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‭無線機材取扱手順‬

‭Radio System Procedure‬


‭Team Speak 3 導入方法‬
‭Task Force Arrowhead Radio 使用方法‬

‭1‬
‭目次‬
‭初めに‬ ‭‬
3
‭TFARとは・導入方法‬ ‭3‬
‭ゲーム内でのセットアップと注意事項‬ ‭5‬

‭TFARアドオンの仕様‬ ‭‬
6
‭会話の仕様‬ ‭6‬
‭無線の仕様‬ ‭6‬

‭無線機の種類‬ ‭‬
7
‭無線の分類と用途‬ ‭7‬
‭無線の分類‬ ‭7‬
‭無線の種類‬ ‭7‬
‭短距離無線機‬ ‭8‬
‭小銃手無線機 (RF-7800S-TR・PNR-1000A・AN/PRC-154)‬ ‭8‬
‭個人用無線機 (AN/PRC-152・FADAK・AN/PRC-148 JEM)‬ ‭9‬
‭長距離無線機‬ ‭10‬
‭マンパック無線機‬ ‭10‬
‭航空機搭載無線機‬ ‭10‬
‭車両内線 - インターコム(Intercom)‬ ‭10‬
‭その他の装備品‬ ‭11‬
‭マイクロDAGR 設定器(MicroDAGR Radio Programmer)‬ ‭11‬

‭無線機の使い方‬ ‭ 2‬
1
‭インベントリでの確認方法‬ ‭12‬
‭周波数の設定方法‬ ‭13‬
‭ヘッドセットのつけ外し(Raise/Lower Headset)‬ ‭13‬
‭追加チャンネルについて‬ ‭13‬
‭追加チャンネルの設定方法‬ ‭13‬
‭ステレオセッティングについて‬ ‭14‬
‭ステレオの設定方法‬ ‭14‬
‭ACEインタラクション‬ ‭14‬

‭コンフィグ‬ ‭ 4‬
1
‭キーバインドリスト‬ ‭15‬

‭注意事項・留意点など‬ ‭ 7‬
1
‭会話全般‬ ‭17‬
‭無線取扱‬ ‭17‬

‭無線符号・交話法‬ ‭18‬

‭2‬
‭初めに‬
‭ 手順書では "Task Force Arrowhead Radio" (以下、TFAR)の使用方法と特徴、注意点等を記‬

‭載する。尚、本手順書はTFAR(beta) Pre-release 325(1.-1.0.325)を基に執筆されている。更‬
‭新等で内容に変更があった場合はこの通りではない為、注意すること。‬
‭(令和2年7月15日現在)‬

‭TFARとは・導入方法‬
‭ FARとはTeamSpeak3(以下、TS3)という通話ソフトウェアを利用したArma 3用アドオンで‬
T
‭す。このアドオンを導入すると、ゲーム内のプレイヤーの位置とTFARのサウンドシステムが‬
‭同期され、実際にゲーム内で会話しているように感じられます。‬
‭導入は以下の通りに行います。‬

‭I.‬ ‭Arma 3 用 TFARアドオン‬‭をダウンロードする。‬


‭1.‬ ‭基本的には配布プリセットに含まれています。‬
‭2.‬ ‭違うバージョンのものも存在していますので、導入する際は間違えないように‬
‭しましょう。(基本的にはBETA版を用います。サーバーに合ったものを導入。)‬

‭II.‬ ‭TeamSpeak3 公式サイト‬‭からソフトウェアのダウンロードを行う。‬


‭1.‬ ‭WINDOWS、CLIENT 64-BITというものを選択してください。‬

‭III.‬ ‭ダウンロードしたパッケージ(exe)を実行して、インストールを行う。‬
‭1.‬ ‭“TeamSpeak3-Client-win64-3.X.X.exe” を実行してください。‬
‭2.‬ ‭基本的にはすべて "次へ" を押していけば問題ありません。‬
‭3.‬ ‭インストールが完了すると、TS3が起動します。‬
‭4.‬ ‭念のためここで‬‭Windowsを再起動しておくこと‬‭を推奨します。‬

‭IV.‬ ‭Arma3のインストールフォルダに存在するプラグインファイルを実行します。‬
‭1.‬ ‭実行前に必ず、TS3を終了してください。‬
‭2.‬ ‭プラグインは、Arma3のインストールフォルダに存在します。‬
‭3.‬ ‭「‬‭!Workshop‬‭」フォルダは隠しフォルダになっている為、注意してください。‬
‭4.‬ ‭隠しフォルダの表示方法は‬‭こちら‬‭を参照してください。(adobe提供)‬
‭5.‬ ‭通常は、以下のファイルパスに存在しています。インストール先を変更してい‬
‭る場合は、そのインストール先を参照してください。‬
‭ :\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Arma 3\‬‭!Workshop‬‭\@Task Force‬
C
‭Arrowhead Radio (BETA!!!)\teamspeak\‬
‭6.‬ ‭「task_force_radio.ts3_plugin」を実行して、 ”Install” を押してください。‬

‭次ページへ進みます。‬

‭3‬
‭V.‬ ‭Task Force Arrowhead Radioが有効になっていることを確認します。‬
‭1.‬ ‭TS3を再度起動します。‬
‭2.‬ ‭ツール⇒オプション⇒アドオン ”Task Force Arrowhead Radio”‬
‭3.‬ ‭“有効にされています” と表示されていればokです。‬

