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リモートコントロールデバイス

本書の記載事項は、Steinberg Media Technologies GmbH 社によって予告なしに変更されることがあり、同社は記載内容に対する責任を負いませ


ん。

本書で取り扱われているソフトウェアは、ライセンス契約に基づいて供与されるもので、ソフトウェアの複製は、ライセンス契約の範囲内でのみ
許可されます(バックアップコピー)。

Steinberg Media Technologies GmbH 社の書面による承諾がない限り、目的や形式の如何にかかわらず、本書のいかなる部分も記録、複製、翻訳


することは禁じられています。

本書に記載されている製品名および会社名は、すべて各社の商標、および登録商標です。

© Steinberg Media Technologies GmbH, 2009.


All rights reserved.
目 次
5 リモート コントロール デバイス
6 はじめに
6 Apple Remote(アップル社製コンピュータのみ)
6 CM Automation Motor Mix
8 Houston
8 JL Cooper CS-10
9 JL Cooper MCS-3000
9 Mackie Control
9 Mackie HUI
11 Radikal Technologies SAC-2K
13 Roland MCR-8
13 Tascam US-428
14 Yamaha 01V
15 Yamaha DM2000/DM 2000v2
15 Yamaha DM1000v2
15 Yamaha 01v96v2
15 Yamaha 02r96v2
15 Yamaha 01x

16 Mackie Control と Cubase の使用


17 Mackie Controlにおける Steinbergレイアウト
17 基本的なミキシング操作
20 コントロール ストリップのアサイン
28 トランスポート コントロール
29 その他の機能

31 索 引

4
目 次
1
リモート コントロール デバイス
はじめに • [DSP] ボタンを押すと、プロジェクト カーソルがプロジェクトの開
始地点に移動します。
MIDI 経由でプログラムの機能をコントロールすることが可能です。さ
[Shift] ボタ ンを押 しなが ら [DSP] ボタ ンを押 すと、プロ ジェク ト
まざまな MIDI コントロール デバイスがサポートされています。このマ
カーソルはプロジェクトの終了地点に移動します。
ニュアルは、サポートされたリモート コントロール デバイスをリスト
• [Window] ボタンを押すと、プロジェクト カーソルは左ロケーター
アップし、それらの機能をまとめて手短に記しています。
の位置に移動します。
[Shift] ボタンを押 しながら [Window] ボタンを押すと、プロ ジェク
Apple Remote(アップル社製コンピュータのみ) ト カーソルは右ロケーターの位置に移動します。
アップル社製コンピュータの多くには、Apple Remote という、テレビ • [Default] ボタ ンを押すと、
オート パンチインのオン / オフを切り換
のリモコンに似た小さな装置が付属しています。これを利用すると、プ えます。
ログラムの機能のいくつかを リモート コントロールすることができま [Shift] ボタンを押しながら [Default] ボタンを押すと、オート パンチ
す。 アウトのオン / オフを切り換えます。
• [Undo] ボタンを押す と、プログラ ムで最後 に行なっ た作業を アン
Apple Remote コントロー ルのパラメーターや機能の詳細については、
ドゥ(取り消し)します。
『オペレーション マニュアル』を参照してください。
[Shift] ボタンを押しながら [Undo] ボタンを押すと、アンドゥをアン
ドゥ(リドゥ)します。
CM Automation Motor Mix
• "Rotary" セクションの "Rotary" ダイアルを操作し、ダイアルの下の 4
CM Automation Motor Mix は、任意の数のチャンネルを 8 チャンネル つのボタンのアサ イン("ROTARY" の ディスプレイに表 示)を変更
ずつまとめてコントロールできます。 します。

• [<] と [ >] ボタン("View" セクション最上部)を押して、チャンネル ROTARY 表示:PA


1-8、9-16 など を選択します。"Shift" ス イッチを押しながら [<] ま
• [equaliz] ボタン:フェーダー セット モードのパン
たは [>] ボタンを押すとフェーダーのアサイ ンは 1 チャンネルずつ
• [dynmics] ボタン:フェーダー セット モードのルーティング
段階的にずれます。
• [delay] ボタン:選択チャンネル モードのパン
• "F1" を押してフェーダーのモーターのオン / オフを切り換えます。 • [special] ボタン:選択チャンネル モードのルーティング
• [Select] ボタン(ディスプレイのすぐ下に並ぶ列)で、1 つのトラッ
クを選択して詳細設定を行ないます。 ROTARY 表示:EQ

• 各トラックの [Mute] と [Solo] ボタンで、トラックをミュートまたは • [equaliz] ボタン:フェーダー セット モードの EQ"Low"(EQ1)


ソロに設定します。 • [dynmics] ボタン:フェーダー セット モードの EQ"Mid-Low"(EQ2)

• ダイアルの下、1 列目のボタンのアサインは、選択されたパラメー • [delay] ボタン:フェーダー セット モードの EQ"Mid-High"(EQ3)

ター グループにより異なります。 • [special] ボタン:フェーダー セット モードの EQ"High"(EQ4)

• "View" セクションで "Rec/Rdy" を選択すると、ダイアルの下、2 列目 ROTARY 表示:S1


のボタ ンを使用 してト ラック を録音可 の状態 にするこ とがで きま
• [equaliz] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 1"
す。
• [dynmics] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 2"
• "View"セクションで "Write"または "fnctB"を選択すると、ミキサーの • [delay] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 3"
[Write] または [Read] ボタンをコントロールできます。また、"Write/ • [special] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 4"
fnct B" が選択されると、CM Motor Mix コントロールの左側下部の
[All] ボタンを使用してミキサーの [Write All/Read All] ボタンを操作 ROTARY 表示:S2

できます。 • [equaliz] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 5"


• [Auto Enbl] ボタンはプログラムの再生 / 停止機能をコントロールし • [dynmics] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 6"
ます。 • [delay] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 7"

• [Suspend] ボタンはプログラムの録音機能をコントロールします。 • [special] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 8"


• "View"セクションの [Bank Up] ボタンを使用してページを進めます。
[Shift] ボタンを押し ながら [Bank Up] ボ タンを押すと最後の ページ
にジャンプします。

6
リモート コントロール デバイス
• "View"セクションの [Bank Down] ボタンを使用してページを戻しま [F2] ボタン:選択チャンネル モードの EQ
す。 • Page 1- "lo" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"、そして
[Shift] ボタンを押しながら [Bank Down] ボタンを押すと最初のペー "lo mid" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"
ジにジャンプします。 • Page 2- "hi mid" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"、そし
• "Rotary" ダイアルを押すと、有効なパラメーターの名称、またはペー て "hi" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"
ジ名称のオン / オフを切り換えます。 • ダイアルの下のボタン:EQ のバイパス

フェーダー セット モードのパン: [Shift] ボタンを押しながら [F2] ボタンを押すと、選択チャンネル モー


• Page 1 - 左右のパン ドの EQ のバリエーションとなります :
• Page 2 - フロント / リアのパン • Page 1 - すべてのバンドの "Gain" と "Frequency"
• ダイアルの下のボタン:モニター • Page 2 - すべてのバンドの "Q" と "Enable"
• ダイアルの下のボタン:EQ のバイパス
フェーダー セット モードのルーティング:
• Page 1 - 出力バス [F3] ボタン:選択チャンネル モードのセンド
• Page 2 - モニター • Page 1 - "Send 1" と "Send 2" の "Level"、"Enable"、"Pre/Post" とバス
• Page 3 - 入力バス • Page 2 - "Send 3" と "Send 4" の "Level"、"Enable"、"Pre/Post" とバス
• Page 4 - インプット ゲイン • Page 3 - "Send 5" と "Send 6" の "Level"、"Enable"、"Pre/Post" とバス
• Page 5 - インプット フェーズ • Page 4 - "Send 7" と "Send 8" の "Level"、"Enable"、"Pre/Post" とバス
• ダイアルの下のボタン:モニター • ダイアルの下のボタン:センドのバイパス

選択チャンネル モードのパン: [Shift] ボタンを押しながら [F3] ボタンを押すと、選択チャンネル モー


• 1 ページ目 - 左右のパン、フロント / リアのパン ドのセンドのバリエーションとなります。
• ダイアルの下のボタン:モニター • Page 1 - "Send 1" から "Send 8" までの "Level"
• Page 2 - "Send 1" から "Send 8" までの "Enable"
選択チャンネル モードのルーティング:
• Page 3 - "Send 1" から "Send 8" までの "Pre/Post"
• Page 1 - 出力バス、モニター、入力バス、インプット ゲイン、イン
• Page 4 - "Send 1" から "Send 8" までのバス
プット フェーズ
• ダイアルの下のボタン:センドのバイパス
• ダイアルの下のボタン:モニター
[F4] ボタン:選択チャンネル モードのインサート
フェーダー セット モードの EQ1 から EQ4 (例 EQ1)

[Next] ボタン:グローバル モードのセンド エフェクト
• Page 1 - EQ"Low" の "Gain" [Last] ボタン:グローバル モードのマスター エフェクト
• Page 2 - EQ"Low" の "Frequency " [Enter] ボタン:グローバル モードのインストゥルメント
• Page 3 - EQ"Low" の "Q"
• それ ぞれ の詳 細 につ いて は、16 ページの『Mackie Control と Cu-
• Page 4 - EQ"Low" の "Enable"
base の使用』の章を参照してください。
• Page 5 - EQ のバイパス
• ダイアルの下のボタン:EQ のバイパス

フェーダー セット モードの "Send1" から "Send8 "(例 " Send1"):


• Page 1 - "Send1" の "Level"
• Page 2 - "Send1" の "Enable"
• Page 3 - "Send1" の "Pre/Post"
• Page 4 - "Send1" の "Bus"
• Page 5 - センドのバイパス
• ダイアルの下のボタン:センドのバイパス

