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建物計画概要書・仕様書
ASAHI INTECC HANOI CO., LTD

1. 工事名称 ASAHI INTECC HANOI(以下 AIH) 第 3 タンロン工業団地内 


ビンフック工場新設工事

2. 工事場所 Plot A8-A9 of Thang Long Industrial Park (Vinh Phuc), Vinh Phuc
Province, Vietnam.

3,建物概要       カテーテル用樹脂部材、ガイドワイヤー用部材、その他医療機器用部材、
産業機器用部材の製造工場(消防の建物クラスは各社で確認のこと)

4. 関連する法規制等
ベトナム建築法、消防法、環境法等ベトナム国内の法規制、及び 第 3 タン
ロン工業団地規制を参照のこと。なお、配布した見積図、諸元表において、
各法規と齟齬がある場合は法規を優先とし、各社において法規を順守した
仕様に置き換え見積を行うこと。尚、設計、施工、検査の各段階で、関係当
局より見積り仕様と異なる仕様を指示された場合などは、施工者の責任の
範囲で解決すること。

5.見積範囲 基本計画に基づく建築工事・給排水衛生設備工事・空調換気設備・電気設
備工事の基本、実施設計・申請・施工一式 とする。

6.発注方式 設計施工一括発注方式

7.配付資料 (1) 見積要項


(2) 工事区分表
(3) 建物計画概要書・仕様書(本紙)
(4) 各部屋諸元表、生産機器リスト、人員配置計画
(5) 基本計画資料(計画図)
(6) 第 3 タンロン工業団地規制(TLIPIII 内部規則 第 5 版(抜粋)参考和訳)
(7) 見積フォーマット
(8) 質疑応答書

8.現場確認 基本現地案内は行わない。見積り作業のためどうしても敷地内への立ち入
りが必要となる場合には、別途相談とする。AIH 経由で第 3 タンロン工業団
地に問い合わせを行う。

9.追加指示 見積提出期限までに、質疑応答時等において追加の指示を行う場合があ
る。その場合は追加指示に従い提出書類を作成すること。

10.災害防止・安全対策・法令遵守
設計・施工者は、本工事の施工において、いかなる災害も発生しないよう十
分に安全対策を実施し、各種関係法令、第 3 タンロン工業団地規制等に従
い適切に処置するとともに、第3者への災害の防止、公害の防止に努めるこ
と。

11.設計図書 契約後、発注者との打合せに基づく設計図書を作成し、基本設計段階及び
実施設計段階の完了時点において、発注者の承認を得ること。

【施工関係仕様書】
1.施工については下記を考慮すること。
現場代理人は、常駐管理とすること。
工事に際しては監視人、誘導員を必ず配置すること。
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工事区画については、将来エリアを含めて万能塀等にて区画を行い、土砂
を含め飛散しないよう固定すること。

2.提出書類 工事着工前・施工中・工事完了時に下記書類を提出のこと。
(1) 工事着工前
工事着手届、現場代理人選任届、監理技術者(又は主任技術者)選任届、
社内組織表、現場係員編成届 、総合施工計画書 、実施工程表、申請・届
出書類一覧表
(2) 施工中
下請負者選任届 、機器・材料製造者選定届、総合図 、施工図、機器製作
図、仮設計画書、施工計画書、施工要領書 、試験成績報告書
検査記録報告書、工事報告書、工事連絡書、打合せ記録 、請求書・内訳
書・工事出来高調書、現場休業届(長期休み時)
(3) 工事完了時
自主検査報告書、工事完成届、工事完成引渡書および受領書
鍵・備品各種書類引渡書および受領書 、完成図・施工図・施工計画書など、
竣工写真、竣工引継書(詳細は実施時説明)

3.式典他 (1) 起工式の式典費を見積に含めること。


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【建物概要:建築工事】
1. 主要建物概要 1) 建物用途、構造
(1) 建物用途: 工場、事務所 (2 階の一部、3 階は未実装)
                     建物規模: 地上 3 階建て 、建物長さ 216M*108M
階高設定: 見積図参照。なお、PTFE 室は、一部吹き抜けを有し
ており有効高さを厳守のこと
基本の柱間スパン: 18.0m×9.0m

(2) 構造種別:
- RC 造(ポストテンション式現場打設コンクリート工法またはプレスト
レスコンクリート工法を採用のこと)
- なお、ポストテンション工法を採用する際に、将来エリアにて躯体
が露出する箇所については、現場打ちコンクリートを採用した際
には、全てモルタル補修まで確実に行うこと。
                   - 建物全長が 150m を超えるため、建物の中心に構造体を含めて縁
を切ったエキスパンションジョイントを設けること。

