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で 広告? 経営者・マネジメント層の情報源

他社フリーペーパーに比べ、
よりビジネスに特化した記事が特徴です。
月刊誌ならではの充実した特集に加え、
ビジネスリーダーへのインタビューや、
最新の経済ニュースなどビジネス実務ですぐに役立つ情報を多く提供して

毎月
しませんか  いることが愛読され続ける理由のひとつです。

年齢 男女比 業種別
部を発行
5% 11% 12%
19% 32% 10%

33% 57%
定期購読企業 32%
68% 21%

4,700社へ
毎月アプローチ ■20代 ■30代 ■40代
■50代 ■60代
■ 男性 ■ 女性  ■ 製造業 ■ サービス業
■ 卸業・小売業 ■ その他

広告サイズ / 費用 読者層
・ 企業の経営・運営に関わる方
他誌フリーペーパーと違い

マネジメント層 が主なターゲット
中面見開き
(2P) 中面(1P) 中面(1/2P) 中面(1/4P) ・ 30代∼50代の在タイ日本人
・ ビジネスパーソンが中心
・ 日本からの出張者 製造業だけでなく、非製造業の方も対象とした幅広い内容
・ タイにて事業展開を図る方 バンコク中心と郊外の工場エリアなど日本人ビジネスパーソンの多いエリアに配布
掲載サイズ

こんな
1∼5回契約 56,000 B/回 29,800 B/回 17,300 B/回 9,400 B/回
企業広告に 新商品・新サービスの告知
おすすめ! イベントやセミナーの告知
6∼11回契約 49,800 B/回 27,300 B/回 14,800 B/回 8,200 B/回
企業活動の報告
12回以上契約 46,000 B/回 24,800 B/回 12,300 B/回 6,900 B/回 FRASERS property様 H.I.S.様 CELM様

媒体情報 広告のお問い合わせ
制作スケジュール
雑誌名 『ArayZ』
(月刊無料ビジネス情報誌、
オールカラー約70P)  内堀   097-137-4831
第1回
雑誌の掲載と デザイン デザイン案の       uchibori@gdm-asia.com
取材 デザイン案 印刷作業 発行
コンセプト タイ、ASEANの今がわかるビジネス・経済情報誌
取材日の確定 作成 修正
の提出 創刊 2012年1月
発行日 毎月10日  鵜飼   097-132-1365
発行部数 20,000部/月
掲載2ヶ月前 掲載前月 掲載前月 掲載前月 毎月10日       ukai@gdm-asia.com
配布場所 日系企業約4,700社へ直接配送のほか、
月末まで 5日まで 20日頃 月末まで 配布
バンコク市内の日系書店、公的機関、
スーパーマーケット、
* 全ての料金に別途7%のVATが加算されます。 * 隔月掲載など、
ご掲載月を選択いただけます。 * 記事広告・イメージ広告は弊社での制作可能です。 * 費用はすべて制作費が含まれております。 ホテル
GDM(Thailand)Co.,Ltd.
* デザインの作成に関して、
デザイナーのリソース状況により、
一週間ほどお時間いただいております。
 * 修正は原則3回までとさせていただいております。 版型 A4/無線綴じ・背表紙あり Published by 02-651-5655
57 Park Ventures Ecoplex 12th Floor
14
革期を迎えている。これまで順調に成長してきたファミリービジネス企業(以下、

のFB企業の価値観や成功要因、強み・弱みなどを紐解き、次世代の育成・承継を
Family Business Survey 2019 ‒ Thailand Report」に基づいて、タイ
FB企業)も例外でない。PwCコンサルティングが調査・作成した「Global
あらゆる分野にデジタル化の波が押し寄せ、ビジネスを取り巻く環境は大きな変

経て永続的に発展していくためのヒントを探る。

どう家業を守り続けるか
通し、および次世代のリーダーへの期待と準備に焦点を絞った。また、タイのより明確な状況を把握するために、

出所:PwC
以上を調査。家族経営の課題に関する重要な質問には28名から回答があった。質問は、事業の成長や世代交代の見
【調査方法】2019年1月から3月にかけて、製造、農業、建設など幅広い業種で活躍するFB企業のリーダー100人

図表1

単位:百万B

16,001∼33,000
3,301∼16,000
1,601∼3,300

永続的な繁栄と発展のカギを探る
681∼1,600

33,000以上
金融サービス

166∼330
331∼680
ホテル・飲食
不動産関連
飲食物製造

165以下
製造

農業
建設

ほか
「PwC Family Business Survey 2018 ‒ Asia-Pacific (APEC) Report」と比較した。

  中 国には﹁ 富は3世代 続かない﹂とい  タイ版レポートのタイトル


﹁ Empowering
売上高

うことわざがある。 the NextGen: The Key to Achieving


14%

14%
業種

21%
11%
21%

 アジアで操業するFB企業で3世代 ﹂が
Growth and Enduring Prosperity
11%

まで生 き 残るのはわずか3%
︵ 米 系ベー 物 語るように、旧・現 世 代の期 待に応 え
11%

4%

18%

カー&マッケンジー法律事務所︶。これま るために技能と能力で武装した次世代
18%

7%
11%

で経 済の重 要 な 原 動 力 として、
タイに の後 継 者に、
バトンを適 宜に渡 すことが
14%
11%
7%
7%

目 覚しい成 長をもたらしてきた多 くの 永続的な成長と繁栄をもたらすための


FB企業もこのジレンマに悩んでいる。 カギを握っていると言えよう。
タイ証 券 取 引 所︵ S E T ︶
  現 在、 に上   P w Cタイのクライアンツ&マーケッ
ほか
ほか
100

100

100

100

100

100
所有するが
経営しない
親族以外

4% 4%
55-64歳

4%
場 する約 %がF B 企 業で、国 民 総 生 ツ・リーダー・パートナーのブーンラート・カ
7%

第三世代
11%

75
CEO/MD 会長

2% 4%
産︵ G D P ︶
の %以 上 を 占めている。 モンチャノックン氏は、﹁ 各 F B 企 業には

80
18%

人 材 育 成や 莫 大 な 数の雇 用 を 創 出 す 独 自の価 値 観がある。これを 明 確に理


80

80

80

80

80

80
43%
45-54歳

女性

る原 動 力となっていることに疑いの余 地 解 しているF B 企 業は、従 業 員の忠 誠


32%
オーナー

はない。 心、競 争 上の優 位 性、


ビジネスの持 続 可
20%
ファミリービジネス

60

60

60

60

60

60
 ほか、貸 借 対 照 表や純 資 産に現れな 能 性にプラスの影 響 を 与 える傾 向があ

第二世代

75%

所有・経営
い多 大 な 貢 献 を 社 会・共 同 体にしてき り 、概 念が組 織 文 化に組み込 まれてい

96%
親族

93%
経営陣

24%

たという 自 負があ り、今 後の事 業 成 長 る﹂と説明する。


40

40

40

40

40

40
35-44歳

43%
に 自 信 を 持 ち 、戦 略 的 に 事 業 計 画 を

男性

57%
練っている。
﹁ファミリービジネス企業﹂の定義
20
  ただ、世 代 交 代 が 進 む 中 、実 践 的 な

20

20

20

20

20
調査対象となった

この調査では
﹁ファミリービジネス企
取締役

32%

第一世代
課題に直面するほか、
デジタル変革に着
企業の横顔

25-34歳

17%
業 ﹂を創 業または買 収した者︵もし

11%
25歳未満
手 するために必 要 な 戦 略︵ 対 サイバー
3% くはその配偶者、親、子、直系子孫︶

0
攻 撃、
デジタル技術導入など︶を具現化
タイの経済を

が過 半 数 議 決 権を有している会 社

世代目
支えてきた

していないF B 企 業 が 少 な く ないのが を指す。

役職

年齢

関係

役割
性別
現状だ。

15
タイの経済を
支えてきた ファミリービジネス

今後の成長に自信
に上 り、2 0 1 8 年にアジア太 平 洋 地
を広げており、
認 定 される 条 件で あ ると信じているた
代 経 営 者の資 金 調 達 と一流 企 業 として
角化し、
  現 在のF B 企 業 経 営 者は、事 業を多
域︵APEC︶