‭VI.‬ ‭TS3サーバーに参加する。‬
‭1.‬ ‭TS3の左上にある「接続」から「接続する」を選択。‬
‭2.‬ ‭サーバーのIPアドレスを入力して、「接続する」をクリックする。‬
‭(IPアドレスはDiscordに記載されています)‬
‭3.‬ ‭ニックネームはDiscordやArma 3と同じものにしてください。‬

‭4.‬ そ
‭ の後、ゲーム内(ユニットを操作できる段階)に入ることで、‬
‭自動的に“Task Force Radio”という部屋へ移動します。‬

‭次ページは、ゲーム内のセットアップや注意事項を説明します。‬

‭4‬
‭ゲーム内でのセットアップと注意事項‬
‭I.‬ ‭ゲーム内でキーバインドの設定(キーコンフィグ)を行う。‬
‭1.‬ ‭詳細は‬‭コンフィグ‬‭を参照。‬
‭2.‬ ‭変更を推奨されるキーバインドは以下の通り。(競合などの対処)‬

‭操作‬ ‭説明‬ ‭標準キーバインド‬ ‭推奨キーバインド‬

‭ ycle Left‬
C ‭ 用する‬
使 ‭ trl+[‬
C ‭無設定でも可‬
‭SW Radios‬ ‭短距離無線機を‬ ‭(CHVDと競合)‬
‭短距離無線機を左へ‬ ‭切り替える。‬
‭順に切替‬ ‭(複数所持時)‬

‭ ycle Left‬
C ‭ 用する‬
使 ‭ trl+Alt+[‬
C ‭無設定でも可‬
‭LR Radios‬ ‭長距離無線機を‬ ‭(CHVDと競合)‬
‭長距離無線機を左へ‬ ‭切り替える。‬
‭順に切替‬

‭ W Transmit‬
S ‭ 距離無線機で‬
短 ‭ aps Lock‬
C ‭Yキーなど‬
‭短距離無線機で送信‬ ‭送信する。‬ ‭(日本語キーボード時‬
‭非推奨)‬

‭ W Transmit‬
S ‭ 距離無線機の‬
短 ‭‬
T ‭Ctrl+Yなど‬
‭Additional‬ ‭追加チャンネルで‬ ‭(測距機能等と競合す‬
‭追加短距離無線機で‬ ‭送信する。‬ ‭る場合あり)‬
‭送信‬

‭ R Transmit‬
L ‭ 距離無線機で‬
長 ‭ trl+Caps Lock‬
C ‭ キーやNumpad 0‬
U
‭長距離無線機で送信‬ ‭送信する。‬ ‭(日本語キーボード時‬ ‭など‬
‭非推奨)‬

‭ R Transmit‬
L ‭ 距離無線機の‬
長 ‭ trl+T‬
C ‭ trl+Uキーや‬
C
‭Additional‬ ‭追加チャンネルで‬ ‭(測距機能等と競合す‬ ‭Ctrl+Numpad 0‬
‭追加長距離無線機で‬ ‭送信する。‬ ‭る場合あり)‬ ‭など‬
‭送信‬
‭ 1 既に使用中のキーがある場合は自己の任意で別のキーに配置してください。‬

‭※2 Yキーに割り当てる場合は、Zeusのキーを変更することを強く推奨します。‬

‭II.‬ ‭実際に無線を送信してみる。‬
‭1.‬ ‭無線機の使い方‬‭を参照。‬
‭2.‬ ‭上記のコンフィグがきちんとできているのならば、SW Transmitのキーを押し‬
‭ながら話すことで無線の送信ができます。‬
‭3.‬ ‭これを、無線のプッシュトゥートークといいます。‬

‭III.‬ ‭注意事項・留意点など‬‭を頭に入れて、たのしくCOOPしましょう。‬

‭5‬
‭TFARアドオンの仕様‬

‭会話の仕様‬
‭ FARでは、現実世界のように声がゲーム内のプレイヤーの位置に応じ、 ”三次元的” に聞こ‬
T
‭える。声量は、TS3やPC側の設定、実際の声の大きさにより変わる。‬
‭ただし、聞こえる範囲はTFAR側で変更することができる。‬
‭HINT: 声が聞こえる範囲の変え方‬

‭ ーバインド‬‭の‬‭“声量を変更”‬‭のキーを一度押すごとに、声が聞こえる範囲が切り替わる。‬

‭これは、以下の順でローテーションされる。‬

‭ 下前:‬
押 ‭ 常(Nomal)‬

‭1回押下:‬ ‭大声(Yelling)‬
‭2回押下:‬ ‭小声(Whispering)‬
‭3回押下:‬ ‭通常(Nomal)へ戻る。‬
‭ の直接会話の音は、敵のAIによって感知される可能性があるため、隠密時は小声にする。‬

‭また、PVPにおいても他陣営のプレイヤーの声が聞こえるため、注意しなければならない。‬

‭無線の仕様‬
‭同じ周波数であれば、異なる‬‭無線の分類‬‭であっても通信を傍受することができる。‬
‭例‬ ‭ N/PRC-152(個人用無線機)、RF-8700S-TR(小銃手無線機)、‬
A
‭RT-1523G (マンパック無線機)で、同じ周波数(30Mhz)を使用。‬

