの原
因となります。
˨տȠ
64L30531
ライト消し忘れ警告ブザー
対向車や先行車があるときは、ライト
ヘッドライトや車幅灯の消し忘れを防止を下向きにしてください。
するため、次のようなときに運転席ドア
を開けると、室内ブザーが“ピーーー”
と連続して鳴ります。
3-53
フォグランプスイッチ光軸調整ダイヤル
タイプ別装備エンジンスイッチを ON にして光軸調
ヘッドライトや車幅灯を点灯していると整ダイヤルをまわすと、ライトの光軸が
きに使用でき、雨や霧などで視界が悪い調整できます。
ときに使用します。荷物や同乗者を乗せてライトの光軸が上
向きになると、対向車や先行車の迷惑と
 スイッチを押すとフォグランプが点灯
なります。ダイヤルを操作して、光軸を
し、スイッチ内の表示灯が点灯しま
下向きに調整してください。
す。
もう一度押すと消灯します。  ダイヤル操作は、ライトが下向き
（ロービーム）に点灯しているときに
3 行なってください。ライトが上向き
᚜ᇉཌྷ （ハイビーム）に点灯している、また
は点灯していないときは、光軸が適切
に調整できているか判断できません。
 ダイヤルの目盛りは 0 ～ 4 まであり、
光軸が9段階（0.5きざみ）に調整でき
ます。
 ダイヤルの目盛りを大きくすると、光
軸が下向きになります。
76J40211
バッテリー保護のため、視界が良く
なったらすみやかにスイッチを切って
ください。
76J40131
 荷物や同乗者ののせかたによって変わ
りますが、次表の数値を参考に適切な
位置に調整してください。
3-54
〈ダイヤル位置の目安〉
方向指示器スイッチ
ダイヤルエンジンスイッチが ON のときに使用
条件
位置できます。
運転席のみ乗車
0
運転席および助手席に乗車
右折・左折をするとき
4名乗車 1.5
4名乗車で荷室満載 2～2.5 左折時：レバー（1）を押し上げます。
運転席のみ乗車で荷室満載 3 右折時：レバーを押し下げます。
 同時に方向指示器とメーター内の方向
指示器表示灯が点滅します。 3
 ハンドルをもとにもどすと、レバーが
走行中はダイヤル操作をしないでくだ自動的にもどり、方向指示器と表示灯
さい。操作に気を取られて、思わぬ事が消灯します。
(1) ࡿ੸
᡾፷
۰௿
車検などで基本の光軸を調整するとき
は、ダイヤルを0の位置にしてくださ ᡾፷
い。0 以外の位置で基本光軸を調整す ۰௿
ると、ライトの光軸が基準より上向き
ծ੸
になるなど、安全上問題となるおそれ
があります。 71L30750M
ダイヤルを操作すると、ライトの下向ハンドルを切る角度が小さいと、レ
き（ロービーム）と上向き（ハイビーバーが自動的にもどらないことがあり
ム）の光軸が同時に調整されます。ます。
レバーを手でもどしてください。
車線変更をするとき
レバーを車線変更しようとする方向に軽
く押さえます。
 押さえている間だけ、方向指示器と表
示灯が点滅します。
3-55
非常点滅表示灯スイッチワイパー／ウォッシャースイッチ
エンジンスイッチの位置に関係なく使用エンジンスイッチが ON のときに使用
できます。故障などでやむをえず路上駐できます。
車するときや非常時に使用します。
 スイッチを押すと、すべての方向指示
器とメーター内の方向指示器表示灯が寒冷時は、ガラス面に吹きつけた
点滅します。ウォッシャー液が凍結して、視界が悪
 もう一度押すと消灯します。くなることがあります。ガラス面をデ
フロスターで暖めてから、ウォッ
シャー液を噴射してください。
3 →　5-2ページ（デフロスター）
 ウインドーが乾いているときは、ウ
インドーをウォッシャー液で濡らし
てからワイパーを動かしてください。
76J40150
空ぶきするとガラス面やワイパーブ
レード（ゴム部）に傷がつくおそれ
があります。
 ワイパーブレードがガラスにはりつ
エンジン停止中に長時間点滅させないいているときは、ワイパーを作動さ
でください。バッテリーあがりの原因せないでください。ブレード部（ゴム
となります。の部分）が傷ついたり、ワイパーが故
障したりするおそれがあります。
 ウォッシャー液が十分に出ないとき
は、ウォッシャースイッチを切って
ください。ウォッシャーポンプが故
障する原因となります。
3-56
■ ワイパーが作動中に停止したフロントワイパースイッチ
ときは
積雪などでワイパーに大きな負荷がかかレバー（1）を上下に操作します。
る状態が続きワイパーモーターの温度が
上がると、ワイパーモーターを保護する
ためにブレーカーが作動してワイパーが (1)
ÍÉÓÔ
停止します。次の手順で対処してくださ
い。 ÏÆÆ
ÉÎÔ
安全な場所に停車し、エンジンス
1
イッチを ACC または LOCK ÌÏ
（OFF）にします。 3
ÈÉ
ワイパースイッチをOFFにします。
2 50M0066
ワイパーの作動をさまたげる積雪な
3 MIST
レバーを押し上げ
どの障害物を取り除きます。ている間作動
OFF 停止
しばらくしてワイパーモーターの温
4
度が下がると、ブレーカーが自動復 INT 間欠作動
帰してワイパーの使用が可能となり LO 低速作動
ます。
HI 高速作動
 しばらく待ってもワイパーが使用
できない場合は、別の原因が考え
られます。スズキサービス工場で
点検を受けてください。
フロントウォッシャースイッチ
レバー（1）を手前に引くと、
ウォッシャー
液が噴射されワイパーが数回動きます。
(1)
50M0067
3-57
リヤワイパースイッチ
(2) (2)
ツマミ（2）をまわします。
ÏÎ
64L30910
ÏÆÆ
3 (2)
72M00179
ホーンスイッチ
ON 作動
エンジンスイッチの位置に関係なく使用
OFF 停止
できます。ハンドルのホーンマークがつ
いている部分を押すと、ホーンが鳴りま
す。
リヤウォッシャースイッチ
 図の  方向にツマミ（2）をまわし、 68H31391
ON の上にある（ウォッシャー）に
あわせるとウォッシャー液が噴射し、同
時にリヤワイパーも連動して動きます。
ツマミから手を離すと ON にもどりま
す。
 図の方向にツマミ（2）をまわし、OFF リヤデフォッガースイッチ
の下にある（ウォッシャー）にあわ
せるとウォッシャー液が噴射します。エンジンスイッチが ON のときに使用
ツマミから手を離すとOFFにもどりまでき、バックウインドーガラスの内側の
す。くもりを取ります。
 スイッチを押すとバックウインドーガ
ラスが暖められ、スイッチ内の表示灯
が点灯します。
もう一度押すとスイッチが切れます。
3-58
 ジムニーシエラの場合、約 17 分連続
で使用すると、自動的にスイッチが
デアイサースイッチ
切れます。また、使用中にエンジンジムニーシエラ
スイッチを ACC または LOCK に
エンジンスイッチが ON のときに使用
すると、エンジンを再始動しても自
でき、フロントウインドーガラスの下側
動的にスイッチは入りません。
にたまった雪を取り除きやすくします。
 ドアミラーヒーター装備車では、同時
にドアミラーも暖められ、ミラーにつ  スイッチを押すと、フロントウイン
いたくもりを取ります。ドーガラスが暖められ、スイッチ内の
→　3-13ページ表示灯が点灯します。
（ドアミラーヒータースイッチ）もう一度押すとスイッチが切れます。
 約 17 分連続で使用すると、自動的に
スイッチが切れます。 3
ʓɬʩʳ˂ʜ˂ʉ˂
᫿ᚽ϶᡾  使用中にエンジンスイッチを ACC ま
たは LOCK にすると、エンジンを再
始動しても自動的にスイッチは入りま
᚜ᇉཌྷ
せん。
ʓɬʩʳ˂ʜ˂ʉ˂
ᚽ϶᡾
᚜ᇉཌྷ
᚜ᇉཌྷ
76J40201
 バッテリー保護のため、くもりが取
れたらすみやかにスイッチを切って
ください。また、雪を溶かしたり、 76J30741
雨水を乾燥させたりする目的で使用
 バックウインドーガラスの室内側を
ふくときは、熱線や端子を傷つけなバッテリー保護のため、雪が取れたら
いように、水を含ませた柔らかい布すみやかにスイッチを切ってくださ
で熱線に沿ってふいてください。い。
3-59
3-60
運転するときは
4. 運転するときは
● エンジン始動・停止
エンジンスイッチの各位置のはたらき･････････ 4-2
エンジンのかけかた･････････････････････････ 4-3
エンジンの止めかた･････････････････････････ 4-5
● パーキングブレーキ
パーキングブレーキの操作･･･････････････････ 4-6
● チェンジレバー
4
チェンジレバーの操作･･･････････････････････ 4-6
● オートマチック車
セレクトレバーの操作･･･････････････････････ 4-8
オートマチック車の特性･････････････････････ 4-10
オートマチック車を運転するとき･････････････ 4-11
オートマチック車の運転のしかた･････････････ 4-13
● 4WD車
2WD4WDの切替え操作････････････････････ 4-16
● ABS
ABS装備車の取扱い･････････････････････････ 4-21
● 横滑り防止装置装備車
横滑り防止装置装備車の取扱い･･･････････････ 4-24
4-1
運転するときは/エンジン始動・停止
エンジン始動・停止
エンジンスイッチの各位置のはたらき
76J40231
位置エンジンの状態はたらき
4 駐車するとき、キーを抜き差しするときの位置で
LOCK 停止
す。キーを抜くと、ハンドルロックがかかります。
エンジンをかけずにドアミラーやオーディオま
ACC 停止たはナビゲーション、シガーライターなどの電装
品（タイプ別装備）を使用するときの位置です。
エンジンをかけずにパワーウインドーやワイ
停止
パーなどの電装品を使用するときの位置です。
ON
すべての電装品が使えます。通常運転中の状態で
回転中
す。
エンジンをかけるときの位置です。始動したら、
START 始動キーから手を離してください。キーは自動的に
ON にもどります。
4-2
エンジンのかけかた
エンジンを止めているときは、エンジ 2-10 ページの「エンジンをかけるとき
ンスイッチを ACC または ON には」もあわせてお読みください。
したままにしないでください。また、
その状態で長時間ナビゲーション、まパーキングブレーキがしっかりか
たはオーディオなどを使用しないでく 1
かっていることを確認します。
ださい。バッテリーがあがる原因とな
ります。
ハンドルロックは、エンジンスイッチ
を LOCK から ACC にしたときに解
除されます。
ʛ˂ɷʽɺ
ʠʶ˂ɷ 4
67H20270
ハンドルロックが解除できな
いときは 2 マニュアル車は、チェンジレバー
が N（ニュートラル）になっている
キーが LOCK から ACC にまわせませことを確認します。
ん。ハンドルを左右に軽く動かしなが
ら、キーをまわしてください。オートマチック車は、セレクトレ
バーが P になっていることを確認
します。
67H40020
76J20270
4-3
右足でブレーキペダルをしっかり踏キーをエンジンスイッチに差し込み
3 5
み続けます。 START までまわします。
 アクセルペダルは踏まないでくだ
さい。
ʠʶ˂ɷ
ʤʊʵ
ɬɹʅʵ
ʤʊʵ
80J1036
67H20330
 エンジンがかかったら、すみやか
4 にキーから手を離します。
マニュアル車は、左足でクラッチ
4 ※前記の手順を何度繰り返してもエンジ
ペダルをいっぱいまで踏み込みまンがかからないときは、バッテリーあ
す。がりなどの別の原因が考えられます。
スズキ販売店またはスズキ代理店にご
連絡ください。
ɹʳʍʋ ʠʶ˂ɷ
ʤʊʵ ʤʊʵ
バッテリー保護のため、キーを
START にまわした状態を 8 秒以上
続けないでください。エンジンがかか
らないときは、キーを一度 ACC に
もどし、10 秒以上待ってから再びか
67H20420
■クラッチスタートシステム ヘッドライトやエアコンなどのス
マニュアル車は、クラッチペダルをイッチを切った方が、エンジンはか
いっぱいまで踏み込まないとスターかりやすくなります。
ターがまわらず、エンジンを始動で  ハンドルロックが解除できなくて、
きません。エンジンの始動ができない場合があ
ります。
→　4-3 ページ（ハンドルロックが
解除できないときは）
4-4
エンジンの止めかたキーを抜くときは
キーを抜くと、ハンドルロックがかかり
エンジンを止めるときはます。
エンジンスイッチを ACC にもどしま

す。 ■ オートマチック車
セレクトレバーを P 位置に入れま
1
す。
 緊急時以外は、走行中にエンジンを →　4-8ページ
止めないでください。（セレクトレバーの操作）
・ブレーキ倍力装置が働かないた
め、ブレーキペダルを踏むときにキーを LOCK にもどしてキーを抜
2
強い力が必要になります。きます。
・パワーステアリング装置が働かな 4
いため、ハンドルが重くなります。  誤操作防止のため、次の条件をみたし
・ABSが作動しません。ているときだけキーが抜けます。
・ジムニーシエラは、横滑り防止・セレクトレバーが P 位置
装置、トラクションコントロール →　4-11ページ
およびブレーキアシストが作動し（キーインターロック）
ません。 →　4-15ページ（駐車）
 マニュアル車は走行中、絶対にエ
ンジンスイッチを LOCK にもどさ ■ マニュアル車
ないでください。キーが万一抜けるキーを LOCK にもどしてキーを抜きま
と、ハンドルがロックされてまわせす。
なくなり、思わぬ事故につながるお
■ キー抜き忘れ警告ブザー
キーの抜き忘れを防止するためのブザー
です。
走行中にエンジンを止めると、オート  キーを ACC または LOCK にしたま
マチックトランスミッション（タイプま運転席ドアを開けると、室内ブザー
別装備）が損傷するおそれがあります。が“ピー、ピー、 ”と断続的に鳴ります。
 キーを抜くと、室内ブザーが止まります。
4-5
運転するときは/パーキングブレーキ
パーキングブレーキ
パーキングブレーキの操作
パーキングブレーキは後輪にかかりまパーキングブレーキを解除したとき
す。駐車するときはパーキングブレーキは、メーター内のブレーキ警告灯が消
をしっかりとかけてください。灯しているか確認してください。万
一、パーキングブレーキをかけたまま
走行した場合、ブレーキ装置が過熱し
てブレーキが効かなくなるおそれがあ
駐車するときは
ります。
→　3-47ページ（ブレーキ警告灯）
ボタン（1）を押さずにパーキングブレー
キレバーをいっぱいに引き上げます。
解除するときはチェンジレバー
4 チェンジレバーの操作
 レバーを少し引き上げながら（①）レ
バー先端のボタン（1）を押し込み（②）、マニュアル車
そのまま下まで完全におろします
（③）。チェンジレバーを操作するときは、ク
 坂道発進するときは、パーキングブラッチペダルをいっぱいに踏みます。
レーキをかけたまま右足でアクセルペ  誤操作防止のため、5速からR（リバー
ダルを慎重に踏み、車が動きだす感触ス）に直接入れることはできません。
を確認しながらパーキングブレーキを一度 N（ニュートラル）に入れてから
解除してください。 Rへ操作してください。
(1)
ḧ
Ḩ
ḩ
71L40081
76J40250
チェンジレバーをＲ（リバース）に入
れるときは、車を完全に停止させてか
ら操作してください。完全に停止して
いない状態で操作すると、トランス
ミッションが破損する原因となりま
す。
4-6
運転するときは/チェンジレバー
シフトダウンの上限速度
エンジンの過回転を防ぐため、次の表に
示す上限速度以下でシフトダウンしてく
ださい。
ジムニー
（単位：km/h）
2WD/4WD切替え
シフトスイッチの位置
ダウン
2WD、
4WD 4WD-L
2速→1速 20 10
3速→2速 35 15
4速→3速 60 30 4
5速→4速 90 45
（単位：km/h）
2WD/4WD切替え
シフトスイッチの位置
ダウン
2WD、
4WD 4WD-L
2速→1速 25 15
3速→2速 55 25
4速→3速 75 35
5速→4速 110 55
※走行条件やお車のタイプにより、この
上限速度に達しない場合があります。
上限速度を超えた速度でシフトダウン
しないでください。エンジンの回転が
上がり過ぎて、エンジンが故障する原
→　3-44ページ（タコメーター）
4-7
運転するときは/オートマチック車
セレクトレバーの操作
セレクトレバーの各位置のはたらき
4
76J40260
駐車するとき、エンジンを始動・停止するとき、キーを抜く
P パーキングときの位置
 駆動輪（後輪）が固定されます。
車を後退させるときの位置
R リバース  室内で警告ブザーが鳴り、運転者にセレクトレバーが R
に入っていることを知らせます。
エンジンの動力が伝わらない状態の位置
N ニュートラル  エンジンを始動できますが、安全のため P の位置で始動
通常走行の位置
D ドライブ  車の速度とアクセルペダルの踏み込み量により、自動的に
変速され走行できます。
軽いエンジンブレーキを効かせるときなどの位置
3 サード  ギヤは 1 速から 3 速までの間で自動的に切り替わります。
坂道や山間路を走行するときなどに使用します。
エンジンブレーキを効かせるときなどの位置
2 セカンド  ギヤは 1 速と 2 速の間で自動的に切り替わります。坂道を
走行するときなどに使用します。
強力なエンジンブレーキを効かせるときなどの位置
L ロー  急な坂道を走行するときなどに使用します。
 次のようなときは、4速に入らない制御をしています。
・AT油温、エンジン水温が低いとき
・駆動状態が〔4WD-L〕（4L、4WD低速）のとき
4-8
セレクトレバーの動かしかた ■ シフトロックシステム
発進するときなどに、セレクトレバーの
誤操作を防ぐシステムです。
 エンジンスイッチが ON でブレーキペ
ダルを踏んでいるときだけ、セレクトレ
バーを P から他の位置に動かせます。
 エンジンスイッチが ACC または
LOCK のときは、ブレーキペダルを
踏んでいても、セレクトレバーを P
から他の位置に動かせません。
 セレクトレバーを助手席側に倒してか
ら、ブレーキペダルを踏まないでくだ
76J40270
さい。シフトロックが解除されないこ
とがあります。
ブレーキペダルを踏み、セ  万一、エンジンスイッチを ON にし
て、ブレーキペダルを踏んでもセレク 4
レクトレバーをゲートに
そって動かします。トレバーを P から他の位置へ動かせ
ない場合、次の手順でシフトロックを
セレクトレバーをゲートに解除してください。
そって動かします。この場合は、シフトロックシステムな
どの故障が考えられます。ただちにス
ズキサービス工場で点検を受けてくだ
さい。
運転席および助手席にお乗りの方の乗
車姿勢によっては膝などがあたって、
セレクトレバー可動部に飲み物などを
セレクトレバーを動かしてしまうこと
こぼしたり、内部に異物が入ったりし
があります。
た場合、そのまま使用を続けるとシフ
トロックシステムが正常に機能しなく
なるおそれがありますので、すみやか
にスズキサービス工場で点検を受けて
完全に停車させてから、セレクトレください。
バーを R に入れてください。車が動
いていると、トランスミッションが故
障する原因となります。なお、トラン
スミッション保護のため、前進車速が
発進するときは、ブレーキペダルを
約9 km/h以上のときは変速されませ
しっかり踏んだままセレクトレバーを
ん。（ニュートラルのまま）
操作してください。
4-9
■ シフトロックの解除のしかたクリープ現象に注意して
シフトロックシステムの故障やバッテ
リーあがりなどで、セレクトレバーをエンジンをかけて停車しているとき、セ
P から他の位置へ動かせないときは、レクトレバーが P N 以外に入ってい
次の手順でシフトロックを解除します。ると、アクセルペダルを踏まなくても車
がゆっくり動きます。これをクリープ現
安全のため、エンジンスイッチを
1 象といいます。
ACC にしてパーキングブレーキ
をしっかりとかけ、ブレーキペダル
を踏んだ状態にします。
 セレクトレバーを P N 以外に入れ
セレクトレバーパネルにあるシフトているときは、ブレーキペダルを
2
ロック解除ボタンを押しながら、セしっかり踏んでください。
レクトレバーを操作します。  エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ現象が強くなることが
4 あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。
キックダウン
走行中（低車速時を除く）にアクセルペ
76J40280 ダルをいっぱいに踏み込むと、自動的に
シフトダウンしてエンジン回転が上昇し
て、力強い加速ができます。これをキッ
クダウンといいます。
 追い越しなどをしたいときは、アクセ
ルペダルをいっぱいに踏み込みます。
オートマチック車の特性キックダウンして力強い加速が得られ
オートマチック車は、クラッチ操作とギます。
ヤチェンジから解放されて運転操作が楽
になりますが、オートマチック車特有の
現象や操作上の注意があります。通常の加速をするときは、アクセルペ
ダルをゆっくり踏み込んでください。
いっぱいに踏み込むと、キックダウン
して思わぬ急加速のおそれがあります。
4-10
登坂変速制御 R （リバース）ポジション
警告ブザー
ジムニー
セレクトレバーが D および 3 の位置セレクトレバーを R に入れると室内で
で作動する制御です。警告ブザーが鳴り、セレクトレバーが
 登坂中と判断するとシフトアップを制 R に入っていることを運転者に知らせ
限し、エンジンの回転の変化が少なます。
い、なめらかな走行ができます。
R （リバース）ポジション警告ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知らせ
キーインターロック
るためのものではありません。
誤操作防止のため、次の条件をみたして
いるときだけキーが抜けます。これを
キーインターロックといいます。 4
 セレクトレバーが P 位置
ペダルの踏み間違いに注意
→　4-5ページ（キーを抜くときは）
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エンジ
ンをかける前にアクセルペダルとブレー
キペダルを実際に足で踏んで、位置を確
オートマチック車を運転するとき認してください。
トランスミッション警告灯
アクセルペダルとブレーキペダルを踏
み間違えると、思わぬ事故につながる
76J30680
 AT（オートマチックトランスミッショ
ン）のシステムに異常があると、エン
ジンスイッチが ON のときに点灯し
ます。
4-11
ブレーキペダルは右足で踏むセレクトレバーの位置は目で
確認
始動時や降車時は P 、前進時は D 、
ʠʶ˂ɷ 後退時は R にあることを目で確認して
ʤʊʵ
ください。
ɬɹʅʵ
ʤʊʵ
67H20330
左足では適切なブレーキ操作ができませ
ん。ブレーキペダルは右足で踏む習慣を
4
つけてください。
セレクトレバーを操作すると
76J20270
きは
 前進と後退を繰り返すときなどは、セ
エンジンをかけたまま車から離れない
レクトレバーを R に入れたことを忘
でください。万一、セレクトレバーが
れることがあります。車を後退させた
P 以外に入っていると、車がひとり
あとは、すぐに R から N に入れる
でに動き出すおそれがあります。ま
習慣をつけてください。
た、車に乗り込むときに誤ってセレク
 切り返しなどで前進と後退を繰り返す
トレバーを動かしたりアクセルペダル
ときは、完全に停車してからセレクト
を踏み込んだりして、思わぬ急発進の
レバーを操作してください。
アクセルペダルを踏んだままセレクト
レバーを操作しないでください。急発
進して事故を起こすおそれがあります。
4-12
オートマチック車の運転のしかた
4-8 ページの「セレクトレバーの操作」
もあわせてお読みいただき、正しい取扱
いをしてください。
運転席にすわって 76J20270
ペダルが確実に踏めて、ハンドル操
1
作が楽に行なえる位置にシートを調
節します。セレクトレバーが N の位置でもエン
→　3-13ページ（前席シート）ジンがかかりますが、安全のため P
でエンジンをかけてください。
アクセルペダルとブレーキペダルの
2
位置を右足で確認します。 4
ブレーキペダルを右足で踏みます。
3
ʠʶ˂ɷ
ʤʊʵ エンジンを始動します。
4
ɬɹʅʵ
ʤʊʵ
発進
■ 通常の発進
67H20330
ブレーキペダルを右足でしっかり踏
1
み込みます。
前進時は D 、後退時は R にセレ

