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麻雀の符計算を知り尽くせ!覚えるコツから早見表まで網羅 麻雀豆腐 麻雀豆腐
麻雀の符計算を知り尽くせ!覚えるコツから早見表まで網羅 麻雀豆腐 麻雀豆腐
麻雀の符計算を知り尽くせ!覚えるコ
ツから早見表まで網羅 ¦ 麻雀豆腐
目次
1 符計算(フケイサン) とは
2 符計算をする
符計算の流れ
(1) 副底(フーテイ)=基本符
符点
符 は10単位で切り上げる
例外
3 符計算を覚えるコツ
4 符計算の問題
5 符計算早見表
イラスト版
テキスト版
6 符計算のソフトとアプリの紹介
ブラウザ版
iPhoneアプリ
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7 まとめ
役(ヤク)の翻数(ハンスウ)は分かるが 符計算 が
苦手だったり良く分からないという方は多いのでは
ないでしょう。ですが、符計算は覚えてしまえば何
てことはありません。
『 符計算まとめ 』
『 符計算早見表 』
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麻雀 点数表とその覚え方!∼5つの流れで暗記∼
符計算早見表 -PDF版の印刷用もご利用下さい!-
【麻雀点数早見表 】PDF版印刷用もあり!
1. 符計算(フケイサン) とは
符計算 は点数計算に必要
符 翻数 = 点数
合計符は5つの要素で決まる
符計算 は点数計算に必要
符計算(フケイサン) は、点数を算出するのに必要
となる、符(フ = 基本点)を算出するための計算で
す。符計算 によって合計の符を求めます。そして、
点数は、符 と 翻数 によって決まります。符 は、点
数の2大要素の最初の1つとなります。
点数計算の詳細
麻雀の点数で押さえるべき3つの要素とそのすべて
符(フ) とは
翻数(ハンスウ/ファンスウ)とは
点数とは
麻雀は4人でプレイし、各プレイヤーの点数を競うゲ
ームです。点数は和了(ホーラ=アガり)によって
獲得し、点数の1番多いプレイヤーが最終的な勝者と
なります。点数はアガり形に応じて[ 符 翻数 = 点
数 ]で算出します。符 や 翻数 が高ければそれに比例
して 点数 も高くなります!
合計符は5つの要素で決まる
(1) 基本符(=基本点):副底(フーテイ)
と言います。
(2) アガり方:メンゼンロン or ツモ のいず
れか。
(3) 面子(メンツ)の種類:順子(シュン
ツ)/刻子(コーツ)/槓子(カンツ)
(4) 雀頭(ジャントウ=アタマ)の牌の種
類:役牌かどうか
(5) 待ち形の種類:ペンチャン・カンチャ
ン・リャンメンなど、、
の5つの要素の符を足すだけで算出できます。各要素
で加算される 符 についても麻雀をプレイできる人で
あればすぐに覚えられます。
ここがポイント!
この5つの要素の符を足して合計符を求
めるのが符計算です。
符計算を覚えるメリット
符計算が少し面倒と考えている方に、ここでモチベ
ーションを上げてもらえるかもしれない話をしてみ
ます。
以下の「親の3翻ロンアガり」の点数を見てみましょ
う。同じ3翻でアガったとしても符が増えることで点
数にも大きく差が出てきてます。
親のロンアガりの場合の点数
翻数 3翻
22-30符 5,800
32-40符 7,700
符 42-50符 9,600
52-60符 11,600
62-70符 満貫12,000
3翻30符では、5,800点ですが、70符では12,000
点の満貫となります。随分点数に差が出てきます
ね。メンゼンロンでアガれば通常30符確定ですが、
ヤオチューハイ(1・9・字牌)による暗カンが1つ
でもあれば32符プラスされ70符(符は1の位を10の
位に切り上げる約束がある)になります。符計算を
覚えていれば、手牌のちょっとした工夫で点数が凄
くUPする可能性に気が付くでしょう!
