Unit 12

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U n it 1 2 :

1. 減り続ける子供の数 教育と子供たち
日本社会が直面している最大の問題は、少子高齢化と人口減少である。
高度成長期の後、経済活動を支える若い世代の人口が減り続ける。
このままでは、小学校に通う子供の数が減り続けることがわかる。

2. 学校制度と教育内容
日本の学校には国立・公立・私立があり、いずれも学校
教育法のもとで教育が行われている。
小 学 校 6 年 、 中 学 校 3 年 、 高 等 学 校 3 年 、 大 学 4 年 の 「 6-
3- 3-4 制 」 が 基 本 で 、 こ の う ち 小 学 校 と 中 学 校 の 合 計 9
年間が義務教育に定められている。
日本の大部分の家庭では、義務教育の前に子供を幼稚園
などに通わせる。子供たちは、そこで早くから社会性を
身につけ、自制心や社交性を備えることができる。

*日本の主な教育機関
は義務教育

小学校での教育
子供は、満6歳の4月に小学校
に入学する。小学校では、右
の表の教科を中心に授業が組
まれている。

中学校での教育
中学校の必修教科は左の表の9
科目で、これに道徳や総合的
な学習の時間などが加わる。

3. 教科学習以外の教育
学校での楽しみの一つは給食であり、給食当番になって配膳の準備や後片づけをすることで、
お互いに助け合うことの大切さを学ぶのだ。
教科学習外で行うクラブ活動は体育系や文化系があり、授業が始まる前の早朝や放課後などに
練習を行う。
先輩・後輩の関係も重視され、チームプレイを通して団体行動を身につける訓練もできる。
学校生活全体を通して、「礼儀正しく、集団行動のできる日本人」の骨格が形成されるのだ。

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