Arohiteotural

Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of

日本 建 築 学 会 構 造 系 論 文 集 第 503号，85−92，1998年 1 月
∫ ．
Struct ．
Censtr ．
Eng ．
， No ．
AIJ ， 85 −92 ，
503， Jan．
，199S

鉄 筋コ ン ク リー ト造 内部 柱 ・梁 接 合 部 の せ ん 断 強 度 に 関す る 検 討
接 合 部 デ ー タベ ー ス 解 析
（ その 1）
SHEAR STRENGTH OF INTERIOR R ／C BEAM −COLUMN JOINT
Database
（ study on beam −column jointsPart 1）

村 上 秀 夫 ’
， 藤 井 栄
＊ ＊
， 石 渡 康 弘 ＊ ＊ ’
， 森 田 司 郎
＊ ’ ＊ “

Hideo MURAKAMI ．∫履9 θ FUflJ，YasuhiroISHIPVA TA

and Shiro MOR ∫TA

C 。llecting
available 332 test data，the beam ・
joints
databaseof interior column
was eonstructed ．In this paper ，analyzin 琶
ns ） whi h we 曲 iledin 」gintshea bef e beam hi gi g，he j int s ・
th p evi
・ ・ test pec
。・ ・ ・
． ・ ・ 「 °「
坤
st en
Fthwas ．
． ” examined
” ‘ ° 「 『

FoUowing findings were obtained （1 ） JDint shear strength

： was greatly influencedby concrete ． strength ［ B ］． σ

However ， axial co 皇 n compressive stress level and joint shear reinfbrcement ratio were not majQr factorsforjoint shear

t e 螂 h． （ 2 ） J int h a t・ 1 t d t b rti l t
』712
・ 3 Sp im i h p °
・ ・ ・ rength
・ ・ ［ P］
・ ・ w ev ， τ p P ・・ n
・ ・・ ・ B ・ ・ （） ・・ ・ ・n ・ e and・ σ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

does not affect signit5cantly on jointshear strength ． （4 ＞ Shear failurehl joint befbrebeam hinging can be classified by
the ratio ofjoint shear strength to the joint shear stress at beam nexural capacity ［ P ノ u ］・ c τ τ

KeywordS ： ，JnterierBeam
Reinfcrced（lencrete 一ColumnfointS
，Joint
ShearStrengthSr leEffect」％ 伽 α πζ拐 α 琵，Dalabase
鉄筋 コ ン ク リート， 内部柱 ・梁 接 合部 ， 接 合部 せ ん 断強 度 ， 寸法 効果， 破 壊モ ー ド， デ ータ ベ ース

1 ．は じめに RC 接 合 部 に 関す る実 験 資料 は 、近 年 、接合 部 が 非 常に 重 要な 設

鉄筋 コ ン
ー
ク リ ト造 建 築 物 の 柱 ・梁 接 合 部 （RC 接 合 部 ）に 関 す る 計 部 位 で あ る こ と が 認 識 さ れ て き た 現 状 を 反 映 し て 、か な り の 数 の

規 定 は 、終 局 強 度 型 耐震 設 計 指 針 D に よ っ 、初 め て 具 体 的 に
て 定め デ ータ が 、こ の 十 数 年 間 で 蓄積 され て い る。しか し な が ら、各 実 験
られ た 。しか し な が ら 、適 用で き る ン コ ク リートお よ び 鉄 筋 の 材料 ご と に 種 々 の 影 響 因 子 の 変 動 範 囲が 異 な る た め 、こ れ らの 複 合 的 な

強度は 、普 通 強 度材 料 に 対 す る もの で あ り、高 強度 材 料 に まで 適 用 効 果 を分 離 して 実験 的 に 評 価 す る こ と が で きず 、 そ れ らの 相 関 に つ
で き る もの で は な い 。ま た 、靭 憐設 計小 委 員 会 報告 書 2）で 、RCは い ては 、十 分 に 検 討 され て い な い の が 実状で あ る 。 したが っ て、 現

接合部の 形 状や 拘束 状 態 に よ る影 響 を考 慮 す るこ とに よ り、終 局 強 時 点 ま で の 実 験研 究 成果 を広 く総 合 して 一
同 の尺度 で分析 し、 設 計

度 型 耐 震 設 計指 針に よ る式 を部 分 的 に 修 正 した 算定 式 を 提 案 して い の 用 に 資す る こ と は 、 非 常 に 育 意 義 で あ ると 考 え られ る。
る。こ れ らの 設 計式 は 、い ず れ も実 験結 果 を基 に 導 出 され 、提 案 さ 、寺 岡 ら1m2 ），
既 往 の 実 験 結 果 を統 計 的 に 分 析 検 討 し た 研 究 に は ・
れ た 時 点 で の 研 究 成 果 が 反 映 さ れ て い る も の で あ り 、資 料 の 蓄 積 に 草刈 ら 13） 】4 ）
，Bonacciら の 研 究 が あ る 。そ の 中で も、寺 岡 らは 、普
応 じて 更新 さ れ る べ き もの で あ る 。さ ら に 、1995年 1 月 17日 に 発 生 通 強 度の ン ク リー トを 用 い た 平 面 十 字 形の 試験 体 を収 集 し、種 々
コ

した 兵 庫 県 南 部地 震 で は 、RC 接 合 部の パ ネ ル 部分 に 著 し い 損 傷 を の 影 響 因 子 に よ る効 果 を 重 回 帰 分 析 す る こ と に よ て 、接 合 部 せ ん っ

受 け た 建 築物 が 数多 く見 られ た こ とか ら 、接 合 部に 関す る 耐震 性 能 断 強 度 の 算 定 式 を 提 案 して い る 。ま た 、架 構の 変 形 性能 に つ い て も、

評価へ の 関心 が 益 々 高 ま っ て た め、日本 建 築 セ ン タ ー
い る 3） 。こ の 定 量 的 に 評 価 して お り、 か な りの 良 好 な 適 合 性が あ る こ と を 示 して
で は 、RC 接 合 部の 脆 性 的 な 破 壊 を 防止 す る 目 的で 、現 行 規 定 4） へ い る。 、各 種 の 影 響 要 因の 有 意 性は 、収 集 デ ータか ら
しか しな が ら

の 補足 を解説す る に 至 て い る 5） 一方 RC 内 部接 合 部 の
っ ク 。 、 マ ロ 示 され て い る もの の 、そ れ らの 効 果 の メ カ ズム に い て は 、十 分 ニ つ

6） 7）
モ デ ル に 基 づ くせ ん 断 耐力 評 価に は 、 小河 原 ら ，上 村 ，枡 井 ら に は 解 明 さ れ て お らず 、設 計 式 と して は 、 幾分 複雑 にな て い る。 っ

S） 9 10）の モ
，李 ら ），市 之 瀬 ら デ ル が 提 案 され て い る 。しか し、こ れ 本 研 究 で は 、既往 の 実 験 資料 を 広 範囲 に 収 集 す る こ と に よ り、利

らの モ デ ル は 、種 々 の ケ ース に つ い て す べ て 適応 で き る も の で はな 用 で き る ほ と ん どす て の デ ータ を 網 羅 し た 詳 細 な デ ータ ベ ース を
べ

く 、広 く 認 め られ た モ デ ル は 、未 だ 得 られ て い な い の が 現 状 で あ る 。 作 成 した 。 そ して 、高 強 度 材 料 に まで 包 括 で き る評 価 法 を 得 る ため

“鴻 池組 技 術 研 究 所 Research Instituteof Technology ，Konoike Construcしion

柳京 都 大 学 大 学 院工 学 研 究 科 環 境 地 球 工 学 専 攻 助 教 授 ・ Assoc ．
Prof．，Dept ．of Global Environment Engineering， Dr ．
Kyoto University， Eng ，
．
絆鉄 博
工
事 建 建 設 技 術研 究所 ，
Technical Research InstituteTekken Corporaヒion
桝章京 都 大 学 大 学 院 学 研 究 科 環 境 地 球 工 学 専 攻 教 授 ・博．
工 工 Prof．，Dept ．
Qf Gbbal Env1ronment Engi eering ， Dr ．
Kyoto University， Eng ．
ロ

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に 、十 字 形 RC 接 合 部 の せ ん 断 性 能 に 与 え る種 々 の 影 響 因 子 の 効 果 61体 ）で あ っ た。柱 軸 力 比 匚η ＝N ／（bc

