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Creep Prediction
Creep Prediction
疲労の構成式や寿命予測についてはすでにある程度言及しているがここでまとめて紹介する。
Qianらの解説
疲労寿命予測接近法
寿命予測法
ひずみ基礎:亀裂開始寿命
Coffin-Manson
エネルギー基礎:亀裂開始寿命
W:非弾性ヒステリシスエネルギー密度
破壊機構基礎:亀裂伝播寿命
損傷進展基礎:亀裂開始+伝播寿命
構成モデル法
分離モデルと統一モデル
分離モデル
速度非依存塑性と定常クリープに分離
ヒステリシス、履歴の考慮欠如
統一モデル
粘弾性モデル
Subbarayanの解説
はんだ合金の挙動
応力はひずみ、ひずみ速度、温度に依存
古典理論:クリープ
非弾性ひずみは塑性ひずみとクリープひずみに分離
ε=εp+εc
クリープひずみ速度は応力、温度、時間の関数、通常
遷移クリープ無視、一般的には
粘塑性理論
物質の記憶理論
ひずみは応力、温度と”そのほかの何か”で決定される。
そのほかの何かξは状態変数あるいは内部変数と呼ばれる。
状態の進展-進展方程式
Anand粘塑性モデル
9パラメータと1状態変数
パラメータは単調とクリープ試験から推定
重要な関係
予測式の比較
遷移クリープは顕著
破壊モデル
加速熱サイクル、パワー・サイクル、落下試験、振動試験
実験加速因子
エネルギー基礎方法
非弾性損失は疲労寿命と関係
実験モデルの限界
ΔWの推定がはっきりしない
パッケージ構成・幾何に依存
Cohesive Zone モデル
Hybrid Damage モデル
エージングの影響
Lee(ナショナル・セミコンダクター) はんだ接合疲労モデル 概観
疲労モデル化の段階
構成式
FEAプログラム→応力-ひずみ値
FEAによるサイクル数-破壊予測モデル
検証
破壊モデル
もっともよく使用される構成式は
全せん断ひずみ=弾性せん断ひずみ+塑性せん断ひずみ+クリープひずみ
この分離モデルの対し最近は統一構成モデルに焦点。
(応力基礎)
負荷によるひずみを基礎、振動、衝撃などに適用、破壊モデルには分類されない。
塑性ひずみ基礎
Coffin-Mansonの式
全ひずみ式
Solomonの式
Engelmaierの式・・・全せん断ひずみΔγtと関係付ける。
Minerの式の線形重ね合わせを基本とする式
塑性ひずみとクリープひずみの線形重ね合わせを基本、Solomonの式とEngelmaierの式を結合。
クリープひずみ基礎
KnechtとFoxの式
Syedの式
サイクル当たり蓄積等価クリープひずみ(Dgbs粒界すべり、Dmcマトリクスクリープ
エネルギー基礎
Dasguptaのモデル・・・エネルギー分離
E=Ue:弾性+Wp:塑性+Wcr:クリープ
Akayの式
Liangの式
Darveauxの式(解りやすいと思うのでこちらを紹介)
亀裂発生+亀裂成長
Panのひずみエネルギー基礎疲労モデル(臨界蓄積エネルギー)
クリープエネルギーEpと塑性エネルギーEcから
損傷蓄積基礎
Stolkartsの式
Stolkartsらの式(解りやすいと思うのでこちらを紹介)
ここで
加速係数の計算式
要約
Xingshengの論文での概観
塑性ひずみ依拠
Coffin-Manson
塑性ひずみ範囲
クリープひずみ依拠
KnechtとFoxの式
Syedの式
サイクル当たり蓄積等価クリープひずみ(Dgbs粒界すべり、Dmcマトリクスクリープ
エネルギー依拠
破壊機構依拠
亀裂成長速度
Paris-Erdoganのサイクル当たり亀裂伝播の式
Shaoらの要約
弾塑性構成モデル
Osgood-Rambergモデル
クリープ構成モデル
分離粘塑性構成モデル
KnechtとFoxの構成モデル
統一粘塑性構成モデル
Bussoのモデル
Skiporのモデル
Anandモデル
連続体破壊機構に依拠する構成モデル
以上の構成式は材料の非破壊を前提、実際は微細構造の進展による。
Syed
NESACの構成モデル
クリープ・モデルの比較
Constitutive equation
Wiese SAC405
Schubert SAC387,SAC3575,SAC355,CASTIN
Zhang SAC396
Morris SAC305
Monkmann-Grant の式
εf:定数
繰り返し変動応力では
エネルギー密度を基礎とすると
2つのクリープ機構(2重べき乗則クリープ)では
SnPb共晶では
NESACでは
高応力(機構Ⅱ)より低応力が2.3倍ねばい。標準誤差は0.08と0.002で低応力は高バラツキ
SACの寿命予測
2重べき乗クリープ
全蓄積クリープひずみとエネルギー密度接近法
sinhx関数クリープ
(温度サイクル)
時間独立塑性の影響・・・熱サイクルには必要ない
Lee
高応力範囲ではほとんどの金属クリープひずみ速度は応力指数項に比例しなくなる。
(従ってこの範囲をいかに改善するかが課題となっている、予測式が複雑になるほど近似性はよくなるが
使い勝っては悪くなる。)
はんだ合金クリープモデル
Dornの式
粒寸法と応力指数項の影響
G:せん断剛性係数、b:バーガー・ベクトル、d:粒寸法、
Anandモデル
ξ:応力乗数、s:内部変数
定常クリープに対しての近似は
Panの粒寸法によるAnandモデル修正
DarveauxとBanerjiの式
モデルBと似ているが、せん断剛性係数は温度の関数
Shiのモデル
Shiらの別の経験に基づく修正式
筆者らのはんだ合金の温度依存性と粒寸法の影響を考慮したAnandの修正式
結果の比較
ShiらのSn-37Pbによる結果
H Ma Auburn大
クリープ破断
Zhang
SAC387
クリープ寿命
Larson-Millerパラメーター
Goldhoff-Sherbyパラメーター
Manson-Haferdパラメーター
Larson-MillerとGoldhoff-Sherbyは低応力で実験結果とずれてくる。
破断モードは高応力、低応力ともディンプルをもつ延性破断だが、破面付近の表面形態に大きな差がある。
低応力では多くのボイドがあり、この蓄積で最終破断に至る。
高応力では粒界すべりが支配的でこれにより終破断に至る。