000- 取扱説明書 .

book 1 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

Ӓਖ਼࢚஡᪃ʁ˂ʒ᡾
՘੥ᝢ஥ం
ȝ᡾Ɂ˹ȾίከȪȹȢȳȨȗǿ
ȧΈႊɁҰȾɛȢȝᝣɒȢȳȨȗǿ

Ȉ×ÁÇÏÎ Òǽ՘੥ᝢ஥ంȉȻȕɢȮȹȝᝣɒȢȳȨȗǿ
000- 取扱説明書 .book 2 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

ȦɁȲɆɂǾʹɾʽÒ Ӓਖ਼࢚஡᪃ʁ˂ʒ᡾ ɥ
ȝ៳ȗ෰ɔȗȲȳȠȕɝȟȻșȧȩȗɑȬǿ
ǽȧΈႊɁҰȾǾ॒ȭȦɁ՘੥ᝢ஥ంɥȝᝣɒȢȳȨȗǿ
ȝ᡾Ɂ՘੥ȗɥ᝝ɞȻǾ̜୒ɗ୒᪩ɁՁ‫ى‬ȻȽɝɑȬǿటంɥɛȢ
ȝᝣɒȗȲȳȠǾȗȷɑȺɕफ़ᤛȽɵ˂ʳɮʟɥȝഒȪɒȢȳȨȗǿ
ˁ టంɂǾ஡᪃ʁ˂ʒᚽ϶᡾Ɂ࿑ҝᚽ϶ȾȷȗȹɁ՘੥ȗ஁ศɥᝢ
஥ȪȹȗɑȬǿȰɁͅɁ՘੥ȗȾȷȗȹɂǾҝёɁ
Ȉ×ÁÇÏÎ Ò՘੥ᝢ஥ంȉȾȹᝢ஥ȪȹȕɝɑȬǿȰȴɜɕ॒ȭ
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Ǿ Ǿ Ǿ ɂǾ
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՘੥ȗɥ᝝ɞȻǾϾ޼ȾȷȽȟɞȝȰɟȟȕɞю߁
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ɂᅺȶȹȝȢȻΠҟȽю߁ȺȬǿ

ˁ ɮʳʃʒɁ˹ȺȈǽǽȉɁᜤհȟΈႊȪȹȕɞȻȠɂǾَᇉȨɟ
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ˁίᜳɗཟ೫୥϶ȾȷȗȹɂǾҝёɁʫʽʐʔʽʃʘ˂ʒȾᜤᢐȪȹȗɑȬǿ
టంȻȕɢȮȹȝᝣɒȢȳȨȗǿ
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ίከȪȹȢȳȨȗǿ
ˁȝ᡾ɥȝəȭɝȾȽɞȻȠɂǾඒȾ੔఍ȨɟɞȞȲɁȲɔȾǾటంȻ×ÁÇÏÎ
Ò՘੥ᝢ஥ంȝɛɆʫʽʐʔʽʃʘ˂ʒɥȝ᡾ȾȷȤȹȝຝȪȢȳȨȗǿ
ˁʃʄɷ៧ۨࣆɑȲɂʃʄɷ͍ျࣆȺ՘ɝ͇ȤȲᚽ϶ֿȽȼȾȷȗȹɂǾᚽ϶
ֿȾຍ͇ȨɟȹȗɞҝёɁ՘੥ᝢ஥ంɥȝᝣɒȢȳȨȗǿ
ˁ᡾Ɂ̈́റȽȼɁ۰௿ȾɛɝǾటంɁю߁ɗɮʳʃʒȻȝ᡾ȟˢᒵȪȽȗ‫ک‬նȟ
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ˁȧ˪஥Ƚཟɂઆछʅ˂ʵʃʃʉʍʟȾȝȲȭɀȢȳȨȗǿ
000- 取扱説明書 .book 3 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

助手席昇降シート車 取扱説明書

1. 装置の取扱い
助手席昇降シート車の各部の名称 ････････････････････････ 1-1
助手席昇降シートについて ･･････････････････････････････ 1-2
正しい着座姿勢 ････････････････････････････････････････ 1-2
助手席昇降シートの調節のしかた ････････････････････････ 1-3
アームレスト ･･････････････････････････････････････････ 1-4
フットレスト ･･････････････････････････････････････････ 1-4
胸部固定用ベルト ･･････････････････････････････････････ 1-5
昇降シートの動き ･･････････････････････････････････････ 1-6
ワイヤレスリモコン ････････････････････････････････････ 1-8
助手席昇降シートの昇降操作 ･･･････････････････････････ 1-10
車いす固定装置 ･･･････････････････････････････････････ 1-16

2. 万一のとき
ワイヤレスリモコンの電池交換 ･･････････････････････････ 2-1
ヒューズの点検・交換 ･･････････････････････････････････ 2-2
バッテリーを交換したときは ････････････････････････････ 2-3
正常に動かなくなったときは ････････････････････････････ 2-4
故障したときの連絡先は ････････････････････････････････ 2-9
 000- 取扱説明書 .book 1 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
装置の取扱い

助手席昇降シート車の各部の名称

助手席昇降シート

胸部固定用ベルト ヘッドレスト
（1-5ページ）

アームレスト
（1-4ページ）

ワイヤレスリモコン
（1-8ページ）

஡᪃ʁ˂ʒծϫ
リクライニング リクライニング
スイッチ スイッチ
（1-3ページ） （1-3ページ）
シート前後 シート前後
スライドスイッチ スライドスイッチ
（1-3ページ） （1-3ページ）
ワイヤレス受信器スイッチ フットレスト シート昇降スイッチ
（1-9ページ） （1-4ページ） （1-15ページ）
72MA0010

車いす固定装置

ストラップ
（1-18ページ）

ストラップ ラゲッジフック
（1-17ページ）

バンパーカバー ラッシングベルト
（1-17ページ） （1-18ページ）
72MA0020

1-1
000- 取扱説明書 .book 2 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

助手席昇降シートについて 正しい着座姿勢
昇降シートを昇降させるときは、乗員の
昇降シートにお子さま用シー 姿勢を次のようにします。
トを取り付けない
①シートに深く着座します。
お子さま用シートは、必ず後席へ取り付
けてください。 ②アームレストを下げ、両腕の位置を
アームレストの内側にします。
→ 1-4ページ（アームレスト）