（ ・
Dc ・ B ），N σ ： 柱軸圧 縮

を直 接 比 較で き るデ ータ を 抽 出 して 評 価 す る こ とを 試 み、総 括 した 力 ］は 、G〜0．
485の 範 囲 で 設 定 され 、0． 2未 満 の 柱 軸 力 比 を 与 え た 試
もの で あ る 。な お 、本 稿 は 、接 合 部 の せ ん 断 強 度に つ い て と りま と 験 体 は 、約73％ （242体 ）、O． 3以 上 の 高 軸力 比 を 与 え た 試 験体 は 、約
め た もの で あり 、架構 の 変形性能に つ い ては 、（そ の 2 ）で 報 告 す る。 10％ （34体 ）で あ た。接 合 部 内の せ ん 断 補 強筋 比 ［Pw ］は 、0〜2．
っ 44
％の 広範囲に渡 て 実 験 が 行 わ れ 、0．
っ 2 ％ 以 上 0．
5％ 未 満 の せ ん 断 補
2 ，接 合 部 デ ータ ース ベ の 作成 強 筋 比 を 配 した 試 験 体 が 、約 42％ （140体 ）と 最 も多 か た 。な お 、 っ

収 集 した試 験 体 （総 数 ：332
体 ）は、梁 主 筋 が 接 合 部 内 で 通 し配 筋 さ 収 集 した 試験 体 の 約 77％ （254 体 ）は、平面 十 字 形の 接 合 部 （ 直 交 梁お

れ て い る 十 字 形 RC 接合部 （
直 交梁 や ス ラ ブ が 取 り付 く試 験体 も含 よ び ス ラ ブ が 取 り付か な い 試験体 ）で あ り、 接合部パ ネル の 形状 を

む ）で あ り、1976年 か ら1993年 の 間に 発 表 さ れ た 国 内外 の 学 術 論 文 正 方 形 （Dc ／Db ＝1 ，Dc ： 柱せ い ，Db ： 梁せ い ）と した 試験 体 は、

か ら収 集 した （付 表 一1 ＞。そ して 、試験 体 の 形状 配 筋方 法，材 料 約 60％ （196体 ）
を 占め た 。

強 度 ，梁 荷 重 と 変形 角 の 関 係 （ お よび 破壊モ
包 絡線 ） ードな ど を整 理
ー ー
す る こ と に よ て 、詳 細 な デ タ ベ ス を作 成 した 。な お、軽 量 コ
っ 3 ，接 合 部 せ ん 斷 応 力 の 算 定方 法
ン ク リートを 用 い た 試 験 体 ，主 筋 に 継 手を 有 す る試 験 体 二 方 向載 図 2 に 試験 体 の 形 状 寸 法 と外 力 条 件 を 示 す。接 合 部 の せ ん 断 応力

荷 を 行 た試 験 体 な ど、特 殊な も の に っ い て は 、収集 の 対 象外 と し
っ ［τ 」］は、終 局 強 度 型 耐 震 設 計 指 針 に よ る考 え 方に 基 づ い て 、 （1）式
た。ま た、破 壊 モ ードは 、各研 究 者 の 判 断（論 文 中 の 記 述）に 従 うが 、 によ っ て 定 義 した 。こ こ で 、接合 部 の せ ん 断力 ［Qj ］は 梁 端 に 生 、

判 別 が 不 明確 な 試 験体 に い て は 、架構 お よびパ ネ ル 部の 変 形 状 態
つ じる 曲 げモ ーメ 7 ／8）
Mb ｝を （
ン ト［ 。db とす る 梁 断 面 の 応 力 中心 間
を 文 献 か ら確 認 す る こ と に よ て 判断 して い る。 っ 距離 ［ jb］で 除 した 値 か ら 柱 の せ ん 断 力 ［Qc ］を差 し 引 くこ と に よ っ

図 1 に 破 壊 モ ードの 分 類 を 示 す 。最終 的 に 梁 が 曲 げ破 壊 し た 試 験 て求 め てい る 。な お 、最近 の 研 究 1fi ）で は 、梁 断 面 の 応 力 中 心 間 距

体 ［F 型 ］お よ び 梁 の 曲 げ 降伏 饅 に 接 合 部 が せ ん 断 破 壊 し た 試 験 体 離 が 通 し 配筋 さ れ た 梁 主 筋 の 付 着 劣 化 に 伴 っ て 変 化 す る こ と を考 慮

［FS 型 ］
は 、そ れ ぞ れ 129体 ，144体 で あ り、梁 曲 げ 降伏 先 行 型 の し、接 合 部入 力 せ ん 断 力 が 梁 の 曲 げ モ ーメ ン トに 比 例 しな い こ と を

実験が 、全体 の 約 82％ （273

体 ）を 占め て い た 。また 、梁 の 曲 げ 降伏 指 摘 して い る。こ の 研 究 は 、接 合 部 の せ ん 断抵 抗 機 構 を 究 明す る上

は 、59体 で あ り、RC
前 に 接 合 部 が せ ん 断破 壊 した 試 験 体 匚S 型 ］ 接 N4
合 部 の せ ん 断 強 度 を 直 接 評 価 で き る試験 体 は、 比較 的少 な か っ た 。 ゴ』
Qc
表 1 に 主 な 要 因 デ ータ の 範 囲 を 示 す。 接 合 部 内の コ ン ク リート強 Qbl ミ
度 ［ B ］は 、191〜1192 f／c
o
σ
2
皿 の 範囲 で 用 い 、約 半 数 （162体 ）の
られ 工

ー トを 使 用 し て い る ．ま た 、 卩q 頃O 頃ロ団自ロO ロ囗O 卩囗囗O 囗

試 験 体 が 、4Dongf／c 2未 満 の 尸
田 コ ン ク リ
』
「
ρ

口口唱0 9 目自頃目骨自耳昌自自自自口 Ω

ク リ ートを使 用 した 試験 体 は 、約 18％
σ
60G f ／cm2 以 上 の 高 強 度 コ ン
“
N
丶
Q口 o
S型 工

17．
8％ （59体） Qc 一
F型 N
8．
9％ （12gts）

証 ＝ ＝ ＝君 ＝ ＝ コ 亙
FS 型
43．
4％ （144体 ） L 。 ／2 Dc L 。 ／2

図 1 破 壌 モ ードの 分 顯 図2 試験体 の 形 状寸法と外力条件

褒 1 主な 要 因 データの 範 囲

要 因 デ ー タ F型 FS 型 S型

柱断面寸法 ［bcxDc ］ （
cmXC 皿 ） 22x22 〜 85x85 22× 22 〜 66× 66 15× 15 〜 46 × 50
梁 断 面 寸 法 匚bb Db ］ × c皿 ×c皿）
（ 16× 22 〜 52× 75 15× 25 〜 60x60 15x15 〜 40x63
ア ス ペ ク ト比 ［Dc ／ Db ］ D，83 〜 2， 00 0．75 〜 1， 19 0，57 〜 1． 13
コ ン ク リート強 度
．
［σ B ］ kgf／ 2）
（ 191 〜 944 197 〜 1192 210 〜 1091
梁主筋の 引張鉄筋比 ［ bPt3 ％）
（ 0．26 〜 3， 22 0．54 〜 4 ， 27 1．45 〜 4． 27
梁主筋の 降伏強度 ［σ y 〕 kgf／ 2）
（ 2890 〜 8750 2940 〜 9308 3519〜 10900
接合部の せん断補強筋比 ［Pw ］
卓
（
％） 0 〜 2． 10 0 〜 2． 44 0〜 ．
L 72
kgf／c 皿2）
接 合 部 せ ん 断 補 強 筋 の 降 伏強 度 ［σ 町 ］ （ 3060 〜 14800 2400 〜 14846 2970〜 14194
接合部の せ ん 断補強筋量 ［Por° σ wy ］ kgf／cm2 ）
（ 0 〜 132， 7 0 〜 95， 3 0〜 66．5
柱 軸 力 比 ［η ］ 0 〜 O， 480 0 〜 O． d40 0〜 0，485

注 ］“
匚 ： 接 合 部 の せ ん 断補 強 筋 比 ［Pee ］は 、 梁 上 下 端 筋 の 重 心 間 に 配 さ れ た せ ん 断 補 強 筋 に 対 して 算 出 し た 。
Pff・
・Σ Av ／（bc ・ ） 匚be ：柱 幅， ：梁主 筋 の 重 心 間 距 離、Σ Aw ：梁主 筋 の 重 心 間 に 配 され た せ ん 断補 強筋の 全 断面 積 ］
1 j