7
リモート コントロール デバイス
Houston JL Cooper CS-10
Houston は、特 に Cubase や Nuendo など の VST オ ーデ ィオ ア プリ CS-10 は、32 個のチャンネルを(8 チャンネルずつ)リモート コント
ケーションと併用するために設計された、MIDI / USB リモート コント ロールできます。下記の CS-10 のコントロールは、各 チャンネル スト
ロール デバイスです。Houston はわかりやすく配置されたコントロー リップに対する表記のパラメーターをリモートします。
ルで(タッチセンシティブ モーターフェーダー、ロータリーノブ、ト
• フェーダー : ボリューム
ランスポート コントロール、ジョグ / シャトル ホイールを含む)、コ
• Solo / Mute : ソロ / ミュート
ンピュ ータのキーボード、あるいは マウスを使用せずにプ ログラムを
• Sel : 編集したいチャンネルの選択
制御できます。
選択された 各チャンネルについ て、CS-10 の 6 個のロータリー ノブを
• パラメーター、および実際のミキシング テクニックの詳細について
使って、以下のパラメーターをリモート コントロールできます。
は、Houston のマニュアルを参照してください。
ダイアル パラメーター
有効な機能は以下のとおりです。
Send 1 センド 1(Effect send 1)
[Dyn/User1]: 選択チャンネルのスタジオ センド Send 2 センド 2(Effect send 2)
• Page 01 - "Level" Pan パン(Pan)
• Page 02 - "Enable"
Boost/cut EQ1ゲイン(EQ 1 Gain)
• Page 03 - "Pre/Post"
Frequency EQ1周波数(EQ 1 Freq.)
• Page 04 - "Pan Left/Right"
Bandwidth EQ1 Q(EQ 1 Quality)
[User2]: 選択チャンネルのインストゥルメント(インストゥルメント ト
ラックの 場合および MIDI トラ ックから VST インストゥ ルメント ラッ • CS-10の機能キー[1]から [4]は、チャンネル 1-32 を 8 チャンネルずつ
クの VSTi を利用する場合) 選択するのに使います。
• Page 1 - インストゥルメントの選択 [1] はチャンネル 1-8 を、[2] はチャンネル 9-16 を選択します。
• Page 2-n - インストゥルメントのパラメーター • [Shift] キーを押しながらフェーダーを動かすと、フェーダーの横の
2つのイ ンジケーターに、フ ェーダーの位置 がプログラムの現 在の
フェーダー セット セクション
フェーダ ー レベルを 上回って いるか、下回 っている かが示さ れま
• [Shift]+[FX Send1]: スタジオ センド 1 す。
• [Shift]+[FX Send2]: スタジオ センド 2
上のインジケーターが点灯していれば、パネル上のフェーダー ポジ
• [Shift]+[FX Send3]: スタジオ センド 3 ションがプログラムのフェーダー レベルを上回っていること、下の
• [Shift]+[FX Send4]: スタジオ センド 4
インジケータ ーが点灯し ていれば、その逆 であること を示します。
• Page 1 - "Level" インジケ ーター が 2 つとも 消えて いるとき は、そのチ ャンネル の
• Page 2 - "Enable"
フェーダー ポジションは Cubase と一致しています。
• Page 3 - "Pre/Post"
• CS-10 の再生、ストップ、レコード、巻戻し、早送りなどの各トラン
• Page 4 - "Pan Left/Right"
スポート機能は、プログラムのトランスポートに対応します。

CS-10 は、
「MIDI フィードバック」をサポートしているので、VST
のソロ(Solo)/ ミュート(Mute)
、チャンネルの選択状況を CS-
10 のパ ネル上に表示 させることがで きます。この機能(お よび
フェーダー ポジションの表示)を使えるようにするには、CS-10
とプログラムの間で、双方向による MIDI 接続が必要です。

8
リモート コントロール デバイス
JL Cooper MCS-3000 • マーカーの位置を見つけるには、MCS-3000 の [ Locate] を押し、マー
カー ID を入力してから [Enter]/[Return] キーを押します。
MCS-3000 は、32 個(8 チャンネルずつのグループ)の VST チャンネ
• MCS-3000 の再生、ストップ、レコード、巻戻し、早送りの各トラン
ルをリモート コントロールできます。下記の MCS-3000 のコントロー
スポート機能は、ご使用のアプリケーションのトラ ンスポートに対
ルは、各 チャンネル ストリップに対する VST パラメーターをリモート
応します。
コントロールします。
MCS-3000 は、
「MIDI フィードバック」をサポートしているので、
• フェーダー : ボリューム
VST のソロ(Solo)/ ミュート(Mute)
、チャンネルの選択状況を
• Solo / Mute : ソロ / ミュート MCS-3000 のパネル上に表示させることができます。この機能(お
• Sel : 編集したいチャンネルの選択 よび フェー ダー ポ ジショ ンの表 示)を使 えるよ うにす るには、
選択された各チャ ンネルについて、MCS-3000 のダイア ルを使用し MCS-3000 とアプリケーショ ンの間で、双方向による MIDI 接続
て、また、[1] から [4] を切り換えることで、下記のパラメーターを が必要です。
リモート コントロールできます。

ページ 1 ページ 2 Mackie Control


ダイアル パラメーター ダイアル パラメーター
Mackie Control はタ ッチセ ンス のオー トフェ ーダー のコン トロー ル
1 パン(Pan) 1 EQ1ゲイン サーフェスです。サポートするデジタル オーディオ ワークステーショ
(EQ 1 Gain)
ンに 対す る細部 に及ぶ ミキシ ングや 編集、オ ートメ ーショ ンとナ ビ
2 センド1 2 EQ1周波数 ゲーションが可能な、9 本のフェーダー(8 チャンネルとマスター)を
(Effect send 1) (EQ 1 Freq.)
備えた MIDI コントローラーです。
3 センド2 3 EQ1 Q
(Effect send 2) (EQ 1 Quality) Steinberg 専用の キー ア サイン を示す Lexan オー バーレ イ シート を
Mackie Control デバ イスに装着して、コン トローラーをご使用 のプロ
4 センド2 4 EQ1 loリミット
(Effect send 2) (EQ 1 Low Limit) グラム用にカスタマイズすることが可能です。

5 センド2 5 EQ1 hiリミット Mackie Control に関しては別の章で説明しています。詳細については、


(Effect send 2) (EQ 1 High Limit) 16 ページの『Mackie Control と Cubase の使用』を参照してください。

ページ 3 ページ 4
Mackie HUI
ダイアル パラメーター ダイアル パラメーター
Mackie HUI は、任意の数のチャンネルを 8 チャンネルずつまとめてコ
1 EQ2ゲイン 1 EQ3ゲイン
(EQ 2 Gain) (EQ 3Gain) ントロールできます。

2 EQ2周波数 2 EQ3周波数 • 左右の [Bank] ボタンを使ってチャンネル 1-8、


9-16 の選択をします。
(EQ 2 Freq. (EQ 3Freq.) • 左右の [Chan nel] ボタンを使ってフェーダーのアサインを 1 チャン
3 EQ2 Q 3 EQ3 Q ネルずつ段階的にずらします。
(EQ 2 Quality) (EQ 3 Quality)
• "Auto Enable" セクションの [Fader] ボタンで、
モーターのオン / オフ
4 EQ2 loリミット 4 EQ3 loリミット を切り換えます。
(EQ 2 Low Limit) (EQ 3 Low Limit)
• "Auto Enable" セクションの [ Mute]、[Pan]、[Send]、[Plug In]、[Send
5 EQ2 hiリミット 5 EQ 3 hi リミット
Mute] には、現在のところ対応していません。
(EQ 2 High Limit) (EQ 3 High Limit)
• [Rec/Rdy] ボタンでトラックを録音可の状態に設定できます。
• 1 つ のトラックの詳 細設定を行なう 場合、[Select] ボタンを使用 し
• MCS-3000 のバンクキー[1]から [4]は、VSTチャンネル 1-32 を8 チャン
ます。
ネルずつ選択するのに使います。
• [Mute] と [ Solo] ボタンで、トラックをミュート、ソロの設定を行な
バンクキー [1] はチャンネル 1-8 を、バンクキー [2] はチャンネル 9-
います。
16 を選択します。
• [Default] ボタンですべてのトラックのソロを解除します。
• MCS-3000 の [ Set Locate] キーを押し、マーカー ID を入力してから
• [Assign] ボタンですべてのトラックのミュートを解除します。
[Enter]/[Return] キーを押して、マーカーを作成できます。

9
リモート コントロール デバイス
• タイム ディスプレイの右、"Rude Solo Light" と表示された LED の点 • "Window" セクションの [Mem-Loc] ボタンを使用して、マーカー
灯は、どこかのチャンネルがソロとなっていることを示します。 ウィンドウを開くことができます。
• [Insert] ボタンで、1 つのトラックのすべてのインサートをバイパス • "Window" セクションの [Alt] ボタンは、ユーザーによって定義され
にすることが可能です。 た機能に使用することが可能です。
• "Keyboard Shortcuts" セクションの [Undo] ボタンは、最後の操作を
"Select Assign" セクションの [Pan] ボタン:
アンドゥ(取り消し)します。
• フェーダー セット:左右のパンまたはフロント / リアのパン
[Shift] ボタンを押しながら [Undo] ボタンを押すと、アンドゥされた
ボタンを押すごとにアサイン設定が周期的に変更され ます(8 つの
操作がアンドゥとなります(操作の復活、すなわちリドゥ)

V-Pot でパン パラメーターを調整)。
• "Keyboard Shortcuts" セクションの [Save] ボタンを押すと、現在の
• "Select Assign" セクションの [V-Sel] ボタン:トラックのモニター
プロジェクトが保存されます。
"Select Assign" セクションの "Send A" から "Send E" までのボタン: [Shift] ボタンを押しながら [Save] ボタンを押すと、現在のプロジェ

