世界と日本の観光事情　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レポート試験

共通課題

　以下の文章の（　　　　）にあてはまる言葉を、観光白書の文章を参考に記入すること。

アドベンチャーツーリズム（ AT）とは、（　自然　　）、（　　　アクティビティ
）、（　　　文化体験　　）の３要素のうち（　２つ　　）以上で構成される旅行である 。
旅行を通じて自分自身の（　変化　　）や（　　視野の拡大　　　）、（　学び　　）等
を得ることを目的としており、旅行者それぞれの興味・関心に応じたテーマ・ストーリー
性のある滞在プランなど、その地域ならではの体験を求めていることが特徴である。
また、AT は（　持続可能　　　　）な観光の実現にも深く関連しており、AT は気候変
動や資源の枯渇等 の課題に対応するための選択肢の一つと考えられている。さらに、 AT
は（　　マスツーリズム　　　　）よりも地域に残る経済効果が大きく、経済的な（
　持続可能性　）への寄与も大きい。

宿泊業及び旅行業については、（　　低い生産性　　　）や（旧来型の事業）への依存
といった課題を解消で きない状態が続いており、また、観光地についても、近年におけ
る（　旅行形態　　　　　）や（　　消費者ニーズ　　　　　）の変化 等への対応の遅
れに起因して、特に（　地方部　　　）の観光地に疲弊がみられる状況といった課題を抱
えている。
今後の取組の方向性としては、新型コロナウイルス感染症の影響下からの観光の V 字回復
を図り、「　稼げる地域　」を実現するため、疲弊した観光地の（　再生　　）・（
高付加価値化　　　　　）と持続的な （　　観光地経営　　　　）の確立を強力に推進
するとともに、その中核及び牽引役を担う観光産業について、積年の構造的課題を解決し 、
再生を図ることが重要である。これにより、地域・産業・住民のいずれも が観光による
（　　地域生活化　　　　）の果実を享受できるようにするとともに、観光地の更なる磨
き上げにつなげていくことで、観光を通じた持続的な地域活性化の好循環を創出すること
が可能となる。

旅行者の行動を、「旅行前・旅行中・旅行後」の３つの場面で区切って検討する。
旅行前においては、主たる情報源である旅行代理店や OTA 等の（　　　サイト情報が限
定的　　　　）であり宿泊施設や地域の（　特徴　　）等が見えにくいこと、また旅行者
が収集する情報と地域が発信する（　　情報がミスマッチ　　　　）となっていること等
の 課 題 が あ る 。 こ れ に 対 す る 取 組 の 方 向 性 と し て は 、 （ 　 　 　 SNS の 積 極 的 活 用
）や（　　　デジタルマーケティング　　　　　　）により効果的な情報信を図っていく
こと等が考えられる。また、面的な（　　　キャッシュレス化　　　　　）を進めること
で、旅行者の利（　　便利性の向上　　　　　）と合わせて旅行者の（　　　行動実態
）につなげることも可能となる。
旅行中においては、旅行者の（　回避性　　　）の向上や（　　消費拡大　　　）につ
ながる（　　　　リアルタイム　　　　）の高い情報発信が乏しいこと等の課題がある。
これに対しては、デジタルサイネージなどによる（リアルタイム性　　　）の高い情報発
信や、（　　　観光アプリ　　）を活用した（　　混乱回避　　　　）等の取組を図って
いくことが考えられる。
旅行後においては、（　　観客管理　　　）が不十分であることや個々の旅行者の属性
や関心等を踏まえた（　サービス　　　　　）及び（　　情報提供　　　　）が不十分で
あること等の課題がある。これに対しては、（　　　ウェブマーケティング　　　　　）
の活用や（　　　観客関係管理　　　　　）（CRM）の導入等の取組を図っていくことが
考えられる。 観光庁においても、デジタル技術を活用した観光地の（　　混雑回避
）や（　　　移動円滑化　　　　）、観光客の（　　周遊促進　　　　）等の取組につい
て支援を行うこととしている。

