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・Interpres(ラテン語)

「意味を説明する」「他の人々が理解できる事をわからせる」者
(ポェヒハッカー 2008:4)

・通訳と翻訳の違いは?
口頭と書面の違い
通訳
*起点テキストは一回のみ提示される(再現・再生不可)
⇨もう一度言ってくださいという事ができない
*時間制限=即時性 ここで今
場面によってはそのまま表現を間違えてしまうときは時間をもらうが基本的にすぐ訳す
*通訳の長さも気をつけなければならない
*「時空間的次元が違う」
⇨通訳するには少なくとも 3 人以上必要 起点テキスト、話者、聞き手が同じ空間にいる
⇒それに対して翻訳では起点テキストは昔の物の方が多い
⇒全然違う時間、時代にいる
*目標テキストは残らない
⇨録音しない限り残らない(現代ではあまりカウントされない)
⇨法廷通訳の場合、必ず録音される

「通訳とは<翻訳>の一形態であり、異言語での最初にして最後の訳が、起点言語における
発話の一回限りの提示を基に算出される」(ポェヒハッカー 2008:5)

・同じ訳出作業だが、やっぱり違う
「翻訳者は手元にテキストが揃っており、最初の段階でこれを読んで徹底的に分析すること
が可能です。この最初の読解段階では内容をよりよく理解するために関連するリサーチを行
います。(中略)翻訳者は翻訳文を作成する間、無数のリソースを使うことが可能です。例
えば翻訳者の長期記憶を補う翻訳メモリーソフトウェアと言った補助ツールがあり、このよ
うな重要なリソースはますます高度化していっています。一方通訳者は、以前行った通訳業
務を参考にすることもできず、最終版を修正や編集したりする機械もないままその場で発さ
れた口頭のテキストをそのまま処理しなくてはなりません。」

・通訳の諸相(ポェヒハッカー 2008:23)
*媒体:人間 vs 機械
⇨機械翻訳は凄いが、まだ人間には劣る
⇨人間らしさがない
*場:国際 vs 社会内
⇨この授業では日本における公益通訳翻訳
⇨国同士が話し合っているわけではない
⇨日本のルールに従って行われる
*言語(文化)
⇨言語と文化は切り離せない 絶対に言語は文化に影響を与えてる
⇒翻訳もそこは一緒
*談話:スピーチ、ディベート、対面しての会話
*参加者:同等の代表者 vs 個人対組織の代表
⇨法廷通訳の場合- 個人対組織の代表
権限の大きさが違う
被告人は憲法の素人 検察官はプロ
⇨医療通訳の場合- 個人対組織の代表
医学のプロと対峙している 知識の量は違う
患者には自由があるが、決められた治療方法に従わなければならない
⇨国際的な場面の場合 - 同等の代表者
*通訳者:訓練を受けたプロ、準プロ、素人
裁判所に行って面接行ったら受かる可能性はある
=言葉が分かれば基本的に誰でも通訳人になれる
*問題:記憶、質、効果、役割
通訳がどうであるべきかについてはいろいろ変わってくる
場面によって、またはどんなセッティングでやってるかによって変わってくる
*通訳方式(通訳モード):同時通訳(ささやき通訳)
⇨通訳をどのようにやるか
⇨同時通訳 - 疲れるもの(simultaneous interpreting)
⇨逐次通訳(consective interpreting)
⇨視訳(サイトトランスとレーション)

・同時通訳
494 年代 第二次世界大戦が終わった
ニュルンベルク裁判で一番最初だった
英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語が使われた

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