‭結果‬ ‭通話が可能である。‬
‭ のように、異なる無線機間であっても周波数を正確に設定してさえいれば、短距離無線‬

‭機・長距離無線機関係なく傍受が可能である。‬
‭また、周波数に関しては小数点以下(例えば、30.1Mhz)も使用可能であるが、30.1Mhzと‬
‭30.2Mhzは混線せずに使用できる。‬

‭ ーバー設定によっては無線の陣営、つまりBLUFORとOPFOR、INDEPENDENT間での交‬

‭信ができないようになっている。これは周波数が一致していても交信することはできない。‬
‭例‬ ‭ N/PRC-152(BLUFOR)、FADAK(OPFOR)、AN/PRC-148 JEM(INDEPENDENT)‬
A
‭同じ周波数(30Mhz)を使用。‬

‭結果‬ ‭通話は不可能。‬

‭ た、‬‭無線の種類‬‭によって使用出来る周波数帯や通信できる距離が決められているため、‬

‭注意して運用する必要がある。これは、地形や遮蔽物の影響を多少受ける。‬
‭基本的にはカタログスペック-1km程度が交信に耐えうる距離である。‬

‭6‬
‭無線機の種類‬

‭無線の分類と用途‬
‭ FARでは2分類4種別の無線と1種類の内線がある。また、陣営それぞれに無線機が存在する‬
T
‭ため、合計12種類以上の無線機が存在する。短距離無線機は歩兵が装備する小型なもので、‬
‭長距離無線機は通信手などが装備する大型で背負い式のものや、車両搭載のものである。‬

‭無線の分類‬
‭無線の分類に関しては以下の表の通り。‬

‭分類‬ ‭短距離無線機(短距離)無線‬ ‭長距離無線機(長距離)無線‬ ‭車両内線‬

‭種別‬ ‭小銃手無線機‬ ‭個人用無線機‬ ‭マンパック‬ ‭航空機搭載‬ ‭インターコム‬


‭(Rifleman)‬ ‭(Personal)‬ ‭無線機‬ ‭無線機‬ ‭(Intercom)‬
‭(Manpack)‬ ‭(Airborne)‬

‭用途‬ ‭班・分隊内‬ ‭分隊・小隊間‬ ‭ 隊・中隊間‬


小 ‭ 空機間‬
航 ‭乗員・乗客間‬
‭及び対航空機‬ ‭及び対地上‬

‭周波数帯‬ ‭30~512Mhz‬ ‭30~87Mhz‬ ‭チャンネル式‬

‭有効距離‬ ‭2km‬ ‭5km‬ ‭20km‬ ‭40km‬ ‭車内のみ‬


‭(車載30km)‬

‭形態‬ ‭インベントリ・ラジオ枠‬ ‭背負いまたは車載‬ ‭車載‬

‭無線の種類‬
‭以下が実際にTFAR導入環境下にて使用可能な無線機及び装備品の一覧である。‬

‭種類 \ 陣営‬ ‭BLUFOR(NATO)‬ ‭OPFOR(CSAT)‬ ‭Independent(その他)‬

‭小銃手無線機‬ ‭RF-7800S-TR‬ ‭PNR-1000A‬ ‭AN/PRC-154‬

‭個人用無線機‬ ‭AN/PRC-152‬ ‭FADAK‬ ‭AN/PRC-148 JEM‬

‭マンパック無線機‬ ‭RT-1523G (ASIP)‬ ‭MR3000‬ ‭AN/PRC-155‬

‭航空機搭載無線機‬ ‭AN/ARC-210‬ ‭MR6000‬ ‭AN/ARC-164‬

‭周波数設定器‬ ‭MicroDAGR Radio Programmer‬

‭車両内線‬ ‭インターコム(車両依存)‬
‭ FARにおいて各陣営の無線機は同じ種類の場合、性能は全く変わらず、UIのみが異なってい‬
T
‭る。例えば、AN/PRC-152とFADAKではスピーカーのボタンが違っていたり、AN/ARC-210‬
‭とAN/ARC-164のUIは全く違うが、出来ることは全く同じである。‬

‭7‬
‭短距離無線機‬
‭ここでは無線機とその操作方法を記載する。‬

‭小銃手無線機 (RF-7800S-TR・PNR-1000A・AN/PRC-154)‬
‭ 銃手無線機には他の無線と違い、ボタンがほぼ存在しない。周波数の変更をするには‬‭マイ‬

‭クロDAGR 設定器‬‭が必要となる。これは、時計枠で携行することが出来る。‬

‭概要‬ ‭説明‬ ‭操作方法‬


‭ ‬ ‭音量を変更‬ ‭ クリック:音量を大きく‬

‭音量低下|音量増加‬ ‭左クリック:音量を小さく‬


‭ ‬ ‭チャンネルを変更‬ ‭ クリック:次のチャンネルへ‬

‭前のチャンネル|‬ ‭左クリック:前のチャンネルへ‬
‭次のチャンネル‬

‭③ステレオ設定‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭クリック毎に両側、左側、右側切り替え‬

