かぐやひめ

PRINCESS KAGUYA

Narrator むかし むかしの おはなし です。

Narrator ある ところに たけとり おじいさんと おばあさんが いました。

-----------at bamboo forest-----

ひ やま い
ある日、おじいさんが 山へ 行きました。

Old man「おや！ピカピカ ひかっている たけが ある」

き なか ちい おんな こ
Narrator おじいさんは たけを 切りました。すると、中には 小さい 女 の子が いました。
こ
Old man「この子 つれて かえりましょう」

---------- at home-----------
こ
Old lady「ええ！かわいい 子 でしょう。」おばあさんが びっくりしました。
おんな こ
Narrator 女 の子は「かぐやひめ」と よびました。

Narrator おじいさんと おばあさんは たいせつに かぐやひめを そだてました。それからも、ふしぎな

なか きん
ことが つづき、おじいさんが たけを きると、中から 金が でました。おじいさんは おかねもちに な
りました。
-----------a few years later----------
おんな
Narrator ねんを たつと、かぐやひめは とても きれいな 女に なりました。

Old lady「あなたが とても きれいで、みんなに よく はなしている」

なんにん おとこ い
Old man「何人も の男も かぐやひめと けっこんしたい と 言いました」
わたし
Kaguya Hime「 私 は だれにも けっこんしたくない。おじいさんと おばあさんに ずっと そばに い
てほしい です。」
なんにん おとこ
Old man「しかし、何人かの 男も あきらめないよ。だれかに けっこんしてくだい。」
い
Narrator どんなに おねがいしても かぐやひめは むずかしい ことばかり 言って、みんなに こま
らせていました。
おとこ
Kaguya Hime「たからものを もっている 男と けっこんしたい」

Old man「では、みなさんに おつたえします」

Narrator でも、だれにも そのたからものを もつこと が できません。

------------when Kaguya hime is looking at the moon-----------------

まいにち つき み
すうかげつご、毎日 かぐやひめは 月を 見ました。
Old lady「だいじょうぶですか」

Old man「どうして、ないていますか。」

Kaguya Hime「おじいさん、おばあさん、 じつは わたしは この くにの ものでは ありません。わた

つき
しは 月の くにの ものです。これから、わたしは 月に もどります。」

Old man「しんじられない」crying sadly

------------ the day to return to the moon has come-------------------

つき
Narrator いよいよ、そのよるが きました。 かぐやひめは 月に もどりました。

Kaguya Hime「おじいさん、おばあさん、 ありがとうございました。」

つき
Narrator かぐやひめは そらに とびました。 月へ かえりました。

Old lady＆Old man「どかぐやひめ。。いかないで ください」

Kaguya Hime「ありがとうございました。」

Narrator かぐやひめは もう みえません でした。

-------------------------------------------------------------owari / the end -----------------------------------------------------