(3) 耐荷重:
- 生産エリアの床の耐荷重は諸元表に基づくこと。(1階床下には結
露防止の為、ポリエチレンシートを敷き込みのこと。)
- 機械固定用のアンカーボルトを考慮しスラブ厚は 200mm 以上。
- 図面上振動対策が必要なエリア(Braiding ルーム、Stranded Wire
ルーム)は、振動を他部屋に伝えないために、杭支持の厚み
300mm の構造スラブとし、スラブ下部にはXPSポリウレタンフォー
ム(50kg/m3, 厚み 50mm)を敷きこむ。かつ地中梁を別途設けて
他のエリアと床の縁切りし、振動対策を講ずること。見積図面参照

(4) 基礎形式:
杭基礎とする。地盤調査は未実施のため杭長は 20m として見積を
行う。なお、地盤調査の費用の当見積もりに含めること。
現地の掘削残土は、粘土質のため埋戻しに用いないこと。

(5) 梁およびスラブ;
  精密機器が多く、各スラブおよび梁の構造たわみについては、
L/300 以下に抑えること。床の仕上り精度について:各フロアの床
の水平精度(水平面によるコンクリート表面の偏差)は 3/1000 以
内とする。但しポストテンション工法選択の場合は、5/1000 以内と
する。

    2) 外部仕上
(1) 屋根:
構造は、コンクリート造もしくは鉄骨造(Q345)とし断熱仕様とすること。
鉄骨造とする場合は、耐火ペイントを塗装すること。
前述の梁同様にたわみは、L/300 以下に抑えること。
屋上にはソーラーパネルを将来設置可とし、風荷重とは別に、吊荷
重と将来屋根設置用の空調機器、太陽光パネルの荷重を考慮して
+11 0kg/m2(太陽光20kg+吊り荷重 30kg+メンテナンス 30kg(ベト
ナム法規)+将来機器 30kg)の耐荷重を屋根に見込むこと。また、
ソーラーパネルのメンテナンスを考慮し、屋上まで行き来できる地上
からの直通の外部階段(溶融亜鉛めっき仕様)を設けること。
(2) 庇:
+エントランス部:ガルバリウム鋼板折板葺、幕板:アルミコンポジッ
トパネル。
+各外部に出る全ての扉には、出寸法 1.0M の小庇を設けること。
(3) 軒樋:
ステンレス製。
(4) 縦樋:
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塩化ビニル樹脂製。
(5) 外壁及び上部目隠しパネル:
鋼製下地+鋼板サンドイッチパネルとする。鋼板サンドイッチパネル
のコア材質は断熱性を考慮し PU(ポリウレタン、またはロックウール)、
厚さ 75㎜、仕上はポリエステル樹脂塗装鋼板を使用。
(6) 腰壁:
コンクリート+モルタル+塗装
(7) 建具扉:
消防法規に準じた扉を設置すること。非防火扉については、製造エ
リアはパネル建具扉(PD)、事務所エリアは軽量建具扉(LSD)とし、
扉に取りつくガラスには飛散防止フィルムを張ること。(鍵付き)
Lắp đặt cửa tuân thủ các quy định về PCCC. Đối với cửa không
chống cháy, sử dụng cửa lắp panel (PD) trong khu vực sản xuất và
cửa nhẹ (LSD) trong khu vực văn phòng, đồng thời dán phim chống
vỡ lên kính gắn trên cửa. (có khóa)
=> Theo Spec của Sumitomo, một số cửa là cửa vân gỗ. Bunka đề
xuất dán film vân gỗ đồng bộ cho các loại cửa -> Chi phí cao.
(8) シャッター:
シャッターは挟まれ防止センサー付きとし、入出荷場のシャッターは、
鋼製シャッターに加えて、シートシャッター(光源センサー付き)を 2
重に取り付けること。2 重シャッターはインターロック付きを条件とする。
Cửa cuốn phải có cảm biến an toàn để tránh bị chèn, và cửa cuốn ở
khu vực chất hàng và dỡ hàng nên có 2 lớp cửa cuốn (có cảm biến
“hồng ngoại”). Cửa cuốn đôi phải được liên động.
=> Báo giá đã bao gồm cảm biến an toàn MSS-4.2 (tương tự SEOV)
=> Báo giá đã bao gồm thiết bị hỗ trợ liên động cửa.
各シャッター前後にはガードポールを設置する。(Φ170mm 程度、
高さ 1m 4 本/シャッター1カ所当)
Lắp đặt cọc bảo vệ trước và sau mỗi cửa cuốn. (xấp xỉ Φ170mm,
cao 1m x 4 miếng/cửa trên mỗi vị trí)
=> Báo giá đã bao gồm.
*なお、118:PTFE 室および 140:HEATTREATMENT 室の外部側
に取りつく機器搬入シャッターの内側に外部からの微細な虫の侵入
を防ぐためにサンドイッチパネル+四周シーリングで封孔すること。
(通常は、使用しないため)
* Ngoài ra, 118: Phòng PTFE và 140: Mặt trong của cửa cuốn lắp
bên ngoài phòng XỬ LÝ NHIỆT phải được che chắn bằng vách
panel sandwich + che chu vi xung quanh (4 cạnh) để ngăn côn trùng
siêu nhỏ xâm nhập từ bên ngoài. (thường không được sử dụng)
=> Không xác định được vị trí 2 phòng để gắn Mohair (thanh chải
chắn côn trùng) cho 4 cạnh chu vi cửa cuốn.
(9) エントランス建具: Phụ kiện lối vào Entrance
              メインエントランスは、自動ドアとし外部側と風除室側に 2 か所設置。
双方の自動ドアに虫の侵入防止のためインターロックシステムを組
むこと。
Phải liên động giữa 2 cửa tự động mở (cửa kính trượt sang 2 bên tự
động)