‭④スピーカー‬ ‭周りに無線の音声を流す‬ ‭ リック毎にスピーカーとヘッドセット‬



‭を切り替え‬

‭以下は ”MicroDAGR Radio Programmer” を所持していない場合は表示されない。‬

‭⑤現在のチャンネル‬ ‭現在のチャンネルが表示される。‬

‭⑥現在の周波数‬ ‭周波数を入力・変更‬ ‭クリック後、キーボード数字キーで入力‬

‭⑦周波数を消去‬ ‭周波数をリセット‬ ‭クリックすると入力中が空白になる‬

‭⑧周波数を設定‬ ‭入力した周波数を確定‬ ‭入力済の周波数を登録する‬

‭8‬
‭ 人用無線機 (AN/PRC-152・FADAK・‬

‭AN/PRC-148 JEM)‬
‭ 長や分隊長へ配給される個人用無線機は多機能な無線‬

‭機である。これは、小銃手無線機よりも長い距離(5km)‬
‭での通信ができる。また、周波数の変更にMicroDAGR‬
‭を必要とせず、これ一つで完結させることができる。‬
‭長距離無線機もこれとほぼ同じ機能を持っている。‬

‭ らに、追加チャンネル(Additional channel)の設定がで‬

‭きるため、複数の通信を一個の無線機で送受信すること‬
‭もできる。‬
‭追加チャンネルを設定する際は、以下の手順で行う。‬
‭1.‬ ‭追加チャンネルに設定したいチャンネルを選択‬
‭2.‬ ‭Set additional channelボタンをクリック‬
‭3.‬ ‭チャンネル表示がC1からA1に変わったことを‬
‭確認すれば変更完了。(数字は任意のもの)‬
‭詳細については "‬‭追加チャンネルについて‬‭" 参照‬

‭概要‬ ‭説明‬ ‭操作方法‬


‭ ‬ ‭音量を変更‬ ‭ クリック:音量を大きく‬

‭音量低下|音量増加‬ ‭左クリック:音量を小さく‬


‭ ‬ ‭チャンネルを変更‬ ‭ クリック:次のチャンネルへ‬

‭前のチャンネル‬ ‭左クリック:前のチャンネルへ‬
‭次のチャンネル‬

‭③ステレオ設定‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭クリック毎に両側、左側、右側切り替え‬

‭④スピーカー‬ ‭周りに無線の音声を流す‬ ‭ リック毎にスピーカーとヘッドセット‬



‭を切り替え‬

‭⑤現在のチャンネル‬ ‭現在のチャンネルが表示される。‬

‭⑥現在の周波数‬ ‭周波数を入力・変更‬ ‭クリック後、キーボード数字キーで入力‬

‭⑦周波数を消去‬ ‭周波数をリセット‬ ‭クリックすると入力中が空白になる‬

‭⑧周波数を設定‬ ‭入力した周波数を確定‬ ‭入力済の周波数を登録する‬

‭ 追加チャンネルを‬ ‭追加チャンネルを設定‬
⑨ ‭ 択中のチャンネルを追加チャンネルへ‬

‭設定‬ ‭指定‬

‭ お、クリック可能なボタンの上にマウスカーソルを合わせると何を出来るか表示される。‬

‭どのボタンを押せば良いのかわからない場合は、マウスカーソルを当て、表示されたヒント‬
‭を参考にすればよい。‬

‭9‬
‭長距離無線機‬
‭ 距離無線機は、基本的には個人用無線機と同じ機能を使うことができる。ただし、短距離‬

‭無線機と違う点は4つある。‬

‭ .‬
1 ‭ に長距離での通信ができる。‬
更 (‭ 20~40kmの通信距離)‬
‭2.‬ ‭かさばる為基本的には一つしか運用できない。‬ ‭(背負い式・車載式)‬
‭3.‬ ‭周波数帯が狭い。‬ ‭(30~87Mhzまで)‬
‭4.‬ ‭チャンネルが9つ設定できる‬ ‭(短距離はCh.8まで)‬

‭マンパック無線機‬
‭ ンパック無線機は、長距離無線機の中でも最も使われる無線機である。航空機搭載無線機‬

‭よりは短い距離しか通話出来ない。ハンヴィーなどの車両に積載されているのもこのマン‬
‭パック無線機である。チャンネル切り替えは数字ボタンをクリックすれば良い。‬

‭航空機搭載無線機‬
‭ 空機搭載無線機は、航空機との連絡を取るJTACや基地にて待機しているRATELO等が装備‬

‭することが多い。また、航空機に積載されているものも同じ為、パイロットなどは操作方法‬
‭を理解する必要がある。‬
‭特に、パイロットやRATELOは複数の部隊と通信を行うため、追加チャンネルだけではなく‬
‭チャンネル切り替えなどの操作も出来るようにしておかなくてはならない。チャンネル切り‬
‭替えはダイヤル式のものが多い。‬

‭車両内線 - インターコム(Intercom)‬
‭車両内線は短距離無線機や長距離無線機とは全く異なる。‬

‭ .‬
1 ‭ 両内でのみ通信が出来る。‬
車 (‭ 外部との通信不可)‬
‭2.‬ ‭搭載されていない車両もある。‬ ‭(HMMWVなど)‬
‭3.‬ ‭チャンネルが2ch~数chある‬ ‭(Crew,Cargo,Optional)‬
‭4.‬ ‭音量の調整は出来ない。‬