お子さま用シートをシートベルトで固
③フットレストを下げ、両足を上に乗せ
定した状態で昇降シートを作動させる
両ひざをそろえます。フットレストに
と、お子さまが重大な傷害を受けるお
足が乗せられない場合は、足がシート
それがあります。また、昇降装置や
と車体の間にはさまれないように介助
シートベルトが破損する原因となりま
者がささえてください。
す。
→ 1-4ページ（フットレスト）

④胸部固定用ベルトを着用します。
→ 1-5ページ（胸部固定用ベルト）

ヘッドレストは正しく取り付
ける Ḫ ᑢ᥂ِްႊʣʵʒɥᅔႊ

ヘッドレストを取り付けるときは、次
のことをお守りください。守らないと
ヘッドレストが本来の効果を発揮でき
ません。
 ヘッドレストはしっかりと固定する
 ヘッドレストを外したまま走行しな Ḩ ˵ᑼɂɬ˂ʪ
い ǽ ʶʃʒɁюϫ
 運転席と昇降シートのヘッドレスト ḧ ʁ˂ʒȾ຅Ȣᅔ࣋
を入れ替えない ḩ ˵ᠴɥʟʍʒ
 ヘッドレストを前後逆に取り付けな ǽʶʃʒȾ̋Ȯ˵ɅȩɥȰɠțɞ
い 72MA0420

1-2
 000- 取扱説明書 .book 3 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

シートは、回転開始位置から前後 70
 シートを昇降させる前に、乗員の姿
mm程度移動することができます。
勢が正しい着座姿勢であることを確
認してください。ドア開口部やドア
などに頭や足をぶつけたり、シート
と車体の間に手足をはさんだりし
て、けがのおそれがあります。
 とくにご自身でシートに深く着座で 背もたれの角度調節
きない方、ひざや首を曲げられない
方の場合は、昇降中に着座姿勢が不 リクライニングスイッチを押すと、背も
安定になりやすいため介助者の十分 たれが前後に動きます。車外に出た状態
な補助が必要です。 では、リクライニングスイッチを操作し
てもシートは動きません。
スイッチから手を離すと、その位置で止
まります。

助手席昇降シートの調節の
しかた

前後位置の調節

シート前後スライドスイッチを押すと、 ऻ஁ɋ Ұ஁ɋ ऻ஁ɋ

Ұ஁ɋ
シートが前後に動きます。車外に出た状
態では、シート前後スライドスイッチを
操作してもシートは動きません。
スイッチから手を離すと、その位置で止 ʴɹʳɮʕʽɺ ʴɹʳɮʕʽɺ
まります。 ʃɮʍʋ ʃɮʍʋ
70K4113

昇降シートはフルフラットになりませ
ん。

ʁ˂ʒҰऻ ※前記のほか、ヘッドレストの高さ調節
Ұ஁ɋ ऻ஁ɋ
ʃʳɮʓʃɮʍʋ は標準車のシートと同様です。別冊の
「WAGON R 取扱説明書」をお読み
ください。
ʁ˂ʒҰऻ
ऻ஁ɋ
Ұ஁ɋ ʃʳɮʓʃɮʍʋ
70K4112

1-3
000- 取扱説明書 .book 4 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

アームレスト フットレスト
乗車時の腕置き用として使用してくださ シートを昇降させる際に、乗員の足置き
い。 用として使用してください。
 シートを昇降させる際は、乗員の両腕  フットレストの操作は、フットレスト
をアームレストの内側にします。 の先端部を持って行ないます。
 使 用 する とき は、一番 下ま で下げま  使用するときは、一番下まで下げま
す。 す。
 使用後は、持ち上げて収納します。  使用後は、持ち上げて格納します。

ʟʍʒ
ɬ˂ʪʶʃʒ
ʶʃʒ

аብ᥂ ‫و‬ᢆ᥂
70K4116 70K4115

シートベルトは、アームレストの下を
フットレストの上で立ち上がらないで
通してください。アームレストにベル
ください。足を踏み外したりして、け
トがかかっていると、シートベルトが
がのおそれがあります。また、フット
本来の効果を発揮できません。
レストが破損する原因となります。

回転部近くを持って操作すると、回転
部で指をはさんでけがのおそれがあり
ます。

72MA0450

アームレストに腰をかけたり、荷物を
乗せたりしないでください。アームレ
ストが破損するおそれがあります。
1-4
 000- 取扱説明書 .book 5 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

胸部固定用ベルト
着座姿勢を保てない方の姿勢を補助しま
す。 ᑢ᥂ِްႊ
ʣʵʒ

着座姿勢を保てない方は、乗車中も胸
部固定用ベルトを着用してください。 ʨʂʍɹ
胸部固定用ベルトを着用しないと、急 ʐ˂ʡ
ブレーキや、衝突のときなどに重大な
傷害を受けるおそれがあります。 70K4118

取り付けかた 胸部固定用ベルトを着用するときは次
のことをお守りください。守らないと
ベルトを図のように昇降シートの背もた 急ブレーキや衝突のときなどに、重大
れ後部までまわし、シートをしっかりと な傷害を受けるおそれがあります。
マジックテープで固定します。  胸部固定用ベルトはシートベルトで
はありません。胸部固定用ベルトを
ʨʂʍɹʐ˂ʡ 着用した場合であっても、走行前に
その上から必ずシートベルトを着用
してください。
ᑢ᥂ِްႊ
ʣʵʒ
 シートベルトの上から胸部固定用ベ
ルトを着用しないでください。シー
トベルトが本来の機能を発揮できま
せん。
ȿȗᄻȟ
ȕɞ஁ȟ
۶ϫ
72MA0430 昇降シートに乗員がすわっていないと
きは、胸部固定用ベルトが垂れさがら
ないようにマジックテープを固定しま
着用のしかた す。