(10) 設備搬入用開口
* 外壁の 2 階、3 階には各 1 ヶ所、設備搬入用開口を設けること。開
口サイズは W3,600×H2,700 、スチールシャッター付き、および溶
融亜鉛めっきのデッキ(サイズ W3,600×L2,000)を取り付けること、
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デッキの耐荷重は 400kg/㎡とする。開口部(デッキ)位置はオフ
セットさせ平面干渉させないこと。

    3) 内部仕上
(1) 内装壁について:
*防火壁は消防認定仕様とする。(位置、仕様は各社の責任範囲)
*一般の間仕切り壁等はサンドイッチパネル(厚み 75mm)とする。事務
所、会議室エリアに使用する壁は防音性を考慮した GW 入りの石膏
ボード乾式壁仕様とし壁紙仕上げとする。生産エリアの外壁には内
装壁(外壁パネルあらわし)は取り付けない。ただし、吸音を求める
部屋(125:ブレーダー室、139:撚線室)は外壁+内壁石膏ボード+
吸音材とする。
*125:ブレーダー室、139:撚線室、209~215:事務所、ミーティング室、
225、226 ゲストルームの壁は、スラブ~スラブまで施工し、天井下で
止めないこと。(遮音性向上)
* サーバールームや薬品倉庫倉庫など特殊な温度環境下の部屋に
ついては、結露防止を行い、グラスウールにて断熱を行うこと。
* Đối với các phòng có môi trường nhiệt độ đặc biệt như phòng máy chủ,
kho hóa chất nên ngăn chặn sự ngưng tụ hơi nước và cách nhiệt bằng
bông thủy tinh.
=>Cửa chống cháy không thể nhét lõi bông thủy tinh và phương án không
khả thi sau thời gian dài (cửa thép vẫn sẽ đọng nước trên cánh)
(2) 外壁に対する窓について:
* 基本的に医療部材の製造を取り扱う工場のため、外壁面に窓は
設けないが、消防法規(侵入窓)に従い、必要に応じて設置する。
ただし、MD 室(遮光フィルム)、および食堂(遮熱フィルム)、エント
ランス(遮熱フィルム)には窓を設置する。(ブラインドは不要)
*Vì nhà máy về cơ bản xử lý việc sản xuất vật liệu y tế, cửa sổ sẽ
không được lắp đặt ở bức tường bên ngoài, nhưng chúng sẽ được
lắp đặt khi cần thiết theo quy định về hỏa hoạn (cửa sổ chống
xâm nhập).
Tuy nhiên, cửa sổ sẽ được lắp đặt ở phòng MD (phim cản sáng),
phòng ăn (phim cách nhiệt), cửa ra vào (phim cách nhiệt). (không
cần rèm)
=> Cần làm rõ cửa nào có ô kính cần dán film cách nhiệt.
(3) 室内の各製造エリアに対する窓について:
* 廊下側の壁に全面窓( H=1.2m:腰窓)を設けること。
また、ガラスには飛散防止フィルム張りとする。(ブラインドは不要)
(4) 吸音材について:125:ブレーダー室、139:撚線室については、仕上げ
壁の表面に全体に指定の吸音材を施工すること。(資料①吸音材、
https://www.hitori-shizuka.jp/products-and-service/esprit-life)
(5) 床仕上げ材について:仕上げ表参照。
*各製造エリア、廊下はエポキシ樹脂塗床仕上げ(2.0mm)とする。(た
だし、耐電性を必要とする部屋はない)
*各棟にある将来エリアの考え方として、2 階の空エリアについては間
仕切り壁の設置、消防法規上必要な設備は設置とし、床はコンクリー
ト素地とする。また、3 階は基本的に仕上げは行わないが、ただし、消
防法規上必要な階段の仕上げを行い、かつ消防法規上必要な設備
は設置すること。
*MD 室、メインオフィス、会議室等は添付レイアウト図で示す位置より、
電源、LAN ケーブル、電話コンセントを床から取れる仕様とすること。
(6) 天井仕上げについて:仕上げ表参照。
*天井を設置するエリア(部屋)は、仕上げ表に基づく。
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* 天井を設置しないエリア(部屋)は塗装仕上げとする。在来工法を含
むポストテンション工法部の直天井は、モルタル補修+塗装を行う。
製造エリアは、石膏ボード+塗装。:ブレーダー室、撚線室、エントラ
ンス、会議室は岩綿吸音ボードとする。
               (7) Clean room の前室と Clean room の扉は、インターロック機能とすること。
なお、エアーシャワーとパスボックスは不要。
(8) MD 室について:
AIH(TLIP Ⅰ Phase 4)の MD 室を参考に内装工事を行うこと。
(9) 来客用エントランス:
AIH(TLIP Ⅰ Phase 4)のエントランスを参考に内装工事を行うこと。エ
ントランスは 2 重の自動ドアとし、インターロック開閉とする。会社のロゴ
も既存工場に倣うこと。
(10)食堂について:
食堂は 2 階に設置する。収容人員は 500 名、1,500 名の人員に対応でき
る厨房とする。2 階への食材等の搬入にはダムウェーター(200kg、サイズ
W1,100×D700×H1,000)を設置し、残飯、ゴミなどは分別しダムウェー
ターで 1 階に排出できること。食堂の防虫、防鼠対策を徹底し、また臭気
対策を考慮すること。床はアスファルト防水を施し防水対策を徹底するこ
と。
(11) PTFE 室に設ける搬入用の開口について:
入出荷場エリア~PTFE コーティング室に設ける搬入用の開口(幅 4m,
高さ 4m)については、消防法規上満足した防火壁としかつ容易に取り
外し可能な壁とすること。また、10ton のユニック車を入れて搬入をする
ため、床荷重はそれに耐える耐力を有する設計とすること。(見積図参
照)
(12) 排水ピット:
1 階の押出しエリアに排水ピット(セメント系塗膜防水)を設けること。排水
ピットは 200×200 とし、ステンレス鋼板製のピット蓋を設ける。ピット床の
耐荷重は 400kg/㎡を考慮すること。設置場所はレイアウト図を参照のこ
と。