• フェーダー セット:"Send 1" のレベルから "Send 8" のレベル([Send クトのバックアップ コピーが保存されます。

A] から [Send D] ボタンが "Send 1" から "Send 4" に対応し、[Send E] • "Keyboard Shortcuts" セク ションの [Ed it M ode]、[Edit Too l]、
ボタンは "Send 5" から "Send 8" に対応:ボタンを押すごとにアサイ [Option/All]、
[Ctrl/Clutch]、[Alt/Fine] ボタンは、現在のところサポー
ンが周期的に変更) トされていません。
• "Select Assign" セクションの [V-Sel] ボタン:センドのオン / オフス • "Edit" セクションの [Cut]、[Copy]、[Paste]、[Delete] ボタンは、そ
イッチ(選択されたセンドによって異なる) れぞれ、プログラムで対応する機能をコントロールします。
• "Select Assign" セクションの [Shift] ボタン+ [V-Sel] ボタン:プリ / ポ • "Edit" セクションの [Capture] と [Separate] ボタンは、現在のところ
スト フェーダー スイッチ(選択されたセンドによって異なる) サポートされていません。
• "Select Assign" セクションの "SELECT ASSIGN" ディスプレイ(4 文 • "Status/Group" セクションのボタンは、現在のところサポートされ
字)は、V-Pot と [V-Sel] ボタンに対するセンドまたはパンのアサイ ていません。
ンを表示します。 • トランスポートの上の[In] または [Out] ボタンを使用をすると、プロ
• [Select] ボタンの上の 4 文字ディスプレイには、アサインされたト ジェクト カ ーソルを左 または右 ロケータ ーの位置に 移動する こと
ラックの名前が表示されます。 が可能です。
• "Select Assign" セクションの [Bypass] ボタンは、[Insert] ボタンのバ [Shift] ボタンを押しながら [In] または [Out] ボタンを使用すると、左
イパス機能を示すために常に選択されます。 または右ロ ケーター を現在のプ ロジェク ト カーソル の位置に 移動
• "Select Assign"セクションの [Mute]、[Rec/Rdy All]、[Input]、[Output] します。
ボタンは現在のところサポートされていません。 • [RTZ] または [END] ボタンを使用して、プロジェクト カーソルをプ
• [Auto] ボタンは、ミキサーでの[ Read] と [Write] ボタンの状態をコン ロジェクトの開始地点または終了地点に置くことができます。
トロールします("Auto Mode" セクションの [Read] と [ Write] ボタ • [Quick Punch] ボタンを押すと、オートパンチインのオン / オフを切
ンの状態による)
。 り換えます。
• "Auto Mode" セクションの [Off] ボタンを使用して、ミキサーでの [Shift] ボタンを押しながら [Quick Punch] ボタンを押す とオート パ
[Read All] または [Write All] ボタン をコン トロー ルしま す("Auto ンチアウトのオン / オフを切り換えます。
Mode" セクションの [Read] と [Write] ボタンの状態による)
。 • [Lo op] ボ タンを押すとサイクル モードのオン / オフを切り換えま
• "Auto Mode" セクションの [Touch]、[Latch]、[Trim] ボタンは、現在 す。
のところサポートされていません。 • [On Line] ボタンを押すと同期のオン / オフを切り換えます。
• "Window" セクションの [Transport] ボタンを使用して、トランス • [Audition]、[Pre]、[Post]ボタンはユーザーによって定義される機能
ポート パネルの開閉を行ないます。 に用いられます(ファンクション キー [F1] から [F7] を参照)

• "Window"セクションの [Edit] ボタンでは、
現在のプロジェクト ウィ • Mackie HUI の再生、ストップ、レコード、早送り、巻戻しの各トラ
ンドウを画面の最前面に表示させることができます。 ンスポート機能は、ご使用のアプリケーションのト ランスポートに
• "Window" セクションの [Status] ボタンを使用して、
VST パフォーマ 対応します。
ンス ウィンドウを開閉できます。 • ジョグ ホイールは、アプリケーションのプロジェクト カーソルの位
• "Window" セクションの [Mix] ボタンを使用して、
ミキサー ウィンド 置を移動します。
ウの開閉が可能です。 • [Scrub]と [Shuttle] ボタンは現在のところサポートされていません。

10
リモート コントロール デバイス
• ジョグ ホイールの左に位置する矢印キーを押すと、コンピューター • [CLR] ボタンで最後の数値を削除できます。"Keyboard Shortcuts" セ
キーボードの矢印キーを押すのと同じ動作となります。 クションの [Shift] ボタンを押しながら [CLR] ボタンを押すと、新し
[Mode] ボ タンが 選択さ れてい る場合、矢 印キー はプ ロジェ クト い値を削除します。
ウィンドウのズームをコントロールします。 • [Enter] ボタンを押すと、プロジェクト カーソルは新しい値にセット
• "DSP Edit/Assign" セクションの "Scroll" コントロールを使用して、 されます。
1つのパラ メーター グループのページをスクロール することが可能 • [+] と [-] ボタンを利用して、入力した値だけプロジェクト カーソル
です。 を進める、または戻すことができます。
• "DSP Edi t/As sig n " セクションの [Compare] ボタンはページを進め • タイム ディスプレイ左の 3 つの LED は、小節と拍
("BEATS")
、フレー
ます。 ムをベースとするタイムコード("TIME CODE")
、フィートとフレー
"Keyboard Shortcuts" セクシ ョンの [Shift] ボタ ンを 押しな がら ム("FEET")、サンプル数(LED の点灯なし)の内、どれが選択され
[Compare] ボタンを押すと、最後のページにジャンプします。 てるのかを示しています。
• "DSP Edit/Assign" セクションの [Bypass] ボタンを押すと、ページが 有効な機能は以下のとおりです。
戻ります。
"Keyboard Shortcuts" セクシ ョンの [Shift] ボタ ンを 押しな がら F8 ボタン : 選択チャンネルのインストゥルメント
[Bypass] ボタンを押すと、最初のページにジャンプします。 • Page 1 - インストゥルメントの選択
• "DSP Edit/Ass ig n" セクションの [Insert/Param] ボタンは、下の列の • Page 2-n - インストゥルメントのパラメーター
有効パラメーターの名称を表示 / 非表示に切り換えます。

F1 ボタン:選択チャンネル:EQ
Radikal Technologies SAC-2K
• Page 1 -"lo" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q" と "Enable" SAC-2K により、32 個の VST チャンネルを 一度に 8 チャンネル、コン
• Page 2 - "lo mid" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q" と "Enable" トロールできます。

• Page 3 - "hi mid" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q" と "Enable" • [17-24] ボタン、[25-32] ボタンを押して、8 チャンネルのセットを切
• Page 4 - "hi" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q" と "Enable" り換えます。
• ダイアル上のボタン:EQ のバイパス
• [1-8] ボタン、[9-16] ボタンで、フェーダーのアサインを 1 チャンネ

F2 ボタン:選択チャンネル:センド ルずつ段階的にずらすことができます。

• Pages 1から 8 - センド 1 から 8 の "Level"、


"Enable"、"Pre/Post" とバス • マスター フェーダーの上の [Select] ボタンでモーターのオン / オフ
を切り換えます。
• ダイアル上のボタン:センドのバイパス
• [Mute/Solo] ボタン(いちばん左のボタン)を繰り返し押して、各
F3 ボタン:選択チャンネル:ルーティング チャンネルの [Mute/Solo] ボタンと [Select] ボタンに対する アサイ
• Page 1 - 出力バス、モニター、入力バス、インプット ゲイン ンを切り換えます。
• Page 2 - インプット フェーズ
LED 状況 [Mute/Solo] ボタン [Select] ボタン
• ダイアル上のボタン:モニター
LED オフ トラックのミュート 詳細設定のために単一
• F4 ボタン:選択チャンネル:インサート、F5 ボタン:グローバル トラックを選択.
モードのセンド エフェクト、F6 ボタン:グロー バル モードのマス
LED オン トラックのソロ 単一トラックを選択
ター エフェクト、F7 ボタン:グローバル モードのイ ンストゥルメ
LED 点滅 ミキサーの[Write] ボタンの [Read] ボタンの状態を
ントは Mackie Control の場合と同様です。
16 ページの『Mackie Con-
状態をコントロール コントロール
trol と Cubase の使用』の章を参照してください。
• [Locate/Numerics] ボタンを使用してプロジェクト カーソルの位置
• [From] ボタンまたは [To] ボタンで、
プロジェクト カーソルを左また
を設定できます。
は右ロケーターの位置に移動します。
• 数値を入力すると、Mackie HUI のタイム ディスプレイに表示されて
[Shift] ボタンを押しながら [From] または [To] ボタンを押すと、左ま
いたプロジェクト カーソルの位置が新しい値と入れ換わります。
たは右ロケ ーターを 現在のプロ ジェクト カーソルの 位置に移 動し
• 新しい値の入力に小数点やコロンやセミコ ロンなどは必要はありま
ます。
[Shift] ボタンを押しながら、[<<] または [>>] ボタンを押すと、
せん。
プロジェク ト カーソ ルはプロジ ェクトの 開始地点ま たは終了 地点
にセットされます。

11
リモート コントロール デバイス
• [Store Marker] ボタンを押すと、プロジェクト カーソルの位置に [9] ボタン:ペースト
マーカーが作成されます。 [0] ボタン:現在のプロジェクトを保存、[Shift] ボタン +[0] ボタン:
[Shift] ボタンを押しながら [Store Marker] ボタンを押すと、マーカー 現在のプロジェクトのコピーをバックアップ
ウィンドウが開きます。 [Shift] ボタンを押しながら [2] 、[3] 、[4] または [8] ボタンを押すと、
• [Recall Marker] ボタンを使用して、プロジェクト カーソルを右側で プロジェクト ウィンドウのズームをコントロールできます。
最も近いマーカーに移動させることができます。
"Mixer-Mode" セクションの [Pan] ボタン:フェーダー セット モードの
[Shift] ボタ ンを押 しなが ら [Recall Marker] ボ タン を押す と、プロ
パン
ジェクト カーソル を左側で最 も近いマー カーに移 動させるこ とが
• Page 1 - 左右のパン
できます。
• Page 2 - フロント / リアのパン
• SAC-2K の再生、ストップ、レコード、[<<] 、[>>] の各トランスポー
• V-Pot を押すと、そのチャンネルのモニターのオン / オフを切り換え
ト機能は、プログラムのトランスポートに対応します。
ます。
• ジョグ ホイールは、プロジェクト カーソルの位置を動かします。
• [Scrub] ボタンは現在のところサポートされていません。 [High] ボタン:フェーダー セット モードの EQ "High"
• [Num] ボタンの状態("Software Navigation" セクション)により、 • Page 1 - "Gain"
[1] から [0] までのボタンと [Enter] ボタンの機能が異なります。 • Page 2 - "Frequency"
• Page 3 - "Q"
[Num] ボタンの LED が点灯している場合、これらのボタンを使用して
• Page 4 - "Enable"
プロジェクト カーソルの位置をセットします。
• V-Pot を押すと、そのチャンネルの EQ がバイパスとなります。
• 数値を入力すると、
SAC-2k のタイム ディスプレイに表示されていた
プロジェクト カーソルの位置が新しい値と入れ換わります。 [HiMid]、
[LowMid]、[Low] ボタン:フェーダー セット モードの EQ "Mid-
• 新しい値の入力に小数点やコロンやセミコ ロンなどは必要はありま High"、"Mid-Low"、"Low"

