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22新しい短歌のために(短歌十二首)
22新しい短歌のために(短歌十二首)
22新しい短歌のために(短歌十二首)
題材名 「新しい短歌のために(短歌十二首)」(第3時/全3時間)
目 標 情景や作者の思いを想像しながら、短歌十二首を声を出して読む。
領域等 A 話すこと・聞くこと イ
① 創作短歌を紹介する。
C 読むこと アエ
② 本時の目標を黒板に書く。
「短歌十二首の中から、好きな短歌を選ぼう。」
・ワークシートを配付し、書き込ませる。
③ 全ての短歌を音読させる。
「情景や作者の思いを想像しながら、12の短歌を読もう。」
・一つ一つを声を出して、くり返し読ませる。
板書例
◇
◇
◇
ポイント
短歌十二首の中から 、好きな短歌を選ぼう 。
新しい短歌のために
・
情景や作者の思いを表現する
好きな短歌を三つ選ぶ
学習を振り返る。
全文通読
とができた。
短歌十二首
④ 好きな短歌を3つ選んで、浮かんできた情景や作者の
思いを表現して、声に出して読もう。
「好きな短歌を3つ選んで書き写そう。どんな情景が浮か
んできたのだろう。どんな思いを想像できるだろう。」
・好きな短歌をワークシートに書き写させ、浮かんできた
情景や作者の思いを書かせる。
⑤ ワークシートに書き込んだ内容を発表させ、黒板に書き
出す。
⑥ 本時の学習をふり返る。
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授業の流れ
学 習 活 動 留意点・支援
導 ① 創作短歌を紹介する。 ・予め模造紙に書いておくと時間を
入 短縮できる。
3 ② 本時の目標を黒板に書く。 ・家庭学習として取り組んだ短歌づ
分 「短歌十二首の中から、好きな短歌を選ぼう。」 くりの成果を尋ねたい。
・ワークシートを配付し、書き込ませる。 ・期限を決めて作品を集めて、コン
クールなどに参加してはどうか。
③ 全ての短歌を音読させる。
「情景や作者の思いを想像しながら、12の短歌を読もう。」 ・言葉の意味が不明な点があれば、
展 ・一つ一つを声を出して、くり返し読ませる。 随時教える。
開
42 ④ 好 き な短 歌を3 つ選 んで、 浮か んでき た情 景や作 者の 思い
分 を表現して、声に出して読もう。
「好きな短歌を3つ選んで書き写そう。どんな情景が浮か
んできたのだろう。どんな思いを想像できるだろう。」 ・一つ一つの短歌を鑑賞していたの
・好きな短歌をワークシートに書き写させ、浮かんできた では単調になる。人気投票をして
情景や作者の思いを書かせる。 興味を持たせたい。
・声に出してくり返し読ませる。 ・生徒の好きな短歌から鑑賞してい
く。その際、ポイントを生徒に質
⑤ ワークシートに書き込んだ内容を発表させ、黒板に書き 問しながら、鑑賞の仕方がわかる
出す。 ように説明する。
⑥ 本時の学習をふり返る。 評価の観点
「この時間の学習を通して、好きな短歌は見つかりましたか。 好きな短歌を選び、情景や作者の思い
終 暗 記 でき るまで 読ん でみま しょ う。感 じた ことや わか った を読み取ることができた。
末 こ と 、ま だよく わか らない こと 、これ から 学習し てみ たい ・ 本時の学習を振り返るとともに
5 ことを述べてみよう。」 次時の学習課題をもつ。
分
指導のポイント
【コラム】
○短歌の鑑賞は言葉を通して作者の心情や見ている情景を追体験すること。
・詩よりさらに選ばれた表現なので一つ一つの言葉を大切にしなければならない。しかし、詩よりも構造
が単純なので意味がわからないということはない。言葉の情感を大切にしなければならない。