‭ 本的に乗員同士で連絡を取る為に用いられる。‬

‭外部との通信(例えば、別の車両との交信)は不可能である。‬
‭インタラクション(Interaction)メニュー(デフォルトでは[Windowsキー])から設定が出来る。‬
‭基本的には乗員(Crew)とカーゴ(Cargo)の2chと、Optionalの数チャンネルが存在する。‬

‭10‬
‭その他の装備品‬
‭無線機本体の他にも、TFARにて追加される物品がある。‬

‭マイクロDAGR 設定器(MicroDAGR Radio Programmer)‬


‭ icroDAGR Radio Programmer(マイクロDAGR 設定器)は、小銃手無線機へ接続すること‬
M
‭で、無線周波数の設定や現在使用中のチャンネルの表示が出来る。‬

‭ だし、これがあっても追加チャンネル(Additional Channel)の追加は出来ないため、注意す‬

‭ること。また、ACE3に存在する”MicroDAGR GPS”とは用途が異なり、アイテムも別のもの‬
‭である。取り違えの無いよう、注意しなければならない。‬

‭ icroDAGRは、無線装備枠ではなく‬‭時計装備枠‬‭に存在している。その為に、使用する場合は‬
M
‭通常の時計と交換する必要がある。通常の時計の機能は使用することができるため、基本的‬
‭には上位互換と考えれば良い。‬
‭ただし、高度計との互換性が無い為、高度計を装備したい場合はMicroDAGRは一度、ベスト‬
‭等に収納した後にアーセナルで高度計を受領しなければならない。‬
‭そして、MicroDAGRを使用する際にはインベントリで入れ替える必要がある。‬

‭操作方法に関しては小銃手無線機の項目を確認すること。‬

‭11‬
‭無線機の使い方‬

‭インベントリでの確認方法‬
‭ 線機を取得すると、兵士のインベントリ内‬

‭では次の画像のように表示される。‬
‭(左半分のみ表示)‬

‭ 線機を所持したい場合は、アーセナル等で‬

‭無線の項目の中から選択する必要がある。‬
‭また、MicroDAGR Radio Programmer‬
‭に関しては時計の項目に存在するため、そこ‬
‭から取得する必要がある。‬

‭赤枠のものがTFAR関連のアイテムである。‬
‭●‬ ‭ラジオ欄(左下)‬
‭○‬ ‭短距離無線機‬
‭●‬ ‭バックパック(一番上)‬
‭○‬ ‭長距離無線機‬
‭●‬ ‭ベストなどの中(上から二番目)‬
‭○‬ ‭現在使用していない短距離無線‬
‭機‬
‭●‬ ‭時計枠(下部中央)‬
‭○‬ ‭MicroDAGR Radio Programmer‬

‭ 線機を複数持つ場合は、一つ目の受領後に一度アーセナルを閉じ、インベントリで無線機‬

‭枠からベストなどへ移動させる必要がある。ただし、基本的にその必要性はないだろう。‬
‭(追加チャンネル機能やチャンネル切り替えが存在するため。)‬
‭複数の短距離無線機を所持している場合は、Ctrl+PまたはCycle Left SW Radio でどれを使用‬
‭するか変更することができる。‬
‭複数の長距離無線機を所持している場合は、Alt+PまたはCycle Left LR Radio でどれを使用‬
‭するか変更することができる。車両搭乗時に背負い式の無線機を所持しているが、車両積載‬
‭の無線機を取りたい場合はこの方法で切り替えができる。‬

‭12‬
‭周波数の設定方法‬
‭ 人用無線機(AN/PRC-152)を例に無線周波数の設定方法を記載する。これは基本、分類問わ‬

‭ずどの無線機でも同じ方法で変更できる。‬
‭1.‬ ‭無線機のUIを表示する。‬
‭a.‬ ‭キーバインドはCtrl+PまたはAlt+Pがデフォルト。‬
‭2.‬ ‭周波数を変更したいチャンネルへ設定する。(1ch)‬
‭3.‬ ‭周波数を消去をクリックする。(CLR)‬
‭a.‬ ‭液晶に現在のチャンネルだけが出れば良い。(C1)‬
‭4.‬ ‭液晶をクリックし、キーボードの数字キーを押下し任意の周波数を入れる。(30)‬
‭a.‬ ‭小数点以下を入力する際は、デシマル(ドット)も入力する必要がある。(30.5)‬
‭5.‬ ‭周波数の数値を入力完了したら、周波数を設定をクリックする。(ENT)‬
‭6.‬ ‭これで設定完了。ESCでUIを閉じる。‬

‭ヘッドセットのつけ外し(Raise/Lower Headset)‬
‭ ルフインタラクションから、ヘッドセットを外す(Lower Headset)を使用すると、一時的に‬

