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国土交通省『国土交通白書』についてのレポート 4B 21 番 谷本大空

僕は今回、国土交通省『国土交通白書』について興味を持った。そこで、これらに関連したテーマ
について調べた。
・設定したテーマ
「新型コロナウイルス感染症の現状と問題について」というテーマを設定した。

・「そのテーマに関するわが国の現状と問題」
新型コロナウイルス感染症は 2019 年 12 月に中国湖北省武漢市で感染者が報告されて以降、
日本も含め世界中に感染が拡大し、2021 年 1 月には累計の感染者数が 1 億人を超えた。世界全
体での、新型コロナウイルスの感染者数は、累計で 128,206,496 人、死者数は、累計で 2,805,906
人(外務省 4 月 1 日)となっている。また、2020 年 1 月 31 日に世界保健機関により、「国際的に懸念
される公衆衛生上の緊急 事態に該当する」と発表された。 2020 年 3 月 11 日には、「新型コロナウ
イルスがパンデミックと形 容される」と評価され、世界的な大流行になっているとの認識が示され
た。新型コロナウイルス感染症対策の切り札として期待されているワクチン接種については、2020
年 12 月上旬の英国における接種開始を皮切りに、世界各国で接種が本格化した。世界全体の累
計接種 回数は、3 月 31 日までに 5 億 9899 万回を超えている。日本の累計接種回数は 100 万
2739 回となっている。
問題点としては、1.人出の現状、2.国際的な往来の減少、3.国内の人出や国際的な往来の 減少
等による GPA 成長率の下げ幅の増加、4.新型コロナウイルス感染症の感染拡大による少子化を

加速する可能性が挙げられる。
図 1. 人手の減少について

・「国の取り組みの概要」
新型コロナウイルス感染症により影響を受ける分野への支援のため、政府としても様々な対策を講
じてきた。今まで取りまとめられた支援策については以下のようなものがある。
・沿道飲食店等の路上利用に伴う道路占用許可基準の緩和
飲食店等を支援するための緊急措置とし て、十分な歩行空間の確保など歩行者等の安全を確
保した上で、沿道店舗前の歩道等を利用してテイクアウトやテラス営業等ができるよう、道路占用

の許可基準を緩和した。(図表 I -1-1-17)。
(図表 I -1-1-17)テラスの様子

・「自分の考え」
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う人出の減少や対面接触の回避などにより、妊娠や婚
姻の動向に影響を与えた可能性がある。この傾向が継続すると、少子化と人口減少がさらに加速
する可能性があると考えられる。緊急事態宣言とそれに伴う外出自粛により、サービス業をはじめ
とする多くの産業に影響が及んでいる。『就業構造基本調査』、『労働力調査』、『毎月勤労統計 調
査月報』と『全国消費実態調査報告』での消費支出データを根拠として、今般の新型コロナ危機
は特に低所得者層、若年層、非正規雇用層、女性に甚大な影響を及ぼす可能性があることを指摘
している。こうした経済ショックと家計間の経済格差の関係を考察することは今後ますます重要とな
ると考えられる。今般の危機は、短期的には雇用喪失や所得の減少を通じた所得格差にその影響
があらわれてくる一方、長期的には子供の学力・進学格差に起因する格差も生じてくると考えられ、
継続的な教育支援が必要となると思う。

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