ベルトを次の図のように両脇の下を通
し、しっかりとマジックテープで固定し
ます。
 胸部固定用ベルトは介助者が乗員に着
用させます。
 胸部固定用ベルトは、シートベルトを
着用する前に着用してください。シー
トベルトを先に着用すると、胸部固定
用ベルトの着用が困難になります。
1-5
000- 取扱説明書 .book 6 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
シートが車外へスライドします。
昇降シートの動き 3

下降時の動き

昇降シートは、次のように作動します。

“ピー”と作動開始ブザーが鳴り、
1
回転開始位置まで自動的にシートが
移動して背もたれが動きます。

72MA0100

いっぱいまでスライドすると、シー
4
トが下降します。いっぱいまで下降
すると、シートは自動的に止まりま
す。

72MA0080
昇降シートがドア開口部を通過すると
き、乗員の頭が開口上部に当たらない
ように背もたれが自動で後方に倒れま
シートが前方向に移動しながら反時
2 す。そのとき、乗員の頭がヘッドレス
計方向に約90°回転します。 トに添うよう介助してください。頭を
ドア開口部にぶつけて、けがのおそれ
があります。

シートを車外に出したまま放置しない
でください。とくに炎天下、雨天、寒
冷時などでは、カバー類の変形、モー
ター、ボールネジの錆付き、凍結など
72MA0090
の原因となります。

1-6
 000- 取扱説明書 .book 7 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
い っ ぱ い ま で 回 転 す る と、“ピ
上昇時の動き 4
ピッ”と完了ブザーが鳴って自動的
に止まります。
昇降シートは、次のように作動します。
 シートが固定されていない状態で
“ピー”と作動開始ブザーが鳴り、 助手席ドアを閉めると、“ピーッ、
1 ピーッ”
と警告ブザーが鳴ります。
シートが上昇します。
ブザーが鳴ったときは、助手席ド
アを開けて再度スイッチを押し、
“ピピッ”と完了ブザーが鳴って
シートが自動的に止まったことを
確認してから、再度助手席ドアを
閉めてください。

昇降シートを格納したときに、“ピ
ピッ”と完了ブザーが鳴ったことを確
72MA0140
認してください。さらにシートをゆ
すって、確実に固定されているか確認
いっぱいまで上昇すると、シートが してください。固定が不確実な場合、
2 ブレーキや加速、衝突のときなどに
車内へスライドします。
シートのロックが外れ、思わぬ事故に
いっぱいまでスライドすると、シー つながるおそれがあります。
3
トが後ろ方向に移動しながら時計方
向に約90°回転します。

72MA0160

72MA0150

昇降シートがドア開口部を通過すると
き、乗員の頭が開口上部に当たらない
ように背もたれが自動で後方に倒れま
す。そのとき、乗員の頭がヘッドレス
トに添うよう介助してください。頭を
ドア開口部にぶつけて、けがのおそれ
があります。
1-7
000- 取扱説明書 .book 8 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

ワイヤレスリモコン
→ 1-10ページ リモコンの作動可能範囲は約1 m以内
（助手席昇降シートの昇降操作） ですが、安全に使用していただくた
め、次のことを必ずお守りください。
→ 1-9 ページ（長期間使用しないとき  昇降シートにすわっている乗員の体
は、ワ イ ヤ レ ス受 信 器 ス イ ッ チ を が見える位置で、頭・腕・足先など
OFFにする） が車体との間にはさまれたりぶつけ
たりしないように介助できる距離で
→ 2-1ページ 操作してください。
（ワイヤレスリモコンの電池交換）

各部の名称 リモコンには、精密な電子部品が組み
込まれています。電子部品の故障を防
ぐため、次のことをお守りください。
Ӧͽ᚜ᇉ ˨஡
 インパネの上などの高温になるよう
ÌÅÄ ʃɮʍʋ な場所に置かない
 落下させるなどして、強い衝撃をあ
˩᪃ たえない
ʃɮʍʋ  水洗いをしたり、水中に入れたりし
ない
᫖ໃ
ʃɮʍʋ
 磁気を帯びたキーホルダーなどをつ
けない
 テレビやオーディオなど磁気を帯び
72MA0040
た機器の近くに置かない
 電気医療機器（マイクロ波治療器や
低周波治療器など）の近くに置いた
り、身につけたまま治療を受けたり
リモコンを航空機内へ持ち込む場合 しない
は、機内でスイッチを押さないでくだ
さい。また、バッグなどに入れるとき
は、簡単にスイッチが押されないよう
に収納してください。スイッチが押さ リモコンもしくは受信器を交換したと
れると、電波が発信され、航空機の運 きは、受信器の暗証コードを再登録す
航に支障をきたすおそれがあります。 る必要があります。詳しくは、スズキ
※リモコンは、航空機内での使用が制 販売店またはスズキ代理店にご相談く
限される電子機器に該当します。 ださい。

1-8
 000- 取扱説明書 .book 9 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

作動可能範囲 長期間使用しないときは、ワ
イヤレス受信器スイッチを
助手席ドアを開けた状態で、約 1 m以内 OFFにする
の範囲で昇降シートの昇降操作ができま
す。 ワイヤレスリモコンを使用しない場合
は、ワイヤレス受信器スイッチをOFFに
してください。
ワイヤレス受信器スイッチを再び ON に
切り替えると、切替え後数十秒でリモコ
ンが使えるようになります。

±í

70K4119

周囲の状況により、リモコンの作動可
能距離が変わることがあります。

஡᪃ʁ˂ʒծϫ
ÏÎ

ÏÆÆ
ʹɮʮʶʃ
ՙα‫ب‬ʃɮʍʋ

70K5107

長期間車に乗らないときは、ワイヤレ
ス受信器スイッチを OFF にしてくだ
さい。バッテリーあがりの原因となり
ます。

1-9
000- 取扱説明書 .book 10 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

助手席昇降シートの昇降操作
ワイヤレスリモコンまたはシート昇降ス 昇降シートを動かす前に、後席シート
イッチの操作により、助手席シートを昇 同乗者の安全を確認してください。
降させることができます。 シートと車体の間に足をはさんだりし
て、けがのおそれがあります。
安全な場所に停車して使用する
昇降させるときは、助手席ドアやバック
ドアを全開にしても交通のじゃまになら
ない平らな場所に停車してください。安  昇降シートの最大昇降許容重量を超
全のため、パーキングブレーキをしっか えると、昇降シートや昇降装置が損
りとかけ、セレクトレバーを P に入れ 傷するおそれがあります。
てください。  連続して何回も昇降シートを操作す
る場合は、バッテリーあがりを防ぐ
最大昇降許容重量 100 kg ためにエンジンをかけた状態で行な
います。