‭無線の音量を下げることができる。ヘッドセットを戻す(Raise Headset)を使用することで元‬
‭に戻る。‬

‭追加チャンネルについて‬
‭ 銃手無線機(RF-7800S-TR)以外には、Additional channel(追加チャンネル)がある。‬

‭この機能を使うと、2種類の周波数帯を同時に運用することが出来る。‬

‭ えば、主チャンネルをCh.1、周波数55.6Mhzを設定し、追加チャンネルにCh.2/76.2Mhzを‬

‭設定することで、Ch.1の無線を聞きつつ、Ch.2での送受信も可能になる。‬

‭追加チャンネルの設定方法‬
‭Additional channel(追加チャンネル)の設定方法は非常に簡単である。方法は以下の通り。‬

‭ .‬
1 ‭ 距離無線機または短距離無線機のUIを開く‬

‭2.‬ ‭追加チャンネルに指定したいチャンネルに設定‬ ‭(例: 2chであればC2と表示)‬
‭3.‬ ‭そのチャンネルの周波数を好きなものに設定‬ ‭(例: 76.2Mhz)‬
‭4.‬ ‭追加チャンネルを設定のボタンをクリック‬
‭5.‬ ‭"A2 76.2" と表示されていれば上記例での設定に成功している。‬
‭6.‬ ‭主チャンネルに合わせる‬ ‭(例: 1chであればC1と表示)‬
‭7.‬ ‭SW Transmit Additionalで通話する‬

‭13‬
‭ステレオセッティングについて‬
‭ tereo settingsを使用することで、左右のどちらかからのみ無線の音声を聞くことが出来る‬
S
‭ようになる。複数のチャンネルを聞いて居る場合は特にそれらを判別しやすくなる。‬
‭例えば主チャンネル(1ch)と追加チャンネル(2ch)を左右に分けて聞こえるようにすると、無線‬
‭の取り間違いを防ぐことが出来るようになる。‬

‭ 加チャンネルとステレオセッティングの利点は、 "二つのチャンネルを同時に受信できる"‬

‭ことである。これは、指揮職やRATELO、航空機職として従事する際は必要な手順であり、‬
‭求められる技術である。‬

‭ステレオの設定方法‬
‭ .‬
1 ‭ 人用携行無線機、PRC-152にて通常使うチャンネルを設定。‬
個 ‭"C1 55.6"‬
‭2.‬ ‭追加チャンネルを設定。‬ ‭"A2 76.2"‬
‭3.‬ ‭追加チャンネルを選択した状態でStereoボタンを押し、Rightから使うように設定。‬
‭4.‬ ‭通常チャンネルを再度選択する。‬ ‭"C1 55.6"‬
‭5.‬ ‭通常チャンネルを選択した状態でStereoボタンを押し、Leftから使うように設定。‬

‭ACEインタラクション‬
‭ CEインタラクションメニューを用いても、無線の操作が一部出来る。セルフインタラク‬
A
‭ションキー(windows)を押して、radio(無線機)を選択すると、ステレオセッティングや、無線‬
‭機UIの表示、スピーカーの設定、ヘッドセットのつけ外しができる。‬

‭コンフィグ‬
‭ ンフィグ・キーバインド(キー割り当て)を行うには、ゲームを起動し、TFARのキーバイン‬

‭ド設定画面を表示する必要がある。キーバインド設定画面の表示方法は以下の通り。‬
‭メニュー画面の場合:‬

‭Options(オプション)‬
‭>Control(操作)‬
‭>Addon Control(アドオンの設定)‬
‭>アドオン:TFAR(ドロップダウンメニューの下の方)‬

‭ゲーム内の場合:‬

‭ポーズメニュー(ESCキー)‬
‭>Options(オプション)‬
‭>Control(操作)‬
‭>Addon Control(アドオンの設定)‬
‭>アドオン:TFAR(ドロップダウンメニューの下の方)‬

‭14‬
‭キーバインドリスト‬
‭操作‬ ‭説明‬ ‭標準キーバインド‬ ‭推奨キーバインド‬

‭ W Channel 1~8‬
S ‭ 距離無線機‬
短 ‭Numpad 1~8‬
‭短距離無線機‬ ‭チャンネルを変更‬
‭チャンネル1~8‬ ‭(ショートカット)‬

‭ R Channel 1~9‬
L ‭ 距離無線機‬
長 ‭Ctrl + Numpad 1~9‬
‭長距離無線機‬ ‭チャンネルを変更‬
‭チャンネル 1~9‬ ‭(ショートカット)‬

‭ hange Speaking‬
C ‭ し声の大きさを‬
話 ‭Ctrl+Tab‬
‭Volume‬ ‭変える。‬
‭声量を変更‬ ‭(3段階式)‬

‭ elling Modifier‬
Y ‭ していると‬
押 ‭なし‬
‭大声に‬ ‭大きな声で話す。‬

‭ hispering Modfier‬
W ‭ していると‬
押 ‭なし‬
‭小声に‬ ‭小さな声で話す。‬

‭ ycle Left‬
C ‭ 用する‬
使 ‭ trl+[‬
C ‭変更を推奨‬
‭SW Radios‬ ‭短距離無線機を‬ ‭(CHVDと競合)‬
‭短距離無線機を左へ‬ ‭切り替える。‬
‭順に切替‬ ‭(複数所持時)‬

‭ ycle Left‬
C ‭ 用する‬
使 ‭ trl+Alt+[‬
C ‭変更を推奨‬
‭LR Radios‬ ‭長距離無線機を‬ ‭(CHVDと競合)‬
‭長距離無線機を左へ‬ ‭切り替える。‬
‭順に切替‬