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で 非 常 に 興 味深 い が 、本 稿 で は 、実 用 設 計 上 有効 な 評 価 を 得 る こ と Qj ： 接 合 部 の せ ん 断力 Qc ：
柱の せ ん 断 力
’
を念 頭 に 、梁 断 面の 応 力 中心 間 距 離 を （7／8）・db と仮 定 して 接合 部 Qb ： 梁 せ ん 断力 Mbl ．Mb2 ：左 右 梁 瑞の aSJモ ーメン ト
せん 断力を計算 した 。 bc ； 柱幅 bb ： 梁幅 Dc ： 柱せ い Db ： 梁せ い

bj ： 接合部 の 有効 幅 Dj ： 接合部 の 有効 せ い ［＝Dc ］

Qj 1
τ
j＝ bj ・Dj bj 。
Dj
．
｛卑 ． 掣b2 − Q ， ｝ Ho ： 柱 の ク リア ス パ ン Lo ： 梁 の ク リア ス パ ン
Jb1 亅 b2
jbl ，jb2 ： 左右 梁 断 面 の 応 力 中 心 間 距 離 ［＝（7／8）・
db 〕
Σ Qb ． L ・ ／2 ． L ・＋ D ・ 一
一一（1） dbl ，db2 ：左 右 梁 の 有効 せ い
｛ ｝
bj ・
Dj jb 2・
（Ho ＋ Db ）

図3に （1）式 に よ っ て 求 め た 接合 部 の 最大せ ん 断応 力の 実験値

− bclbb ・D ・− D
こ こ ・… ・ ［τ p ］と梁 曲 げ 耐 力 時 に お け る 接 合 部 せ ん 断 応 力 の 計 算 値 ［τ u ］と の
関係 を示 す 。こ こ で 、梁 曲 げ 耐 力 の 算 定 に は 、以 下 に 示 す 略 算 式 を

300 300 300A

℃ 250 § 25・
＼
毛 250
≧ レ ≧
200 望 200150100005 200
望
） ） 望
）
β 150
Ω
a150
D
口
坦 100 坦 100005
麟
騾 50 騾

00
50 100 150 200 250 300 0 50 100 150 200 250 300 0 50 100 150 200 250 300
計算値 ； τu kgf！ 2）
（ 計算値 ；τ u kgf！c の
（ 言十算 値 ：τ u kgf！cm2）
（

（
a） F型 （b） FS 型 c）
（ S型
図3 接 合部 せ ん 断 強 度 の 実験 値 と 梁 曲げ 耐 力 時 に お け る 計 算 値 の 関 係

400 400 終 局強 度型耐震 設計指 針式 ［rnStrt ］

（ 霞 験唖 ノ櫓 欝 氏 甼勾 屬 標 準嘱 蠱 ＝Qj ／（bj ・
Dc ）
〜 ◆ GD体 ｝ ． ．
0 7580 0石 曾
τ指針式

＝rc・ B ［ f／cm2 コ
5 300 ● c7体） ． ．
o 947 0 1
qや 300 σ

≧ ▲ （23体 ） 瓱．
OIヨ 0．7 鴨 κ 0．
： 30 （十 字 形 内柱 接 合 部 ）
望
） 鬯 O，18 （ト形 ，L 形 外 柱 接 合 部 ）
◆ 靭 性 設 計 小 委 員会式 ［τ 司
Ω
200 β 200 ＝Qj ／（bj ・
雕
○
τ Wttrt Dc ）
；rc ，φ。Fj ［kgf／cm2 コ
煙 3
100 麟 100 κ ： （十 宇 接合部 ） 形
◆ ：500〈 叩
■ ；350く σ 8 ≦ 500
2 （ト形 ，T 形
接合部 ）
▲ ： σ B ≦ 350 1 （L 形 接合部 ）
0 0 φ ： 1，
1 （両 側 直 交 梁 付 き ）
0 100 200 300 400 0 100 200 300 400 LG （Pv りσ
町 ／σ B ≧ 0．1）
O．
9 （上 記 以 外）
計算値 τ 酬 式 kgf1
（ 2） 計算値 1 τ eG 式 kgf／cm2 ）
（
Fj ： o・1x σ B
a） 終 局 強 度 型 耐 震 設 計 指 針 式
（ b） 靭 性 設 計 小 委 員 会 式
（ ただ し 、 σ B ＞ 360の 時
Fj ＝ 0・04°σ B 十 20

400 φ ＝0．
9
400
實 験 齟！噂 目衷 甼均■ 限 準偶現 AC1 規準 式 ［τ ACIrt ］
◆ID体 ）
（ 0． ．
嬲 90 0η ＾CI 式 ＝Qjf （bc ’
Dc ）
丶
o 17体 ）
●（ ． 80
聰 0900 』
τ

＝γ ・
300 ミ
ト 300 23体）
▲（ ．
1 0α30 ．
140 ◆
ffB ［psi ］
璽
） 鬯 γ ： 20 （立体 十宇形 接合 部）
15 （平 面 十 字 型 接 合 部 ）
Ω
200 3200 ○
12 （ト形 ，L 形 接合 部 ）

層 寺 岡式 ［τ 寺 岡 式 ］
厘 τ 寺 pmrt ＝Qj／（bj ・jc）
100 100 152・ ・ （ B 174）・
bPtO 21，
鰹 ◆ ：500〈 ＝O． 十

6≦500・
σ 巳 σ α

● ：3団 く σ
0． 25 Pw 。 vy ［ f／cm2 コ
・ ＋ σ
▲ ： σ 8≦ 350
0 0 a ＝ （jb jc）／ pm b 十 c ） ）

0 100 200 300 400 0 100 200 300 400 た だ し、Pv ・ vy ≧ 40 の 時 σ

Pv ’wy ＝ 40とす る
kgf／c πの kgf／cm2 ）
σ

計算値 ：τ ACl 式 （ 計算値 ： τ 寺 岡式 （

jc ： 柱 断 面 の 応 力 中心 問 距 離
c ） AC1 規 準式
（ （d） 寺 岡 式 ［＝（7 ／8 ）・dc ］
dc
図4 柱 有効せ い
： の
既 往 の 算 定式 に よ る擾 合 部 せ ん 断 強 度 の 計 算 値 と 実験値の 比 較

．
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用い て 算 出 し、梁 軸 方 向 の ス ラブ 筋は 、計 算 上 考慮 して い な い 。 よ る効 果 を 分 離 し て 評 価 す る こ と を 試 み る 。こ こ で は 、接 合 部 せ ん
断 強 度 に 影 響を与え る と 考 え られ る主 要 な 因 子 と して 、コ ン ク リー

覺1岩 ・ M ÷
・r a 一
一一（2 ） ト強度 ，柱 軸 力 比お よ び 接合 部 内 の せ ん 断補 強 筋 比 を 取 り上 げ た。
・ 岬 ・

（1） コ ン ク リ ート強 度 の 影響

Qbu ： 梁 曲 げ耐 力 時 の 梁せ ん 断 力 Mbu ； 梁終局曲げモ ーメ ン ト コ ン ク リート強度 の 相 違 だ けが 接 合 部 の せん 断 強 度 に 与 え る 影 響

at ： 引 張 鉄筋の 全断面 積 σ
y ： 引張鉄筋の 実降伏強度 を調 べ る ため に 、柱 軸 力 比 お よ び せ ん 断 補 強 筋 比 が ほ ぼ 同 じ レ ベ ル

に あ る 試 験 体 を抽 出 し た 。抽 出 した 試 験 体 は、柱 軸 力 比が 0．064〜
同図より 、F 型，FS 型 試験 体 で は 、計 算 値 に 対 す る実 験 値の 比 0．167，せ ん 断 補 強 筋 比 が 0， 308〜G，474％ の 条 件 を満た し ンク 、
コ

の 平均 値が そ れ ぞ れ 1．
、 30，1． 10と な っ た 。一方 、S 型 試 験 体 で ー
リ ト強 度 の み が 異 な る 試 験 体 （ 10体 ）で あ る 図 5 に は こ れ らの 。 、

は 、実 験 値 が 梁曲 げ 耐 力 で 定 ま る 計算 値 を 下 回 る こ とが 確 認 で き る。 試 験 体 に お け る接 合 部 せ ん 断 強 度 の 実 験 値 と ン ク リ ート強 度 と の コ

梁降 伏 先行 型 の 破 壊 を生 じ た F 型，FS 型試 験 体 の 比率 の 相違 は、 関 係 を示 す が 、両者 の 間 に は 強 い 相 関が 認め られ 、こ の 関係 を 表す
FS 型試験体で 接合 部 せ ん 断 破 壊 が 生 じた 変 形 レ ベ ル の 相 違 に よ る 回 帰 式 ［ f （σ B）］を 図 中 に 示 す 。