2. 符計算をする
符計算 は合計符を求める計算
合計符は5つの要素を足して求める
符計算は合計符を算出する計算です。それでは、符
をどのように計算するのか具体的に見ていきましょ
う!
符計算の流れ
符計算早見表
注目!
『符 は、1の位を10の位に切り上げる。42符 で
『ピンフツモは一律20符、七対子(チートイ
ツ)は一律25符。』詳細こちら
して扱う。』詳細こちら
上述した図や概要説明で符計算の全体像を確認でき
たと思います。それでは次に各項目を1つずつ確認し
てみましょう。
(1) 副底(フーテイ)=基本符
副底(フーテイ=基本点=基本符)
とは、プレイヤーが アガった 場合
に必ず与えられる加符点のことで 2
0符 あります。基本点や基本符とも
言います。
麻雀ではどのような手でアガったとしても最低20符
から計算されます。
(2) 門前加符(メンゼンカフ)と
ツモ符(ツモフ)
これは、メンゼンロン か又は、ツモ
のどちらかのアガり方によって与え
られる加符点です。これらによる 加
符点を門前加符(メンゼンカフ) と
ツモ符(ツモフ) と言います。
門前加符(メンゼンカフ)=メンゼン
ロン アガり
ツモ符(ツモフ)=ツモ アガり
(3) 各面子(メンツ)の種類によ
る 加符点
各面子の種類
1 ∼ 9 の数牌(シュウパイ)
順子 例
0符
(シュンツ)
例
2 ∼ 8 の中張牌(チュンチャンパイ)
例
明刻
2符
(ミンコ)
例
暗刻 例
4符
(アンコ)
例
例
明槓
8符
(ミンカン)
例
暗槓 例
16符
(アンカン)
例
1・9・字牌の幺九牌(ヤオチュウハイ)
例
明刻
4符
(ミンコ)
例
暗刻 例
8符
(アンコ)
例
例
明槓
16符
(ミンカン)
例
暗槓 例
32符
(アンカン)
例
(4) 雀頭(ジャントウ=アタマ)
の種類による 加符点
雀頭(ジャントウ=アタマ) をどの
種類の牌で揃えるかによって 加符点
が変わります。役牌で アタマ を作
った場合は2符、それ以外は0符と
なります。
ローカルルールで連風牌(リェンフォンパイ=ダブ
東など)を4符とする場合もあります。
アタマ(雀頭)の種類
数牌(シュウパイ)
筒子(ピンズ)/索子(ソーズ)/萬子(
例 0符
マンズ)の 1∼9の数牌(シュウパイ)
客風牌(コーフォンパイ)=オタ風牌
例 自風牌が[西]で場風牌[南]の場合 0符
例 自風牌が[東]で場風牌[東]の場合 0符
例 自風牌が[東]で場風牌[南]の場合 0符
例 自風牌が[西]で場風牌[東]の場合 0符
門風牌(メンフォンパイ)=自風牌
例 自風牌が[東]で場風牌[南]の場合 2符
例 自風牌が[南]で場風牌[東]の場合 2符
例 自風牌が[西]で場風牌[東]の場合 2符
例 自風牌が[北]で場風牌[南]の場合 2符
圏風牌(チャンフォンパイ)=場風牌
例 自風牌が[南]で場風牌[東]の場合 2符
例 自風牌が[東]で場風牌[南]の場合 2符
例 自風牌が[北]で場風牌[西]の場合 2符
例 自風牌が[西]で場風牌[北]の場合 2符
三元牌(サンゲンパイ)
例 白・發・中 の場合 2符
連風牌(リェンフォンパイ)
2符 あ
例 自風牌が[東]で場風牌[東]の場合 るいは
4符
2符 あ
例 自風牌が[南]で場風牌[南]の場合 るいは
4符
『客風牌(コーフォンパイ)=オタ風牌
ンパイ) のこと。 』
『門風牌(メンフォンパイ)=自風牌
種。 』
『圏風牌(チャンフォンパイ)=場風牌
東場なら東、南場なら南のこと。役牌の1種。 』
『連風牌(リェンフォンパイ、レンフォンパイ)
