2022．2.

令和３年度３学期 練習問題 K

― 化学 ―

番号__________ 名前 ____________________

1. 次の漢字で書かれた化学用語のふりがなを答えなさい。
（各 2 点）

（1）鎖式炭化水素 ______________________

（2）芳香族 ______________________

（3）立体異性体 ______________________

（4）置換基 ______________________

（5）付加反応 ______________________

2. 次の①～⑤の化合物はどの分類に属するか、下のＡ～Ｅの中から選べ。

①ベンゼン＿＿ ②エチレン＿＿ ③シクロヘキセン＿＿ ④エタン＿＿

Ａ 鎖式炭化水素（飽和炭化水素）
Ｂ 鎖式炭化水素（不飽和炭化水素）
Ｃ 環式炭化水素（飽和炭化水素）
Ｄ 環式炭化水素（不飽和炭化水素）
Ｅ 芳香族炭化水素
3. 次の化合物の構造式を記せ。（各 2 点）

構造式にはメチル基 CH3 やベンゼン環などを簡略化した簡略構造式を用いてもよい。

(1)1, 2-ジブロモエタン (2) クロロベンゼン

(3) 3-メチル-1-ブテン

4. 分子式 C4H10 で示されるアルカンの異性体の構造式と名称を書きなさい。

（各 2 点）

構造式

名称

構造式

名称
5. 次の官能基・結合の名称を表しているものを①～⑧の中から答えなさい。（各 2 点）

（1）－ＣＨＯ ____________

（2）－Ｏ－ ____________

（3）－ＯＨ ___________

（4）－ＣＯＯ－ ___________

（5）－ＮＨ２ ___________

①ヒドロキシ基 ②カルボキシ基 ③ニトロ基 ④アミノ基 ⑤カルボニル基

⑥アルデヒド基 ⑦エステル結合 ⑧エーテル結合

6. 次の文章を読み、正しいものには○を、間違っているものには×を記入せよ。（各 2 点）

① アルケンは不飽和化合物である。 ＿＿＿

② 分子式は同じであるが、構造の異なる化合物を異性体という。＿＿＿

③ 二重結合は単結合のように自由に回転することができる。＿＿＿

④ ３価アルコールは酸化されにくい。＿＿＿

⑤ 分子式の中から官能基を抜き出して明示した式を示性式という。＿＿＿

⑥ メタノールは、エチルアルコールともよばれ、無色の有毒な液体である。＿＿＿

⑦ アルキンの一般式は CnH2n で表される。＿＿＿

⑧ 第二級アルコールを酸化するとケトンを生じる。＿＿＿
7. 下の図は、エタノールと他の化合物の関連を表している。次の問いに答えよ。（各 2 点）

（ア）

エタノール （ウ） （エ）

（イ） （オ）

（1）図中の（ア）～（オ）に該当する有機化合物の名称と示性式をそれぞれ選べ。
（ア）名称＿＿＿＿＿ 示性式＿＿＿＿＿
（イ）名称＿＿＿＿＿ 示性式＿＿＿＿＿
（ウ）名称＿＿＿＿＿ 示性式＿＿＿＿＿
（エ）名称＿＿＿＿＿ 示性式＿＿＿＿＿
（オ）名称＿＿＿＿＿ 示性式＿＿＿＿＿
【選択肢】
①ホルムアルデヒド ②酢酸 ③ジエチルエーテル ④エチレン ⑤酢酸エチル
⑥アセトアルデヒド ⑦ポリエチレン ⑧アセチレン ⑨酢酸メチル ⑩アセトン
⑪CH3COOH ⑫CH3CHO ⑬C2H4 ⑭C2H2 ⑮C2H5OC2H5
⑯CH3COOC2H5 ⑰CH3COOCH3 ⑱ (CH3)2CO ⑲HCHO

（2）縮合反応を示すのは、図中の反応①～③のどの反応か。＿＿＿＿

（3）図中の反応④～⑥の名称を次の(a)～(d)から選び記号で答えよ。

(a) エステル化 (b ) スルホン化 (c) 酸化 (d) 還元

④＿＿＿＿ ⑤＿＿＿＿ ⑥＿＿＿＿

8. 次の問いに答えよ。
（各 3 点）

(1) 炭素、水素、酸素のみでできた化合物 46 mg を完全燃焼すると、CO2 88 mg、H2O 54 mg

が得られた。この試料中の、炭素、水素、酸素の質量をそれぞれ求めよ。

炭素＿＿＿＿＿mg 水素＿＿＿＿＿mg 酸素＿＿＿＿＿mg

(2) (1)の物質の組成式を求めよ。
9. 立体異性体について、次の問いに答えよ。（各 2 点）

(1) 次の化合物のうち、シス・トランス異性体が存在するものを選べ。

(ア) CH2＝C(CH3)2 (イ) CH3－CH＝C(CH3)2

(ウ) (CH3)2C＝C(COOH)2 (エ) HOOC－CH＝CH－COOH

(2) 次の化合物のうち、光学異性体が存在するものを選べ。
(ア) CH3－CH－CH3 (イ) CH3－CH－COOH
OH OH

(ウ) CH3－C－CH2－CH3 (エ) CH3－CH－COOH

O CH3

10．次の（1）～（6）の文について、セッケンの性質にはＡ、合成洗剤の性質にはＢ、
両者に共通な性質にはＣをそれぞれ記入せよ。（各 2 点）

（1）水に溶かすと、加水分解して塩基性を示す。＿＿＿

（2）絹や羊毛などの動物性繊維の洗濯に適している。＿＿＿

（3）洗浄作用がある。＿＿＿

（4）塩化カルシウム水溶液を加えると沈殿を生じる。＿＿＿

（5）油脂を原料としてつくる。＿＿＿

（6）疎水性の基と親水性の基をもっている。＿＿＿
11. 油脂について述べた（1）～（5）のうち、誤っているものを１つ選べ。（2 点）

（1）油脂は高級脂肪酸とグリセリンのエステルである。

（2）油脂のうち、室温で液体のものを脂肪という。

（3）不飽和脂肪酸を主な構成成分とする油脂は、室温で固体のものが多い。

（4）硬化油は、不飽和脂肪酸で構成される液体の油脂に水素を付加させて、

飽和脂肪酸で構成される固体の油脂に変えたものである。

（5）油脂 1 mol ケン化するのに必要な NaOH は 3 mol である。