】5）
梁主 筋応 力 レ ベ ル の 違い 、さ らに 楠 原 らの 研 究 に 指 摘 され る 梁 （2 ） 柱 軸 力 比 の 影 響

通 し筋 の 付 着 劣化 に よ る梁 断 面 応 力 中心 間距 離 の 変化 （
減 少 ）に 起 因 柱 軸 力 比 だ け が 異 な る 試 験 体 の 数 は 十 分 で な い ため 、実 験 値 を コ

す る とい え る。特 に 後 者 が 支 配 的な 場 合 、梁 降 伏 以 後の 破 壊 モ ード ン ク リ ー ト強 度 の 効 果 を 表 す 図 5 中の 式 を用 い て 無 次 元 化 した 上 で 、
の 判 別 に は 、塑 性域 で の 接 合 部 入 力 せ ん 断 力 の 増 加 と梁曲 げ 耐力の せん 断補 強 筋 比 が O．308〜0． 474％ の 範 囲で 柱 軸 力 比 だけが 異 な る
変 化 を 評 価す る必 要 が あ る が 、塑 性域 で の 繰 り返 し に よ る 付 着 劣 化 20体 ）を 抽 出す る こ と に よ り、柱 軸力 比 に 関 す る効 果 を 調べ
試 験体 （
過 程 や 接合 部せ ん 断劣化 過 程 の 検討を要 し、 今 後の 課題 で あ る。 た 。図 6 に 無 次 元化 した せ ん 断 強 度の 実験値 ［τ p ／f （σ B ）］と 柱 軸

力 比の 関 係 を 示 す 。接 合 部 の せ ん 断強 度 は 、柱 軸 力 比 の 増 大 に 伴 い
4 ．既 往 の せ ん 断 強 度算 定式 との 比較 若 干 高 く な る 傾 向が あ る もの の 、こ の 効 果に よ る影 響 は 、か な り小
S型 試験 体の 内 、平 面 十 字 形 の 50体 ）を 用 い て 、
形 状 を し た 接 合部 （ さい こ と がわ か る 。な お 、柱 軸 力比の 相 違が 接合部せん 断強度 に 与

既 往 の せ ん 断 強 度 算 定 式 の 適 合 性 を 調査 し た 。図 4 に 既往の 算定式 を 図 中 に 示す 。
え る 効 果 を表 す 回 帰 式 ［f （η ）］
に よ る 接 合 部 せ ん 断 強 度 の 計 算 値 と 実 験 値 の 比 較を 示す 。接 合 部 の 3）せ ん 断 補 強 筋 比 の 影響
（
せん 断強度 をコ ン ク リ ー ト強 度 の 一次 関 数 で 評 価 し た 終 局 強 度 型 耐 図7 に 接 合 部 せ ん 断 強 度 の 実 験 値 を図 5 ，図 6 中 の 式 で 無 次 元 化
震 設 計 指 針 式 は 、 ン ク リ ート強 度 が 500kgf／c 2を 越 え る と 、危
コ 皿 した 値 匚τ P ／｛f （σ B）・f （η ）｝］とせ ん 断 補 強 筋 比 と の 関係 を 全 試 験
険側 の 評 価 を 与 え る 傾 向が 見 られ た 。ま た 、靭 性 設 計 小 委員 会 式 で

は、実 験 結 果 の 下 限 値 を 与 え る傾 向が あ り、計 算 値 に 対す る実 験 値 1．
4
試験俸数 20体
の 比の 平均 値 は、1． 16とな た 。ACI規 準 式 16）に お い て は 、計 算 値
っ 相 関係数 0．084
に 対 す る実 験 値 の 比 の 平 均 値 が、1，24とな り、 ン ク リート強 度が コ
1，
2asv
o

高 い もの ほ ど安 全側 の 評 価 を 与 え て い る 。こ の こ とか ら、高 強 度 コ ooOOO

1．
O
ン ク リー トを 用 い た 場 合 、 ン ク リ ート強 度 に 比 例 し た 評 価 で は 過
コ o o
＼ o
Ω ○
大 評 価 とな り、平 方 根 に 比 例 す る 評 価 で は 、幾 分 過 小 評 価 と な る こ
0．
8
とが わ か る 。一方 、寺 岡 ら に よ る算定 式 は 、本 デ ータ ベ ース に 対 し 一
て も実 験結 果 を 比 較 的精 度 良 く評 価 して い る こ とが 確 認 で き る 。
・…
「 ｛
号由
… 82・ ・ ＋ ・・
991
0，
6
0，
00 ．
10 ．
2 0．
3 O．
4O ．
5
5 接 合部 せ ん 断 強度 式 の 導 出 柱軸力 比 ；η
現 在 ま で に 蓄積 され た す べ て の デ ータ を用 い 、種 々 の 影響因子に
図6 τ
P ／ f（σ B）と 柱 軸力比の 関 係
300
1．
4
試験体数 ： τ0 体 試験 体 数 50体
曾 250
：
相関係数 ： 0，
977 ｛
（ 相 閧係数 ： 0．
0％
ミ
萄 2005 ） L2
に

％ o
・
←

θ
β 150 o 笛
b L0 ｝ Q00
） O o
100 亀⊂） O ゜
｝ o
寮

⊥
埋 00
○
諞f （σ 8） 1 ． ・ ＼
甑 00 ＿
騾 50 55× BO 710 Ω

1
＝
τ P σ

畠
日
… 9「 、。 ，、。、
一
… 9… ＋ ・… 6
0
0 200 400 600 800 1000 1200 0，
6
0．
00 ．
4 0．
8 1．
2 1．
6 2．
0
ート強度
コ ンク リ ：σ B （kgf／cm2 ） せ ん 断舗強筋比 ： PW （
沿
（コ ン ク リート強度だ け が 異 な る 試験体）
図5 接 合 部 せ ん 断強 度 の 実 験 値 とコ ン クリート強度 の 関 係 図7 τ f（σ B）イ （η ）｝とせ ん 断 補 強 筋 比 の 関 係
P／ ｛

一 88 一

一
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体 （50体 ）に つ い て 示 す。ま た 、せ ん 断 補 強 筋 比 の 相 違 が 接 合 部 せ ん
を 図 中 に 示 す 。同 図 よ
300
断 強 度 に 与 え る 効 果 を表す回 帰 式 〔f （Pv ）］ 試験体数 50体
り、接 合 部 の せ ん 断強 度 は 、 せ ん 断補 強 筋 比 の 増加 に 伴 っ て 若 干 高 ¢ 937
250R 相関係数 ：O ．
’平 面 十 字
くな る傾 向 を 示 し た が 、量 的に は か な り小 さい もの と言 え る ．接合 萄 ●
2005a150 形
○ 両側直交梁付
部 内 に お け るせ ん 断 補 強 筋 比の 増 大が 、せ ん 断 強度 の 上 昇 に あま り

寄 与 し な い こ と は 、従 来 の 個 々 の 実 験 研 究 で も指摘 され て い る。こ 封
れ は、せ ん 断補 強 筋 を介 して 直 接せ ん 断力を伝達 す る 十分 な トラ ス 埋 100
56x σ Bo ・
●
8 712
機 構 が 生 じに くい こ とを 意 味 して お り、枡 井 ら ）の 既 往 の マ クロ モ 騾 500 c τ p
；
1．
】7 ）
デ ル 解析 で も示 され て い る結 果 で あ る。ま た 、柏 崎 ら の FEM
0．
解 析 に よ る と 、せ ん 断 補 強 筋 比が 小 さい 範 囲（ 20％ 程 度 以 下 ）で は 、 0200 400 600 800 10CD 1200
接 合 部せ ん 断 強 度 が 上 昇 す る 効 果 の あ る こ とが 指摘 され て い る が 、 コ ン ク り 一卜強 度 σ B （ f／cm2）
本 デ ータ ベ ース では 、せ ん 断補 強 筋 比 の 低 い範囲 での 効 果 を直 接 検
図8 接 合 部 せ ん 断 強 度 の 実 験 値 とコ ン ク リート強度の 関 係
証 す る こ と は で きな か っ た 。
（4 ）接合 部 せ ん断 強 度 の 推 定 式 1．
4
上 述 の よ うに 、柱 軸 力 比 お よび せ ん 断 補 強 筋 比が 接 合 部 せ ん 断 強

度 自体 に 与 え る影響 は極 め て 低 く、コ ン ク リー ト強 度 の 相 違 に よ る 1．
2
影 響の 方が支配的に な っ て い る こ とが 改 め て 確認で きた た め 、 平 面 β
、接 合 部 の
。