 タイのFB企業は、
Q1 前年度の業績はいかがでしたか? 図表2

裕福なタイ人 Ranking 裕福なタイ人ランキング表

SETに上場することが、
図表4
50

で7位にランクされた。
CPグループ 食品など

総資産は 兆バーツ以上
チャラワノン兄弟 35
米『フォーブス』誌、
多くの家族企業経営者が上位に連なる 28
295億ドル 26

あらゆる産業に手
資産

 1960年代∼70年代に導入された最初 イヤワット氏。父親で創業者のウィチャイ 21
2 30
セントラル・グループ 小売りなど 15 14
の国家経済開発計画を背景に、
いくつか 氏が18年にヘリコプター事故で死去し、 11
ジラティワット家
の大規模なFB企業が、
主要な政府機関 後を継いだ。
7位はサミティベート病院など
210億ドル

次世
資産

や銀行との関係を発展させた。
さらに80 を傘下に持つドゥシット・メディカル・サービ 二桁成長(10%以上) 一桁成長(3-9%) 変わらない マイナス成長
年代後半の金融自由化の恩恵を受け シーズやバンコクエアウェイズを展開する 3 クラティンデーン 栄養ドリンク

︵IPO︶するFB企業がさらに増える
︵図表2︶。
タイ APEC
チャルーム・ユーウィタヤー氏

のう ち
これはA P E Cの平 均

め 、今 後 数 年 の う ち に 、新 規 公 開
は近い将 来に事 業がさらに成 長 するこ
だろう 。この傾 向に連 動して、F B 企 業
とを固く信じている。
較して高い売 上 増 を 達 成した 。

  ほとんどのF B 企 業︵
て、
製造業が拡大し始めた。
この間に、
不 プラサート・プラサートン・オソット氏。
8位は 出所:PwC
12

ヵ月 間 、A P E Cの平 均︵
動産・観光・通信関連の企業が新たな道 エナジー飲料「M150」
などを製造する
資産
額 199億ドル
を切り開き、新しいFB企業が市場のリー オーソットサパーを経営するオサタヌクラ 4 TCCグループ Q2 今後2年間で期待する成長度合いは? 図表3 21

%が
飲料・不動産など

ダーとして成長していった。 家だった。 シリワタナパクディ家


 米経済誌フォーブスがまとめた2019年  政治家では、大手自動車部品メー 64 18
162億ドル

年に2 桁 成 長 したが、
資産
60

版のタイの富豪上位50位の合計純資産 カー、
タイ・サミット・グループ創業者一族
5 ガルフエナジーデペロップメント エネルギー
は、
前年の1,625億ドルからわずかに減少 であるジュンルンルアンキット家のタナトー
サラット・ラタナヴァディ氏(非家族企業) 35

%を 下 回った
し、
1,605億ドルだった。うち同族経営する ン氏が56.3億バーツで1位。野党新未来 32 71

% ︶は 過 去
資産
52億ドル 24 13 63

%︶と比

一方 、
企業は以下の通り。 党の党首でもある。
また、
叔父で与党パラ
6 キングパワー
 1位は、 (CPグループ) ンプラチャーラット党のスリヤ工業相は22
チャラワノン兄弟 4 3
免税店


アイヤワット・シーワタナプラパー氏 0
で、
総帥のタニン氏は食品大手CPFの上 億バーツで5位にランクインされた
(下院
急速かつ強力に成長 安定的な成長 変わらない 縮小する
資産
47億ドル


級会長職を4月に辞任したが、
セブンイレ 議員の資産報告書)
。 額

の事 業 展 望 として① 企 業はデジタル技

る。

かだがより 自 信があ り、企 業が今 後 2


力に成長すると楽観視する

  ま た 、ビジネスの成 長について、タイ
年間、
術の面で意 義のある一歩を踏み出 す、②

年 間に起こりうると予 想 する上 位 3つ
24

調査では、

%と比 較して、
タイ APEC 64
ブンを運営するCPオール会長の座にある 7

一方 、タイ 人の

%︶
ドゥシット・メディカル・サービシーズ 病院・航空など 出所:PwC

着実に成長することを期待してい

は、A P E C︵
(図表5)
。2位は、
小売りのセントラル、
ホテ プラサート・プラサートン・オソット氏
ルのセンタラなどを展開するセントラル・グ 資産
34億ドル

短期的な取り組み
達成するための
長期的な目標を

タイの家族経営者が今後2
の専 門 化 ﹂の実 現が最 重 要
の獲得と引き留め﹂、﹁事業
であることに気付いた。

して、

と一致している。

を挙げる。これらの結果は、
 このビジョンは、

益性の向上﹂、﹁優秀な人材

  短 期 的 な 事 業 目 標に関

APECのリーダーの考え

き、
経 験が豊 富 な 専 門 家 を 招
幅に刷 新、③親族以外から
企 業はビジネスモデルを 大

ループのジラティワット家。4位は飲料・不

経営の支援を仰ぐ︱︱
8 オーソットサパー

ビジネスが急 速かつ強
飲料

タイの経 営 陣は、
動産大手TCCグループのシリワタナパク 32
オサタヌクラ家

%は 、A P E Cの
ディ家だ。 60
30億ドル

%︶
資産

︵図表3︶。
 6位は免税店最大手キングパワーのア

よりもわず
タナトーン氏 スリヤ工業相

タイ企 業
出所:フォーブス

■ タイ最大の財閥CP(チャロン・ポカパーン)

﹁収
グループ 創業者チャラワノン家系図 図表5

第1世代 第2世代 第3世代 第4世代

︵ %︶を資金源として利用し始めるだ

いるが、
ダーが資金を市場から調達するよう促

ろう。

に影響を及ぼすかが挙げられる。

にする事業形成の方向を示している。こ
めなどが挙げられる。

み出し、

れらは、最 も 重 要 な 家 族 資 産 としての

が長期的な目標を達成することを可能
として、
を強 化 する、③ 事 業を維 持 する︱ ︱た
面できる、

業が上 場 する可 能 性が高い。主な理 由


す 見 通しだ。従って、

 しかし、証 券 取 引 所は次 世 代のリー

現 金 、キャッシュフローな どの内 部 資 金
本市場、
融 資 /クレジットライン、債 券などの資

 調査結果はさまざまな手法を示して

念の1つにその決定が次世代にどのよう
するための資 金 調 達 先 を 探 す 場 合、懸
  家 族 経 営の企 業が通 常、事 業を拡 大
要がある。
結びつける橋であることを 認 識 する必
中 期 経 営 計 画と長 期 的な熱 望・願 望を
業主は、明確で十分に練られた計画が、
 ビジョンを現実のものにするために、

