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色の基礎知識
色の基礎知識
スペクトル
■色の見える経路
光源
❶_ 真っ暗な闇の世界、□の無い空間では何も視えない 1666 年に物理学者の②_
①_ アイザックニュートン は、暗い部屋の中で太陽の光をスリットを通して、
物体
❷_ 見ようとする□□が無くても見えない 1666 に透過させる実験を行いました。
三角柱の③_
視覚
❸_ 瞼を閉じて、□□が上手く機能しなくても見えない
分光 されて虹色になることが解りました。
プリズム を透 過した光は④_
すると③_
人間は、上記の三要素が相互的な働きをして「見る=色を感じる」ことができる
分光 された赤・橙・黄・緑・青・藍・青紫の光の虹のような帯は、
このように④_
スペクトルと一般的にはいわれています。②_
⑤_ ニュートン はこの実験によって、
❶ 光源
_
種類
_
自然光源 _
人工光源
光は物質を通過するとき波長の長さによって屈折率が異なること、またこの違いによって色が 変 化すること、
光=電磁波(TVやラジオの電波の仲間)
電磁波=放射性のエネルギーの一種 プリズム を通った⑤_
③_ スペクトル の帯に、収束レンズを重ねると
波頭
波頭
IMAGE
海辺の波と同じように波上になり進行方向へ進む
振動数や波長の長さ(波頭から、波頭までの距離)に 再び元の光(⑥_ スペクトルのそれぞれの色光は、
白色光 )に戻ること、さらに⑤_
よって性質が 変わる
分光 単色光
これ以上細かく④_できない⑦_(単一の波長からなる光)であることを発見しました。
電磁波の波長による分類 IMAGE
IMAGE nmナノメートル=波長を表す単位
380 白いスクリーン
見え
短波が短い
可視光線
_nm
る
ガンマ線
白色光 普段は白色光となって見える
青紫
ス ペ ク ト ル
目で見る事のできる範囲
X線 短波長 単色光
}
スリット 光の虹の様な帯
光線
紫外線 光を色として
} _波長域
赤 780nm∼610nm
白色光 長
中波長 緑 感じる範囲 橙 610nm∼590nm
可視光線
} _波長域
黄 590nm∼570nm
緑 570nm∼500nm
中
赤外線
長波長 赤
範囲 青 500nm∼450nm
} _波長域
短
380 780
マイクロ波 藍・青紫 450nm∼380nm
長波が長い
nmから nm
電波 プリズム 屈折による分光
レーダー/ラジオ
携帯/TVなど
780
_nm
MEMO
反射
が暗いところでは大きくなり、明るいところでは
私たちが普段見ている色の大部分は、直接の光ではなく、物体に当たって①_した光や物体を 細くなる。人間も一緒。
透過
②_した光です。見ようとする物体に光が当たったとき、物体の表面はその材質や素材の違いによって、
水晶体は、水晶体の厚みをかえることでピントを
変 えて いる。そ の た め 遠 い も の や 近 い も の 、
どちらでもピントを合わせる事ができる。
反射
光を①_したり、 透過
③_したりします。 反射光 透過光
この④_や⑤_が、 網膜は、網膜の上に網膜に像を結ぶ事によって
ものを見ている。
私たちの目に入って色として感じられるのです。このような色を物体色と呼びます。
種類
目 垂直断面図
表面色
_ 物体の表面から反射された光線で感じる色
機能 カメラ 人間の目
まぶた
透過色
_ 光線が物体の内部を通り抜けた光線によって感じる色
光の遮断 ボディ 強膜
毛様体
光量調節 レンズの絞り 虹彩 虹彩
網膜
表面色 イチゴがなぜ赤く見えるのか
光の屈折 レンズ 水晶体 角膜 水晶体 ガラス体
反射 虹彩 視神経
物体の表面は艶消しに見える
光線の反射や吸収、 ■色の見える経路 光源
赤いりんご
光沢がある|鏡面反射を含む拡散反射
透過によって ①反射光・透過光が網膜に達する 知覚
一部の光が特定の方向に強く反射する
ことによって艶や光沢を感じる 色を感じている。 ②視細胞(桿状体/錐状体)で感知 視覚
大脳
光沢が強い|鏡面反射=正反射 ③電気信号が視神経を通る 反射
光の反射角が物体への入射角と等しい ④大脳にある視覚中枢に伝わる 物体
⑤色知覚