4) 揚重設備
(1) エレベータについて:
- 人荷用兼荷物用エレベーター(積載荷重 1,500kg、サイズ
W2,000×D3,000×H2,900、扉サイズ W1,800×H2,500)を 2 台設置
- 従業員出入口付近に乗用エレベーター(妊婦用/8 人用)を1台設置
- 食堂 2 階への食材等の搬入にはダムウェーター(200kg、サイズ
W1,100×D700×H1,000)を設置
**エレベータの扉には耐火を満足させる扉を設けること。(見積図参
照)

(2) ホイストクレーンについて:
ホイストについて、MAX60㎏の重さのボビンを 2m の昇降できる装置を
2 台設置。レイアウト図参照。

             5)建屋付帯機械基礎
                (1)チラー機器基礎:見積図に応じた位置に配置し、コンクリート素地。
                (2)スクラバー基礎:見積図に応じた位置に配置し、基礎は全てFRP防
食防水とし、ガラスファイバーの3層、厚み 5mm とす
る。
その他消防上必要な機器に対する基礎は各社で計画。

             6)建屋付帯廃棄物置き場、食堂用ボンベ庫
                諸元表に基づく。ただし、扉内側には、排水溝を設けること。

             7)LPG/混合ガス/窒素ガスボンベ置場
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                消防法に準じた仕様とし、屋根は折版とし壁はメッシュフェンス。

8) 廃水処理施設
                各社提案による

2.バイクパーク 1) 建物用途: 駐輪場、従業員用に 600 台のバイク用駐輪場を設置すること、


駐輪場は屋根付きとし拡張性を加味すること。
2) 構造種別: 鉄骨構造 、地上 1階建て
3) 基礎形式: 基礎(杭の有無については各社計画)
4) 有効高: バイク置場 H3.2m
5) 外部仕上:
(1) 屋根;カラーガルバリウム鋼板折板葺 t0.8 以上
(2) 樋: 軒樋:ステンレス製とする。
(3) 縦樋:塩化ビニル樹脂製とする
6) その他: 駐輪スペースの白線引き

3.守衛室 (1) 建物用途: 守衛室


守衛用建屋には火災報知盤を設置すること。それぞれトイレ、手洗いを
設置すること。
(2) 構造種別:基礎(杭の有無については各社計画)
(3) 有効高: 天井高 2.6m
(4) 外部仕上:
(a)屋根:カラーガルバリウム鋼板折板葺 t0.8 以上、断熱仕様
(b) 外壁及び上部目隠しパネル:サンドイッチパネル(工場棟と同仕様)
(c) 建具: アルミサッシ・鋼製扉・アルミガラリ
(5) 内部仕上:内部仕上げ表による。

4.ドライバー室 (1) 建物用途:


20 名程度のドライバー控室。それぞれトイレ、手洗いを設置すること。
(2) 構造種別:基礎(杭の有無については各社計画)
(3) 有効高: 天井高 2.6m
(4) 外部仕上:
(a)屋根:カラーガルバリウム鋼板折板葺 t0.8 以上、断熱仕様
(b) 外壁及び上部目隠しパネル:サンドイッチパネル(工場棟と同仕様)
(c) 建具: アルミサッシ・鋼製扉・アルミガラリ
(5) 内部仕上:内部仕上げ表による。

4.外構          (1) 門扉・フェンス:第 3 タンロン工業団地内部規則に従いフェンスを設置す


ること。フェンスの施工エリアは将来敷地も含めること。フェンスの仕様に
ついては、見積図を参考にすること。入構エリア(ゲート)には守衛操作に
よる電動自動開閉ゲート(トレーラー用、バイク用の 2 か所)を設置するこ
と。

(2) 構内道路:
レイアウト図に示すトラック通行部は 40 フィートコンテナ車が耐える仕様
のコンクリート舗装とし2段に鉄筋を有した構造とする(見積図参照)。車
両の車輪が乗る道路部分に設ける各種ピット、排水枡はコンクリート構
造とし、車両横断する排水構(蓋含)は 耐荷重を考慮すること。

(1) 植栽:
第一期工事のセットバック部分に植栽(芝+低木)を行うこと。また指定
したエリアは駐車可能な仕様とすること。レイアウト図参照。

(2) 駐車場:
緑地ブロック舗装とし、従業員用、スタッフ通勤用のマイクロバス用に 17
台分の駐車場を設置すること、屋根無し。来客用に5台分の駐車場を設
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置すること。従業員用、スタッフ通勤用のマイクロバス用の駐車場は、レ
イアウト図に基づくエリアに配置すること。

(3) ロゴ:
東ゲートに 1 ヶ所、エントランス外部の庇に 1 ヶ所、建屋北側の幹線道
路側に1ヵ所、建屋東側に 1 ヶ所、エントランス内部に 1 ヵ所設置する。
(BOX 文字とし、H=1.0m, L=10m。ロゴは、2m*3m)
エントランス前の緑地エリアのロゴモニュメントは、7.5m*3.5m とする。

(4) 未整地エリア:
豪雨時の土壌流出防止の為、整地および参考図に従い仮設排水溝、
場外への雨水排水を設けること。(掘削残土は処分すること)

(5) フラッグポール:
ステンレス製の 3 本 H10m にて見積すること。
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2.工場棟 <電気設備工事>
(1) 共通事項
各機器吊り部材および機器の外力設計は、鉛直震度は 0.5G、水平震
度は 1.25G とすること。

(2) 受変電、幹線設備
(a) 工業団地高圧架空リングメイン配電線路より 22KV にて工場建屋電
気室まで引込み、受変電設備を設置の事。 引き込み点の柱上機
器 1 式を含むものとする。又、引込柱の地際での引き込みケーブル
はケーブル事故時の対応を考えて 1 ループの予備長を考慮するこ
と。引き込み経路は将来建屋を考慮し将来エリアを通過することが
ないようにすること。引き込み柱及び経路は見積資料参照のこと。
(b) 電気室内に設備を増設する場合に備え、電気室に 22KV の分岐盤
が設置出来る予備スペースを設ける事。
(c) 電気室への 22KV 引込配管は将来のケーブル更新や追加を配慮
し、予備配管を設置する事。ルートは原則地中管路とし、ルートが
水に浸からない様、管路内の排水には留意する事。
(d) 工場受電トランス容量は 9,000kVA として、特別高圧分岐盤の遮断
機の定格遮断容量は高圧分岐盤 2 次側端子での短絡事故を想定の
上選定する事。
(e) 特別高圧受電盤~低圧配電盤 1 次側過電流遮断機までの保護協
調曲線を記載の上、保護協調が取れている事を示す資料を提出の事。
(f) 低圧電源は分電盤を各フロアに設置する事を基本とし、2 次側配線
がフロア間、エリア間、建屋間で交錯しない様設計する事。
(g) 電気室から各分電盤への接地線は各分電盤毎の単独接地線工事
とすること。
(h) 各幹線の中性線サイズは幹線サイズと同等サイズとすること。
(i) 生産設備用分電盤の各エリア設置面数は諸元表を参照の事。生産
設備用分電盤以降の機器への配線工事は別途とする。
(j) 低圧配電盤には動力配賦の為、電力メータ(マルチメータ)を各分岐
ラインに取り付けの事。低圧配電盤各分岐はエリア毎、設備負荷毎に分
割し、電力消費の目的が明確になる様にする事。電力メータのデータは
監視システムでモニタリング出来る事。
又、各分岐には漏電監視装置を設置すること。
(k) 380V 系統の各遮断機については4 P を使用すること。
(l) 屋外機器や水回り部への電源供給については ELCB を採用とする。
(m) 通電前にはボルト接続の端子部は増し締めの上、合マークにて増
し締めチェック実施の事。
(n) 各低圧配電盤への通電については事前の絶縁/電圧/検相確認を
実施の上、記録は提出の事。また、建屋引き渡し迄の間は電源管理を
実施し、通電表示等事故防止に努める事。
(o) 屋外エリア工事では屋外仕様とし、消防関係ケーブル工事は耐火
ケーブルを使用すること。