2
エンジンの始動クトレバーを入れ、レバーの位置を
目で確かめます。
エンジンのかけかたの詳細は、4-3 ペー
パーキングブレーキを解除し、メー
ジの「エンジンのかけかた」をお読みく 3
ださい。ター内のブレーキ警告灯の消灯を確
認します。
パーキングブレーキをしっかりとか
1 ブレーキペダルからゆっくりと足を
けます。 4
離し、アクセルペダルをゆっくり慎
セレクトレバーが P にあるか確認重に踏んで発進します。
2
します。
4-13
■ 急な上り坂での発進
1 、2 は「通常の発進」と同じ操作です。
緊急時以外は、走行中にセレクトレ
ブレーキペダルからゆっくりと右足
3 バーを N にしないでください。エン
を離し、アクセルペダルを慎重に踏ジンブレーキがまったく効かないた
みます。め、思わぬ事故の原因となります。
車が動きだす感触を確認しながら、
4
パーキングブレーキレバーを解除し
て発進します。 ■ 急加速走行
追い越しなどをしたいときは、アクセル
ペダルをいっぱいに踏み込みます。
キックダウンして力強い加速が得られま
す。
4
■ 上り坂走行
上り坂を D で走行しているときに、ス
76J40300
ピードを保つためにアクセルペダルを踏
み込んでいくと、キックダウンしてエン
ジンの回転が急に上がることがあります。
 坂の勾配に応じて、あらかじめセレク
走行トレバーを 3 または 2 に入れてお
くと、エンジン回転の変化が少ない、
■ 通常走行なめらかな走行ができます。
セレクトレバーを D に入れて発進する  急な上り坂で、1速と2速の変速を繰り
と、走行速度とアクセルペダルの踏み込返すようなときには L に入れます。
み量により、自動的に変速され走行でき
ます。
■ 下り坂走行
下り坂を D のままで走行すると、エン
ジンブレーキの効きが弱くてスピードが
高速走行中はセレクトレバーを 2 や出すぎてしまうことがあります。
L に入れないでください。急激なエ
 坂の勾配に応じて、あらかじめセレク
ンジンブレーキがかかって、スリップ
トレバーを 3 または 2 に入れてエ
事故を起こすおそれがあります。ま
ンジンブレーキを併用します。
た、エンジンの回転が上がりすぎて故
 急な下り坂で、強力なエンジンブレー
障の原因となります。
キが必要なときには L に入れます。
4-14
駐車
急な下り坂や長い下り坂では、エンジ車を完全に止めます。
ンブレーキを併用してください。下り 1
坂でブレーキペダルを踏み続けると、
ブレーキペダルを踏んだまま、パー
ブレーキ装置が過熱してブレーキが効 2
かなくなるおそれがあります。キングブレーキをしっかりとかけま
す。
セレクトレバーを P に入れてから
3
エンジンを止め、ブレーキペダルか
らゆっくりと足を離します。
一時停止
 セレクトレバーがP の位置に
セレクトレバーは走行位置のままでなっているか目で確かめます。
1
停車し、ブレーキペダルをしっかり
踏み込みます。 4
 急な坂道で一時停止するときは、
必要に応じてパーキングブレーキ
をかけます。
 停車時間が長くなりそうなとき
は、セレクトレバーを N に入れ
ます。
76J20270
再発進するときに間違えないよう、
2
セレクトレバーの位置とパーキング
ブレーキの解除を目で確かめます。
駐車するときは、セレクトレバーを
P に入れてからエンジンを止めてく
ださい。 P 以外の位置ではシフト
一時停止しているときに、空ぶかしをロックが作動せず、誤操作などで思わ
しないでください。万一、セレクトレぬ事故につながるおそれがあります。
バーが P N 以外に入っていると、
急発進して思わぬ事故につながるおそ
れがあります。エンジンスイッチからキーを抜きま
4
す。
→　4-5ページ
（キーを抜くときは）
上り坂などで、アクセル操作でバラン
スをとるなどして車を停止させようと
しないでください。トランスミッショ
ンフルードが過熱し、故障の原因とな
ります。
4-15
運転するときは/4WD車
後退
■ 正しい運転姿勢坂道などで、セレクトレバーを前進の
位置（ D 3 2 L ）にしたまま惰
車を後退させるときは身体をひねった運
性で後退したり、後退の位置（ R ）
転姿勢になり、ペダルが踏みにくくなり
にしたまま惰性で前進したりしないで
ます。ブレーキペダルやアクセルペダル
ください。エンストしてブレーキの効
が確実に踏める姿勢で運転操作をしてく
きが悪くなったり、ハンドルが重く
ださい。
なったりして、思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、故障の原因
■ 前進や後退を繰り返すときになります。
車庫入れなどで前進や後退を繰り返すと
きは、完全に停車させてから、次の前進
あるいは後退の操作を行なってください。
■ 停車するとき
4
前進と後退を繰り返すときなどは、セ
レクトレバーを R に入れていたこと車が少しでも動いているときは、セレ
を忘れることがあります。車を後退さクトレバーを P に入れないでくださ
せたあとは、すぐに R から N に入い。トランスミッションが故障する原
れる習慣をつけてください。因となります。
こんなことにも気をつけて 4WD車
2WD4WDの切替え操作
■ 車を少し移動させるとき
少しだけ移動するときでも、ブレーキペ 2-23ページの「4WD車を運転するとき
ダルやアクセルペダルが確実に踏める正は」もあわせてお読みいただき、パート
しい運転姿勢をとってください。タイム 4WD 車の特性や操作上の注意を
十分理解して正しい取扱いをしてくださ
い。
 パートタイム 4WD とは、2WD/4WD
切替えスイッチの操作で、2WD（2 輪
駆動）または4WD（4輪駆動）に切り
替えることができる 4WD システムで
す。
80J014
4-16
2WD/4WD切替えスイッチ ■ 2WD/4WD 切替えスイッチ

の各位置のはたらき
駆動状態の切替えに使用します。〔2WD〕（2H）
一般道路、高速道路などを走行するとき
の位置です。通常はこの位置で走行しま
す。
²×Ä¯´×Ä
Ғఉțʃɮʍʋ 〔4WD〕（4H、4WD高速）
悪路、砂地、積雪路などの滑りやすい路
面を走行するときの位置です。
〔4WD-L〕（4L、4WD低速）
急な坂路、砂地、ぬかるみなど特に大き
76J40310
な駆動力を必要とするときの位置です。
 駆動状態は、メーター内の表示灯で確 4
認できます。
横滑り防止装置装備車の場合、駆動力
補助のため、駆動状態を〔4WD-L〕
に切り替えると、メーター内の横滑り
防止装置OFF表示灯が点灯し、横滑り
防止装置およびトラクションコント
ロールのエンジン出力制御が作動しな
くなります。
ただし、ABS およびブレーキトラク
ションコントロール（※）は作動しま
´×Ä᚜ᇉཌྷ ´Ì᚜ᇉཌྷ す。発進時や加速時にブレーキトラク
76J40321
ションコントロールが作動すると、
メーター内の横滑り防止装置作動表示
 上図のメーターは代表例です。お車の灯が小刻みに点滅します。
タイプにより異なります。なお、ブレーキトラクションコント
ロールが作動すると、ブレーキの作動
■ 各表示灯の点灯状態により音や振動が発生する場合があり
ますが、異常ではありません。
操作スイッチおよびメーター内の
→　4-24ページ
切替え後の駆動状態表示灯
（横滑り防止装置装備車の取扱い）
〔2WD〕消灯 ※ブレーキトラクションコントロール
とは、滑りやすい路面で駆動輪の片
側が空転した場合、その空転してい
〔4WD〕る駆動輪にブレーキをかけることに
より、反対側の駆動輪の駆動力を確
保しようとする補助機能です。
〔4WD-L〕
4-17
2WD/4WD切替えスイッチ
の操作  駆動切替え時に、ショックや音が出
ることがあります。
→　2-15ページ  低温時、駆動切替えシステムやトラン
（スタック（立ち往生）したときは）スミッションが暖まっていないとき
は、スイッチ操作をしても駆動状態が
駆動切替え中に切替えをキャンセルする切り替わらなかったり、ギヤ鳴りが発
ときは、もとの駆動状態を示すスイッチ生したりすることがあります。
を押してください。  2WD でオフロード走行をしていると
き、前輪へ大きな衝撃が加わると前輪
から金属音が発生する場合がありま
すが、これは異常ではありません。音
4WD表示灯または4L表示灯が点滅し
を消すためには、一度 4WD へ切り替
ている駆動切替え中は、絶対にエンジ
えてから、再度 2WD へ戻してくださ
ンを止めないでください。
い。
4  オートマチック車はセレクトレバー
を P に入れても、
マニュアル車はチェンジレバーを
1速またはR（リバース）に入れても、 ■ 〔2WD〕〔4WD〕
車輪の固定ができなくなるおそれが
停車中でも走行中でも切替えが可能で
あります。
す。車速 100 km/h 以下でハンドルを直
 エンジンの再始動後、駆動状態が切
進状態にし、アクセルペダルをもどして
り替わりにくくなるおそれがありま
から次のように操作をします。
す。
〔2WD〕→〔4WD〕の切替えは、4WD
万一、エンジンを止めてしまった場合スイッチを長押しします。
は、エンジンを再始動し、4WD 表示 〔4WD〕→〔2WD〕の切替えは、2WD
灯または 4L 表示灯の点滅が終了してスイッチを長押しします。
駆動状態が切り替わるのを待ってくだ
さい。それでも駆動状態が切り替わら
ない場合は、ゆっくり車を前進または ´×Äʃɮʍʋ
後退させてください。
タイヤの摩耗程度が 4 輪で著しく異
なると、駆動装置に悪影響をあたえた ²×Äʃɮʍʋ
り、駆動状態の切替えができなくなっ
たりするおそれがあります。タイヤが 76J40340
かたよって摩耗するのを防ぐために、  切替え中は、4WD表示灯が点滅しま
タイヤのローテーションを行なってくす。（室内ブザーは鳴りません）
ださい。  駆動状態は、メーター内の表示灯で確
→　6-5ページ認できます。
（タイヤのローテーション）
4-18
 切替え操作後、4WD表示灯が点滅した  車速が100 km/h以上のときに、

ままのときは、前後の車に十分注意し〔2WD〕→〔4WD〕の切替え操作を
ながら、加減速するか停車して車を後すると、室内ブザーが3回鳴って切替
退させてください。えがキャンセルされます。
■ 〔2WD〕〔4WD-L〕
〔4WD〕〔4WD-L〕
〔4WD-L〕への切替え、または〔4WD-
L〕からの切替えは、停車中にのみ可能
です。なお、スイッチ操作をするとき
は、次の条件をみたす必要があります。
´×Ä᚜ᇉཌྷ
76J40351
①車を完全に停車させる
② オートマチック車はセレクトレバー 4
 上図のメーターは代表例です。お車のを N に入れる
タイプにより異なります。マニュアル車はチェンジレバーを N
 駆動状態の切替えができないときは、（ニュートラル）にし、クラッチペダ
しばらく走行してから再操作してくだルを完全に踏み込む
さい。
切替えたい駆動状態を示すスイッチを長
押しします。
旋回走行中または雪道などで、タイヤ
を空転させたまま切替え操作をしない
´×Äʃɮʍʋ
でください。車が思わぬ方向に飛び出
すおそれがあります。また、駆動装置
が損傷する原因となります。
²×Äʃɮʍʋ ´×ÄÌʃɮʍʋ
走行中の切替え操作は、安全運転に支
障がないように十分注意して行なって 76J40360
ください。
 切替え中は室内ブザーが断続的に鳴
り、4WD 表示灯や 4L 表示灯が点滅し
ます。
 ハンドルが切れた状態、またはアク  駆動状態は、メーター内の表示灯で確
セルペダルを踏んだ状態で操作をす認できます。
ると、切替えができない場合があり
ます。
4-19
 切替え操作後、4L 表示灯または 4WD