事業を保護し、
16
長男

長男
長兄

スーパキット・チャラワノン タニット・チャラワノン
ジャラン・チャラワノン
叔父

チア・シーウ・ウーイ (スーパキット氏の長男でLots Whole

タイの意思決定者の %が銀行
(タニン会長の長男で会長)

①少ない費用で大量の資金を工

親族に利益をもたらす。
(タニン会長の長兄で名誉会長)

社債発行など
Solutionsのマネージングダイレクター)
(タニン現会長の叔父で創業者)

②専門経営者を登用し、
次男
次兄

モントリ・チャラワノン ナロン・チャラワノン

正の財産︵レガシー︶
(タニン会長の次兄で名誉会長) (タニン会長の次男で小売事業の専門家)
父親

より多 くのF B 企
チア・EK・チョー

︵ %︶
長男

コラワット・チャラワノン
三兄

(タニン現会長の父親で創業者)
スメ
  ット・チャラワノン (スパチャイCEOの長男でEko
22
(タニン会長の3番目の兄で名誉会長) Communications の創立者兼CEO)

と、
38
タニン・ スパチャイ・チャラワノン

家族の
(タニン会長の3男でCEO)
事業

を生
チャラワノン


(現会長・四兄)

出所:CPグループ、バンコクポストなど
17 16
戦略計画は整ったが強固ではない
な 課 題については、A P E Cの回 答 者
18

と結 果が一致している。
  国 内 市 場 での競 争 、適 切 な 技 能 と
  過 去にう ま くいった 戦 略 が、今 後 も 能 力へのアクセス、および経 済 環 境 は、
出所:PwC
図表6

F B 企 業 を 支 えるとは限らない。消 費 タイのF B 企 業 が 直 面 す る 重 要 な 課
優勢を維持するために

適切なスキルと能力へのアクセス

者 行 動や新 興 技 術 、激 しい競 争 などの 題だ。


APECの家族経営企業

ビジネス環 境 が 急 速に変 化 する中で、  一方 、A P E Cの幹 部にとっては、競


変革し続けること
今後2年間に渡って直面すると考えられる主な課題は?

F B 企 業は戦 略 計 画︵ 承 継 含む︶を 練 争 相 手の先 を 行 く ために革 新 を 続 け


り、企 業 を 永 続させるために、
これらの て 適 切 な 技 能 と 能 力にアクセスし 、経
変化・状況・条件に適応しているようだ。 済 環 境 を 改 善 す ることが 大 き な 課 題
経済情勢全般

%が、今 後 3 年∼5 年の戦 略 計 画 となっている


︵ 図 表6︶。
96

を 立ててお り 、う ち %が 市 場にとど 適 切な技 能と才 能 を 持った人 材 を 探


86

まるために戦 略 計 画 を 策 定 す る 可 能 すことは、長 年の課 題になっている 。企


性が高いと回 答した。 業 が 最 も 必 要 と す る 技 術 は 開 発 され
 しかし、
具体的な計画を整備し、
正式 たが、それらを 活 用できる技 能 を 備 え
1

に文書化し、
承認され、
社員に周知させ た 才 能 あふれる 人 材の育 成 および 開
ていると答えたのはわずか %だった。 発が進んでいない。
25

  A P E C と比 較 すると、回 答 者のほ   従って、意 思 決 定 者 はこの問 題に細


適切なスキルと能力へのアクセス

ぼ半 数︵ %︶が、計 画に費 用 を か け 、 心の注 意 を 払 う 必 要があ り、彼らの才


43

正 式に文 書 化したと述べた。 能 を 伸ばすことをビジネスの戦 略 的 優


タイの家族経営企業

  起 業 家・民 間 企 業︵ E P B ︶リ ー 先 事 項 とすることが求められる。技 能
を 高 め、維 持 す
国内市場での

ダー・パートナーのニパン・シリスッククム
﹁タイのF B 企
バウォーンチャイ 氏 は、 ることに重 点 を
経済情勢全般

置 く 企 業 は 、よ
競争激化

業が戦 略 計 画 を 考 えているのは間 違い
ない。ただ、
ほとんどが正 式 なものでは り持続可能な
ない。課 題 は、権 力の委 譲 を 円 滑にす 結果を得る傾
るために、どのように適 切に文 章 化し、 向にあるから
周 知させる計 画 を 練 り 上 げるかだ﹂と だ。
1

指 摘 する。
Q3

 タイのF B 企 業 が 直 面 している 主
くつかの共通点・考えがある。 デジタル化を企業文化に浸透
デジタル時代に正の財産を守る  これらの新 しい技 術 は、消 費 者の行
動・嗜 好・日 常 生 活 を 変 えている。人 工  ほとんどのタイのFB企業は、
企 業を
 デジタル技 術があらゆる産 業に創 造 て脆弱であると感じている
︵図表7︶。ま 知 能︵ A I ︶、ビッグデ ー タ 、ブロック デジタル組 織へ変 えるための4つの主 要
的なディスラプション
︵破壊︶をもたらす た、
回答者の %が自 社の事 業 は サ イ チェーン、﹁ ︵金融︵
FinTech ︶と
Finance な課題に直面している。
61

タイのFB企業はデジタル
時代にあって、 バー 攻 撃に対して脆 弱であると考 え、 技 術︵ Technology
︶を組み合わせた造   ま ず、
いくつかの企 業は、通 信、食 品、
化がどのような影 響 を 及ぼし、対 応 す %が今 後 2 年 間でデジタル機 能 を 強 語 ︶﹂、﹁ロボット工学 ﹂、﹁ 電 気 自 動 車 ﹂、 飲 料、小 売などのいくつかの業 種で事 業
46

るべきかを認識しているようだ。しかし、 化することを明らかにした
︵図表8︶。 ﹁自動運転車﹂が例として挙げられる。 を多角化し、
グループの一角を担っている。
必 ずしもこの変 革に準 備 万 端という 意  デジタルディスラプションに対 する脆   ま た、
コミュニケーションおよびマーケ これにより、
専門知識が必要なビジネス
味ではない。タイのFB企業の半数以上 弱 性の程 度や、特にどのよう な 技 術 が ティングチャネルは、伝 達を一瞬のうちに を 行っている親 族 間 同 士の軋 轢や摩 擦
︵ %︶
がデジタルディスラプションに対し 必要かに関して、
タイ人経営者の間にい 可 能にする通 信 手 段、大 量のデータ、
お を 減 ら すことがで き る 。た だ し 、同グ
64

よび透明性の高さに急速に軸が移りつつ ループ内に多 くの製 品ラインが ある場


ある。
これは、
消費者が製品とサービスに 合、明確な方向性の欠如へとつながる可

出所:PwC
出所:PwC
図表7

図表8

54
55

多くの選択肢を持っていることを意味す 能 性がある。例 えば、


グループ内のどの
る。
ニーズと期 待はより高 くなり、需 要 事 業 をデジタル化 するかの決 定ができ
46
43

と要求を同時に満たしながら売上と収 ない事態に陥るのだ。

39
APEC

APEC
益を最大化する方法を見つける必要が  第二に、
タイ企業は通常、
製品・サービ
サイバー攻撃にどの程度の脅威を感じますか?
36

ある企業に課題と複雑さをもたらす。 スの品 質 よ り も 、価 格で 互いに 競いあ

27
 これはF B 企 業がビジョンを持ち、先 う。
デジタル技術に多額の資金を投資す
デジタルディスラプションによる影響
ファミリービジネス

22

を見据えて考える必要があることを意 ることで、
彼らは価格を引き上げざるを
21

タイ

タイ
味 する。これは、
ビジネスチャンスをつか 得ない。
この動きはタイの企業にとっては

15
14

11
むための準備であるだけでなく、
最悪の 良い選択肢ではない。
事 態に備 えるための準 備でも ある。例   第三に、
タイの企 業は、
ビジネス拡 大

6
6

2
えば、
コーヒーやエナジードリンク
︵栄養 を 後 押しするために、現 世 代 と次 世 代
飲料︶
の企業は、
自動運転車の挑戦を受 の数のバランスをとり、親 族 以 外からデ