十 字 形 の 形 状 を した す べ ての S 型 試験 体 （50体 ）を 用 い て ＼ 0
せ ん 断強度を コ ン ク リ ート強 度 の 関数 と して定 式 化す る こ とに した 。 80
図8 に 接 合 部 せ ん 断 強 度の 実 験値 と コ ン ク リ ー ト強 度 の 関 係 を示 し 、 ．
8
以下の 接合部せ ん 断強度［ る 回帰 式 が 得 られ た
C τ
p ユを与 え 。

0．
6
− 1． ’
° 712 一
一 （3 ） O．
O0 ．
10 ．
2 0．
3 0．
40 ，
5
c τ
，
56 ・ ・ B ［ f／… コ
柱 軸 力比 ：η

上 式は 、 ク リ ート強 度 だ けが異 な る 試 験 体 に っ い て 得 られ た 図9
コ ン τ p／ C τ p と柱 軸 力比 の 関 係
図 5 中の 式 と ほ ぽ近 似 し て い る こ とが わ か る 。ま た 、こ の 算 定 値 に
平 均値は 、1．OOで あ り、変 動 係 数 は 、
1．
4
対 す る 実 験 値 の 比 匚τ p ／c τ
p ］の
0．102で あ っ た 。こ こ で 、両 側 に 直交 梁 が 取 り付 い た 試 験体 ［○ 印 ：

2
7体 ，被覆 率 ： 37〜100％ （平 均値 57， 4 ％ ）〕と の 比 較 で は 、直 交 梁
：

て せ ん 断 強 度 が 上昇 す る傾 向が 見 ら
ξ
に よ る接合部の 拘束効 果 に よ っ
。
0
88〜1，
＼
3）式 に よ る 算 定 値 に 対 す る 実験 値 の 比 は、O．
れ、 （ 26（平 均 値
ρ
1．
08）の 範 囲 に あ っ た。な お 、被 覆率 と接合 部 せん 断 強 度 の 上 昇
0．
8
率 と の 間 に は 、 明瞭 な 相関性 は 見 られ な か っ た。

0．
6
6 ，接 合 部 せ ん 断 強 度 推 定 式 と種 々 の 影 響 因子 と の 適 合 性 0 15 30 45 60 75
（1） 柱軸 力 比 と 接 合 部 せ ん 断 補 強 筋 せ ん 断補強筋量 ； Pw ・
σ wy kgf／cm2）
（
図9 に 3）式
（ に よ る 算 定 値 に 対 す る 実 験 値 の 比 〔τ p ／c τ
p ］と柱 軸
一 図 10 τ p／ c τ p と せ ん 断補強筋 量 の 関 係
力 比 の 関 係 を 示 す 。こ こ で 、図 中 に 示 し た 実線 は 、同 研 究者 に よ

る実 験結 果の う ち、 接 合 部 の 断 面 形 状や 配 筋方 法お よび 使 用 材 料 強 1．
4
度 が ほ ぼ 同 じ試 験体 を 結 ん で い る 。 同図 よ り、柱 軸 力比の 相 違 に よ 試験体数 ： 50体
’ 相関係数 ；0，
494
る適 合 性 の 変 動 はほ とん と見 られ ず 、個 々 の 実 験研 究 に お い て もあ 2
ま り差 が 見 られ な か っ た こ とが 確 認 で き る 。また 、せ ん 断補 強筋 比
Ω

・
●

●
■
： 2 ●

の 相 違 に よ る適 合性 につ い て も 、顕 著 な 変 動 は 見 られ な か っ た 。 ＼ 0 ●
Ω

図 10 に、接合 部 の せ ん 断 補 強 筋 比 に せ ん 断補 強 筋 の 降 伏 強 度
は p0
●
』 ．．

［ σ
wy を 乗 じたせ ん 断 補 強筋 量 ［Pw ・ wy ］を横 軸 に した 適 合 性 の 変
］ σ ．
8 ●

一 PC ＝0 ．
τ

動 を 示 す 。 同図 に お い て も直 接 比較 で き る試 験 体を 実 線 で 結 ん で あ
095× bpt 十〇 ．
787
τ P
るが 、 せ ん 断 補 強筋量 の 相違 に よ る 適 合 性 の 変 動 は、あま り見 られ 0．
6
0．
01 ，
0 2．
0 3．
0 4，
0 5．
0
な い 。な お 、接 合 部せ ん 断補強 筋 の 降伏 強 度 を 直接 の 実 験 因 子 に し
梁 主 筋 の 引張 鉄筋 比 ：bPt （
％）
て い る研究は こ れ まで に 無 く 、降 伏 強 度 の 相 違 に よ る 影 響 に つ い て

は 明確 で は な い 。 図 11 τ p ／ c τ p と梁主 筋 の 引張 鉄 筋 比 の 関 係

一 89 一

一
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（2 ） 梁 主 筋 の 引 張 鉄 筋比 （3 ）柱 せ い と 接合 部 パ ネ ル の 形 状

兵 庫 県 南 部地 震 で は 、柱
・梁 接 合 部 の 損傷 事 例が 数 多 く報 告 さ れ
図 11 に 3）式 に よ る 算 定 値 に 対 す る 実 験 値 の 比 〔τ p／C
（ τ p ］と 梁
主筋 の 引 張 鉄筋 比 ［
bPt ］の 関係 を 示す 。引 張 鉄 筋比 の 増 大 は 、接 合 てい る 。小 川 ら19）は、こ れ ら の 損 傷 事 例 に 対 して 靭 性 設 計 小 委 員

部 の せ ん 断強度 を大 き くす る傾 向 が あ る と読 み とれ る。 梁 主 筋の 引 会に よ る 式 で 検 証 し た と こ 、接 合 部 の せん 断 余裕 度 が 1．
ろ 5以 上 で
張鉄 筋 比 が 高 くな る こ と は 、 梁主 筋本 数 の 増 加 または 梁 主 筋 径 が 太 も顕著 な 損傷を生 じて い る こ とを 指 摘 し て お り、寸 法 依 存 性 の 可 能

くな る こ とを 意 味す るた め 、最 大 耐 力時 に 生 じて い る と思 わ れ る梁 性 を 示 唆 して い る。 図 14 に （
3 ）式 に よ る算 定 値 に 対 す る実 験 値 の
主 筋 の 付 着 応 力 ［τ t ］に つ い て も検 討 を 行 っ た 。図 12 に は 、最 大 比 ［τ p ／c τ p ］と柱 せ い ［Dc ］
の 関 係 を示 す 。 既 往の 実 験 の 多 くは 、

耐力時の 付着応力をコ ン ク リ ート強 度 の 平 方 根 で 無 次 元 化 した 付 着 柱せ い が 30cm前 後 、実 大 寸法 レ ベ ル の デ ータ に 乏

に 分 布 して お り
’
］に 対 す る適 合 性 の 変動 を示 す 。こ
指 標 値 18）［τ t ／」diBT こ で 、付 着 しい が 、実 験 デ ータ の 変 動 範 囲 で は 、せ ん 断強 度 に 与 え る試 験体 寸

応力の 算定 に は 、 最 大 耐力 時に お ける 梁 危険 断 面 位置 で の 梁主 筋 の 法 の 影 響 は 、顕 著 で な い 。

を （了／8）・
引 張応 力 ［σ t ］ db と 仮 定 した梁 断 面の 応 力 中心 間 距 離 を 上 記 の 損 傷 事 例 に は 、 梁 が 柱 に か な りuac・して 取 り付 い て い るも

用 い て 実 験結 果 か ら推 定 し、 圧 縮 側 の 鉄筋応 力を 零（0）と仮 定 す る の が多 く 、ね じ りに 起 因 した 大 きな 損傷 が 、外 構 面 に 表 れ た こ と が
ことによ っ て求めた 。同図 よ り、せ ん 断破 壊 時に お ける 付着 応 力 の 考 え られ る。こ の よ うな 場 合 現 行 指 針 に よ る 接合 部有 効 幅 の 定 め
、

大 き さが 接合 部の せ ん 断強 度 に 与 え る 影 響 は 明 瞭 で な く 、む しろ、 方 め 再 考 や 偏 心率 を考 慮 した 対策 が 必 要 で あ る な お、梁 の 偏 心 取 。

20）一
一22）は
付 着 指 標 値 が 高 い もの ほ ど せ ん 断 強 度が 大 き くな る傾 向 に あ る。ま り付 き に 関す る実 験 限 られ て い る。

た 、 梁 主 筋の 引張 応 力 レベ ル 〔σ t〕に 対 す る 適 合 性 の 変 動 を 図 13 図 15 に は 、接 合 部 パ ネ ル の 形 状 を表 す ア ス ペ ク ト比 ［Dc ／Db ］

