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比較文化 課題 3

今井 愛白 ID:228129

「近代の誕生」中央政権体制が確立されるのは 17 世紀の絶対主義時代になってからである。中世紀まではカトリック教会
が教区という地域住民の管轄の側面と汎ヨーロッパ的宗教制度としての側面から、神とヒトを繋ぐ媒体として深く生活に浸
透していた。また、秩序を維持するための政治権力も担っていた。近代への突破口を g 開くのは、信憑の純粋性を追求する
プロテスタンティミズムの台頭である。16 世紀から始まるルターヤカルヴァン、あるいは、イグナチウム・デ・ロヨラの宗教革
命は、カトリックの政治権力からキリスト教を解放することにあった。しかし、図らずも、プロテスタンティミズムは、中間 c 集団
からの個人を解放させたという点で個人と国家を直結させ、法の絶対的行使を実現させようと目論む中央権力に手を貸し
ていたことになる。しかし、キリスト教が禁止され、鎖国政策が取られ、日本と西洋との交渉は中断された。このような状態は
明治維新によって西洋との交流が再開されるまで続いた。日本の神々とキリスト教の神の主な違いは、まずキリスト教の特
徴は「神」という概念にある。キリスト教の神は“対象だけ”ではなく、“社会を含む全てのもの”を支配しその両者が“絶対的
な関係”を持っている。これは哲学的概念では「絶対的実体」と呼ばれている。」このような神概念または思考様式はキリス
ト教を始め、ユダヤ教などがあげられる。プラトン、へーゲル、マルクスの哲学はそれに当たる。近代による社会の変化一分
業の高度化とは中世から現代の移行期にどのような変化があったのか、一般的に中世と近代の違いは“閉じられた社会と
開かれた社会“あるいは”小さな社会と大きな社会“のような分業のレベルの相違である。つまり、中世は分業はそれほど
発展していない社会、近代は分業が高度に発展したし社会。では何が分業の発展をもたらしたのか。一つは商業や経済の
成長、もう一つは、自然科学、技術の発展である。また分業はこれらの成長、発展を推し進めたとも言われている。日本の思
想の原理とは儒教と仏教などの外来思想がまだ日本に入っていなかった時の思想であり、日本の近代化とは”自然“と”
作為“と”生成“という概念で説明することが多い。

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