せん。 • [Snd/Ins 1] ボタン:フェーダー セット モードの "Send 1"


• [Num] ボタン:新しい値を削除し、ロケート機能を無効にします。 • Page 1 - "Level"
• [Enter] ボタン:プロジェクト カーソルを新しい値に応じた位置に • Page 2 - "Enable"
セットします。 • Page 3 - "Pre"/"Post"
• [Store Marker]:プロジェクト カーソルを新しい値に応じた位置に • Page 4 - バス
セットし、新しい位置にマーカーを作成します。 • V-Pot を押すと、そのチャンネルのセンドがバイパスとなります。

[Num] ボタンの LED が消灯している場合 : [Snd/Ins 2] から [Snd/Ins 4" のボタン ]:フェーダ ー セッ ト モード の
"Send 2" から "Send 4"
• [1] ボタンで、1 つのパラメーター グループのページを段階的に進め
られます。 [Snd/Ins] ボタ ン([Snd/Ins 1] ボ タンの上)の 状態によ り、[Snd/Ins 1]
から [Snd/Ins 4] のボタンは "Send 1" から "Send 4"、または "Send 5" か
• [Shift] ボタンと[1] ボタンを押すと、
最後のページにジャンプします。
• [6] ボタンでページを戻ります。 ら "Send 8" にアサインされます。

• [Shift] ボタンと[6] ボタンを押すと、


最初のページにジャンプします。 [EQs] ボタン("Channel-Strips" セクション)
:選択チャンネル モードの
• [Enter] ボタンを押すと、
下の列の有効パラメーターの名称を表示 /非 EQ
表示に切り換えます。
• Page 1 - "lo" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"、そして
• ファンクション キー [2] から [5] 、[7] から [0] を使用して、あるいは
"mid" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"
ファンクション キーと [Shift] ボタンを同時に押すことによって、プ
• Page 2 - "hi mid" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"、そし
ログラムの各機能にアクセスが可能です。リモート コントローラー
て "hi" バンドの "Gain"、"Frequency"、"Q"、"Enable"
のファン クション キ ーにプロ グラムの機 能をアサ インする方 法に
• V-Pot を押すと EQ はバイパスとなります。
ついては、
『オペレーション マニュアル』を参照してください。
いくつかのキーはすでにアサインされています(変更も可能です): [Inserts/Sends] ボタン:選択チャンネル モードのセンド
[5] ボタン:最後の操作をアンドゥ(取り消し)します。[Shift] ボタ • Page 1 - "Send 1" から "Send 8" の "Level"
ンを押しながら [5] ボタンを押すと、アンドゥをアンドゥ(すなわち • Page 2 - "Send 1" から "Send 8" の "Enable"
リドゥ)します。 • Page 3 - "Send 1" から "Send 8" の "Pre/Post"
[7] ボタン:コピー、[Shift] ボタン +[7] ボタン:カット • Page 4 - "Send 1" から "Send 8" のバス

12
リモート コントロール デバイス
• V-Pot を押すとセンドはバイパスとなります。 Tascam US-428
[Dynamics] ボタン:選択チャンネル モードのルーティング US-428 は、最高 64 の VST ミキサー チャンネルをリモート コントロー
• Page 1 - 出力バス、モニター、入力バス、インプット ゲイン、イン ルできます。
プット フェーズ • 「デバイス設定(Device Setup)」ダイアログに "Tascam US-428" デ
• V-Pot を押すとモニターのオン / オフを切り換えます。
バイスを追加すると、リモート ステータス ウィンドウが現れます。
[MIDI] ボタン:選 択チャ ンネ ル モ ードの インサ ート、[Shift] ボ タン 現在リモート デバイスによってコントロールされているバンク(お
+[Inserts/Sends] ボタ ン:グロ ーバル モード のセン ド エフ ェクト、 使いのアプリケーションの 8 つのチャンネルからなるグループ)が
[Shift] ボタン +[Dynamics] ボタ ン:グローバ ル モード のマスタ ー エ 示されます。他のバンクを選択するには、ウィンドウ のポップアッ
フェク ト、[Shift] ボタン +[MIDI] ボタン:グローバル モー ドのインス プ メ ニュー、あ るいは リモ ート デバイ ス上の [Bank Left] / [Bank
トゥルメント の詳細については、16 ページの『Mackie Control と Cu- Right] ボタンを使用します。
base の使用』の章を参照してください。 • US-428 の各トランスポートキーは、プログラムのトランスポート機
能に対応します。
有効な機能は以下のとおりです。
• マーカーを設定するには、[Set] + [Locator] キーを押します。
[Instrument] ボタン : 選択チャンネル モードのインストゥルメント • [Null]ファ ンク ショ ン キー を押 しな が らフ ェー ダー を 動か すと、
• Page 1 - インストゥルメントの選択 フェーダー上の "Select"、および "Rec" インジケーターに、フ ェー
• Page 2-n - インストゥルメントのパラメーター ダーの位置 がプログ ラムの現 在のフェー ダー レベル を上回っ てい
るか、下回っているかが示されます。
Roland MCR-8 上のインジ ケーター の点灯はパ ネル上の フェーダー ポジショ ンが
フェーダー レベルを上回っていることを示し、下のインジケーター
リモート操作を開始する前に、MCR-8 の "Mode" スイッチを "4"
が点灯していれば、その逆であることを示します。イ ンジケーター
に設定しておいてください。
が 2 つとも消 えていると きは、そのチャ ンネルの フェーダー ポジ
Roland MCR-8 は、16 個の VST チャンネルとトラン スポートをリモー ションは一致しています。
ト コントロールできます。チャンネル 1-8 とチャンネル 9-16 のコント US-428 は、「MIDI フィードバック 」をサポートし ているので、
ロールを切り換えるには [A / B] スイッチを使います。各 チャンネル ス ミュート(Mute)/ ソロ(Solo)の区別、チャンネルの選択状況、
トリップについて、以下の MCR-8 のパラメーターが、VST の対応する EQ バ ンド、Aux1-4、トランスポ ートの現 在状況(ス テータス)
パラメーターをコントロールします。 を、US-428 のパネル上に表示させることができます。これら(お

• フェーダー レベル、ミュート、ソロ、パン よび フェー ダー ポ ジショ ンの表 示)を使 えるよ うにす るには、


Cubase と US-428 の間で、双方向による MIDI 接続が必要です。
以下の MCR-8 のトランスポートが、プログラムのトランスポートに対
応します。
ミキサー
• 再生、ストップ、レコード、巻戻し、早送り
US-428 の以下の各コントロールは、VST ミキサーの各 チャンネル スト
MCR-8 は、
「MIDI フィードバック」をサポートしていません。つ リップに対するパラメーターをリモート コントロールします。
まり、プログラムの各パラメーターの現在状況(ステータス)が
• Fader : ボリューム
MCR-8 に知 らされることは ありません。MCR-8 とプロ グラムの
• Solo / Mute : ソロ / ミュート([Solo] スイッチを使って選択)
間は「一方通行の」MIDI 接続となります。
• Select : 編集するチャンネルの選択
• Pan-Dial : パン
• EQ-Gain
[Low]、[LoMid]、[HiMid]、[High] ボタンで選択された各バンドに対
して、EQ のゲイン(Gain)を制御します。これらは、プログラムの
4つの EQ バンドに、左端から順に対応します。

13
リモート コントロール デバイス
• EQ-Freq ミキサーのチャンネル 1-32 に対して、リモート操作の可能なパラメー
[Low]、[LoMid]、[HiMid]、[High] ボタンで選択された各バンドに対 ターは以下のとおりです。
して、EQ の周波 数(Freq.)を制御します。これらは、プロ グラム
01V のパラメーターの値の範囲が、対応するパラメーターの範囲
の 4 つの EQ バンドに、左端から順に対応します。
と一致しない場合もあります。
• EQ-Q
• フェーダー レベル、ミュート、パン
[Low]、[LoMid]、[HiMid]、[High] ボタンで選択された各バンドに対
これらのパラメーターに対する 01V のコントロール類が、プログラ
して、EQ の "Q" 値 を制御します。これ らは、プログラム の 4 つの
ムの対応するパラメーターをリモート コントロールします。
EQ バンドに、左端から順に対応します。
• " センド(Sends)"1-6
• Aux1-4、およびシャトル ホイール
01V の Aux 1-4 は " センド(Send)" 1-4 を、01V の Effect 1-2 は " セ
" センド(Send)"1-4 に対するエフェクト センド レベル
ンド(Send)
"5-6 をリモート コントロールします。
• [Aux Send] ボタンが選択されていない場合、シャトル ホイールは
• EQ:" 周波数(Freq.)"、"ゲイン(Gain)
"、"Q(Quality)"(4バンド)
「ポジション シャトル」として動作します。
これらのパラメーターに対する 01V のコントロール類が、プログラ
オンになっているボタンを押して、選択を解除します。
ムの対応するパラメーターをリモート コントロールします。
• [Asgn] ボタンを押しながら [Low]、[LoMid]、[HiMid]、[HighEQ] の
• Stereo Master
各ボタンを押すと、対応する EQ バンドの [ オン(Enable)] ボタン
これらのパラメーターに対する 01V のコントロール類が、プログラ
のステータスを切り換えます。
ムの対応するパラメーターをリモートします。
• [Asgn] ボタンを押しながら [Aux1-4] のボタンを押すと、対応するエ
• " センド レベル(Send Level)"1-4 は 01V の Aux Master 1-4 で、" セン
フェクト センド 1-4 の [ オン(Enable)] ボタンのステータスを切り
ド レベル(Send Level)"5-6 は 01V の Effect Master 1-2 でリモート
換えます。
コントロールされます。

Yamaha 01V レイアウト 1では、01Vは以下の VSTチャンネルをコントロールします。

Yamaha 01V は、ご使用の アプリケーションをリモート コントロール • チャンネル 1-12、13 / 14、15 / 16 が、チャンネル 1-14 をコントロー
できます。リモートによる操作を開始する前に、01V を次のようにセッ ルします。
トアップしておく必要があります。 • 01V の Return 1 / 2 が、チャンネル 15 / 16 をコントロールします。

• MIDI パラメーターの "Change" と "Receive" を使用可能にします。 レイアウト 2 では、01V は以下のチャンネルをコントロールします。