‭ W Stereo:Both‬
S ‭ 距離無線機の‬
短 ‭ trl+UP‬
C
‭短距離無線機‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭(Ctrl+上矢印キー)‬
‭ステレオ:左右‬ ‭する。両側。‬

‭ W Stereo:Left‬
S ‭ 距離無線機の‬
短 ‭ trl+LEFT‬
C
‭短距離無線機‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭(Ctrl+左矢印キー)‬
‭ステレオ:左‬ ‭する。左側。‬

‭ W Stereo:Right‬
S ‭ 距離無線機の‬
短 ‭ trl+RIGHT‬
C
‭短距離無線機‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭(Ctrl+右矢印キー)‬
‭ステレオ:右‬ ‭する。右側。‬

‭次ページへ続く…‬

‭15‬
‭キーバインド・続き‬

‭ R Stereo:Both‬
L ‭ 距離無線機の‬
長 ‭ lt+UP‬
A
‭長距離無線機‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭(Alt+上矢印キー)‬
‭ステレオ:左右‬ ‭する。両側。‬

‭ R Stereo:Left‬
L ‭ 距離無線機の‬
長 ‭ lt+LEFT‬
A
‭長距離無線機‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭(Alt+左矢印キー)‬
‭ステレオ:左‬ ‭する。左側。‬

‭ R Stereo:Right‬
L ‭ 距離無線機の‬
長 ‭ lt+RIGHT‬
A
‭長距離無線機‬ ‭聞こえる方向を変更‬ ‭(Alt+右矢印キー)‬
‭ステレオ:右‬ ‭する。右側。‬

‭ W Transmit‬
S ‭ 距離無線機で‬
短 ‭ aps Lock‬
C ‭要変更‬
‭短距離無線機で送信‬ ‭送信する。‬ ‭(日本語環境キラー)‬

‭ W Transmit‬
S ‭ 距離無線機の‬
短 ‭‬
T ‭変更を推奨‬
‭Additional‬ ‭追加チャンネルで‬ ‭(測距機能等と競合す‬
‭追加短距離無線機で‬ ‭送信する。‬ ‭る場合あり)‬
‭送信‬

‭ R Transmit‬
L ‭ 距離無線機で‬
長 ‭ trl+Caps Lock‬
C ‭要変更‬
‭長距離無線機で送信‬ ‭送信する。‬ ‭(日本語環境キラー)‬

‭ R Transmit‬
L ‭ 距離無線機の‬
長 ‭ trl+T‬
C ‭変更を推奨‬
‭Additional‬ ‭追加チャンネルで‬ ‭(測距機能等と競合す‬
‭追加長距離無線機で‬ ‭送信する。‬ ‭る場合あり)‬
‭送信‬

‭ aise/Lower‬
R ‭ ッドセットをつけ‬
ヘ ‭なし‬
‭Headset‬ ‭外して、無線の音量‬
‭ヘッドセットを戻す/‬ ‭を低く出来ます。‬
‭ヘッドセットを外す‬

‭TS Debug Log‬ ‭デバッグ用。‬ ‭なし‬

‭ pen SW‬
O ‭ 距離無線機の‬
短 ‭Ctrl+P‬
‭Radio Menu‬ ‭UIを表示する。‬
‭短距離無線機を開く‬

‭ pen LR‬
O ‭ 距離無線機の‬
長 ‭Alt+P‬
‭Radio Menu‬ ‭UIを表示する。‬
‭長距離無線機を開く‬

‭16‬
‭注意事項・留意点など‬

‭会話全般‬
‭●‬ ‭環境音・騒音に留意しましょう。‬
‭○‬ ‭キーボードやマウスの操作音、テレビの音。‬
‭■‬ ‭TS3のマイク感度を調整してみましょう。拾いづらくなります。‬
‭○‬ ‭暴走族や緊急車両、工事の音などの騒音。‬
‭■‬ ‭仕方ないものではありますが、あまりにもひどい場合はTS3にて、プッ‬
‭シュトゥートークの設定をしてください。‬
‭○‬ ‭飲食時の咀嚼音や溜息など。‬
‭■‬ ‭上記は人によっては不快感を覚える場合もあります。‬
‭■‬ ‭一旦ミュートするなどして配慮しましょう。‬
‭○‬ ‭鼻息など。‬
‭■‬ ‭マイクと口・鼻の距離や位置を調整してみましょう。‬
‭●‬ ‭TFARでは、距離によってVCが聞こえなくなります。‬
‭○‬ ‭相手が聞こえていないようであれば、距離が遠すぎたり、小声の設定になって‬
‭しまっているかもしれないことを確認しましょう。‬
‭●‬ ‭TS3のマイクの音量に注意しましょう。‬
‭○‬ ‭マイクの音が小さくないか、他の人に聞いて音量を調整しましょう。‬
‭○‬ ‭特に戦場では銃声やエンジン音などでより聞こえづらくなる事もよくありま‬
‭す。‬