不整地や傾斜地、坂道では、乗り降り  昇降シートは、シート左側面にある
の際に車いすや昇降シートから転落す シート昇降スイッチでも操作するこ
るなど思わぬ事故につながるおそれが とができます。
あります。また、車いす収納時に車い → 1-15 ページ（シート昇降スイッ
すが不安定となって身体や車体に当た チによる昇降シートの昇降操作）
り、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。  周囲の電波状態により、リモコンの
スイッチを押してもシートが作動し
˪୥٥ Ͽ୵٥ ないことがあります。そのときは、
次のようにしてください。
・リモコンを操作する位置を変える
・シート側のシート昇降スイッチで
操作する。

 シート作動中、シートに抵抗が加わり
٪ᤍ
作動がさまたげられると、“ピー”と
警告ブザーが鳴り、シートが少し反転
して停止します。

70K4016

1-10
 000- 取扱説明書 .book 11 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

ワイヤレスリモコンを使用し
て昇降シートを車外に出すと
 助手席ドアを全開にしないと、乗員
きは
の足などがドアにぶつかってけがの
おそれがあります。また、シートとド
昇降シートの操作は、介助者が乗員の安
アが当たって損傷の原因となります。
全を確かめながら、介助できる距離で行
なってください。

 乗員には昇降シートの操作をさせな
いでください。自身の安全が確認で
きず、ドア開口部やドアなどに頭や
足をぶつけたり、シートと車体の間
に手足をはさんだりして、けがのお
それがあります。
 とくにご自身でシートに深く着座で 72MA0050

きない方、ひざや首を曲げられない
 強風時は、介助者が助手席ドアを全
方の場合は、介助者の十分な補助が
開にして保持してください。風で助
必要です。
手席ドアがあおられて急に開いたり
閉まったりして、体に当たりけがの
おそれがあります。
車を安全な場所に停車させて、助手
1
席ドアを全開にします。
→ 1-10 ページ（安全な場所に停
車して使用する）  この車は、標準車に比べて助手席ドア
の開口角度が大きくなっています。
 助手席ドアが閉まっていると、ワイ
ヤレスリモコンを操作しても昇降
助手席ドアを開け、昇降シートを車外
シートは作動しません。
に出しているときは、車を移動させな
いでください。思わぬ事故につながる
おそれがあります。
乗員がすわっているときは、シート
2
ベルトを外します。

シートベルトを着用したまま、シート
を昇降させないでください。また、外
したシートベルトがアームレストに
ひっかかっていないことを確認してく
ださい。シートベルトにより、けがの
おそれがあります。

1-11
000- 取扱説明書 .book 12 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

Ḩ ˩᪃ʃɮʍʋ
シートベルトがアームレストにひっか
ḧ
かった状態で昇降シートを操作する
と、シートベルトやアームレストが破
損したり、昇降シートが故障する原因
となります。 Ӧͽ᚜ᇉÌÅÄ

᫖ໃʃɮʍʋ
乗員を正しい着座姿勢にします。
3 72MA0070
 シートに深く着座します
 アームレストを下げ、乗員の両腕
の位置を内側にします
 フットレストを下げ、乗員の両足 ドア開口部やドアなどに頭や足をぶつ
を乗せ両ひざをそろえます けたり、シートと車体の間に手足をは
 胸部固定用ベルトを着用します さんだりしないよう気をつけてくださ
→ 1-2ページ（正しい着座姿勢） い。また、乗員だけでなく、介助者も
ご注意ください。
シートの昇降作動のじゃまになるよ
4
うなものがあれば取り除きます。ま
た、次のことを確認してください。
 グローブボックスが閉まっている
 助手席側のサンバイザーとドリン
クホルダーが格納されている

ワイヤレスリモコンの電源スイッチ
5
を押し、動作表示LEDが赤色に点灯
中（6 秒以内）に下降スイッチを押
します。
 下降スイッチを押すとシートが作
72MA0060

動し、動作表示 LED が緑色に点

滅します。
 スイッチから指を離すと、シート
はその位置で止まります。 断続的にスイッチを押さないでくださ
 再びシートを動かすときは、前の い。故障の原因となります。
操作から 6秒以内であれば、下降
スイッチを押すだけでシートが作
動します。前の操作から 6秒以上
経過した場合は、再度電源スイッ
チを押してから、下降スイッチを
押す必要があります。

1-12
 000- 取扱説明書 .book 13 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
シートの下降が自動的に止まった ④胸部固定用ベルトを乗員に着用さ
6
ら、スイッチから指をはなしてくだ せます。
さい。
⑤フットレストを下げ、乗員の両足
を乗せ両ひざをそろえます。
背の高い方などは、シートをいっぱい
まで下降させると、シートが低すぎて ⑥乗員が正しい着座姿勢になってい
乗り降りしにくい場合があります。そ るか確認します。
の場合は、上昇スイッチを操作して、 → 1-2ページ（正しい着座姿勢）
適切な高さまでシートを上昇させま
す。

フットレストの上で立ち上がらないで
ください。足を踏み外したりして、け
がのおそれがあります。

ワイヤレスリモコンを使用し
て昇降シートを車内にもどす
ときは
次の手順で乗員を昇降シートに乗せ
1
ます。

①アームレストを次の図のようにし
ます。

②胸部固定用ベルトを開いておきま
す。 72MA0030

ワイヤレスリモコンの電源スイッチ
ᑢ᥂ِްႊ 2
ʣʵʒ を押し、動作表示LEDが赤色に点灯
ծϫɬ˂ʪ 中（6 秒以内）に上昇スイッチを押
ʶʃʒ します。
 上昇スイッチを押すとシートが作
動し、動作表示LEDが緑色に点滅
します。
ࡿϫɬ˂ʪ
ʶʃʒ  スイッチから指を離すと、シート
はその位置で止まります。
 再びシートを動かすときは、前の
72MA0110

