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35盆土産
35盆土産
題材名 「盆土産」(第2時/全3時間)
目 標 登場人物の心情や人柄がわかる表現を読み味わう。
①「盆土産」と黒板に書く。
領域等 C 読むこと ア ② 本時の目標を黒板に書く。
「作品を読んで、やさしさや温かさ,悲しさや
寂しさを感じる表現を味わおう。」
③ 全文を読み、優しさや温かさ、悲しさや寂しさを感じる
表現を抜き出す。
「作品を読んで、優しさや温かさ、悲しさや寂しさを感じる
表現を抜き出そう。」
・交替して音読をさせ、優しさや温かさを感じるところや
悲しさや寂しさを感じるところを教科書に線を引かせる。
・ワークシートに書き出させる。
板書例
◇
◇盆・正月
◇
◇
盆土産
ポイント
・盆正月は家族と暮らしたい
・殺生をしてはいけない
見送り
バス停への
母の墓参り ・だしの釣り直し ・ 今 夜 東 京 へ 帰
エビフライ
盆土 産 の
準備
父の帰省
さを感じる表現を味わおう。
作 品を読んで 、優しさや温かさ、悲しさや寂し
学習を振り返る。
全文通読
・
とができた。
登 場 人 物 の 心 情 や 人 柄 が わ か る 表 現 を読 み 取 る こ
・祖母の念仏
・子どもには二匹 ・
・鮮度を気にして
・父親の手紙
・生そばのだしを
優しさ・温かさ
運んだ苦労
つる
・ 何 も 言 わす に
・うっかり
・不意にしゃく
悲しさ・寂しさ
バスに乗る父
えんびフライ
り上げそうに
ると言い出す
三浦
哲郎
④ それぞれの場面ごとにワークシートに書き出した
ことを発表させる。
⑤ 登場人物が盆や正月に対して、どのような思いを
もっているかを話し合わせる。
殺生をしてはいけない
盆正月は家族と暮らしたい
⑥ 本時の学習を振り返る。
「今日の学習を通して、学んだことを述べてみよう。」
35
授業の流れ
学 習 活 動 留意点・支援
導 ①「盆土産」と黒板に書く。
入
3 ② 本時の目標を黒板に書く。 ・優しさや温かさ、悲しさや寂しさ
分 「作品を読んで、表現を味わおう。」 を感じる表現を読み味わうことを
確認する。
③ 全文を読み、優しさや温かさ、悲しさや寂しさを感じる
展 表現を抜き出す。 ・4つの場面に分けて整理する。
開 「作 品 を読 んで、 優し さや温 かさ 、悲し さや 寂しさ を感 じる 父の帰省準備
42 表現を抜き出そう。」 エビフライの盆土産
分 ・交替して音読をさせ、優しさや温かさを感じるところや 母の墓参り
悲しさや寂しさを感じるところを教科書に線を引かせる。 バス停への見送り
・ワークシートに書き出させる。
父の帰省準備 生そばのだしをつる
父親の手紙
エビフライの盆土産 鮮度を気にして運んだ苦労
子どもには二匹
母の墓参り だしの釣り直し
終 祖母の念仏
末 今夜東京へ帰ると言い出す
5 バス停への見送り 不意にしゃくり上げそうに
分 うっかり
えんびフライ
何も言わすに ・ 家族が大切に思い合う様子を
バスに乗る父 読み取らせる。
④ それぞれの場面ごとにワークシートに書き出したことを ・日本人が大切にしている盆や正月
発表させる。 を話題にすることで、日本文化に
興味や関心を持たせる。
⑤ 登場人物が盆や正月に対して、どのような思いをもって
いるかを話し合わせる。 評価の観点
殺生をしてはいけない 登場人物の心情や人柄がわかる表現を
盆正月は家族と暮らしたい 読み取ることができた。
⑥ 本時の学習を振り返る。 ・本時の学習を振り返るとともに
「今日の学習を通して、学んだことを述べてみよう。」 次時の学習課題をもつ。
指導のポイント
○「盆」や「正月」について話題にし、日本の習慣や伝統文化について学ぶ
・在外で暮らしていても、日本の習慣や伝統文化にはできるだけ触れさせたい。この「盆土産」では、
盆の最中に殺生をしてはいけないことや、盆や正月には家族で暮らしたいと願っていることが表現
されている。日本の各地域で行われている盆や正月に関わる行事について、家庭で聞いてきて交流さ
せることも考えられる。