4WD表示灯
表示灯が点滅したままのときは、ゆっ
くり車を前進または後退させてくださ
い。
76J40090
 駆動状態が〔4WD〕および〔4WD-L〕
のときに点灯します。
 2WD4WD の切替え操作をして、駆
動状態が〔2WD〕〔4WD〕の切替
え中に点滅します。
´×Ä᚜ᇉཌྷ ´Ì᚜ᇉཌྷ  エンジンスイッチを ON にすると、
76J40321 約 2 秒間点灯し、そのあと駆動状態に
4 より点灯または消灯します。
 上図のメーターは代表例です。お車の
 4WD 表示灯が 4L 表示灯と同時に点滅
したときは、システムの異常が考えら
 低温時、駆動切替えシステムやトラン
れます。この場合、駆動状態の切替え
スミッションが暖まっていないとき
ができなくなり、現在の駆動状態を維
は、〔4WD-L〕への切替え操作で車
持します。スズキサービス工場で点検
を前進させると、ギヤ鳴りが発生し、
を受けてください。
駆動状態が切り替わりにくい場合があ
ります。その場合は、車を後退させて
ください。
駆動状態が〔4WD〕のときに、エン
 駆動状態の切替えができないときは、
ジンをかけずにエンジンスイッチを
しばらく走行してから再操作してくだ
ON のままにしていると、4WD 表示
さい。
灯は約 2 秒間点灯したあと点滅状態に
なります。この場合、エンジンをかけ
て点灯状態になれば、異常ではありま
前記①、②の条件をみたさないで切替
せん。
え操作をすると、室内ブザーが 3 回
鳴って切替えがキャンセルされます。
4-20
運転するときは/ABS
ABS
4L表示灯 ABS装備車の取扱い
ABS（アンチロックブレーキ
システム）とは
76J40101
ブレーキをかけたときのタイヤのロック
メーターパネル内にあります。を自動的に防止することで、走行安定性
 駆動状態が〔4WD-L〕のときに、4WD や操舵性を確保しようとする装置です。
表示灯とともに点灯します。
 2WD4WD の切替え操作をして、駆
動状態が〔4WD〕〔4WD-L〕の切  常に周囲の状況を確認して、安全運
替え中に点滅します。転に努めてください。ABS による制
 エンジンスイッチを ON にすると、御には限界があります。
約 2 秒間点灯し、そのあと駆動状態に  ABS は、タイヤのグリップ限界を超 4
より点灯または消灯します。えたり、ハイドロプレーニング現象
 4L 表示灯が 4WD 表示灯と同時に点滅（※）が起こったりした場合は効果
したときは、システムの異常が考えらを発揮できません。
れます。この場合、駆動状態の切替え
※雨天の高速走行などで、タイヤと
ができなくなり、現在の駆動状態を維
路面の間に水膜が発生し、接地力
持します。スズキサービス工場で点検
を失ってしまう現象
を受けてください。
駆動状態が〔4WD-L〕のときに、エ
ンジンをかけずにエンジンスイッチを
ON のままにしていると、4L 表示灯
は約 2 秒間点灯したあと点滅状態にな
ります。この場合、エンジンをかけて
点灯状態になれば、異常ではありませ
ん。
4-21
制動距離について ABS作動時の振動や音
ABSは制動距離を短くするものではありブレーキペダルを強く踏むと、ブレーキ
ません。ペダル、ハンドル、車体の小刻みな振動
を感じることがあります。これはABSの
作動によるもので、異常ではありませ
ん。ブレーキペダルをそのまま強く踏み
 急ブレーキをかけたときや、滑りや
続けてください。
すい路面でブレーキをかけたときの
制動距離は、ABS がついていない車
と同等です。
エンジンをかけて発進した直後に、一
 次のようなときは、ABS のついてい
時的にモーター音などが聞こえること
ない車より制動距離が長くなること
があります。これはシステムをチェッ
があります。スピードを控えめにし
クしている音で、異常ではありません。
て、車間距離を十分にとってくださ
4 い。
・凸凹道や石だたみなどの悪路
・じゃり道、新雪路
・道路の継ぎ目などの段差を乗り越
えるときタイヤについて
・マンホールなど鉄板の上を通過す
るとき
・タイヤチェーンの装着時
A B S は、各車輪の回転速度をセン
 急ブレーキ時には、ポンピングブレー
サーで検出しています。タイヤ交換時
キ（※）をせずに、ブレーキペダルを
は指定のサイズで、4 輪ともサイズ、
思い切り強く踏み込んでください。ポ
銘柄、トレッドパターン（溝模様）が
ンピングブレーキをすると、制動距
同一のものを装着してください。ま
離が長くなります。
た、著しく摩耗状態の異なるタイヤを
※ブレーキペダルを数回に分けて小使用しないでください。正確な回転速
刻みに踏むブレーキのかけかた度が検出できなくなって ABS が正常
 路面の状況によりますが、約10 km/h に機能しなくなり、思わぬ事故につな
以下ではABSが作動しません。がるおそれがあります。
4-22
 道路の継ぎ目などの段差を乗り越える
A B S は、こんな場合にもブ
とき
レーキをかけると作動するこ
とがあります
 滑りやすい路面を走行しているとき
᡾ᤍ ඬᤍ ᮢ᡾‫ک‬
ᤍᡅɁፕȡᄻ
80J1043
ʨʽʥ˂ʵ
80J1040
4
ᤍᡅɁ෉ࢃ
80J1044
ࡾ̜း‫ک‬Ɂᦪ౉
80J1041
ȫɖɝᤍ
80J1361
4-23
運転するときは/横滑り防止装置装備車
横滑り防止装置装備車
 悪路を走行しているとき
横滑り防止装置装備車の
取扱い
横滑り防止装置装備車は、横滑り防止装
置のほかに、トラクションコントロール、
ブレーキアシストを装備しています。
҉Ҋᤍ
■ 横滑り防止装置
80J1300
（スタビリティコントロール）
急激なハンドル操作をしたり、滑りやす
い路面で旋回したりするときの車の横滑
りなどを抑制することで、車両の走行安
定性を補助しようとする装置です。
4
■ トラクションコントロール
滑りやすい路面での発進時や加速時に起
ᆀȳȲɒ こる駆動輪の過度の空転を、ブレーキ制
80J1046 御およびエンジン出力制御により防ぎ、
適切な駆動力を確保しようとする補助装
置です。
ABS警告灯 ■ ブレーキアシスト
ブレーキ踏力を補助する装置です。急ブ
レーキをかけたときに、ABSの効果が十
分に発揮されるまでの時間を短縮しま
す。
68H30450  しっかりとブレーキペダルを踏まない
と、ブレーキアシストは作動しません。
メーターパネル内にあります。  ブレーキアシストは、本来のブレーキ
 ABS の電子制御システムに異常がある性能を超えた制御をする装置ではあり
と、エンジンスイッチが ON のときません。
に点灯します。
常に周囲の状況を確認して、安全運転
に努めてください。横滑り防止装置等
による制御には限界があります。
4-24
4.fm 25 ページ２０１５年８月２７日　木曜日　午前９時３５分
 次のような操作をすると、一時的に
 次のことをお守りください。
モーター音やカチッという音が聞こ
守らないと横滑り防止装置等が正常
えることがあります。これはシステ
に作動しなくなったり、誤作動につ
ムをチェックしている音で異常では
ながったりするおそれがあります。
ありません。
・タイヤの空気圧を指定空気圧に調
・エンジンスイッチを ON にしたと
整する
き
→　8-5ページ（タイヤの空気圧）
・ブレーキペダルを踏んだ状態でエ
ンジンスイッチを ON にし、最初
・タイヤ交換時は指定のサイズで、
にブレーキペダルから足を離した
4 輪ともサイズ、銘柄、トレッド
とき
パターン（溝模様）が同一のもの
・エンジンをかけたとき
を装着する
・エンジンをかけ、最初の発進時
・著しく摩耗状態の異なるタイヤを
使用しない 4
 エンジン回転が高いときに横滑り防
・サスペンションやブレーキを改造
止装置等が作動すると、エンジン回転
しない（車高やサスペンションの
の変動や車体の振動を感じることが
硬さ変更など）
ありますが、異常ではありません。
・サスペンションやブレーキを著し
 駆動力補助のため、4WD の切替え操
く劣化した状態で走行しない
作をして駆動状態を〔4WD-L〕にす
・エンジンを改造しない（マフラー
ると、横滑り防止装置およびトラク
の改造など）
ションコントロールのエンジン出力
・LSD（リミテッドスリップデフ）
制御が作動しなくなります。ただし、
の装着などの改造をしない。（スズ
ABS およびブレーキトラクションコ
キ純正用品LSDを除く）
ントロールは作動します。
→　4-16ページ
 タイヤチェーンや応急用スペアタイ
（2WD4WDの切替え操作）
ヤを装着したときなどには、横滑り
防止装置等が正常に作動しない場合
があります。
4-25
横滑り防止装置作動表示灯
小刻みに点滅したときは、滑りやすい
路面で、車がスタックまたは横滑りし
やすい状態になっています。とくに慎
重に運転してください。
 点灯中は横滑り防止装置およびトラ
クションコントロールは作動しませ
んが、ABS は使用することができま
す。
65P40080
 駆動力補助のため、4WD の切替え操
メーターパネル内にあります。作をして駆動状態を〔4WD-L〕にす
→　1-10ページ（警告灯・表示灯）ると、メーター内の横滑り防止装置
4 OFF表示灯が点灯し、横滑り防止装置
 横滑り防止装置等の電子制御システムおよびトラクションコントロールの
に異常があると、エンジンスイッチがエンジン出力制御が作動しなくなり
ON のときに点灯します。点灯中はます。ただし、ABSおよびブレーキト
次のようになりますので、スズキサーラクションコントロールは作動しま
ビス工場で点検を受けてください。す。発進時や加速時にブレーキトラク
・次の機能が作動しません。ションコントロールが作動すると、
・横滑り防止装置メーター内の横滑り防止装置表示灯
・トラクションコントロールが小刻みに点滅します。
→　4-16ページ
・ABSは作動します。（2WD4WDの切替え操作）
・ブレーキアシストは、故障状況に
よっては作動しない場合がありま
す。
 次のような状況になると、0.2秒間隔で
横滑り防止装置OFFスイッチ
小刻みに点滅します。
・急ハンドル時や旋回時に横滑り防止
 次のようなときは、メーター内の横滑
装置が作動している
り防止装置OFF表示灯が点灯するまで
・発進時や加速時にトラクションコン
横滑り防止装置OFFスイッチを押し続
トロールが作動している
けてください。横滑り防止装置および
トラクションコントロールが作動しな
くなります。
・スタックからの脱出などの場合。ト
ラクションコントロールが脱出に適
さないときがあります。
4-26
 次のような操作または状況になると、
横滑り防止装置OFF表示灯
横滑り防止装置OFF表示灯が消灯し、
横滑り防止装置およびトラクションコ
ントロールが作動可能な状態にもどり
ます。
・もう一度横滑り防止装置OFFスイッ
チを押す
・車速が約30 km/hを超えたとき
・一度エンジンを止め、再始動する
65P40100
4
 エンジンスイッチが ON のときに、
次のような操作または状況になると点
76J40400
灯します。
・横滑り防止装置OFFスイッチを長押
ししたとき。横滑り防止装置および
トラクションコントロールが作動し
 安全のため、横滑り防止装置 OFF スなくなります。
イッチを操作しても、ABS およびブ・ブレーキ装置が過熱している状態
レーキアシストは作動停止の状態にで、タイヤがスリップしたとき。ブ
なりません。レーキ装置保護のため、トラクショ
 車速が 30 km/h を超えると横滑り防ンコントロールのブレーキ制御が作
止装置およびトラクションコント動しません。しばらくして装置の温
ロールは作動可能な状態に自動復帰度が下がると、表示灯が消灯してブ
するため、スイッチを操作しても一レーキ制御が作動可能な状態にもど
時的な停止しかできません。ります。
・駆動力補助のため、4WD の切替え
操作をして、駆動状態を〔4WD-L〕
にしたとき。横滑り防止装置および
トラクションコントロールのエンジ
ン出力制御が作動しなくなります。
ただし、ABSおよびブレーキトラク
ションコントロールは作動します。
4-27
4-28
装備の取扱い
5. 装備の取扱い
● エアコン、ヒーター
吹出し口･･･････････････････････････････････ 5-2
マニュアルエアコン･････････････････････････ 5-3
エアコンの上手な使いかた･･･････････････････ 5-6
● オーディオ
オーディオ機能について･････････････････････ 5-7
ステアリングオーディオスイッチ･････････････ 5-7
アンテナ･･･････････････････････････････････ 5-8
● その他の装備
燃料給油口･････････････････････････････････ 5-9
ボンネット･････････････････････････････････ 5-10 5
サンバイザー･･･････････････････････････････ 5-12
室内灯･････････････････････････････････････ 5-13
インパネトレー･････････････････････････････ 5-14
キー付グローブボックス･････････････････････ 5-14
インパネポケット･･･････････････････････････ 5-15
シガーライター･････････････････････････････ 5-15
灰皿･･･････････････････････････････････････ 5-16
フットレスト･･･････････････････････････････ 5-16
フロアコンソールトレー･････････････････････ 5-17
センターコンソールボックス
（ドリンクホルダー兼用）･････････････････ 5-17
シートアンダートレー･･･････････････････････ 5-18
センターコンソールトレー･･･････････････････ 5-18
フロアコンソールボックス
（ドリンクホルダー兼用）･････････････････ 5-19
リヤクォータートレー
（ドリンクホルダー付）･･･････････････････ 5-19
荷室サイドボックス･････････････････････････ 5-20
5-1
装備の取扱い/エアコン、ヒーター
エアコン、ヒーター
吹出し口
ʑʟʷʃʉ˂
ɿɮʓ
ʑʩʃʉ˂
ɿɮʓ
֌ҋȪՠ
˹‫֌܄‬ҋȪՠ
ɿɮʓ
ɿɮʓ ֌ҋȪՠ
ʑʩʃʉ˂
ᠴЫ֌ҋȪՠ
5
ᠴЫ֌ҋȪՠ
76J50011
 中央吹出し口は、ルーバーを上下に、またはノブを左右に動かすと、風の向きが調節
できます。
 サイド吹出し口は、凹部を押して開いたルーバーを上下または回転させると、風の向
きが調節できます。
 サイド吹出し口は、開閉ができます。
中央吹出し口サイド吹出し口
ʘʠ ʵ˂ʚ˂ Ҋ᥂ ʵ˂ʚ˂ ʵ˂ʚ˂
76J50020
5-2
5.fm 3 ページ２０１５年８月２７日　木曜日　午前９時３７分
エアコンやヒーターからの温風に長時間さらされると、低温やけどのおそれがあり
ます。とくに、お子さま、お年寄り、皮膚の弱い方が乗車される場合や、同乗者が
仮眠される場合には、足元の吹出し口からの温風に長時間さらされないように注意
運転席や助手席のドアガラスがくもったときは、ドアガラスに風が直接あたるよう
にサイド吹出し口を調節すると、より早くくもりが取れます。
マニュアルエアコン
5
(5)
(1) (4) (2) (3)
76J50031
(1) 吹出し口切替えダイヤル (2) 内外気切替えレバー

(3) 温度調節ダイヤル (4) ファン（風量）調節ダイヤル
(5) エアコンスイッチ
5-3
各ダイヤル、スイッチ、レバーの使いかた
（1）吹出し口切替えダイヤル
使用目的にあわせて、吹き出し口切替えダイヤルを左右にまわして切り替えます。
目上半身に送風したいとき上半身、足元に送風したいとき
的
ダ
イ
ヤ
ル
吹
出
し
口
5
76J50041 76J50051
目足元への送風と窓ガラスのくもりを
足元に送風したいとき
的取りたいとき
ダ
イ
ヤ
ル
吹
出
し
口
76J50061 76J50071
5-4
目窓ガラスのくもりを取りたいとき
的
ダ
イ
ヤ
ル
吹
出
し
口
76J50081
運転席や助手席のドアガラスがくもったときは、ドアガラスに風が直接あたるよう
5
にサイド吹出し口を調節すると、より早くくもりが取れます。
（2）内外気切替えレバー  エアコンシステムへの不快な臭いの
レバーを左に操作すると内気循環、右に吸着・発生を抑えるために、長時間
操作すると外気導入になります。駐車するときは「外気導入」にして
おくことをおすすめします。
位　置状　態
外気を導入しています。
 通常はこの位置でお使（3）温度調節ダイヤル
いください。温度調節ダイヤルを時計方向にまわす
（外気導入）と、温度が高くなります。反時計方向に
外気をしゃ断しています。まわすと、温度が低くなります。
 トンネル内や渋滞時など頭寒足熱暖房
外気が汚れているとき
吹出し口切替えダイヤルの位置がの
（内気循環）や、早く冷暖房したいと
ときに、温度調節ダイヤルを中間の位置
きにお使いください。
に操作すると、頭寒足熱暖房になります。
 足元に温かい風が吹き出し、上半身に
は比較的低い温度の風が吹き出します。
 長時間、内気循環にするとガラスが  エアコンを作動させると、さらに温度
くもりやすくなります。差のある効果的な頭寒足熱暖房ができ
ます。
5-5
（4）ファン
（風量）調節ダイヤルエアコンの上手な使いかた
ファン（風量）調節ダイヤルをまわす
と、風量が調節できます。
エアコンガスを充てんする
ダイヤル位置ときは
風量停止弱←→強
エアコンガスは、
冷媒HFC134a
（R134a）
を使用してください。
 エアコンガスを充てんするときは、ス
ズキ販売店またはスズキ代理店にご相
長時間の停車や渋滞では、バッテリー談ください。
保護のため風量を弱くしてください。  地球環境を守るため、エアコンガスを
大気中に放出しないでください。エア
コンの修理や廃車時の処理は、スズキ
販売店またはスズキ代理店にご相談く
（5）エアコンスイッチださい。
エンジンをかけ、ファン（風量）調節ダ  冷房性能が低下してきたと感じた場合
イヤルを停止の位置から時計方向にまわは、スズキサービス工場で点検を受け
し、エアコンスイッチを押します。除湿てください。
5 された風が吹き出すとともに、スイッチ
内の表示灯が点灯します。
止めるときは、スイッチをもう一度押し
長期間使用しないときは
ます。
月に 1 回程度はエアコンを作動させ、エ
除湿暖房
アコン装置の各部にエアコンガスを循環
暖房しているときにエアコンスイッチをさせてください。エアコンガスには各部
入れると、除湿された温風が吹き出しの潤滑に必要なオイルが含まれています
て、ここちよい暖房になります。ので油ぎれを防ぐことにより性能を維持
します。
 装置保護のため、エアコンの冷却器
を通る空気の温度が0℃近くまで下が
炎天下に駐車したときは
ると、エアコンが切れます。このた
め、外気温が0℃近くまで下がってい
長時間、炎天下に駐車すると、室内が高
るときに外気導入にすると、エアコ
温になります。ドアや窓を開けて室内を
ンが作動しません。
換気しながら、冷房をしてください。
 エアコンスイッチを入れると、しば
らくの間白い霧が吹き出すことがあ
ります。これは湿った空気が急に冷
やされて発生するもので、異常では
ありません。
5-6
装備の取扱い/オーディオ
エアフィルターを交換する
ときは
走行中はナビゲーション、またはオー
ディオを操作しないでください。操作
エアコンを快適に使用するために、エア
に気を取られて、思わぬ事故を起こす
フィルターを取り付けています。エア
フィルターは定期的に清掃、交換してく
ださい。
 エアフィルターの清掃と交換は、スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご相談エンジンを停止したまま長時間ナビ
ください。ゲーション、
またはオーディオを使うと、
バッテリーあがりの原因となります。
清掃時期交換時期
地域
の目安の目安
5,000 km
寒冷地、粉じ
ごと、または車検ごと
んの多い地域
6か月ごと
ステアリング
上記以外の
10,000 km オーディオスイッチ
ごと、または車検ごと
地域タイプ別装備 5
12か月ごと
エンジンスイッチが ACC または ON
のときに、手元でオーディオまたはナビ
ゲーションの操作ができます。
オーディオ  ご使用のオーディオまたはナビゲー
ション本体による操作については、付
オーディオ機能について属の取扱説明書をお読みください。
 ご使用のオーディオまたはナビゲー
ションによっては、操作内容が異なる
安全運転のさまたげにならな場合があります。
い音量でお聞きください
(2)
 音楽などを聞いているときに、車内ま (3)
たは車の近くで携帯電話を使用する
と、スピーカーからノイズ（雑音）が
聞こえることがあります。これは故障
ではありません。
 ナビゲーション、またはオーディオが
不法電波の影響を受けると、正常に作
動しないことがあります。 (1) (4)
 ナビゲーションまたはオーディオの機 72M20506
能については、付属の取扱説明書をお (1) 音量調節スイッチ