• MIDI コントロールの "Change" と "Receive" を使用不可にします。
• チャンネル 1-12、13 / 14、
15 / 16 が、チャンネル 17-30 をコントロー
• "Device ID / MIDI Channel Receive" は "1" に設定します。 ルします。
• "Local Control" を "Off" にします。 • 01V の Return 1 / 2 が、チャンネル 31 / 32 をコントロールします。
"Local Control : Off" が選択されると、リモート がただちに使用可能
となります。

01V によるご使 用のアプリケーショ ンのリモート操作はき わめて単純


で、
(ほとんど)すべての VST パラメーターに対して、01V のミキサー
にも同じようなパラメータ ー コントローラーが存在します。モーター
フェー ダー、インジケーターなど を使って、リモート可能な すべての
パラメ ーターの現在状況(ス テータス)が、01V にフィード バックさ
れてパネルに表示されます。この機能を使えるようにするには、01V と
プログラムの間で、双方向による MIDI 接続が必要です。

32 のチャンネルに対するリモート を可能にするために、2 つの独立し


たコントロール「レイアウト」が使われていて、それぞれが 16 チャン
ネルずつ、VST チャンネルをリモートする仕組みになっています。01V
の [Memory] ボタンを使って、VST のレイアウト 1 とレイアウト 2 の切
り換えを行ないます。ページ 1 = VST レイアウト 1、ページ 2 = VST レ
イアウト 2 と、それぞれ対応します。

14
リモート コントロール デバイス
Yamaha DM2000/DM 2000v2 Yamaha 01v96v2
Yamaha DM2000 は、事実上すべてのコンソール パラメーターのオー Yamaha 01V96V2 は、事 実上すべてのコンソール パラメーターのオー
ト メーシ ョンに フル対応 したデ ジタル ミキシ ング コ ンソー ルです。 トメ ーショ ンにフ ル対応 したデ ジタル ミキシ ング コ ンソー ルです。
Cubase や Nuendo などのデジタル オーディオ ワークステーションと Cubase や Nuendo などのデジタル オーディオ ワークステーションと
融合して劇的な効果を発揮できるような設計になっています。 融合して劇的な効果を発揮できるような設計になっています。

• その機能やパラメーターの詳細については、Yamaha DM2000 付属 • その機能やパラメーターの詳細については、Yamaha 01v96v2 付属


の説明書を参照してください。 の説明書を参照してください。

有効な機能は以下のとおりです。
Yamaha 02r96v2
AUTOMIX セクション
Yamaha 02R96V2 は、事実上すべ てのコンソール パラメーターのオー
ユーザー DM 2000ボタン プログラムで対応する機能
トメ ーショ ンにフ ル対応 したデ ジタル ミキシ ング コ ンソー ルです。
定義キー
Cubase や Nuendo などのデジタル オーディオ ワークステーションと
#3 Abort ドロップアウト モード タッチ フェーダー
融合して劇的な効果を発揮できるような設計になっています
#4 Auto rec ドロップアウト モード オートラッチ
• その機能やパラメーターの詳細については、
Yamaha 02r96v2 付属の
#5 Return ドロップアウト モード クロスオーバー
説明書を参照してください。
#6 Relative トリムモード
#7 Touch sense 全トラックの書き込み可能オン / オフ切り
換え Yamaha 01x
Yamaha 01X は、事実 上すべ てのコ ンソー ル パラメ ーター のオー ト
• [Auto]: 書き込み可能 メー ション にフ ル対応 したデ ジタル ミキ シング コ ンソー ルです。
• [Set] + [Auto]: 読み取り可能 Cubase や Nuendo などのデジタル オーディオ ワークステーションと

• DM2000 には [Aux9] から [Aux12] にスタジオ センド 1-4 を追加 - 操 融合して劇的な効果を発揮できるような設計になっています。

作はセンド(ボリューム、オン / オフ、プ リ / ポス ト対応)の場合 • その機能やパラメーターの詳細については、


Yamaha 01x付属の説明
と同じです。 書を参照してください。
• マトリックス [Aux9] から [Aux12] を使用すると、フェーダーの上か
有効な機能は以下のとおりです。
らスタジ オ センド 1-4 をエンコ ーダーにア サインす ることに なり
ます。 [Shift]+[Send FX]: 選択チャンネルのスタジオ センド
• 選択チャンネル Aux9-12 はスタジオ センド 1-4 をアサインするこ • Page 1 - " Level "
とになります。 • Page 2 - " Enable "
• Page 3 - " Pre/Post "
Yamaha DM1000v2 • Page 4 - " Pan Left/Right "

Yamaha DM1000v2 は、事実 上すべ ての コンソ ール パラ メータ ーの [Instruments]: 選択チャンネルのインストゥルメント(インストゥルメ


オー トメーショ ンにフル対 応したデジ タル ミキシ ング コンソ ールで ント トラック の場合および MIDI ト ラックから VST インスト ゥルメン
す。Cubase や Nuendo などのデジタル オーディオ ワークステーショ ト ラックの VSTi を利用する場合)
ンと融合して劇的な効果を発揮できるような設計になっています。 • Page 1 - インストゥルメントの選択
• その機能やパラメーターの詳細については、Yamaha DM1000v2 付 • Page 2-n - インストゥルメントのパラメーター
属の説明書を参照してください。 • [Shift]+[Instruments]: VST インストゥルメント ラックへのアクセス
(v3.x として)

15
リモート コントロール デバイス
2
Mackie Control と Cubase の使用
Mackie Control における Steinberg レイアウト Mackie Control XT について
この項には、
「Mackie Control 」の Steinberg に特化されたレイアウトの Mackie Control XT 8 チャン ネル 拡張ユ ニット もサポ ートさ れてい ま
説明、そして 8 チャンネル の拡張ユニット「Mackie Control XT」に関 す。すべての フェーダー、エンコ ーダー / ディスプレイは、つな がっ
する情報が記されています。 たサーフェスとして統合されます。以下の点にご注意ください。
• エンコーダー セクションに 1 つのチャンネル(チャンネル ストリッ
Steinberg に特 化した キー ア サイン を示 すオー バーレ イが Mackie
プ モード、もしくはプラグイン)のデータが表示されるとき、パラ
Control に付属してい ます。オーバーレイ は、トランスポート コント
メーターは すべての デバイス のエンコー ダー セクシ ョン上に 左か
ロール の上、Mackie Control の右上部 にかぶせることが できます。こ
ら右に向かって表示されます。
れらのキー アサインによって、プログラムをリモート コントロールす
• フェーダー バンクのナビゲーションとエンコーダー セクションの
ることが可能です。
アサイン 設定は Mackie Control ユ ニットか らコント ロールさ れま
なお、Mackie 社にこの Lexanオーバーレイを発注することが可能です。 す。
詳細はハードウェアの販売店にお問い合わせください。 • Mackie Control と Mackie Control XT ユニットはそれぞれデバイス
次の図は、Mackie Control 用の Steinberg オーバーレイです。 設定から新しいデバイスとして追加する必要があります。
各デバイスに適切な MIDI ポートを割り当てます。
ディスプレイ
セクション • デバイス リストでは、最も上に表示されているデバイスがいちばん
右のチャンネルになり、最も下に表示されているデ バイスがいちば
ファンクション ん左のチャンネルとなります。
キー 使用中の MIDI ポートは "All MIDI Inputs" として機能しませんのでご
[F1]から[F8]
注意ください。
フェーダー
グループ
セクション
基本的なミキシング操作
この項 では、フェーダー とその上にあ るボタン列([SOLO] /[ MUTE] /
[SHIFT] [SELECT] / [REC] / [RDY])の使用方法と、フェーダー操作の対称となる
ボタン
アクション チャンネルの選択方法について説明します。
キー マーカー
セクション セクション
コントロールするチャンネルを選択する
Mackie Control のフ ェーダーは、ご使用の アプリケーションに おける
異な る 8 つのチ ャンネ ル、およびマ スター レベル(これ には単独 の
この章では、Steinberg オーバーレイ上のキー アサインについて
説明します。オーバーレイによって隠される Mackie Control のオ フェーダーが あります)をコントロールするこ とができます。Mackie
Control のフェーダー バンク セクシ ョンとフェー ダー グループ セク
リジナルのラベル表示は言及されません。
ションを使って、コントロールするチャンネルを選択します。

SHIFT ボタンについて
アクショ ン キー セクションの 2 列目右 端に、[SHIFT] ボ タンがありま
す。この [SHIFT] ボタンは、常に他 の各ボタンと組み合わせて用いて、
各ボタンの機能を拡張します。[SHIFT] ボタンだけを押しても何も効果
はありません。

フェーダー バンク セクション

17
Mackie Control と Cubase の使用
Mackie Control の Steinberg キー アサインで、チャンネル ビュー機能
を活用することができます。フェーダー グループ セクションでは、お
使いのアプ リケーションであらか じめ定義された、最初のチャ ンネル
ビューが [1] ボタンに割り当て られ、2 つ目の チャンネル ビューは [2]
フェーダー グループ セクション ボタンに ... と、以下同様に割り当てられています。

フェーダー バンク セクションのコントロール このように、フェーダー グループ セクションのボタンのいずれか 1 つ


を押すことによ り、アプリケーションにおける任意の 8 つ のチャンネ
フェーダー バン ク セクションの [BANK] ボタン(左右の矢印)を押す
ルのビューを切り換えることができます。
と、8 つのチャンネルのセットが、隣りの 8 つのチャンネルのセットに
切り換わります。たとえば、現在ミキサー チャンネル 1-8 をコントロー
フェーダーについて
ルし ている場合、右 の [BANK] ボ タンを押す と、次の 8 つのチ ャンネ
ル、すなわち チャンネル 9-16 をコントロー ルできるようになります。 Mackie Control のフェーダーを利用し て、実際的なレベル コントロー
元のチャンネル セットに戻るには、左の [BANK] ボタンを押します。 ルとミキシ ングを行ない、お使いのア プリケーションの対応す るチャ
ンネル レベルを精密に調節できます。

各フェーダ ーはモーター駆動であ るため、プロジェクトで作成 したす


べてのレベル オートメーションを反映 して、フェーダー位置が自動的
に移動しま す(ただしプロジェクト上 でオートメーションを有 効にし
前の8チャンネルを選択 次の 8チャンネルを選択 ている場合)。