非常に影響を受ける

かなり影響を受ける

あまり影響を受けない

全く影響を受けない

わからない
非常に影響を受ける

かなり影響を受ける

あまり影響を受けない

全く影響を受けない

わからない
けることになる。
ハンドルを握って長時間 ジタル技 能 を 持 ち、経 験 豊 富な専 門 家
運転する運転者が、好んで飲むコーヒー をより多く起用しなければならない。
とエナジードリンクの需要が減ることを FB企業は馴染みのない事業
 最後に、
タイの経済を

意味するからである。 分野に参入する可能性がある。
支えてきた

Q4

Q5

19
より高い水準を設定する次世代のリーダー
20

  F B 企 業は、他の経 営 手 法で事 業 を 限 委 譲 時 期が到 来 すると、計 画が非 常


出所:PwC

行 う 企 業に比べて、従 業 員による 深い に曖昧で、困難な状 況に直 面 する。


図表9

就業していないが、株を保有している

関 与、覚 悟や情 熱、忠 誠 心といった部 分  この問 題に関 して、


タイ 家 族 経 営 者
就業しているが、管理職ではない

でいくつかの利 点がある。従って一族は、 に彼 らの承 継 計 画について 尋 ね た 。回


指導的な立場もしくは事業主

29%
事業への次世代の関与は?

18%

事 業とその所 有 権を完 全に掌 握してい 答 者の %は次 世 代の家 族の一員 が 企


76

ると 感 じる 。従 業 員 は、会 社の業 績に 業 内で働いており、A P E C 家 族 経 営


家族の事務所で就業

共 通の関 心︵ 利 害 ︶を 持っており 、F B 者︵ %︶
より高いことが分かった︵ 図 表
67

3%
取締役会の一員

慈善活動に関与

企 業で働 くことにより 愛 着 を 感じる。 ︶。タイの回 答 者は、企 業の主 要メン


18%

3%

11%

バーは後 継 者 育 成 計 画 を 認 識している
上級管理職

例 えば、意 思 決 定 が 迅 速で、株 主に報


18%

告 する圧 力 をかけられることな く 、顧 と満 場一致 。う ち %は後 継 者 計 画 が


75

客・消 費 者の期 待 を 上 回るための長 期 家 族の間で議 論 されていることを 明ら


的な時間枠がある。 かにした。
 一方 、次 世 代 が 現 在の指 導 者 から 事
Q6

業 を 引 き 継 ぐ ために必 要 な 権 限 と 経 女 性が活 躍 する土壌


営 能 力 は、F B 企 業にとって 永 遠の課
題だ 。これらの課 題には、感 情 移 入 、正   興 味 深いことに、A P E Cの %と が世 界で最 も 高い。第二に、
ビジネス環
22

式な帝 王 学の欠 如 、および職 業 倫 理に タイはF B 企 業の経 営 陣に


比 較 して、 境の中で、
タイの企 業 文 化 は 女 性 リー
事業に関与する次世代

反 する振る舞い、曖 昧な責 任 領 域、
プロ 占める女 性の割 合が高い
︵ %︶
ことが ダーに自 由 裁 量の余 地 と、組 織 を 経 営
26

(APECは67%)
意識に欠ける態度が含まれる。 分かった。さらに、F B 企 業に勤 務 する する機 会を与えていると分析する。
関与している

  そ して、後 継 者 育 成 計 画 は、慎 重で 次 世 代 家 族メンバーの %が 女 性 で 、


76%
31

繊 細 、敏 感 な 話 題 なので、誰 も そ れ を A P E Cの平 均 %と 比 較 して 非 常 後 継 者の育成に慢 心


19

議 論 したがらない。期 待 される有 望 な に高い。


せず 24%

後 継 者は適 切 な 教 育 と 経 営の経 験 を  これには 2つの主 な 理 由 が あ る 。ま   タイの意 思 決 定 者の半 数 以 上


一部のF B 企
身につける必 要があるが、 ず、
より 多 くのタイ人 女 性が教 育 を 受 ︵ %︶
は、後 継 者 育 成 計 画が準 備 万 端
57

関与
業 はこれらの要 因 を 軽 視 している 。ほ ける機 会に恵 まれていること 。米 総 合 に 整っていること を 明 ら かにし た 。ま
とんどのF B 企 業は、専 門 外のやり 方 情 報サービス大 手ブルームバーグによる た 、回 答 者の3 人に1 人︵ % ︶が、家
32

で後継者育成 計 画 を採用しており、権 と、
タイ人女性の大 学に入 学 する割 合 族 憲 章 も し くは経 営 協 定 を 導 入 して
いると答えている。 む︵ %︶︵2︶家 族 企 業 以 外で職 務 経 に役 立つ。成 功のために環 境 を 整 える
23

  後 継 者 育 成 計 画 は 整っ 験 を 積 む︵ %︶︵ 3 ︶
ビジネススクール 作 業の一つで、負 担にならないようにす
「経営幹部における
「取締役会での女性取締役の比率(2位)」と突出。日
(写

23
本はそれぞれ25位、23位、25位、24位と最下位争いを演じている。

たが、正 式 な 規 定・協 定・規 を 卒 業 す る︵ % ︶︱︱こと を 期 待 し ることが 重 要で、長 期 的 な 将 来への可


19
則・計 画の欠 如 が 問 題にな ている。A P E Cでも 同 様の傾 向があ 能 性に結びつく 。ディスラプティブ世 代
真は19年10月にバンコクで開催された女性CEOサミット)

る可 能 性がある。現 世 代が る。 ︵ミレニアル︶を 認め、権 限 を 与 え、彼ら


「CFO(1位)」

次 世 代のリーダーに権 限 を   P w Cの﹁ 次 世 代のファミリービジネ のやり方で仕 事をさせる。


譲るとき、彼 / 彼 女はまだ ︵ F B ︶リーダー調 査 2 0 1 6 ﹂によ
ス  これらの推 奨 事 項は、権 限の委 譲 を
準 備 がで きていない、も し ると、次 世 代のビジネスリーダーは、ま 滞 りなく 確 実に遂 行 するだけでなく、
25ヵ国・地域中、タイは「CEO(3位)」

く は あ らゆるレベルでの責 ず 自 社 以 外の企 業で経 験 を 積み、適 切 次 世 代の期 待に応 えることになる︵ 図


任 領 域 を 把 握していない可 なスキルに加 えて、将 来の役 割・責 務に 表 ︶。

10
能性がある。 備 える 必 要 が あ る 。これは、現 世 代 が
女性の割合(2位)」

  さらに、他の親 族や 主 要 次 世 代に期 待 することの1つ。適 切で

出所:PwC
図表10
な 利 害 関 係 者 が 新 しい ない役 職 を 与 えることで失 敗 すること

1 家族企業内で経験を積む
リ ーダー を 全 面 的 に 支 援 が ある 。若いリーダーは貴 重 な 技 能 を
していないため 、非 公 式 な 身につけ、単に同 姓を語ってF B 企 業で