読みください。 (2) ミュート／ハンズフリースイッチ
(3) モードスイッチ
(4) 選局（選曲）スイッチ
5-7
装備の取扱い/オーディオ
※1 プリセットメモリー（放送局のメ
音量調節スイッチ（1）
モリー）については、オーディオ
またはナビゲーションに付属の取
音量が調節できます。
扱説明書をお読みください。
 大きくするときは、＋側を押します ※2 受信電波が弱いところでは、自動
 小さくするときは、－側を押します選局ができないことがあります。
 連続調節するときは、＋または－側を自動選局を取り消したいときは、
長押しします選局スイッチをもう一度押してく
ださい。
※3 ご使用のオーディオまたはナビ
ミュート／ハンズフリー
ゲーションによっては、長押しし
スイッチ（2）
ても早送り／早戻しされないこと
があります。
ミュート／ハンズフリースイッチを押す
と、ラジオを消音できたり、CD などの
演奏を一時停止できたりします。
 もう一度押すと、消音が解除された
り、演奏が再開されたりします。アンテナ
 ハンズフリー機能については、付属のタイプ別装備
5 取扱説明書をお読みください。
運転中にアンテナで受信できるラジオ
モードスイッチ（3）
の電波は刻々と変わるため、ビルの谷
間などでは良好な受信状態を保てない
モードスイッチを押すたびに、モード（ラ
ジオやCDなど）が切り替わります。
 オーディオまたはナビゲーション本体
の電源が切れているときにスイッチを
押すと、電源が入ります。
ピラーアンテナ
選局（選曲）スイッチ（4）
ラジオを聞くときは、ピラーアンテナを
次の表のように、各モードの操作ができいっぱいまで伸ばします。
ます。
使用スイッチのスイッチの
モード短押し長押し
プリセット自動選局
ラジオ選局（P.CH）（SEEK）
（※1）（※2）
早送り／
トラック
CD 早戻し
（曲）の選択
（※3） 76J50090
5-8
装備の取扱い/その他の装備
フューエルキャップ
自動洗車機にかけるときや屋根の低い
 開けるときは、ゆっくり反時計方向に
車庫に入るときなどは、アンテナを収
まわします。
納してください。アンテナが破損した
 閉めるときは時計方向にまわし、カ
り、曲がって収納できなくなったりし
チッという音が 2 回以上するまで締め
ます。
ます。
ʟʯ˂ɲʵʴʍʓ
その他の装備
燃料給油口 ᩐ
2-18 ページの「給油するときは」もあ
わせてお読みください。
ᩒ ʟʯ˂ɲʵ
ɷʭʍʡ
必ず次のことをお守りください。 76J30190
 エンジンを止めてください。 5
 給油中はドアや窓を閉めてください。
 ガソリンは引火性が高いため、タバ
コなどの火気は厳禁です。  フューエルキャップはゆっくりとゆ
るめ、空気の抜ける音が止まったら
キャップを開けます。急に開けると
燃料タンク内の圧力が急激に抜け、
燃料が吹き出すおそれがあります。
フューエルリッド
 燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちに柔ら
運転席側の車両後方にあります。
かい布などでふき取ってください。
 開けるときは、運転席足元のフューエ火災など思わぬ事故につながるおそ
ルリッドオープナーを引き上げます。れがあります。また、そのまま放置
 閉めるときは、フューエルリッドを手すると、塗装のしみ、変色、ひび割
で押し付けます。れの原因となります。
 給油後は、フューエルキャップを
ʟʯ˂ɲʵ しっかりと閉めてください。キャッ
ʴʍʓɴ˂ʡʔ˂ プが確実に閉まっていないと、燃料
が漏れたり、火災が発生したりする
 指定のスズキ純正フューエルキャッ
プ以外は使用しないでください。燃
料漏れのおそれがあります。
76J30180
5-9
浮き上がったボンネットのすき間に
ボンネット 2
手を入れ、ロックレバーを引き上げ
ながら、ボンネットを持ち上げま
す。
 お子さまにはボンネットを開閉させ
ないでください。ボンネットは重い
ため、けがのおそれがあります。ま
た、エンジンルーム内は高温になる
ため、やけどのおそれがあります。
 ボンネットを開けているときは、お
子さまを近づけないでください。
 点検や清掃に使用した工具や布など
は、エンジンルーム内に置き忘れな
いでください。故障の原因となった
76J30150
り、エンジンルーム内は高温になる
ため車両火災につながったりするお
エンジン回転中や停止直後は、ロック
5 レバーが熱くなっていることがありま
す。やけどのおそれがありますので、
動いているドライブベルトや冷却ファ
ロックレバーを操作する前に確認して
ンに近づかないでください、手や髪、
ください。
衣類などが巻き込まれると、けがのお
ワイパーアームを起こした状態で、ボ
ンネットを開けないでください。ワイ
開けかたパーアームやボンネットが傷つくおそ
運転席足元のボンネットオープナー
1
を引くと、ボンネットの先端が少し
浮き上がります。
76J30141
5-10
ボンネットを固定します。
3 閉めかた
 車体側にあるステーをホルダーか
ら外し、ボンネット側の固定穴にボンネットを片手でささえながら、
1
差し込みます。ステーを外して、もとのホルダーに
固定します。
ِްሰ
ボンネットを閉めます。
2
 ボンネットを20 cmぐらいの高さ
ʃʐ˂ までゆっくりと下げて、手を離し
ます。
ʥʵʊ˂
76J30160
 エンジン回転中や停止直後は、ス
テーが熱くなっていることがありま 5
す。やけどのおそれがありますの 76J30170
で、ステーを持つ前に確認してくだ
さい。
 ステーは固定穴に確実に差し込んで
ください。ステーが外れると、ボン  ボンネットを閉めるときは、手など
ネットに身体がはさまれることがあをはさまないように気をつけてくだ
ります。さい。また、強く押さえると、ボン
 ボンネットが風にあおられて、スネットがへこむおそれがあります。
テーが外れることがあります。とく  ボンネットが完全に閉まっているか
に風の強い日は注意してください。確認してください。完全に閉まって
いないと、走行中に開くおそれがあ
ります。
ボンネットを開閉するときは、サイド
アンダーミラーを格納しないでくださ
い。ボンネットおよびサイドアンダー
ミラーが破損するおそれがあります。
5-11
サンバイザーバニティーミラー
日差しがまぶしいときに使用します。横運転席サンバイザーの裏側にあるミラー
からの日差しがまぶしいときは、フックカバーを開けた場所にあります。
から外して横にまわします。
ʟʍɹ
ʩʳ˂ɵʚ˂ ʚʕʐɭ˂ʩʳ˂
ʋɻʍʒʥʵʊ˂
76J50130
76J50120
走行中はバニティーミラーを使用しな
5
いでください。前方不注意で思わぬ事
チケットホルダー
運転席サンバイザーの裏側（ミラーカ
バーの外側）にあります。有料道路の通
行券などがはさめます。
炎天下で駐車するときは、チケットホ
ルダーなどにプラスチック素材のカー
ドを放置しないでください。車内が高
温になるため、カードの変形やひび割
れを起こすおそれがあります。
→　2-18 ページ（ライターやメガネ
などを放置しない）
5-12
室内灯 ON
前席室内灯ドアの開閉に関係なく点灯します。
DOOR
いずれかのドアを開けると点灯し、閉め
ると消灯します。
ÏÆÆ ÄÏÏÒ ÏÎ
OFF
76J50100
ドアの開閉に関係なく消灯します。
荷室室内灯（タイプ別装備）
ÏÎ エンジン停止中に長時間点灯させない
ÄÏÏÒ でください。バッテリーあがりの原因
5
ÏÆÆ となります。
前席室内灯スイッチがDOOR位置のと
きに、キーレスエントリーを作動させ
ると、前席室内灯が点灯または点滅し
76J50110
ます。
→　3-7ページ
（アンサーバック機能）
5-13
インパネトレーキー付グローブボックス
手回り品や小物などの収納にご使用くだレバーを手前に引いてふたを開けます。
さい。  施錠するときは、キーを差し込んで時
計方向にまわしたまま抜きます。
助手席
ʶʚ˂
ᜓ᧭
ஃ᧭
ɮʽʛʗʒʶ˂ 76J50150
 物を出し入れするとき以外は、ふたを
76J50140
閉めてください。
5
走行中にころがり落ちるような物を入ふたを開けたまま走行しないでくださ
れないでください。ブレーキペダルやい。ブレーキや加速、衝突のときなど
アクセルペダルに物がはさまると確実に、身体がふたにあたったり、中の物
なペダル操作ができなくなり、事故をが飛び出したりするおそれがありま
起こすおそれがあります。す。
5-14
インパネポケット
手回り品や小物などの収納にご使用くだ
さい。
ᣮࢠ ͽӦ
76J50170
ɮʽʛʗʧɻʍʒ
走行中はシガーライターを使わないで
76J50160
ください。操作に気を取られて、思わ
ぬ事故を起こすおそれがあります。
走行中にころがり落ちるような物を入
れないでください。ブレーキペダルや 5
アクセルペダルに物がはさまると確実  シガーライターの金属部分には触れ
なペダル操作ができなくなり、事故をないでください。やけどのおそれが
起こすおそれがあります。あります。
 シガーライターを押し込み続けない
でください。過熱して故障の原因と
なります。
 差し込み口を電源として使わないで
ください。そのあとにシガーライ
ターを使うと、シガーライターがも
シガーライターどらなくなって過熱したり、飛び出
したりするおそれがあります。
エンジンスイッチが ACC または ON
のときに使用できます。
 押し込んで手を離します。ヒーター部
が赤熱すると、自動的にもとの位置ま
でもどります。  押し込んで 30 秒以上たってももどら
 使用したあとは、ヒーター部に付着しないときは、故障が考えられます。
た灰を灰皿で落としてから、すみやか手で引き出して、スズキサービス工
にもとにもどしてください。場で点検を受けてください。
 他車のシガーライターを差し込まな
いでください。故障の原因となりま
す。
5-15
灰皿フットレスト
 使用するときは、手前に引き出しまオートマチック車
す。左足のささえとして使用します。
 清掃するときは、遮熱板を下に押さえ
ながら引き抜きます。
ᤝྒ౉
ʟʍʒʶʃʒ
76J50190
76J50180
5
 タバコやマッチは確実に火を消して
から灰皿に入れてください。
 使用後は、押し込んで格納してくだ
さい。
 灰皿の中に吸いがらをためすぎたり、
紙などの燃えやすい物を入れたりし
ないでください。出火のおそれがあ
ります。
5-16
フロアコンソールトレーセンターコンソールボックス
（ドリンクホルダー兼用）
手回り品や小物などの収納にご使用くだ
さい。オートマチック車
 ボックスとして使用するときは、手回
オートマチック車り品や小物などの収納にご使用くださ
い。
 ドリンクホルダーとして使用するとき
は、缶ジュースやカップが置けます。
ʅʽʉ˂ɽʽʇ˂ʵʦʍɹʃ
ᴥʓʴʽɹʥʵʊ˂ыႊᴦ
ʟʷɬɽʽʇ˂ʵ
ʒʶ˂
76J50200
マニュアル車
5
76J50220
飲み物には、ふたを閉めるなどしてこ
ぼさないように注意してください。熱
い飲み物がこぼれると、やけどのおそ
ʟʷɬɽʽʇ˂ʵ れがあります。また、飲み物が次のよ
ʒʶ˂
うな部品にかかると、火災や故障の原
76J50210 因になったり、SRS エアバッグシス
テムが正常に作動しなくなったりする
 ナビゲーション、またはオーディオ
走行中にころがり落ちるような物を入やスイッチ類
れないでください。ブレーキペダルや  フロア下の配線、電気部品やセレク
アクセルペダルに物がはさまると確実トレバーなどの可動部
なペダル操作ができなくなり、事故を
5-17
シートアンダートレーセンターコンソールトレー
タイプ別装備手回り品や小物などの収納にご使用くだ
シートの下側にあります。さい。
靴などの収納にご使用ください。
ʅʽʉ˂ɽʽʇ˂ʵʒʶ˂
助手席
レバーを手前に引くと、トレーが引き出
せます。
76J50240
ʶʚ˂
走行中にころがり落ちるような物を入
5 れないでください。ブレーキペダルや
ʒʶ˂ アクセルペダルに物がはさまると確実
なペダル操作ができなくなり、事故を
76J50230
 物を出し入れしたあとは押し込んで格
納し、トレーがしっかり固定されてい
るか確認してください。
5-18
フロアコンソールボックスリヤクォータートレー
（ドリンクホルダー兼用）（ドリンクホルダー付）
 ボックスとして使用するときは、手回手回り品や小物などの収納にご使用くだ
り品や小物などの収納にご使用くだささい。
い。
 ドリンクホルダーとして使用するとき
は、缶ジュースやカップが置けます。後席両側
ʟʷɬɽʽʇ˂ʵʦʍɹʃ
ʓʴʽɹʥʵʊ˂
ᴥʓʴʽɹʥʵʊ˂ыႊᴦ
76J50260
ʒʶ˂
76J50270
5
飲み物には、ふたを閉めるなどしてこ ■ ドリンクホルダー
ぼさないように注意してください。熱
トレーの中にあります。
い飲み物がこぼれると、やけどのおそ
れがあります。また、飲み物が次のよ
うな部品にかかると、火災や故障の原
因になったり、SRS エアバッグシス飲み物には、ふたを閉めるなどしてこ
テムが正常に作動しなくなったりするぼさないように注意してください。熱
おそれがあります。い飲み物がこぼれると、やけどのおそ
 ナビゲーション、またはオーディオれがあります。また、飲み物が次のよ
やスイッチ類うな部品にかかると、火災や故障の原
 フロア下の配線、電気部品やセレク因になったり、SRS エアバッグシス
トレバーなどの可動部テムが正常に作動しなくなったりする
 ナビゲーション、またはオーディオ
やスイッチ類
 フロア下の配線、電気部品やセレク
トレバーなどの可動部
5-19
荷室サイドボックス
荷室の左右にあります。
ȷɔ
76J50280
 閉めるときは、ふたのつめを溝にはめ
ます。
5-20
お車との上手なつきあいかた
6. お車との上手な
つきあいかた
● お手入れ
外装のお手入れ･････････････････････････････ 6-2
内装のお手入れ･････････････････････････････ 6-4
タイヤの交換･･･････････････････････････････ 6-5
リモコンキーの電池交換･････････････････････ 6-7
● 寒冷時の取扱い
冬期に入る前の準備･････････････････････････ 6-9
出発の前に･････････････････････････････････ 6-10
雪道を走行するとき･････････････････････････ 6-11
駐車するとき･･･････････････････････････････ 6-12
タイヤチェーンを装着するとき･･･････････････ 6-14
6-1
お車との上手なつきあいかた/お手入れ
お手入れ
 飛び石の傷や、引っかき傷などはサビ
外装のお手入れの原因となります。見つけたら早めに
補修してください。
塗装面を美しく保つために
お車をいつまでも美しく保つためには、塗装面の傷を補修するときは、スズキ
日頃のお手入れが大切です。販売店またはスズキ代理店にご相談く
 駐車、車の保管は風通しのよい車庫やださい。不適切な塗料を使用すると、
屋根のある場所をおすすめします。塗装がはがれる原因となります。
 次のようなときはサビや塗装の変色な
どの原因となります。すみやかに洗車
をしてください。
・海岸地帯や凍結防止剤を散布した道
を走行したとき。とくに車体の下ま洗車のときのご注意
わり、足まわりを洗車してください。
・鳥のふん、虫の死がい、樹液、鉄
粉、ばい煙、コールタールなどが付
着したり、酸性雨に濡れたりしたと
 車体の下まわりや足まわりを洗うと
き。
きは、けがをしないように気をつけ
・ほこりや泥でひどく汚れたとき。
てください。
 ワックスがけは月に 1 回程度、または  洗車したあとはブレーキの効きが悪
水のはじきが悪くなったら行なってくくなることがあります。
6 ださい。ワックスがけのしかたは、 →　2-14ページ（水たまりを走行し
ワックス（別売り）の容器に書かれてたあとや洗車後はブレーキの効
いる取扱説明に従ってください。きを確認）
エンジンルームに水などをかけないで
ください。エンジンの始動不良や電気
部品が故障する原因となります。
80J302
6-2
手洗い洗車をするときは高圧洗浄機を使うときは
十分に水をかけながら、スポンジや
1 洗車ノズルを車体から十分に離してくだ
セーム皮のような柔らかいものをさい。
使って汚れを洗い落とします。
汚れがひどいところは中性洗剤を
2 洗車ノズルを車体に近づけすぎた
使って洗い、さらに真水で洗って洗
剤を落とします。り、バンパーなどの開口部に向けた
りすると、車体や部品の変形や損傷
柔らかい布で水をよくふき取り、水の原因となります。
3  洗車ノズルをドアガラスやドアまわ
滴のあとが残らないようにします。
りなどの開閉部分に向けると、車内
に水が入るおそれがあります。
フロントウインドーガラスの
手入れ
80J303
油膜などが付着してワイパーのふき残し
が出たときは、ガラスクリーナー（別売
り）で汚れを取ってください。
6
自動洗車機を使うときは
アルミホイール（タイプ別装
備）の手入れ
 ドアミラーを格納し、アンテナを収 6-3 ページの「手洗い洗車をするとき
納してください。洗車機にひっかかは」をお読みください。
り、ドアミラーやアンテナを損傷す
 自動洗車機によっては、ブラシで傷
がついて塗装面の光沢が失われた  酸性、アルカリ性の洗剤、石油系溶
り、塗装の劣化が早まったりするこ剤を含むクリーナーを使用しないで
とがあります。ください。塗装のしみ、変色、ひび
割れ、およびセンターキャップの損
傷の原因となります。
 硬いブラシや砂入り石けんを使用し
ないでください。傷つきの原因とな
ります。
6-3
内装のお手入れ
液体芳香剤はこぼさないように容器を
 砂、ほこりなどは掃除機などで吸い取固定するか、固形タイプのもののご使
るか、水またはぬるま湯を固くしぼっ用をおすすめします。
た柔らかい布でふき取ってください。
そのまま放置すると、傷つきの原因と
なります。
 液体芳香剤やジュースなど液体類が付
着したときは、すみやかにティッシュ布地、ビニールレザー、樹脂
ペーパーや柔らかい布でふき取ってく部品などの手入れ
ださい。こぼしたままにしておくと、
しみ、変色、ひび割れの原因となりま中性洗剤の水溶液を柔らかい布に軽
1
す。く含ませ、汚れをふき取ります。
真水を含ませた柔らかい布で、残っ
2
た洗剤分をふき取ります。
車内に水などをかけないでください。
ナビゲーション、またはオーディオや
残った水分をふき取り、風通しの良
スイッチ類、フロア下の配線や電気部 3
い日陰で乾燥させます。
品などにかかると、火災や故障につな
がったり、SRS エアバッグシステム
が正常に作動しなくなったりするおそ
れがあります。本革ハンドルの手入れ
6 ウール用中性洗剤を次の比率でうす
1
めたものをやわらかい布に軽く含ま
せ、汚れをふき取ります。
 次のような成分が含まれているケミ
ウール用中性洗剤：水＝1：20
カル用品は使用しないでください。
しみ、変色、変形、強度低下などの
真水を含ませたやわらかい布を固く
原因となります。 2
しぼり、残った洗剤分をふき取りま
・ベンジン、ガソリン、シンナー、
す。
ステッカーはがし剤などの溶剤
・酸性、アルカリ性の洗剤
・漂白剤や染料
洗剤のふき残しがあると、本革部分を
 エアコン、オーディオまたはナビ
傷めるおそれがあります。
ゲーションなどの電装品や各種ス
イッチおよびこれら周辺の清掃には
シリコンを含むケミカル用品を使用
しないでください。シリコンが付着
した場合、故障の原因となるおそれ
があります。
 色物の革製品・毛皮・ビニールなど
を長時間、放置しないでください。
内装の変色や変質の原因となります。
6-4
乾いたやわらかい布で乾ぶきし、風
3 バックウインドーガラスの室
通しの良い日陰で乾燥させます。
内側の手入れ
熱線や端子を傷つけないように、水を含
(1) ませた柔らかい布で熱線に沿ってふいて
ください。
タイヤの交換
65P60010
（1）本革部分タイヤのローテーション
タイヤのかたよった摩耗を防止して寿命
をのばすために、約5,000 km走行ごと
に行なってください。（次の図参照）
化粧液やハンドクリームなどに含まれ
るオレイン酸は変色、しみの原因とな  車載ジャッキでタイヤのローテーショ
ります。万一、ハンドクリームなどがンを行なうときは、スペアタイヤなど
ハンドルの本革部分に付着した際は、を使用して1輪ずつ交換します。
すみやかにティッシュペーパーや、や →　7-9ページ（ジャッキアップ）
わらかい布でふき取り、前記手順でお
手入れをしてください。
6
 外観品質を長く保つため、年に2回程
度は定期的にお手入れをしてくださ
い。
 水が付着したときは、すみやかに
ティッシュペーパーややわらかい布
でふき取ってください。ぬれたまま
にしておくと、硬くなって縮むこと
があります。
 炎天下に駐車するときは、日よけな
どを使用してください。直射日光に
長時間さらすと、色あせや縮みの原
 天然素材のため、シボ（皮革表面肌
の凹凸）の不均一や、皮革本来の傷
などがあっても、皮革としての物性
に影響はありません。
6-5
■ スペアタイヤをローテーショ
ンに入れるとき
 スペアタイヤのサイズ、銘柄、ト
回転方向指定のないタイヤレッドパターン（溝模様）が他の 4
輪と異なる場合は、スペアタイヤを
Ұ ローテーションに入れないでくださ
い。この場合、スペアタイヤはパン
クしたときに一時的に使用する応急
タイプとなります。
→　6-6ページ
（タイヤ交換するときは）
ʃʤɬ
ʉɮʮ 回転方向指定のあるタイヤをロー
テーションするときは、回転方向を
76J60020
逆にしないでください。走行に悪影
響をおよぼすおそれがあります。
回転方向指定のあるタイヤ
Ұ Ұ 回転方向指定のあるタイヤは、タイヤ
の側面に回転方向を示すマークがあり
ます。
6
ʃʤɬʉɮʮȟ ʃʤɬʉɮʮȟ
ծ‫و‬ᢆ઩ްɁʉɮʮ ࡿ‫و‬ᢆ઩ްɁʉɮʮ
タイヤ交換するときは
76J60030
 指定タイヤのサイズと空気圧は、お車
のタイプにより異なります。運転席ド
■ スペアタイヤをローテーショアの開口部に貼付してある「空気圧ラ
ンに入れないときベル」で確認してください。
 走行中にハンドルや車体に振動が出る
場合は、タイヤのバランスを点検して
Ұ Ұ
ください。
 取り付ける前にタイヤの摩耗状態を点
検してください。ウェアインジケー
ター（溝の深さが 1.6 mm 浅い部分）
が現れて溝の一部が消えていたら、他
のタイヤと交換してください。
‫و‬ᢆ஁տ઩ްɁ ‫و‬ᢆ஁տ઩ްɁ
Ƚȗʉɮʮ ȕɞʉɮʮ
76J60220
6-6
ɰɱɬɮʽʂɻ˂ʉ˂
リモコンキーの電池交換
ᴥ଍ᐗ᪅࣊᚜ᇉᴦ
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ɰɱɬɮʽʂ ください。
ɻ˂ʉ˂ͱᏚ
ɥᇉȬʨ˂ɹ
76J60060
故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
 濡れた手で電池交換をしない
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
 電池以外の端子や電子部品に触れな
柄、トレッドパターン（溝模様）が同
い
一のタイヤを装着してください。ま
 端子を曲げない
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
 油や異物を付着させない
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。（冬用タ  電池交換の際、リモコンキーを破損
イヤも同様です）するおそれがありますので、スズキ
 正確なタイヤ回転速度が検出できな販売店またはスズキ代理店での交換 6
くなって、次の機能が正常に作動し（有料）をおすすめします。
なくなる  電池は、スズキ販売店や家電量販
・ABS 店・ホームセンターなどでご購入く
・横滑り防止装置（ジムニーシエラ）ださい。
・ブレーキアシスト
使用電池リチウム電池CR1220
 4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
6-7
1 キーカバーを外します。  電池は、＋極を上にして取り付け
 スクリューは、サイズの合ったプます。
ラスドライバー（市販品）で外し
ます。
ʃɹʴʯ˂
ɷ˂ɵʚ˂
76J60090
76J60070
キーカバーを組み付けます。
3
 図のようにカバーの先端を合わせ
てから取り付けます。
スクリューのサイズ・形状に合わない
ドライバーを使用すると、スクリュー
の頭がつぶれるおそれがあります。
6 電池を交換します。
2
 古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー（市販品）を使
用します。 76J60100
 スクリューを確実に締め付けま
す。
リモコンキーが正常に作動するか確
4
認します。
76J60080
6-8
お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
寒冷時の取扱い
冬期に入る前の準備スノーブレード（別売り）
スノーブレード（降雪地用ワイパーブ
ウインドーウォッシャー液レード）は、金属部分をゴムでおおって
雪の付着を少なくするものです。標準装
凍結を防ぐため、外気温に応じた割合で備のワイパーブレードでは、降雪時に雪
配合してください。が付着し、ふき取りにくくなることがあ
〈スズキ純正ウォッシャー液の場合〉りますので、必要に応じて交換してくだ
さい。
使用地域・季節薄める割合凍結温度
通　常原液1に水3 約－7℃
温暖地の冬期原液1に水2 約－10℃ 高速走行時は、通常のワイパーブレー
寒冷地の冬期原液1に水1 約－20℃ ドよりふき取りにくくなることがあり
ます。その場合には、車のスピードを
極寒冷地の冬期原液のまま約－50℃
落としてください。
雪の降らない時季は、通常のワイパー
バッテリーブレードのご使用をおすすめします。
バッテリーの液量や比重を点検してくだ
さい。寒くなるとバッテリーの性能が下 6
がり、弱っているバッテリーではエンジ
ンがかかりにくくなります。冬用タイヤ、タイヤチェーン、
→　2-3ページ輪止め
（バッテリ－の液面を点検する）
雪道や凍結路を走行するために必要で
す。
冷却水
エンジン内部の腐食および凍結防止のた
め、指定の冷却水をお使いください。 ᢞඨɔ
→　8-1ページ（サービスデータ）
ѧႊʉɮʮ
ʉɮʮʋɱ˂ʽ
冷却水の濃度点検および交換は、スズ
キ販売店またはスズキ代理店へお申し 76J60210
付けください。
6-9
出発の前にガラス面の雪や霜
プラスチックの板を使うと、ガラスを傷
屋根に積もった雪つけずに落とせます。
出発の前に取り除いてください。走行時
に落下して、視界をさまたげるおそれが
あります。
ʡʳʃʋʍɹɁ౉
76J60230
76J60110
ドアミラーの凍結
ぬるま湯をかけて氷を溶かします。溶か
したあとは、再び凍結しないように水分
ワイパーの凍結をふき取ってください。凍結したまま無
理にドアミラーを動かそうとすると、故
6 ぬるま湯をかけて氷を溶かします。溶か障するおそれがあります。
したあとは、再び凍結しないように水分
をふき取ってください。凍結したまま無
理にワイパーを作動させると、ブレード
部（ゴムの部分）が傷ついたり、ワイ
パーが故障したりするおそれがありま
す。
65P60070
ドアミラー格納スイッチの場合、ミ
ラーを手で動かすことが可能かを確認
65P60060
してから、スイッチ操作を行なってく
ださい。凍結したまま操作を繰り返す
と、故障の原因となります。
→　3-12ページ
（ドアミラー格納スイッチ）
6-10
ドアの凍結雪道を走行するとき
ぬるま湯をドアキーの穴を避けてかけま
す。ドアが開いたあとは水分をふき取っ雪道や凍結路はゆっくり走行
てください。凍結したまま無理に開けよ
うとすると、ドアまわりのゴムがはがれ
たり、破損したりするおそれがありま
す。スピードを控えめにし、急発進、急加
速、急ブレーキ、急ハンドル、急激な
エンジンブレーキなど「急」のつく運
転はしないでください。雪道や凍結路
は路面が滑りやすく、スリップ事故を
ॲᄉ᣹ǽǽ
65P60080
ॲӏᣱǽǽ
ॲʠʶ˂ɷ
ॲʙʽʓʵ
ॲ༜Ƚɲʽʂʽʠʶ˂ɷ
靴に付着した雪
乗車するときによく落としてください。
76J20170 6
そのまま乗車すると、ペダル操作時に
滑ったり、車内の湿気が多くなってガラ
スがくもりやすくなったりします。
ブレーキの効き具合を確認
ブレーキ装置に付着した雪や氷が凍結し
て、ブレーキの効きが悪くなることがあ
ります。
 周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキの
効きを確かめてください。
 ブレーキの効きが悪いときは、効きが
80J312
回復するまで低速で繰り返しブレーキ
ペダルを軽く踏み、ブレーキ装置のし
めりを乾かしてください。
6-11
冬用タイヤ、タイヤチェーン駐車するとき
を装着
雪道や凍結路では、冬用タイヤまたはタパーキングブレーキ
イヤチェーンを装着してください。
パーキングブレーキが凍結すると解除で
 走行する地区の条例などにしたがって
きなくなります。
装着してください。
→　6-6ページ（タイヤ交換するときは）  長時間駐車するときは、パーキングブ
→　6-14 ページ（タイヤチェーンをレーキをかけずに輪止め（市販品）を
装着するとき）してください。
・オートマチック車は、セレクトレ
バーを P に入れます。
・マニュアル車は、チェンジレバー
フェンダー裏側に付着した雪
をRまたは1速に入れます。
を取り除く
雪道を走行すると、フェンダーの裏側に
雪が付着してタイヤと接触し、ハンドル凍結防止剤が散布してある道
の切れが悪くなることがあります。を走行したあとは
 ときどき車を止めてフェンダーの裏側
すみやかに凍結防止剤を洗い落としてく
を点検してください。雪の塊が付着し
ださい。とくに車体の下まわり、足まわ
ているときは、周囲の部品を傷つけな
りを念入りに洗ってください。放置する
いように雪を取り除いてください。
6 とサビの原因となります。
凍結を防ぐため、洗車後はドアまわりな
どの水分をふき取ってください。
 ドアキーの穴を避けて洗車してくださ
い。キー穴が凍結すると、ドアが解錠
できなくなります。
 ドアまわりのゴム部品の水分は、とく
によくふき取ってください。凍結する
80J313
と、ドアが開かなくなります。
80J314
6-12
屋外に駐車するときは排気管のまわりが雪でおおわ
れたときは
 軒下や樹木の下には駐車しないでく
ださい。積雪や落雪で車の屋根がへ排気管のまわりが雪でおおわれたまま
こむことがあります。エンジンを回転させないでください。
 駐車するときはワイパーアームを立排気ガスが車内に侵入し、一酸化炭素
ててください。雪の重みでワイパー中毒のおそれがあります。
アームが変形したり、ブレード部
（ゴムの部分）がガラスに凍結した
りすることがあります。
76J60140
76J60130
6-13
タイヤチェーンを装着するとき
タイヤチェーンを装着したまま、雪の
タイヤチェーンない舗装路を走行しないでください。
路面が損傷したり、タイヤチェーンの
この車に適合したスズキ純正品を装着し摩耗が早まったりします。また、4WD
てください。適合するタイヤチェーンに車の場合、駆動装置に無理な力がかか
ついては、スズキ販売店またはスズキ代り、故障の原因となります。
理店にご相談ください。
適合品以外を装着しないでくださ
タイヤチェーンを装着する前に
い。ブレーキ配管や車体を損傷する
おそれがあります。 ■ タイヤチェーンは後輪に装着
 走行中にいつもと違う音がするとき
この車は後輪が駆動輪ベースの 4WD で
は、ただちに停車して点検してくだ
す。前輪には装着しないでください。
さい。タイヤチェーンが切れたり、
一部が外れたりして車体にあたる
と、ブレーキ配管や車体を損傷する ■ ジャッキアップに適した安全
おそれがあります。な場所で装着
7-8 ページの「タイヤ交換の準備」の
1 、 2 をお読みください。
6
 タイヤチェーンを装着して走行する
ときは、安全およびタイヤチェーンタイヤチェーンの装着
保護のためスピードを控えめ（30
km/h 以下）にし、急発進、急加速、タイヤチェーンに付属の取扱説明書をよ
急ブレーキ、急ハンドル、急激なエンくお読みください。
ジンブレーキなど「急」のつく運転を
したり、突起や穴を乗り越えたりし
 タイヤチェーンを装着すると、タイアルミホイール装備車の場合、タイヤ
ヤ回転速度が検出できなくなって、チェーンでホイールに傷がつくおそれ
次の機能が正常に作動しない場合ががあります。
あります。
・ABS
・横滑り防止装置（ジムニーシエラ）
・ブレーキアシスト
6-14
万一のとき
7. 万一のとき
● パンク･･････････････････････････････ 7-2
● バッテリーあがり････････････････････ 7-13
● ヒューズ切れ････････････････････････ 7-16
● 電球切れ････････････････････････････ 7-20
● オーバーヒート･･････････････････････ 7-26
● その他･･････････････････････････････ 7-27
7-1
万一のとき/パンク
パンク
工具、ジャッキの収納場所工具袋、ジャッキの
取り出しかた
荷室のフロアボード下に収納されていま
す。ジャッキを縮めてから取り出します。
 ジャッキが縮めにくいときは、ジャッ
ʟʷɬʦ˂ʓ ɹʳʽʡ ࡾщᚨ キハンドルを使ってください。
᎔ɓ ʂʭʍɷʥʵʊ˂
ࢿȟɞ
ࡾщᚨ
ʂʭʍɷʙʽʓʵ ʂʭʍɷ
ʂʭʍɷ
76J70010
 ホイールナットレンチは、ジャッキ下 76J70030
に収納されている工具袋の中にありま
す。
収納するときに、ジャッキハンドルな
ʥɮ˂ʵʔʍʒʶʽʋ
どで無理にジャッキを広げないでくだ
さい。ジャッキホルダーが変形するお
7
ࡾщᚨ
76J70020
 使用後は所定の位置に収納し、しっか
り固定してください。
7-2
ブラケットを外します。
スペアタイヤ 2
 ブラケットを固定しているナット
バックドア外側に格納されています。 3 個は、ホイールナットレンチで
反時計方向にまわして外します。
 スペアタイヤの空気圧や摩耗状態を
定期的に点検してください。空気圧 ʠʳɻʍʒ
不足やタイヤの摩耗した状態での使
用は、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
 スペアタイヤのサイズ、銘柄、ト
レッドパターン（溝模様）が他の 4
ʥɮ˂ʵʔʍʒ
輪と異なる場合、スペアタイヤはパ
ʶʽʋ
ンクしたときに一時的に使用する応
76J70050
急タイプとなります。パンクしたタ
イヤをただちに修理または交換し、
できるだけ早く 4 輪とも同じタイヤスペアタイヤとアンダーカバーを両
3
を装着してください。手でしっかり持って外します。
→　6-6ページ
（タイヤ交換するときは）
ジムニー
■ 外しかた 7
ɬʽʊ˂ɵʚ˂
スペアタイヤカバーを外します。
1 76J70060
 カバーを固定している袋ナット 1
個は、ホイールナットレンチで反
時計方向にまわして外します。
スペアタイヤとアンダーカバーを地面
に置くときは、慎重に降ろしてくださ
ʃʤɬʉɮʮ
ɵʚ˂ い。高い位置から落とすと、アンダー
カバーなどが破損するおそれがありま
す。
ʥɮ˂ʵʔʍʒ
ʶʽʋ
76J70040
7-3
■ 取り付けかた
ʉɮʮ
ɷʭʴɬ
アルミホイール（タイプ別装備）装着
のタイヤは、スペアタイヤの格納場所
には取り付けないでください。破損や ʥɮ˂ʵʔʍʒ
ʶʽʋ
落下のおそれがあります。
パンクしたアルミホイール装着のタイ
ヤは、荷室にて一時保管してください。
76J70080
アンダーカバーをスペアタイヤへ取
1
り付けます。
ホイールナットレンチを必要以上に奥
①スペアタイヤを、ホイール表面
まで差し込むと、車体を傷つけるおそ
を上にして地面に置きます。
②アンダーカバーの凸部（2か所）
を、図のようにホイール穴へはめ
込みます。
ホイールナットレンチはソケット部を
下向きにして差し込まないと、タイヤ
ɬʽʊ˂
取付け時のじゃまになります。
ɵʚ˂
҉᥂
スペアタイヤとアンダーカバーを両
3
手でしっかり持ち、図のようにタイ
ヤキャリア上部のボルトとホイール
7 穴（1か所）を合わせます。
 タイヤが抜け落ちないように、
76J70070
ナットを軽く仮締めします。仮締
めしたら、ホイールナットレンチ
タイヤキャリア上部のボルトを手前を抜き取ります。
2
に倒すため、ホイールナットレンチ
をタイヤキャリアに差し込みます。
 キャリア上部を手前に倒し、レン
チ先端を図のように縦にしてソ ʔʍʒ
ケット部を下向きにした状態で、
パイプ穴およびその奥の穴に差し
込みます。
76J70090
7-4
図のようにタイヤ下部を手前に引き
4
上げながらU 字ボルトを起こし、下
側のホイール穴（2 か所）へ差し込仮締めしたナットを外すときは、タイ
みます。ヤが落ちないように気をつけてくださ
い。
Õ‫ޏ‬ʦʵʒ
スペアタイヤカバーを取り付けま
6
す。
①図のようにカバーの穴とブラ
Õ‫ޏ‬
ケットのボルトを合わせます。
ʦʵʒ
②袋ナット 1 個は、ホイールナット
レンチでしっかり締め付けます。
76J70100
ʃʤɬʉɮʮ
ɵʚ˂
ᚨʔʍʒ
スペアタイヤと車体の間に、指などを
はさまないよう気をつけてください。
ブラケットを取り付けます。
5
①手順 3 で仮締めしたナットを外 76J70120
し、ブラケットを図のように取り
付けます。
②ナット 3 個は、ホイールナットレ 7
ンチで均一に、しっかり締め付け袋ナットを必要以上に締め付けないで
ます。ください。スペアタイヤカバーが破損
するおそれがあります。
ʠʳɻʍʒ
ʔʍʒ
76J70110
③ナットが確実に締まっているか
確認してください。
7-5
■ 外しかた ʥɮ˂ʵʔʍʒ
ʶʽʋ
スペアタイヤカバーを外します。
1
 カバーを固定している袋ナット 1
個は、ホイールナットレンチで反 əɞɓ
時計方向にまわして外します。
ʃʤɬʉɮʮ 76J70420
ɵʚ˂
ʥɮ˂ʵ スペアタイヤを両手でしっかり持っ
ʔʍʒʶʽʋ 4
て外します。
■ 取り付けかた
タイヤキャリアに取り付けられてい
1
76J70400
るブラケットの向きを確認します。
 「205」の刻印がある側を上にし
ロックカバーを外します。ます。
2
 ロックカバーのキー溝に、エンジ
ンキーをいっぱいに差し込んだま ǽǽɥ˨ȾȬɞ
ま引き抜きます。
7 ʷʍɹɵʚ˂
ʠʳɻʍʒ
ʉɮʮɷʭʴɬ
76J70430
76J70410
ブラケットを上下逆に取り付けると、
スペアタイヤカバー固定用の袋ナット
ロックナット1個、袋ナット2個を外がしっかり締め付けられなくなりま
3 す。
します。
 ホイールナットレンチを使用し
て、反時計方向にまわして外しま
す。
7-6
スペアタイヤをタイヤキャリアに取
2
り付けます。
ロックカバーは、ロックカバーからエ
①タイヤを両手でしっかり持ち、ンジンキーを抜いた状態で取り付ける
キャリアのボルトとホイール穴ことができます。
（3か所）を合わせます。
②ロックナット 1 個、袋ナット 2 個
は、ホイールナットレンチで均一スペアタイヤカバーを取り付けま
に、しっかり締め付けます。 4
す。
①図のようにカバーの穴とブラ
ʉɮʮɷʭʴɬ ケットのボルト（下側）を合わ
せます。
②袋ナット 1 個は、ホイールナット
レンチでしっかり締め付けます。
ʠʳɻʍʒ
ʃʤɬʉɮʮ
ɵʚ˂
76J70440
③ナットが確実に締まっているか
ロックカバーをロックナットに取り ᚨʔʍʒ
3
付けます。 76J70460
7
袋ナットを必要以上に締め付けないで
ください。スペアタイヤカバーが破損
ʷʍɹɵʚ˂ するおそれがあります。
ブラケットの上側にあるボルトに取り
付けると、袋ナットがしっかり締め付
76J70450
けられなくなります。
 ロックカバーを引いて、確実に固
定されているか確認してくださ
い。
7-7
 万一ジャッキが外れたときに足な
タイヤ交換の準備どをはさまないために、取り外し
他車に注意をうながすため、非常点たスペアタイヤは、交換するタイ
1 ヤの近くの車体の下に置いてくだ
滅表示灯を点滅させます。他車の通
行のじゃまにならず、安全に作業がさい。
でき、地面が硬くて平らな場所に車
を移動します。
パーキングブレーキをしっかりとか
2
けます。
 オートマチック車はセレクトレ
バーを P に入れ、エンジンを止
めます。
 マニュアル車はエンジンを止
め、チェンジレバーを R または 1 76J70140
速に入れます。
必要に応じて、停止表示板（別売
り）を置きます。スペアタイヤを地面に置くときは、ホ
イール表面を上にすると傷つきにくく
交換するタイヤと対角線の位置にあ
3 なります。
るタイヤの前後に、輪止め（市販
品）を置きます。
ホイールナットレンチでホイール
5
ナット 5 個を反時計方向にまわし、
手でナットが軽くまわるくらいまで
7 ゆるめます。
̬૰Ȭɞʉɮʮ
ᢞඨɔ
76J70130
工具、ジャッキを取り出し、スペア ʥɮ˂ʵ
4 ʔʍʒʶʽʋ
タイヤを取り外します。同乗者がい
るときや重い荷物をのせているとき 76J70150
は、車からおろします。  上図のホイールは代表例です。お
車のタイプにより異なります。
7-8
ジャッキハンドル取り付け部を手で
ジャッキアップ 1
まわしてジャッキを広げ、ジャッキ
ジャッキアップする前に、パーキングブ上面の穴をサスペンションアームの
レーキをしっかりとかけてください。ボス部に軽く接触させます。
 オートマチック車はセレクトレバー
を P に入れ、エンジンを止めてくだ
さい。
 マニュアル車はエンジンを止め、チェ
ンジレバーをRまたは1速に入れてくだ
さい。
万一ジャッキが外れると、身体がはさ
まれ重大な傷害を受けたり、車が動き
ɿʃʤʽʁʱʽ
出して思わぬ事故につながったりする ɬ˂ʪɁʦʃ᥂
おそれがあります。ジャッキアップす
るときは次のことをお守りください。 ʂʭʍɷ˨ᬂɁሰ
 地面が硬くて平らな場所でジャッキ
アップしてください。 76J70160
 ジャッキは、タイヤ交換だけに使用
してください。ジャッキ頭部を軽くゆすって、
 ジャッキはこの車に付属のものを使 2
ジャッキ上面の穴がサスペンション
用し、他の車のものは使用しないでアームのボス部にはまっているか確
ください。また、この車のジャッキ認します。
を他の車に使用しないでください。
 ジャッキは必ず指定された位置にかジャッキに、ジャッキハンドルを取 7
けてください。指定以外の位置に 3
り付けます。（次の図参照）
ジャッキをかけると、ジャッキが外
れたり、車を損傷したりするおそれジャッキハンドルをまわして、タイ
があります。 4
ヤが地面から少し離れるまで、車体
 ジャッキで必要以上に車を持ち上げを慎重に持ち上げます。
 ジャッキで車を持ち上げているとき
は、車の下にもぐったり、エンジン
をかけたり、車をゆすったりしない
でください。
 ジャッキアップするときに、ジャッ
キの上や下に物をはさまないでくだ
さい。
 複数のジャッキを使用して、複数輪
を同時にジャッキアップしないでく ʂʭʍɷʙʽʓʵ
ださい。 76J70170
7-9
ガレージジャッキ（市販品）を使用するときは
ガレージジャッキおよびリジッドラック（市販品）の指定位置を下図に示します。詳細
については、スズキ販売店またはスズキ代理店にご相談ください。
ʟʷʽʒϫɶʶ˂ʂʂʭʍɷ઩ްͱᏚ ʴʮϫɶʶ˂ʂʂʭʍɷ઩ްͱᏚ
ɬɹʃʵ
ɬɹʃʵ
ʙɰʂʽɺ
ʙɰʂʽɺ
ɶʶ˂ʂʂʭʍɷ ɶʶ˂ʂʂʭʍɷ
ʟʷʽʒϫ
ʟʷʽʒϫʴʂʍʓʳʍɹ઩ްͱᏚ ʴʮϫʴʂʍʓʳʍɹ઩ްͱᏚ
7
ʴʂʍʓʳʍɹ ʴʂʍʓʳʍɹ
76J70180
 必ず図に示す指定位置を守ってください。
 ジャッキアップした車体を保持する際は、必ずリジッドラックに掛け替えてくださ
い。
 フロント側またはリヤ側のみをジャッキアップする際は、必ず接地側のタイヤの前
後に輪止め（市販品）を置いてください。
7-10
次の場所の汚れや異物を取り除きま
タイヤの取付け・取外し 3
す。
1 ホイールナットを外して、タイヤを  交換するホイールの取付け面
取り外します。外したタイヤは、車  車体側の取付け面（ハブ面）
体の下に置きます。  ボルトやホイールナットのねじ部
 ホイールナットのテーパー面
 ホイール穴のテーパー面
タイヤを地面に置くときは、ホイール
表面を上にすると傷つきにくくなりま
す。 ̬૰Ȭɞ
ʥɮ˂ʵɁ
՘͇Ȥᬂ
ジムニーの後輪タイヤを交換すると ᡾ͶϫɁ
2 ՘͇Ȥᬂ
きは、センターキャップを付け替え
ᴥʙʠᬂᴦ
ます。
 外すときは、ホイール裏面へ
キャップを押し出します。
 取り付けるときは、ホイール裏面
からキャップを押し込みます。
ʦʵʒɗ
ʥɮ˂ʵʔʍʒɁ ʥɮ˂ʵʔʍʒɁ
۶ȪȞȲ ՘ɝ͇ȤȞȲ ʐ˂ʛ˂ᬂ ɀȫ᥂
67H70250
 上図は代表例です。お車のタイプ
により異なります。
 このとき、ボルトやナットのねじ
部、ホイールのボルト穴につぶれ 7
や亀裂などの異常がある場合は、
ʅʽʉ˂ɷʭʍʡ
スズキサービス工場で点検を受け
76J70190
てください。
 前記の場所に汚れや異物、つぶれや
亀裂などの異常があると、走行中に
ホイールナットがゆるむことがあり
ます。
 ナットやボルトに、オイルやグリス
を付着させないでください。必要以
上にナットを締め過ぎて、ボルトが
折れるおそれがあります。
7-11
ホイールナットのテーパー面が、ホホイールナットレンチを使用して、
4 6
イール穴のテーパー面に軽く接触すホイールナットを次の図の順序で 2
るまで、手で時計方向にまわして締～3回に分けて締め付けます。
めます。
締め付けトルク：100 N・m
スチールホイール装備車（1020 kgf・cm）
ʥɮ˂ʵʔʍʒ  ホイールナットレンチの柄の先端
Ɂʐ˂ʛ˂ᬂ にかかる力は390 N（40 kgf）を
目安にしてください。
 すべてのホイールナットが確実に
締まっていることを確認してくだ
さい。
ʥɮ˂ʵሰɁ
ʐ˂ʛ˂ᬂ
ḧ
76J70200
ḩ Ḫ
アルミホイール装備車 ḫ Ḩ
ʥɮ˂ʵʔʍʒ
Ɂʐ˂ʛ˂ᬂ
76J70220
 上図のホイールは代表例です。お
車のタイプにより異なります。
ʥɮ˂ʵሰɁ
7 ʐ˂ʛ˂ᬂ
76J70210  ホイールナットが確実に締まってい
ないと、ボルトやブレーキ部品を損
 上図のアルミホイールは代表例で
傷したり、ホイールが外れたりする
す。お車のタイプにより異なりま
など、思わぬ事故につながるおそれ
す。
があります。トルクレンチ（市販
品）を使用せずにタイヤ交換した場
車体の下に置いたタイヤを取り出
5 合は、できるだけ早くスズキサービ
し、タイヤが地面に接触するまで
ス工場で締め付けトルクの点検を受
ジャッキを下げます。
 ホイールナットレンチを足で踏んだ
り、パイプや棒などを追加して締め
付けたりすると、ナットを締め過ぎ
てボルトが損傷し、事故につながる
7-12
万一のとき/バッテリーあがり
規定の締め付けトルクで締める場合
ジムニーの場合、アルミホイール（タ
は、トルクレンチ（市販品）のご使用
イプ別装備）装着のタイヤは、スペア
をおすすめします。
タイヤの格納場所には取り付けないで
ください。破損や落下のおそれがあり
ます。
タイヤを交換したあとは
 工具とジャッキを所定の位置に収納し
バッテリーあがり
てください。バッテリーあがりとは
 ジムニーのスチールホイール装備車お
次のようなときは、バッテリーがあがっ
よびジムニーシエラの場合、パンクし
ています。
たタイヤは、スペアタイヤの格納場所
に取り付けてください。  エンジンをかけようとしてもスター
 ジムニーのアルミホイール装備車の場ターがまわらない。または、まわって
合、パンクした標準タイヤは、スペアも回転が弱くてエンジンがかからな
タイヤの格納場所には取り付けることい。
ができませんので、荷室にて一時保管  ヘッドライトが極端に暗かったり、
してください。ホーンの音が小さかったりする。
 タイヤを交換してしばらく走行したあ
と、ホイールナットにゆるみがないか
 アルミホイール装備車は、タイヤを交
換してから 1,000 km 程度走行したあ 7
とに、ホイールナットにゆるみがない
か点検してください。
タイヤを交換したあと、車体の振動な
どの異常を感じたときは、ただちに安
全な場所に停車し、スズキ販売店また
はスズキ代理店にご連絡ください。
7-13
2 本目のブースターケーブルを③→
バッテリーあがりのときは 2
④の順序で接続します。
ブースターケーブルと、12 Vバッテリー ③ バッテリー正常車の端子
を使用している他のバッテリー正常車が ④ バッテリーあがり車のエンジン本体
あれば、エンジンの始動ができます。（エンジンハンガーフックなど）
1 本目のブースターケーブルを①→
1 ジムニー
②の順序で接続します。
① バッテリーあがり車の端子
ḩ
② バッテリー正常車の端子
ジムニー (1) (2)