(3) 電灯コンセント設備
(a) 原則 LED 照明とし、各エリア照度は諸元表参照の事。電源は単相
220V とする。
(b) 倉庫、材料倉庫、来客玄関ホール、各トイレ、各更衣室、下足室照 
明は人感センサにて点灯する事。タイマー設定は 30sec~300sec で可
変とする。
(d) 屋外の照明はタイマー及び照度センサを使用し、時間外であっても
暗い場合は点灯、時間内であっても明るい場合は消灯する機能を
有する事。出入り口付近のブラケットは人感センサでの点灯とする
事。
(e) 諸元表に基づき照明器具を設置すること。天井がある部屋は埋込
型 LED 照明、天井がない部屋はトラフ型 LED 照明とする。会議室、
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メインオフィス、MD 室はルーバー付きとする。薬品倉庫は防爆仕様、
クリーンエリアはクリーンルーム仕様の照明器具とする。
(f) 屋外、もしくは相当する雰囲気に設置する照明は防水タイプとする。

(g) 各エリアに一般負荷用コンセントを配置の事。各エリアコンセントは
1Φ2W220V(3P2 口)で埋め込み式とし、個数は諸元表参照の事。
コンセントへの送りブレーカ定格電流値はコンセントの許容電流値
と同等(基本は 16A)とする事。
(h) 各分電盤からの照明、コンセント配線に関しては第一負荷までは4
mm2 の電線、ケーブルサイズとする。各エリアのコンセントの床上高
さは中心で 生産エリア、電気室、機械室、倉庫:500mm、 それ以
外:300mm とする。
(i) 電源遮断の際に送り元が不明とならない様、分電盤、コンセント・設
備、等には電源幹線名称及び分岐番号を表示する事。分電盤の場
合は盤扉右上、コンセントの場合はコンセントボックス右上、設備の
場合は主制御盤扉右上とする。表示については、 分電盤: 「幹線
名称(高圧配電盤分岐名称)」同一幹線上の追番、コンセント・設備
「分電盤表示」―分電盤の接続されている枝番号とする。
(j) 各廊下には防虫灯(客先手配品)の電源コンセントを廊下非常灯と
同数で設置すること。
(h)事務所エリアトイレット内のミラーライトは意匠性を考慮し、ブラケット
型とする。

(4)自動火災報知設備
(a) 主受信盤は監視人の常駐する守衛所に設置とし、事務所内に副受
信盤を設置の事。副受信盤近傍には、工場レイアウトを示した火災
発生場所を示すグラフィックパネルを設置すること。(サイズは
1,000mmW x 700mmH 程度の大きさの物)
(b) 高温により誤動作が懸念される場所(Oven 扉直上、押出成型機近
傍、他)は高温型定温式(125℃)とし、それ以外は一般的な作動ス
ポット型とする事。その他、検知方式はベトナム国内消防法に照らし
適切なものを選定する事。
(c) ベトナム国内消防法に照らし合わせて避難計画策定の上、適切に
誘導灯、非常灯を配置の事。
(d) 地区音響ベルについてはベトナム国内消防法規定に関わらず、建
屋内の全てのエリアで鳴動が聞こえる事を検証し、不足が有る場合
は増設する事。検証結果は提出の事。
(e) 消防設備に関する各種届出を対応の事。設置届の為の資料作成
や現地立会等にも対応の事。
(f) 火災報知器設備の電源線、信号線は耐火ケーブル仕様とすること。
(g) 自動火災報知設備は放送設備と連動させ自動誘導を可能とするこ
と。

(5)電話設備
(a) 固定電話の設置エリア及び回線数は諸元表参照の事。モジュラー
ジャックのアウトレットはイーサネットと共用とする。設置場所は工場
内レイアウトにより決定するが、最も配線が⾧くなる位置で見積もる
事。アウトレットの高さ位置はコンセント高さに合わせる。
(b) 電話回線の引込及び機器の設置及び配線工事は別途とするが、
引込用のルートは確保しておくこと。設置及び引込場所は工場事務
所サーバルーム内とし、100P の IDF を設置し、2 次側配線を施工
の事。
(c) 建屋内各フロアに 20P の IDF を設置し中継、各エリアアウトレットへ
は 2P ケーブルで敷設の事。

(6)LAN 設備
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(a) LAN の工場引込及び機器の設置及びケーブル工事は別途とする