ビジネススクールを卒業する
規 定や 憲 章 が 曖 昧 な 権 限 働いているわけではないことを、他の従
企業経営幹部の女性比率(2019年)

世界平均

女性取締役の
取締役会での
21%

の委 譲につながる可 能 性が 業 員に認められること 。他の企 業 から


比率

次世代に期待もしくは促進したいことは?
47%

ある。 家 族 企 業に戻る場 合に、信 頼 感を構 築

家族企業外で経験を積む
6%

  調 査 対 象となった役 員の するのに役立つからだ。
タイ
ファミリービジネス

18%

約 半 数は、 年 後 またはそ   第二に、繊 細 な 変 化に対 処 す る 。前

10
女性の割合

「Credit Suisse Research, CS Gender 3000」をもとに作成


経営幹部
における
28%

れ 以 降 に 会 社の主 導 権 / の指 導 者 が 築 き 上 げ た F B 企 業の体
3%
日本

管 理 / 所 有 権 を 次 世 代の 質 を 変 えることは困 難で慎 重に扱 うべ


15% 家 族一員に委 譲 する予 定で き 。この感度を管 理 することは、家族や

(CFO)
最高財務
責任者
42%

あ り 、 %は 3 年 ∼ 5 年 、 仲 間で あ る 従 業 員 との対 立や 抵 抗 を

29
2%
%は 6 年 ∼ 年 での 委 避けることになる。

24

10
譲 を 計 画 している。次 世 代   最 後に、適 切な評 価 を 行 う 。建 設 的

(CEO)
5%

最高経営
責任者
のビジネス指 導 者 を 育てる なフィー ドバック を 伴 う 評 価 は 、若い

9%

0%
ために、現 在のリーダーは リーダーを 育 成 し 、成 長 させ、適 切 な
タイの経済を

3
支えてきた

主 に 次 世 代の親 族 に︵ 1 ︶ 手 法で旧 世 代 との隔 た り︵ビジネス手

出所:
50%

40%

30%

20%

10%

0%
家 族 企 業で 職 務 経 験 を 積 法やビジョン、戦 略 など ︶を 埋めること

Q7

21
タイの経済を
支えてきた ファミリービジネス 図表11

ている。 NextGen

ており、将 来のリーダーが刺 激 を 受 け、
せることを支援する

を始動。若いリーダーと後継者に、
企 業の﹁ 正の遺 産︵レガシー︶﹂を永 続さ

技能を向上、

合 的なトレーニングプログラムを 提 供し
指 導 、交 流 することができるよう な 総

P w Cタイランドは﹁ NextGen Club


役 割 を 認 識してもらうことを 目 的に、
  F B 企 業のリーダーとしての重 要な

第3世代のリーダーを育成﹁
PwCタイの
「NextGen Club」

企業の存続を何よりも

関係を構築させる場になっ
学習、指導、交流するための

メンバーが自立し、
︵図表 ︶。
包括的な取り組みを提供

重んじる第2世代
家族企業のリーダーとしての重要な役割を認識して
もらうことを目的に、PwCタイランドは「NextGen 11
Club」
を始動。若いリーダーと後継者に、学習、指導、

学習、
FB
 電気送配電設備・機器の製造・販売や再生可能エネルギーによる発電などを行うガンク 交流することができるような総合的なトレーニングプ


ン・エンジニアリングは、1982年に設立された。日本でも太陽光発電事業に参画。東京に ログラムを提供。将来のリーダーが刺激を受け、技能
支店を置き、仙台、君津、宇都宮、岩国で事業を展開している。 を向上させ、NextGenメンバーが自立し、家族経営企
 国立チュラロンコン大学工学部を卒業後に、米ハーバード大学でマネージメント修士(財 業の将来の財産を存続させるために設立された交流

価値観
長期的な成功に導くための
ミットメントの姿 勢が取り入れられてい

に結びつく傾向にある。これは、
るためと言 える。従 業 員の豊かな 発 想

もたらすだけでなく 、株 主の利 益 増 大
従業員が﹁やればできる﹂と長期的なコ

性、
企業は、
 企業価値を明確に理解しているFB
Assistant Managing Director
務)、ボストン大学でMBA(経営学修士)を取得。創業者で現会長のガンクン・ダムロンピヤ Ms. Naruechon Dhumrongpiyawut の場として活用されている。

ビジネスの持 続 性にプラスの影 響 を
ウット氏の長女ナルーチョン氏に第2世代に期待される役割や苦労話などを聞いた。

従業員の忠誠心、
学習 「NextGen Club」
の会員は、価
 「私の父親は9歳まで言語障害を患 に活用できる」
と強調する。 なくすこともあったが、感情指数(EQ) 値観と目的を通じて永続的な
競争の優位性を構築するため
い、
満足な教育を受けられなかった。
だ  従業員や株主と価値観を共有し、
中 は高まったと苦笑いする。
に、PwCの専門家と象徴的な
が、
自力で猛勉強して製造した機器 長期的な個人的な信頼関係が築ける  「父親が提案した計画が軌道を逸 ビジネス実務家から知識を研

競争上の優位

NextGen Club
が、長い下積みを経てようやく世間に ほか、会社に対するコミットメントと忠誠 れたときは、私のやり方を採用すること ぎ澄ませます。

認められた」――ガンクン氏の生い立 心の強さといった利点が、
ファミリービジ を約束してもらっている」
と落としどころ

すべての
ちを映像で紹介するナルーチョン氏は、 ネスにあると説明。基礎となる理念を共 を見い出す。一方で、
「私の方が慎重
交流 競争相手の一歩先を行き、課
心から尊敬の念を示す。 有し、経営者と従業員と同じ方向を目 で保守的と言われることもある」
と父親 題に取り組むために活用できる
指導力と自信を備える次世代
 「(父親は)教育と経験のない私が 指しているので、非家族企業と比較す のリスクを恐れない姿勢に感嘆する。
リーダーのための指導教育プ

て合意した価値観と目的を明確に認識
し、C S R を 遵 守 し、

もある。

を引き出す組織風土作りも重要だ。
 一方、A P E Cの管 理 職は、企 業とし

動 を 長 期 的 な 投 資 として捉 える傾 向
価 値 観 と 規 定 している 。日々の慈 善 活
心に携わり、尽力していることを家族の
あり、企 業の社 会 的 責 任︵ C S R ︶
確な期 待 を 定 義・規 定した行 動 規 範が
 タイの管 理 職は所 有 する事 業への明
基礎を築いた。子供には企業をさらに ると、
意思決定が迅速に行える。  父親からバトンを受け継いだときに ログラムと研修講座を提供す
成長させてほしい」
と激励するが、
ナ  弱みは他の大手企業と比べると組 直面するだろう課題や機会はなにか。 る。
ルーチョン氏は、
「苦労して築き上げて 織化されていない点である。経営の面 エネルギー関連技術の変革のスピード
きた企業を衰退させるわけにはいかな でも従業員の役割(職務記述書など) は速く、
自身の考え方や能力を時代に
指導 若いリーダーのみを対象とした


