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光の正体

あらゆる物質は原子からできている
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1. 波と粒子の二重性
これは現代物理学の土台である”量子論”の中の一つの基礎知識
ここでは 自分たちの目に見えないような“ミクロな世界”を扱う
そして量子論の基本原理である
ここで説明する波と粒子の二重性はかなり複雑 そして 常識的には考えられない理論
が出てくる だが 13 歳でもわかるように説明しよう

粒子 や 分子 は理科で聞いたことがあるだろう
だが今回はそれよりもさらに小さい”電子” を取り扱う
基本的に原子と分子は大体同じサイズと考える
原子の大きさを例えるなら 地球の中にあるたった一つのビー玉 それが原子と言える
(比率が)

では波と粒子の二重性を解説する
これは光の正体についてである
結論からいうと 光は波であり粒子である
そもそも波とは
ある場所の振動が周囲に広がりながら伝わっていく現象
海の波を想像するとわかりやすい

粒子とは
ビリヤードの球を小さくしたようなもの
球(粒子は)ある瞬間に特定の一点の存在する
このように考えると 波と粒子という関係は相反しているもので両者の性質を一度に持
つものなどないと思われます ですがミクロな世界では違ったようです
まだここでわかる必要はない じっくり解説していく

歴史
当初 光は波であると考えられていた
それは トーマス・ヤング による 光の干渉の実験などによって光は波という見方が科
学者たちの常識となったからである
しかしここでその実験を説明すると少々長くなってしまうので省略

とにかく一番最初は光は波と考えられていた と解釈して欲しい(実際に光は波でもあ
る)

ただそこで出てくるのが有名なアインシュタイン
アインシュタインはこう主張した 光は粒のような性質を持つ光子の集合である でない
と星は見えないはずだ と
光が光子の集合体だとする考え方は日常の現象に深く関わっています
例えば 夜空の星が目に見えるのは光が不連続な光子の集合だからと言える
もし光が単なる連続的に広がっていく波だとしたら 星の光は地球に届くところには感
知できないほどにまで薄められて 星を見ることはできなくなってしまう
光が光子の集合であれば 光源から離れるほど 光子の密度は薄くなるが 光子一つ
はそのまま保たれます
光のエネルギーが 無限に薄まることは ないのです
そのため 十分なエネルギーを持つ光子が 目の奥の網膜にあたれば星を見ることが
できる
要するに 光が粒のような性質をもつから 夜空の星は目に見えるということ
このアインシュタインの理論は後ほどコンプトン効果というものによって証明されます
(これも同様に省略)

ただここで改めて疑問が浮かび上がります
でも 光は波って証明されたんだよね? なんで波って証明されたのに粒子ともいえる
の?と それが普通の考え方です
波でもあり個体でもある なんておかしいですよね

回りくどい話は終わりにしましょう
結論です
結局 光の正体は波なのかそれとも粒子なのか
答えは 光は 波のような性質を持ちながらも粒子のような性質も同時に持ちます
これが波と粒子の二面性と言います
しかし波とは空間の中で広がりをもって存在しているものです
例えば 海とかの波に個数なんてないですよね
この例えはかなりずれている気がしますが イメージとしてはそういうことです
一方で粒子は広がりを持たず 空間のどこか一点の存在するものです
ここで誤解しないで欲しいのが 決して 数えられる数えられないで判断するのは一旦
やめておいたほうがいいということ
話を戻すと

結局どちらでもあると証明されています
ですがやはり矛盾しているように思えるかもしれません
しかしこれは紛れもない事実です 光には不思議な性質があり アインシュタインでさえ
も生涯悩んでいたそうです もしかしたらまだ証明されていない事実があるかもしれま
せんね

以上が光の正体です
余談ですが電子 というのも同様に 波でもあり粒子でもあります
気になる方は これは量子論の中の基礎ですので 調べたり本を買ってみることをお
勧めします 量子力学は常識はずれな考え方がものすごく登場するので魅力的です

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