12 V
Ḩ
(1) Ḫ
(2)
12 V
(1)
76J70311
(1) ブースターケーブル
(2) 正常車のバッテリー
7 (3)
76J70530
Ḩ (1) ブースターケーブル
(1) (2) 正常車のバッテリー
(3) エンジンハンガーフック
(2)
12 V
76J70471
(2) 正常車のバッテリー
7-14
ḩ  バッテリーからは水素ガスが発生して
います。水素ガスは、火気や火花に引
火すると爆発のおそれがありますの
(1) (2) で、次のことをお守りください。
12 V ・バッテリーを充電するときやブー
スターケーブルをつなぐときは、必
ずバッテリー液面を確認してくだ
Ḫ さい。バッテリー液面が下限以下の
ままで充電などすると、バッテリー
が発熱して爆発のおそれがありま
す。また、バッテリーの寿命を縮め
バッテリー補充液を上限まで補給
してから、充電などを行なってくだ
(1) さい。
˨᪅
˩᪅
(3)
76J70540
76J20370
(2) 正常車のバッテリー・充電は火気のない風通しのよいと
(3) エンジンハンガーフックころで、
すべてのバッテリーキャッ
プを外して行なってください。 7
・④の接続のときに、バッテリーが
バッテリー正常車のエンジンを始動あがった車の端子につながな
3
し、エンジンの回転を少し高めに保いでください。発生した火花が水
ちます。素ガスに引火し、爆発のおそれが
あります。バッテリーから離れた
バッテリーあがり車のエンジンを始エンジンハンガーフックなどに接
4
動します。続してください。
・乾いた布でバッテリーをふかない
取り付けたときと逆の順序で、ブーでください。静電気が発生して引
5
スターケーブルを外します。火のおそれがあります。
お近くのスズキ販売店またはスズキ
 バッテリー液は希硫酸です。目や皮
6 膚につくと、失明などの重大な傷害
代理店でバッテリーを完全充電しま
を受けるおそれがあります。万一、
す。
付着したときは、すぐに多量のきれ
いな水で洗浄し、医師の診察を受け
てください。
7-15
万一のとき/ヒューズ切れ
ヒューズ切れ
ヒューズが切れたときは
 ブースターケーブルは確実に接続し電気装置が作動しないときや、電球が切
てください。エンジン始動時の振動れていないのにランプが点灯しないとき
などでブースターケーブルが外れるは、ヒューズ切れが考えられます。
と、ドライブベルトや冷却ファンに
 ヒューズは、エンジンルーム内と運転
巻き込まれるおそれがあります。
席足元にあります。
 ショート防止のため、ブースター
 装備仕様の違いにより、所定の位置に
ケーブルの端子は、バッテリーの
ヒューズがない場合があります。ま
端子以外の部分（端子、ボ
た、装備がなくてもヒューズだけがあ
デー、ブラケットなど）と接触させ
る場合があります。
 オートマチック車は押しがけがで
きません。マニュアル車も安全の
エンジンルーム内のヒューズ
ため、押しがけをしないでください。
ジムニー
ʫɮʽʜʯ˂ʄ
ʜʯ˂ʄʦʍɹʃÎï® ±
バッテリーあがりを
防ぐためには
 1 か月に一度は連続して 30 分以上走行
して充電する必要があります。
 エンジンを停止したままライトをつけ
7 たり、長時間ナビゲーションやオー 76J70321
ディオなどを使用したりしないように
しましょう。
 渋滞などで長時間アイドリングを続け
ている場合は、電装品の使用を極力避 ʫɮʽʜʯ˂ʄ
けてください。 ʜʯ˂ʄʦʍɹʃÎï® ±
→　2-3ページ
（バッテリ－の液面を点検する）
76J70481
7-16
ヒューズの表は、ボックスのふたの裏側位置表示容量接続先名称
にあります。
ABS
11 ABS SOL 30A
ソレノイド
11
1 5 エンジン
12 12 IGN1 40A
6
7
スイッチ
2 8 13
9 ABS
10 14 13 ABS MOT 40A
3
モーター
リヤデフォッガー
14 IGN2 50A
4
パワーウインドー
位置表示容量接続先名称
76J70330
1 A/C 20A エアコン
 次の表は、各ヒューズが受け持つ主な
装備を表しています。 2 ST 30A スターター
ジムニー 3 HTR FAN 20A ヒーター