操作から 6 秒以内であれば、上昇
③乗員を昇降シートに深く着座さ スイッチを押すだけでシートが作
せ、左側アームレストを下げて乗 動します。前の操作から 6 秒以上
員の両腕を内側にします。 経過した場合は、再度電源スイッ
チを押してから、上昇スイッチを
押す必要があります。
1-13
000- 取扱説明書 .book 14 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
シートが自動的に止まったら、ス
Ḩ 3
イッチから指をはなしてください。
˨஡ʃɮʍʋ

ḧ 昇降シートのヘッドレストの高さ、
4
前後位置および背もたれの角度を調
節し、確実に固定されているか確認
します。
Ӧͽ᚜ᇉÌÅÄ → 1-3 ページ（助手席昇降シート
の調節のしかた）
᫖ໃʃɮʍʋ
72MA0120
足をフットレストから下ろし、フッ
5
トレストを上げて格納します。
→ 1-4ページ（フットレスト）

シートを車外に出しているときは、
乗員にシートベルトを着用させま
シート格納スペースに手足を入れた 6
す。
り、荷物などを置いたりしないでくだ
さい。シートを車内にもどすときに手
足をはさんだり、シートが確実に格納
されなかったりして思わぬ事故につな  胸部固定用ベルトはシートベルトで
がるおそれがあります。また、荷物な はありません。胸部固定用ベルトを
どがかみ込んでシートが動かなくなっ 着用した場合であっても、走行前に
たり、荷物などが損傷したりする原因 その上から必ずシートベルトを着用
となります。 してください。シートベルトを着用
しないと、急ブレーキや衝突のとき
などに、重大な傷害を受けるおそれ
があります。
 アームレストにベルトがかかってい
ると、シートベルトが本来の効果を
発揮できません。ベルトは、アーム
レストの下を通してください。

72MA0130

断続的にスイッチを押さないでくださ
い。故障の原因となります。
72MA0450

1-14
 000- 取扱説明書 .book 15 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い

シート昇降スイッチによる昇
胸部固定用ベルトが不要な場合（乗車 降シートの昇降操作
中、着座姿勢を保てる方）は、シート
ベルトを着用する前に胸部固定用ベル
トを外します。
シート昇降スイッチを使用して操作す
る場合も、1-10 ～ 1-15 ページの事
乗員に気をつけて、ゆっくりと助手
7 項を必ず守ってください。守らないと
席ドアを閉めます。 思わぬ事故につながるおそれがありま
す。

走行前にメーター内の半ドア警告灯
助手席ドアを全開にします。
が消灯し、すべてのドアが確実に 1
閉まっていることを確認してくださ
い。助手席ドアが閉まっていても半ド
ア状態の場合、昇降シートは作動可能 助手席ドアが閉まっていると、シート
です。誤ってワイヤレスリモコンや 昇降スイッチを操作しても昇降シート
シート昇降スイッチを操作した場合、 は作動しません。
シートが動いて重大な傷害を受けるお
それがあります。
シートを車外に出すときは、シート
2
昇降スイッチの下側を押します。
シートを車内にもどすときは、シー
ト昇降スイッチの上側を押します。
 スイッチを押すと、シートが作動
します。
 スイッチから手を離すと、シート
はその位置で止まります。

ʁ˂ʒ஡᪃
72MA0170 ʃɮʍʋ
˨ϫ

˩ϫ

72MA0180

断続的にスイッチを押さないでくださ
い。故障の原因となります。
1-15
000- 取扱説明書 .book 16 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
3 シートが自動的に止まったら、シー ■ 収納するにあたって
ト昇降スイッチから指を離してくだ ラッシングベルトに傷やほつれがないか
さい。 点検してください。
→ 1-19ページ（日常点検）

背の高い方などは、シートをいっぱい
まで下降させると、シートが低すぎて
乗り降りしにくい場合があります。そ
の場合は、上昇スイッチを操作して、
車いすの収納・固定
適切な高さまでシートを上昇させま
す。 安全な場所に停車してください。
→ 1-10ページ
（安全な場所に停車して使用する）

車いす固定装置
エンジンをかけた状態で、バックドア
→ 1-1ページ（車いす固定装置） を開けたままにしないでください。排
気ガスが車内に侵入して、一酸化炭素
中毒になるおそれがあります。また、
車いすを収納する前に 排気ガスでやけどのおそれがありま
す。
■ 収納可能な車いす
折りたたんだときに、次の表の車いすが
荷室に収納可能です。ご使用の車いすを
確認してください。
 折りたたんだときの車いすの状態に
よっては、荷室に完全に収まらない場
合があります。このような場合は収納
できません。

全 650 mm以下
80J10070
高 （アームレスト高さ）

全 1050 mm以下
長

折
り
た
た 350 mm以下
み
幅

重 30 kg以下
量

1-16
 000- 取扱説明書 .book 17 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
■ 車いすを収納・固定するときは

1 エンジンを止め、バックドアを全開  バックドアをささえているダンパー
にします。 ステーに、ラッシングベルトをかけ
ないでください。ステーが損傷した
車いす収納スペース確保のため、後
2 り、ロッド部（ドア開閉時に摺動する
席のスライドレバーやリクライニン 棒部分）に傷がついたりすると、ス
グレバーを操作して、後席シートを テーが円滑に動かなくなったり、バッ
一番前に動かします。 クドアを開けたときに保持できなく
なったりするおそれがあります。
3 左側後席のヘッドレストを固定でき  ラゲッジフックはラッシングベルト
る一番高い位置まで持ち上げます。 固定専用です。そのほかの目的で使
ヘッドレストステーの左側にスト 用しないでください。ラゲッジフッ
ラップが装着されていることを確認 クを損傷するおそれがあります。
します。

ラゲッジフロアボードをめくったと
4 5 バンパーカバーのマジックテープ 3
ころにあるラゲッジフックに、ラッ か所を荷室床に貼り付け、カバーを
シングベルトのフックを取り付けま バンパーにかけます。
す。
 ラッシングベルトは、右後席シー ʨʂʍɹʐ˂ʡ
トの背もたれにかけておきます。