い、
プレッシャーを感じている」。すでに に対して曖昧さが残るので、外部の専 合わせていかなくてはならない。
「完壁 ネットワーキングイベントでは、
PwCのグローバル次世代ネッ
タイ証券取引所(SET)
に上場する一 門家を雇い改善を図っているという。 な人間でないので、
客観的に自分の弱

尽力していること
トワークを生かして、世界的一
流企業だが、
そのさらに上を目指す期 みをわかるまで時間がかかる。
どうやっ 流企業の取締役や多国籍企業
待を背負っていると吐露する。一方、

リスクを恐れない姿勢 てそれを克服するか、
もしくは親族以 のリーダー、富裕層の家族経営
者を結びつけます。
族の一員として現在の地位にいる特 外の適当な人に埋めてもらうか。強い

に熱
権を与えられていることも意識して行  仕事と家庭をどう切り離しているの 指導力があっても技術的なアドバイス 出所:PwC

動しているという。 か。起業している長弟と経営学を勉強 や人材管理などのソフト面での能力が

らかだ

を価 値 観と定 義した。特 権と評 価の基


大 きな成 功 をもたらしていることは明
F B 企 業が、業 績の向 上 と事 業でより
略 、日 常 業 務 お よび 運 用 に 統 合 す る
準 を 可 能 と す る 価 値 感 をビジネス戦
 ナルーチョン氏は米留学から帰国後 中の次弟がいるが、
ナルーチョン氏は、 大事。両親の意見を聞いて最善だと思
にすぐに同社に入社せずに、
投資銀行 「両親と3人で率直に話し合い、
意思を えば従う」
と企業の存続と従業員の利 Q8 家族で合意した協定の上位3位 図表12

︵図表
に就職した。
ファイナンシャルアドバイ 決定し、
問題を解決するので家族争議 益を何よりも重んじる。 タイの家族経営企業 APECの家族経営企業
ザー
(財務顧問)
としてM&A(合併と はほとんどない」
としながらも、両親との
12

︶。
家族企業の事業主の価値観が
買収)
や上場を目指す企業の支援など 間に隔たりがあると認める。  企業として同意した価値観と
1 親族メンバーに明確な期待を 1 目的に明確な意識がある
にかかわり、約3年間経験を社外で積  2代目の方が教育水準が高く、1代目 Gunkul Engineering 定義している
んだ。
「家業で働く前に他の企業で職 と価値観が異なることがある。ナルー Public Co., Ltd.
企業の社会的責任を忠実に守り、
務経験を積むことは資産になる。他の チョン氏は、米国で大学院教育を受け 1177, 8th Floor, Pearl Bangkok 2 行動規範を定義している 2
尽力している
Building, Phahonyothin Road, Phayathai,
業界の人々との人脈も築ける。最大の たため、
タイに帰国したときに逆カル Phayathai, Bangkok 10400 企業の社会的責任を忠実に守り、 家族企業の事業主は明確な
3 3
利点は外部で成功すれば自信につな チャーショックを受けた。率直に意見す Tel. +66- (0)2-242-5800 (Auto) 尽力している 家族の価値観を持っている
https://www.gunkul.com/en 出所:PwC
がること。そこで得た知識や経験を後 ることが煙たがれることがあり、
自信を
23 22
タイの経済を
支えてきた ファミリービジネス

ている家族の価値観があれば、競争優位

ていることが明らかになった。F B 企 業
につながる。

に残っている。
るもう 1つの主 因は、妥 協せず 、正 式に

はタイ証券取引所︵SET︶
か、好 ましい機 関 と株 式 を 共 有 するこ
トメントを生み出している。
ための指針になるという長期的なコミッ

おわりに
とに関心があることを示している。
り、
続性 、および成 長が保 証される。また、
過程だ。
文 書 化され、周 知される後 継 者の立 案

通じて全 従 業 員 を 団 結させ、次 世 代の

要だ。そして、彼らがビジネスで実 践し
越した先見の明と優れた経営能力が必
 数世代にわたって続くFB企業は、卓

定の権 限はまだ家 族のリーダーの手 中


遂 行 することを 意 味 する。

部から優秀な人材を登用することによ
確な企業統治︵ガバナンス︶を形成し、外
 これは、

点で、
社会的な影響、雇用創出への貢献という
 調査結果は、国民総生産︵GDP︶
永 続 的な家 族 経 営 を 発 展・成 長させ

さらに専門的なアプローチで業務を

タイのF B 企 業が市 場 を 支 配し
これにより、

より厳格な過程を確立し、明
これらは、
ビジネスの所有、継

日常の業務慣行を

一方 、意 思 決

に上場する
CPのタニン氏(左)
とTCCのジャルーン氏 タニン氏の3男スパチャイ氏(右)
とジャルーン氏の長男 キングパワー。父親の故ウィチャイ氏(左端)
と息子のア
タパナ氏 イヤワット氏(前列右)


親族間紛争の備え−−

Column
付き合い方を再検討

のに十分な革新的で迅速な対応が求め

ていくことが重 要 だ 。複 雑 さが増 す 経
られる。他社より先に好機を捉えて、会
なことを行わない。上述の主要な要因を

なものにするために、FB企業は引き続
ともある。

と繁栄に導くだろう。

ど、彼らのFB企業はより長く存続し、
 アジアでは日本 企 業 を 先 輩として仰

性、変化に対する柔軟性で優れているこ
代よりも教 育 水 準が高 く 、能 力や先 見
現 代においては、次 世 代の方が現・旧 世
 デジタル化ですべての流れが数倍早い

権 限 委 譲を滞りなく 行い、事 業を永 続


重 視 するF B 企 業の経 営 者は、円 滑な

FB企業経営者は、思い付きでこのよう
  旧 世 代から次 世 代へとバトンを 渡 す
限生かす必要がある。
社の包 括 的な利 益のためにそれを最 大

  経 営 陣は、危 機を事 業 機 会に変 える


き課題と機会に直面するだろう。

済・社会環境にありながら、成長を確実

 最後に、
成長していくだろう。

継 者がビジネスをよりよく 理 解 するほ
えをさせることで承継を円滑にする。後
全責任・権限を引き継ぐ後継者に心構
日ごろのコミュケーションがカギを握る

ビジネス環境の変化に適応し
族間の不和は、
しばしば感情的な事象

家 に発展する。対立や誤解が極めて危険
な要因となり、FB企業経営者が直面す
る最大かつ最も一般的な問題だ。特に事業主と他
の親族との間で、死亡や離婚、
または訴訟を伴う場
合、次世代への承継の過程を複雑にする可能性が
ある。
この問題を軽視すると、次世代に権限の委譲

いできた先 代らと、米 国や英 国などの一


れ親しんで分析力を持つ次世代は、旧世
本的に思考が異なる。
視野を広げてきた次世代経営者では根
流大学・大学院で国際的な潮流を学び、
がうまく進むのは約3割に下がる。国際会計事務所
取材協力
グラントソントンによると、FB企業経営者はこのため、
社会への信頼を築き、重要な問題を解決
個人的および法的な観点から、
あらゆる側面で権限 サシン経営大学院で開催されたFB企業の討論会
(19年7月)

PwCの目的は、社会への信頼を築き、重要な問題を解決することで の委譲をどのように行うかを明確に決定することが
す。私たちは157ヵ国の企業のネットワークであり、276,000人以上の
求められている。事業を継続させるために、一族内 7%、56%が「遺言を書くことを考えたことがある」、
人々へ保証、助言、 税務サービスの提供に取り組んでいます。
デジタル技術に慣

