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DOC05330JP (02/2023) © d&b audiotechnik GmbH & Co.

KG
d&b ArrayCalc V11 リリースノート
d&b ArrayCalc シミュレーションソフトウェアは、 d&b ラインアレイ、コラム、
ポイントソースラウドスピーカーとサブウーファーのシミュレーションツール
です。このソフトウェアは、音響設計、性能予測、アライメント、リギングと
安全係数などに関連する全てのタスクに及ぶ非常に広範囲なツールボックスで
す。

オペレーティングシステム要件
Windows: Win7 以降
macOS(Intel): 10.14 以降
macOS(M1/M2): 11.0 以降

注意:
2023 年初旬にリリースされる ArrayCalc V11.2.x では、サポートされる最小のオ
ペレーティングシステムバージョンは、Windows 10 および macOS 10.14 となり
ます。

ArrayCalc V10.16.1 以降の Windows バージョンは、 64 ビットオペレーティン


グシステム用に作成されています。これは、すべてのユーザーに推奨される
バージョンです。 ArrayCalc の 32 ビットバージョンが必要な場合は、 ソフト
ウェアアーカイブからダウンロードできる ArrayCalcV10.14.1 を使用してくだ
さい。

プロジェクトファイルの互換性:

プロジェクトが ArrayCalc で開くかどうかを確認するには、このドキュメント


の最後にあるプロジェクト ファイルの互換性表を参照してください。

V11.0.3
バグ修正:

▪ 3D Plot での A ウェイトスペクトル SPL 計算と、Level over Distance ダイアグ


ラムの不具合が修正されました。

‒ 注意: ArrayCalc V10 とは異なる SPL になる可能性があります。


▪ アレイのラウドスピーカーシリーズを変更するとクラッシュしてしまう不
具合が修正されました。

▪ HeadroomCalc: バルーンデータのないソースでも、ミュートされていれば
計算できるようになりました。

▪ ポイントソースラウドスピーカーの 0°への回転に関する不具合が修正され
ました。

▪ ソースをインポートした後の「Failed to save project: プロジェクトの保存に


失敗しました」エラーが修正されました。

▪ CTRL/CMD+Enter を使用したリモート ID の自動インクリメントは、最初の


キャビネットがリンクされている場合にも機能するようになりました。

▪ アレイをインポートした後のリギングハードウェアセットアップの誤りが
修正されました。

▪ ArrayCalc は、Superelliptic プレーンの Curvature を大きくしても AP 対称性


違反を表示しなくなりました。

▪ パーツリスト印刷出力の Parts list (detailed)に、D40 アンプも含まれるよう


になりました。

▪ ポイントソースグループシミュレーションの周波数を変更しても、
[Interferences < 163 Hz]がリセットされなくなりました。
▪ ポイントソースグループのシグナルタイプを変更する際の Level over
distance ダイアグラムの更新の不具合が修正されました。
▪ アレイの x/y 位置を変更すると、Rigging ビューのピックポイントの位置が
正しく更新されるようになりました。

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▪ 会場の原点を移動した後の、ポイントソースの指向性ラインは正しく更新
されるようになりました。

▪ Mac OS: 上/下キーを使用してシミュレート周波数を変更する際の不具合が


修正されました。

02/2023

V11.0.2
注意:

このバージョンは個別にインストールされ、既存の ArrayCalc V10 のインス


トールと並行して使用することができます。

機能拡張:

▪ 新たな HeadroomCalc 機能により、システムのヘッドルームを正確に定量


化し、規定された避難メッセージや代表的な音楽サンプルなどのユーザー
定義のオーディオファイルに基づいて SPL メトリックを出力し、入札要件
や法的仕様への準拠を正確に予測することができます。

‒ 注意:[Project Settings]内の[Advanced features]タブで HeadroomCalc を有


効にする必要があります。

‒ NoizCalc リファレンスポイントでの時間平均スペクトルは、NoizCalc
3.2 での予測用にプロジェクトファイルに保存されます。
▪ リギングハードウェアをキャビネットテーブルで選択できるようになりま
した。

‒ V、Y、Q Flying adaptor を追加しました。


‒ Vi、Yi の Top および Bottom frame を追加しました。
‒ Vi8/12 および Yi8/12 ラウドスピーカーを追加しました。
‒ Ti Flying bar、T Base plate、V Stack adapter および Y Base plate を追加し
ました。

‒ XSL では、Pullback mounting mode で Compression frame と Pullback frame


の両方が使用できるようになりました。

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▪ Soundscape ビューのファンクショングループのグループツリー表示:

▪ E15(X)-SUB、Ti-SUB、E0、E3 および xA ラインアレイラウドスピーカーの


5D アンプへのセットアップに対応しました。
▪ Home ビューから Venue database にアクセスできるようになり、画像の拡
大表示が可能になりました。

▪ Rigging plot ビューの Required space ダイアグラムに Pullback frame が表示


されるようになりました。

▪ パーツリストは、プロジェクトで実際に使用されるパーツのみをリスト
アップするようになりました。

▪ ポイントソースグループとアディショナルアンプグループに対して、異な
るアンプモデルや入力モードを設定できるようになりました。

▪ ソースにファンクショングループが割り当てられているがマトリクス出力
が割り当てられていない場合、プロジェクトレポートに警告が表示される
ようになりました。 この警告は、R1 でプロジェクトを開くときにも表示さ
れます。

▪ ArrayCalc は、すべてのダイアグラムで常に最大レベルのアンチエイリアス
を使用するようになりました。そのため、この設定は[Preference]ダイアロ
から削除されました。

バグ修正:

▪ A-Series アレイのスプレイを素早く変更するとクラッシュする不具合が修正
されました。

▪ SUB アレイキャビネットの Y 値は、[Apply layout]した後に再度更新される


ようになりました。

▪ ポイントソースと SUB アレイのキャビネットの X, Y, Z の値は、[Apply


layout]した後に再度更新されるようになりました。
▪ Mixed SUB アレイの KSL-SUB フィルタースイッチの記述が修正されました。
▪ 複数のアレイがある場合のパーツリストの印刷のレイアウトの不具合が修

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正されました。

▪ パーツリストで B6-SUB が B6-INF として表示されなくなりました。


▪ [Autocalculate]有効時に Level over distance ダイアグラムで発生するグラ
フィカルアーチファクトが修正されました。

01/2023

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プロジェクトファイルの互換性
プロジェクトファイルの互換性を維持するために必要なサポートされるソフト
ウェアのバージョンは次の通りです。

作成 開く

ArrayCalc ArrayCalc ArrayCalc Viewer R1 NoizCalc


11.0.x 11.0.x 1.20.x 3.30.x 3.2
10.26.x 10.26.x 3.26.x

10.24.x 3.0
10.24.x 1.18.x
10.22.x 3.22.x 2.8
10.22.x 10.22.x

注意:
通常、プロジェクトファイルには上位互換性があります。つまり、同じアプリ
ケーションの以前のバージョンで作成されたプロジェクトファイルは、後の
バージョンで開くことができます。

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