‭無線取扱‬
‭●‬ ‭言いたいことをまとめて簡素に伝えましょう。‬
‭○‬ ‭長々と話が続いてしまうと、他の人の重要な報告がしづらくなります。‬
‭●‬ ‭送信ボタンを押して話す際は、1~2秒置いてからにしましょう。‬
‭○‬ ‭会話の前後が途切れていることがよくあります。‬
‭○‬ ‭無線を切る際も同様です。1~2秒置いてからボタンを離しましょう。‬
‭●‬ ‭同じ周波数の人が全員聞いています。‬
‭○‬ ‭雑談等を無線でする場合はサーバーや分隊のスタンスに合わせましょう。‬
‭○‬ ‭緊急性の高い目標(敵車両や近距離の敵)の発見報告は無線を積極的に使いま‬
‭しょう。‬
‭●‬ ‭呼び出しの際は、先に相手の名前(Callsign)を呼んでから、自分の名前(Callsign)を言‬
‭うのが一般的です。‬
‭○‬ ‭誰が、誰に、何を。これが分かれば無線が伝わりやすくなります。‬
‭○‬ ‭例:「アルファ、こちらブラボー。敵の戦車を発見。」など。‬
‭○‬ ‭必ずしもこの通りにする必要はありませんし、伝わればなんでもいいですが、‬
‭一番分かりやすいフォーマットがこれです。‬
‭(実際の無線もこのようなフォーマットで交信されています)‬

‭17‬
‭無線符号・交話法‬
‭ 線交信(SignalCommunication)の際、交信を容易とするため、語頭や語尾に以下のように、‬

‭何かしらの符号(Proword・Procedure word)を付けます。これは、組織や団体によって異なり‬
‭ます。また、意味合いが長い言葉等は良く短縮されます。‬
‭以下に、最もよく使われるProwordを表します。‬
‭ HIS IS‬
T ‭ の送信は、〇〇から送っています。という意味です。‬

‭こちらは‬ ‭基本的に無線は「(呼び出し先)、(呼び出し元)、(内容)、(OVER/OUT)」と‬
‭いった順番に話されます。「こちらは」の部分は短縮出来ます。‬
‭「アルファ、こちらブラボー」のように使います。‬

‭ VER /‬
O ‭ れで送信は終了です、応答が必要です。という意味です。‬

‭Go ahead‬ ‭Go aheadは返信してください、という意味になります。‬
‭どうぞ/送れ‬ ‭一般的に後述するOUTと同時に送ることはありません。‬
‭「こちらブラボー、どうぞ。」のように使います。‬

‭ UT‬
O ‭ れで送信は終了です、応答は不要です。という意味です。‬

‭終わり‬ ‭「その件了解、終わり。」のように使います。‬
‭尚、航空無線では基本OVERやOUTを使用しません。‬

‭ OGER /‬
R ‭ なたの送信したことを受け取りました、ちゃんと聞こえて理解しました‬

‭COPY‬ ‭よ、という意味です。‬
‭了解‬ ‭一般的には、肯定的な意味も含まれますが、航空無線においては必ずしも‬
‭肯定を意味することではないということを覚えておいてください。‬
‭「ブラボー、アルファ、敵を発見した、送れ。」に対して、‬
‭「こちらブラボー、敵発見の報告、了解。どうぞ。」のように使います。‬

‭ ILCO‬
W ‭ なたの送信したことを受け取りました、それに従います。という意味。‬

‭了解、‬ ‭RogerとCopyの意味も含まれている為、同時に使うことはありません。‬
‭従います。‬ ‭従えないときは使わないほうが良いでしょう。‬
‭「ブラボーは前進せよ。」「ブラボー、WILCO。」のように使います。‬

‭ AY AGAIN -‬
S ‭ くわかりませんでした、再送してください、という意味です。‬

‭AFTER /‬ ‭AFTER ALLを使えば「この言葉より後を再送してください」‬
‭BEFORE ALL‬ ‭BEFORE ALLを使えば「この言葉より前を再送してください」‬
‭再送せよ‬ ‭のようになります。‬
‭「ブラボー、うんぬんかんぬん…どうぞ。」‬
‭「アルファ、聞き取れなかった、再送せよ。」のように使います。‬

‭ AIT OVER /‬
W ‭ 信をいったん待ってください、という意味です。WAIT OUTの場合は、‬

‭OUT‬ ‭こちらが呼び出すまで待ってください、という意味も含まれます。‬
‭STANDBY‬ ‭航空無線の場合はStandbyが同じ意味を表します。‬
‭待て‬

‭ EAD BACK /‬
R ‭ 唱せよ、という意味です。復唱する場合は、I read backを前につけて話‬

‭I READ BACK‬ ‭します。‬

‭CORRECTION‬ 先
‭ に送信した内容にエラー(過ち)がありました、という意味です。‬
‭そのあとに正しい内容を話します。‬

‭18‬
‭ ADIO‬
R ‭ の声が聞こえますか?という意味です。基本的に、最初の無線送信で確‬

‭CHECK‬ ‭認の為に送信されることが多いです。返信時は以下のようになります。‬
‭無線感明送れ‬
‭ OUD and CLEAR : (電波)感度(声の)明瞭良し。‬
L
‭WEAK and READABLE : 感明悪いが聞き取れる。‬
‭WEAK and DISTORED : 感明悪く、聞き取れない。‬
‭STRONG but DISTORED : 電波の感度は良いが、聞き取れない。‬

‭ いは以下の方法‬

‭ROGER : 感明良し。(L&Cと同じ意味になります)‬
‭5 by 5 : 感明良し。(1になれば悪く、5が最高です)‬
‭1 by 1 : 感明悪し。‬

‭19‬

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