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相対性理論 レポート7

総合教育部
学生番号:02232064
作成日:2023/06/18
柳口碧羽

[1]
固有時とは、時計が静止している系(観測者)で測る時間間隔である。

[2]
通常の三次元空間をまず考える。原点からの距離間隔は回転しても同じであることから
(𝛥𝑥)2 + (𝛥𝑦)2 + (𝛥𝑧)2
が不変量であり、(𝑥, 𝑦, 𝑧)3つの変数のそれぞれの2乗である。

これと同様に、(𝑥, 𝑦, 𝑧, 𝑐𝑡)4 つの変数のそれぞれの2乗で不変量を決定したい。


(𝑡ではなく、𝑐𝑡を変数としているのは単に次元を合わせているからである)

(𝛥𝑠) = (𝛥𝑥) + (𝛥𝑦) + (𝛥𝑧) − (𝑐𝛥𝑡) (1)


という、ローレンツ変換によって示される、観測者によらない不変量(𝛥𝑠) がある。これ
は、静止した観測者が、空間内をとある速度で移動している物体を見たときの、その物体
の距離間隔と時間間隔の関係式である。なお、この速度は相対速度ではなく光速と比較し
た速度であるため、どんな慣性系でも通用する。

例えば、Δ𝑥 = Δ𝑦 = Δz = 0という、静止している慣性系を考える。これは、2つの事象が
同じ場所で起こるような系での時間差である。
(𝛥𝑠) = −(𝑐𝛥𝑡)

(1)を代入すると
Δ𝑡 = Δ𝜏とおいて、
1
𝛥𝜏 = 𝛥𝑡 − (𝛥𝑥 + 𝛥𝑦 + 𝛥𝑧 )
𝐶

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