に 示す が 、 引張 応力 レベ ル の 相違 に よ る適合 性 の 変動 は 、ほ と ん ど の 相 違 に よ る適 合 性 の 変動 を 示 す 。ア ス ペ ク ト比 が 小 さ く な る と、

見 られ な か っ た。 した が っ て 、引 張鉄 筋 比の 増大に よっ て せん 断強 接合 部 の せ ん 断強度 が や や 低 下 す る傾 向 が 見 られ た が 、こ の 効 果 に

度 を 上 昇 させ る効 果 は 、 付着応力の 低 下 に よ る もの で は な く、さ ら よ る影 響 は や は り小 さい 。

に 、ひ ず み レ ベ ル が 低 下す る効果 と も言え な い 引張鉄 筋 比 の 増 大 e

に よ り、接 合 部パ ネ ル の 変 形 と ひ び 割 れ の 進 展 を拘 束 す る 効 果 が 働 7 ．破 壌 モ ードの 判 別
’
くと考 え られ る が 、多 段 筋 の 効 果 な と も含 め た そ の 機 構 に い て は っ 図 16 に 接 合 部 の せ ん 断余 裕 度 匚
c τ p ／τ u ］とせ ん 断 補 強 筋 比の 関
ード別 に 示 す 。こ 、せん
定 か で は な い 。な お 、こ こ で 取 り 上 げ た 試 験 体 の 付 着 指 標 値 は い ず 係を破 壊 モ こで 3 ）式 に よ る
断余裕度 は、 （

れ も 6 以 下 で あ り、梁 主 筋 の 顕 著 な 付 着 劣 化 が 生 じて い な か た こ っ 算定値 ［
C τ p ］と 梁 曲 げ 耐 力 の 略 算 式 か ら求 ま る計 算 値 ［τ U ］を 用 い

とが 推測で きる。 て 求め た 。な お 、梁 曲 げ 降 伏 が 先 行 した 試 験 体 （F 型 ，FS 型 ）に お

1．
4 1．
4
試 験 体数 ； 50体 試験 体 数 ： 50体
相 関 係 數 ：0 ．
262 相関係数 ：
−0 ，
〔旧5
2 1，
2
9 ° 0 GOo O O ；
％ o
β oo ξ
Q
9
o ノ〆）
o ♀ 飼
卜
（

麺 、
，
り

＼ 0 ＼
り
0 筐

よ薩
Ω
o ∂ ・ ・
o c） o ρ oo 1
O．
8 0．
8
」1 ）＋ 0 ．

0．
6
C τP
＝
0，
035・ （。 t1而 884
0，
6
磊 一
弋 ・・11・ … 1…

1．
02 ．
0 3．
0 0
4． 5．0 6，
0 10 20 30 40 50 60
付 齏 指 標値 ： τ t ／v厂δiBT 柱せ い Dc （
cm ）

図 12 rp ／ c τ p と 付着 指標 値の 関 係 図 14 τ p ／c τ p と柱 せい の 関 係

1．
4 L4
試験体數 ； 50体 1
相 関係 數 ：0．
166
2 2
β 自
Q o
り

03 0 ト
。

1
両
＼ ＼

β β ・ ・
0． 0．
、

8 8
彑 ＝
160× （D ， ／Db ）＋ 0．
0． 図8
C τP
0，
6 0．
6
0 2000 4000 6000 8000 10000 O．
4 0．
6 0．
8 1．0 1．
2 1．
4

梁主 筋 の 引 張応 力 レ ベ ル ：σ kgf
t （ ノ 2） ア ス ペ ク ト比 ； Dc ／ Db

図 13 τ p／ c τ p と梁 主 筋 の 引 張 応 力 レ
ベ ル の 閧係 図 15 τ
p ／ c τ p と ア スペ ク ト比 の 閧 係

一 90 一

一
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いて は 、梁 主 筋 の 付 着 条 件 1）（ ≦ 12，
5）が 艮 好 な 平 面 十 字 形 の 試 験
μ 破壊モ ードが 混 在 す る 領域 に つ い て は 、接合 部せ ん 断強度式の 精

体 を 抽 出 した 。同 図 よ り、S 型 試 験 体 （50体 ）は 、余 裕 度 1． 1以 下 に 度 だ け で な く梁 曲 げ 耐力 略 算 式 の 精 度 も合 わ せ て 考 慮す る 必 要 が あ

位 置 し FS 型 試 験 体 （95体 ）は 余裕 度 0，
、
〜
9 2． 0，F 型 試 験 体 （54 る．ま た 、梁 降伏 以 降の 破 壊 モ ード（FS 型 ，F 型 ）の 分別 に は、塑

体 ）が 1，5 以 上 の 範 囲に 数 多 く分布 し て い る こ と が わ か る ま た 。 、 性 域 で の 繰 り返 し履 歴 ，繰 り返 し回 数 せ ん 断破 壊 の 生 じた変 形 レ

せ ん 断補 強 筋 比 の 相 違 に よ るせ ん 断余 裕 度 と 破 壊 モ ードとの 関係 の ベルに つ い て も検 討 す る 必要 が あ り 、こ れ らの 点 に つ い て は、続 報

変化は明瞭で はない 。 で よ り詳 細な 検 討 結 果 を 報 告 す る 。
高 強度 鉄 筋 を 用 い た 試 験 体 で は 、梁 降 伏 時 の 部 材 絶 対 変 形 角 が か

な り異 な る こ と や 、高 強 度 せ ん 断 補 強 筋 な 、塑 ど を用 い た 場 合 に は 8 ．ま とめ
性 域 で の 性 能 に 影響 を及 ぼ す こ とが 考 え られ る。図 17 に は、高 強 RC 接 合 部 に 関す る 耐 震性 能 を 評価す る た め に 、既 往の 実験 資料

度材 料 を 用 い た 試験 体 （ B ＞ 600kgf ／cm2 ， y ＞ 5000 f／

σ cm2 ， wy σ σ を収 集 す る こ と に よ っ て 詳 細 な デ ータ ベ ース を作 成 し、種 々 の 影響
＞ 一
5000kgf／cm2 ）， 般 的 な せん 断 補 強 筋 の 配 筋 と異 な る 試 験体 （副 因 子 に よ る 効果 が 接 合 部 の せ ん 断 強 度 に 与 え る影 響 に つ い て 分析 ・
帯 筋 の み の 場合 ，束 ね筋 ダ イ ア ゴ ナ ル 形 状 の 場合）を除 い た 試 験 検討 し た 。そ の 結 果 、以 下 の 知 見 が 得 られ た 。
体 （91体 ）に つ い て 示 す 。せ ん 断 余 裕 度 に よ る 破 壊 モ
ードの 分 類 は 、 1） 接合 部 の せ ん 断強度 は 、コ ン ク リート強度 に よ る影響 を大 き く

図 16 と 比 較 し て 幾 分 明瞭 に は な て い る が 、余裕 度 1． 0前 後 の S っ 受 け る。しか し、柱 軸 力 比 お よび せ ん 断 補強 筋 比 の 効 果 が 接 合 部

型 ，FS 型 の 混 在 、余 裕 度 1， 5〜2． 0の 範 囲 で の F 型，FS 型 の 混 の せ ん 断 強 度 に 与 え る影 響 は 、極 め て 低 い 。

在 が 見 られ る 状 況 は 変 わ ら な い 。しか し、梁 曲げ 降伏 先 行 型 の 試 験 2） 平面 十 字 形 の 試 験 体 に よ る接 合 部 せ ん 断強 度 の 撻 定式 ［c τ は、
p］
体 で は、せ ん 断 補強 筋 比 の 増 大 に よ て F 型 か らFS 型 移 行 す る っ へ
高強 度 コ ン ク リー トを 用 い た場 合 を包 括 して 評 価 す る と、コ ン ク

時 の せん 断余 裕 度が 小 さ くな る傾 向が 見 られ る。 リート強 度 の O．
712乗 に 比 例 す る式 で 表 され る 。
3） 直交 梁が 取 り付 く試 験 体 の 接合 部せ ん 断強度 は 、推定式 に よ る
3．
0
算 定 値 よ りも、平 均 で 約 8 ％ （被覆 率 平 均 57， 高い 。
4％ ）
：

F 、接合 部 の せ ん 断 強 度 が 上
曙誤 o 4） 梁 主 筋 の
口 型 引張鉄 筋 比 の 増 大 に よ っ て
ロ ロ 呂 ● FS 型
ロ 昇す る 傾 向が 見 ら れ た 。こ の 影 響 は 、梁 主 筋 の 付 着 性能 の 改善 に
コ △ S 型
卩 9 よ る もの で はな く 、接 合 部 パ ネ ル の 変形を 拘 束 す る効 果 に よ る と
Z0

i蠱
＼ ●

β ． ［b 推測 され る。
● 望轡
u
一 ●●
5） 接 合 部 の 寸 法 お よ び 接 合 部 パ ネル の 形 状が 接 合 部せ ん 断 強 度 に
● げ ●
遡 ●
与 え る 影 響 は 、顕 著 で は な い 。
簿
L0
・ o 49 ●