ʊʽʛ˂ʃʐ˂
ʳʍʁʽɺ
ʣʵʒɁʟʍɹ
ʚʽʛ˂ɵʚ˂ ૑෥ከ
72MA0200

ʳɼʍʂʟʷɬ
ʦ˂ʓ ʳɼʍʂʟʍɹ
バンパーカバーをバンパーにかけると
72MA0190
きは、カバー下部が排気管に近付けな
いようにしてください。排気管は高温
になるため、カバーが損傷するおそれ
があります。

1-17
000- 取扱説明書 .book 18 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
車いすを折りたたみ、車体に当てな
6
いよう注意しながら荷室へ収納しま
す。

ʣʵʒ
ʃʒʳʍʡ ʶʚ˂
ʳʍʁʽɺ
ʣʵʒɁʟʍɹ

ʚʽʛ˂
ɵʚ˂

ʟʍʒʶʃʒ
72MA0210

ʳʍʁʽɺʣʵʒ
72MA0230

車いすのフットレストを図のように右
側にすると、荷室右側面の凹みが利用
でき、収納しやすくなります。
車いすをしっかりと固定してくださ
い。しっかりと固定しないと、急ブ
レーキで車いすが飛び出し、思わぬ事
バンパーカバーを外さずに上にめく
7 故につながるおそれがあります。
り、車いすを包み込むようにラッシ
ングベルトでおさえます。
 ラッシングベルトのフックをスト
ラップにかけます。ベルトを引っ
張り、車いすをしっかりと固定し テザーアンカーにラッシングベルトの
ます。（ゆるめるときは、ベルト フックをかけないでください。テザー
のレバーを押します） アンカーを損傷するおそれがありま
 車いすをゆするなどして、しっか す。
り固定されているか確認します。

ʐʀ˂ɬʽɵ˂

ʳʍʁʽɺ
ʣʵʒ
ʟʍɹ

72MA0220

1-18
 000- 取扱説明書 .book 19 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

1. 装置の取扱い
8 バックドアを軽く閉め、車いすと ■ 車いすを取り出すときは
バックドアが当たっていないことを 1-17 ページの「車いすを収納・固定す
確認します。 るときは」の逆の手順で行ないます。

車いすとバックドアが当たっていない お手入れ
ことを確認してください。確認しない
でバックドアを閉めると、車いすや ■ お手入れ
バックドアを損傷するおそれがありま ラッシングベルトやバンパーカバーの清
す。 掃は、中性洗剤かぬるま湯で行ないま
す。直射日光を避けて乾燥させてから使
用してください。
バックドアを閉めます。バックドア
9
が確実に閉まっているか確認しま
す。
漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
ださい。しみ、変色、強度低下などの
原因となります。
ラッシングベルトやバンパーカバーを
出したまま、バックドアを閉めないで
ください。バックドアが確実に閉まら
ず不意に開き、思わぬ事故につながる ■ 日常点検
おそれがあります。また、ベルトやカ ラッシングベルトに傷やほつれがないか
バーがかみ込んで傷がついたり、バッ 点検してください。ベルトに傷やほつれ
クドアが開かなくなったりするおそれ があるときは、スズキ販売店またはスズ
があります。 キ代理店にご相談ください。

ラッシングベルトに傷やほつれがある
と、急ブレーキでベルトが切れ、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。

ʳʍʁʽɺ
ʚʽʛ˂ɵʚ˂ ʣʵʒ
72MA0240

1-19
000- 取扱説明書 .book 1 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
万一のとき

ワイヤレスリモコンの電池
交換  電池交換をするときは、部品を紛失
しないよう注意します。
次のようなときは、リモコンの電池消耗  電池はスズキ販売店や家電量販店・
が考えられます。電池を交換してくださ ホームセンターなどでご購入くださ
い。 い。
 リモコンを操作しても、シートが作動
しなくなったり、作動可能距離が著し
く短くなったりしたとき リモコンの電池フタは、コインを
1
→ 1-9ページ（作動可能範囲） 使って反時計方向にまわしてゆるめ
て外します。
 リモコンの動作表示 LEDが暗くなった
り、点滅しなくなったりしたとき
ɽɮʽ

電池交換のしかた

電池交換のために、次のものを用意しま
す。 ᫖෺ʟʉ
 コイン …………… 1枚
 新品の電池 ……… 1個
72MA0250

使用電池 リチウム電池CR2032
電池を交換します。
2
 古い電池を取り出します。
 電池は＋極を上にして取り付けま
す。
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ください。

故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
 濡れた手で電池交換をしない
 電池以外の端子や電子部品に触れな
い 72MA0260

 端子を曲げない
 油や異物を付着させない

2-1
 000- 取扱説明書 .book 2 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
電池フタと本体の▲マークをあわせ
3
てはめ込みます。
スイッチを操作する前に、昇降シート
に乗員がいないこと、または助手席ド
Ǭʨ˂ɹ
アが確実に閉まっていることを確認し
てください。不意に昇降シートが動き
出すおそれがあります。

ヒューズの点検・交換
72MA0270

電池フタは、コインを使って時計方 ワイヤレスリモコンおよび昇降シートの
4 側面にある各スイッチを押してもシート
向にまわしてしっかりと締め付けま
す。 が動かないときは、ヒューズ切れが考え
られます。ヒューズ交換の際は、スズキ
リモコンの電源スイッチを押し、動 販売店またはスズキ代理店にご相談くだ
5 さい。
作表示 LED が赤色に点灯中（6 秒以
内）に下降スイッチまたは上昇ス  ヒューズを交換したときは、昇降シー
イッチを押して動作表示LEDが緑色 トのリセット操作を行なってくださ
に点滅することを確認します。 い。
このとき、助手席ドアが閉まってい → 2-3ページ
れば、リモコンの動作表示LEDは点 （バッテリーを交換したときは）
滅しますが、昇降シートは作動しま
せん。

ヒューズは、同じサイズで同じ容量の
Ӧͽ᚜ᇉ ˨஡ ものと交換してください。サイズの違
ÌÅÄ ʃɮʍʋ うヒューズ、容量の大きいヒューズ、
針金、銀紙などを使用すると、配線が
˩᪃ 焼損したり火災が発生したりする原因
ʃɮʍʋ となります。
᫖ໃ
ʃɮʍʋ