位置表示容量接続先名称
エアコン 4 FR FOG 15A フォグランプ
1 CPRSR 10A
コンプレッサー
5 LAMP 50A 照明
2 ST 30A スターター
ヘッドライト
ヒーター 6 H/L R 15A
3 HTR FAN 20A （右）
ファン 7
ヘッドライト
7 H/L L 15A
4 FR FOG 15A フォグランプ（左）
8 ーーー
5 LAMP 50A 照明
ヘッドライト 9 ーーー
6 H/L R 15A
（右）
ヘッドライト 10 FI 15A 燃料噴射装置
7 H/L L 15A
（左）
ABS
ラジエーター 11 ABS SOL 30A
8 RDTR 30A ソレノイド
ファン
エンジン
パワー 12 IGN1 40A
9 P/S 30A スイッチ
ステアリング
ABS
13 ABS MOT 40A
10 FI 15A 燃料噴射装置モーター
エンジン
14 IGN2 50A
スイッチ
7-17
運転席足元のヒューズ位置表示容量接続先名称
6 DEICER 15A デアイサー
HORN ホーン
7 15A
HAZARD 非常点滅表示灯
RADIO ラジオ
8 15A
DOME 室内灯
9 ーーー
ʜʯ˂ʄʦʍɹʃ
Îï®² 10 ーーー
76J70340
11 ST 10A スターター
ヒューズの表は、ヒューズカバーの表側
にあります。 POWER パワー
12 30A
WINDOW ウインドー
イグニッション
13 IG 15A
コイル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
14 4WD 20A 4WD
12
11
15 BACK 10A 後退灯
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
AIR
16 15A エアバッグ
BAG
7 76J70350
17 METER 10A メーター
 次の表は、各ヒューズが受け持つ主な
装備を表しています。 18 ABS 10A ABS
位置表示容量接続先名称 19 AT 10A AT
IG2
1 10A ヒーター
SIG 20 TAIL 10A 尾灯
REAR リヤ
2 20A
DEFG デフォッガー 21 STOP 15A 制動灯
WIPER ワイパー
3 15A DOOR
WASHER ウォッシャー 22 15A ドアロック
LOCK
SEAT シート
4 15A
HEATER ヒーター
シガー
5 CIGAR 15A
ライター
7-18
切れているときは、同じ容量の
ヒューズの点検と交換 4
ヒューズと交換します。
 交換したヒューズがすぐに切れる
点検・交換のしかたときは、電気系統の故障が考えら
れます。スズキサービス工場で点
エンジンスイッチを LOCK にしま
1 検を受けてください。
す。
ミニブレードタイプ
エンジンルーム内のヒューズボック
2
ス No. 1 のカバーを外し、ヒューズ
抜きを取り出します。
ඩࢠȽʜʯ˂ʄ ҒɟȲʜʯ˂ʄ
Ɂ΍ Ɂ΍
76J70380
ʜʯ˂ʄ੺Ƞ
低背ブレードタイプ
76J70360
故障の状況から、点検すべきヒュー
3
ズをヒューズの表で確認します。
ヒューズ抜きをヒューズに差し込ん
で引き抜き、ヒューズが切れていな 7
いか点検します。 ඩࢠȽʜʯ˂ʄ ҒɟȲʜʯ˂ʄ
Ɂ΍ Ɂ΍
76J70490
 ヒューズを点検または交換したあ
ʜʯ˂ʄ੺Ƞ とは、ヒューズ抜きを所定の位置
に格納し、しっかりカバーをして
ください。
76J70370
7-19
万一のとき/電球切れ
電球切れ
■ 予備ヒューズ電球の点検
（低背ブレードタイプ）
エンジンルーム内のヒューズボックスライトやランプ、方向指示器／非常点滅
No.1にあります。表示灯などを点灯または点滅させて、電
 予備ヒューズにないサイズや容量の球切れがないか点検してください。
ヒューズを交換するときは、スズキ販
売店またはスズキ代理店にご相談くだ
さい。  制動灯は他の人に見てもらうか、壁
などを利用して点検してください。
 メーター内の方向指示器表示灯の点
ḧ
滅が異常に速くなったときは、方向
Ḩ 指示器／非常点滅表示灯の電球切れ
が考えられます。
ḩ
ヘッドライトなどのレンズ内
76J70500 面のくもり
レンズ内面に大粒の水滴がついていると
位置容量頭部の着色個数
きやランプ内に水がたまっているとき
① 15A 青色透明 1 は、スズキサービス工場で点検を受けて
② 30A 緑色透明 1 ください。
③ 20A 黄色透明 1
7 ヘッドライトやリヤコンビネーション
ランプなどは、ランプ内外の温度差に
より一時的にレンズ内面がくもること
ヒューズは、同じサイズで同じ容量のがありますが、機能上の問題はありま
ものと交換してください。サイズの違せん。（窓ガラスがくもるのと同じ現
うヒューズ、容量の大きいヒューズ、象です）
針金、銀紙などを使用すると、配線が
焼損したり火災が発生したりする原因
となります。
7-20
電球を交換するときは
電球が切れているときは、ワット数およハロゲン電球を扱うときは、油脂類が
び型式が同一の電球と交換してください。付着していない、きれいな手袋をはめ
電球のワット数および型式は、サービスてください。使用時電球が高温になる
データ（8-4ページ）をご覧ください。ため、素手で扱ってガラス部分に油な
どが付着すると、発熱による早期電球
 電球を交換しても点灯しない、または
切れのおそれがあります。
すぐ切れるときは電気系統の故障が考
えられます。スズキサービス工場で点
検を受けてください。
ヘッドライト
電球を交換するときは、次のことをお
守りください。ボンネットを開けます。
1
 安全で平らな場所に駐車し、パーキ →　5-10ページ（ボンネット）
ングブレーキをしっかりとかけてく
ださい。カプラー（1）は、カプラー本体を
2
 エンジンを止め、各ランプを消灯さしっかり持って車両後方へまっすぐ
せ、エンジンや排気管、電球などが引いて外します。
十分に冷えてから行なってくださゴムカバー（2）はツマミ（3）を
い。やけどのおそれがあります。引いて外します。
 ハロゲン電球は高圧ガスを封入して
いるため、とくに慎重に扱ってくだ
さい。割れるとガラスが飛散して、
配線をひっぱったり、カプラーをこ
けがのおそれがあります。
じったりすると接続不良の原因となっ
 車両の部品などで手や腕などをけが
て、ヘッドライトが点灯しなくなるお 7
しないよう、長袖の上着と手袋を着
用してください。
(2)
(3)
51K0180
(1)
76J70560
7-21
止め金（4）を図の矢印のように、ジムニー
3
押しながら横にずらして固定フック
（5）から外します。
(1)
(5)
76J70580
(4)
76J70570
電球を外します。交換後は、外した
4
ときと逆の手順でもとにもどしま
す。
 カプラー本体をしっかり持って奥 (2)
まで確実に差し込みます。
 ゴムカバーは、「TOP」という 76J70590
表示があるツマミを上にして、
しっかりとはめ込みます。
(1)
7 フォグランプ
タイプ別装備
交換作業のスペースを確保します。
1
 エンジンをかけ、交換する電球の
側と同じ側にハンドルをいっぱい
にまわします。
76J70600
エンジンを停止します。
2
フェンダー内のカバーを一部外しま
3
す。
 バンパー底部のクリップ（1）
と、フェンダー内のカバーにある
クリップ（2）は、マイナスドラ
イバー（市販品）でこじって外し (2)
ます。
76J70610
7-22
フェンダー内のカバー（3）をめ
4 非分解式ランプ
くって内側から交換します。
次のランプは非分解式のため、電球のみ
の交換はできません。ランプ本体の交換
(3)
となります。点検・交換の際は、スズキ
販売店またはスズキ代理店にご相談くだ
さい。
 方向指示器／非常点滅表示灯（フェン
ダーまたはドアミラー）
76J70620 そのほかの一般的な電球
 カプラー（4）は、本体をしっか電球ソケットおよび電球の取り外し／取
り持ってツメを押しながら外しまり付けは、次の方法で行ないます。
す。
■ 電球ソケットの取り外し／取
配線をひっぱったり、カプラーをこり付け
じったりすると接続不良の原因となっ  ソケットをランプ本体から取り外すと
て、フォグランプが点灯しなくなるおきは、ソケットを反時計方向にまわし
それがあります。て引き抜きます。
 取り付けるときは、ソケットをランプ
 カプラーを外したあとに電球（ソ本体の切り欠きにあわせて差し込み、
ケット一体式）（5）を、反時計時計方向にまわします。
方向にまわして外します。 7
例
(5)
՘ɝ۶Ȫ
(4) ՘ɝ͇Ȥ
72M2038
76J70630
交換後は、外したときと逆の手順で
5
もとにもどします。
7-23
■ 電球の取り外し／取り付け
2つのタイプがあります。 (2)
 Aタイプは、図のように抜き差しする
だけです。
Aタイプ
(1)
76J70640
(1) 車幅灯（A タイプ）

(2) 方向指示器／非常点滅表示灯
（前面、B タイプ）
՘ɝ۶Ȫ
՘ɝ͇Ȥ
72M2014
■ リヤコンビネーションランプ
 Bタイプは、次のようになります。バックドアを開け、ランプ全体を外して
・取り外すときは、電球を押しながらから交換します。
反時計方向にまわします。
 ボルト 2 個は、プラスドライバー（市
・取り付けるときは、電球を押しなが
販品）などで外します。
ら時計方向にまわします。
 ランプ本体は、車両の後方へまっすぐ
Bタイプ引いて外します。（※）
※運転席側はボルトを外したあと、一度
バックドアを閉めてからランプ本体を
外します。
7
バックドアを閉めるときは、ランプ本
体などが当たらないことを確認しなが
՘ɝ۶Ȫ らゆっくりと閉めてください。
՘ɝ͇Ȥ
72M2015
ジムニー
(2)
■ 車幅灯、方向指示器／非常点滅
表示灯（前面）
ボンネットを開け、エンジンルーム内か (4)
ら交換します。
(1)
76J70650
7-24
ジムニーシエラ ■ 後退灯（ジムニー）
バンパー裏側から交換します。
(3)
(4)
(1)
76J70660
(1) 制動灯/尾灯（Aタイプ） (1)

