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RouterBoard勉強会 vol.

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#自宅ラック勉強会 15.0 #ipv6study #nwstudy
自己紹介

● ホリゴメといいます。
● 無職です。
● 他にもipv6studyというIPv6に関する勉強会を開催していま
す(今はお休み中)
● 色々なネットワーク機器と遊ぶのが趣味です。
今日の内容

・MikroTik社とは
・Routerboardとは
・Routerboardの魅力とは
・Routerboardを使用してみて
・質問
MikroTikとは

MikroTik社とは・・・

● 1995年にLatviaのRigaで設立されたネットワーク機器メー
カーです。
● 主にワイヤレスネットワーク機器を中心とした販売を行ってい
ます。
MikroTikとは

● また、他にも以下のものも扱っています。
○ 主にRouterboardと呼ばれる組み込み向けのネットワー
クキット
○ ネットワークOSであるRouterOS(ROS)
○ 最初からRouterboardとRouterOSを組み込んだ
RouterBOARD
○ 2012年から販売されるようになったCloudCoreRouter
● 同業他社としては、以前某しゅううさんが募集していた、
EdgeMax EdgeRouter Liteを販売している、UBIQUITI
社があります。
○ http://www.ubnt.com/edgemax
○ 態々ベンチマークの結果を公表したりして、ライバル心が
伺える格好になっています。
○ http://www.ubnt.
com/downloads/Tolly212128UbiquitiEdgeRouterLi
tePricePerformanceVsMikroTik.pdf
Routerboardとは

・Routerboardとは、組み込み向けの本体とライセンスを分けて販
売されています。
・また、予め組み込まれた状態の製品もあります。
・RouterOSだけでなく、他のOSを組み込むことも出来るようです
(要確認
・基本的にはAtherosのチップを使用した製品が主になります。
Software Product

● MikroTikでは主に以下の製品を販売しています。
○ mipsbe:RB系列
○ ppc:RB1xxx系列
○ x86:x86 PC向け
○ tile:CloudCoreRouter向け
Routerboardの魅力とは

● RouterOSの機能の豊富さ
○ Linux 3.3.5系をカスタムしたもの(ROS6.4)
○ PPPoEをはじめ、PPTP, L2TP, OpenVPN, SSTPなどの
VPNにも対応
○ 勿論、IPv6やOpenFlowにも対応しています
○ 状況把握用に、Packet SnifferやTraffic
Generator、Traffic Monitorなども付いています
○ NTP ServerやWatchdogもあります
○ 機能についてはPackage単位で追加することが可能
○ ただし、基本的には最初から導入されています
● CloudCoreRouterやRBシリーズなど、性能の高さ
例えば・・・

CCR1036-12G-4Sの場合
他にもこんなことが
● TrafficやCPUなどのリソース監視する場合はSNMPを使用
して行うことが専らだと思いますが、RouterOSの場合、グラ
フ描画機能を実装しています。
● ただし、正確なリソース監視については、CactiやMRTGなど
の監視ツールを使用することを、MikroTikは推奨していま
す。
○ Simple Network Management Protocol (SNMP) is
an Internet-standard protocol for managing
devices on IP networks. SNMP can be used to
graph various data with tools such as CACTI,
MRTG or The Dude
○ http://wiki.mikrotik.com/wiki/SNMP
管理面では・・・

● Windowsの場合はWinBoxという管理ツールが使用できま
す。これによって、MikroTik製品を一元的に管理することが
出来ます。
● それ以外のOSからでは、WebUIも用意されているので、管
理設定自体は同じように行うことが出来ます。
● またMikroTik機器自体も交互に通信を行っており、機器か
ら機器へTelnetなどで通信していくことも可能です。
● 最新のCCRではtileというCPUを使用しており、16/36core
で動作するようになっています。
色々と夢が広がりますね( ´∀` )
ただし・・・

● Forumなんかを覗いていると、環境によってはCPUの使用率
に偏りが出来たりしていて、ROSの作りこみはイマイチなよう
です。
● 実際に自宅で使用していても、満遍なく使用しているというよ
りは、一部のCPUに偏っている時があります。
● しかしながら、滅多なことでは100%近くまで使用することは
ないので、あまり不安材料にはならないと思います。
ライセンスの話

● 例えば、RB9xx系ではL4、RB2011ではL5、CCRではL6が
設定されています。
● そもそもライセンスによって、使用できる機能に一定の制約
がつきます。
● といっても一番下のL4レベルでも家庭レベルで使用するぶ
んには全く問題ありません。
● また、フリーのライセンスも用意されていますが、こちらは登
録が必要です。
ライセンスの話
ライセンスの話

● 一番小さいSOHO向けのRB750GLですら、L4ライセンスな
ので、VPNも200ユーザまで張ることができます(実際にCPU
が追いつくかは分かりませんが)。
● CCR1036などでは、Forumを見る限り数百ユーザでVPNを
使用しながら、VLAN張ったりと結構無茶もできるようです。
○ 多コアだとすごいですね・・・
困った事が起きたら・・・
● とりあえず困った事があったらドキュメント(Wiki)を見よう。
○ http://wiki.mikrotik.com/wiki/Manual:TOC
○ ただし、情報が古いことがあるので、Web検索などして
最新の情報を入手するようにしましょう。
● また、Forumを活用するのも手だと思います。
○ RouterOS関連:http://forum.mikrotik.
com/viewforum.php?f=1
○ 初心者向け:http://forum.mikrotik.com/viewforum.
php?f=13
○ スクリプト作成向け:http://forum.mikrotik.
com/viewforum.php?f=9
困った事が起きたら・・・

● MikroTikのSupportチームや、中の人であるnormis、
Chupakaが親切に応えてくれると思います。
○ 自分もそれで大分助かりました。
○ 案外Google翻訳程度の文章でも何とかなります。
今後期待できる製品

● CCR1036-12G-4S(16GBメモリ搭載)
● Cloud Router Switch
○ 24port Gigabit
○ SFP Port
○ Wirelessモデルあり
○ フルマネジメントスイッチ
● CCR1036-8G-2S+
○ 10Gbps搭載?
○ 2SFP+
○ 16GB搭載モデルも
コミュニティ活動

● 残念ながら日本では開催されていません(東アジアでは中
国で開催された)が、他の国々では、「MikroTik User
Meeting(MUM)」という、ユーザとメーカのミーティングが毎
月のように開催されています。
● ここでは、最新の開発状況の報告や、RouterOSのフィード
バックなども行われているようです。
● また、Trainingなども世界中で行われているようです。
● 色々と気になる方は、是非ともMikroTikのWebサイトを覗い
てみてはいかがでしょうか?
● http://www.mikrotik.com/
入手方法

● さて、だいぶ興味が湧いてきた人もいるのではないでしょう
か?
● 入手方法については、いくつかありますが、日本には代理
店?さんとしてシーアイオープラス様が、販売されています。
○ http://routerboard.jp/
○ 日本の電源コネクタが使用できるので、便利かと思いま
す。
● 他には海外の通販サイトを通して購入することも可能です。
Please if you have any questions.

ご質問があればどうぞ。
ご清聴ありがとうございました。

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