72MA0040

2-2
000- 取扱説明書 .book 3 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき

ヒューズ位置 バッテリーを交換したときは
昇降シート左側面のカバー内とダッシュ バッテリーを交換したり、ヒューズを交
サイドトリム内にあります。 換したりして、昇降シートへの電源供給
を一度絶って再接続すると、“ピーッ、
ピーッ”と警告ブザーが断続的に鳴るよ
■ 昇降シート左側面のカバー内 うになります。そのときは、昇降シート
 ヒューズタイプ … ミニブレード のリセット操作を行なってください。
 容量 ……………… 7.5A、20A
※前記のほか、バッテリーを交換したと
きは、初期設定が必要な機能がありま
す。別冊の「WAGON R 取扱説明書」
をお読みください。

昇降シートのリセット操作の
しかた
背もたれを起こします。
ɵʚ˂ 1
70K4137
 背もたれが自動的に止まるまで、
リクライニングスイッチの前側を
押し続けます。

■ ダッシュサイドトリム内
ʴɹʳɮʕʽɺ
 ヒューズタイプ … ミニブレード ʃɮʍʋ
 容量 ……………… 30A
Ұϫ

72MA0290

ʊʍʁʯɿɮʓʒʴʪ
72MA0280

2-3
 000- 取扱説明書 .book 4 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
シートを後方へスライドさせます。
2 正常に動かなくなったときは
 シートが自動的に止まるまで、
シート前後スライドスイッチの後  シート昇降スイッチを押しても次のよ
ろ側を押し続けます。 うなときは、スズキサービス工場で点
検を受けてください。
・昇降シートが通常の作動とは異なる
ʁ˂ʒҰऻ
ʃʳɮʓ 動きをしたとき
ʃɮʍʋ ・昇降シートが動かないとき
ऻɠϫ → 2-2ページ
（ヒューズの点検・交換）

 万一、シートが車外に出ている状態で
正常に動かなくなってしまったとき
は、助手席ドアを閉めることができま
72MA0300 せん。次の手順で、シートを車内にも
どしてください。
シートを前方へスライドさせます。
3
 シートが自動的に止まるまでシー
ト前後スライドスイッチの前側を 乗員を昇降シートに乗せたまま作業を
押し続けます。リセット操作が完 行なわないでください。
了すると、“ピッピッ”と完了ブ
ザーが鳴ります。

ʁ˂ʒҰऻ
ʃʳɮʓ スイッチを押すと昇降シート
ʃɮʍʋ が動くとき
Ұϫ
次の手順でシートを動かし、車内にもど
してください。（通常のスイッチ操作と
は異なります）

フットレストを持ち上げ格納しま
1
72MA0310 す。
→ 1-4ページ（フットレスト）
前記手順は代表例です。これ以外の手順
で も“ピ ッ ピ ッ”と完 了 ブ ザ ー が 鳴 っ シートを上昇させます。
2
て、そのあと“ピーッ、ピーッ”と警告  シートが自動的に止まるまで、
ブザーが鳴らなければ、リセット操作は シート昇降スイッチの上側を押し
完了です。 続けます。

2-4
000- 取扱説明書 .book 5 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
シートを後方へスライドさせます。
5
 シートが自動的に止まるまで、
シート前後スライドスイッチの後
ろ側を押し続けます。
ʁ˂ʒ஡᪃
ʃɮʍʋ
˨ϫ ʁ˂ʒҰऻ
ʃʳɮʓ
ʃɮʍʋ
ऻɠϫ
72MA0320

シートを車内へスライドさせます。
3
 シートが自動的に止まるまで、
シート昇降スイッチの下側を押し 72MA0300

続けます。

シートをさらに後方へスライドさせ
6
ます。
ʁ˂ʒ஡᪃  “ピッピッ”と完了ブザーが鳴っ
ʃɮʍʋ て、シートが自動的に止まるまで
シート昇降スイッチの上側を押し
続けます。

˩ϫ
72MA0330

ʁ˂ʒ஡᪃
ʃɮʍʋ
シートを車内に回転させます。 ˨ϫ
4
 シートが自動的に止まるまで、
シート前後スライドスイッチの前
側を押し続けます。
72MA0350

ʁ˂ʒҰऻ
ʃʳɮʓ
ʃɮʍʋ
Ұϫ

72MA0340

2-5
 000- 取扱説明書 .book 6 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
 10‐12mmメガネレンチ
スイッチを押しても昇降シー
トが動かないとき

次の操作を行なっても、シートが車内に
格納できないときは、次の手順でシート
を車内に手動格納してください。
 バッテリーのマイナス端子の脱着（シ
ステムが初期化され、作動するように 70K4144

なる場合があります）
 2-3 ページの「昇降シートのリセット  プライヤー
操作のしかた」
 2-4 ページの「スイッチを押すと昇降
シートが動くとき」

昇降シートを無理に手動格納しようと
すると、破損するおそれがあります。
70K4145
ご自身で手動格納ができない場合は、
スズキ販売店またはスズキ代理店にご
連絡ください。
■ 手動での格納のしかた

■ 使用工具について
使用した工具は工具袋に入れ、ラゲッ
手動格納するときは、ラゲッジアンダー
ジアンダーボックスに収納してくださ
ボックスに入っている工具を使用しま
い。工具を車内に放置すると、急ブ
す。次の工具が入っているか確認してく
レーキをかけたときなどに乗員に当
ださい。
たったり、運転のさまたげになったり
して思わぬ事故につながるおそれがあ
 12‐14mmスパナ ります。

昇降シートを手動格納するとき、次の
ことに注意してください。
 ユニットの部品にはとがった部分が
70K4143
あり、けがをするおそれがあります。
 可動部などに不用意に手足をかけな
いでください。急に動き出しけがを
するおそれがあります。

2-6
000- 取扱説明書 .book 7 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
クリップ 2 本を外し、手前にひいて ユニットカバーを外します。
1 3
センターコンソールを外します。
 クリップは、マイナスドライバー ʰʕʍʒɵʚ˂
（市販品）でこじって外します。