76J70680
（後面、Aタイプ）
(1) 後退灯
（Aタイプ）
(3) 後退灯（Aタイプ）
 ランプ本体をもとにもどすときは、ク
リップ 2 か所（4）を車体側の穴にあ
わせて押し込みます。排気管などが十分に冷えてから電球交
換を行なってください。エンジン停止
後しばらくは排気管などが熱くなって
■ 方向指示器／非常点滅表示灯いるため、やけどのおそれがあります。
（後面、ジムニーシエラ）
ランプ本体を外してから交換します。
 スクリュー（1）は、プラスドライバー ■ ハイマウントストップランプ
（市販品）で外します。バックドアを開け、カバー（1）を外し 7
てから交換します。
 カバーは、手前にまっすぐ引いて外し
(1) ます。
(2) (1) (3)
(2)
76J70670
（後面、Aタイプ） (3)
76J70690
(2) ハイマウントストップランプ
（Bタイプ）
7-25
万一のとき/オーバーヒート
 エンジンルームから蒸気が立ちのぼっ
ている
カバーを外すときは、カバーのツメ
（3）が破損するおそれがありますの
で、手前にまっすぐ引いてください。
■ 番号灯（Aタイプ）
レンズ（1）を反時計方向にまわして外
してから交換します。
ジムニー (1)
76J30780
 上図のメーターは代表例です。お車の
(1)
オーバーヒートしたときは
76J70700
車を安全な場所に止めます。
ジムニーシエラ 1
エンジンをかけたままでボンネット
2
を開けて、エンジンルーム内の風通
7 しをよくします。
 エンジンルームから蒸気が立ちの
ぼっているときは、ボンネットを
(1) 開けずに次の手順を行なってくだ
さい。
→　5-10ページ（ボンネット）
76J70710
エンジンルームから蒸気が立ちのぼっ
ているときは、ボンネットを開けない
オーバーヒート
でください。蒸気や熱湯が吹き出し
オーバーヒートとはて、やけどのおそれがあります。
次のようなときは、オーバーヒートです。
 水温計の目盛りがオーバーヒート範囲
（1）に入り、目盛り全体が点滅してい
る。
7-26
万一のとき/その他
その他
冷却ファンの作動を確認し、水温計
3 発炎筒
の目盛りが下がるのを待ってエンジ
ンを止めます。  発炎筒は、助手席足元の左側面のホル
 冷却ファンが作動していないときダーに取り付けています。
や、水温計の目盛りが下がらない  点火すると約 5 分間発炎します。踏切
ときは、ただちにエンジンを止や高速道路などの危険な場所で故障し
め、スズキ販売店またはスズキ代たときに、非常用信号として使用しま
理店にご連絡ください。す。
 使用方法は発炎筒に記載されていま
エンジンが十分に冷えてから、冷却す。あらかじめよく読んでおいてくだ
4
水の量やホースなどからの水漏れをさい。
点検します。  発炎筒に表示されている有効期限が切
れる前に、新品と交換してください。
発炎筒はスズキ販売店またはスズキ代
理店でご購入ください。
ラジエーターキャップは、エンジンが
十分に冷えてから外してください。エ
ンジンが熱いときは冷却水に圧力がか ʥʵʊ˂
かっているため、蒸気や熱湯が吹き出
してやけどのおそれがあります。
ᄉཕኋ
76J70230
7
80J066
 お子さまにはさわらせないでくださ
い。やけどや火災などの思いがけな
冷却水の量が不足しているときは補
5 い事故を起こすおそれがあります。
給します。  必ずホルダーに保管してください。
 水漏れなどの異常があるときは、  点火するときは、筒先を顔や身体に
スズキ販売店またはスズキ代理店向けないでください。やけどのおそ
にご連絡ください。れがあります。
 冷却水がなく、やむをえず水だけ  ガソリンなどの可燃物の近くでは使
を補給したときは、できるだけ早用しないでください。火災の原因と
くスズキサービス工場で冷却水のなります。
点検または交換をしてください。  トンネル内など、換気が悪い場所で
発炎筒を使用すると、煙で視界が悪
くなります。トンネル内での合図は
非常点滅表示灯をご使用ください。
7-27
故障したときは踏切内で動けなくなったときは
脱輪など、踏切内で動けなくなったとき
故障したときの連絡先はは、ただちに踏切の非常ボタンを押して
ください。
お買い求めのスズキ販売店またはスズキ
代理店にご連絡ください。スズキ代理店
および JAF の連絡先は、別冊の「スズキ
4 輪車サービスネットワーク」をご覧く
ださい。
停止表示板を常備する
76J70240
万一のために、停止表示板（別売り）を
車に備えてください。高速道路や自動車踏切の非常ボタンがわからないときは、
専用道路では、車の後方に停止表示板を発炎筒で列車に合図してください。
置くことが法令で義務づけられていま
す。
路上で故障したときは
車を路肩などに止め、非常点滅表示灯を
点滅させます。必要に応じて停止表示板
（別売り）や発炎筒で他車に注意をうな 76J70250
7 がします。
76J20340
全員車から降り、ガードレールの外など
安全な場所に、すみやかに避難してくだ
さい。
7-28
エンストした車を少し移動さけん引してもらうときは
せるときは
 レッカー車でけん引するとき、4輪また
踏切や交差点などでエンストして動けなは後輪を持ち上げてください。
くなったときは、付近の人に押しても  後輪だけを持ち上げてけん引するとき
らって、車を安全な場所まで移動させては、安全や駆動装置の保護のため、必
ください。ずけん引の前に 2WD に切り替えてく
このとき、オートマチック車はセレクトださい。
レバーを N に入れます。マニュアル車
はチェンジレバーをN（ニュートラル）に
入れます。
76J70270
→　4-17ページ
（2WD/4WD切替えスイッチ）
76J70260
 故障車を移動するには、車両運搬車を
利用する方法もあります。
マニュアル車、オートマチック車と  エンジンがかかっていても車が動かな
もエンジンスイッチを START の位かったり、いつもと違う音がしたりす
置で保持して緊急避難的に車を動かするときは、駆動装置の故障が考えられ
ことはできません。ます。けん引する前に、スズキ販売店
またはスズキ代理店にご連絡くださ
7
い。
4WD のままで、前輪だけまたは後輪
だけを台車にのせた（車輪が回転でき
ない）状態で絶対にけん引しないでく
ださい。車が台車から飛びだすなどの
思いがけない事故につながるおそれが
あります。また、駆動装置が破損する
原因となります。
7-29
ロープけん引 ■ リヤ側
ジムニー
この車を一時的に後ろに移動させるとき
ロープをかける位置は
は、後ろのけん引フックにロープをかけ
ます。
ロープは、けん引フックにかけます。
■ フロント側
ジムニー
Ȥɦऀʟʍɹ
76J70290
Ȥɦऀʟʍɹ
この車で他車をけん引することはでき
76J70280
ません。
この車を一時的に後ろに移動させるとき
や他車をけん引するときは、後ろのけん
7 引フックにロープをかけます。
Ɔ Ȥɦऀʟʍɹ
76J70510
Ȥɦऀʟʍɹ
ジムニーシエラのフロント側に装備さ
76J70520
れている※印のフックは、車を輸送す
るときの固定用フックです。けん引に
は使用しないでください。フックや車
体が破損するおそれがあります。
7-30
エンジンはかけたままにします。
3
 エンジンがかからないときは、エ
自車よりも重い車をけん引しないでくンジンスイッチを LOCK 以外の
ださい。また、急発進などけん引フッ位置にします。
クやロープに大きな衝撃が加わる運転  ハンドルを左右にまわして、ハン
をしないでください。けん引フックやドルロックが解除されているか確
車体、駆動装置が損傷するおそれがあ認します。
ります。  2WD/4WD切替えスイッチを操作
して、駆動状態を2WDにします。
→　4-16ページ
（2WD4WDの切替え操作）
ロープでけん引してもらうと
きは
エンジンがかからない車の運転は
けん引フックにロープをかけます。  キーを抜いたりエンジンスイッチを
1 LOCK の位置にしたりしないでく
 ロープをかけるときは、できるだ
ださい。ハンドルがロックされてま
け同じ側で水平にかけてくださ
わせなくなります。
い。
 ブレーキ倍力装置が働かないため、
いつもより強めにブレーキペダルを
踏んでください。
けん引中に、ロープがバンパーを傷つ  パワーステアリング装置が働かない
けるおそれがあるときは、あらかじめため、通常より大きな力をかけて操
バンパーを外してください。作してください。
ロープの中間に白い布（30 cm平方 7
2
以上）をつけます。
故障やバッテリーあがりなどでハンド
ルロックが解除できないときは、ロー
ȺȠɞȳȤպȫϫȺ ᄌࢎ プでけん引しないでください。
ᴥ³°ãí
ࢲ஁͏˨ᴦ
µí͏ю
²µí͏ю
76J70300
7-31
オートマチック車はセレクトレ  オートマチック車
4 を、やむをえず
バーを N に入れます。ロープでけん引してもらうときは、ト
ランスミッション保護のため、速度
マニュアル車はチェンジレバーを 30 km/h以下、走行距離30 km以内
N（ニュートラル）に入れます。にしてください。
オートマチック車の場合、故障や
バッテリーあがりなどで、エンジンス
イッチを ON にしてブレーキペダル
を踏んだ状態でもセレクトレバーを
P から他の位置へ動かせないとき万一、事故が起きたときは
は、4-10 ページの手順でシフトロッ
クを解除してください。
処置のしかた
事故の続発を防ぐため、他の交通の
5 けん引中はロープをたるませないよ 1
さまたげにならない安全な場所に車
うにします。追突防止のため、前の
を移動し、エンジンを止めます。
車の制動灯をよく見て運転してくだ
さい。
負傷者がいるときは、医師、救急車
 後続車に注意をうながすため、け 2
などが到着するまでの間、安全な場
ん引される車は非常点滅表示灯を所で応急手当を行ないます。ただ
点滅させてください。し、頭部に傷があるときは、そのま
まの姿勢で動かさないようにしてく
ださい。その場合でも、後続事故の
長い下り坂や急な下り坂があるとき心配があるときは、安全な場所に移
7 は、ロープけん引をせず、レッカー車動します。
を依頼してください。エンジンブレー
事故が発生した場所、状況、負傷者
キがまったく効かないため、下り坂で 3
ブレーキペダルを踏み続けるとブレーや負傷の程度などを警察官に報告
キ装置が過熱して、ブレーキが効かなし、指示を受けます。
くなるおそれがあります。
相手方、事故の状況をメモします。
4
ご購入された販売店や保険会社へ連
 けん引する車は、急発進などけん引 5
絡します。
フックやロープに大きな衝撃が加わ
る運転をしないでください。けん引
フックや車体が破損するおそれがあ
外傷がなくても医師の診断を
ります。
受けましょう
後遺症が出るおそれがあります。
7-32
サービスデータ
サービスデータサービスデータ
項　　　　目デ　　　　ー　　　　タ
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料
タンク容量 40 L
ジムニースズキエクスターF SL 5W-30

グレード
ジムニーシエラスズキエクスターF SM/GF-4 0W-20
オイル交換時 2.8 L
エンジンオイルジムニーオイル、オイルフィル
（※1） 3.0 L
ター同時交換時
規定量
オイル交換時 3.8 L
ジムニーシエラオイル、オイルフィル
4.0 L
ター同時交換時
トランススズキ4輪ギヤオイル　75W-80
グレード
ミッションオイル（SAE 75W-80、API GL-4相当）
（MT車）規定量 1.3 L
スズキATF 3317
トランスジムニー
グレード DEXRON® -Ⅲ
ミッションフルード
（AT車）
（※2）ジムニーシエラスズキATF 3317
規定量 5.7 L
トランスファーグレードスズキ4輪ギヤオイル　75W-90 (GL-4)

オイル規定量 1.1 L
グレードスズキ4輪スーパーギヤオイル　80W-90 (GL-5)
デファレンシャル
フロント 1.7 L
オイル規定量
リヤ 1.4 L
8
グレードスズキ純正スーパーロングライフクーラント（青色）
冷却水ジムニー 3.7 L
規定量
ジムニーシエラ 5.9 L
※1 適切なオイルのご使用方法については、2-28ページの「エンジンオイルの規格／
粘度」をお読みください。
※2 ジムニーの場合、トランスミッションフルードはDEXRON® -Ⅲ規格をみたすもの
を入れてください。なお、スズキATF 3317は、DEXRON® -Ⅲ規格をみたしてい
ます。
ジムニーシエラの場合、トランスミッションフルードはスズキ ATF 3317 を入れ
てください。
 油脂類などの交換時期、規定の冷却水濃度は、「メンテナンスノート」をご覧ください。
 指定外のトランスミッションフルードは絶対に入れないでください。
8-1
項　　　　目デ　　　　ー　　　　タ
グレードスズキ純正ウインドーウォッシャー液
ウォッシャー液ジムニー 1.5 L
タンク容量
ジムニーシエラ 2.0 L
ブレーキ液グレードスズキ純正ブレーキフルード(DOT-3)
パワーステアリング
グレードジムニーシエラスズキATF 2326
オイル
NGK：LKR7BI8（イリジウム）
ジムニー
タイプ DENSO：IXU22HPR（イリジウム）
スパークプラグジムニーシエラ NGK：IFR6J11（イリジウム）

ジムニー 0.7～0.8 mm
電極のすきま
ジムニーシエラ 1.0～1.1 mm
バッテリータイプ 55B24R
フロントディスク厚さ基準値（新品時） 10.0 mm

ブレーキ（※）限度値 8.0 mm
ドラム内径基準値（新品時） 220 mm

リヤブレーキ
（※）限度値 222 mm
遊び 1～8 mm
ブレーキ
ペダル水平方向に65 mm以上
床板とのすきま
〔踏み込み力 300 N（31 kgf）〕
パーキング
引きしろ 6～8 ノッチ〔操作力 200 N （20 kgf）〕
ブレーキレバー
8 遊び 10～20 mm
床板とのすきま 96～106 mm（クラッチが切れたとき）
クラッチペダル
ᤅɆ
ࣂ౉ȻɁȬȠᩖ
68H80040
 指定外のブレーキ液、パワーステアリングオイルは絶対に入れないでください。
※点検して限度値に達していたら、ディスクやドラムを新品に交換してください。な
お、点検するには、ブレーキ装置の分解とマイクロメーターやキャリパーゲージによ
る測定が必要です。スズキ販売店またはスズキ代理店にご相談ください。
8-2
項　　　　目デ　　　　ー　　　　タ
新品時 10～12 mm
発電機側
再張時 12～15 mm
エアコン新品時 6～7 mm

コンプレッサー側再張時 8.5～9.5 mm
ジムニー ɲɬɽʽ
ɽʽʡʶʍɿ˂ϫ ᄉ᫖ൡϫ
たわみ量
ドライブ〔100 N 76J80010
ベルト（10 kgf）で新品時 3～4 mm

押したとき〕発電機側
再張時 4.5～5.5 mm
エアコン新品時 6.5～7.5 mm

コンプレッサー側再張時 8.5～10.5 mm
ジムニー
シエラ ɲɬɽʽ
ɽʽʡʶʍɿ˂ϫ
ᄉ᫖ൡϫ
76J80030
ハンドル遊び 0～30 mm（ホイール外周）

8
タイヤローテーション 5,000 km走行ごと
8-3
■ 電球の容量
ワット数
名　　　称
（型式）
ヘッドライト 60/55 W(H4)
ジムニー 35 W(H8)
フォグランプ
ジムニーシエラ 55 W(H11)
車幅灯 5 W(W5W)
前面 21 W(PY21W)
フェンダー 5W
方向指示器／側面（※）
ドアミラー LED
非常点滅表示灯
ジムニー 21 W(W21W)
後面
ジムニーシエラ 16 W(W16W)
制動灯／尾灯 21/5 W(W21/5W)
ジムニー 16 W(W16W)
後退灯
ジムニーシエラ 21 W(W21W)
番号灯 5 W(W5W)
前席室内灯 8W
荷室室内灯 5W
ハイマウントストップランプ 21 W(P21W)
※側面の方向指示器／非常点滅表示灯は、ランプ本体の交換となります。
8-4
■ タイヤ／ホイール
指定タイヤのサイズと空気圧は、お車のタイプにより異なります。運転席ドアの開口部
に貼付してある「空気圧ラベル」で確認してください。
タイヤの空気圧
機種タイヤサイズ前輪後輪
ジムニー 175/80R 16 91Q
160 kPa（1.6 kgf/cm2） 180 kPa（1.8 kgf/cm2）
ジムニーシエラ 205/70R 15 95S
ホイールのサイズ
適合ホイール
機種タイヤサイズ取付ピッチ円
リムサイズインセット
直径（PCD）
スチールホイール
16×5J
ジムニー 175/80R 16 91Q アルミホイール 22 mm 139.7 mm
16×5 1/2JJ
16×5 1/2J
15×5 1/2JJ
ジムニーシエラ 205/70R 15 95S 5 mm 139.7 mm
15×5 1/2J
タイヤチェーン
この車に適合したスズキ純正品を装着してください。適合するタイヤチェーンについて
は、スズキ販売店またはスズキ代理店にご相談ください。
8-5
エンジンルームをのぞいて
■ ジムニー
(1) (2) (3) (4) (5) (6)
(7) (8)(9) (10) (11) (12)
76J80020
太字は日常点検が必要な部品の一部です。詳しくはメンテナンスノートをご覧くださ
い。
8
(1) バッテリー (7) ウォッシャータンク
(2) ブレーキフルードリザーバータンク (8) メインヒューズ
(3) ATフルードレベルゲージ (9) ヒューズボックスNo. 1
(4) エンジンオイルレベルゲージ (10)ラジエーターキャップ
(5) エンジンオイルフィラーキャップ (11)ドライブベルト
(6) 冷却水リザーバータンク (12)エアクリーナー
8-6
■ ジムニーシエラ
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
(8) (12) (9) (10) (11) (13)
76J80041
太字は日常点検が必要な部品の一部です。詳しくはメンテナンスノートをご覧くださ
い。
(1) バッテリー (8) メインヒューズ

(2) ブレーキフルードリザーバータンク (9) ヒューズボックスNo. 1
8
(3) ATフルードレベルゲージ (10)ラジエーターキャップ
(4) エンジンオイルレベルゲージ (11)ドライブベルト
(5) エンジンオイルフィラーキャップ (12)エアクリーナー
(6) 冷却水リザーバータンク (13)パワステオイルリザーバータンク
(7) ウォッシャータンク
8-7
こんな機能が設定切替え（カスタマイズ）できます
設定切替えについては、スズキ販売店またはスズキ代理店にご相談ください。
初期設定
項目機能設定切替え時
（工場出荷時）
アンサーバック機能非常点滅表示灯／室内灯による非常点滅表示前席室内灯
→　3-7ページ合図灯／室内灯のみ
8-8
さくいん
さくいん
さくいん
アンサーバック機能･･････････････ 3-7