イ) でもある牌のこと。役牌の1種。 』
待ちの形 テンパイ(アガりまで後1枚の状態)
時、待ちの形の種類によって与えられ
る加符点です。テンパイ の種類などとも言います。
どのような 待ちの形 となっているかで加符点が異な
ります。
待ちの種類
リャンメン待ち(両面待ち)
[3・4]
例
での 0符
[2-5]待ち
[2・3]
例
での 0符
[1-4]待ち
シャンポン(シャボ)待ち(双 待ち)
[2・2][4・4]
例
での 0符
[2-4]待ち
[西・西][東・東]
例
での 0符
[西-東]待ち
ペンチャン待ち(辺張待ち)
[1・2]
例
での 2符
[3]待ち
[8・9]
例
での 2符
[7]待ち
カンチャン待ち(嵌張待ち)
[1・3]
例
での 2符
[2]待ち
[5・7]
例
での 2符
[6]待ち
タンキ待ち(単騎待ち=地獄単騎)
例
[2]の単騎待ち 2符
例
[東]の単騎待ち 2符
ノベタン(単騎待ち+面子)
[1・2・3・4]
例
での 2符
[1-4]待ち
[3・4・5・6]
例
での 2符
[3-6]待ち
『 ノベタン 』
ノベタンの場合も、タンキ待ち と同じ扱いで2符付きます。
リャンメン待ち など複数種類待ち以外の解釈が可能な場合
は 符 を付けることが出来ます。
『 多面待ち 』
すことが出来れば2符付きます。リャンメン待ち など複数種
類待ち以外の解釈が可能な場合は 符 を付けることが出来ま
見なすことが出来るので2符となる。
『 ロンアガりとツモアガリのシャンポンの符
』
シャンポン待ちの場合、和了(ホーラ=アガ
り)によって 刻子 と アタマ が出来ますが、
ロンアガりの場合は明刻として計算され、ツモ
アガりの場合は暗刻として計算されます。
『 アガり牌を手牌に混ぜない 』
これらの待ちの形によって 加符点 が変わるの
で、ロン や ツモ で獲得した最後のアガり牌
は、手牌に混ぜないようにして下さい。混ぜて
しまうと、待ちの形が分からなくなってしまい
ます。最後の牌は手牌とは別の位置に置くよう
にしましょう。
符 は10単位で切り上げる
最後に合計符の1の単位を切り上げます。これは、1
の位を10の位に切り上げることです。例えば32符で
あれば40符とします。点数もそうなのですが、麻雀
では1の位は使いません。
例えば、 ツモ のみで アガったとし、面子(メン
ツ)の種類、アタマの種類、待ちの形、による加符
がない場合、副底(フーテイ)の20符+ツモ符の2
符で22符になります。ここから1の位を10の位に切
り上げます。従って22符は30符になります。
例外
ピンフツモは一律20符、七対子(チートイツ)は一
律25符となります。ツモ アガり で 平和(ピンフ)
の 役 が付いている場合は、一律20符で決まりで
す。七対子(チートイツ) も一律25符でこれ以上計
算の必要はありません。
ピンフの元々の定義は「符が付かないアガり」であ
り、ツモとピンフの役を複合させることで一律20符
の扱いになっています。七対子は元々アメリカで発
祥した役であり、正式に採用される経緯の中で25符
2飜とするルールが定着しました。
例外2 : 喰いピンフ形 の 符
上記で説明した通り、ピンフツモ一律20符と七対子
一律25符は例外です。
では、鳴いている状態でのピンフの形でロンアガり
のケースはどうでしょうか?
※ピンフは門前のみ成立する役ですので下記の例で
はピンフは成立しません。
例1 : タンヤオのみのアガり
両面待ち ロン
例2 : 三色同順のみのアガり
両面待ち ロン