• フェーダー バンク セクションの左右の [CHANNEL] ボタンを押す コント ロールする 8 つのチャン ネルのセット を選択し直 した場合も、
と、フェーダーのチャン ネルの割り当てが、1 チャンネ ルずつ段階 フェーダー位置 は即座に、その新しい 8 つのチャンネルに おける現在
的に移動します。 のレベルを反映するべく移動します。
現在フェーダーがチャンネ ル 9 - 16 をコントロール しているとしま • フェーダーはタッチ センス方式で、フェーダーを手動で操作すると
す。左の [CHANNEL] ボタンを押すと、フェーダーのチャンネルの割 直ちにモーターが「上書き」されます。
り当てが 1 つ左側に移動し、コントロールするチャンネル セットは、 つまり、すでにレ ベルがオー トメーション 化されてい る場合でも、
チャンネル 8-15 となります。 いつでもフェーダーに触れてオートメーションを上 書きすることが
• フェーダー バンク セクションの [FLIP] ボタンを押すと、フェーダー 可能です。これは、デスクトップ上でマウスを使 用して、移動して
と V-Pot の 間で、パラメーターの割り当てが切り換わります。すな いる画面上のフェーダーを直接操作する場合と同じです。
わち、フェーダーでコントロールしていた パラメーターを、対応す • フェーダ ーのモ ーター が動作す る際の 音は非常 に小さ いもので す
る V-Pot でコントロールすることになります(逆も同様)
。 が、それでも完全に無音状態にしたい状況もある でしょう(たとえ
• フェーダー バンク セクションの [EDIT] ボタンを押すと、現在の選択 ば、非常にソフトで微妙な音楽のミックスを行なう場合など)。その
部分(トラック、イベントなど)に対応する各 種のエディターが開 ような場合、
アクション キー セクションにある [MOTORS] ボタンを
きます。 押して、モーターの動作を一旦を停止することができます。
• [SHIFT] ボタンを押しながら [EDIT] ボタンを押すと、現在アクティブ 作業が終了したら、再度 [MOTORS] ボタンを押します。フェーダー
な(最も手前に表示されている)ウィンドウが閉じられます。 のモーターがふたたび動作して、フェーダー位置が 直ちに現在の設
定レベルを反映するべく移動します。
フェーダー グループ セクションのコントロール
モーターの動作を停止しても、プログラムのオートメーションに
アプリケーションでミキサー ウィンドウの「ビュー プリセット」を作 影響はありません。プロジェクト内のすべてのオートメーション
成するには、まず表示したいミ キサー チャンネルの構成を行なってか データは、通常通りに再生されます。
ら、ミキサー ウィンドウ左下にある [ ビュー セットの追加(Store View
Set)] ボタンをクリックします。

18
Mackie Control と Cubase の使用
REC / RDY SELECT ボタンについて
V-Pot のすぐ下にある [REC/RDY] ボタンを押して、各トラックを録音待
機(Record Ready)状態にしま す。LED が点灯して、その トラックが
待機状態であることを示します。
フェ ーダー のすぐ上 に [SELECT] ボタン の列が ありま す。いずれか の
チャンネルの [SELECT] ボタンを押すと、そのチャンネルが選択された
状 態と なり 、詳 細 な設 定を 行な える よ うに なり ます(2 0 ペ ージ の
『セレクテッド チャンネル モード』参照)。

• 一度に選択できるのは 1 チャンネルだけです。

[REC/RDY] ボタンの下にある "SIGNAL" LED は、各チャンネルの信号状 • あるチャンネルをソロにすると、自動的に選択され た状態になりま

況を示します。アプリケーショ ンの各チャンネルのレベル メーターが す。

何らかの動きを示すと同時に、LED が点灯します。 • あるチャンネルを選択した後、フェーダー コントロールを目的に他


の 8 チャンネルのセットを選択した場合、その [SELECT] ボタンは消

MUTE / SOLO 灯します。


チャンネルは依然として選択されたままですが、現 在のフェーダー
セットには該当のチャンネルが表示されない状 態となるため、ボタ
ンは消灯します。

ミキサー オートメーションについて
[REC/RDY] ボタンの下にある 2 列のボタンで、各チャンネルのミュート
/ ソロが可能です。次のルールが適用されます。 アクショ ン キー セクションの 上側にある [READ] / [WRITE] ボタンは、
プログラムのミキサー オートメーションの「読み込み(Read)」/ 「書
• 同時に複数のチャンネルのミュート / ソロができます。 き込み(Write)」モードに対応します。ミキサー オート メーションを
• [MUTE] / [SOLO] ボタンは、
常に現在の 8 つのチャンネルのセットに リモート コントロールすることが可能です。
おける状態を示します。
• [READ] ボタンを 押すと、選択し たチャンネ ルのオー トメーショ ン
つまり、あるチャンネルをミュートしてから、他のチャンネル セッ
データ読み込みのオン / オフを切り換えます。
トに切り 換えた場合 は、[MUTE] ボ タンは消灯 します(言い換 えれ
ば、あらたなチャンネル セットのミュート / ソロ状況を示します)
。 • [SHIFT] ボタンを押しながら [READ] ボタンを押すと、すべてのチャ
ンネルについて、オートメーション データ読み込みのオン / オフを
チャンネルをソロにした場合、Mackie Control パネルの右上部に
一律に切り換えます。
ある "Rude Solo" インジケーターにより、
「いずれかのチャンネル
• [WRITE] ボタンを押すと、選択したチャンネルのオートメーション
がソロになっている」ことが示されます。
データ書き込みのオン / オフを切り換えます。
[Solo Defeat] ボタンを押して([SHIFT] ボタンを押 さずに、ある
• [SHIFT] ボタンを押しながら [WRITE] ボタンを押すと、すべてのチャ
いは押 しながら)、すべてのチ ャンネル、あるいは複数 チャンネ
ンネルについて、オートメーション データ書き込みのオン / オフを
ルの組み合わせのミュート / ソロを解除することも可能です(29
一律に切り換えます。
ページの『ウィンドウの操作』参照)。

19
Mackie Control と Cubase の使用
コントロール ストリップのアサイン 3 つのモードについて
この 項では、コントロール ストリップのア サインを行ない、す べての Mackie Control は、3 つの モード(セレクテッド チャン ネル、フェー
VST セッティング(EQ、エフェクト センド、エフェクト、VST インス ダー セット、グローバル)のいずれかで動 作します。使用されるモー
トゥル メントのパラメーターな ど)にアクセスする方法に ついて説明 ドは、どのパラメーター グループが選択 されるかに依存します。たと
します。ま た、Mackie Control のディスプ レイに示される各 パラメー えば、"Assignment" セクションの [PAN] ボタンを押した場合、Mackie
ター ページに関しても説明します。 Control はフェーダー セット モードとなります。

3 つのモードの各機能について、以下のページで説明します。
基本的な手順
セレクテッド チャンネル モード
パラメーター グループを選択する
このモードでは、選択された 1 つのチャンネルに対して、8 つの異なる
ディスプレイに各パラメーターの設定を表示して、V-Pot を使ってその
パラ メー ターに 同時に アクセ スする こと が可能 です。一般 的なミ キ
設定を編集する際には、あらか じめ対応するパラメーター グループを
サー コンソールで、1 つのチャンネルに対するパン、EQ、センドなど
選択する必要があり ます。これを行なうには、"Assignment" セクショ
の、縦に並ぶチャンネル ストリップで作業 を行なうのと同様に考えれ
ン、またはアクション キー セクションにあるボタンを押します。
ば判りやすいでしょう。

このモードのパラメーター グループを 選択すると、ディスプレイには


次のように表示されます。

上の行には、利用できるパラメーターの名前が表示されます。各パラ
メーターは、対応するV-Pot でコントロールできます。この例では、V-
Pot 1で "Freq1"パラメーターを、V-Pot 2 で"Gain1"パラメーターをコン
トロールできます。

選択さ れたパラ 選択された 現在選択しているパラ メーターの


アクション キー セクション メ ータ ー グ チャンネル ページ数と現在表示し ているペー
ループの名前 ジを示します。この例は、2ページ
あるうちの 1 ペー ジ目を表示して
いることを示しています。

• フェーダーのす ぐ上部にある 8 つの [SELECT] ボタンを押 して、


セレ
クテッド チャンネ ル モードで編集するチャンネルを選択します。
詳細については、19 ページの『SELECT ボタンについて』を 参照し
てください。

"Assignment" セクション

20
Mackie Control と Cubase の使用
フェーダー セット モード 上の行には、利用 可能なパラメーターの名前が 表示されます。多くの
パラメー ターから構成される場 合も、1 つのページの 4 つのパラメー
このモー ドでは、8 つのチャンネル(現在のフェー ダー セット)に対 ターのみが表示されます(長い名前を表示するため)。各パラメーター
して、1 種 類のパラメータ ーを選択して編 集できます。一般的 なミキ は、2つの V-Potでコントロールできます。この例は、V-Pot 1または V-
サー コンソールで、8 つのチャンネルに横 1 列に並ぶパン コントロー Pot 2で "Octave"パラメーターを、V-Pot 3 またはV-Pot 4 で"Semitone"
をコントロールできる状態です。
ルなどで作業を行なうのと同様に考えれば判りやすいでしょう。

現 在選 択 して い るパ ラメ ー ター の
ページ 数と現在表示してい るページ
選択された 編集可能な を示します。この例は、2ページある
パラメーター パ ラ メ ー うちの 1 ページ目を表示 しているこ 選択 さ れた パラ メ ー VST インストゥル 現在 選択 して いる パラ
グループの名前 ター とを示しています。 ター サブグ ループ の メントの名前 メー ター のペ ージ 数と
名前 現在 表示 して いる ペー
パラ メータ ー サブ グ ジを 示 しま す。こ の例
ルー プ の名 前に つ い は、8ページあるうちの
ては22ページの『パラ 2ページ目を表示してい
メー ター サ ブグル ー ることを示しています。
プについて』参照