数字アンテナ････････････････････････ 5-8
2WD/4WD切替えスイッチ･･････ 4-17
4L表示灯･････････････････ 3-52、4-21
イ
4WD車の運転･･････････････････ 2-23
4WD表示灯･･･････････････ 3-52、4-20 イベントデータレコーダー
(EDR) ･･･････････････････････ 3-43
インパネトレー（助手席）･････････ 5-14
A インパネポケット･･･････････････ 5-15
ABS（アンチロックブレーキシステム）
警告灯･･････････････････ 3-49、4-24
ウ
装置･････････････････････････ 4-21
AT
（運転）･･････････････････････ 4-11 ウインドー
AT
（セレクトレバー）･･････････････4-8 ウインドーロックスイッチ･･････ 3-8
バックウインドーガラスの
手入れ･･････････････････････ 6-5
E パワーウインドー･･････････････ 3-7
EDR（イベントデータレコーダー) フロントウインドーガラスの
･････････････････････････････ 3-43 手入れ･･････････････････････ 6-3
ウェアインジケーター････････････ 6-6
ウォークインペダル･････････････ 3-16
I ウォッシャー液･･････････ 6-9、8-2、8-6
ISOFIX ････････････････････････ 3-20 ウォッシャースイッチ･･･････････ 3-56
ISOFIXアンカー････････････････ 3-20 運転席・助手席シートヒーター
ISOFIX対応チャイルドシ－トスイッチ･････････････････････ 3-16
固定専用金具･････････････････ 3-20
エ
R エアコン、ヒーター
R
（リバース）ポジション吹出し口･･････････････････････ 5-2
警告ブザー･･････････････ 2-20、4-11 マニュアルエアコン････････････ 5-3
エコドライブ･･･････････････････ 2-29
エンジンオイル･･･････ 2-28、3-50、8-1
S エンジン回転計（タコメーター）･･･ 3-44
SRSエアバッグ警告灯エンジンキー････････････････････ 3-2 9
･･････････････････ 3-27、3-42、3-48 エンジン警告灯･････････････････ 3-49
SRSエアバッグシステム････ 2-21、3-36 エンジンスイッチ････････････････ 4-2
エンジンのかけかた･･････････････ 4-3
エンジンの止めかた･･････････････ 4-5
アエンジンフード（ボンネット）･････ 5-10
アルミホイールエンジンブレーキ･･･････････････ 2-12
タイヤチェーン･･･････････････ 6-14 エンジンルームをのぞいて････････ 8-6
タイヤの取付け・取外し････････ 7-12 エンジンを止めるときは･･････････ 4-5
エンスト･･･････････････････････ 7-29
9-1
さくいん
オク
オイル（エンジンオイル）空気圧･･･････････････････････････ 8-5
･･･････････････････ 2-28、3-50、8-1 区間距離計（トリップメーター）･･･ 3-45
オーディオ･･････････････････････ 5-7 くもり取り（デフロスター）･････････ 5-2
オートマチック車くもり取り（リヤデフォッガー）･･･ 3-58
運転･････････････････････････ 4-13 クラッチスタートシステム･････････ 4-4
セレクトレバー････････････････ 4-8 クリープ現象･･････････････ 2-20、4-10
オーバーヒート･････････････････ 7-26 車のお手入れ･････････････････････ 6-2
お子さま用シートの
シートベルトによる固定･･･････ 3-28
お子さま用シートの
ケ
選択について･････････････････ 3-30 警告灯･････････････････････････ 1-10
お子さまを乗せるときは･･････････ 2-4 警告灯・表示灯の見かた･･････････ 3-47
オドメーター（積算距離計）･･･････ 3-46 警告ブザー
R
（リバース）ポジション
警告ブザー････････････ 2-20、4-11
カキー抜き忘れ警告ブザー･････････ 4-5
外気導入････････････････････････ 5-5 警告ブザーが鳴ったときは･････ 1-15
外装のお手入れ･･････････････････ 6-2 シートベルト警告ブザー･･･････ 3-24
ガソリン（燃料）･････････････2-20、8-1 ライト消し忘れ警告ブザー･････ 3-53
仮眠するときは･････････････････ 2-17 携帯電話･･･････････････････････ 2-11
ガレージジャッキ･･･････････････ 7-10 けん引･････････････････････････ 7-29
冠水した場所･･･････････････････ 2-14
寒冷時の取扱い･･････････････････ 6-9
コ
工具･････････････････････････････ 7-2
キ光軸調整ダイヤル･･･････････････ 3-54
キー（エンジンキー）･･････････････ 3-2 後席シート･････････････････････ 3-17
キーインターロック･････････････ 4-11 後席シートへの乗り降り･････････ 3-16
キースイッチ故障したときは･････････････････ 7-28
（エンジンスイッチ）････････････ 4-2
キー付グローブボックス･････････ 5-14
キーナンバープレート････････････ 3-2
サ
9 キー抜き忘れ警告ブザー･･････････ 4-5 サービスデータ･･･････････････････ 8-1
キーレスエントリー･･････････････ 3-6 サイドアンダーミラー･･･････････ 3-13
キーを抜くときは････････････････ 4-5 サンバイザー･･･････････････････ 5-12
キックダウン･････････････ 4-10、4-14
給油･･････････････････ 2-18、5-9、8-1
9-2
さくいん
シセ
シートアンダートレー･･･････････ 5-18 積算距離計（オドメーター）･･･････ 3-45
シートヒーター設定切替え（カスタマイズ）････････ 8-8
（運転席・助手席）･･････････････ 3-16 セレクトレバー
シートベルト･･･････････････････ 3-23 位置表示･････････････････････ 3-51
シートベルト警告灯･････････････ 3-48 操作･･････････････････････････ 4-8
シートベルト警告ブザー･････････ 3-24 洗車････････････････････････････ 6-2
シートベルトフォース前照灯（ヘッドライト）･･･････ 3-53、8-4
リミッター･･･････････････････ 3-28 前席シート･････････････････････ 3-13
シートベルトプリテンショナー･･･ 3-27 センターコンソールトレー･･･････ 5-18
シガーライター･････････････････ 5-15 センターコンソールボックス･････ 5-17
事故が起きたときは･････････････ 7-32
時刻あわせ･････････････････････ 3-46
室内灯･････････････････････････ 5-13
ソ
シフトダウンの上限速度･･･････････4-7 走行中の注意･･･････････････････ 2-10
シフトロック･･･････････････ 4-9、4-15 速度計（スピードメーター）･･･････ 3-44
ジャッキ（収納場所）･･･････････････7-2
ジャッキアップ
（タイヤチェーン）･････････････ 6-14
タ
ジャッキアップ（パンクしたとき）･･･7-9 ターボ車の運転･････････････････ 2-25
集中ドアロックタイトコーナーブレーキング
（パワードアロック）･････････････3-5 現象･････････････････････････ 2-24
充電警告灯･････････････････････ 3-51 タイマーロック機能･･････････････ 3-7
樹脂部品などの手入れ･････････････6-4 タイヤ
出発の前に･･･････････････････････2-2 空気圧････････････････････････ 8-5
ジュニアシート･････････････ 2-5、3-31 交換したあとは･･･････････････ 7-13
助手席ウォークイン･････････････ 3-16 交換するときは････････････････ 6-6
交換の準備････････････････････ 7-8
チェーン･････････････････････ 6-14
ス冬用タイヤ･･･････････････････ 6-12
水温計･････････････････････････ 3-45 ホイールサイズ････････････････ 8-5
スタック（立ち往生）･････････････ 2-15 ローテーション････････････････ 6-5
スノーブレード･･･････････････････6-9 輪止め･･･････････････････ 2-16、6-9
スピードメーター（速度計）･･･････ 3-44 タコメーター（エンジン回転計）･･･ 3-44 9
スペアタイヤ･････････････････････7-3 立ち往生（スタック）･････････････ 2-15
スペアタイヤカバー･･････････ 7-3、7-6 暖機運転･･･････････････････････ 2-29
9-3
さくいん
チニ
チェーン（タイヤチェーン）･･･････ 6-14 荷室サイドボックス･････････････ 5-20
チェンジレバー･･････････････････ 4-6 日常点検･････････････････････････ 2-2
チケットホルダー
（サンバイザー）･･･････････････ 5-12
チャイルドシート･･･････････2-5、3-31
ネ
駐車するときは･･････ 2-16、4-15、6-12 燃料･･･････････････････････ 2-20、8-1
燃料給油口･･･････････････････････ 5-9
燃料計･････････････････････････ 3-45
テ燃料残量警告灯･････････････････ 3-49
デアイサースイッチ･････････････ 3-59 燃料タンク容量･･･････････････････ 8-1
停止表示板･････････････････････ 7-28
デフロスター････････････････････ 5-2
電球
ハ
電球の交換（ランプ類）･････････ 7-21 パーキングブレーキ
電球の点検･･･････････････････ 7-20 寒冷時の取扱い･･･････････････ 6-12
ワット数（ランプ類）････････････ 8-4 操作･･･････････････････････････ 4-6
点検････････････････････････ 2-2、8-1 ブレーキ警告灯･･･････････････ 3-47
電池交換（リモコンキー）･･････････ 6-7 パートタイム4WD ･･････････････ 4-16
灰皿･･･････････････････････････ 5-16
ハイドロプレーニング現象･･･････ 2-14
トハイマウントストップランプ･･･････ 8-4
ドア････････････････････････････ 3-3 はさみ込み防止機構･･･････････････ 3-9
ドアの開閉･･････････････････････ 3-2 発炎筒･････････････････････････ 7-27
ドアミラー･････････････････････ 3-10 バックウインドーガラス
ドアミラー角度調節スイッチ･････ 3-11 室内側の手入れ･････････････････ 6-5
ドアミラー格納スイッチ･････････ 3-12 バックミラー（ルームミラー）･････ 3-10
ドアミラーヒータースイッチ･････ 3-13 バッテリ－･･･････････････････････ 2-3
凍結防止剤･････････････････6-2、6-12 バッテリーあがり･･･････････････ 7-13
凍結路･････････････････････････ 6-11 バニティーミラー
登坂変速制御･･･････････････････ 4-11 （サンバイザー）･･･････････････ 5-12
渡河走行･･･････････････････････ 2-24 パワーウインドー･････････････････ 3-7
時計･･･････････････････････････ 3-46 パワーステアリング警告灯･･･････ 3-50
9 トランスミッションパワードアロック･････････････････ 3-5
警告灯･････････････････ 3-51、4-11 パンク（タイヤ交換）･･･････････････ 7-8
トリップメーター（区間距離計）･･･ 3-46 番号灯･････････････････････ 7-26、8-4
ドリンクホルダー･････････ 5-17、5-19 半ドア警告灯･･･････････････････ 3-51
ハンドルロックが
解除できないときは･････････････ 4-3
ナ
内気循環････････････････････････ 5-5
内装のお手入れ･･････････････････ 6-4
9-4
さくいん
ヒホ
ヒーター（エアコン）ホイールサイズ･･････････････････ 8-5
吹出し口･･･････････････････････5-2 防眩式ルームミラー･････････････ 3-10
マニュアルエアコン･････････････5-3 方向指示器･･･････････ 7-23、7-24、8-4
非常点滅表示灯･･ 7-20、7-23、7-24、8-4 方向指示器スイッチ･････････････ 3-55
非常点滅表示灯スイッチ･････････ 3-56 方向指示器表示灯･･･････････････ 3-52
必読！･･･････････････････････････2-2 ホーンスイッチ･････････････････ 3-58
ヒューズ切れ･･･････････････････ 7-16 ボンネット･････････････････････ 5-10
表示灯･････････････････････････ 1-10
表示灯の見かた･････････････････ 3-47
日よけ（サンバイザー）･･･････････ 5-12
マ
ピラーアンテナ･･･････････････････5-8 マニュアルエアコン･･････････････ 5-3
マニュアル車（チェンジレバー）････ 4-6
万一のとき･･････････････････････ 7-1
フ
ブースターケーブル･････････････ 7-14
フォグランプ･･･････････････････ 7-22
ミ
フォグランプスイッチ･･･････････ 3-54 ミラー
フットレスト･･･････････････････ 5-16 サイドアンダーミラー･････････ 3-13
フューエルキャップ･･･････････････5-9 ドアミラー･･･････････････････ 3-10
フューエルリッド･････････････････5-9 バニティーミラー･････････････ 5-12
フルフラットシート･････････････ 3-22 ルームミラー･････････････････ 3-10
ブレーキ
ブレーキ液･････････････････････8-2
ブレーキ警告灯･･･････････････ 3-47
メ
ブレーキ倍力装置････2-12、4-5、7-31 メーター
フロアコンソールトレー･････････ 5-17 警告灯・表示灯の見かた････････ 3-47
フロアコンソールボックス･･･････ 5-19 メーターの見かた･････････････ 3-44
フロントシート･････････････････ 3-13 メーターの照明･････････････････ 3-47
フロントワイパー／
ウォッシャースイッチ･････････ 3-56
ユ
油圧警告灯･････････････････････ 3-50
ヘ雪道を走行するとき･････････････ 6-11 9
ヘッドライト（前照灯）･･3-53、7-21、8-4
ヘッドライト上向き（ハイビ－ム）
表示灯･･･････････････････････ 3-52
ヘッドレスト
後席･････････････････････････ 3-18
前席･････････････････････････ 3-15
ベビーシート･･･････････････ 2-5、3-31
9-5
さくいん
ヨリ
横風が強いときは･･･････････････ 2-13 リクライニングレバー･･･････････ 3-14
横滑り防止装置･････････････････ 4-24 リジッドラック･････････････････ 7-10
横滑り防止装置OFFスイッチ･････ 4-26 リバース（R）ポジション警告ブザー
横滑り防止装置OFF ････････････････････････ 2-20、4-11
表示灯･････････････････ 3-52、4-27 リモコンキーの電池交換･･･････････ 6-7
横滑り防止装置作動リヤ（後席）シート･･･････････････ 3-17
表示灯･････････････････ 3-52、4-26 リヤクォータートレー･･･････････ 5-19
リヤコンビネーションランプ･････ 7-24
リヤデフォッガースイッチ･･･････ 3-58
ラリヤワイパー/ウォッシャー
ライト消し忘れ警告ブザー･･･････ 3-53 スイッチ･････････････････････ 3-58
ライトスイッチ･････････････････ 3-53
ラゲッジルームランプ
（荷室室内灯）･････････････････ 5-13
ル
ラジエーターキャップ･･･････7-27、8-6 ルーフレール･････････････････････ 2-4
ランプルームミラー･･･････････････････ 3-10
前席室内灯･･･････････････････ 5-13 ルームランプ（室内灯）･･･････････ 5-13
電球の交換（ランプ類）･････････ 7-21
荷室室内灯･･･････････････････ 5-13
ハイマウントストップランプ････ 8-4
レ
番号灯･･･････････････････7-26、8-4 冷却水（ラジエーター液）
非常点滅表示灯･･･････････3-56、8-4 オーバーヒート･･･････････････ 7-27
フォグランプ･･･････････ 3-54、7-22 寒冷時の取扱い･････････････････ 6-9
ヘッドライト･････････････3-53、8-4 規定水量･･･････････････････････ 8-1
方向指示器･･･････････････3-55、8-4
方向指示器／非常点滅表示灯
･････････････････････ 7-23、7-24
ワ
リヤコンビネーションランプ･･･ 7-24 ワイパー
ワット数、型式（ランプ類）･･･････ 8-4 寒冷時の取扱い･･････ 6-9、6-10、6-13
ワイパースイッチ･････････････ 3-57
ワックス･････････････････････････ 6-2
9-6
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Suzuki Jimny 2014 Owner&#39;s Manual

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000- 取扱説明書 .

book 2 ページ ２０１４年１１月１２日 水曜日 午後２時１８分

ご購入年月日 年 月 日

(1) (2) (3)

(4) (6) (5)

(1) 車両型式 (2) 車台番号

(1) (2)(3) (4) (5) (6) (7) (8)

(9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17)

（1） スペアタイヤ ･･･････････････････････････････ 7-3

(1) (2) (3) (4)

(5) (6) (7) (8) (9)

（1） ルームミラー ･････････････････････････････ 3-10

1 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)

(8) (9) (10) (11)(12)(13)(14)(15) (16)

（1） 助手席SRSエアバッグ ･････････････････････ 3-37

(8) (9) (10) (11) (12) (13) (14)

（1） 非常点滅表示灯スイッチ ･･･････････････････ 3-56

(1) (6) (5) (15)(18)(17)(3) (2)(16) (14)(8)

（4） オレンジ 燃料残量警告灯

（5） ※ オレンジ ABS警告灯

（6） ※ オレンジ エンジン警告灯

（16） ※ オレンジ 4L表示灯

（1） フロアボード ･･･････････････････････････････ 7-2

出発の前に（お車の確認） ･･････････････････････ 2-2

万 一、冠 水 し た 場 所 を 走 行 し た と き  2WD の状態でスタックしたときに

(1) パーキングブレーキレバー 市販品の輪止めや石などでタイヤ

マニュアル車 は、チェンジレバー 急な坂道には駐車しないでくださ

 セレクトレバーを P N 以外に入 ʠʶ˂ɷ

ハンドルやインパネに、顔や胸など → 2-6 ページ（お子さま用シートの

ターボ車を運転するときは エンジン停止直前の アイドリング

を乗せているときは、ウインドーロッ (1) 運転席ウインドースイッチ

ウインドーロックスイッチが ロック ■ 運転席ウインドーのオート機構

ウインドーロックスイッチが ロック 角度の調節

エンジンスイッチが ACC または

エンジンスイッチが ON のときに、次 67H30180

ECE R44 の基準に適合するお チャイルドシート

E ISO/R1 N.A. IL 注1）、注2）

“SRS AIRBAG”の表示がある部分に収 運転者および助手席の同乗者は、シート

・インパネの SRS エアバッグ収納部 SRSエアバッグシステムの作動

(2) (4) (3) (1)

(7) (5) (6) (8)

トリップメーターの最大値は 9999.9 値をあわせるとき、時刻あわせノブを

（9） 充電警告灯 （11）半ドア警告灯

す。スズキサービス工場で点検を受けて エンジンスイッチが ON のときに、セ

エンジンスイッチを ACC にもどしま

前進時は D 、後退時は R にセレ

2WD/4WD切替えスイッチ ■ 2WD/4WD 切替えスイッチ

 切替え操作後、4WD表示灯が点滅した  車速が100 km/h以上のときに、

 切替え操作後、4L 表示灯または 4WD

ʘʠ ʵ˂ʚ˂ Ҋ᥂ ʵ˂ʚ˂ ʵ˂ʚ˂

(1) (4) (2) (3)

(1) 吹出し口切替えダイヤル (2) 内外気切替えレバー

能については、付属の取扱説明書をお (1) 音量調節スイッチ

● バッテリーあがり ････････････････････ 7-13

● ヒューズ切れ ････････････････････････ 7-16

● 電球切れ ････････････････････････････ 7-20

● オーバーヒート ･･････････････････････ 7-26

● その他 ･･････････････････････････････ 7-27

ジムニー (1) (2)

ジムニー 3 HTR FAN 20A ヒーター

6 DEICER 15A デアイサー

(1) 車幅灯（A タイプ）

(1) 制動灯/尾灯（Aタイプ） (1)

(2) (1) (3)

Suzuki Jimny 2014 Owner's Manual

Suzuki Jimny 2014 Owner's Manual

book 2 ページ２０１４年１１月１２日　水曜日　午後２時１８分

ご購入年月日　　　年　　月　　日

（1）スペアタイヤ　･･･････････････････････････････　7-3

（1）ルームミラー　･････････････････････････････　3-10

（1）助手席SRSエアバッグ　･････････････････････　3-37

（1）非常点滅表示灯スイッチ　･･･････････････････　3-56

（4）オレンジ燃料残量警告灯

（6） ※ オレンジエンジン警告灯

（1）フロアボード　･･･････････････････････････････　7-2

出発の前に（お車の確認）･･････････････････････ 2-2

万一、冠水した場所を走行したとき  2WD の状態でスタックしたときに

(1) パーキングブレーキレバー市販品の輪止めや石などでタイヤ

マニュアル車は、チェンジレバー急な坂道には駐車しないでくださ

ハンドルやインパネに、顔や胸など →　2-6 ページ（お子さま用シートの

ターボ車を運転するときはエンジン停止直前のアイドリング

ウインドーロックスイッチがロック ■ 運転席ウインドーのオート機構

ウインドーロックスイッチがロック角度の調節

ECE R44 の基準に適合するおチャイルドシート

“SRS AIRBAG”の表示がある部分に収運転者および助手席の同乗者は、シート

（9）充電警告灯（11）半ドア警告灯

す。スズキサービス工場で点検を受けてエンジンスイッチが ON のときに、セ

● バッテリーあがり････････････････････ 7-13

● ヒューズ切れ････････････････････････ 7-16

● 電球切れ････････････････････････････ 7-20

● オーバーヒート･･････････････････････ 7-26

● その他･･････････････････････････････ 7-27

ジムニースズキエクスターF SL 5W-30

トランスファーグレードスズキ4輪ギヤオイル　75W-90 (GL-4)

ブレーキ液グレードスズキ純正ブレーキフルード(DOT-3)

スパークプラグジムニーシエラ NGK：IFR6J11（イリジウム）

バッテリータイプ 55B24R

フロントディスク厚さ基準値（新品時） 10.0 mm

ドラム内径基準値（新品時） 220 mm

エアコン新品時 6～7 mm

ベルト（10 kgf）で新品時 3～4 mm

エアコン新品時 6.5～7.5 mm

ハンドル遊び 0～30 mm（ホイール外周）

アンサーバック機能･･････････････ 3-7