「差別と偏見」差別解消に取り組む人々

課題
１．木曜日の 3 人の人物の差別・偏見解消に向けての取り組みを読んで、その取り組みに、どのよう
な共通点があるでしょうか。

他人のために声を上げたこと、相手の気持ちを考え、尊重し、変えていたこと、相手の立場から見て
考えたことは共通点です。

２．
a.差別の根底にあるものは何だと思いますか。
価値観の違い、育っていたところの固定観、理解が足りないなどの原因が差別の根底にあるだと
思います。

b.解消のために、大切だと思うことを考えてください。
例に挙げられた 3 人と同じく、相手の立場から見て考えた後、徐々に理解を伝えていくことと違う価
値観のある人々に接し、知り合うことが差別解消に欠かせない大事なものだと思います。
３．レポートを書く
現在、皆さんの国・地域(/長く住んでいた国・地域)の人で、差別や偏見を是正する取り組みをし
ている人・グループを紹介してください。その際に、その人が活動を行うきっかけ（なぜそのような
活動を行うようになったのか）や、活動内容を具体的に説明し、どのような点がすごいのか、自分
の意見も書くこと。

現代のグローバル化の世界においても、固定観や誤解による差別問題がまだ表れています。
その際に、母国のモンゴルでの差別問題に取り組んでいるある衣料品ブランドについて紹介したい
と思います。
7-694 は、障害者をサポートするモンゴルのアパレルブランドです。アパレルは、障害者と見なさ
れているダウン症やアルビノ病のモデルを通じて広告されています。
目標として固定観のあるモンゴル社会でそれらのモデルを認めさせ、自信を持てるようにすること
だという。
当ブランドの差別に対する活動を行うきっかけとなったのは、ダウン症の子を持つ母親の SNS コ
メントでした。最初のコレクションがリリースされたとき、「私の子供はダウン症で、彼は毎日放課後
家にいるのを見て心が痛んでいます。ダウン症の子供たちも、他の人と同じことを理解してもらいた
い」という母親のコメントがありました。そのコメントは 7-694 の起業家 S.トブデンにとって大きく印
象を残し、差別問題に深く関心を持たせ、活動を始める威力になったという。
このブランドを紹介したかった理由は、ダウン症やアルビノ病のモデルをサポートしているからで
はありません。重要なポイントとして、彼らのモデルは背が高く、痩せていて、きれいである必要はな
いということを長い間伝えてきたことが現れます。検討してみると、7-694 のモデルみんな自分のユ
ニークな特徴を持っていることからわかります。
私たちの社会における差別は、障害であるかないかだけでは説明できません。見た目で差別す
る固定観念を打ち破ろうとしていることに感銘を受け、私たちも貢献しなければならないと考えまし
た。

４．レポート内容を評価する
読み手に、グループや人物の活動がわかりやすく伝えられたか。
具体性があったか。
その活動の紹介が、自分の意見の根拠とつながっているか。

事実は具体的で言葉遣いも易しくて、伝えたいメッセージが伝えられるように書けたと思います。
ずっと前から気に入り、将来のビジネスアイデアとする予定のことを授業のレピートに書いているの
も嬉しいです。