下の行には、現在のフェーダー セットにおける 8 つのチャンネル


の名前が表示されます。対応する V-Potで、8つのチャンネルの 1つ コントロール ストリップの使用
ずつに対して、選択したパラメーターをコントロールできます。こ
の例は、V-Pot 1は "Ch1"の "Pan"パラメーターを、V-Pot 2は "Ch2" パラメーター グループ
(またはパラメーター サブグループ - 下記参照)
の"Pan"パラメーターをコントロールできる状態です。 を選 択したら、次に 希望する パラメー ターを含む ページを 開きます。
"Assignment" セクションの上部にある [I/O] ボタン、または [SEND] ボ
• フェーダー バンク セクション、あるいはフェーダー グループ セク
タンを押して前後のページへ移動します。
ションのボタンを使って、編集対象とするチャンネル セット(8 つ
のチャンネル)を選択します(17 ページの『コントロールするチャ
ンネルを選択する』を参照してください)

グローバル モード
ここで は、グローバル設定、すなわ ち、チャンネルごとの設 定ではな
い、各機能の設定を行な います。これには、センド エフェクト、マス • [SHIFT] ボタン(アクション キー セクション 2 列目右側のボタン)を
ター エフェク ト、VST インストゥルメントなどの パラメーター設定が 押しながら [I/O] ボタン、または [SEND] ボタンを押すと、有効なパ
含まれます。 ラメーター ページの最初または最後に移動します。
選択したパラメーター グ ループによって、ディスプレイの内容は異な パラメー ターがディスプレイに 表示されたら、対応する V-Pot を動か
ります。ここで は "Instrument" グループが選択さ れており、現在アク して、値を調整します。
ティブな うちの、1 つの VST イ ンストゥルメントにおける 設定が表示
• V-Pot を動かすと、ディスプレイはパラメーター名の代わりに、その
されている状態です。
パラメーターの値を表示します。
V-Pot を動かした後、わ ずかな時間だけ、い ま設定した値が表 示さ
れ、その後パラメーター名の表示に戻ります。
• パラメーターの値を変更せず、確認するだけの場 合は、ディスプレ
イ セクションの "[Name/Value] ボタンを押します。
これによって、ディスプレイにはパラメーターの値が表示されます。
再度 [Name/Value] ボタンを押すと、パラメーター名の表示に戻りま
す。
• パラメーターの値は、V-Pot の周りにある LED でも示されます。

21
Mackie Control と Cubase の使用
パラメーター サブグループについて シンボルについて
設 定項目の 多くは 以下のよ うに構成 されて います:パラ メータ ー グ 以下のページでは、各パラメーター グループについて説明しています。
ループ("Assignment"、またはアクショ ン キーのセクションのボタン このパラメーター グループは、3 つのモード - セレクテッド チャンネ
を押してアクセスします)には、1 つ、または複数のパラメーター ペー ル、フェーダー セット、グローバル - に分かれます。
ジが含まれ ており、それぞれに 1 つ、または複数のパ ラメーターがあ
本章では、見分 けやすいように各ペー ジの上部のシンボルで各 モード
ります。
を示しています。
けれども、センド エフェクト、マスター エフェクト、インストゥルメ
ント(以上グローバル モード)、インサート(セレクテッド チャンネ
ル モード)には、もう 1 つのパラメーターの階層があります。これは
「縦」のセレクテッド チャンネル モード
「パラメーター サブグ ループ」と呼ばれます。たとえ ば、マスター エ
フェクトのパラメーターは、次のように構成されています。

"Master Effect" パラメーター グループには、8 つのサブグループ、つま 「横」のフェーダー セット モード


り各インサート エフェクト スロットごとに、1 つのサブグループが含
まれて います。各サブグループに は、いくつかのパラメータ ーを含む
いくつ かのページが含まれて います(これらの数は、アクテ ィブなエ グローバル モード
フェクトの種類に依存します)。 Mackie Control ディスプレイで、パラメーター グループに 1 ページ以
• 別のパラメーター サブグループを選択するには、現在のサブグルー 上のパラメーターがある場合は、次のシンボルで示します。
プの最初のページを開き、V-Pot 1 を動かします。
下図は、マスター エフェク ト グループの最初のパラメ ーター サブ
グループにおける、最初のページです。
Mackie Control の "Assignment" セクションにある [I/O / Sends] ボタン
マスター エフェクト スロット 1 を表しています。V-Pot 1 を使っ で、ページを切り換えます。
て、別 のパラメーター サブグルー プ(すなわち別のマスター エ
フェクト スロット)を選択します。 たとえば下図の場合、[I/O / Sends] ボタンを使って、"Level" と "Enable"
の各パラメーター ページを切り換えます。

22
Mackie Control と Cubase の使用
セレクテッド チャンネル : EQ セレクテッド チャンネル : FX センド
現在選 択されているチ ャンネルの EQ コント ロールにアクセ スするた 現在選 択されてい るチャンネ ルのエフェ クト センド コントロー ルに
めには、"Assignment" セクションの [EQ] ボタンを押します。[SHIFT] ボ アクセスするためには、"Assignment" セクションの [DYN] ボタンを押
タン +[EQ] ボタンを 押すと、選択されたチャンネルの1 バンドがペー します。[SHIFT] ボタン +[DYN] ボタンを押すとフェーダー セット モー
ジごとに表示されます。 ドの "FX Send 1" から "FX Send 8" まで移動します。

フェーダー上部の [SELECT] ボタンを押して、チャンネルを選択します。 フェーダー上部の [SELECT] ボタンを押して、チャンネルを選択します。

EQ コントロールは、2 ページに分かれます。 センドのコントロールは、4 ページに分かれます。

• Page 1 • Page 1
4 バンドの周波数(Freq)、ゲイン(Gain) 8 つのセンド レベル
• Page 2 • Page 2
4 バンドの EQ オン(Enable)/ オフ(Disable)、"Q" のコントロール 8 つのセンドオン(Enable)/ オフ(Disable)
• Page 3
プリ(Pre)/ ポスト(Post)フェーダー モード
• Page 4
センドの出力バス(Bus)の選択

出力バスの選択は、FX センド の信号を内蔵エフェクト、グルー


プ チャンネル、またはハードウェアの出力バス(サウンドカード
に複 数の出力 がある場 合)などに 直接送る 場合に行 なうも ので
す。

23
Mackie Control と Cubase の使用
セレクテッド チャンネル : インサート セレクテッド チャンネル : Studio センド
現在 選択されて いるチャン ネルのイン サート エフ ェクト コン トロー 現在選択されているチャンネルの Studio センド コントロールにアクセ
ルにアクセスするためには、"Assignment" セクションの [PLUG INS] ボ スするためには、アクション キー セクションの [SENDS] と [SHIFT] ボ
タンを押します。 タンを押します。

フェーダー上部の [SELECT] ボタンを押して、チャンネルを選択します。 フェーダー上部の [SELECT] ボタンを押して、チャンネルを選択します。

• "Page 01" が選択されている場合は、V-Pot 1 を動かして、編集した


いイ ン サ ート ス ロ ッ トを 選 択で き ます( 22 ペー ジ の『パラメー Studio センドのコントロールは 4 ページに分割されています。
ター サブグループについて』参照)。 • Page 1
選択 したイ ンサート スロット にエフェ クトが 選択され ていない 場合 各 Studio センドのセンド レベル
は、ディスプレイには "No Effect" と表示されます。 • Page 2
各 Studio センドのオン(Enable)/ オフ(Disable)
• Page 3
プリ(Pre)/ ポスト(Post)フェーダー モード
• Page 4
ご使用 のプログラムにプラグイ ンを追加している場合、こ のエフェク
Studio センド信号のパン コントロール
ト スロットで現在選択され たプラグインがディスプレイに表示されま
す。また、ペー ジ数の表示は、プラグイ ンのすべてのパラメ ーターを
表示するのに必要なページ数となります。

“Reverb32”プラグインを選択した場合は、このようになります。

24
Mackie Control と Cubase の使用
セレクテッド チャンネル : インストゥルメント フェーダー セット : パン
現在選択されているチャンネ ルのインストゥルメント コントロールに 現在の フェーダー セットのパ ン コントロ ールにアク セスするた めに
アクセスするためには、アクション キー セクションの [INSTRUMENTS] は、"Assignment" セクションの [PAN] ボタンを押します。
ボタンを押します。

フェーダー上部の [SELECT] ボタンを押して、チャンネルを選択します。

それぞれの V-Pot を使って、現在のフェーダー セットにおける、各チャ


ンネルのパンをコントロールします。

25
Mackie Control と Cubase の使用
グローバル:センド エフェクト グローバル:マスター エフェクト
Mackie Control から、FX チャンネルの最初のインサートに読み込まれ Mackie Control から、メイン の出力バ スのマス ター エフ ェクト セク
ている エフェクトのパラメータ ーをコントロールでき ます。これらの ションに起 動されている各エフェク トのパラメーターをコン トロール
エフ ェクトにア クセスす るためには、ア クション キ ー セクショ ンの できます。これ らのエフェクトにア クセスするためには、アク ション
[SENDS] ボタンを押します。 キー セクションの [MASTER] ボタンを押します。

• "Page 01" が選択されている場合は、V-Pot 1 を動かして、編集した


• "Page 01" が選択されている場合は、V-Pot 1 を動かして、編集した
いエ フ ェ クト ス ロ ッ トを 選 択で き ます(22 ページの『パラメー
いエ フ ェク ト ス ロ ット を 選択 で き ます(2 2 ペー ジ の『パラメー
ター サブグループについて』参照)。
ター サブグループについて』参照)。
選択し たスロットにエフェクト が選択されていない場 合は、ディスプ
選択したス ロットにエフェクトが 選択されていない場合は、デ ィスプ
レイには "No Effect" と表示されます。
レイには "No Effect" と表示されます。

ご使用 のプログラムにプラグイ ンを追加している場合、こ のエフェク


ト スロットで現在選択され たプラグインがディスプレイに表示されま ご使用のプ ログラムにプラグイン を追加している場合、このエ フェク

す。また、ペー ジ数の表示は、プラグイ ンのすべてのパラメ ーターを ト スロットで現在選択されたプラグイン がディスプレイに表示されま


表示するのに必要なページ数となります。 す。また、ページ 数の表示は、プラグイン のすべてのパラメー ターを
表示するのに必要なページ数となります。
“Reverb32”プラグインを選択した場合は、このようになります。
“Symphonic”プラグインを選択した場合は、このようになります。

26
Mackie Control と Cubase の使用
グローバル:インストゥルメント
Mackie Control から、
Cubase の VST インストゥルメント ラックに起動
した 各インス トゥルメン トのパラメ ーターをコ ントロー ルできます。
こ れらに アクセ スする ために は、アクシ ョン キー セ クショ ンの
[INSTRUMENTS] ボタンを押し、[SHIFT] ボタン を押します。