蛋
囚 6）接 合 部 の せ ん 断 余 裕 度 匚c p ／ u ］を 用 い て 破 壊 モ ードを 判 別 す
τ τ
●●

伝 盆 △

．
凸 る と、梁 主 筋 の 付 着 条件 が 良 好 な 試 験 体 で は、S 型 で 概 ね 1． 1以
下 と な る 。しか し、FS 型 は O． 9〜2． 0，F 型 で は 1．
ム ム △
5以 上 の 範
囲 に 多 く分 布 して い る 。
0．
0
O．
0 0．
5 1．
0 1．
5 2．
0 7 ）普 通 強 度 材 料 を 用 い 、一般 的 な せ ん 断 補強 筋 の 配 筋 を し た 試 験
せ ん 断補強筋比 ： PW （
％） 体 で は 、せ ん 断 補 強 筋 比 が 増 大 す る と、F 型 か ら FS 型 に 移 行 す

る時の せん 断余 裕 度が 低下 す る 傾 向が 見 られ る
梁 主 筋 の 付 着 条 件 が 良好 な試 験 体）
（ 。

図 16 接合 部 の せ ん 断 余裕 度 とせ ん 断 補 強 筋 比 の 関 係

謝 辞
3．
0
本 デ ータ ベ ース の 作 成 に は 、平 山 鉄 建 建 設 ），今 津 賀 昭 氏
明氏 （
口 F 型
轤』
ロ

ロ ● FS 型
（大 木 建 設 ）の 協 力 を 得 た 。ま た 、詳 細 な 実験 資 料 を 提 供 して 頂 い た

△ S 型 多 くの 皆 様 に 深 く感 謝 い た し ます 。な お 、本 研 究 は 、NewRC 高 強 度
置
・定 着 WG
田 中礼 治教 授 ］の 活 動 の 一環 と
口

＼ 加 鉄 筋 分 科 会 ，付 着 ［主査 ：

β 3 ・
・
口
し て 開始 し た もの で あ り 、本 研 究 の 一 部 は 、文 部 省 科 学 研 究 費 基 盤
9 3
’
●
● 崢
と を 付記 す る 。
遡 ：
●
“
， ，
●
B
（ ）（2）匚代 表 者 藤 井 栄 ］に よ
： た こ っ

靼 ● ◎ ● ●

．
鯲 切 、
● 囚
● 参 考文 献
1） 日 本 建 築 学 会 鉄 筋 コ ： ン クリート造 建 物 の 終 局 強 度 型 耐 震 設 計 指 針 （案 ）
同 解 説， 1988，
IO
2） 日 本 建 築 学 会 ，鉄 筋 コ ン ク リ ー
ト構 造 運 営 委 員 会 ： 靭 性 設 計 小 委 員 会 報
0．
0 ． ．
告 書 （終局 強 度 型 耐 震 設 計 法 に 関 連 す る 最新 の 研 究成 果 ） 1992 8
0．
O O．
5 0
1． 1．
5 2．
O 3 ） 広 沢雅 也 秋 山友 昭 ート系 建 物 の 柱 ・梁 接 合 部 ネ ル
： 鉄筋 コ ン クリ パ の

せ ん 断補強筋比 ； PW （
％） 地震被害 と耐震検討 方法，建築技術 pp ， 170〜187，1996，
2
4） 日 本 建 築 ター 構造計算指針 ・
セ ン 同 解 説 ，199L7
：

普 通 強 度 材 料 を用 い 、
（ 一般 的 なせ ん 断 補 強 筋 の 配 筋 を した試 験 体 ） 5） 日 本 建 築 セ ン タ ー 阪 神 ・ 淡路大震災 にお ける建築物の 被害状況調 査を
；

図 17 接 合 部 の せ ん 断余 裕 度 とせ ん断 補 強 筋比 の 関 係 踏 ま え た 建 築物 耐 震 基 準 ・設 計の 解 説 ，1995，10

一 91 一

一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service
Arohiteotural
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of

6） 小 河 原 ，塩 原 等 ，岡 功 治 高強 度 鉄筋 を主 筋 に 用 い た 高 強 度 鉄
信 ：
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大鳳 斉藤 他 3oG3 1986AIJ大 会 2701
筋 コ
ク リート 造 接 合 部 耐 震 設 計 法 （そ の 8
ン の は り 降伏 前 接合 部 破 壊 ： の 別所 ， 福 島 他 12o31986AU 大 会 2702
の モ デル 提 案 ），日本建 築 学会 大 会学 術 講演梗 概 集 構 造 ll．pp ．
の 6Dl〜 602， 遠薦 小杉 他 【 Go1 【985AIJ 大会 2703
寺 岡， 22591986AU 大会 2715
1991，
狩野 他
97 武 田， 1oo11986AIJ 大会 2728
RC 内部 梁 ・
中田 他
） 上 村智彦 ： 柱 接合 部 せ ん 断 終 局 強 度 と破 壌 形 式 分 類 に 関
の 菅野 ， 長嶋 他 40041986AU 大会 2733
す る 検 討， ン ク リ ート工 学 年 次 論 文 報 告集 第 14巻 2 号 pp 、
コ 363〜358， 山 田 、
伊藤 1o011986AU 大会 2743
吉崎 ， 吉松 他” 」 」
齟 」「 0 r 「
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1992． 68 嬲
藤原 庸 他 1012rg 臼7 五1〕 近 畿 20τ5
） 枡 井哲 也 藤井 栄 森 田 司郎 鉄筋 ン ク リート内部柱 ・
： 梁接 合 部に
コ
吉崎， 町， 芳賀 他 Lo011987A 卩 大 会 2898
お け るせ ん 断 抵抗 機 礁 ン ク リ
ート工 学 年 次 論 文 報 告 集 第 14巻 2 号
コ 石橋 ， 芳賀， 佐藤 他 1o011987MJ 大会 2903
373〜378，1992，
10011987 ロ 大会 290B
pp．
松谷 石 田 他 ム
6
松谷 ， o011987AiJ 大会 2910
9） 李 祥 浩，小谷 俊 介 ，青 山 博之 鉄 筋 ン ク リート内柱 梁 接 合 部 の せ ん
石田 他 ［
： コ 戸田 ， 薬研地 他 1o011987 ハiJ大 会 2917
断 終 局 強 度 ， ン ク リート工 学 年 次論 文報告 集 第 15巻 2 号 ， pp ．
コ 565 寺岡 ， 狩 野 他 22D41987 んU 大会 21050
〜570，1993， 後 藤， 橇 柴 田 他 30031987AIJ 大 会 21053
6 野 ，
ロ 栗栖 44o81987AU 大 会 21055
10） 市 之 瀬 敏勝 ，梶 原 卓 行 下 界定理 に よ る RC 柱 は り内部接合 部 の せ ん 断
： A団 e ト Fattah， 騨ight01o11987 ACE 亅our 1 Vol． 84周o ． L
強 度， ン ク リ ート 工 学 年 次 論 文 報 告 集 S27−−392，
照

ee17巻 2 号 ，pp ． Durrani ．冒ight 33D61987 ACI Jour l Vo1． 84 N 4

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1995， 611 ・ 一 o0111987

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他 13 2 19き吾五IJ天 套 暫§薯8
） 寺 岡 勝，狩野芳一，小 林勝 巳 鉄筋 ン ク リート造内部柱 ・
石
： コ
梁 接合 部 上村， 長塚 01 且 21988A 大 会 2930
目

の せ ん 断 強 度 に 関 す る調 査 及 び検 討 （普 通 ン ク リ
ートを用 い 、直交粱 の コ 北山， 小 谷， 青山 04o419 朋 AU 大 会 2932
藤 原，
な い 場合 ），構 造 工 学論 文集 Vol． 371t pp ，365〜378．1991， 3 南 他 0o221988AH 大 会 2933
小 林， 渡辺， 06o61988AH 大 会 2934
12） 寺 岡 勝 狩 野 芳一．佐 木 聡 ，林 和 也 1 鉄 筋 ート造 内 部 野ロ
々 ク リ コ ン 遠 藤， 小 杉， 山ロ 1G0i 正988 川 亅 大 会 2936
柱 ・ 梁 部 分 架 構 の 変形 性 能 の 評 価，材料 Vo］．45 No， 9，pp， 1033〜1041， 金田， 和泉 他 2oo219 呂8 凡IJ大 会 2957

