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現代言語学概論

第 3 章 意味論 3.1 意味論の歩き方


国語学 特別聴講生
B8LJ1019 KARINA TANJUNG

3.1.1 意味とは?
2 つの分野を区別する際に重要になるのは、
」哲学者グライスの 1959 年の論文であり、そ
れによると、文の意味は「文学どおりの意味」と「話者が伝えようとする院プリカチャー」
に分けられる。意味論とは、文の具 truth と偽 faisty の判断について扱う分野となる。ある
状況で文を使ったとき、その分の持つ意味がその状況と合うか(正しいか/真)合わないか
(間違っている/偽)についての直感を話者はもっている。
3.1.2 単語レベルの意味
ある特性をもつもの/動物を集めた集合だと定義する。
 同義語:同じ意味を持つ述語動詞の関係である
 上位語/下位語:1 つの述語の意味が、もう 1 つの述語の意味に含まれるような述語同
士の関係である。
 反対語:反対の意味をもつ語。いくつかの種類があり、そのうち二項対立反義語と段階
的反義語というのが存在する。
3.1.3 文レベルの意味
文を正しいと解釈するための条件を真理条件と呼ぶ。文全体の真理値は、真理条件が満た
されたかどうかを確認することによって決定される。意味論は、文の真理条件について扱う
分野であり、主に文の意味/真偽について扱う分野ともいえる。
3.1.4 実験の意味論への貢献
意味論の実験には、文の真理条件に関する話者の直感についてのものが多い。
 真理値判断課題:話者に刺激文とシナリオを与え、与えられた刺激文を与えられた状況
のもとで正しいと判断するかどうかを、話者の反応から判断する。直感を調べるために
は、理論に基づく仮定から、実験文を作る必要がある。
 含意関係判断課題:文の真理値について実験する 2 つ目の方法は、話者に 2 つ以上の
文を与え、2 つの文が、エンテールメント関係にあるかどうかを、話者に判断させる方
法である。

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