高付加価値旅行者の誘致によりどのような効果があるのかを、文章の（　　）を穴埋め
することで確認する
高付加価値旅行者の誘致は、（　経済効果　　　）が極めて高く、多様な産業にも波及
し（　地域経済　　　）の活性化に つながるのみならず、旺盛な知的好奇心を伴う自然
体験・文化消費を通じ、地域の（雇用　　　）の確保・（　　所得　）増加も図られるな
ど、（　持続可能　　　）な地域の実現に寄与する。

IT・デジタル化とデジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation、DX）の
考え方 について確認した後、観光産業の状況について分析する。
ａ）IT・デジタル化と DX
近年、DX に関心が高まっている。DX は、「進化し続けるテクノロジーが生活をより良く
していく」 という概念に基づくものであり、（　デジタル技術　　　　　）及び（
データの活用　　　　）等を通じて製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに 、
（　　組織の文化、風士、業務　　　　　　　）を変革することで競争上の（　　優位性
）を 確立することを指す。 DX に類似する取組に「IT 化」や「デジタル化」がある。DX
と IT・デジタル化には明確な区分けはないとされるが、両者の間には（　　　実方面目的
）に違いがあると考えられている。IT・デジタル化は、 IT ツールの導入やデジタル技術
及びデータの活用を通じて（既存業務予約　　　　）の効率化や（高性　　）の向上等を
図ることを主な目的とする。一方、DX は、IT・デジタル技術を活用して、（　組織
　）や（　　ビジネスモデル　　　　　　）等の既存の仕組を（　仕組　）していくこと
が大きな目的となる。トランスフォーメーションは「　　　変形、変質、変換　」等を意
味しており、DX とは、単に IT を活用して効率化や生産性向上を図ることではなく、デジ
タル技術によって、既存の価値観を（　　覆したり根底から変えたり）するような（　技
術革新　　　）がもたらされ、人々の生活がより良くなるような変革が行われることであ
る。 企業にとって DX は、企業の在り方や経営戦略等、企業の根幹に及ぶ本質的な（　変
革　　）を伴うものであり、DX の推進に当たっては、企業の（ビジョン　）や（　経営
戦略　　　　）の視点等から業務や組織の（　　業務　　　　　）や（　組織　　　）等
が不可欠である。
宿泊施設においては、デジタル化の遅れにより、（　在庫　　　　　　　）を分析可能
な形で把握できておらず、（　　価値設定　　　　）や　（　　人員配置　　　　）、（
食材　　）等の最適化が図られていないケースや、（　　観客管理　　　　）が十分でな
く画一的なサービスにとどまり（　　満足度　　）や（　　　リピート率　　）が上がら
ないケースなどが見受けられ る。
なお、これらの取組を進めるに当たっては、まず第１のステップとして、（　現状の把握
　　　　　）と（　　業務プロセス　　　　　）の見直しにより（　　　オペレーション
改善　）を図り、（　投資余力　　　　　）を創出することから取組を始めることが望ま
しく、創出された投資余力を活用し、その次のステップとして、（　雇用　　）、（
施設　）及び（　　デジタル　　　）への投資を通じて、サービスを（高付加価値化　）
することにつなげ、最後に、高付加価値化により増加した（　　売上げ　　）等を使用し 、
（　　リピート率　　　）向上等を見据えた（　　観客管理　　　）などを実施すること
で、（　　利益　）の最大化を図ることができるものと考えられる。

　旅行需要の（　　平準化　　）のため、観光庁が関係省庁・民間企業とも連携し、積
極的な（　　休暇取得　　　）を促進し た。
また、ワーケーション等の仕事と休暇を組み合わせた（　　滞在型旅行　　　）の活用
を促進すべく、40 の企業と地域をマッチングし、双方の体制整備を行うモデル事業（トラ
イアルプログラム）を実施した。 さらに、企業の（　　　ワーケーション　　　　）導
入に向けた気運を醸成するため、2022 年（令和４年）３月に企業向けオンラインセミナー
を開催した。
さらに、全国の国立・国定公園等を対象に、（　　ワーケーション　　　　　）実施等
のためのツアーや Wi-Fi 等の環境整備に係る（　補助事業　　　　）の公募を行い、関連
事業を含めて 119 件の案件を採択した。
加えて、「新たな Go To トラベル事業」において、（　平日　　）における地域共通
クーポンの付与額を（　上乗せ　　　）する制度変更を行う旨の公表を 2021 年（令和３
年）11 月に行った。