ȷɔ

ɹʴʍʡ 72MA0400

昇降モーターのボルト 3 本を外しま
4
す。
ʅʽʉ˂
ɽʽʇ˂ʵ ɹʴʍʡ ஡᪃ʬ˂ʉ˂
72MA0360

クリップ 4 本を外し、ユニットリヤ
2
カバーを外します。
 カバー内側のクリップ 2 個は、中
央部 を先 のと がった もの で“カ ʦʵʒ
チッ”と音がするまで押し込んで
から外します。
 カバー外側のクリップ２個は、カ
バーとユニット本体との間に指を
入れて引き外します。

ʦʵʒ
72MA0410

ʰʕʍʒʴʮɵʚ˂

ɹʴʍʡ
72MA0460

2-7
 000- 取扱説明書 .book 8 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
コネクター3 か所およびクランプを
5
2 か所外し、昇降モーターを外しま
ス パ ナ で 回 転 軸 を す ば や く ま わ す
す。
と、回転軸が滑りシートがもどるこ
とがあります。
஡᪃ʬ˂ʉ˂  回 転 軸 を 反 時 計 方 向 に ま わ す と、
シートが下降します。

シートの下側より、メガネレンチを
7
使用して、スライドモーターのボル
トを2本ゆるめます。
ɽʗɹʉ˂
 ゆ るめ たとき に、スラ イドモ ー
ɹʳʽʡ ターがずれていることを確認しま
す。ずれていなければ手でスライ
ドモーターをずらしてください。

ʁ˂ʒ˩ϫ
ʃʳɮʓʬ˂ʉ˂
ʁ˂ʒҰ஁
ɹʳʽʡ ɽʗɹʉ˂
72MA0390

シートを途中まで上昇させます。
6
 スパナを使用して、ロックレバー
の上がらない図の位置まで時計方
向にゆっくりとまわします。 ʦʵʒ
72MA0440

ʃʛʔ
‫و‬ᢆᢉ シートを車内に押し、止まるまでス
8
ライドさせます。

シートを完全に上昇させます。
9
 手順6 と同じ方法で、スパナを
昇降モーターの回転軸がまわらな
くなるまで時計方向にまわしま
ʷʍɹʶʚ˂ す。

ʷʍɹʶʚ˂
メガネレンチを使用して、回転モー
10
ターのボルト2本をゆるめます。

72MA0370

2-8
000- 取扱説明書 .book 9 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

2. 万一のとき
回転モーターをずらし、ギヤのかみ
11 故障したときの連絡先は
合いを外します。
スズキ販売店またはスズキ代理店にご連
絡ください。スズキ代理店の所在地や電
‫و‬ᢆʬ˂ʉ˂
話番号は、別冊の「スズキ 4 輪車サービ
スネットワーク」をご覧ください。

‫و‬ᢆʬ˂ʉ˂

ʦʵʒ
72MA0380

シートを車内にいっぱいまで回転さ
12
せ、固定します。
 シートを車内に格納したら、スズ
キ販売店またはスズキ代理店で点
検を受けてください。

昇降シートを手動格納したときは、昇
降シートにすわらないでください。固
定が不確実なため、思わぬ事故につな
がるおそれがあります。

昇降シートの格納状態によっては、助
手席ドアを閉めると警告音が鳴る場合
がありますが、そのままスズキ販売店
またはスズキ代理店にお持ちくださ
い。また、すぐに点検を受けれないと
きは、バッテリーあがりを防ぐため
ダッシュサイドトリム内にあるヒュー
ズを抜きます。
→ 2-2ページ
（ヒューズの点検・交換）

2-9
000- 取扱説明書 .book 1 ページ ２０１２年１１月８日 木曜日 午後３時３分

WAGON R Ӓਖ਼࢚஡᪃ʁ˂ʒ᡾
ާпᤆᢆµȞస

ḧ ާпᣱ࣊ɥ॒ȭަɝɑȪɚșǿ

Ḩ ɵ˂ʠɁਖ਼ҰȺʃʞ˂ʓɥᕶȪɑȪɚșǿ
ḩ ̬ࢃཟȺɂ॒ȭާпɥᆬȞɔɑȪɚșǿ

Ḫ ˢ஽ϦඨȺ൐୽ඬᚐᐐɁާпɥަɝɑȪɚșǿ
ḫ ᭬ᥕᤆᢆɂፏߦȪȽȗɛșȾȪɑȪɚșǿ

ঢ়᡾Ɂ᡾೫ˁཟ೫ɂǾȝ៳ȗ෰ɔȗȲȳȗȲ
ȝࣆȾȝҋȞȤȢȳȨȗǿ
ศ͎ȺްɔɜɟȲཟ೫୥϶ᴥஓࢠཟ೫ˁްఙཟ೫ᴦȝɛɆ
ʃʄɷȟ઩ްȪȹȗɞཟ೫୥϶ɂ॒ȭᚐȽȗɑȪɚșǿ

ȝ‫ץ‬ȗնɢȮǾȧᄾᝬɂȝᣋȢɁʃʄɷ៧ۨࣆɑȲɂʃʄɷ͍ျࣆǾ
ɕȪȢɂ˩ᜤȝ޵റᄾᝬ޷ɑȺȝ᭐ȗȗȲȪɑȬǿ

ȝ޵റᄾᝬ޷

ʟʴ˂ʊɮʮʵǽǽǽ°±²°­´°²­²µ³
ՙ͇஽ᩖ ᴬ¹ᴷ°°ᵻ±²ᴷ°°¬ ±³ᴷ°°ᵻ±·ᴷ°°

Ɔ ࣷᇋȝ޵റᄾᝬ޷ȾȝȤɞȝ޵റɁρ̷ষ‫ڨ‬Ɂ՘੥ȗȾȷȗȹɂǾʃʄɷ
ಊࣻ͢ᇋʥ˂ʪʤ˂ʂȾȹૡᢐȪȹȗɑȬɁȺȧᜄȢȳȨȗǿ
ᴥèôô𺯯÷÷÷®óõúõëé®ãï®êðᴦ

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