FAR ゼミ補助レジメ ( 第四回 ) 2014 年 11 月スタートクラス

■ フォームを覚えて使いこなそう 再掲
(3) Ｉｎｔｅｒｐｅｒｉｏｄ Tax Allocation (ITE ： Income Tax Expense) (FARⅡ Vol2 Text p110)

①
(10 期 ) (11 期 )
会計上 税務上 会計上 税務上
Revenue 5000 5000 Revenue 5000 5000
Expense ▲ 3200 ▲ 3200 Expense ▲ 4000 ▲ 4000
Warranty ▲ 800 0 Warranty 0 ▲ 800

Income( 税前 ) 1000 1800Income( 税前 ) 1000 200

ITE(※) x40%ITE(※) x40%

② Current ▲ 720 Current ▲ 80
③ Deferred 320 ▲400 Deferred ▲320 ▲400

Net Income 600 Net Income 600

■ フォーム活用のポイント
①会計を左側、税務を右側に記載

② ITE Current 計算 → 当期支払うべき税金の金額計算 ( 税務上の利益 × 税率 )

第 10 期 税務上の利益 (1800)x 税率 (40%)=320

③ ITE Deferred 計算 → 会計、財務の税金差異を計算 ( 一時差異 × 税率 )

第 10 期 ズレの金額 ( 税務－会計＝＋ 800)x 税率 (40%)= 320 Deferred Tax Asset 発生 1
第 11 期 ズレの金額 ( 税務－会計＝▲ 800)x 税率 (40%)=▲320 Deferred Tax Liablity 発生
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■FAR2 苦手要点整理

■Deferred Income Taxes 補足説明

□ D.T.L や D.T.A は Temporary Difference× 税率で発生する。

□ Permanent Difference の代表例
Fine は損金にならない
Municipal bond interest income は、課税されない

□ 今期の課税所得 × 税率で出た税金の仕訳
Dr. Income tax expense-current XXX
Cr. Income tax payable XXX

□Temporary Difference から発生した D.T.A D.T.L の仕訳

Dr. D.T.A XXX

Cr. Income tax expense-deferred XXX

Dr. Income tax expense-deferred XXX

Cr. D.T.L XXX

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■ フォームを覚えて使いこなそう
(4)Net Periodic Pension Cost (NPPC) (FARⅡ Vol2)

Pension Expense(NPPC) calculation

SIR AGE
+ Current S-ervice costs (increase in PBO) ①
+ I-interest Costs ((also change in PBO) Beg PBO x Discount Rate) ②
- R-eturn on plan assets ③
+ A-mortization of Prior Service Cost (Beg PSC/Average service life)
④
+/- G-ains and Losses ⑤
+ Amortization of E-xisting Net Obligation or Net Asset) ⑥
公式上は上記の通りだが、試験対策上は以下の Box で解く

NPPC NPPC
Service costs Expected Service costs Actual return on
return on Plan Asset
① Plan Asset ① Expected
Interest on PBO ③ = return on
③ Plan Asset
Gain
Interest on PBO ②
⑤
② NPPC Loss,
差額計算 Amortization 他
NPPC
④⑤⑥ 差額計算 3
単純なケース 複雑なケース
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■FAR2 苦手要点整理

■Bank reconciliation

Bank 調整項目
Deposits in transit(DIT) はプラス
Outstanding check はマイナス

Book 調整項目
Note collection はプラス
NSF Check はマイナス

銀行が知らないので、銀行から来たステートメントに書いていないものは、自社
の帳簿と合わせるように調整。逆に銀行からきたステートメントを見ないとわから
ないものは、自社の帳簿を調整。

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■FAR2 苦手要点整理

■ 工事進行基準

全体の工事契約額－最新見積原価
＝全体の GP× 工事進行率（今期までにかかったコスト / 最新見積原価）

二年目以降の当年度額の計算は、前の年までにすでに計上されている
G.P を引くことを忘れずに！

工事進行基準は、最新見積もり原価が１００だった場合に今期コスト３０
使っていれば、「３０％工事が進んだ」と考える。

そして全体の粗利益のうち工事が進んだ分だけの粗利益を今期認識する。
売上も同様にして計算。

工事進行基準でも完成基準でもロスが出る時は即計上。

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■FAR2 苦手要点整理

■Impairment
ステップ 1 BV と undiscounted Future cash flows を比べる。
BV の方が高ければ Impairment

ステップ 2 BV と FV を比べて FV まで Impairment Loss で下げる

減損は、その資産が生み出す毎年の Cash flow の合計金額
（ Undiscounted Future cash flows ）が簿価を下回っている
ときに「この資産は期待外れだ」と考えて、
市場価値（ Discounted Future cash flows ）の額まで資産価値を
下げる事。
Assets held for sale にしたら減価償却をストップし、 FV との差額は減損処理。

■Non monetary assets の交換

相手に渡した資産の FV で新しい資産をもらう。自分の資産を一旦 FV で売却して
入ってきたお金で相手の資産を購入すると考える。

ただし、交換した資産の Cash flow が変わらないとき（商取引の実態：

（ commercial substance) がない場合）は、相手に渡した資産の BV でもらう