が、 引込用のルートは確保しておくこと。設置及び引込場所は工場
事務所サーバルーム内とする。
(b) LAN 配線は主幹 HUB からの敷設とし、建屋内各フロアにメイン
HUB を設置、各エリア送りのイーサネットケーブルは当該 HUB を
起点として配線する事。LAN の設置エリアは諸元表参照の事。
(c) 壁埋め込み型のイーサネットのアウトレットは固定電話のアウトレット
を設置するエリアのみとし、電話のモジュラージャックのアウトレットと
共用とする。
(d) 配線の導通チェックを実施の上で引き渡しの事。配線には HUB 側
でどのアウトレットに接続されているか確認出来る様にタグを取り付
ける事。

(7)放送設備
(a) 各エリアに館内放送ができること。部屋割りしていないエリアは別途
工事とする。Parking(駐輪場)、守衛用建屋にもスピーカーを設置す
ること。
(b) 放送アンプは 10 ゾーン以上を対応可能なものとし、事務所内放送
スイッチにて選択、ハンドマイクで放送が可能とする。
(c) 面談室、打合室、医務室については消音可能な外付けアッテネータ
設置とし、入口照明 SW 近傍に取り付けの事。他はスピーカ内蔵
アッテネータとし、放送テスト時に音量調節する事。音量確認時にエ
リア内で聞こえない場所が無い様事を竣工前に確認し、結果を提出
する事。聞こえない場所が有る場合はスピーカを増設の事。
(d) 火災報知システムと連動させ自動誘導を可能とする、また停電時の
自動誘導を可能とする。
(e) ワーカー用トイレにはスピーカー設備を設置すること。

(8)監視カメラ設備
(a) 監視カメラは外部については外周部と入退出門、各建屋出入口、
工場建屋については倉庫、事務所等主要エリア出入口を監視する
事。
(b) 監視カメラ映像は守衛所と事務所で監視出来る様、32 か所を同時
に監視出来るモニタを設置するとともに、サーバルームに監視映像
を録画するサーバを設置する事。録画は 1 か月分とし、古い順に上
書きし、録画が途切れない様設定する事。 (カメラ機器などは客先手
配とする。)
(c) 録画用 PC には UPS を接続する事。 (主要機器は客先手配)
(d) 電気工事業者は同上工事に必要な空配管工事とアウトレットボック
スのみの設置工事とする。

(9)避雷針設備
(a) ベトナム法規に準じた設備を設置すること。
(b) 誘導雷対策として、建屋と接続される通信線(火報、LAN、TEL、監
視カメラ、出退勤管理、他)及び当該機器への電源線には両端に
SPD を設置の事。また、屋外に設置する機器は極力大地から絶縁
する事。

(10) 人事管理システム(入退出管理システム)―別途工事とする。

(11) その他 、ビル・マネジメントシステム(BMS)等


(a) 工場敷地内ユーティリティ設備(浄化槽、給水設備、受配電設備、コ
ンプレッサ、発電機、他)についてはその状態(運転状態、異常情報、
他)を監視し、工場事務所、保全センター、守衛所にて監視出来る
事。
(b) BMS について別途見積仕様書を確認し、見積は機械設備工事に含
む。電気工事の受変電設備、発電機などの状態監視、警報、電力計
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測の信号を機械設備手配の RS PANEL(機械設備工事)まで配線引
き渡しすること。