1996， 913 川麻 前田 2oo21988AIJ 大 会 2959

吉田， 森 本 他 2oo21988AIJ 大 会 2968
） 草 苅 敏 夫 ，城 攻 実 験 的 資 料 に 基 づ く RC 造 外 部柱 梁接 合 部 の せ ん
：
森 ，柳沢 他 2o021988 ハlJ大 会 2974
断 耐 力 評 価 に 関す る 検 討 ， ン ク リ ート工 学 年 次 論 文報 告 集
コ 第 且8 巻 2 Kurose， Jirsa et al ． 01011988Univ ．of Texas

号 ． pp．935〜940，1996． 7 ．
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DL 2L 021989 川 天会 297σ
14） ］ohn bOmacci． Stavroula 肱 nta poulou Paraetric Investigation
踟 ： of 皿
山 ，
田 藤 井， 森田 D1341989AU 大 会 2972
Joint Hechanics，ACI Structural journal jan， − Feb，1993， 6 ！〜71
pp 、 柴田， 後 藤， 城 他 00771989A 大 会 2974
【」

15） 楠 原 文 雄 ，塩 原 等 接 合 部 破 壊 が 先行 す る RC 柱 は り接合 部の 接合部 北 山， 1谷 ，

ノ、 青山 o2241989AU 大 会 2980
塩原 ，
；
o 011989AlJ 大 会 2982
ク リート工 学年次 論 文 報告 集 第
小 河原 他 ユ
せ ん 断 力 と接合 部 破壊の 因果関係 ： コ ン 草間， 香 田 他 0Lo11989A ロ 大 会 2984
19巻 2 号，pp ， 1005−−1010，1997 ．6 市川， 菅野 他 03141989AIJ 大 会 2985
柳瀬 ，
16） Building CodeReqUirementsfor Structural concrete （ ACI 318− 95 ＞ 東 浦 他 o 工 011989A ！J大 会 21146
新林 ． 中川 ． 1oG11989MJ 大 会 21149
and Commentary （ACI 318R− 95 ）
久保 田
”西原 ， 山下” 他 ．……’ ．
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』10o1 「1989AIJ大 会 『 −21158” −『−…’ ” −’
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17） 狛 崎 隆 志 永 井 智 之 ，野 口 博 有 限要 素 法 を用 た RC 内 柱 ・ ： 梁接合 い 河 百： 塩原 構 o1 且 21 σ虹 五n 天 会 21σσ9
部 の せ ん 断 耐 力 に 関す る パ ラ メ ータ 解 析 ， ン ク リ ート工 学 年 次 論 文 報 告 河 囗， 塩原 他 22041990AIJ 大 会 21011
北 山． 亅谷 ，
コ
0112L990
941〜946，1996．
骨 山 AH 大 会 21D13
集 第 18巻 2 号，pp．
ノ、

7 山 内， 千 葉 他 5Do51990AH 大 会 21015
18） 北 山 和 宏 ，朝 倉 英博 ， 小 谷 俊 介． 青 山博 之 鉄筋 ク リート造 骨 組 に ； コ ン 石川 ， 上村 03031990AIJ 大 会 2LO15
お け る内柱 ・ 梁 接 合 部 耐 震 設 計 法， ート 学 年 次 論 文 報 告 集 井上， 東， 太田 11021990MJ 大 会 21022
寺 岡，
の ク リ コ ン 工
05o51990JCI 大 会 21D6
第 且O巻 3 号 ，pp ． 491〜 ． 狩 野 他
496，1988 6 1990AC 匸 jour 1 Vo1．
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19） 小 川 幸 一，広 沢 雅 也 ，清水 泰 ，李 正 浩 鉄 筋 ン ク リート系 建 物 の
皿 α

： コ 梧 崎1野 口 0246 1百gr 五丁〕天 会 21682

柱 ・ 梁 接 合 部 耐 震 性 能 の 検 証 （そ の 11RC 接合 部実 験 結 果 に お け る ケ 川崎， 多賀 他 37212199niJ 大 会 2 ユD83
中村 ， 別所，
ス
ール イ ェク トの 検 討 ），日 本 建 築 学 会 大 会 学 術 講 演梗 概 集 構 造 IVt pp ． 宇佐 美 他 且 3151991 《H 大 会 21085
神野 ，
フ
角陸 他 o538199nlJ 大 会 21089
G37〜63B，199S ，9 岡， 塩原 他 Do221991AIJ 大 会 21093
20 ） 林 和也，狩野芳 Nollick ． A 、 梁 芯が 柱 芯 に偏 芯 接 合 竹崎 ， 永井 ， 42061991A 大 会 21095
寺岡 勝 ． 上村 ロ

寺 岡，
「 ：

した 内部柱 ・ 梁 接合 部 に 関す る実 験 研 究 ， ン ク リート工 学 年 次 論 文 報 告
狩野 他 o1011991A 【」大 会 21097
小 谷， 遠藤 、
コ
青山 他 o1011991AU 大 会 21098
集 第 13巻 2 号 pp． 507〜512．1991 ．6 北 山， 亅
ノ俗 ， 青山 02o21991AIJ 大会 21LO5
21 ）小泉 ￥．市塚 貴浩 佐藤 博康，島 田登 志 夫 ，土 居 和 雅，上 村 智 彦 鉄 吉屋 ． 角， 益尾 他 o2o21991AIJ 大 会 21107
福本，
：
ート造 梁 ・柱 偏 心 接 合 部 の 終 局 強 度 の 検 討，日本 建 築 学 会大 会 加藤 他 2oo21991 川 大会 2 王 240
筋 ンク リ 寺岡，
コ
狩野 他 0303199UCI 大会 2084
学 術 講 演梗 概 集 構 造 ll，pp． 875〜876，1993， 9 Cheung， PauLay， Park 1 0 1 1991Univ． of terbury
」 ’ 」 ．
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22） 小 池 尚 ，カ Fo 掏 救 ．山 口 輝 彰，今 井 弘 梁 の 偏 心 が PCa 構 造
lJ難
ス ン ・
等岡、
：

罧 他 12031992 ハ
の 柱 梁 接合 部 の 耐 震 性 能 に 与 え る 影響 （そ の 1 ：実 験概 要 ）（そ の 2 ：実 験
野 ロ， 北 山 他 04041992 へiJ大 会 21045
結 ，
果 ） 日 本 建築 学会 大会 学 術 講 演梗 概 集 構造 n 519〜522 ，1994
，pp ． ，9 菊 ，
田 千葉 o3031992 乱【」 大 会 21046
島崎， 早川 ， 柏崎 o2021992A ロ 大 会 21049
張， 板倉 他 100 且 1992 1 大会 21132
△ 」

付 表 一1 デ ータ ベ ース に 引用 し た 実験 資 料（文献 ）一覧 飯鳳 笠松， 塩川 他 60o61992ArJ 大 会 21136

巳体 阿部 ， 竹崎， 野 ロ o7o71992A 【J大 会 2U70
実 験 者 引 用文 献 北山， 小谷 ， 青山 他 o1011992JCI 大 会 2065
FFSS 合計 Xi ，
囗 Park， Tana 42o6 【992 Univ． of 伽 ter加 ry
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田 別所 ， 中村 20021993A 【J大 会 21348
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ノ丶 小谷 5o051983 枷 大会 2614 菅 野， 長嶋 他 1oG11993 C 大会 2093
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L 角， 益尾 、 久徳 六 車 14o51993JCI 大会 2094
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ノ、 小林 他 15061984AU 大会 2564 竹 崎， 野 囗 1o121993JCI 大会 2003
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注）A ］J 大会 日本建築学 会 大会 学術謂 演梗 概集 ， AIJ北 海道 本建 築 学 会 北 海 道
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支部 研 究報告 集，AIJOO 東 日本建 築学会 閲東 支部 研 究 報 告 築 ，
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ク リート工 学 年 次 輸 文 報 告集
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松谷． 石田 他 恥 0D11985A 」大 会 2572
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黒瀬， 山野 辺 他 30o31985AU 大 会 2678

遠藤， 20o21985AU 大 会 2743
小 杉 他 1997年 3 月25 日 原 稿 受 理 ，1997 年 9月 8
寺崎，
〔 日 採 用 決定 ）
野 口 o3o31985AIJ 大 会 2746
北山， 栗 栖 ， 胄山 3o σ 319 呂5 点U 大 会 2747
三 浦， 藤沢 且 o011985MJ 会 2916
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