の利害関係者によって受け入れられる文化的、法 35%が「現時点で遺言書を作成するべきではない」
ニパン・シリスッククム
バウォーンチャイ氏
ブーンラート・
カモンチャノックン氏

リーダー・パートナー

リーダー・パートナー
クライアンツ&マーケッツ・

起 業 家・民 間 企 業︵ E P B ︶

的、財務的な側面を検討した計画を提案するのも重 と考えており、2%は「遺言書を書きたくない」
と、没後
要。
ビジネスの寿命は、権限委譲期間に生じるあら に法的な手続きを完了することが望ましいとの考え
ゆる側面で効果的な準備を行っているかにかかっ を示した。
ている。  2019年7月にサシン経営大学院で開催されたパ
 米ベーカー&マッケンジー法律事務所バンコクオ ネル討論会「Succeeding Success: Next Gen
再検討する時期に来ている。
業も次世代の経営者との付き合い方を
違う。
代とは異なる人 物 像であ り 、考 え方 も

フィスのキティポン所長は、
タイの金融機関が行った Values for Family Businesses」に不動産開発・
タイ企 業と長 年 取 引 する日系 企

調査を引用し、事業を相続人に引き継ぐことを依然 運営大手ピラット・ブリ・グループのプラサーンCEO
として考えていないと答えたのは7%のみで、4%が死 (最高経営責任者)
と、同グループ企業のバンコク国
ぬまで経営し続けると答えた。 際貿易展示場(BITEC)
プロパティ
・ソリューションの
 この調査には、
「事業を相続人に引き継ぐタイミン 社長パニッタ氏が登壇。家族間の不和や葛藤など
Pricewaterhouse Coopers Consulting (Thailand) Ltd. グ」、
「相続人の遺言を書く意思」、
「遺言を残さない をユーモアを交えて吐露し、聴衆の笑いを誘った。

15th Floor Bangkok City Tower, 179/74-80 South Sathorn Road, Bangkok 10120, Thailand 理由」に関する3つの主要な質問があった。
「相続 うやら家族制度の基礎を堅固にするカギを握るの
Tel: 0 2344 1000
人のために遺言状を作成した」
と答えたのはわずか は、
日ごろのコミュニケーションなのかもしれない。
免責事項: 本稿は、
一般的な情報の提供を目的としたもので、
専門コンサルティング・アドバイスとしてご利用頂くことを目的としたものではあ
りません。情報の内容は法令・経済情勢等の変化により変更されることがありますのでご了承下さい。

25 24
 ブドウ 園 と 共 に 成 長 して き た 娘 2 は及 ばないが 、事 業 が 承 継 されても 経
26

人。創業当初は家族全員がワイン造りの 営 体 質は変わらないとミーミー氏 。﹁ 家
Ms. Mimi Suvisooth Lohitnavy

素人で試行錯誤を繰り返した。
ウィスッ 族全員が仲良く同じ場所にいると必ず
Mr. Visooth Lohitnavy(左)

ト氏は英国の企業に長年勤めた後に独 ビジネスの話をする﹂と明かす 。中 華 系
現最高責任者CEO兼マネージングダイレクター
Granmonte Co., Ltd.

立したが、﹁会社勤めと家業経営では大 タイ人の家業経営者と話すと、﹁両親や
きな違いがある。家 業の強みは良い悪い 祖父母の指示が、仕事上の命令なのか、
撮影場所:Godfather 4th floor, Central Embassy

にかかわらず、率直に話して折り合いが 家 族 上の命 令なのかが曖 昧で混 乱 する


つけやすいこと﹂と指摘。弱みはビジネス と聞 く 。逆に我々は4 人 と少 数で方 向
マーケティング・広報

をビジネスとして割り切れるか、家族の 性が決定できるので、経営のかじ取りが
ためにA T M となるのか 、親 子の世 代 比 較 的に容 易 。喧 嘩 も するし 、意 見 が
ギャップなどで悩むことがある。 合わないこともあるけど、どこで線を引
 ただ、親子2代で通ったサシン経営大 くか理 解している﹂と将 来 を 楽 観 視 す
学 院で得た知 識や価 値 観を共 有 。考 え る。
内外で知名度を上げている。妻と娘2人の4人でワイン製造に情熱を注ぐウィ
 タイでもワインが幅広い層に受け入れられるようになった近年。バンコクから

現最高責任者CEO兼マネージングダイレクターが1999年に設立したグラン
候や土地に恵まれている。ワイン好きのオーナー、ウィスット・ロヒットナウィー

スット氏とマーケティングや広報などを担当する次女のミーミー氏(早稲田大学
モンテのアソーク・バレーで醸造された製品は、国際的な賞を受賞するなど、国
約160キロ離れたカオヤイ国立公園に隣接した地域は、ブドウ栽培に適した気

 ﹁ すでに経 営 方 針の設 定 以 外は娘に 方が似ており、互いに分かり合える土壌   同ブドウ園 をツアーで訪れる外 国 人


任せている。2 人には近い将 来、約 年 があるという。 の半 数が日本 人 。
ウィスット氏は、﹁ 数百
20
に1年間、交換留学生として在学)に家業の在り方などについて聞いた。
注いだワインを製造

間で築いた 正の遺 産 とブランドを 経 営 年以上 続いている長 寿の同 族 経 営 企 業


者として引き継いでもらう。事業のさら 不変な経営体質 が多い日本から学ぶことが多い﹂と笑顔
家族4人の情熱を

なる国際化も進めてほしい﹂と、
ウィスッ を見せる。
ト氏は娘に託す考えを示す。現在、
4つ  ニッキー氏はオーストラリアのブドウ
のブドウ園を所 有しており、
オーストラ 園で働き、醸造技術を習得したオノロジ
リアでワインの醸造方法を学んできた長 スト。
ミーミー氏も大学卒業後に即座に
女のニッキー氏が、製 造の責 任 者 を 務め 家 業に入らず 、大 手 会 計 事 務 所や娯 楽
17/8 Soi Sukhumvit 6, Sukhumvit Rd.,

る。 大 手 企 業 、非 政 府 機 関︵ N G O ︶
での就
 父の大きな期待に対して、
ミーミー氏 業経験があり、3年前からフルタイムで
Granmonte Co., Ltd.

http://www.granmonte.com/
Klongtoey, Bangkok, 10110
は、﹁それほどプレッシャーはない。現在描 現 在のポジションに就いている。﹁ 各 組 織

Tel: +66-(0)2-653-1522
いている将 来 像 を 実 現 するための挑 戦 によって経 営 手 法が異なっていることが
と捉えており、自分自身を奮い立たせる 分かった。世 代・経 歴の異なる同 僚と働
要因になっている。
日々の難題・日常業務 いたことが糧になった﹂と、管理職になる
をこなすことにも慣れてきた﹂
と自信を 前に部下として働くことを重視する。
示す。  父親が築いてきた経 験や顔の広さに
するものが異なる﹂と、映 画 鑑 賞はかつ 司になる前に部 下として働いてみると、
て贅沢な楽しみだったが、
ミレニアル世代 双 方の苦 労が分かる﹂と対 人 関 係 を 良
は映 画 館だけで2∼3時 間 過ごすこと 好に保つ秘訣を語る。
SF Corporation PCL.