• "Page 01" が選択されている場合は、V-Pot 1 を動かして、編集した


い VST インストゥルメント スロットを選 択できます(22 ページの
『パラメーター サブグループについて』参照)

選択 したスロ ットにイン ストゥルメ ントが選択 されてい ない場合は、


ディスプレイには "No Effects" と表示されます。

ご使用の プログラムにインストゥ ルメントのプラグインを 追加してあ


る場合、こ のスロットで現在選択さ れたプラグインがディ スプレイに
表示さ れます。また、ページ数の表 示は、プラグインのすべ てのパラ
メーターを表示するのに必要なページ数となります。

27
Mackie Control と Cubase の使用
トランスポート コントロール トランスポートのコントロールの機能
この項では、Mackie Control からお使いのアプリケーションの再生、録 Mackie Control のトランスポート コン トロールは、パネルの右下にあ
音、ポジシ ョニング、および時間表示 をコントロールする方 法につい ります。
て説明します。

巻戻し 早送り 停止 再生 録音

カーソル キー
30 ページの『カーソル
キー』参照

ジョグ ホイール

• [SHIFT] ボタンを押しながら [REWIND] / [FAST FWD] ボタンを押す マーカーを使った作業


と、プロジェクト カーソルがプロジェクトの開始 / 終了の位置に移
動します。

ジョグ ホイールについて
ジョ グ ホイール はプログラ ムのプロジ ェクト カー ソルを移動 する際
に使用 します。ジョグ ホイ ール上部の [SCRUB] ボタ ンを押した場合、
プログ ラムのジョグ機能(音を 再生しながら早送り、巻 き戻し)が使
用できます。
Mackie Control を使 用し、プロジェクト内で あらかじめ定義し た特定
のマー カー ポジシ ョンにプロ ジェクト カ ーソルの位 置を直接移 動さ
せることが 可能です。また、マーカーを プロジェクトの現在の 位置に
追加することもできます。マーカーの使用方法としては、おそらく "L"
/ "R" マーカー、すなわち左右ロケーターの各ポジショ ンに移動するの
が最も一般的でしょう。

28
Mackie Control と Cubase の使用
マーカー ポジションへの移動 • [SHIFT] ボタンを 押しながら [SAVE] ボタン を押すと 、現在のプ ロ
ジェクトのバックアップ コピーを保存します。
"MARKERS" セクション(トランスポート コントロールのすぐ上)にあ
「ファイ ル(File)
」メ ニューから「新 しいバージ ョンを保存(Save
る [PREV] / [NEXT] ボタンを押して、プロジェクト内の現在のカーソル
New Version)
」を行なうのと同じです。
の位置から、その次、あるいは 1 つ手前のマーカー ポジションに移動
• [REVERT] ボタンを押すと、現在のプロジェクト内容が、最後に保存
します。
した状態に戻ります。
マーカーの追加 「フ ァ イ ル(File)」メ ニ ュ ーか ら「最 後 の 保 存 時 の 状 態 に 戻 す

1. プロジェクト カーソルを、マーカーを追加したい位置に配置しま (Revert)


」を行なうのと同じです。

す。
2. "MARKERS" セクションの [ADD] ボタンを押します。 編集機能
プロジ ェクト内 の現在 のカー ソルの位 置にマ ーカーが 追加さ れま
す。

タイム ディスプレイについて
ディスプレイセクションの [SMPTE/Beats] ボタンを押すと、ご使用のア
プ リケー ション のプロ ジェク ト設 定で選 択する のと同 様に、Mackie
アクション キー セクションの [UNDO" / "REDO] ボタンには、次のよう
Contol のタ イム ディスプレイが「小節 & 拍」とタイムコー ド フォー
な機能があります。
マットの間で切り換わります。
• [UNDO ] ボ タ ンを 押 す と ご使 用の アプ リ ケー ショ ンで 最 後 に 行
この変 更は、アプリケーション上の トランスポートバーに も反映しま なった操作 内容を取り 消します(アンドゥ)。
す。
• [SHIFT] ボタンを押しながら [UNDO] ボタンを押すと
「 編集履歴
(Edit
Cubase のトランスポート上でタイム ディスプレイを変更した際 History)
」ダイアログが開きます。
は、この変 更は Mackie Control に反映しませ ん。タイム ディス • 再度「UNDO」するには [REDO] ボタンを押します。
プレイを Mackie Control 上で変更した時点で、アプリケーション
の プロジ ェクト 設定の フレー ム レ ートと ディ スプレ イ フ ォー ウィンドウの操作
マットと同一の表示となります。

その他の機能
この項 では、Mackie Control のパネル で利用できる、その他 の機能に
ついて説明します。

プロジェクト機能

"MARKERS" セクションの上部、および左側にあるボ タンを使って、ご


使用 のアプリケ ーションの プロジェク ト機能を コントロー ルしたり、
ウィンドウの開閉を行なうことができます。
• [LEFT] ボタンを押すと、現在左ロケーターとして指定されている位
置に、プロジェクト カーソルを配置します。
アクション キー セクションの [SAVE] / [REVERT] ボタンには、次のよう
な機能があります。 • [SHIFT] を押しながら [LEFT] ボタンを押すと、現在のカーソルの位置
に左ロケーターを設定します。
• [SAVE] ボタンを押すと、現在のプロジェクトを保存します。
「ファイル(File)」メニューから「保存(Save)」を行なうのと同じ • [RIGHT] ボタンを押すと、現在右 ロケーターと して指定されて いる
位置にプロジェクト カーソルを配置します。
です。

29
Mackie Control と Cubase の使用
• [SHIFT] を押しながら [RIGHT] ボタンを押すと、現在のカーソルの位
置に右ロケーターを設定します。
• [CYCLE] ボタンを押すと、プログラムのサイクル モードのオン / オ
フが切り換わります。この設定はトランスポ ートバーに反映されま
す。 Mackie Control のリア パネルのスイッチ、および各入力端子
• [PUNCH] ボタンを押すと、プログラムのオートパンチインのオン /
フットペダルに対して機能を割り当てる 手順は、ファンクション キー
オフが切り換わります。この設定はトランスポートバーに反映され
における場合と同様です(上記参照)。
ます。
• [PROJECT] ボタンを押すと、現在のプロジェクト ウィンドウが手前
カーソル キー
に表示されます。
• [MIXER] ボタンを押すと、ミキサー ウィンドウを開閉します。
• [MOTOR] ボタンを押すと、モーター フェーダーの動作オン / オフが
切り換わります(18 ページの『フェーダーについて』参照)。
• [SOLO DEFEAT] ボタンを押すと、すべてのチャンネルのソロがオフ
になります。
• [SHIFT] ボタンを押しながら [SOLO DEFEAT] ボタンを押すと、すべて
のチャンネルのミュートがオフになります。

Mackie Control の右 上、ディスプレイの隣に、"RUDE SOLO" と表示さ


れる LED があります。これは、いずれかのチャンネルがソロになった
場合に点灯します。

ジョグ ホイールの左にあるカーソル キーは、お使いのアプリケーショ


ンにおいて、PC キーボードの矢印キーと同様に機能します。
RUDE SOLO LED
パラメーター ディスプレイ上でのレベル メーターの表示
ファンクション キー
[SHIFT] ボタンと [ SMPTE/Beats] ボタンを押すと、パラメーター ディス
プレイ上に各チャンネルのレベル メータ ーを表示させることができま
す。もう一度同じボタンを押すとパラメーター モードに戻ります。

[F1] から [F8] のファンクション キ ー、そして [SHIFT] ボタンを組み合


わせて、お使いのアプリケ ーション の各機能(コマンド)にアクセス
することができます。Mackie Cotrol のファンクション キーに各機能を
割り当てる方法については、
『オペレーション マニュアル』を参照して
ください。

Mackie Control のリア パネルには、フットペダル入力端子が 2 つあり、


"User Switch A / B" と表示されています。

30
Mackie Control と Cubase の使用
索 引
A R か
Apple Remote 6 Radikal Technologies SAC-2K 11 カーソルキー 30
Readボタン 19
B Rec/Rdyボタン 19 く
Bank ボタン 18 Redo ボタン 29 グローバルモード 21
Revertボタン 29
C こ
Rightボタン 29
CHANNELボタン 18 コントロールストリップ 21
Roland MCR-8 13
CM Automation Motor Mix 6
Cycleボタン 30 S し
ジョグホイール 28
Saveボタン 29
E Selectボタン 19
Edit ボタン 18 せ
編集時のチャンネルの選択 19
EQ セレクテッドチャンネルモード 20, 23
SMPTE/Beats ボタン 29
Selected Channel mode 25 センド
Soloボタン 19
セレクテッドチャンネルモード 23 セレクテッドチャンネルモード 23
Studio Sends
センドエフェクト 26
F セレクテッドチャンネルモード 24

Flip ボタン 18 と
T
FX Send トランスポートコントロール 28
Tascam US-428 13
セレクテッドチャンネルモード 23
モード 24, 26 は
U
パラメーターグループ 20
H Undoボタン 29
パラメーターサブグループ 22
Houston 8 V ふ
V-Pot 21
J フェーダー 18
VSTインストゥルメント 27
JL Cooper CS-10 8 フェーダーセットモード 21, 25
JL Cooper MCS-3000 9 W ほ
Writeボタン 19
L ホイール 28
Leftボタン 29 Y

M Yamaha 01V 14
マーカー 28
Yamaha 01v96v2 15
Mackie Control 9 マスターエフェクト 26
Yamaha 01x 15
Mackie Control XT 17
Yamaha 02r96v2 15 も
Mackie HUI 9
Yamaha DM1000 15 モーター 18
Mixer ボタン 30
Yamaha DM2000/DM2000v2 15
Motors ボタン 18
Muteボタン 19

い レベルメーター 30
N インサート
セレクテッドモード チャンネル 24
Name/Valueボタン 21
インストゥルメント
セレクテッド チャンネルモード 25
P
Page Up/Down ボタン 21 え
Pan
エフェクト
Fader Set mode 25
センドエフェクト 26
フェーダーセットモード 25
マスターエフェクト 26
Projectボタン 30
Punchボタン 30 お
オーバーレイ 17

32
索 引

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