               (12) 非常用発電機設備
                 (a)発電機バックアップ必要負荷は下記とする。
                   a-1) 防災設備負荷
                    a-2) CHEMICAL STORAGE の空調機設備負荷(24 時間バックアッ
プ)
                   a-3) サーバー室負荷設備 & 弱電機器類
(b) エンジン運転仕様はプライム仕様とする。
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3.工場棟 <機械設備工事>
               (1)共通事項
各機器吊り部材および機器の外力設計は、鉛直震度は 0.5G、水平震
度は 1.25G とすること。
(2) 空調設備
(a) 外気条件
ASHRAE Handbook 2017 Ha Noi 危険率 0.4%
夏期 36.0℃DB、61.3%RH (29.3℃WB)
冬期  9.9℃DB、58.3%RH
(b) 室内温度条件
諸室諸元表の空調温度条件を参照する事。
事務エリア:夏期 25℃DB、湿度成行、冬期 22℃DB、湿度成行
(c) 空調システム
空調システム系統図を参照する事。
防爆対象室は法基準を満足する事。
(d) 空調容量は諸室諸元表の人員数、照度、生産設備諸元上の電気容
量を参照し、決定すること。
(e) 空調機器
生産エリア空調熱源には、空冷モジュールチラーを採用する。設置場
所は屋外チラー置き場とする。チラーの実装容量は実装エリア負荷より
決定する事。
生産エリア外調機は給気露点/再熱制御とし、機械室内に設置する。
生産エリア空調機は室内温度制御とし、機械室内に設置する。
事務エリア空調は空冷パッケージエアコン方式とし、室外機 1 台に対し
て室内機 3 台までの組み合わせとする。(故障時の空調停止影響を考
慮し、多数接続は、原則選定しない)
将来設置のチラー、外調機、室外機のスペースは考慮しておく事。
(3) 換気設備
(a) 換気回数は在室人員数、生産排気、および 2.5 回/h 以上(感染対
策含む)を満足するように設計する事。
(b) 給気口は排気口とショートサーキットが防止出来る離隔を確保する
事。特に厨房やトイレの排気を取り込まない様に気を付ける事。
(c) 生産エリアは異物侵入対策の為、陽圧となる様に設定の事。
室圧は約 5Pa を目標とする。加圧風量は時間当たり室内容積と同等と
し、給排気風量はインバーターを用いてバランス調整が可能とする事。
(d) 生産設備諸元表参照の上、必要なポイントに局所排気を設置する。
引き渡し時は VD に開閉札(閉)取り付けの事。
(e) 局排ダクトは排気口を屋根上 +1.5m の高さまで立ち上げる事。
(4) 給排水設備
(a) 受水槽は屋外コンクリート水槽(消火水槽兼用)とする。
給水ポンプユニットは INV 制御とする。
(b) 給水配管は、亜鉛メッキ鋼管又はライニング鋼管、またはベトナム国
内で問題のない材料を使用する事。
(c) 排水配管は、建屋内分流方式とし、汚水桝まで系統を分離する。ま
た、各階毎に系統を分離し、詰りによる他系統からの逆流を防ぐこと。
(d) 浄化槽容量は生活用 132m3/日、生産用 151m3/日、合計 284m3
/日の容量を見込む。
(e) 放流水は工業団地排水基準を準拠すること。
(5) 衛生器具設備
(a)日系メーカーを採用する。
(b) 事務所エリア
  ・タンク型大便器、ウォシュレット(電気式)、
大型紙巻器(キー付)KF-12J 相当
・壁掛け小便器、自動フラッシュ
・カウンター式手洗い、手動水栓、水せっけん、エアータオル
・掃除流し
(c) 工場エリア
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・タンク型大便器、ハンドシャワー、
大型紙巻器(キー付)KF-12J 相当
・壁掛け小便器、自動フラッシュ
・カウンター式手洗い、手動水栓、水せっけん、エアータオル、化粧

・掃除流し
・生産エリア入口に手洗いシンクを設置し、手動水栓、水せっけん、
エアータオル、化粧鏡を設置する。
(6) 消火設備
(a)ベトナム法規に準拠した消火栓設備、スプリンクラー設備、消火器設備、
排煙設備を設置すること。(未実装エリアにもスプリンクラー設置含む)
(b) 消防設備に関する各種届出を対応の事。設置届の為の資料作成や
現地立会等にも対応の事。
(c) スプリンクラーヘッドはカバー付きとする。直天エリアは除く。(倉庫
等)
(d) スプリンクラーは予作動式とする。
(e) 電気室の消火設備は FM 200とする。
(7) 圧縮空気設備
(a) 圧縮空気機器
空冷オイルフリーコンプレッサー(INV)オイルフリー、37Kw×3 台(3
台中1台はインバーター制御)
冷凍式ドライヤー、エアータンク、プレフィルター、ミストフィルター、
台数制御盤
(b) 生産設備諸元表参照の上、必要なエリアに供給する。
(c)圧縮空気設備は、非常時に冗長化できるようバイパスラインを設ける
事。
(d) コンプレッサー室には将来用予備スペース 1 台分確保する。
(8) 局所排気設備
(a) 生産設備諸元上参照の上、必要なエリアに排気を設ける。
(b) 局所排気の系統について生産設備参照の事。
  ①溶剤排気
  ②スクラバー排気
  ④熱、臭気排気
  ⑤オイルミスト排気
  ⑥集塵排気
(c) オイルミスト排気はオイル漏れを考慮したダクト、ガスケットとする事。
(d) 集塵排気は高速仕様、フランジ接続とする事。
(9) 生産冷却水設備
(a) 生産設備諸元表参照の上、必要なエリアに供給する。
(b) 機器
熱源には、空冷モジュールチラーを採用する。チラー、ポンプの容量は
生産設備諸元表より決定する。チラー、ポンプは最低 1 台の予備を見
込む。
冷却水槽(20 分容量)を設置する。
(c) チラーの補給水には軟水を供給する。
(10) 軟水設備
(a) 生産設備諸元表参照の上、必要なエリアに供給する。
(b) 軟水器、軟水槽(SUS 製、20 分容量)、給水ポンプ(SUS 製)、
水フィルター(SUS 製、10μm)
(c) 軟水配管は屋内外とも SUS304 配管とする。
(11) スクラバー設備
PTFE コート工程用のスクラバー、水処理、脱水設備、OAHU 等一式を
TLIP Ⅰ 工場より移設する。工事範囲はスクラバー工事範囲図を参照の
事。
              (12) 中央監視設備
                 中央監視警報、監視操作項目内容に沿って中央監視設備を計画する。
                 中央監視装置は生産エリア事務室に設置し、守衛所に代表警報を
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