を贅 沢と感じないと事 業 面での見 直し  家族内でどう仕事と家庭の線を引い


最高財務責任者(CFO)兼最高技術責任者(CTO)

Mr. Panuwat Thongrompo

を検討している。 ているのか 。
﹁ 弊 社に限って言 う と線は
 ﹁両親はまったくプレッシャーをかけな な く 、公 私 を 区 別 していない。情 熱 を
いが、約 3 千 人の社 員を抱 え、自 分の中 持って仕事に取り組んでおり、100%
で事 業 を 成 功させなくてはならない責 自 分 を 会 社 に 捧 げ ている 。期 待 を 背
任や義 務 を 感 じている﹂と本 音 を 漏ら 負っていることは理 解している﹂と腹 を
す 。長年事業にかかわっており、﹁これが くくる。
運 命と今では慣れて生 活の一部になって  財務と技術革新の責務を負っているた
いる﹂と苦 笑 するが、まだ 代の父 親の め、
複雑な問題が重なることがある。
﹁ど

50
地位を引き継ぐにはまだ時間と経験が うしても外部と接触を断ちたい時は、

 ﹁ 自 分らしさを 出せる特 別なことを 足りないと実感している。 マートフォンの電源を切って自分の時間を
祖父にあたるサマーン氏が、タイ東 部で映 画 館を展開していたサマーン・

に全国で約400を数える。父親で2代目のスワット現CEO(最高経営責任
「SFシネマシティ」などのブランド名でバンコクを中心
フィルム。99年に複合映画館「SFシネマ」をMBKセンター内に開業し、現

者)から管理職としての帝王学を学んでいる長男のパヌワット氏(28)に、家
 SFコーポレーションは1998年にバンコクで設立。前身はパヌワット氏の

したい﹂と、
パヌワット 氏 は 乗 り 気でな 楽しむ﹂と切り替えを大切にする。
映画館大手の3代目

かった両 親を説 得し、


ニュージーランドの 年は勝負の年   2 0 2 0 年はパヌワット氏にとって勝

20
有 名 私 立 校に留 学 。高 校 卒 業 後にオー 負の年となりそうだ。同 大 学 院を卒 業
ストラリア・メルボルンの名門モナッシュ大  同族経営企業の強みは、
経営者・社員 す る ほ か 、同 社 が タ イ 証 券 取 引 所
事業承継は運命

学に入学し、
商学士号を取得している。 同 士の絆が強いこと。
﹁単なる9時∼5 ︵S ET︶
に上場する予定で、﹁同族経営
ファミリービジネス

同社の取締役5人中4人が親族で、
パヌ 時までの仕 事の関 係でない﹂と、
同 僚・ス 企 業 ﹂の枠から脱 皮 する正 念 場を迎 え
ワット氏には弟が1人いる。現在は最高 タッフを家族の一員としてみなしている。 るとぐっと表情を引き締めた。
財 務 責 任 者︵ C F O ︶兼 最 高 技 術 責 任 割 り 切って仕 事 をしているプロのサービ
者︵ C T O ︶を 務 め る と 同 時 に 、 ス企 業とは違い、企 業 文 化や哲 学、価 値

族経営企業の内情などを聞いた。
EMBA︵経営学修士号︶取得に向け、 観 を 共 有しており、企 業 D N Aが組み

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444 Phayathai Rd., Wangmai,
SF Corporation PCL.

Pathumwan, Bangkok 10330


チュラロンコン大 学サシン経 営 大 学 院に 込まれていることを誇りに持つ。

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Tel: +66- (0)2-048-7111


籍を置いている。また、
親日で東京・渋谷  同 族 経 営 企 業に入 社 する前に、他 社

在のスクリーン数は、
で食べたアイスクリームに感銘を受けて で価 値 観などが異なる人々と働いてみ
設 立したという﹁シブヤ・ソフト﹂社のマ る価値があると指摘 。大手会計事務所
タイの経済を
支えてきた

ネージングダイレクターでもある。  での勤務経験があり、﹁自社以外で経験
 ﹁我々と父 親の世 代では 娯 楽に期 待 を積むことの重 要さを認 識している。上

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GDM タイ工業団地マップ GDM アジア

タイ事業用不動産専門 タイ国内において900,000㎡を超える不動産取引実績
GDM(Thailand) Co.,Ltd 弊 社 お 取 引 実 績クライア ント 様リスト
· トヨタ車体精工 様 · コマツ 様 ·日本ガイシ 様
【お問い合わせ先】担当:高尾博紀 · アイシン精機 様 · 名港海運 様 ·アルプス物流 様
· 積水プラスティック 様 · 井関農機 様 · 不二越 様
 +668-6513-7435 takao@gdm-asia.com · アルプス電気 様 · 宇部興産機械 様 ·日本 OA 様
· 戸上電機 様 · 不二越 様 · バルカー 様
◆ 工場用地 ◆ 発電プラント用地 ◆ ショールーム用地 · 宇徳 様 · パナソニックデバイスSUNX 様 · 野村総合研究所 様
◆ R&D施設 ◆ オフィス用地 ◆ マンション用地 · 旭テック 様 · 日本ダイヤバルブ 様 ·アムテック 様
◆ 物流用地 ◆ ホテル用地 ◆ 工場売買 · 三建産業 様 · 古河電気工業 様 ·アンダーソン毛利友常法律事務所 様

www.gdm-asia.com
· 福島工業 様 · 古河 AS 様 · 大塚製薬 様
· クアンタストレージ 様 · 住商マシネックス 様 ·アマダ様      他
事業
不動産
不動産購入・売却、空間デザイン・設計施工、ビジネス業務支援 施



トータルサポート

設計


動産
内装・

仲介
空間
タイでの事業拠点選定、工場・倉庫の拡大/縮小、ホテル・オフィス用地取 デザイン
得 、事 業 提 携・M & A 支 援などタイで1 0 年の実 績 。タイ国内において
900,000㎡以上の不動産売買実績と豊富なネットワークを持つGDMに ビ I
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会社概要
社名 GDM(Thailand)Co.,Ltd.
代表者 代表取締役 高尾 博紀
資本金 20,000,000 THB
タイ国内で90万㎡以上の不動産売買実績! オフィス探し∼契約、 インテリアから工場内装、電気設備設計 ビジネス情報誌『ArayZ』にて 従業員数 日本人8名、
タイ人32名

不動産鑑定評価から土地・建物取得 引っ越しまでサポート 施工まで事業にまつわる空間をデザイン あなたのビジネスをサポート! オフィス 57 Park Ventures Ecoplex 12th Floor

取引先や輸出入拠点との立地分析や人材獲得難易度な バンコクでオフィス移転や新規法人設立をお考えの企業 快適なオフィス環境を構築するためのレイアウト設計やオ ビジネス情報誌「ArayZ」はアセアンの今をお届けします。 詳しくは弊社Webをご覧ください


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ご要望(立地・予算・面積など)を伺い、400以上の フィス家具の選定をいたします。工場の内装や製造設備エ 「ArayZ」はタイ国内の日系企業4,700社(延べ7,500部)に GDM アジア
地をご提案いたします。GDMは土地・不動産オーナーとの オフィス物件リストの中から最適なオフィスをご提案いた リアの電気設備ライン、チラー、エアーコンプレッサーの配 毎月直接配送し、タイ・ASEANでの事業推進に必要な経
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ご希望に沿った物件を取得することが可能です。不動 援いたします。 計施工も支援可能です。 ズを み取り、販促、マーケティング支援も行います。
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